JPH05157367A - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

Info

Publication number
JPH05157367A
JPH05157367A JP3319186A JP31918691A JPH05157367A JP H05157367 A JPH05157367 A JP H05157367A JP 3319186 A JP3319186 A JP 3319186A JP 31918691 A JP31918691 A JP 31918691A JP H05157367 A JPH05157367 A JP H05157367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
warm air
mode
hot air
futon drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3319186A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Mitsufuji
晴彦 三藤
Giichi Kuroda
義一 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3319186A priority Critical patent/JPH05157367A/ja
Publication of JPH05157367A publication Critical patent/JPH05157367A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造を簡素化し、コストを安くする。 【構成】ヒータ7a,7bで空気を加熱して、その加熱
した空気を温風吹出口2から吹き出す。共通の温風吹出
口2から吹き出される温風で温風暖房と布団乾燥とを行
い、流路を切り換える手段を不要とする。温風吹出口2
に布団乾燥袋10を取り付けるアタッチメント9を着脱
自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内暖房のために用い
られ、且つ布団乾燥のためにも用いることができる温風
暖房器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】布団乾燥用と温風暖房用とで兼用される
温風暖房器としては特開昭64−49600号公報など
で提案されたものがある。この温風暖房器では、吸入口
から吸引された空気を例えば半導体ヒータなどからなる
ヒータで加熱し、その加熱した空気を送風ファンなどか
らなる送風機を用いて温風吹出口から吹き出す構造とな
っている。そして、温風暖房用と布団乾燥用とで別個に
温風吹出口を設け、温風暖房用と布団乾燥用とのいずれ
の用途で用いるかにより、温風暖房器内の流路を切り換
えて各温風吹出口から温風を吹き出させるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記温風暖房
器のように流路を切り換える方法であると、流路を切り
換える手段が必要となるため、構造が複雑になり、且つ
コスト高となる問題があった。本発明は上述の点に鑑み
て為されたものであり、その目的とするところは、簡単
な構造で、且つコストも安い温風暖房器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、温風吹出口に布団乾燥袋を取
り付ける取付部を一体に形成し、温風暖房用及び布団乾
燥用のいずれで使用するかを選択する使用モード選択手
段と、この使用モード選択手段の出力に応じて各使用モ
ードに適した温度に温風温度を切り換えるモード切換手
段とを備えている。
【0005】なお、請求項2に示すように、布団乾燥袋
を取り付ける取付具を上記温風吹出口に着脱自在として
もよい。また、請求項3に示すように、布団乾燥袋を取
り付ける取付具を温風吹出口に出没自在に取り付けても
よい。さらに、温風暖房用及び布団乾燥用のいずれで使
用するかの選択を不要として、自動的に温風暖房用及び
布団乾燥用の切換が行えるようにするために、請求項4
に示すように、布団乾燥袋を取付部あるいは取付具に取
り付けたことを検知する装着検知手段と、この装着検知
手段の出力に応じて上記温風発生手段の動作モードを布
団乾燥モードに切り換えるモード切換手段とを設けるよ
うにしてもよい。
【0006】また、温風暖房用及び布団乾燥用のいずれ
で使用するかの選択を不要として、自動的に温風暖房用
及び布団乾燥用の切換が行えるようにする他の方法とし
て、請求項5に示すように、上記取付具の取付状態ある
いは突出状態を検知する乾燥モード使用検知手段と、こ
の乾燥モード使用検知手段の出力に応じて上記温風発生
手段の動作モードを布団乾燥モードに切り換えるモード
切換手段とを設けるようにしてもよい。
【0007】また、布団乾燥袋の取付具あるいは取付部
への取付を密着状態で良好に行えるようにするために、
請求項6に示すように、上記取付具あるいは取付部の断
面形状を略楕円状の円筒形に形成することが好ましい。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
温風暖房用及び布団乾燥用のいずれで使用するかに応じ
て各使用モードに適した温度に温風温度を切り換えるこ
