JPH0612011A - 自動読書機 - Google Patents
自動読書機Info
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- JPH0612011A JPH0612011A JP4169572A JP16957292A JPH0612011A JP H0612011 A JPH0612011 A JP H0612011A JP 4169572 A JP4169572 A JP 4169572A JP 16957292 A JP16957292 A JP 16957292A JP H0612011 A JPH0612011 A JP H0612011A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- memory card
- reading machine
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- cassette tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】携帯用としての機能を合わせ持たせることによ
り、複数人が離れた場所で、異なった時間に利用できる
ようにした自動読書機を提供する。 【構成】冊子原稿Bの開かれた頁の文字をイメージセン
サ31によって読み取り、CPU33にてテキストデー
タに変換し、次のDPS38にてデジタル音声データに
変換し、この後アナログ音声データに変換してスピーカ
4より出力するとともに、デジタル音声データは、着脱
可能なICメモリカード8に記憶し、アナログ音声デー
タは着脱可能なカセットテープ6に録音して、別個に利
用可能とする。
り、複数人が離れた場所で、異なった時間に利用できる
ようにした自動読書機を提供する。 【構成】冊子原稿Bの開かれた頁の文字をイメージセン
サ31によって読み取り、CPU33にてテキストデー
タに変換し、次のDPS38にてデジタル音声データに
変換し、この後アナログ音声データに変換してスピーカ
4より出力するとともに、デジタル音声データは、着脱
可能なICメモリカード8に記憶し、アナログ音声デー
タは着脱可能なカセットテープ6に録音して、別個に利
用可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冊子原稿を原稿台に載
せて内部に収容する読書機本体に、この冊子原稿の開か
れた頁の文字を読み取る文字読取装置と、読み取った文
字を合成音声に変換して出力する音声合成装置と、冊子
原稿の頁をめくる頁めくり装置とを備えた自動読書機に
関する。
せて内部に収容する読書機本体に、この冊子原稿の開か
れた頁の文字を読み取る文字読取装置と、読み取った文
字を合成音声に変換して出力する音声合成装置と、冊子
原稿の頁をめくる頁めくり装置とを備えた自動読書機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動読書機では、文字読取装置
と音声合成装置とが一体的に構成されている。図6は、
このような従来の自動読書機の外観を示している。
と音声合成装置とが一体的に構成されている。図6は、
このような従来の自動読書機の外観を示している。
【0003】すなわち、読書機本体81には、その一側
部に引き出し式の原稿台82が設けられており、上面に
は各種操作キーを備えた操作盤83が設けられている。
また、読書機本体81の他の一側部にスピーカ84とヘ
ッドホン85とが設けられている。また、図示は省略し
ているが、読書機本体81内には、原稿台82に載せら
れた冊子原稿Bの開かれた頁の文字を読み取る文字読取
装置、読み取った文字を合成音声に変換して出力する音
声合成装置、及び冊子原稿Bの頁を1頁づつめくる頁め
くり装置が設けられている。
部に引き出し式の原稿台82が設けられており、上面に
は各種操作キーを備えた操作盤83が設けられている。
また、読書機本体81の他の一側部にスピーカ84とヘ
ッドホン85とが設けられている。また、図示は省略し
ているが、読書機本体81内には、原稿台82に載せら
れた冊子原稿Bの開かれた頁の文字を読み取る文字読取
装置、読み取った文字を合成音声に変換して出力する音
声合成装置、及び冊子原稿Bの頁を1頁づつめくる頁め
くり装置が設けられている。
【0004】この自動読書機によれば、頁めくり装置が
原稿台82上に載せられた冊子原稿Bの頁を1頁づつめ
くり、開かれた頁の文字をOCR等の文字読取装置によ
り読み取り、読み取ったイメージデータをA/D変換し
た後、音声合成装置により音声データに変換して、スピ
ーカ84又はヘッドホン85より音声として出力してい
