JPH05158492A - 音声会議端末装置の話者選択装置 - Google Patents

音声会議端末装置の話者選択装置

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Publication number
JPH05158492A
JPH05158492A JP3327291A JP32729191A JPH05158492A JP H05158492 A JPH05158492 A JP H05158492A JP 3327291 A JP3327291 A JP 3327291A JP 32729191 A JP32729191 A JP 32729191A JP H05158492 A JPH05158492 A JP H05158492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
speaker
signal
delay time
pseudo echo
Prior art date
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Pending
Application number
JP3327291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Harada
泰利 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3327291A priority Critical patent/JPH05158492A/ja
Publication of JPH05158492A publication Critical patent/JPH05158492A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定話者の選択を回路増加を抑えて可能とす
る音声会議端末装置の話者選択装置の提供を目的とす
る。 【構成】 無指向性マイク103,104を両端に、受
話音声を放射するスピーカを中央部に設置し、マイク1
03,104からの送話音声の遅延時間を決定する遅延
時間設定部108と、遅延時間設定部によって送話音声
信号を遅延させる可変遅延器106,107と、可変遅
延器出力から同相分を取り出す同相音声抽出部109
と、受話音声信号から回り込み信号を予測する疑似エコ
ー発生部111と、同相音声信号から疑似エコーを取り
除く減算器110を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は話者位置の固定されてい
る会議室等にて使用する音声会議端末装置の話者選択装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の音声会議端末装置におけ
る話者選択装置のブロック図を示す。
【0003】図2において、200,201,202は
会議の参加者、203,204,205は会議参加者の
前に設置されたマイク、206は受話音を放射するスピ
ーカ、207,208,209はゲイン調整器、210
はゲイン設定部、211は送話音声信号を加算する加算
器、212は減算器、213は疑似エコー発生部であ
り、受話音声は、会議参加者全員が受話できるように会
議室中央にあるスピーカから放射される。
【0004】話者A200の送話音声はマイクA20
3、話者B201の送話音声はマイクB204、話者C
202の送話音声はマイクC205から各々音声信号と
して出力される。マイクA203からの音声信号はゲイ
ン調整器A207、マイクB204からの音声信号はゲ
イン調整器B208、マイクC205からの音声信号は
ゲイン調整器C209へそれぞれ送られる。ゲイン調整
器A207,ゲイン調整器B208,ゲイン調整器C2
09は、話者選択入力を基にゲインを決定するゲイン設
定部210によって、それぞれゲインが設定される。た
とえば話者Aを選択する場合、ゲイン調整器A207の
ゲインを上げ、ゲイン調整器B208,ゲイン調整器C
209のゲインを絞ることによって、話者Aとの通話が
優先して行なわれる。ゲイン調整器によって調整された
各音声信号は、加算器211へ出力され、3者音声信号
の和が生成される。一方、受話音声信号は疑似エコー発
生部213にも入力され、受話音声のマイクからの回り
込み信号を予測した疑似エコーが生成される。減算器2
12において、3者音声信号の和から疑似エコーが減算
され、送話信号が送出される。送話信号は、疑似エコー
発生部213にて監視され、常に回り込み信号レベルが
0に近くなるように、疑似エコーを設定する。
【0005】このように会議参加者の音声信号を調整す
れば、特定の話者を選択することができる。会議参加者
が多数の場合も同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、マイクおよびゲイン調整器を会議参加人数
分揃える必要があり、会議参加者が増大したときのコス
トが非常に高くなる、という問題点を有していた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、2台のマイクを使用するのみで、特定話者の音声
を選択的に強調できる音声会議端末装置の話者選択装置
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、会議室両端部に無指向性マイクを1台ずつ
設置し、各マイクの音声信号を遅延させる手段、同相音
声を抽出する手段を備えた構成を有する。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、L・R音声信
号の位相を特定話者近辺で一致させ、同相音声のみを抽
出することによって、2台の無指向性マイクのみで特定
話者近辺の音声を局所的に選択するように作用する。
【0010】
【実施例】図1に、本発明の一実施例における音声会議
