JPH05157847A - ランダムパルス計測装置およびその計測装置を備えた放射線計測装置 - Google Patents

ランダムパルス計測装置およびその計測装置を備えた放射線計測装置

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JPH05157847A
JPH05157847A JP32478291A JP32478291A JPH05157847A JP H05157847 A JPH05157847 A JP H05157847A JP 32478291 A JP32478291 A JP 32478291A JP 32478291 A JP32478291 A JP 32478291A JP H05157847 A JPH05157847 A JP H05157847A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の入力ラインのデジタルパルスを数え落と
しなく計数する。 【構成】本発明の放射線計測装置31は、パルス発生部
32を設けて各入力ラインからのランダムパルス2を各
パルス発生部32に入力し、各パルス発生部32は、こ
れに応答して補正用パルス34をルータ22に送り、ル
ータ22は、これに応答してパルス検出信号を順次MM
CS23に送り、MMCS23は、これにに応答して補
正用パルス34の計数率を計数し、補正用パルス34の
パルス幅を、MMCS23で計測された計数率がルータ
22の不感時間によって影響を受けないような所定の不
感時間τとして設定する不感時間設定部33を設け、こ
の不感時間τを用いて各パルス発生部32を調整してお
くとともに補正用パルス34の計数率を補正部35で補
正することによって、各入力ラインのデジタルパルス2
の真の計数率を各入力ラインごとに算定可能に構成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランダムパルス計測装
置およびその計測装置を備えた放射線計測装置に係り、
特に、複数の入力ラインからのランダムパルスの計数率
を計測することができるランダムパルス計測装置および
その計測装置を備えた放射線計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射性物質からランダムに放射される放
射線を測定する際には、通常、この放射線を検出器で検
出してアナログパルスに変換し、次いで、これらのアナ
ログパルスをA/D変換器でデジタルパルスに変換し、
このデジタルパルスを計数することによって放射線測定
が行われる。
【0003】このようなランダムパルスを計測するに
は、従来、図2に示すようなランダムパルス計測装置1
が用いられる。
【0004】ランダムパルス計測装置1は、図示しない
検出器からのアナログパルス4を、シングルチャネルア
ナライザー(Single Channel Analyzer、以下SCAと呼
ぶ)5でデジタルパルス2に変換し、変換されたランダ
ムパルス2をカウンター3で計数するように構成してあ
る。
【0005】カウンター3は、所定の時間を予めセット
しておき、この所定時間中のランダムパルス2の計数値
を測定することによって、単位時間あたりの計数値すな
わち計数率を測定可能に構成してある。
【0006】放射線を計測する際には、上述の計数率が
時間の経過とともにどのように変化するのかを知りたい
場合があるが、このような場合には、図3に示すような
ランダムパルス計測装置11が用いられる。
【0007】ランダムパルス計測装置11は、図示しな
い検出器からのアナログパルス4をSCA5でデジタル
パルス2に変換し、変換されたランダムパルス2をマル
チチャネルスケーラー(Multi Channel Scaler,以下MC
Sと呼ぶ)12で計数するように構成してある。
【0008】ランダムパルス2を実際に計測する際に
は、様々な測定モードで作動可能なマルチチャネルアナ
ライザー(Multi Channel Analyzer,以下MCAと呼ぶ)
を用いることが多いが、上述のMCS12もこのMCA
を用いるのが一般的である。
【0009】MCS12は、1回の計数動作の時間であ
るドウェルタイムおよびこの計数動作の繰り返し数であ
るチャネル数を予め図示しない設定部で設定しておき、
デジタルパルス2をこのドウェルタイムにわたって計数
し、この計数値をメモリーの対応するアドレスに格納す
るように構成してある。
【0010】MCS12は、上述の一連の動作をチャネ
ル数だけ繰り返し、各チャネルに対応する計数値をメモ
リー上の異なるアドレスに格納するように構成してあ
る。
【0011】したがって、メモリーは、このチャネル数
に相当する領域だけ必要となるとともに、チャネル数と
