JPH05160468A - レーザの光ピグテールアセンブリ及びこれを製造する方法 - Google Patents

レーザの光ピグテールアセンブリ及びこれを製造する方法

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JPH05160468A
JPH05160468A JP4118040A JP11804092A JPH05160468A JP H05160468 A JPH05160468 A JP H05160468A JP 4118040 A JP4118040 A JP 4118040A JP 11804092 A JP11804092 A JP 11804092A JP H05160468 A JPH05160468 A JP H05160468A
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laser light
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Kevin L Sweeney
ケビン・リー・スウィーニー
Michael R Keur
マイケル・ロバート・カー
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BP Corp North America Inc
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 固体レーザの合焦素子16を備えており、平
坦端部と側壁と周辺縁部19dとを有する第1の金属部
材17と、光ファイバ24ピグテールが取り付けられた
整合端部と側壁と周辺縁部22dとを有する第2の金属
部材18と、2つの金属部材17、18を上記平坦端部
間で互いに接合するために周辺縁部19d、22dに付
けられたはんだ接合手段42とを備えている装置。側壁
の少なくとも一つが溝21、34を有していてもよい。
第2の金属部材18は、光ファイバ24が取り付けられ
た口金26を含んでもよい。 【効果】 簡単に組み立てられて、高価な装置を必要と
せずにレーザ源と光ファイバ導波管とを最大パワー変換
するようにはんだを用いて接合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ及びレーザシス
テム一般に関し、特にレーザのための光ピグテールアセ
ンブリ(optical pigtail assembly)及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピグテールアセンブリは、発光ダイオ
ード、ダイオードレーザ又はダイオードレーザにポンプ
される固体レーザのような光源からの出力を、光ファイ
バのような光導波管へ結合するために用いられている。
この光導波管は、光源から導波管への最大パワー変換を
実現するために、レーザの光ピグテールアセンブリ内に
設置される。
【0003】典型的な単一モードの光レーザピグテール
アセンブリにおいて、通常は金属製の缶又はハウジング
内に含まれるレーザ源は、基材に機械的に取り付けられ
ている。屈折率傾斜、平凸レンズ又は球面レンズのよう
なレンズは、レーザ源のハウジング内で窓に近接して固
定設置されている。平凸レンズを用いた場合、レンズの
凸端部が、レンズ源の出力を合焦するために一般にはレ
ーザに向けて配置される。キャップ部材は、これらレー
ザ源及びレンズを覆うように近接して機械的に設置され
る。このキャップ材は、光ファイバのような光導波管が
取り付けられる中央孔を有している。光ファイバは直接
この孔に配置されるか、或いは、口金(ferrule )内に
配置されて孔内に取り付けられる。そして、光ファイバ
及びキャップ材は、レーザ源の出力に関してレーザ源か
ら光ファイバへの光学的パワー変換が最大になるように
配置され、そして精密レーザ溶接具(例えば、フラッシ
ュ溶接)を用いて溶接される。
【0004】このようなレーザの光ピグテールアセンブ
リを製造する他の方法として、種々の部材を一緒に保持
するように、長時間硬化エポキシ(long-term-curing e
poxy)のような接着剤を用いることがあげられる。光フ
ァイバがレーザ源に対しパワー変換最大となるように配
列されるという点において、このときの製造段階は上述
の方法と類似している。長時間硬化エポキシを用いる工
程において、厚さ約50μmエポキシ層が接着される部
材の間に塗られる。組み立てられた部材は、エポキシが
硬化するまでそのままの状態に置かれる。
【0005】アンダーソン(Anderson)の米国特許4,
969,702号は、改良されたエポキシ工程について