る。
原稿台82上に載せられた冊子原稿Bの頁を1頁づつめ
くり、開かれた頁の文字をOCR等の文字読取装置によ
り読み取り、読み取ったイメージデータをA/D変換し
た後、音声合成装置により音声データに変換して、スピ
ーカ84又はヘッドホン85より音声として出力してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動読書機では、文字読取装置と音声合成装置とが一体的
であるため、必然的に装置が大型化するとともに、固定
設置型の機器としての利用に限定され、携帯用機器とし
ての機能を合わせ持たせることは困難であった。つま
り、文字読取装置と音声合成装置とが一体化されている
ため、複数人で利用する場合、全ての人が自動読書機の
側に集まる必要があり、それぞれの人の都合により、離
れた場所で異なった時間に利用するといったことができ
なかった。
動読書機では、文字読取装置と音声合成装置とが一体的
であるため、必然的に装置が大型化するとともに、固定
設置型の機器としての利用に限定され、携帯用機器とし
ての機能を合わせ持たせることは困難であった。つま
り、文字読取装置と音声合成装置とが一体化されている
ため、複数人で利用する場合、全ての人が自動読書機の
側に集まる必要があり、それぞれの人の都合により、離
れた場所で異なった時間に利用するといったことができ
なかった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、携帯用としての機能を合わせ持たせる
ことにより、複数人が離れた場所で、異なった時間に利
用できるようにした自動読書機を提供することにある。
で、その目的は、携帯用としての機能を合わせ持たせる
ことにより、複数人が離れた場所で、異なった時間に利
用できるようにした自動読書機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の自動読書機は、冊子原稿を原稿台に載せて
内部に収容する読書機本体に、この冊子原稿の開かれた
頁の文字を読み取る文字読取装置と、読み取った文字を
合成音声に変換して出力する音声合成装置と、冊子原稿
の頁をめくる頁めくり装置とを備えた機器において、前
記音声合成装置は、前記文字読取装置により読み取られ
た文字データをデジタル音声データに変換するデータ変
換部と、このデータ変換部により変換されたデジタル音
声データを着脱可能なICメモリカードに記憶させるI
Cメモリカードインターフェイス部と、前記データ変換
部により変換されたデジタル音声データをアナログ音声
データに変換した後、着脱可能なカセットテープに録音
する録音部とを備えた構成とする。
め、本発明の自動読書機は、冊子原稿を原稿台に載せて
内部に収容する読書機本体に、この冊子原稿の開かれた
頁の文字を読み取る文字読取装置と、読み取った文字を
合成音声に変換して出力する音声合成装置と、冊子原稿
の頁をめくる頁めくり装置とを備えた機器において、前
記音声合成装置は、前記文字読取装置により読み取られ
た文字データをデジタル音声データに変換するデータ変
換部と、このデータ変換部により変換されたデジタル音
声データを着脱可能なICメモリカードに記憶させるI
Cメモリカードインターフェイス部と、前記データ変換
部により変換されたデジタル音声データをアナログ音声
データに変換した後、着脱可能なカセットテープに録音
する録音部とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】文字読取装置によってイメージデータとして読
み取られた冊子原稿の文字は、テキストデータに変換さ
れ、音声合成装置によりデジタル音声データに変換され
る。このデジタル音声データは、ICメモリカードイン
ターフェイス部にICメモリカードが接続されている場
合には、ICメモリカードに記憶され、またカセットテ
ープが録音部に装填されている場合には、アナログ音声
信号に変換された後カセットテープに録音される。
み取られた冊子原稿の文字は、テキストデータに変換さ
れ、音声合成装置によりデジタル音声データに変換され
る。このデジタル音声データは、ICメモリカードイン
ターフェイス部にICメモリカードが接続されている場
合には、ICメモリカードに記憶され、またカセットテ
ープが録音部に装填されている場合には、アナログ音声
信号に変換された後カセットテープに録音される。
【0009】これにより、記憶されたICメモリカード
又は録音されたカセットテープを読書機本体から取り外
し、ICメモリカード対応の録音再生装置又はカセット
テープ対応の音声再生装置(通常のカセットテープレコ
ーダ)に装填することにより、読み取った冊子原稿の内