とができるようにし、これにより共通の温風吹出口から
吹き出される温風で温風暖房と布団乾燥とを行えるよう
にして、流路を切り換える手段を不要とし、構造を簡単
にし、且つコストを安くするようにしたものである。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図6に本発明の一実施例を示す。
本実施例の温風暖房器は、図1に示すようにハウジング
1の前面下部に温風吹出口2を設け、図3に示すように
ハウジング1の背面上部に吸込口3を設けてあり、吸込
口3と温風吹出口2とはハウジング1内部に形成された
ダクト部4により連通させてある。そして、上記ダクト
部4には翼車5を配置し、この翼車5をモータ6で回転
させて、吸込口3から吸入した空気を温風吹出口2から
吹き出させる構造としてある。つまり、上記翼車5とモ
ータ6とで送風手段を構成してある。そして、温風吹出
口2の内部には加熱手段としての2個のヒータ7a,7
bを設け、これらヒータ7a,7bで吸入された空気を
加熱するようにしてある。つまり、本実施例では空気を
加熱して、その加熱した空気を温風吹出口2から吹き出
させる温風発生手段を、翼車5、モータ6及びヒータ7
a,7bで構成してある。
【0010】ところで、上述のようにヒータ7a,7b
とを設けてあるのは、温風暖房用と布団乾燥用とで用い
る場合に、温風の加熱量を変えるためである。つまり、
布団乾燥時の温風の温度が高いと、温風による熱で布団
が変色する恐れがあるので、布団乾燥時には温風の加熱
量を下げる必要がある。そこで、本実施例では2個のヒ
ータ7a,7bを設け、布団乾燥時にはいずれか一方の
ヒータ7a,7bだけを加熱するようにして、温風の温
度を下げるようにしてある。なお、温風暖房時には両ヒ
ータ7a,7bを共に加熱して温風の加熱量を高くす
る。
【0011】但し、温風の加熱量を使用モードに応じて
調節する方法は上述の方法だけに限定されるわけではな
く、例えばヒータとして自己温度制御型のものを用い、
送風手段による送風量を調節することにより温風温度を
調整するようにしてもよい。この場合には、送風量を多
くすると、ヒータの加熱量が高くなって温風の温度は上
がり、送風量を少なくすると、ヒータの加熱量が低くな
って温風の温度が下がることになる。
【0012】上記温風の温度調節はハウジング1の上部
に設けたスイッチ8で行われる。このスイッチ8では、
例えば、1回押すと、電源がオンとなって温風暖房モー
ドとなり、もう1回押すと、布団乾燥モードとなって温
風温度が下がり、さらに押すと、電源がオフとなるよう
に切換が行えるようにしてある。なお、夫々の使用モー
ドの切換のために複数のスイッチ8を設けるようにして
もよい。
【0013】つまり、本実施例の場合には上記スイッチ
8で温風暖房用及び布団乾燥用のいずれで使用するかを
選択する使用モード選択手段を構成してある。なお、こ
の使用モード選択手段の出力に応じて各使用モードに適
した温度に温風温度を切り換えるモード切換手段は、上
述したようにヒータ7a,7bのいずれかあるいは両方
に通電を行うか、あるいは送風手段の送風量を切り換え
るといった制御を行うものであればよい。なお、このよ
うな制御を行う回路は容易に理解できるので、具体的な
回路構成については説明は省略する。
【0014】このように本実施例では、温風暖房用及び
布団乾燥用のいずれで使用するかに応じて各使用モード
に適した温度に温風温度を切り換えることができ、この
ため共通の温風吹出口2から吹き出される温風で温風暖
房と布団乾燥とが行え、よって流路を切り換える手段が
不要となり、構造が簡単になり、且つコストが安くな
る。
【0015】ところで、上述のように温風吹出口2を布
団乾燥用としても用いると、温風吹出口2に布団乾燥袋
10を取り付ける必要がある。そこで、本実施例では図
2に示す取付具(以下、アタッチメントと呼ぶ)9を着
脱自在に上記温風吹出口2に取り付けることができる構
造としてある。ところで、布団乾燥袋10は、通気性の
ある材質で形成され、一般的には図4に示すように、布
団間に介装される本体部10aと、この本体部10aに
連通し上記アタッチメント9に取り付けられる筒状の装
着部10bとからなり、装着部10bの先端部にはマジ
ックファスナなどの固定部材11を設けてある。
【0016】上記アタッチメント9は、図2に示すよう
に、断面形状が略楕円状の円筒形に形成して周面に直線
部が無い構造としてある。そして、先端部の外周に鍔部
9aを形成し、後端部の周面には複数の穴9bを形成し
てある。このアタッチメント9が取り付けられる温風吹
出口2の周縁部は凹設し、この凹部12内にアタッチメ
ント9を着脱自在に嵌める構造としてある。そして、温
風吹出口2の周面となる凹部12の内面には、図3
(a)に示すように、アタッチメント9の穴9bに嵌合
してアタッチメント9の抜けを防止する突起13を形成
してある。
【0017】布団乾燥袋10のアタッチメント9への取
付は、図5に示すように、布団乾燥袋10の装着部10
bの先端をアタッチメント9に嵌め、固定部材11によ
り先端を締め付けて密着状態で取り付ける。この状態
で、アタッチメント9の鍔部9aにより布団乾燥袋10
の外れが防止される。ところで、本実施例においてアタ
ッチメント9を略楕円状で直線部が無い形状にしてある
のは、布団乾燥袋10を取り付けた場合に布団乾燥袋1