述べている。そこでは、光ピグテールアセンブリは、紫
外線(UV)硬化エポキシを用いて製造されるが、この
とき結着される部材間のUV硬化エポキシの厚さは約1
0μmであり、エポキシは各組み立て段階の後に硬化を
増進させるために紫外線を照射させられる。特に、ダイ
オードレーザは支持部材上に固定して設置され、屈折率
傾斜レンズのような合焦部材はダイオードレーザの出力
がこの合焦部材を透過するようにダイオードレーザに対
して設置され、中央孔及びこの孔に垂直な取付表面を有
するキャップ部材はダイオードレーザ及び合焦部材に取
付表面が支持部材と接するように設置され、光ファイバ
ケーブルのような光導波管はキャップ部材の中央孔内に
設置され、キャップ部材及びキャップ部材内の光導波管
は合焦部材を透過するダイオードレーザの出力に対して
ダイオードレーザ光源と光導波管との間の光学的パワー
変換が最大になるように固定して設置される。
【0006】当業者は、レーザ源、レンズ及び光ファイ
バの空間的な配置が重要であり製造工程においてこれら
を一定に保持していなければならないことを理解してい
る。これらの要求を達成するために少なくとも2つの技
術がある。その一つは、ファイバ/レーザアセンブリを
作るように要求されている部材を、部材がまとめられた
ときに部材間で物理的接触があるように、精密に製造す
ることである。接触している部材はレーザ溶接のような
さまざまな方法で結着させられる。この方法の大きな欠
点は、アセンブリに用いられる各部材に高い精度が要求
されることである。
【0007】第2の方法は、部材の機械的精度の許容範
囲を緩和することができるものである。この方法では部
材は、組み立ての際に部材間の間隙が接合するように非
常に近接した状態におかれる。これらの間隙はエポキシ
又はこれと同様の物質で充たされる。この方法の欠点
は、硬化又は冷却の際にエポキシが膨張又は収縮し、組
み立てられた部材の正確な位置が変化することである。
【0008】通常のエポキシを用いることのその他の欠
点は、実質硬化時間(例えば、16時間)が各組み立て
段階に要求されるために、大量生産ができないことであ
る。加えて、エポキシ工程及びレーザ溶接は共に多額の
資金投資を必要とする。つまり、多くのエポキシ工程に
おいては湿度及び振動が制御された部屋が必要とされ、
レーザ溶接工程は高価なレーザ溶接機械を必要とする。
一方、UV硬化エポキシは、近接部材間のエポキシ層が
薄いこと並びに他の種類のエポキシ(長時間硬化、ジャ
イログレードエポキシのような)とちがって一般に接着
力が環境の影響(吸湿のような)を受けないことから、
他の組み立て方法よりも利点を有するものである。しか
し、たいていのエポキシは、収縮(shrink)、クリープ
及び膨張といった効果を有している。さらに、各部材
は、UV硬化エポキシが機能するために、互いに非常に
近接して置かれかつ精密に配置されなければならない。
加えて、ステンレススチール部材がUVエポキシととも
に用いられるが、ステンレススチールはガラスに比して
高い熱伝導性及び比較的大きな熱膨張係数を有してい
る。また、真ちゅう(brass)も同じ問題を抱えてい
る。さらに、もしエポキシの使用に間違いがあれば、ア
センブリは簡単には修理できない。
【0009】要するに、高い光学的パワー結合効率を有
し、熱的特性が良く、かつ、多額の資金投資を必要とし
ない、高い出力で低コストの方法を用いて製造すること
のできる光ピグテールアセンブリが必要とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、レーザの光ピグテールアセンブリ及びこのアセンブ
リを製造するための方法を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、光ファイバのピグテ
ールをダイオードポンプ固体レーザ又は他のレーザ光源
に接合するための組み立て工程を提供することである。
【0012】本発明のその他の目的は、簡単に組み立て
られて高価な装置を必要としないレーザのピグテールア
センブリを提供することである。
【0013】本発明のある特別の目的は、最大パワー変
換するように配列されはんだを用いて固定されたレーザ
のピグテールアセンブリ及びこれを製造する方法を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によると、光ファ
イバのピグテールアセンブリは、レーザ光が放射され第
1の縁部を有する一端部を有する第1の部材と、上記第
1の部材から離間して配置されており、上記第1の縁部
に近接する第2の縁部を有し上記第1の部材からの上記
