JPH0515970B2 - - Google Patents
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- JPH0515970B2 JPH0515970B2 JP8442288A JP8442288A JPH0515970B2 JP H0515970 B2 JPH0515970 B2 JP H0515970B2 JP 8442288 A JP8442288 A JP 8442288A JP 8442288 A JP8442288 A JP 8442288A JP H0515970 B2 JPH0515970 B2 JP H0515970B2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000003079 width control Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Jigging Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は振動体が所定範囲外の振巾で振動した
とき警報を発するようにした振動機器の振巾警報
装置に関する。
とき警報を発するようにした振動機器の振巾警報
装置に関する。
一般に振動機器の無人運転には、一定の振巾範
囲内での運転が必要であり、それから外れた場合
には警報を発する必要がある。このために従来は
第8図に示すような制御回路を用いていた。
囲内での運転が必要であり、それから外れた場合
には警報を発する必要がある。このために従来は
第8図に示すような制御回路を用いていた。
第8図は従来の電磁振動フイーダ1の定振幅振
動制御回路を示すものであるが、電磁振動フイー
ダ1は公知の構造を有しトラフ2と駆動部3とは
図示しない板ばねを介し結合されており、駆動部
3は電磁石を有しトラフ2側の可動コアを交流的
に吸引してトラフ2を振動させるようにしている
のであるが、駆動部3の電磁石にはサイリスタ5
を介してゲート5aに供給される制御電流に応じ
て制御される駆動電流が供給されるようになつて
いる。トラフ2には振幅検出器4が設けられてお
り、この出力は振幅/電圧変換部6に供給され、
この出力は全波整流回路7により整流されて比較
器14において設定器8に於ける設定振幅と比較
されるようになつている。この比較器14の出力
はPI調節部9及び切替スイツチ12を介して点
弧回路10に供給せられ、比較器14の出力に応
じ電流がサイリスタ5のゲート5aに供給され
る。
動制御回路を示すものであるが、電磁振動フイー
ダ1は公知の構造を有しトラフ2と駆動部3とは
図示しない板ばねを介し結合されており、駆動部
3は電磁石を有しトラフ2側の可動コアを交流的
に吸引してトラフ2を振動させるようにしている
のであるが、駆動部3の電磁石にはサイリスタ5
を介してゲート5aに供給される制御電流に応じ
て制御される駆動電流が供給されるようになつて
いる。トラフ2には振幅検出器4が設けられてお
り、この出力は振幅/電圧変換部6に供給され、
この出力は全波整流回路7により整流されて比較
器14において設定器8に於ける設定振幅と比較
されるようになつている。この比較器14の出力
はPI調節部9及び切替スイツチ12を介して点
弧回路10に供給せられ、比較器14の出力に応
じ電流がサイリスタ5のゲート5aに供給され
る。
これにより電磁振動駆動部3の駆動電流が調節
され、トラフ2が所定の振幅で振動するように制
御されるのであるが、比較器14においてその差
±aが所定値より大きくなると従来は警報回路1
3により警報を発するようにし、且つサイリスタ
点弧回路10の作用により電磁振動フイーダ1を
停止するようにしていた。
され、トラフ2が所定の振幅で振動するように制
御されるのであるが、比較器14においてその差
±aが所定値より大きくなると従来は警報回路1
3により警報を発するようにし、且つサイリスタ
点弧回路10の作用により電磁振動フイーダ1を
停止するようにしていた。
即ち、電磁振動フイーダ1はいわゆる共振式の
振動機器であつてトラフ2に移送材料が付着する
と可動質量が増大し、これによりこの振動系の共
振周波数がこの時の駆動周波数に接近して振幅が
増大する事になり、この移送材料の付着量によつ
てはトラフが可動コアと電磁石との空〓より大き
いような振幅となり可動コアを破損したり或はト
ラフ自体を破損するような事がある。これを防止
するために上述の値+aが所定値以上になると警
報を発すると共に電磁振動フイーダ1を停止する
ようにしている。
振動機器であつてトラフ2に移送材料が付着する
と可動質量が増大し、これによりこの振動系の共
振周波数がこの時の駆動周波数に接近して振幅が