端末装置の話者選択装置のブロック図を示す。
【0011】図1において、100,101,102は
会議の参加者、103,104は会議室両端に設置され
た無指向性マイク、105は受話音を放射するスピー
カ、106,107は可変遅延器、108は遅延時間設
定部、109は同相音声抽出部、110は減算器、11
1は疑似エコー発生部である。上記各構成要素よりなる
話者選択方式について、以下その各構成要素の関係と動
作を説明する。
【0012】受話音声は、会議参加者全員が受話できる
ように会議室中央にある105のスピーカから放射され
る。
【0013】話者A100の音声は経路112にて無指
向性マイクL103へ、経路113にて無指向性マイク
R104へ到達する。同様に話者B101の音声は11
4および115の経路にて、話者C102の音声は11
6および117の経路にて各々無指向性マイクL103
および無指向性マイクR104へ到達する。無指向性マ
イクL103で発生した音声信号は可変遅延器L106
へ、無指向性マイクRで発生した音声信号は可変遅延器
R107へ送出される。可変遅延器L106およびR1
07は、話者選択入力を基にあらかじめ測定された遅延
時間を設定する遅延時間設定部108によって、遅延時
間が設定される。たとえば話者A100を選択する場
合、経路112の音声に対して経路113の音声がtの
時間遅延を持っているとすると、遅延時間設定部108
は可変遅延器L106に遅延時間tを、可変遅延器R1
07に遅延時間0を設定する。可変遅延器L106では
L側の音声信号を時間tだけ遅らせ、可変遅延器R10
7ではR側の音声信号を遅延なく出力する。可変遅延器
L106と可変遅延器R107から出力されたLとRの
音声信号は、同相音声抽出部109へ送出される。同相
音声抽出部109では、LとRの音声信号から話者A1
00付近で発される音声信号である同相音声信号を抽出
し、出力する。一方、受話音声信号は疑似エコー発生部
111にも入力され、受話音声のマイクからの回り込み
信号を予測した疑似エコーが生成される。減算器110
において、同相音声信号から疑似エコーが減産され、送
話音声信号が送出される。送話音声信号は、疑似エコー
発生部111にて監視され、常に回り込み信号レベルが
0に近くなるように、疑似エコーを設定する。
【0014】このように、本発明の実施例の音声会議端
末装置の話者選択装置によれば、話者選択入力によって
LとRの音声信号を時間遅延調整した後、同相音声のみ
を抽出するので、特定の話者を選択することができる。
会議参加者が多数の場合も同様である。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、会議参加者が多数のときでも、可変遅延器の
遅延時間を設定することによって、マイクの数を増さず
に2台の無指向性マイクのみの使用で、特定話者の選択
ができる音声会議端末装置の話者選択装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声会議端末装置の
話者選択装置のブロック図
【図2】従来例の音声会議端末装置の話者選択装置のブ
ロック図
【符号の説明】
103,104 無指向性マイク 105 スピーカ 106,107 可変遅延器 108 遅延時間設定部 109 同相音声抽出部 110 減算器 111 疑似エコー発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 話者位置の固定された会議室に設置され
    た話者音声を受話する機能と受話音声を放射する機能を
    持った音声会議端末装置において、話者音声を受話し送
    話音声信号を出力する会議室両端部に設置された第1と
    第2の無指向性マイクと、会議室中央部に設置された受
    話音声を放射するスピーカと、話者選択入力によって前
    記第1と第2の無指向性マイク出力信号の遅延時間を決
    定する遅延時間設定部と、前記遅延時間設定部の情報に
    よって前記第1と第2の無指向性マイクからの送話音声
    信号を時間遅延させる第1と第2の可変遅延器と、前記
    第1と第2の可変遅延器の出力から同相音声信号を取り
    出す同相音声抽出部と、受話音声信号から受話音声の回
    り込み信号を予測する疑似エコー発生部と、前記同相音
    声信号から予測した疑似エコーを取り除く減算器と、送
    話音声信号を前記疑似エコー発生部へ戻して疑似エコー
    を常に0に近付けるフィードバック手段を備えた音声会
    議端末装置の話者選択装置。
JP3327291A 1991-12-11 1991-12-11 音声会議端末装置の話者選択装置 Pending JPH05158492A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088730A1 (ja) 2006-01-31 2007-08-09 Yamaha Corporation 音声会議装置
US8238573B2 (en) 2006-04-21 2012-08-07 Yamaha Corporation Conference apparatus

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WO2007088730A1 (ja) 2006-01-31 2007-08-09 Yamaha Corporation 音声会議装置
US8144886B2 (en) 2006-01-31 2012-03-27 Yamaha Corporation Audio conferencing apparatus
US8238573B2 (en) 2006-04-21 2012-08-07 Yamaha Corporation Conference apparatus

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