レーザ光を受信するための整合端部を有する第2の部材
と、上記第1及び第2の縁部の少なくとも一部分に付け
られて上記第1及び第2の部材を接合するはんだ接合手
段とを備えている。
【0015】
【作用】本発明の重大な利点は、製造工程において、環
境制御された部屋、すなわち、各部材を接合するために
高価な装置を必要としないことである。さらに、はんだ
接合手段は長期間にわたって機械的かつ熱的に安定な接
着を約束する。加えて、はんだを用いること及び2つの
部材を互いに非常に近接して置く必要がないことで幾分
機械部材の精密度を緩和することが可能である。
【0016】本発明のその他のさまざまな利益及び特徴
は、以下の実施例に述べられた具体例、特許請求の範囲
及び図面から明らかとなるであろう。
【0017】
【実施例】本発明はさまざまな異なった形式の具体例で
実現可能であるが、図面及び以下の説明において、一つ
の特定の具体例のみが示される。しかしながら、本開示
は本発明の原理を示すものであって、本発明は決してこ
の具体例だけに限られるものではない。
【0018】図1には、ダイオードレーザポンプ固体レ
ーザ13が支持部材14上に固定して設置されたような
光源(レーザ源)すなわちベースアセンブリ12と、合
焦レンズディスクアセンブリ17と、口金ディスクアセ
ンブリ18と、光ファイバ導波管24とを備えている光
ピグテールアセンブリ10が示されている。光ファイバ
導波管24の自由端部は、ひずみ除去部(strain relie
f boot)24cを含んでいる。
【0019】レーザ源12は、レーザ光を出力する窓を
有する金属製のハウジング内に含まれている。光無線通
信伝送において、レーザ源12は、単一モード伝送する
1300及び1550nm並びに多重モード伝送する8
50nmのそれぞれの波長で光学的出力を発生する。あ
る具体例では、レーザ源12として、75mwの赤外線
レーザであるウイスパー(Whisper:イリノイ州のアモ
コレーザカンパニーの登録商標)が用いられた。
【0020】球面(ボール)レンズ又は屈折率傾斜レン
ズのような合焦部材16は、光源12に対しレーザ13
からの出力がこのレンズ16を透過するように設置され
る。本発明の好ましい具体例としては、ボールレンズ1
6は、光源12に対し光源12からの出力がレンズ16
に入射するように設置される。このようにすると、レー
ザ源12から単一モード及び多重モードの光ファイバの
両方への高い結合効率が得られる。
【0021】合焦レンズディスクアセンブリ17の機能
は、レーザ源12に対しレンズ16を正しく位置させる
ことである。合焦レンズディスクアセンブリ17は、ね
じファスナー20(例えば、ソケットヘッドキャップね
じとワッシャ)によってレーザ源12に接合されるディ
スク状支持部材19を備えている。支持部材19の部分
側断面図が図3に示されている。支持部材19は略円筒
形であって、2つの対向する平坦端部19a、19b、
及び円筒形の側壁19cを有している。側壁19cの上
端(図3の方向付けで)には長方形断面の溝21が周囲
に巡らされている。上側の端部19b及び側壁19c
は、角を取った縁部19d及び合焦レンズ16を受け入
れるためのシート表面19eを有している。好ましく
は、支持部材19はインバール−36(INVAR-36;登録
商標)合金のような金属から作られており、低い熱伝導
性及び小さい熱膨張係数を有する加工の容易な材料であ
る。
【0022】口金ディスクアセンブリ18は、レーザ源
12及びレンズ16に近接して設置される。口金ディス
クアセンブリ18は、ディスク状整合部材22(図2参
照)及び口金26を備えている。整合部材22は2つの
対向する平坦端部22a、22b、及び、円筒形の側壁
22cを有している。光ファイバケーブルのような光導
波管24は口金26内に配置されて整合部材22の中央
孔28内に設置される。整合部材22は、両対向端部間
に孔28を越えて設けられた半径方向の深いスロット2
9を有している。これにより、スロット29は比較的細
いブリッジ30により互いに接合される2つの対向整合
部分を定義する。整合部材22の2つの対向部分は、ソ
ケットヘッドキャップねじのようなねじファスナー31
で互いに引かれる。穴32内にあるねじ31はスロット
29と略直角をなす(図2(B)参照)。ねじ31の頭
部は整合部材22のシート表面33に当接する。支持部
材19のように整合部材22は、側壁22c、周囲に巡
らされた長方形断面の溝34、角を取った縁部22dを
有している。ある具体例では、溝34又は21は、0.
060インチの深さ及び0.060インチの幅を有して
いる。整合部材22の端部22aは、溝34から約0.