増大する事になり、この移送材料の付着量によつ
てはトラフが可動コアと電磁石との空〓より大き
いような振幅となり可動コアを破損したり或はト
ラフ自体を破損するような事がある。これを防止
するために上述の値+aが所定値以上になると警
報を発すると共に電磁振動フイーダ1を停止する
ようにしている。
また、移送材料の付着量によつては振動系の共
振点を駆動周波数が越えて大きく離れて振巾が低
下する場合もある。比較器14の出力−aが所定
値(絶対値)以上になることがある。このような
場合にも警報を発するようにしている。
振点を駆動周波数が越えて大きく離れて振巾が低
下する場合もある。比較器14の出力−aが所定
値(絶対値)以上になることがある。このような
場合にも警報を発するようにしている。
然るに以上の制御回路は非常に高価であり、単
に振巾が所定範囲を外れたときに警報を発するの
に用いるのにはコストが高すぎるという欠点があ
る。
に振巾が所定範囲を外れたときに警報を発するの
に用いるのにはコストが高すぎるという欠点があ
る。
〔本発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述の問題に鑑みて為され、従来より
低コストで振巾が所定範囲外になると警報を発す
る事が出来る振動機器の振巾警報装置を提供する
事を課題とする。
低コストで振巾が所定範囲外になると警報を発す
る事が出来る振動機器の振巾警報装置を提供する
事を課題とする。
以上の課題は、振動体の振巾が許容範囲を越え
ると警報を発するようにした振動機器の振巾警報
装置において、前記振動体に近接して距離センサ
を配設し、該センサの出力と比較し得る第1、第
2の電気的レベルを設定し、前記振動体の振動中
において、前記距離センサの出力が前記第1、第
2の電気的レベル間から外れたときには警報を発
するようにしたことを特徴とする振動機器の振巾
警報装置によつて解決される。
ると警報を発するようにした振動機器の振巾警報
装置において、前記振動体に近接して距離センサ
を配設し、該センサの出力と比較し得る第1、第
2の電気的レベルを設定し、前記振動体の振動中
において、前記距離センサの出力が前記第1、第
2の電気的レベル間から外れたときには警報を発
するようにしたことを特徴とする振動機器の振巾
警報装置によつて解決される。
あるいは、少なくとも2つの質量を含む振動系
を備え、これら質量のうち一方の一部に距離検知
素子を設け、他方の一部に前記距離検知素子から
所定の間隔をおいて被検知部を設け、前記距離検
知素子の出力と、比較し得る第1、第2の電気的
レベルを設定し、前記振動体の振動中において、
前記距離センサの出力が前記第1、第2の電気的
レベル間から外れたときには警報を発するように
したことを特徴とする振動機器の振巾警報装置に
よつて解決される。
を備え、これら質量のうち一方の一部に距離検知
素子を設け、他方の一部に前記距離検知素子から
所定の間隔をおいて被検知部を設け、前記距離検
知素子の出力と、比較し得る第1、第2の電気的
レベルを設定し、前記振動体の振動中において、
前記距離センサの出力が前記第1、第2の電気的
レベル間から外れたときには警報を発するように
したことを特徴とする振動機器の振巾警報装置に
よつて解決される。
単に1個の距離センサ又は距離検知素子により
振動体の振巾が所定の範囲内にあるかどうかを検
知し、範囲外のときには警報を発するようにして
いるので、装置コストを従来より大巾に低下させ
ることができる。また所定の範囲の大きさによつ
ては従来の定振巾制御に近い安定な振巾を得るこ
とができる。
振動体の振巾が所定の範囲内にあるかどうかを検
知し、範囲外のときには警報を発するようにして
いるので、装置コストを従来より大巾に低下させ
ることができる。また所定の範囲の大きさによつ
ては従来の定振巾制御に近い安定な振巾を得るこ
とができる。
また所定の範囲は電気的レベルによつて設定さ
れるので、その調整は極めて容易である。
れるので、その調整は極めて容易である。
以下、本発明の実施例による振動機器の振巾警
報装置について説明する。
報装置について説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施例の作用原理
を示すものであるが先づこれについて説明する。
第8図に示す電磁振動フイーダ1は振動系として
は第1図に示すように2質量系を示しトラフ2の
質量をm1、駆動側全体の質量をm2、これらを結
合する板ばねのばね定数をk1として第8図では図
示しないが実際にはベース側が地上にばねにより
支持されるか、或はトラフ2が建屋の一部に吊下
げられる。第1図は駆動側3が地上にばねで支持
された場合を示すものであるが、このばね定数を
k2とすれば全体としては第1図で示した振動系を