チャネル数全体をさらに繰り返すスイープ回数とを記憶
させるヘッダー領域も必要になる。
【0012】各チャネルの計数率は、メモリーに格納さ
れた各計数値をドウェルタイムすなわち計数時間で除す
れば容易に求めることができる。
【0013】図4は、ドウェルタイムごとに計数された
23個の計数値を、横軸にチャネルをとってプロットし
た例である。
【0014】図4では、上述のヘッダー領域を最初のチ
ャネルである0チャネルに確保してあるので、最終チャ
ネルは24となっている。
【0015】また、図4は、スイープ回数を1とした場
合について示してある。
【0016】上述の説明では、入力ラインが1つの場合
に限って説明したが、放射線計測においては、入力ライ
ンが複数になる場合も多い。
【0017】入力ラインが複数になる場合としては、例
えば、燃料棒の複数箇所からでる放射線を複数の検知器
で検出する場合が該当する。
【0018】また、検知器が一つであっても、この検知
器が出力したアナログパルス4を複数のパルスに弁別し
てこれらの弁別されたパルスを複数の入力ラインに送る
場合も該当する。
【0019】このような入力ラインが複数の場合に対
し、各入力ラインのランダムパルス4の計数率の時間変
化を測定するには、図3に示したランダムパルス計測装
置11およびSCA5を入力ライン数だけ並列に配置す
ればよいことになる。
【0020】しかし、ランダムパルス計測装置11のM
CS12を構成するMCAが非常に高価であることと、
これらのMCAに付随する電源設備等を設置するための
スペースが大きくなってしまうこと等により、ランダム
パルス計測装置11を並列に配置することは、特に入力
ライン数が多い場合、非常に困難となる。
【0021】このため、従来は、図5に示すように、M
CAを1台で済ませてコスト化および省スペース化を図
ったランダムパルス計測装置21を用いている。
【0022】ランダムパルス計測装置21は、図示しな
い検出器からのアナログパルス4をSCA5でデジタル
パルス2に変換し、変換されたランダムパルス2の入力
に応答してパルス検出信号をルータ22で発生させ、発
生させたパルス検出信号を順次マルチプルマルチチャネ
ルスケーラー(Multiple Multi Channel Scaler, 以下M
MCSと呼ぶ)23に送らせるとともに、MMCS23
はパルス検出信号を用いてランダムパルス4の計数率を
前記各入力ラインごとに求めるように構成してある。
【0023】このMMCS23も、MCAを用いるのが
一般的である。
【0024】ルータ22は、入力ラインと同数の入力部
を設けてあり、各入力部にデジタルパルス2が入力され
ると、各入力部はトリガーがかかった状態となる。
【0025】入力ラインの数を例えばN個とすると、ル
ータ22の各入力部もN個設けてあり、ルータ22は、
1番目の入力部から順にトリガーがかかった状態かどう
か、言い換えればデジタルパルス2がその入力部に入力
された状態かどうかを調べていき、N番目の入力部まで
くれば再び1番目からデジタルパルス2の入力状態を調
べるようになっている。
【0026】ある入力部を調べて次の入力部を調べるの
に必要な時間は、例えば100ns 程度である。
【0027】ルータ22は、このように順に調べていく
間に、ある入力部にトリガーが掛かっている場合には、
この入力部にデジタルパルス2が入力されたものと判断
してパルス検出信号をMMCS23に出力するようにな
っている。
【0028】パルス検出信号23は、上述の入力部を特
定するアドレス信号およびデジタル信号2があったこと
を知らせるパルス信号を含んでいる。
【0029】MMCS23は、各入力ラインのデジタル
パルス2の計数値を格納するメモリーと加算回路とを備
えており、メモリーは、アドレス信号が入力されると、
入力されたアドレスに格納された計数値をいったん呼び
だし、計数値を一つ増やすために加算回路でこの計数値
に1を加え、この計数値を再び同じアドレスに格納する
ように構成してある。
【0030】例えば、1番目の入力部にデジタルパルス
2が入力されていることをルータ22が検知してアドレ
ス信号およびパルス信号をMMCS23に送る時間と、
これらの信号に応答してMMCS23が計数値を加算し
加算した計数値をメモリーに再格納するまでのいわゆる
アドワンサイクルとの合計時間Tは、いわば、デジタル
パルス2を計数するための処理に必要な時間であり、ル
ータ22およびMMCS23の演算処理能力に依存す
る。
【0031】ランダムパルス計測装置21を用いて放射
線を計測するには、ランダムに放射された放射線を図示
しない検出器で検出してアナログパルス4を出力し、出
力されたアナログパルス4を、SCA5でデジタルパル
ス2に変換する。
【0032】上述したように、図5の複数のアナログパ
ルス4は、複数の検出器からの変換電気信号の場合もあ