060インチ離れた位置にある。また、組み立ての便宜
のために、整合部材22は2つの穴35a及び35bを
有している。
【0023】図4において、口金26は光ファイバ24
を整合部材22内に保持するために用いられる。図4に
示された口金26は、イリノイ州のモレックス社(Mole
x ofDes Plaines)で製造されたものである。これはひ
ずみ除去部材24c、差し込み結合ナット、ばね及びC
クリップでできており、ナット、ばね及びCクリップは
図1のピグテールアセンブリには用いられていない。口
金26は、セラミック(アルミナ)からできており、溶
接された高分子のハウジングを有している。口金26
は、整合部材22の平坦端部22bに接触するショルダ
ー部27a、及び、整合部材22の孔28内にぴったり
と合うノーズ部27bを有している。支持部材19のよ
うに整合部材22は、インバール−36(登録商標)合
金のような金属から作られており、低い熱伝導性及び低
い熱膨張性(例えば、カーボンシートの約10分の1)
を有する材料であることが好ましい。
【0024】光ファイバ24を口金26内に設置するた
めに、光ファイバのまわりの防護被覆(sheathing )が
取り除かれ、光ファイバは口金内にその受信端部が口金
の端部26aとほとんど一致するように設置される。孔
28内にある光ファイバ24及び整合部材22は、レー
ザ源12に対して、3つの自由度(すなわち、x、y及
びz;x及びyは2つの平坦端部22a及び19bの平
面であり、zは孔28の軸に平行である)を用いて、レ
ーザ源12から光ファイバ24への光学的パワー変換を
最大にするように設置される。単一モードレーザの光ピ
グテールアセンブリにおいては、直径約9μmのコアを
有する単一モード光ファイバを用いることができ、ま
た、多重モードレーザの光ピグテールアセンブリにおい
ては、直径62μmまでの多重モード光ファイバが用い
られる。
【0025】図5において、上述のレーザの光ピグテー
ルアセンブリ10を製造する工程は、2つのアセンブリ
17及び18を結合すなわち接合するためにはんだを用
いる。この製造工程は、レーザ源12を合焦レンズディ
スクアセンブリ17に取り付けることから始まる。そし
て、レンズ16が、レンズ源12に対し、レーザ源がレ
ンズ16を透過するように固定して設置される。レンズ
16は機械的なばねクリップ又はエポキシによって保持
され得る。そして、光ファイバ24が、口金製造業者の
設計で特定されたように整合部材22の中央孔28への
挿入のために準備される(例えば、光ファイバのまわり
の防護被覆が取り除かれ、光ファイバが口金26に接続
され、そして光ファイバが現れる口金26の端部26a
が研磨される)。
【0026】その後、光ファイバ24を含んだ口金26
は整合部材22の中央孔28内に設置される。口金26
及び光ファイバ24は、ねじファスナー31を用いるこ
とにより決まった場所に機械的に締められて整合部材2
2に取り付けられる。また、この替わりに、エポキシを
用いることもできる。
【0027】それから、口金ディスクアセンブリ18
は、整合部材22の2つの穴35a及び35b内に挿入
されたねじを用いてマイクロポジショナー(microposit
ioner;例えば、ペンシルバニア州アレンタウンのライ
ンツールカンパニー(Line Tool Company)製造のモデ
ルHマイクロポジショナーであって、x、y及びzの動
作軸を有し、縦俯角及び横俯角調節をできる)に配置さ
れる。
【0028】そして、整合部材22は、レーザ源12及
びレンズ16に対し整合部材22の端部22aが支持部
材19から離間するように(例えば、約20/1000
インチ)置かれる。口金26の反対側の光ファイバ24
の端部は、光ファイバ24からの光学的パワーレベルを
判定するために適当なテスト装置(例えば、ニューポー
トオプティカルパワーメータ社(Newport Optical Powe
r Meter)のモデル835)に接続される。パワーがレ
ーザ源12に供給されると整合部材22内にある光ファ
イバ24は、テスト装置により判断されたレーザ源から
光ファイバへのパワー変換が最大となるx、y及びzで
設置される。
【0029】光ファイバ24が精密に設置されると2つ
の部材19及び22の近接した縁部19d及び22d
は、通常のはんだごて40(例えば、先端温度700゜
Fを有する60ワットのはんだごて)を用いて加熱され
る。その後、はんだ42(例えば、ペンシルバニア州ベ
リフォンテのセロメタルプロダクツ社(Cerro Metal Pr
oducts Co.)製造のCERROTRU5800−2或い
はCERROCAST4000−4であり、約280゜
Fの融点をもつ)が部材19及び22の近接した縁部1