示し、駆動側に設けられた電磁石に交流を通電す
るとFcosωtなる交番吸引力が発生し、これによ
り質量m1、m2は相互に180゜位相を異ならせた振
動を行うようになつている。即ち第2図で示すよ
うにトラフの振動をT及び駆動側の振動をBとす
れば、第2図に示すような180゜位相を変えた振動
をするのであるが、こゝでトラフ側の振動Tと駆
動側の振動Bで一方から他方をみた相対的な距離
は理論的に求められるトラフの質量m1、及び駆
動側質量m2に応じて決まり、最接近距離l∝
(こゝでAt=トラフの振巾、Am=駆動側の振巾)
更にl∝l/At、及び∝l/Amという関係がある。本 発明の実施例はこのような関係を利用するもので
ある。即ちトラフ2の振幅が所定範囲外にあると
き警報を発生せんとするものであるが、トラフ2
の振幅Atを検出するのではなくてトラフ2と駆
動側3の距離lが所定範囲外になる事を検出して
これにより警報を発生するようにしている。
を示すものであるが先づこれについて説明する。
第8図に示す電磁振動フイーダ1は振動系として
は第1図に示すように2質量系を示しトラフ2の
質量をm1、駆動側全体の質量をm2、これらを結
合する板ばねのばね定数をk1として第8図では図
示しないが実際にはベース側が地上にばねにより
支持されるか、或はトラフ2が建屋の一部に吊下
げられる。第1図は駆動側3が地上にばねで支持
された場合を示すものであるが、このばね定数を
k2とすれば全体としては第1図で示した振動系を
示し、駆動側に設けられた電磁石に交流を通電す
るとFcosωtなる交番吸引力が発生し、これによ
り質量m1、m2は相互に180゜位相を異ならせた振
動を行うようになつている。即ち第2図で示すよ
うにトラフの振動をT及び駆動側の振動をBとす
れば、第2図に示すような180゜位相を変えた振動
をするのであるが、こゝでトラフ側の振動Tと駆
動側の振動Bで一方から他方をみた相対的な距離
は理論的に求められるトラフの質量m1、及び駆
動側質量m2に応じて決まり、最接近距離l∝
(こゝでAt=トラフの振巾、Am=駆動側の振巾)
更にl∝l/At、及び∝l/Amという関係がある。本 発明の実施例はこのような関係を利用するもので
ある。即ちトラフ2の振幅が所定範囲外にあると
き警報を発生せんとするものであるが、トラフ2
の振幅Atを検出するのではなくてトラフ2と駆
動側3の距離lが所定範囲外になる事を検出して
これにより警報を発生するようにしている。
第3図は本発明の第1実施例による振動機器の
振巾警報装置を示すものであるが、本実施例は第
8図に示すような電磁振動フイーダに適用された
場合であり、このトラフ2の一部である可動コア
20に対向する駆動側3の一部、例えば電磁石の
一部21に固定される近接センサー24を備えて
いる。この近接センサー24は一対のナツト2
2,23により電磁石の一部21に螺着固定され
ており、このセンサー24からの検知信号取出用
のケーブル25が図示しない制御回路に接続され
ている。センサー24の検出面からこれに対向す
るトラフ2側の質量の一部20は金属からなつて
おり、この面20aとセンサー24との距離はb
とされ、この状態からトラフ1側及び駆動側3の
振動によりbより更に小さい距離で相近接するの
であるが、この間の距離が所定範囲外になると警
報を発するようにしている。
振巾警報装置を示すものであるが、本実施例は第
8図に示すような電磁振動フイーダに適用された
場合であり、このトラフ2の一部である可動コア
20に対向する駆動側3の一部、例えば電磁石の
一部21に固定される近接センサー24を備えて
いる。この近接センサー24は一対のナツト2
2,23により電磁石の一部21に螺着固定され
ており、このセンサー24からの検知信号取出用
のケーブル25が図示しない制御回路に接続され
ている。センサー24の検出面からこれに対向す
るトラフ2側の質量の一部20は金属からなつて
おり、この面20aとセンサー24との距離はb
とされ、この状態からトラフ1側及び駆動側3の
振動によりbより更に小さい距離で相近接するの
であるが、この間の距離が所定範囲外になると警
報を発するようにしている。
すなわち、ケーブル25に接続される制御回路
にはセンサ24の出力と比較される2つの電気的
レベルが設定されている。センサ24の出力はト
ラフ2及び駆動側質量3の振動により第4A図に
示すように変化する。これらの間の距離に反比例
したレベルの出力が得られるのであるが、制御回
路内にはトラフ2の振巾Atの許容すべき範囲に
応じて電気的レベルS1、S2が設定されている。セ
ンサ24の出力Sのピークが第4A図に示すレベ
ルS1とS2との間にあるときは警報は発生しない
が、レベルS1以下になるか、レベルS2を越えると