容を、任意の時間に任意の場所で再生することができる
ものである。
又は録音されたカセットテープを読書機本体から取り外
し、ICメモリカード対応の録音再生装置又はカセット
テープ対応の音声再生装置(通常のカセットテープレコ
ーダ)に装填することにより、読み取った冊子原稿の内
容を、任意の時間に任意の場所で再生することができる
ものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0011】図1は、本発明の自動読書機の電気的構成
を示すブロック図、図2は、本発明の自動読書機の外観
図、図3は、頁めくり装置の構成図、図4は、ICカー
ドメモリ対応の音声再生装置の外観図、図5は、カセッ
トテープ対応の音声再生装置の外観図である。
を示すブロック図、図2は、本発明の自動読書機の外観
図、図3は、頁めくり装置の構成図、図4は、ICカー
ドメモリ対応の音声再生装置の外観図、図5は、カセッ
トテープ対応の音声再生装置の外観図である。
【0012】図2において、本発明の自動読書機は、読
書機本体1の一側部に引き出し式の原稿台2が設けられ
ており、上面には各種操作キーを備えた操作盤3が設け
られている。また、読書機本体1の他の一側部にスピー
カ4とカセットテープ6の挿入口5とが設けられ、さら
に他の一側部にICメモリカード8の挿入口7が設けら
れている。
書機本体1の一側部に引き出し式の原稿台2が設けられ
ており、上面には各種操作キーを備えた操作盤3が設け
られている。また、読書機本体1の他の一側部にスピー
カ4とカセットテープ6の挿入口5とが設けられ、さら
に他の一側部にICメモリカード8の挿入口7が設けら
れている。
【0013】図3において、この自動読書機に適用され
る頁めくり装置39は、吸着式であって、吸着式パッド
71、支持棒72、アーム73、モータ74、ガイド板
75、エアー管76等を含んで構成されている。支持棒
72は、2段構成となっていて、エアー管72aを介し
てエアーを供給、停止することにより、伸縮するように
なっている。この支持棒72の先端部には吸着パッド7
1が取り付けられており、基端部はアーム73のアーム
ガイド部73aに固定されている。また、アーム73の
基端部は、モータ74の回転軸に固定されている。アー
ムガイド部73aは、ガイド板75に成形された半円弧
状(この形状は、頁をめくるときの頁先端部の軌道とな
っている)のスリット75aに挿通されており、このス
リット75aに沿って移動するようになっている。
る頁めくり装置39は、吸着式であって、吸着式パッド
71、支持棒72、アーム73、モータ74、ガイド板
75、エアー管76等を含んで構成されている。支持棒
72は、2段構成となっていて、エアー管72aを介し
てエアーを供給、停止することにより、伸縮するように
なっている。この支持棒72の先端部には吸着パッド7
1が取り付けられており、基端部はアーム73のアーム
ガイド部73aに固定されている。また、アーム73の
基端部は、モータ74の回転軸に固定されている。アー
ムガイド部73aは、ガイド板75に成形された半円弧
状(この形状は、頁をめくるときの頁先端部の軌道とな
っている)のスリット75aに挿通されており、このス
リット75aに沿って移動するようになっている。
【0014】すなわち、モータ74の駆動に伴ってアー
ム73が回転すると、アームガイド部73aがスリット
75aに沿って移動することから、このアームガイド部
73aに固定された支持棒72がスリット75aに沿っ
て半円弧状に回動し、結局、支持棒72の先端部に取り
付けられた吸着パッド71が頁先端部の軌道に沿って半
円弧状に回動することになる。吸着パッド71の吸着面
の向きは、支持棒72に対してほぼ垂直に固定されてお
り、スリット75aが描く円弧の半径方向に対して常に
平行となるように設定されている。また、吸着パッド7
1によるエアー吸着及び切断は、エアー管76からのエ
アー供給の制御により行われる。
ム73が回転すると、アームガイド部73aがスリット
75aに沿って移動することから、このアームガイド部
73aに固定された支持棒72がスリット75aに沿っ
て半円弧状に回動し、結局、支持棒72の先端部に取り
付けられた吸着パッド71が頁先端部の軌道に沿って半
円弧状に回動することになる。吸着パッド71の吸着面
の向きは、支持棒72に対してほぼ垂直に固定されてお
り、スリット75aが描く円弧の半径方向に対して常に
平行となるように設定されている。また、吸着パッド7
1によるエアー吸着及び切断は、エアー管76からのエ
アー供給の制御により行われる。
【0015】この頁めくり装置39の改頁動作は、まず
