JPH05159111A - 印字ヘッドキャリッジのガイド構造 - Google Patents
印字ヘッドキャリッジのガイド構造Info
- Publication number
- JPH05159111A JPH05159111A JP29065191A JP29065191A JPH05159111A JP H05159111 A JPH05159111 A JP H05159111A JP 29065191 A JP29065191 A JP 29065191A JP 29065191 A JP29065191 A JP 29065191A JP H05159111 A JPH05159111 A JP H05159111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print head
- guide
- bearing
- head carriage
- guide shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ヘッドの打撃で発生する音がキャリッジ
からガイドシャフトに伝達するのを減少させてプリンタ
の騒音を低減化する。 【構成】 キャリッジ4に圧入される軸受けは、アウタ
スリーブ1とインナスリーブ3とその間にラミネートさ
れた充填材2より構成されている。印字ヘッドから発生
する打撃音はキャリッジ4から軸受けを介してガイドシ
ャフト5に伝達されるが、軸受けの充填材2で音の多く
は遮断されることになるので、ガイドシャフトに伝達す
る音は少なくなる。これにより、プリンタの騒音を下げ
ることができる。
からガイドシャフトに伝達するのを減少させてプリンタ
の騒音を低減化する。 【構成】 キャリッジ4に圧入される軸受けは、アウタ
スリーブ1とインナスリーブ3とその間にラミネートさ
れた充填材2より構成されている。印字ヘッドから発生
する打撃音はキャリッジ4から軸受けを介してガイドシ
ャフト5に伝達されるが、軸受けの充填材2で音の多く
は遮断されることになるので、ガイドシャフトに伝達す
る音は少なくなる。これにより、プリンタの騒音を下げ
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置、さらに詳
しくいえば該プリンタ装置における印字ヘッドキャリッ
ジのガイド構造に関する。
しくいえば該プリンタ装置における印字ヘッドキャリッ
ジのガイド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の印字ヘッドキャリッジのガ
イド構造の斜視図を示す。印字ヘッド13を搭載したキ
ャリッジ11はガイドシャフト12によって左右の矢印
方向に案内されるように構成されている。キャリッジ1
1には軸受け10が圧入されており、この軸受け10が
ガイドシャフト12を摺動することにより、キャリッジ
11が案内される。印字ヘッド13が図示しない帳票紙
をインクリボンを介して殴打することによりプリントが
行われる。
イド構造の斜視図を示す。印字ヘッド13を搭載したキ
ャリッジ11はガイドシャフト12によって左右の矢印
方向に案内されるように構成されている。キャリッジ1
1には軸受け10が圧入されており、この軸受け10が
ガイドシャフト12を摺動することにより、キャリッジ
11が案内される。印字ヘッド13が図示しない帳票紙
をインクリボンを介して殴打することによりプリントが
行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリンタの
印字時には、印字ヘッドがインクリボンを打撃する音が
キャリッジ11,ガイドシャフト12,図示しないフレ
ームに伝達して、共鳴と振動を引き起こし、騒音の一因
となっていた。これは図6および図7に示すように従来
の軸受け10およびガイドシャフト7が金属で一体構造
になっているからであると考えられる。本発明の目的は
印字時に発生するインクリボンの打撃音のフレームへの
伝達を軽減化することにより振動と騒音の低減化を図っ
た印字ヘッドキャリッジのガイド構造を提供することに
ある。
印字時には、印字ヘッドがインクリボンを打撃する音が
キャリッジ11,ガイドシャフト12,図示しないフレ
ームに伝達して、共鳴と振動を引き起こし、騒音の一因
となっていた。これは図6および図7に示すように従来
の軸受け10およびガイドシャフト7が金属で一体構造
になっているからであると考えられる。本発明の目的は
印字時に発生するインクリボンの打撃音のフレームへの
伝達を軽減化することにより振動と騒音の低減化を図っ
た印字ヘッドキャリッジのガイド構造を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による印字ヘッドキャリッジのガイド構造は印