警報を発する。なお、センサ24の交流出力Sは
第4B図に示すように全波整流した後にそのピー
クを設定レベルS1、S2と比較するようにしてもよ
い。あるいは半波整流した後に比較するようにし
てもよい。
にはセンサ24の出力と比較される2つの電気的
レベルが設定されている。センサ24の出力はト
ラフ2及び駆動側質量3の振動により第4A図に
示すように変化する。これらの間の距離に反比例
したレベルの出力が得られるのであるが、制御回
路内にはトラフ2の振巾Atの許容すべき範囲に
応じて電気的レベルS1、S2が設定されている。セ
ンサ24の出力Sのピークが第4A図に示すレベ
ルS1とS2との間にあるときは警報は発生しない
が、レベルS1以下になるか、レベルS2を越えると
警報を発する。なお、センサ24の交流出力Sは
第4B図に示すように全波整流した後にそのピー
クを設定レベルS1、S2と比較するようにしてもよ
い。あるいは半波整流した後に比較するようにし
てもよい。
従つて警報により今、この電磁振動フイーダ1
を管理するものがトラフ2が何等かの原因で過大
振巾が過小振巾となつている事を知る。例えばト
ラフ2に移送材料が付着する事により過大又は過
小振巾になつたとすれば、この付着している材料
を除去する事により再び電磁振動フイーダ1のト
ラフは再び許容範囲内で振動するようになる。
を管理するものがトラフ2が何等かの原因で過大
振巾が過小振巾となつている事を知る。例えばト
ラフ2に移送材料が付着する事により過大又は過
小振巾になつたとすれば、この付着している材料
を除去する事により再び電磁振動フイーダ1のト
ラフは再び許容範囲内で振動するようになる。
第5図は本発明の第2実施例を示すものである
が本実施例も電磁振動フイーダに適用され、トラ
フ2側の可動コア取付部40には磁性材でなる接
極子41が一体的に固定されており、これに対向
して電磁石44が空〓gをおいて固定側ブロツク
43に固定されている。電磁石44にはコイル4
5が巻装されており、これに交流が通電されるよ
うになつている。そして可動コア41の側方に突
出して被検知部取付部材47が固定されこれに検
知部としてのボルト50が調節可能に取付けられ
ている。これに対向して電磁石44の側方に突出
してセンサー取付部材46が一体的に形成され、
これに近接センサー48が固定され、これから出
力ケーブル49がやはり図示しない制御回路に接
続されている。更にトラフ2側のコア取付部材4
0は板ばね42の中央部に固定されこの板ばね4
2の両端部は図示しないが固定ベースブロツク4
3に固定されている。これにより公知のようにト
ラフ2側が振動可能に支持されている。また本実
施例では可動コア41と電磁石44の空〓gより
はセンサー48とこれと対向する被検知部50と
の距離Gは大なるように構成されている。
が本実施例も電磁振動フイーダに適用され、トラ
フ2側の可動コア取付部40には磁性材でなる接
極子41が一体的に固定されており、これに対向
して電磁石44が空〓gをおいて固定側ブロツク
43に固定されている。電磁石44にはコイル4
5が巻装されており、これに交流が通電されるよ
うになつている。そして可動コア41の側方に突
出して被検知部取付部材47が固定されこれに検
知部としてのボルト50が調節可能に取付けられ
ている。これに対向して電磁石44の側方に突出
してセンサー取付部材46が一体的に形成され、
これに近接センサー48が固定され、これから出
力ケーブル49がやはり図示しない制御回路に接
続されている。更にトラフ2側のコア取付部材4
0は板ばね42の中央部に固定されこの板ばね4
2の両端部は図示しないが固定ベースブロツク4
3に固定されている。これにより公知のようにト
ラフ2側が振動可能に支持されている。また本実
施例では可動コア41と電磁石44の空〓gより
はセンサー48とこれと対向する被検知部50と
の距離Gは大なるように構成されている。
以上の構成によりセンサー48と被検知部50
との距離が所定範囲外になると上記実施例と同様
に警報を発するのであるが、本実施例ではGはg
より大であるので非常に大きな振動となつてもセ
ンサー48が検知部50と衝突する事はなく、こ
れより先に電磁石44が可動コア41と衝突する
事によりセンサー48は保護される。なお、2、
3度の衝突で、可動コア41や電磁石44が破損
することはない。
との距離が所定範囲外になると上記実施例と同様
に警報を発するのであるが、本実施例ではGはg
より大であるので非常に大きな振動となつてもセ
ンサー48が検知部50と衝突する事はなく、こ
れより先に電磁石44が可動コア41と衝突する
事によりセンサー48は保護される。なお、2、
3度の衝突で、可動コア41や電磁石44が破損
することはない。
第6図及び第7図は本発明の第3実施例による