るし、同一の検出器から例えば時刻ごとに弁別された変
換電気信号の場合もある。
【0033】変換されたデジタルパルス2は、ランダム
パルス計測装置21のルータ22の各入力部に入力され
る。
【0034】ここで、ルータ22は、1番目の入力部か
ら順にN番目の入力部までデジタルパルス2の入力の有
無を監視しているので、順番が回ってきた入力部がトリ
ガー状態であれば、パルス検出信号をMMCS23に出
力する。
【0035】入力ライン数を例えば3つとし、各入力ラ
インのデジタルパルス2が図6に示すタイミングでルー
タ22に入ってきた場合にルータ22およびMMCS2
3が実際にどうのように作動するかを説明する。
【0036】上述したように、ルータ22の各入力部
は、SCA5からのデジタルパルス2を検知したときに
トリガーがかかった状態となる。
【0037】トリガーにより励起された状態は、デジタ
ルパルス2を既に受け取っているが未だMMCS23で
計数されていない状態であり、この励起状態のときに2
つめのデジタルパルス2が入ってきても励起状態はかわ
らず、したがってこの2つめのデジタルパルス2は数え
落とされてしまう状態をいい、この意味でこの励起状態
を不感状態、この時間帯を不感時間という。
【0038】ルータ22は、まず、1番目の入力部にア
クセスして、不感状態となっているかどうかを調べる。
【0039】図6では、デジタルパルス2aが入力され
ており、不感状態となっているので、ルータ22は、1
番目の入力部にデジタルパルス2aが入力されたことを
知らせるアドレス信号と、入力があったことを知らせる
パルス信号とをMMCS23に送る。
【0040】MMCS23は、アドレス信号およびパル
ス信号が入力されると、入力されたアドレスに格納され
た計数値をいったん呼びだし、この計数値を一つ増やす
ために加算回路でこの計数値に1を加え、この計数値を
再び同じアドレスに格納する。
【0041】1番目の入力部が不感状態となっているこ
とをルータ22が検知してMMCS23の計数処理が終
了するまでの時間は、上述したようにTとなる。
【0042】一方、1番目の入力部の不感状態は、その
不感状態が検知された後速やかに元の状態、すなわちト
リガーがかかっていない状態に復帰する。
【0043】2番目の入力部には、1番目の入力部のデ
ジタルパルス2aが入力されてしばらくしてからデジタ
ルパルス2bが入力されて不感状態となっている。
【0044】しかし、図6でわかるように、デジタルパ
ルス2bが入力された時点では、MMCS23は未だデ
ジタルパルス2aを計数処理している段階であるため、
2番目の入力部の不感状態は、デジタルパルス2aの計
数処理が終了するまで続く。デジタルパルス2aの計数
処理が終了した後、ルータ22は、2番目の入力部が不
感状態であることを検知して、上述したようにMMCS
23にアドレス信号およびパルス信号を送る。
【0045】3番目の入力部に入力したデジタルパルス
2cについても同様に処理される。ルータ22は、1番
目から3番目まで順次処理を終了すると、再び、1番目
に戻って不感状態の有無を判断する。
【0046】1番目の入力部には、デジタルパルス2a
が入力した直後にデジタルパルス11dが入力されてい
るが、この時点では、MMCS23は未だデジタルパル
ス11aの計数処理を行っているため、不感状態とな
る。
【0047】また、ルータ22は、デジタルパルス2の
入力があったかどうかを1番目から3番目まで順次確認
するようになっているため、上述の不感状態は、結局、
1番目の入力部に再び順番が回ってくるまで続くことに
なる。
【0048】すなわち、不感時間の長さは、最悪の場
合、時間Tにチャネル数を乗じた時間にほぼ等しくな
る。
【0049】図6に示した場合では、各入力部に入力し
たデジタルパルス2は、ルータ22を介してMMCS2
3により、すべて計数され、数え落としは生じていな
い。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、計数率
が大きい、言い換えれば図7のように、デジタルパルス
2が短時間の間にどんどん入ってくる場合には、以下の
ような問題が生ずる。
【0051】このような状態のときにも、従来のランダ
ムパルス計測装置21は上述と同様に作動する。
【0052】すなわち、MMCS23およびルータ22
は、デジタルパルス2aに応答して、計数処理を行い、
引き続いて、デジタルパルス2b、2cに応答して計数
処理を行う。
【0053】そして、再び、1番目の入力部に戻り、デ
ジタルパルス2d、2e、2fの計数処理を行う。
【0054】ところが、例えば2番目の入力部では、デ
ジタルパルス2bに応答した不感状態が、MMCS23
でのデジタルパルス2aの計数処理の終了まで続き、デ
ジタルパルス2bの直後に入ってきたデジタルパルスは