字ヘッドキャリッジに圧入した軸受けにガイドシャフト
を挿通して前記印字ヘッドキャリッジの案内を行うガイ
ド構造において、前記軸受けを、前記ガイドシャフトと
摺動する摺動部と、前記キャリッジに圧入する圧入部
と、前記摺動部と圧入部の間に充填された充填材とから
構成してある。また、印字ヘッドキャリッジに圧入した
軸受けにガイドシャフトを挿通して前記印字ヘッドキャ
リッジの案内を行うガイド構造において、前記ガイドシ
ャフトの表面を、摺動特性を有する樹脂をコーティング
して構成してある。
に本発明による印字ヘッドキャリッジのガイド構造は印
字ヘッドキャリッジに圧入した軸受けにガイドシャフト
を挿通して前記印字ヘッドキャリッジの案内を行うガイ
ド構造において、前記軸受けを、前記ガイドシャフトと
摺動する摺動部と、前記キャリッジに圧入する圧入部
と、前記摺動部と圧入部の間に充填された充填材とから
構成してある。また、印字ヘッドキャリッジに圧入した
軸受けにガイドシャフトを挿通して前記印字ヘッドキャ
リッジの案内を行うガイド構造において、前記ガイドシ
ャフトの表面を、摺動特性を有する樹脂をコーティング
して構成してある。
【0005】
【作用】上記構成によれば、インクリボンの打撃音の伝
達が少なくなり、振動および騒音が低減化する。
達が少なくなり、振動および騒音が低減化する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1(a)および(b)は本発明による印字
ヘッドキャリッジのガイド構造に用いる軸受けを示す側
面図および正面図である。軸受けはキャリッジに圧入す
るアウタスリーブ(圧入部)1とガイドシャフトに摺動
するインナスリーブ(摺動部)3との間に充填材12が
ラミネートされて構成されている。
説明する。図1(a)および(b)は本発明による印字
ヘッドキャリッジのガイド構造に用いる軸受けを示す側
面図および正面図である。軸受けはキャリッジに圧入す
るアウタスリーブ(圧入部)1とガイドシャフトに摺動
するインナスリーブ(摺動部)3との間に充填材12が
ラミネートされて構成されている。
【0007】図2は本発明による印字ヘッドキャリッジ
のガイド構造の第1の実施例を示す正面図である。図1
の軸受けのアウタスリーブ1がキャリッジ4に圧入さ
れ、軸受けのインナスリーブ3にガイドシャフト5が挿
通されている。
のガイド構造の第1の実施例を示す正面図である。図1
の軸受けのアウタスリーブ1がキャリッジ4に圧入さ
れ、軸受けのインナスリーブ3にガイドシャフト5が挿
通されている。
【0008】図3(a)および(b)は本発明による印
字ヘッドキャリッジのガイド構造に用いるガイドシャフ
トを示す側面図および正面図である。ガイドシャフトは
鋼6の軸に摺動特性のある樹脂7がコーティングされて
構成されている。
字ヘッドキャリッジのガイド構造に用いるガイドシャフ
トを示す側面図および正面図である。ガイドシャフトは
鋼6の軸に摺動特性のある樹脂7がコーティングされて
構成されている。
【0009】図4は本発明による印字ヘッドキャリッジ
のガイド構造の第2の実施例を示す正面図である。キャ
リッジ4に圧入された軸受け8に図3の樹脂7をコーテ
ィングしたガイドシャフトが挿通されている。
のガイド構造の第2の実施例を示す正面図である。キャ
リッジ4に圧入された軸受け8に図3の樹脂7をコーテ
ィングしたガイドシャフトが挿通されている。
【0010】
【発明の効果】本発明による印字ヘッドキャリッジにお
けるガイド構造は以上のように構成されているので、以
下のような種々の効果を得ることができる。まず、アウ
タスリーブとインナスリーブの間に充填材をラミネート
して構成した軸受けまたは鋼の軸に摺動特性のよい樹脂
をコーティングしたガイドシャフトにより印字ヘッドの
打撃音のフレームへの伝達を軽減化でき、フレームの共
鳴と振動を少なくしてプリンタの騒音を低減化できる。
けるガイド構造は以上のように構成されているので、以
下のような種々の効果を得ることができる。まず、アウ
タスリーブとインナスリーブの間に充填材をラミネート
して構成した軸受けまたは鋼の軸に摺動特性のよい樹脂
をコーティングしたガイドシャフトにより印字ヘッドの
打撃音のフレームへの伝達を軽減化でき、フレームの共
鳴と振動を少なくしてプリンタの騒音を低減化できる。
【0011】また、鋼の軸の周囲に摺動特性を有する樹
脂をラミネートしているので、従来のガイドシャフトの
ようにサビ対策と耐磨耗対策のためにメッキ処理を施す
必要がない。さらに、ガイドシャフト自体摺動特性を有
するので、組み合わされる軸受けは摺動特性を有する必
要がなく、コストの低減化につながる。
脂をラミネートしているので、従来のガイドシャフトの
ようにサビ対策と耐磨耗対策のためにメッキ処理を施す
必要がない。さらに、ガイドシャフト自体摺動特性を有