振動機器の振巾警報装置を示すものであるが本実
施例は振動コンベヤに適用されている。
振動機器の振巾警報装置を示すものであるが本実
施例は振動コンベヤに適用されている。
即ち第6図は振動コンベヤの全体を示すもので
あるがトラフ50はベース51と複数の傾斜板ば
ね52により結合されておりベース51は防振ば
ね56により地上に支持されている。そしてベー
ス51上にはモータやクランク部から成る駆動部
53が設けられ、駆動ロツド54及びシヨツク吸
収用ばね55を介してトラフ50に振動力が伝達
されるようになつている。
あるがトラフ50はベース51と複数の傾斜板ば
ね52により結合されておりベース51は防振ば
ね56により地上に支持されている。そしてベー
ス51上にはモータやクランク部から成る駆動部
53が設けられ、駆動ロツド54及びシヨツク吸
収用ばね55を介してトラフ50に振動力が伝達
されるようになつている。
ベース51には更にセンサ取付支柱59が取付
けられておりこれにセンサ58が取付けられてい
る。そして本実施例ではトラフ50に被検知部材
57が取付けられているのであるがこれは第6図
に示すようにトラフ50の長手方向においてセン
サ58とは相離隔しており、また第7図に示すよ
うにトラフ50とベース51とは180゜位置異なら
せて振動するのであるがこの振動の時に被検知部
材57とセンサ58は衝突しないようにセンサ5
8のセンサー本体60の取付面はトラフ50及び
ベース51の振動方向とは直角方向を向いてい
る。
けられておりこれにセンサ58が取付けられてい
る。そして本実施例ではトラフ50に被検知部材
57が取付けられているのであるがこれは第6図
に示すようにトラフ50の長手方向においてセン
サ58とは相離隔しており、また第7図に示すよ
うにトラフ50とベース51とは180゜位置異なら
せて振動するのであるがこの振動の時に被検知部
材57とセンサ58は衝突しないようにセンサ5
8のセンサー本体60の取付面はトラフ50及び
ベース51の振動方向とは直角方向を向いてい
る。
即ちトラフ50が過大な振巾をしてもセンサー
本体60と部材57が衝突しないように配設され
ている。本実施例においてもトラフ50が所定範
囲外の振巾、すなわちトラフ50とベース51と
の相対的な距離が所定範囲外になると警報を発す
るようにしている。
本体60と部材57が衝突しないように配設され
ている。本実施例においてもトラフ50が所定範
囲外の振巾、すなわちトラフ50とベース51と
の相対的な距離が所定範囲外になると警報を発す
るようにしている。
以上、本発明の各実施例について説明したが、
勿論本発明はこれら実施例に限定される事なく、
本発明の技術的思想に基き種々の変形が可能であ
る。
勿論本発明はこれら実施例に限定される事なく、
本発明の技術的思想に基き種々の変形が可能であ
る。
例えば、以上の実施例では、トラフ側に被検知
部を設け、駆動質量側にセンサを取りつけたが、
これを逆にしてもよい。すなわち、被検知部を駆
動質量側に設け、センサをトラフ側に取り付ける
ようにしてもよい。
部を設け、駆動質量側にセンサを取りつけたが、
これを逆にしてもよい。すなわち、被検知部を駆
動質量側に設け、センサをトラフ側に取り付ける
ようにしてもよい。
又、トラフ側に被検知部を設ける場合に、特別
の部材をこのために設けることなく、例えばトラ
フ側と駆動質量側とを結合する板ばねの一部を被
検知部とするようにセンサを駆動質量側に取り付
けるようにしてもよい。
の部材をこのために設けることなく、例えばトラ
フ側と駆動質量側とを結合する板ばねの一部を被
検知部とするようにセンサを駆動質量側に取り付
けるようにしてもよい。
また以上の実施例では振動系としては2質量系
を説明したが、1質量系にも本発明は適用可能で
ある。この場合には、2質量系で1方の質量は地
球又は大地である。あるいは無限大の質量と考え
るものとする。また、2質量系以上、例えば3質
量振動系にも本発明は適用可能である。
を説明したが、1質量系にも本発明は適用可能で
ある。この場合には、2質量系で1方の質量は地
球又は大地である。あるいは無限大の質量と考え
るものとする。また、2質量系以上、例えば3質
量振動系にも本発明は適用可能である。
本発明の振動機器の振巾警報装置によれば、低
コストで振巾が許容振巾範囲から外れたときには
確実に警報を発生することができる。また許容振
巾範囲を容易に設定することができる。
コストで振巾が許容振巾範囲から外れたときには
確実に警報を発生することができる。また許容振
巾範囲を容易に設定することができる。
第1図は本発明の実施例の原理を説明するため
の2質量系のモデル図、第2図は同モデルの作用
を説明するグラフ、第3図は本発明の第1実施例
