JPH05159094A - 分離型自動読書機 - Google Patents

分離型自動読書機

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JPH05159094A
JPH05159094A JP3324517A JP32451791A JPH05159094A JP H05159094 A JPH05159094 A JP H05159094A JP 3324517 A JP3324517 A JP 3324517A JP 32451791 A JP32451791 A JP 32451791A JP H05159094 A JPH05159094 A JP H05159094A
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JP
Japan
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reading
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Pending
Application number
JP3324517A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Okita
義憲 大喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05159094A publication Critical patent/JPH05159094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動読書機を携帯用機器として利用できるよ
うにする。また1台の文字読取装置に対して複数の音声
合成装置をそれぞれ離れた場所で使用できるようにす
る。 【構成】 自動読書機の冊子原稿読取装置と音声合成装
置とをわけ、分離型とし、両者のアクセスをメディアで
行うようにする。また音声合成装置に文字表示部を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字読取装置により
読み取ったデータを音声により出力あるいは文字により
表示する分離型自動読書機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動読書機では文字読取部と音
声合成部が一体的に構成されており、ページめくり装置
が原稿台上の冊子原稿を改ページし、開かれたページの
文字をOCR(光学式文字読取装置)などの文字読取装
置により読み取り、A/D変換し音声合成装置によりス
ピーカから音声として出力している。
【0003】図4は、従来の自動読書機の外観概略図で
ある。自動読書機本体100には引き出し式原稿台9
1、操作盤92、スピーカ93、ヘッドホン94などが
設けられ、内部にはページめくり装置、OCR、音声合
成装置などが設けられている。
【0004】引き出し式原稿台91の上に冊子原稿B’
を載置して引き出し式原稿台91を押し込み読取動作を
行う。
【0005】図5は、同自動読書機のブロック図であ
る。文字読取部80は、自動的に改ページするページめ
くり装置90、CPU81、A/D変換器82、ライン
センサ83、プログラム用ROM84、ワーク用RAM
85、ROM(辞書)86などより構成され、音声合成
部70は、CPU71、デジタルシグナルプロセッサ
(DSP)72、プログラム用ROM73、ワーク用R
AM74、ROM(辞書)75、スピーカ93などより
構成されている。
【0006】冊子原稿B’が原稿台にセットされるとラ
インセンサ83が文字を読み取り、A/D変換器82に
よりデジタル信号に変換しワーク用RAM85にストッ
クする。ストックされた文字は音声合成用のCPU71
およびDSP72を介してアナログ信号に変換されスピ
ーカ93から音声として出力される。またヘッドホンか
らも音声として出力することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
よな自動読書機では次のような欠点があった。文字読取
部と音声合成部とが一体的であるため、必然的に装置が
大型となり固定設置型機器としての利用に限定され、携
帯用機器として利用することは不可能であった。
【0008】さらに、文字読取部と音声合成部とが1対
1であり、複数人で利用する場合、全ての人が装置の近
くに集まる必要があり、離れた場所でそれぞれが利用す
ることができなかった。
【0009】そこでこの発明の目的は、携帯用として使
用できるとともに、1台の文字読取装置に対して複数の
音声合成装置をそれぞれ離れた場所で使用できる分離型
自動読書機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この出願に係る第1の発
明の分離型自動読書機では、ページめくり装置と文字読
取装置とを備え、前記文字読取装置が読み取ったデータ
をメディアに書き込む冊子原稿読取装置と、前記冊子原
稿読取装置とは分離し、前記メディアに書き込まれたデ
ータを読み取り音声に変換する音声合成装置と、を設け
たことを特徴とする。
【0011】この出願に係る第2の発明のでは、請求項
1記載の分離型自動読書機において、前記音声合成装置
に、メディアに書き込まれたデータを文字表示する表示
装置を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】この出願に係る第1の発明の分離型自動読書機
では、冊子原稿読取装置と音声合成装置とが分離してい
る。先ず冊子原稿読取装置において、ページめくり装置
により改ページされたページの文字を文字読取装置が読
み取ったデータをメディア(例えばICメモリカードな
ど)にストックする。次に前記メディアを、冊子原稿読