するので、組み合わされる軸受けは摺動特性を有する必
要がなく、コストの低減化につながる。
【図1】(a)および(b)は本発明による印字ヘッド
キャリッジのガイド構造を構成する軸受けを示す側面図
および正面図である。
キャリッジのガイド構造を構成する軸受けを示す側面図
および正面図である。
【図2】本発明による印字ヘッドキャリッジのガイド構
造の第1の実施例を示す正面図である。
造の第1の実施例を示す正面図である。
【図3】(a)および(b)は本発明による印字ヘッド
キャリッジのガイド構造を構成するシャフトを示す側面
図および正面図である。
キャリッジのガイド構造を構成するシャフトを示す側面
図および正面図である。
【図4】本発明による印字ヘッドキャリッジのガイド構
造の第2の実施例を示す正面図である。
造の第2の実施例を示す正面図である。
【図5】従来の印字ヘッドキャリッジのガイド構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】(a)および(b)は従来の軸受けを示す側面
図および正面図である。
図および正面図である。
【図7】(a)および(b)は従来のガイドシャフトを
示す側面図および正面図である。
示す側面図および正面図である。
1…アウタスリーブ 2…充填材 3…インナスリーブ 4…キャリッジ 5…ガイドシャフト 6…鋼 7…樹脂 10…軸受け 11…キャリッジ 12…ガイドシャフト 13…印字ヘッド 14…ステー 15…メッキ 16…鋼
Claims (2)
- 【請求項1】 印字ヘッドキャリッジに圧入した軸受け
にガイドシャフトを挿通して前記印字ヘッドキャリッジ
の案内を行うガイド構造において、前記軸受けを、前記
ガイドシャフトと摺動する摺動部と、前記キャリッジに
圧入する圧入部と、前記摺動部と圧入部の間に充填され
た充填材とから構成したことを特徴とする印字ヘッドキ
ャリッジのガイド構造。 - 【請求項2】 印字ヘッドキャリッジに圧入した軸受け
にガイドシャフトを挿通して前記印字ヘッドキャリッジ
の案内を行うガイド構造において、前記ガイドシャフト
の表面を、摺動特性を有する樹脂をコーティングして構
成したことを特徴とする印字ヘッドキャリッジのガイド
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29065191A JPH05159111A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 印字ヘッドキャリッジのガイド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29065191A JPH05159111A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 印字ヘッドキャリッジのガイド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159111A true JPH05159111A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=17758731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29065191A Pending JPH05159111A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 印字ヘッドキャリッジのガイド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05159111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005172234A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-30 | Smc Corp | アクチュエータ |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP29065191A patent/JPH05159111A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005172234A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-30 | Smc Corp | アクチュエータ |
JP4682302B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2011-05-11 | Smc株式会社 | アクチュエータ |
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