この不感状態のときに飛び込んでくるため、このデジタ
ルパルスはMMCS23では計数されず、数え落とされ
てしまう。
【0055】同様に、例えば3番目の入力部では、デジ
タルパルス2cに応答した不感状態が、MMCS23で
のデジタルパルス2aおよび2bの計数処理の終了まで
続き、デジタルパルス2cの直後に入ってきた3つのデ
ジタルパルスはこの不感状態のときに飛び込んでくるた
め、この3つのデジタルパルスはMMCS23では計数
されず、数え落とされてしまう。
【0056】このように、図7でハッチを施したデジタ
ルパルス2は、不感状態のときにそれぞれの入力部に飛
び込んだものであるため、すべて数え落とされてしま
う。
【0057】したがって、ルータ22およびMMCS2
3での計数処理時間Tに起因して、ルータの各入力部に
不感時間が生じ、MMCS23の計数精度は極めて低い
ものになる。
【0058】しかも、この不感状態あるいは不感時間
は、各入力部相互で影響し合うため、不感時間中に入力
したであろうデジタルパルスの数を確率論的処理によっ
て類推することはきわめて困難である。
【0059】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、低コストおよび省スペース化を可能にしつ
つ、複数の入力ラインのデジタルパルスを各入力ライン
ごとにかつ数え落としのないように計数できることがで
きるランダムパルス計測装置およびその計測装置を備え
た放射線計測装置を提供することを目的とする。
【0060】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のランダムパルス計測装置は請求項1に記載
したように、複数の入力ラインと同数のパルス発生部を
設けて前記各入力ラインからのランダムパルスを前記各
パルス発生部に入力し、前記各パルス発生部は、前記各
ランダムパルスに応答して補正用パルスをルータに送
り、前記ルータは、前記補正用パルスに応答してパルス
検出信号を順次MMCSに送り、前記MMCSは、前記
パルス検出信号に応答して前記補正用パルスの計数率を
前記各入力ラインごとに計数するように構成するととも
に、前記補正用パルスのパルス幅を、前記MMCSで計
測された計数率が前記ルータの不感時間によって影響を
受けないような所定の不感時間τとして設定する不感時
間設定部を設けて、この不感時間τを用いて前記各パル
ス発生部を調整しておくとともに前記不感時間τを用い
て前記補正用パルスの計数率を補正部で補正することに
よって、前記各入力ラインのランダムパルスの真の計数
率を各入力ラインごとに算定可能に構成したものであ
る。
【0061】また、本発明の放射線計測装置は請求項2
に記載したように、検出器で放射線を検出してランダム
パルスを出力し、このランダムパルスを複数の入力ライ
ンに入力し、入力されたランダムパルスを計数すること
によって前記放射線を前記各入力ラインごとに計測可能
に構成した放射線計測装置において、前記複数の入力ラ
インと同数のパルス発生部を設けて前記各入力ラインか
らのランダムパルスを前記各パルス発生部に入力し、前
記各パルス発生部は、前記各ランダムパルスに応答して
補正用パルスをルータに送り、前記ルータは、前記補正
用パルスに応答してパルス検出信号を順次MMCSに送
り、前記MMCSは、前記パルス検出信号に応答して前
記補正用パルスの計数率を前記各入力ラインごとに計数
するように構成するとともに、前記補正用パルスのパル
ス幅を、前記MMCSで計測された計数率が前記ルータ
の不感時間によって影響を受けないような所定の不感時
間τとして設定する不感時間設定部を設けて、この不感
時間τを用いて前記各パルス発生部を調整しておくとと
もに前記不感時間τを用いて前記補正用パルスの計数率
を補正部で補正することによって、前記各入力ラインの
ランダムパルスの真の計数率を各入力ラインごとに算定
可能に構成したランダムパルス計測装置を備えたもので
ある。
【0062】
【作用】ランダムパルスが入力されたときに不感時間τ
をパルス幅とする補正用パルスをパルス発生部で発生さ
せ、この補正用パルスをMMCSで計数し、計数された
計数率を不感時間τで補正することにより真の計数率を
求めることが可能な構成としたので、低コストおよび省
スペース化を可能にしつつ、複数の入力ラインのランダ
ムパルスを各入力ラインごとにかつ数え落としのないよ
うに計数することができる。
【0063】また、上述の構成のランダムパルス測定装
置を放射線計測装置に設けることによって、ランダムに
放射される放射せんを各入力ラインごとにかつ数え落と
しのないように計数することができる。
【0064】
【実施例】以下、本発明のランダムパルス計測装置およ
びその計測装置を備えた放射線計測装置の実施例につい