の振巾警報装置の要部の正面図、第4A図及び第
4B図は同装置におけるセンサの出力を示すグラ
フ、第5図は同第2実施例の装置の要部の正面
図、第6図は同第3実施例の振動コンベヤの側面
図、第7図は同要部の拡大断面図、及び第8図は
従来例の定振巾制御回路のブロツク図である。 なお図において、20,50,57……被検知
部、24,48,58……センサ。
の2質量系のモデル図、第2図は同モデルの作用
を説明するグラフ、第3図は本発明の第1実施例
の振巾警報装置の要部の正面図、第4A図及び第
4B図は同装置におけるセンサの出力を示すグラ
フ、第5図は同第2実施例の装置の要部の正面
図、第6図は同第3実施例の振動コンベヤの側面
図、第7図は同要部の拡大断面図、及び第8図は
従来例の定振巾制御回路のブロツク図である。 なお図において、20,50,57……被検知
部、24,48,58……センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 振動体の振巾が許容範囲を越えると警報を発
するようにした振動機器の振巾警報装置におい
て、前記振動体に近接して距離センサを配設し、
該センサの出力と比較し得る第1、第2の電気的
レベルを設定し、前記振動体の振動中において、
前記距離センサの出力が前記第1、第2の電気的
レベル間から外れたときには警報を発するように
したことを特徴とする振動機器の振巾警報装置。 2 少なくとも2つの質量を含む振動系を備え、
これら質量のうち一方の一部に距離検知素子を設
け、他方の一部に前記距離検知素子から所定の間
隔をおいて被検知部を設け、前記距離検知素子の
出力と、比較し得る第1、第2の電気的レベルを
設定し、前記振動体の振動中において、前記距離
センサの出力が前記第1、第2の電気的レベル間
から外れたときには警報を発するようにしたこと
を特徴とする振動機器の振巾警報装置。 3 前記振動機器は電磁石型駆動部を有し、前記
両質量の一方の一部は可動コアであり、前記他方
の一部は電磁石であつて、前記距離検知素子と前
記被検知部との前記所定の間隔は前記可動コアと
前記電磁石間の空〓の大きさより大きく設定され
ている請求項2に記載の振動機器の振巾警報装
置。 4 前記距離検知素子及び前記検知部は前記両質
量が過大な振巾で振動しても相互に衝突しないよ
うに前記両質量の一部の振動方向とほヾ直角方向
にある面に取り付けられている請求項2に記載の
振動機器の振巾警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8442288A JPH01257225A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 振動機器の振巾警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8442288A JPH01257225A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 振動機器の振巾警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01257225A JPH01257225A (ja) | 1989-10-13 |
JPH0515970B2 true JPH0515970B2 (ja) | 1993-03-03 |
Family
ID=13830149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8442288A Granted JPH01257225A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 振動機器の振巾警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01257225A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10156480B2 (en) * | 2009-09-03 | 2018-12-18 | Rosemount Inc. | Thermowell vibration frequency diagnostic |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP8442288A patent/JPH01257225A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01257225A (ja) | 1989-10-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |