JPH0515784Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515784Y2
JPH0515784Y2 JP1986055396U JP5539686U JPH0515784Y2 JP H0515784 Y2 JPH0515784 Y2 JP H0515784Y2 JP 1986055396 U JP1986055396 U JP 1986055396U JP 5539686 U JP5539686 U JP 5539686U JP H0515784 Y2 JPH0515784 Y2 JP H0515784Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bookshelf
plate
leg plate
leg
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986055396U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62166742U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986055396U priority Critical patent/JPH0515784Y2/ja
Publication of JPS62166742U publication Critical patent/JPS62166742U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515784Y2 publication Critical patent/JPH0515784Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、多数の文庫本等の小型本を収納、
展示するのに有用な本棚に関するものである。
(従来の技術) 多数の文庫本を収納するための本棚は、その高
さに比し奥行幅は狭くてもさしつかえないが、こ
のような本棚は、不安定になることが避けられな
い。
ところで、実開昭59−101826号公報に示される
ように、本棚の安定性を良くするために、棚ユニ
ツトの側板の下端寄りを前方に張出させて本棚の
据りの安定度を高めるようにした棚ユニツトが知
られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような安定保持手段によると、本
棚の底面積が本棚の収納体積に比し広くなつてス
ペース効率が悪く狭い部屋での使用には不適であ
り、側板の裾が通行等の邪魔になつて危険なほ
か、棚ユニツトを移送する際に、棚の外形に出張
り部分が生じることから、その移動、梱包、輸送
等の作業が不便になる等の問題点があつた。この
ような問題点に鑑み、実開昭55−133859号公報
に、本棚前面の台輪部に断面L形の支承脚板を着
脱自在に設けて本棚の転倒を防止する構造が示さ
れている。ところがこの転倒防止構造では、支承
脚板が本棚前面の前方に広く突出するため、幼児
がつまずいたりして危険であり、またせつかく敷
いたじゆうたんを覆つてしまう等の不具合もあ
り、上記実開昭59−101826号公報の考案と同様に
スペース効率が悪いという問題点がある。また、
この実開昭55−133859号公報の考案では、本棚前
面下部の上下に極めて幅狭の台輪部に支承脚板の
起立部を固定する構造であるため、長年の使用中
固定用のボルトが緩んだ場合等には本棚の転倒を
有効に阻止することが出来ず安定性の点でも問題
がある。
そこで本考案は、奥行幅の狭い本棚でも安定性
が得られ、且つスペース効率も良く、さらに移
動、梱包、輸送等の作業にも便利な本棚を提供す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するため、本考案の構成におい
ては、本棚本体の側板の一方の外側面に、底面が
本棚本体の底面と同一面に位置すると共に少なく
とも下端部の前面が本棚本体の前面よりも前方に
突出する形状の平板よりなる脚板が、前記側板と
脚板の対向部に形成された取付孔を介して設けら
れる固定具により、着脱自在に接合されて固定さ
れていることを特徴とする本棚である。
(作用) このような構造から、展示通行等の邪魔になら
ないコーナー部の本棚本体の一方の側板に脚板を
着脱可能に取付けることにより、本棚の前後方向
の安定性を高めることが可能となるほか、運搬時
等要時には、簡単に脚板を分離させることができ
る。
(実施例) 以下、図示する実施例に基づき、本考案の構成
を具体的に述べる。
第1図ないし第3図および第5図は、実施例の
本棚と、実施例に使用する固定具とを示すが、こ
の本棚は、3台の横並びした棚ユニツトよりなる
本棚本体1,2,3と、右端の本棚本体1の右側
板4に取付けられた脚板5とにより構成されてい
て、これらの各構成部材間は、すべて固定具6
(第5図)によつて組付けられている。
しかして、先ず本棚本体1は、天板7Aと、左
右の側板4および中間の仕切板8と、多段(図示
では、8段)の棚板9,10とにより形成されて
おり、また、本棚本体2(および本棚本体3)
は、夫々、天板7Bおよび7Cと、左右の側板1
1および12と、多段の棚板13および14とに
より形成されている。
なお、各本棚本体1,2間と同2,3間は、
夫々、重合する側板4と同11、および側板11
と同12の上下複数箇所(図示では、2箇所)に
貫通して形成された取付孔を介して固定具6によ
り締着、結合されている。
次に、本棚本体1の右側板4の外面の下半分に
は、上下の複数箇所(図示では、2箇所)に設け
た取付孔を介して、固定具6により脚板5が締
着、固定されていて、この脚板5は、側面梯形を
成すと共に、その下端縁を前方にほぼ斜めに張出
している。
しかして、上記固定具6は、第5図に示すよう
に、雄側固定具としての皿付きボルト15と雌側
固定具としての皿付き袋ナツト16の1対の金具
で形成されると共に、その各皿の中心には、回動
操作用のボツクス穴15a,16aが穿開されて
いて、これにより上述した各締着、結合部は、着
脱が極めて容易である。
なお、図面では、上記各皿部が被挟持面から突
出しているが、実際には、挟持される板面に嵌入
凹面を成形させて、皿部をフラツトに沈めること
が望ましい。
そのほか、図示しないが、上述した各棚板9,
10,13,14の両端は、選択的に高さを調節
し得るように、複数箇所で支持突子に載置されて
いる。
このように構成された実施例の本棚において
は、本棚の前倒れ現象が、脚板5の支持作用によ
つて抑止されるので、本棚の安定性がそれだけ良
くなる。
なお、本棚の設置箇所の状況によつては、脚板
の張出寸法を適当に増減設定すれば良く、また前
後の両方向に張出すようにすることも可能であ
る。