支持棒72を伸ばすことにより、吸着パッド71を改頁
したい頁B1の端部中央の上方位置に移動し、頁B1に
押し当てて吸着する。この後、モータ74を駆動させる
と、アーム73が回転し、アームガイド部73aがスリ
ット75aに沿って円弧状に移動する。アーム73がス
リット75aの反対の端部まで移動して、吸着パッド7
1がほぼ180°移動すると、エアー吸着を停止する。
この後、支持棒72を縮めて吸着パッド71を冊子原稿
Bの外部に移動して、改頁動作を終了する。
支持棒72を伸ばすことにより、吸着パッド71を改頁
したい頁B1の端部中央の上方位置に移動し、頁B1に
押し当てて吸着する。この後、モータ74を駆動させる
と、アーム73が回転し、アームガイド部73aがスリ
ット75aに沿って円弧状に移動する。アーム73がス
リット75aの反対の端部まで移動して、吸着パッド7
1がほぼ180°移動すると、エアー吸着を停止する。
この後、支持棒72を縮めて吸着パッド71を冊子原稿
Bの外部に移動して、改頁動作を終了する。
【0016】図4において、ICカードメモリ8に記憶
されたデジタル音声データを再生する音声再生装置は、
再生装置本体11の一側部に、ICカードメモリ8の挿
入口12が設けられるとともに、上面にスピーカ13が
設けられている。また、再生装置本体11には、各種操
作キーを備えた操作盤14と、ヘッドホン15とが接続
されている。
されたデジタル音声データを再生する音声再生装置は、
再生装置本体11の一側部に、ICカードメモリ8の挿
入口12が設けられるとともに、上面にスピーカ13が
設けられている。また、再生装置本体11には、各種操
作キーを備えた操作盤14と、ヘッドホン15とが接続
されている。
【0017】図5において、カセットテープ6に録音さ
れたアナログ音声データを再生する音声再生装置(市販
のカセットテープレコーダ)は、再生装置本体21の一
側部に、カセットテープ6の挿入口22が設けられると
ともに、上面にスピーカ23が設けられている。また、
再生装置本体21には、各種操作キーを備えた操作盤2
4と、ヘッドホン25とが接続されている。
れたアナログ音声データを再生する音声再生装置(市販
のカセットテープレコーダ)は、再生装置本体21の一
側部に、カセットテープ6の挿入口22が設けられると
ともに、上面にスピーカ23が設けられている。また、
再生装置本体21には、各種操作キーを備えた操作盤2
4と、ヘッドホン25とが接続されている。
【0018】図1において、冊子原稿Bの開かれた頁の
文字の読み取りを行うイメージセンサ31の出力は、A
/D変換器32に導かれており、A/D変換器32の出
力はCPU33に導かれている。CPU33は、この自
動読書機全体の動作制御を行うもので、各種操作キーを
備えたキー操作部34の出力が導かれるとともに、CP
U33の動作プログラムを格納したプログラム用ROM
35、ワーク用RAM36、辞書用ROM37がそれぞ
れ双方向性に接続されている。また、CPU33は、テ
キストデータをデジタル音声データに変換するDSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)38と双方向性に
接続されているとともに、改頁を指示する制御信号を頁
めくり装置39に出力する。
文字の読み取りを行うイメージセンサ31の出力は、A
/D変換器32に導かれており、A/D変換器32の出
力はCPU33に導かれている。CPU33は、この自
動読書機全体の動作制御を行うもので、各種操作キーを
備えたキー操作部34の出力が導かれるとともに、CP
U33の動作プログラムを格納したプログラム用ROM
35、ワーク用RAM36、辞書用ROM37がそれぞ
れ双方向性に接続されている。また、CPU33は、テ
キストデータをデジタル音声データに変換するDSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)38と双方向性に
接続されているとともに、改頁を指示する制御信号を頁
めくり装置39に出力する。
【0019】DSP38の出力は、ICカードメモリ8
との接続を行うICメモリカードインターフェイス部4
0に導かれるとともに、D/A変換器41に導かれてお
り、D/A変換器41の出力は、アンプ回路42を介し
て内蔵のスピーカ4に接続されている。また、アンプ回
路42には、テープ録音回路44が接続されており、テ
ープ録音回路44には、カセットテープ6への録音を行
うカセットテープインターフェイス部45が接続された
構成となっている。
との接続を行うICメモリカードインターフェイス部4
0に導かれるとともに、D/A変換器41に導かれてお
り、D/A変換器41の出力は、アンプ回路42を介し