て、添付図面を参照して説明する。
【0065】なお、従来技術と同一の部品については同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0066】図1は、本実施例のランダムパルス計測装
置31の概略構成例を示すものである。
【0067】本実施例のランダムパルス計測装置31
は、図示しない検出器から送られてきた複数の入力ライ
ンからのアナログランダムパルス4をSCA5でデジタ
ルパルス2に変換するようになっている。
【0068】さらに、本実施例のランダムパルス計測装
置31は、複数の入力ラインと同数のパルス発生部32
を設けて各入力ラインからのランダムパルス2を各パル
ス発生部32に入力し、各パルス発生部32は、各ラン
ダムパルス2に応答して補正用パルス34をルータ22
に送るようになっている。
【0069】また、ルータ22は、補正用パルス34に
応答してパルス検出信号を順次MMCS23に送り、M
MCS23は、パルス検出信号に応答して補正用パルス
34の計数率を各入力ラインごとに計数するように構成
してある。
【0070】また、本実施例のランダムパルス計測装置
31は、補正用パルス34のパルス幅を、MMCS23
で計測された計数率がルータ22の不感時間によって影
響を受けないような所定の不感時間τとして設定する不
感時間設定部33を設けてある。
【0071】ランダムパルス計測装置31は、この不感
時間τを用いて各パルス発生部32を調整しておくとと
もに、不感時間τを用いて補正用パルス34の計数率を
補正部35で補正することによって、各入力ラインのデ
ジタルパルス2の真の計数率を各入力ラインごとに算定
可能に構成してある。
【0072】ルータは、入力ラインと同数の入力部を有
しており、入力ライン数がNであるとすると、入力部も
Nとなる。
【0073】ルータ22には、従来技術で述べたよう
に、MMCS23の演算処理能力等から定まる時間Tに
起因する不感時間が各入力部ごとに存在する。
【0074】すなわち、ルータ22の例えばk番目の入
力部にまずデジタルパルス2h が入力し即座に処理され
てトリガー状態から元の状態に戻り、この状態のとき
に、次のデジタルパルス2i が入力されたとする。
【0075】ルータ22は、k番目を処理した後、各入
力部を順に処理していくため、k番目の入力部に戻って
くるまでには、相当の時間がかかる。
【0076】相当の時間とは、k番目の入力部における
デジタルパルス2hの処理に要する時間Tに、(k+
1)番目から最後のN番目までおよび1番目から(k−
1)番目の入力部に入力されているデジタルパルスの処
理に要する時間を加えた時間となる。
【0077】各入力部の計数処理に要する時間はTであ
るので、もし、N個ある入力部すべてにデジタルパルス
が入力されているとすると、k番目の入力部は、およそ
N・Tの時間待ちをしなければならなくなり、これが最
大不感時間となる。
【0078】したがって、デジタルパルス2i は、この
最大不感時間N・T経過後に処理されてMMCS23に
計数されるが、デジタルパルス2i が入ってから最大不
感時間が経過するまでにk番目の入力部に入ったデジタ
ルパルスはすべて無視され、計数されなくなる。
【0079】しかし、これを逆に考えると、ルータ22
の各入力部に入力されるデジタルパルス2の時間間隔が
常に最大不感時間以上であれば、ルータ22の各入力部
に入力されるデジタルパルスは数え落とされることな
く、すべて計数可能であることがわかる。
【0080】不感時間設定部33は、上述の最大不感時
間N・Tを基本として、各パルス発生部32の不感時間
τを求めるように構成してある。
【0081】但し、上述の最大不感時間は、注目してい
る入力部に再び順番が回ってくるまでに他のすべての入
力部にデジタルパルスが入力されていることを前提とし
て求めたので、実際の最大不感時間はもっと短くなる。
【0082】したがって、不感時間設定部33は、N・
Tだけではなく、実際に生ずるであろう実験状態をシミ
ュレートした解析結果を考慮して、各パルス発生部32
の不感時間τを設定するように構成してある。
【0083】したがって、MMCS23は、実際に各入
力ラインに入力したデジタルパルス2を計数するのでは
なく、不感時間τを持った補正用パルス34を計数する
ことになる。
【0084】不感時間設定部33は、図示しない入力装
置を介してオペレータが直接不感時間τを入力する構成
としてもよいし、MMCS23あるいはルータ22の処
理能力データあるいは上述のシミュレーションデータ等
からの情報を用いて自動的に不感時間τを評価する構成
としてもよい。
【0085】パルス発生部32は、不感時間設定部33
で求めたτを用いて、出力パルス幅がτになるように内
部回路を調整するようになっている。