ところで、上述した実施例の構成では、右側端
の側板4に脚板5を取付けたが、その理由は、本
棚の右側傍に図示しないタンス等の壁面がある場
合に、脚板5が邪魔にならないことに因るもので
あつて、すなわち設置現場の状況によつては、上
述構成に替え、左側端の側板12に脚板を取付け
るようにしても良く、また、脚板の高さも、本棚
本体の高さと同一にしても良い。
そのほか、実施例の本棚を構成する本棚本体の
台数や、棚板の段数は、自由に設定することがで
き、例えば、第4図に示す類似例のように、棚板
6段の2台の本棚本体17,18の右端の側板1
9に、同様な脚板20を取付けた構成にして、固
定具6で組付けたものである。
また、第6図に示すように、脚板21の張出し
端の底面に、適当なアジヤスタ具22を取付け
て、本棚本体の高さと斉合、調整し得るようにす
れば便利であり、なお、このようなアジヤスタ具
を用いない場合には、脚板の下にくさび板を敷い
て高さを整合することが出来る。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係る本棚によれ
ば、本棚本体の側板の一方の外側面に、底面が本
棚本体の底面と同一面に位置すると共に少なくと
も下端部の前面が本棚本体の前面よりも前方に突
出する形状の平板よりなる脚板を、前記側板と脚
板の対向部に形成した取付孔を介して設けられる
固定具6により、着脱自在に接合して固定させる
ようにしたので、上記着脱自在の脚板は、本棚本
体の側板と上下方向に広い面積で重合して設けら
れ、固定具6は前後の転倒方向と直交しているの
で、着脱自在の構造でありながら安全性の点で優
れている。
また、上記脚板は本棚本体が設置される室内の
壁面に沿つた一側板にのみ設ければ良いことか
ら、本棚本体の底面積自体を広げることにはなら
ず、本棚本体の前部が有効利用出来、スペース効
率と安全性が共に優れている。
また、移動、梱包、輸送等の作業時には、本棚
本体から、脚板のみを簡単に取りはずして、コン
パクトな外形で上記作業を行なわせることが出
来、また現地での脚板の取付作業も、完全ノツク
ダウン方式に比しはるかに容易であり、上記各作
業を効率良く行なわせることが出来る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す本棚の前面
図、第2図は、同左側面図、第3図は、同右側面
図、第4図は、類似例の本棚の斜視図、第5図
は、第1図の−線における平断面図、第6図
は、別の実施例の脚板の部分図である。 1,2,3,17,18……本棚本体、6……
固定具、5,19,20,21……脚板、9,1
0,13,14……棚板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本棚本体の側板の一方の外側面に、底面が本棚
    本体の底面と同一面に位置すると共に少なくとも
    下端部の前面が本棚本体の前面よりも前方に突出
    する形状の平板よりなる脚板が、前記側板と脚板
    の対向部に形成された取付孔を介して設けられる
    固定具により、着脱自在に接合されて固定されて
    いることを特徴とする本棚。
JP1986055396U 1986-04-15 1986-04-15 Expired - Lifetime JPH0515784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055396U JPH0515784Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055396U JPH0515784Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62166742U JPS62166742U (ja) 1987-10-22
JPH0515784Y2 true JPH0515784Y2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=30883258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986055396U Expired - Lifetime JPH0515784Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515784Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133859U (ja) * 1979-03-17 1980-09-22
JPS59101826U (ja) * 1982-12-25 1984-07-09 コクヨ株式会社 分割型の木製書架

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62166742U (ja) 1987-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018223297B2 (en) Modular furniture system
US5350073A (en) Free-standing shelving system
US5284311A (en) Hook bracket and kit for storage structure
JPH06248752A (ja) パネル延長組立体
US3885675A (en) Construction kit for the erection of storage and display structures of varying dimensions in the form of shelves, cupboards, display cases and the like
US3486634A (en) Modular rack system
JPH0515784Y2 (ja)
JP2998064B2 (ja) 組立式棚装置におけるキャビネット構造
US4442638A (en) Shelf bracket
JPS6211470Y2 (ja)
JPS5832485Y2 (ja) チヤンネル型支柱の取付装置
KR101193041B1 (ko) 선박용 다단침대
JP3306773B2 (ja)
JPS60406Y2 (ja) 物置
JPH0227796Y2 (ja)
JP4905177B2 (ja) 机システム
JP3105699U (ja) 組立式自立型家具
JPS5934727Y2 (ja) 支柱の継手装置
JPS6312739Y2 (ja)
JPH032607Y2 (ja)
JPH0243223Y2 (ja)
JPH0354605Y2 (ja)
JPH0125140Y2 (ja)
JPH0322980Y2 (ja)
JP3066712U (ja) 家 具