9d及び22dの表面に沿って供給される。このとき、
これら縁部の温度は、満足のいくはんだ結合がされるの
に十分な高い温度に保たれるように留意される。インバ
ール部分の低い熱膨張係数及び低い熱伝導性は、熱が拡
散するのを防ぎかつ結合の際に2つのアセンブリ17及
び18が動くことを防止する。
【0030】部材19及び22の周囲に形成された溝2
1及び34が、均一に加熱され得る比較的薄い縁部すな
わちリムを提供するものである。しかし、このような溝
は必要なものではなく、これらがなくても良好な結合が
得られた。好ましくは、各縁部19d及び22dは、部
材19及び22の接合準備の前にあらかじめはんだ(例
えば、鉛すずはんだ合金)で下塗りされる。これにより
均一な結合をすることを補助し、部材19及び22の移
動を防止することができる。
【0031】はんだが冷えた後に、口金ディスクアセン
ブリ18はマイクロポジショナーから外される。そし
て、完成したアセンブリは防護ハウジング(アモコ社に
譲渡されたクロスビー(Crosby)の米国デザイン特許3
12,445参照)内に配置される。
【0032】以上のように、光ファイバをレーザ源に対
して配列して保持するためにはんだを用いて光ピグテー
ルアセンブリ10を製造する方法が述べられた。この方
法は、このアセンブリを製造する時間を実質的に短縮
し、かつ、環境劣化に対して影響を受けにくいアセンブ
リを製造できるものである。2つのサブアセンブリ17
及び18を接合するための総製造時間は5から15分の
間である。経験によって、5分未満で良好なはんだ結合
をすることもできる。はんだ結合の試験の結果、130
0nmでの8μm単一モードファイバが用いられたと
き、−40℃から70℃の間での良好な熱安定性、及
び、0から2.5kHzの周波数範囲で8.6gの力が
加えられたときの良好な振動安定性が示された。さら
に、良好な結合効率(例えば、約80%)が示され、結
合損失が約0.1から1.0dBであることが測定され
た。
【0033】上述の記載から、当業者にとってさまざま
な設計変更が可能であろうことが推測される。従って、
これらの記載は当業者に本発明を実施するためのやり方
を教示するためのものであるとされるものである。本発
明は、材料等をさまざまに変更して実施可能である。例
えば、本発明は光源としてレーザを用いるものとして述
べられたが、本発明の方法及び装置は2つの光ファイバ
導波管の結合及び光ファイバ導波管と器具(光放射を用
いる受信器、例えば、開腹鏡(laparoscope))との結
合にも用いることができる。さらに、光ピグテールアセ
ンブリ10は縁部を有する部材19及び22のような2
つのディスクを用いてはんだ結合されるが、はんだ結合
は、近接する多くの金属表面、互いに同一性のない近接
表面及びその縁部がニッケル鉄合金で被覆された連結表
面(部材)を含む、を用いて形成することができる。つ
まり、本発明の特許請求の範囲の精神から外れることな
く多くの設計変更がなされるものである。もちろん、特
許請求の範囲はこれらの設計変更を含んだものとなって
いる。
【0034】
【発明の効果】簡単に組み立てられて、高価な装置を必
要とせずにレーザ源と光ファイバ導波管とを接合できる
レーザの光ピグテールアセンブリを提供できる。さら
に、最大パワー変換するように配列され、はんだを用い
て固定されるレーザの光ピグテールアセンブリ及びこれ
を製造するための方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザの光ピグテールアセンブリの分
解斜視図である。
【図2】(A)は図1に示された口金ディスクの整合部
材の正面図、(B)はその断面図、(C)はその側面図
である。
【図3】図1に示された合焦レンズディスクアセンブリ
のディスク状支持部材19の部分側断面図である。
【図4】(A)は図1に示された口金の斜視図であり、
(B)は側面図である。
【図5】合焦レンズディスクアセンブリと口金ディスク
アセンブリとが接合されるときの部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 光ピグテールアセンブリ 12 光源(レーザ源) 14 支持部材 16 レンズ(合焦部材) 17 合焦レンズディスクアセンブリ 18 口金ディスクアセンブリ 19 ディスク状支持部材 19b 平坦端部 19c 側壁 19d 縁部 21 溝 22 整合部材 22a 平坦端部 22c 側壁 22d 縁部 24 光ファイバ 26 口金 28 中央孔 29 スロット 34 溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.ダイオードでポンプされる固体レーザ
    及びこの固体レーザの光学的な合焦素子を備えており、