【0086】パルス発生部32は、リトリガー可能なモ
ノステーブルマルチバイブレーターを用いるのがよく、
例えば東芝製TC74HC123APが市販されてい
る。
【0087】補正部35は、MMCS23が出力した補
正用パルス34の計数率を、不感時間τで補正するよう
になっている。
【0088】すなわち、実験で観測された計数率をλ
(ここでは補正用パルス34の計数率に相当する)、真
の計数率をρ(ここではデジタルパルス2の計数率に相
当する)、不感時間をτとすると、一般に次の近似式を
用いることができる。
【0089】
【数1】 λ=ρ×EXP(−τ・ρ) (1)
【0090】したがって、不感時間τおよび計数率λが
既知であれば、真の計数率ρすなわちデジタルパルス2
の計数率を各入力ラインごとに求めることができる。
【0091】ただし、ρは(1) 式から簡単に解くことは
できず、繰り返し法によって計算する必要がある。
【0092】図5に示した従来のランダムパルス計測装
置21は、従来技術で述べたように、ルータ22の各入
力部での不感時間が相互に影響しあうため、MMCS2
3が出力した各入力ラインのデジタルパルス2の計数率
を用いて、不感時間に入ってきたであろうデジタルパル
ス2をも考慮した実際の計数率を確率論的に類推するこ
とはできなかった。
【0093】しかし、本実施例では、各入力ラインごと
にパルス発生部32を設け、このパルス発生部32か
ら、ルータ22の不感時間に影響されないような不感時
間τをパルス幅とする補正用パルス34を出力させ、こ
の補正用パルス34をMMCS23で計数し、補正用パ
ルス34の計数率を不感時間τで補正することによって
真の計数率を求めることができる。
【0094】言い換えれば、ルータ内で生ずる不感時間
は各入力ライン相互に影響し合うために各入力ラインの
不感時間をそれぞれ特定することは不可能であり、それ
ゆえ、最終的な計数率から真の計数率を算定することは
不可能であるが、各入力ラインごとに不感時間を特定で
きかつルータ内で不感時間が発生しないようにしておけ
ば、最終的な計数率は、不感時間の存在のために実際の
計数率よりもずっと小さくなっているけれども、この最
終的な計数率を用いて確率論的に真の計数率を評価する
ことができる。
【0095】以下、本実施例のランダムパルス計測装置
31を用いて放射線の計測を行う手順を説明する。
【0096】検出器等から送られてきたアナログのラン
ダムパルス4はSCA5によってデジタル化され、パル
ス発生部32に送られる。
【0097】各パルス発生部32は、デジタルパルス2
を受け取ったとき、不感時間τをパルス幅とする補正用
パルス34をルータ22に送る。
【0098】パルス発生部32から補正用パルス34が
ルータ22に送られると、ルータ22の対応する入力部
にはトリガーがかかり、不感状態となる。
【0099】これは、いずれの入力ラインについても同
様である。
【0100】一方、ルータ22は、1番目の入力部から
順に補正用パルス34の入力の有無を確認しており、例
えば,k番目まできて補正用パルス34の入力を確認し
たならば、パルス検出信号を発生させ、このパルス検出
信号すなわちアドレス信号およびパルス信号をMMCS
23に送る。
【0101】これらの信号を受けたMMCS23はk番
目の入力部についての計数処理を行う。
【0102】この計数処理が終了した後、すなわち、k
番目の入力部が入力状態であることをルータ22が確認
してから計数値を格納するまでの時間Tが経過した後、
ルータ22は、次の入力部について同様の処理を行う。
【0103】ここで、ルータ22の各入力部に接続した
パルス発生部32は、パルス幅を不感時間τとし、不感
時間τは最大不感時間N・Tを上回る値に設定してある
ため、たとえ、k番目の入力部に戻ってくるまでにすべ
ての入力部が入力状態になっていてそれらの計数処理に
N・Tの時間がかかり、k番目の入力部にN・Tの不感
時間が生じたとしても、この不感時間の間にk番目の入
力部に新たな補正用パルス34が入力されることはな
い。
【0104】ただし、すべての入力部にトリガーがかか
った状態がほぼ同時に生ずることはほとんどないため、
不感時間τは、実際には上述したようにN・Tよりも小
さな値で十分である。
【0105】このように、ルータ22の段階で補正用パ
ルス34が数え落とされることはなくなる。
【0106】各入力ラインの補正用パルス34の計数率
は、MMCS23で算定された後、補正部35に送られ
る。
【0107】補正部35では、(1) 式に基づき真の計数
率を各入力ラインごとに求めた後、メモリー、プリンタ
等に出力され、あるいはモニターに表示される。
【0108】本実施例のランダムパルス計測装置31を
放射線計測装置に用いる場合には、ランダムパルス計測
装置31で求めた各入力ラインごとのデジタルパルス2
の真の計数率から、SCAあるいは検知器等の特性を考
慮しつつ、各検知器に入ってきた放射線の計測を行うこ
とができる。
【0109】本実施例のランダムパルス計測装置31
は、パルス発生部32にリトリガー可能なモノステーブ
ルマルチバイブレータを使用するとともに、補正部35
を、(1) 式に基づく補正を行うように構成した。
【0110】しかし、パルス発生部32に通常のモノス
テーブルマルチバイブレーターを使用してもよい。
【0111】モノステーブルマルチバイブレーターを用
いる場合は、実験で観測された計数率をλ(ここでは補
正用パルス34の計数率に相当する)、真の計数率をρ
(ここではデジタルパルス2の計数率に相当する)、不
感時間をτとすると、一般に次の近似式を用いることが
できる。
【0112】
【数2】 λ=ρ/(1+τ・ρ) (2)
【0113】したがって、不感時間τおよび計数率λが
既知であれば、真の計数率ρすなわちデジタルパルス2
の計数率を各入力ラインごとに求めることができる。
【0114】モノステーブルマルチバイブレーターは、
例えば東芝製のTC74HC221APを用いるのがよ
い。
【0115】また、本実施例のランダムパルス計測装置
は、アナログパルス4の入力を前提としたため、SCA
5を設けたが、デジタルパルスが直接入力されるのであ
れば、SCA5を設ける必要はない。
【0116】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のランダムパ
ルス計測装置は、複数の入力ラインと同数のパルス発生
部を設けて前記各入力ラインからのランダムパルスを前
記各パルス発生部に入力し、前記各パルス発生部は、前
記各ランダムパルスに応答して補正用パルスをルータに
送り、前記ルータは、前記補正用パルスに応答してパル
ス検出信号を順次MMCSに送り、前記MMCSは、前
記パルス検出信号に応答して前記補正用パルスの計数率
を前記各入力ラインごとに計数するように構成するとと
もに、前記補正用パルスのパルス幅を、前記MMCSで
計測された計数率が前記ルータの不感時間によって影響
を受けないような所定の不感時間τとして設定する不感
時間設定部を設けて、この不感時間τを用いて前記各パ
ルス発生部を調整しておくとともに前記不感時間τを用
いて前記補正用パルスの計数率を補正部で補正すること
によって、前記各入力ラインのランダムパルスの真の計
数率を各入力ラインごとに算定可能に構成したので、低
コストおよび省スペース化を可能にしつつ、複数の入力
ラインのランダムパルスを各入力ラインごとにかつ数え
落としのないように計数することができる。
【0117】また、本発明の放射線計測装置は、検出器
で放射線を検出してランダムパルスを出力し、このラン
ダムパルスを複数の入力ラインに入力し、入力されたラ
ンダムパルスを計数することによって前記放射線を前記
各入力ラインごとに計測可能に構成した放射線計測装置
において、前記複数の入力ラインと同数のパルス発生部
を設けて前記各入力ラインからのランダムパルスを前記
各パルス発生部に入力し、前記各パルス発生部は、前記
各ランダムパルスに応答して補正用パルスをルータに送
り、前記ルータは、前記補正用パルスに応答してパルス
検出信号を順次MMCSに送り、前記MMCSは、前記
パルス検出信号に応答して前記補正用パルスの計数率を
前記各入力ラインごとに計数するように構成するととも
に、前記補正用パルスのパルス幅を、前記MMCSで計
測された計数率が前記ルータの不感時間によって影響を
受けないような所定の不感時間τとして設定する不感時
間設定部を設けて、この不感時間τを用いて前記各パル
ス発生部を調整しておくとともに前記不感時間τを用い
て前記補正用パルスの計数率を補正部で補正することに
よって、前記各入力ラインのランダムパルスの真の計数
率を各入力ラインごとに算定可能に構成したランダムパ
ルス計測装置を備えたので、低コストおよび省スペース
化を可能にしつつ、複数の入力ラインに入ってきた放射
線を各入力ラインごとにかつ数え落としのないように計
数することができる。
【0118】本発明のランダムパルス計測装置は、ラン
ダムパルスが複数の入力ラインから入力するような環境
において、これらのランダムパルスを計数する場合にす
べて適用することができる。
【0119】従って、本発明のランダムパルス計測装置
は、放射線計測装置への適用に限定されるものではな
く、電気パルス計数器等にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のランダムパルス計測装置のブロック
図。
【図2】従来のランダムパルス計測装置の例を示すブロ
ック図。
【図3】従来のランダムパルス計測装置の別の例を示す
ブロック図。
【図4】図3に示した従来のランダムパルス計測装置で
ランダムパルスを計測した結果をプロットしたグラフ。
【図5】従来のランダムパルス計測装置のさらに別の例
を示すブロック図。
【図6】図5に示す従来のランダムパルス計測装置で計
数率の低いランダムパルスを計数する例を示した図。
【図7】図5に示す従来のランダムパルス計測装置で計
数率の高いランダムパルスを計数する例を示した図。
【符号の説明】
5 SCA 22 ルータ 23 MMCS 31 ランダムパルス計測装置 32 パルス発生部 33 不感時間設定部 35 補正部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力ラインと同数のパルス発生部
    を設けて前記各入力ラインからのランダムパルスを前記
    各パルス発生部に入力し、前記各パルス発生部は、前記
    各ランダムパルスに応答して補正用パルスをルータに送
    り、前記ルータは、前記補正用パルスに応答してパルス
    検出信号を順次MMCSに送り、前記MMCSは、前記
    パルス検出信号に応答して前記補正用パルスの計数率を
    前記各入力ラインごとに計数するように構成するととも
    に、前記補正用パルスのパルス幅を、前記MMCSで計
    測された計数率が前記ルータの不感時間によって影響を
    受けないような所定の不感時間τとして設定する不感時
    間設定部を設けて、この不感時間τを用いて前記各パル
    ス発生部を調整しておくとともに前記不感時間τを用い
    て前記補正用パルスの計数率を補正部で補正することに
    よって、前記各入力ラインのランダムパルスの真の計数
    率を各入力ラインごとに算定可能に構成したことを特徴
    とするランダムパルス計測装置。
  2. 【請求項2】 検出器で放射線を検出してランダムパル
    スを出力し、このランダムパルスを複数の入力ラインに
    入力し、入力されたランダムパルスを計数することによ
    って前記放射線を前記各入力ラインごとに計測可能に構
    成した放射線計測装置において、前記複数の入力ライン
    と同数のパルス発生部を設けて前記各入力ラインからの
    ランダムパルスを前記各パルス発生部に入力し、前記各
    パルス発生部は、前記各ランダムパルスに応答して補正
    用パルスをルータに送り、前記ルータは、前記補正用パ
    ルスに応答してパルス検出信号を順次MMCSに送り、
    前記MMCSは、前記パルス検出信号に応答して前記補
    正用パルスの計数率を前記各入力ラインごとに計数する
    ように構成するとともに、前記補正用パルスのパルス幅
    を、前記MMCSで計測された計数率が前記ルータの不
    感時間によって影響を受けないような所定の不感時間τ
    として設定する不感時間設定部を設けて、この不感時間
    τを用いて前記各パルス発生部を調整しておくとともに
    前記不感時間τを用いて前記補正用パルスの計数率を補
    正部で補正することによって、前記各入力ラインのラン
    ダムパルスの真の計数率を各入力ラインごとに算定可能
    に構成したランダムパルス計測装置を備えたことを特徴
    とする放射線計測装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097953B2 (en) 2003-02-13 2006-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Process for producing electrophotographic photosensitive member, electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus
JP2009281739A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Aloka Co Ltd 液体シンチレーションカウンタ
JP2012007899A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Mitsubishi Electric Corp 放射線測定装置
JP2012013563A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Mitsubishi Electric Corp 放射線測定装置
JP2014527162A (ja) * 2011-07-20 2014-10-09 デクトリス エルティーディー. 即時リトリガ能力を備えた光子計数イメージング方法および装置

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