て内蔵のスピーカ4に接続されている。また、アンプ回
路42には、テープ録音回路44が接続されており、テ
ープ録音回路44には、カセットテープ6への録音を行
うカセットテープインターフェイス部45が接続された
構成となっている。
【0020】ICメモリカード8は、電池81でバック
アップされたメモリ(RAM)82を備えており、IC
メモリカードインターフェイス部40との接続を行うた
めの68PINコネクタ83を備えている。
アップされたメモリ(RAM)82を備えており、IC
メモリカードインターフェイス部40との接続を行うた
めの68PINコネクタ83を備えている。
【0021】次に、上記構成の自動読書機の動作を説明
する。
する。
【0022】原稿台2に冊子原稿Bが載せられると、イ
メージセンサ31は冊子原稿Bに印刷された文字をイメ
ージデータとして読み取り、A/D変換器32において
デジタルデータに変換した後、CPU33に与える。C
PU33は、ROM35,37及びRAM36内の各プ
ログラムに従って、デジタルデータをテキストデータに
変換し、DSP38に与える。DSP38では、このテ
キストデータをデジタル音声データに変換してD/A変
換器41に出力し、ここでアナログ音声データに変換し
た後、アンプ回路42において必要なレベルまで増幅
し、スピーカ4より音声として出力する。
メージセンサ31は冊子原稿Bに印刷された文字をイメ
ージデータとして読み取り、A/D変換器32において
デジタルデータに変換した後、CPU33に与える。C
PU33は、ROM35,37及びRAM36内の各プ
ログラムに従って、デジタルデータをテキストデータに
変換し、DSP38に与える。DSP38では、このテ
キストデータをデジタル音声データに変換してD/A変
換器41に出力し、ここでアナログ音声データに変換し
た後、アンプ回路42において必要なレベルまで増幅
し、スピーカ4より音声として出力する。
【0023】ここで、読書機本体1の挿入口7からIC
メモリカード8が装填されている場合、DSP38から
出力されるデジタル音声データは、ICメモリカードイ
ンターフェイス部40を介してICメモリカード8に与
えられ、メモリ82に格納される。
メモリカード8が装填されている場合、DSP38から
出力されるデジタル音声データは、ICメモリカードイ
ンターフェイス部40を介してICメモリカード8に与
えられ、メモリ82に格納される。
【0024】また、読書機本体1の挿入口5からカセッ
トテープ6が装填されている場合、DSP38から出力
され、D/A変換器41を介してアンプ回路42で増幅
されたアナログ音声データは、テープ録音回路44に与
えられ、カセットテープインターフェイス部45を介し
てカセットテープ6に録音される。
トテープ6が装填されている場合、DSP38から出力
され、D/A変換器41を介してアンプ回路42で増幅
されたアナログ音声データは、テープ録音回路44に与
えられ、カセットテープインターフェイス部45を介し
てカセットテープ6に録音される。
【0025】この後、冊子原稿Bの開いた1頁分の読み
取りを終了すると、CPU33は頁めくり装置39に頁
めくりを指示し、頁めくり装置39は、この指示信号に
基づいて上記した改頁動作を実行する。そして、改頁を
行うと、再びイメージセンサ31による文字の読み取り
を行い、上記と同様にしてスピーカ4より音声として出
力し、ICメモリカード8に記憶し、カセットテープ6
に録音する。
取りを終了すると、CPU33は頁めくり装置39に頁
めくりを指示し、頁めくり装置39は、この指示信号に
基づいて上記した改頁動作を実行する。そして、改頁を
行うと、再びイメージセンサ31による文字の読み取り
を行い、上記と同様にしてスピーカ4より音声として出
力し、ICメモリカード8に記憶し、カセットテープ6
に録音する。
【0026】自動読書機は、このような読み取り動作
を、キー操作部34より指定された頁数だけ又は最終頁
まで行って、動作を終了する。
を、キー操作部34より指定された頁数だけ又は最終頁
まで行って、動作を終了する。
【0027】この後、ICメモリカード8が装填されて
いた場合には、デジタル音声データが記憶されたICメ
モリカード8を読書機本体1から取り出し、これを図4
に示す音声再生装置の挿入口12に矢印b方向へ装填す
る。これにより、ICメモリカード8に記憶されたデジ
タル音声データは、図示しないD/A変換器、アンプ回
路、音声再生回路を介して再生され、音声としてスピー
カ13から、又はヘッドホン15から出力される。
いた場合には、デジタル音声データが記憶されたICメ
モリカード8を読書機本体1から取り出し、これを図4
に示す音声再生装置の挿入口12に矢印b方向へ装填す
る。これにより、ICメモリカード8に記憶されたデジ
タル音声データは、図示しないD/A変換器、アンプ回
路、音声再生回路を介して再生され、音声としてスピー
カ13から、又はヘッドホン15から出力される。
【0028】一方、カセットテープ6が装填されていた
場合には、アナログ音声データが録音されたカセットテ
ープ6を読書機本体1から取り出し、これを図5に示す
音声再生装置の挿入口22に矢印a方向へ装填する。こ
れにより、カセットテープ6に録音されたアナログ音声
データは、図示しない音声再生回路を介して再生され、
音声としてスピーカ23から、又はヘッドホン25から
出力される。
場合には、アナログ音声データが録音されたカセットテ
ープ6を読書機本体1から取り出し、これを図5に示す
音声再生装置の挿入口22に矢印a方向へ装填する。こ
れにより、カセットテープ6に録音されたアナログ音声
データは、図示しない音声再生回路を介して再生され、
音声としてスピーカ23から、又はヘッドホン25から
出力される。
【0029】以上説明したように、本発明の自動読書装
置によれば、冊子原稿Bから読み取られた文字は、リア
ルタイムでスピーカ4より音声として出力されるととも
に、必要に応じてICメモリカード8やカセットテープ
6にも格納されるため、これらのICメモリカード8や
カセットテープ6を用いて、複数人が離れた場所で、異
なった時間に利用できるものである。
置によれば、冊子原稿Bから読み取られた文字は、リア
ルタイムでスピーカ4より音声として出力されるととも
に、必要に応じてICメモリカード8やカセットテープ
6にも格納されるため、これらのICメモリカード8や
カセットテープ6を用いて、複数人が離れた場所で、異
なった時間に利用できるものである。
【0030】なお、上記実施例では、文字読取装置とし
てOCRを、頁めくり装置39として吸着式のものを使
用しているが、これらに限定されるものではなく、また
装置の外観等も実施例のものに限定されるものではな
い。
てOCRを、頁めくり装置39として吸着式のものを使
用しているが、これらに限定されるものではなく、また
装置の外観等も実施例のものに限定されるものではな
い。
【0031】
【発明の効果】本発明の自動読書機は、音声合成装置
に、文字読取装置により読み取られた文字データをデジ
タル音声データに変換するデータ変換部と、このデータ
変換部により変換されたデジタル音声データを着脱可能
なICメモリカードに記憶させるICメモリカードイン
ターフェイス部と、データ変換部により変換されたデジ
タル音声データをアナログ音声データに変換した後、着
脱可能なカセットテープに録音する録音部とを備えた構
成としたので、冊子原稿から読み取られた文字は、必要
に応じてICメモリカードやカセットテープに格納され
るため、これらのICメモリカードやカセットテープを
用いることによって、実質的に複数人が離れた場所で、
異なった時間に自動読書機を利用しているのと同等の効
果が得られるものである。
に、文字読取装置により読み取られた文字データをデジ
タル音声データに変換するデータ変換部と、このデータ
変換部により変換されたデジタル音声データを着脱可能
なICメモリカードに記憶させるICメモリカードイン
ターフェイス部と、データ変換部により変換されたデジ
タル音声データをアナログ音声データに変換した後、着
脱可能なカセットテープに録音する録音部とを備えた構
成としたので、冊子原稿から読み取られた文字は、必要
に応じてICメモリカードやカセットテープに格納され
るため、これらのICメモリカードやカセットテープを
用いることによって、実質的に複数人が離れた場所で、
異なった時間に自動読書機を利用しているのと同等の効
果が得られるものである。
【図1】本発明の自動読書機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の自動読書機の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】頁めくり装置の概略構成図である。
【図4】ICカードメモリ対応の音声再生装置の外観図
である。
である。
【図5】カセットテープ対応の音声再生装置の外観図で
ある。
ある。
【図6】従来の自動読書機の外観を示す斜視図である。
1 読書機本体 6 カセットテープ 8 ICメモリカード 31 イメージセンサ 33 CPU 39 頁めくり装置 40 ICメモリカードインターフェイス部 44 テープ録音回路
Claims (1)
- 【請求項1】 冊子原稿を原稿台に載せて内部に収容す
る読書機本体に、この冊子原稿の開かれた頁の文字を読
み取る文字読取装置と、読み取った文字を合成音声に変
換して出力する音声合成装置と、冊子原稿の頁をめくる
頁めくり装置とを備えた自動読書機において、 前記音声合成装置は、前記文字読取装置により読み取ら
れた文字データをデジタル音声データに変換するデータ
変換部と、このデータ変換部により変換されたデジタル
音声データを着脱可能なICメモリカードに記憶させる
ICメモリカードインターフェイス部と、前記データ変
換部により変換されたデジタル音声データをアナログ音
声データに変換した後、着脱可能なカセットテープに録
音する録音部とを備えたことを特徴とする自動読書機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4169572A JPH0612011A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動読書機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4169572A JPH0612011A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動読書機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612011A true JPH0612011A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15888965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4169572A Pending JPH0612011A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動読書機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612011A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100317984B1 (ko) * | 2000-01-08 | 2001-12-22 | 심현보 | 도서 내용 음성 출력 장치 |
JP2002366892A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Sharp Corp | 光学式文字認識装置 |
US6748358B1 (en) | 1999-10-05 | 2004-06-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic speaking document viewer, authoring system for creating and editing electronic contents to be reproduced by the electronic speaking document viewer, semiconductor storage card and information provider server |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4169572A patent/JPH0612011A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6748358B1 (en) | 1999-10-05 | 2004-06-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic speaking document viewer, authoring system for creating and editing electronic contents to be reproduced by the electronic speaking document viewer, semiconductor storage card and information provider server |
KR100317984B1 (ko) * | 2000-01-08 | 2001-12-22 | 심현보 | 도서 내용 음성 출력 장치 |
JP2002366892A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Sharp Corp | 光学式文字認識装置 |
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