    上記合焦素子から放射されたレーザ光が透過する平坦端
    部と、上記平坦端部に近接する第1の側壁と、上記平坦
    端部と上記第1の側壁との間に位置する第1の周辺縁部
    とを有する第1の金属部材、 b.上記第1の金属部材から離間しており、上記レーザ
    光を受信するように配列されかつ上記合焦素子との間の
    間隙を定める受信端部を有する光ファイバピグテールが
    取り付けられた整合端部と、上記整合端部に近接する第
    2の側壁と、上記第2の側壁と上記整合端部との間に位
    置する第2の周辺縁部とを有する第2の金属部材、並び
    に、 c.上記第1の金属部材と上記第2の金属部材とを互い
    に接合するために上記第1の周辺縁部及び上記第2の周
    辺縁部に付けられたはんだ接合手段を備えている装置。
  2. 【請求項2】上記レーザ光が上記第2の金属部材の所定
    の最大パワー変換領域内で受信される請求項1の装置。
  3. 【請求項3】上記第1の金属部材及び上記第2の金属部
    材が、低い熱伝導性及び小さい熱膨張係数を有する金属
    から作られている請求項1の装置。
  4. 【請求項4】上記第1の側壁及び上記第2の側壁の少な
    くとも一つが、上記平坦端部に近接する位置に溝を有し
    ている請求項1の装置。
  5. 【請求項5】上記第2の金属部材に脱着可能に取り付け
    ることができ、かつ、上記光ファイバピグテールの上記
    受信端部が備え付けられた口金を含んでいる請求項1の
    装置。
  6. 【請求項6】a.レーザ源から放射されたレーザ光が透
    過する端部と第1の周辺縁部とを有する第1の部材を固
    定して設置する、 b.上記第1の部材からの上記レーザ光を受信しかつ上
    記第1の部材と整合する整合端部及び第2の周辺縁部を
    有する第2の部材を、上記第1の部材から上記第2の部
    材に取り付けられた光ファイバの受信端部への上記レー
    ザ光のパワー変換が最大となるように、上記第1の部材
    の上記端部から離間した位置に調節可能に設置する、並
    びに、 c.上記第1の周辺縁部及び上記第2の周辺縁部の少な
    くとも一部分にはんだ手段を用いることによって上記第
    1の部材と上記第2の部材とを接合するという段階を備
    えている方法。
  7. 【請求項7】上記段階aが、加熱されたはんだを受け入
    れやすくするために上記第1の周辺縁部にあらかじめは
    んだを下塗りしておくという段階を含んでいる請求項6
    の方法。
  8. 【請求項8】上記段階bが、加熱されたはんだを受け入
    れやすくするために上記第2の周辺縁部にあらかじめは
    んだを下塗りしておくという段階を含んでいる請求項6
    の方法。
  9. 【請求項9】上記段階aが、レーザ光を透過させるため
    に上記第1の部材内に合焦部材を配置するという段階を
    含んでいる請求項6の方法。
  10. 【請求項10】a.レンズが取り付けられており、この
    レンズから放射されたレーザ光が透過する平坦端部と、
    上記平坦端部に近接する第1の側壁と、上記第1の側壁
    内にあって上記平坦端部に近接する断面が略長方形の周
    辺溝と、上記周辺溝と上記平坦端部との間にあって下塗
    りはんだ手段が付けられた第1の周辺略円形縁部とを有
    する低い熱伝導性及び小さい熱膨張係数を備えた略円筒
    形の第1の金属部材、 b.上記第1の金属部材から離間しており、整合端部を
    有し、上記レンズからの上記レーザ光を受信するように
    配列された受信端部を有する光ファイバピグテールが取
    り付けられ、上記整合端部に近接する第2の側壁を有
    し、上記第2の側壁内にあって上記整合端部に近接する
    断面が略長方形の周辺チャンネルを有し、かつ、上記周
    辺チャンネルと上記整合端部との間にあって下塗りはん
    だ手段が付けられた第2の周辺略円形縁部を有する低い
    熱伝導性及び小さい熱膨張係数を備えた略円筒形の第2
    の金属部材、並びに、 c.上記第1の金属部材と上記第2の金属部材とを互い
    に接合するために上記第1の周辺略円形縁部及び上記第
    2の周辺略円形縁部に付けられたはんだ接合手段を備え
    ている装置。
JP4118040A 1991-04-12 1992-04-10 レーザの光ピグテールアセンブリ及びこれを製造する方法 Pending JPH05160468A (ja)

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