取装置とは分離している音声合成装置に装着して、スト
ックされた前記データを読み取り音声を合成してスピー
カより出力する。従って、音声合成装置とデータのスト
ックされたメディアを携帯することにより、冊子原稿読
取装置が読み取ったデータをいかなる場所においても聞
くことができる。また音声合成装置と前記メディアを複
数個用意することにより、複数箇所に存在する複数人が
任意の時刻に使用することができる。
【0013】この出願に係る第2の発明の分離型自動読
書機では、第1の発明の分離型自動読書機の音声合成装
置にデータを文字で表示する表示装置を設けたので、文
字により出力することができ、目読を好む人、難聴者、
静寂の必要な場所での読書、一台の音声合成装置で複数
人が読書する場合など、様々な条件に対応できる。
【0014】
【実施例】図1は、この出願の第1と第2の発明の実施
例である分離型自動読書機の外観概略図であり、図1
(A)が冊子原稿読取装置、図1(B)が音声合成装置
である。なお、この分離型自動読書機ではメディアとし
てICメモリカードを使用している。
【0015】図1(A)の冊子原稿読取装置について説
明する。冊子原稿読取装置本体10には、引き出し式の
原稿台11、操作盤12、ICメモリカード挿入口1
3、原稿台に載置し難い新聞あるいは雑誌などの原稿P
を読み取るハンディスキャナ14などが配設されてい
る。また本体10の内部には後述のページめくり装置
(図示していない)、OCR装置(図示していない)な
どが設けられている。
【0016】原稿台11の上に冊子原稿Bを開いた状態
で載置し、原稿台11を本体10の中へ押し込むと同時
に、ICメモリカード挿入口13にICメモリカード3
を矢印aの方向に装着する。操作盤12のキー操作など
によりOCR装置が読取動作を行い、改ページの際には
ページめくり装置により改ページが行われる。読み取ら
れたデータは、A/D変換されICメモリカードに書き
こまれる。
【0017】図1(B)の音声合成装置について説明す
る。音声合成装置本体20にはスピーカ21、表示部2
2、ヘッドホン23、操作盤24、ICメモリカード挿
入口25などが配設されている。
【0018】音声合成装置本体20は、携帯可能な小型
なものであり、スピーカ21、表示部22、ヘッドホン
23、操作盤24、ICメモリカード挿入口25などが
配設されている。冊子原稿読取装置により冊子原稿のデ
ータがストックされたICメモリカード3をICメモリ
カード挿入口25に矢印へ方向へ装着して、そのデータ
を読み取り図示せぬデジタルシグナルプロセッサを介し
て音声としてスピーカ21またはヘッドホン23より出
力するか、あるいは表示素子により表示部22に文字を
表示する。
【0019】図2は、同分離型自動読書機のブロック図
であり、図2(A)は冊子原稿読取装置のブロック図で
あり、図2(B)は音声合成装置のブロック図である。
【0020】図2(A)の冊子原稿読取装置では、CP
U50は装置全体の制御を司り、CPU50をコントロ
ールするためのプログラム用ROM50a、ワーク用R
AM50b、辞書用ROM50cが接続されている。ま
たページめくり装置70、冊子原稿Bの文字を読み取る
イメージセンサ52の信号をA/D変換するA/D変換
器51、各動作をコントロールする各種キー群53、I
Cメモリカード・インタフェース31(本実施例ではJ
EIDA仕様の68PINコネクタ(オス))が接続さ
れている。ICメモリカード3は電池でバックアップさ
れたメモリ(本実施例ではRAM)32と、前記ICメ
モリカード・インタフェース31に接続するための68
PINコネクタなどにより構成されている。
【0021】原稿台に冊子原稿Bがセットされると、イ
メージセンサ52により冊子原稿に印刷された活字をイ
メージデータとして読み取り、51でA/D変換して、
次にCPU50がプログラム用ROM50a、ワーク用
RAM50b、辞書用ROM50cのコントロールのも
とにテキストデータに変換する。予め冊子原稿読取装置
に接続されたICメモリカード3のメモリ32に、キー
群53のキー操作によりデータを書き込む。テキストデ
ータの書き込まれたICメモリカード3は後述の音声合
成装置に接続され、音声あるいは文字に再生される。
【0022】図2(B)の音声合成装置では、CPU6
0が全体の制御を司り、CPU60をコントロールする
ためのプログラム用ROM60a、ワーク用RAM60
b、辞書用ROM60cが接続されている。またCPU
60には、文字表示のための表示素子62、ICメモリ
カード・インタフェース31、各種操作を行うためのキ
ー群61、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)63
が接続され、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)6
3にはさらにD/A変換器64からスピーカ21に接続
するアンプカイロ65と接続されている。
【0023】音声合成装置のICメモリカード・インタ
フェース31のコネクタに上述のようにテキストデータ
が書き込まれたICメモリカード3のコネクタを接続
し、CPU60はプログラムROM60aによりデータ
を呼び出し、表示素子62に文字データとして出力す
る。同時に(あるいは)DSP63、D/A変換器6
4、アンプ65により音声信号に変換しスピーカ21か
ら音声として出力する。
【0024】なお、ICメモリカード・インタフェース
はJEIDA仕様の68PINコネクタに限られるもの
ではない。
【0025】図3は、同分離型自動読書機に適用されて
いるページめくり装置の概略図である。本実施例では吸
着式ページめくり装置を用いている。
【0026】吸着式ページめくり装置70には吸着パッ
ド71、支持棒72、アーム73、モータ74、ガイド
板75、エアー管76などが含まれている。支持棒72
は2段構造となっていてエアー管72aを介してエアー
を投入・切断することにより伸縮するようになってい
る。支持棒72にはモータ74の回転を伝達するアーム
73がアームガイド部73aで固定され、モータ74を
駆動させるとアーム73が回動する。アームガイド部7
3aはガイド板75に形成されたスリット75aに沿っ
て移動し、吸着パッド71を円弧状(改ページ時のペー
ジ先端部の軌道)に移動させる。吸着パッド71のエア
ー吸着、切断はエアー管76による。
【0027】改ページ動作は、支持棒72を伸ばすこと
により吸着パッド71を改ページしたいページB1の端
部中央の上に移動し、ページB1に押し当てページB1
を吸着する。モータ74を回転させるとアーム73が回
転し、アームガイド部73aがガイド板75のスリット
75aに沿って円弧状に移動する。吸着パッド71の面
の向きは支持棒72に対してほぼ垂直に固定されている
ため、円弧の半径方向と常に平行になる。吸着パッド7
1がほぼ180度移動すると、エアー吸着を停止し支持
棒72を縮めて、吸着パッド71を冊子原稿Bの外部へ
と移動して、改ページを終了する。
【0028】なお、本実施例では文字読取装置としてO
CRを、ページめくり装置として吸着式ページめくり装
置を用いたが、これらに限られるものではなく、また装
置の外観なども本実施例に限られるものではない。文字
読取装置が読み取ったデータをメディアに書き込み、そ
のメディアを音声合成装置で再生できるものであれば差
し支えなく、メディアとしては、ICメモリカードのほ
か、光カード、CDROM、フロッピーディスクなどが
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自動
読書機の冊子原稿読取装置と音声合成装置を分けて分離
型とし、冊子原稿読取装置で読み取ったデータをICメ
モリカードなどのメディアに書き込み、そのメディアを
介して音声合成装置がデータを再生するようにしたの
で、小型である音声合成装置を携帯して用いることがで
きる。また冊子原稿読取装置一台に対し複数の音声合成
装置を使用できるため、離れた場所で複数の人が任意の
時にデータを再生することができる。さらに、データを
メディアにストックするため夜間などに処理を行うこと
ができ効率が高くなる。
【0030】また、音声合成装置にメディアに書き込ま
れたデータを文字表示する表示装置を設けたので、目読
を好む人、難聴者、夜間など文字表示にして、離れた場
所にある本を読書することができる。
【0031】従って、操作性、サービス性の向上、効率
の増大を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の第1と第2の発明の実施例である分
離型自動読書機の外観概略図であり、図1(A)が冊子
原稿読取装置、図1(B)が音声合成装置である。
【図2】同分離型自動読書機のブロック図であり、図2
(A)は冊子原稿読取装置のズロック図、図2(B)は
音声合成装置のブロック図である。
【図3】同分離型自動読書機に適用されているページめ
くり装置の概略図である。
【図4】従来の自動読書機の外観概略図である。
【図5】従来の自動読書機のブロック図である。
【符号の説明】
10 冊子原稿読取装置 20 音声合成装置 21 ヘッドホン 22 表示部 3 ICメモリカード(本実施例のメディア) 54 ページめくり装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページめくり装置と文字読取装置とを備
    え、前記文字読取装置が読み取ったデータをメディアに
    書き込む冊子原稿読取装置と、 前記冊子原稿読取装置とは分離し、前記メディアに書き
    込まれたデータを読み取り音声に変換する音声合成装置
    と、 を設けたことを特徴とする分離型自動読書機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分離型自動読書機におい
    て、 前記音声合成装置に、メディアに書き込まれたデータを
    文字表示する表示装置を設けたことを特徴とする分離型
    自動読書機。
JP3324517A 1991-12-09 1991-12-09 分離型自動読書機 Pending JPH05159094A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3324517A JPH05159094A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 分離型自動読書機

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JPH05159094A true JPH05159094A (ja) 1993-06-25

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ID=18166687

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JP (1) JPH05159094A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061620A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 頁めくり装置及び書画カメラシステム
JP2014061619A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 頁めくり装置及び書画カメラシステム
CN107009778A (zh) * 2017-03-31 2017-08-04 浙江大学 一种纸质书语音朗读书签系统及方法

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