0を密着状態でアタッチメント9に取り付けることがで
きるようにするためである。
【0018】例えば、図6(b)に示すような略長円状
の円筒形のように直線部がある形状にアタッチメント9
を形成すると、直線部で布団乾燥袋10の装着部10b
がアタッチメント9に密着せず、この部分の隙間(図中
イで示す)から温風が漏れることにより布団乾燥の効率
が悪くなる。しかし、本実施例のように略楕円状の円筒
形として直線部が無い形状にすると、図6(a)に示す
ように隙間ができず、布団乾燥を効率良く行える。
【0019】そして、上述のようにして布団乾燥袋10
を取り付けたアタッチメント9を温風吹出口2に取り付
け、温風暖房器を布団乾燥モードで動作させれば布団乾
燥を行える。なお、アタッチメント9の温風吹出口2へ
の取付後に、布団乾燥袋10をアタッチメント9に取り
付けても構わない。 (実施例2)図7及び図8に本発明の他の実施例を示
す。上述の実施例の場合にはアタッチメント9を着脱自
在としてあったが、本実施例の場合にはアタッチメント
9を温風吹出口2に常時取り付けておくようにしたもの
である。このようにした場合、アタッチメント9の先端
は、布団乾燥袋10の着脱を容易とするために、ハウジ
ング1の前面よりも突出させる必要がある。しかし、ア
タッチメント9の先端が常時ハウジング1の前面より突
出していると、アタッチメント9が邪魔になると共に見
栄えが悪くなる場合がある。そこで、本実施例では使用
時にのみ突出させるようにアタッチメント9を温風吹出
口2に出没自在としてある。
【0020】具体的には、図8に示すように、温風吹出
口2の開口縁の外周に外鍔14を形成すると共に、アタ
ッチメント9の後端の内周に内鍔9cを形成し、温風吹
出口2にアタッチメント9を前後方向において移動自在
に取り付けてある。そして、図8(b)に示すように、
アタッチメント9を前方に引き出した状態で上記外鍔1
4に内鍔9cが係合してアタッチメント9の抜けが防止
され、この状態で布団乾燥袋10を上述した方法で取り
付けて布団乾燥を行う。また、温風暖房として使用する
場合には、図8(a)に示すようにアタッチメント9を
押し込んで使用する。このようにすれば、アタッチメン
ト9を温風吹出口2に常時取り付けてあっても、邪魔に
なったり、見栄えが悪くなったりすることがない利点が
ある。
【0021】(実施例3)図9乃至図11に本発明のさ
らに他の実施例を示す。本実施例は布団乾燥袋10の取
付状態を自動的に検知して上記スイッチ8の切換操作を
行うことなく、布団乾燥モードに切り換えることができ
るようにしたものである。なお、本実施例では上記アタ
ッチメント9に対応する部分(以下、この部分を取付部
と呼ぶ)15を温風吹出口2に一体に形成した場合を示
す。ここで、上記取付部15の先端の外周には布団乾燥
袋10の外れを防止する鍔部15aを形成してある。
【0022】ところで、本実施例のように温風吹出口2
に一体に取付部15を形成すると、この取付部15が邪
魔になり、且つ見栄えが悪くなる恐れがある。しかし反
面、使い勝手の点から見れば、上述のようにアタッチメ
ント9を着脱自在あるいは出没自在とするよりも便利で
あると言える。よって、本実施例のように温風吹出口2
に一体に取付部15を形成することも有り得る。従っ
て、以下の説明では温風吹出口2に一体に取付部15を
形成した場合を例として説明を行う。
【0023】本実施例の場合、上述のように布団乾燥袋
10の取付部15への取付状態を検知するために取付検
知手段としてフォトセンサ16を用いてある。つまり、
取付部15に布団乾燥袋10を取り付けると、外光が遮
蔽されて暗くなるので、これを検知すれば布団乾燥袋1
0の取付部15への取付状態を検知することができるか
らである。但し、布団乾燥袋10の取付部15への取付
状態を検知できるものであれば、フォトセンサ16に限
るわけではなく、その他の方法を採用しても構わない。
【0024】この取付検知手段の出力に応じて温風暖房
器の動作モードを切り換えるモード切換手段としては、
例えば図11に示すように構成すればよい。この図11
では、ヒータ7bに直列に接続されたスイッチ手段SW
と、フォトセンサ16の出力を基づいて上記スイッチ手
段SWをオン,オフさせる制御回路17とで構成してあ
る。
【0025】このモード切換手段では、布団乾燥袋10
が取付部15に装着されてフォトセンサ16で暗くなっ
たことが検知されたときに、スイッチSWでヒータ7b
を切り離して温風の温度を下げ、逆に布団乾燥袋10が
取付部15から外されてフォトセンサ16で明るくなっ
たことが検知されたときに、スイッチSWでヒータ7b
を接続して温風の温度を上げるようになっている。
【0026】このようにすれば、温風暖房用及び布団乾
燥用のいずれで使用するかの選択を不要とすることがで
き、つまりは自動的に温風暖房用及び布団乾燥用の切換
が行え、使用モードを誤って温風暖房モードで布団乾燥
を行ってしまうという誤使用を防止することができる。
また、上述のように自動的に温風暖房用及び布団乾燥用
の切換が行えるようにすると、ハウジング1の上部に設
けたスイッチ8’には電源をオン,オフするだけの働き
を持たせればよく、このため構造の簡単なスイッチを用
いることができる。また、スイッチ8として複数のスイ
ッチを備える場合には、スイッチの数を削減できる。
【0027】なお、上述の説明では取付部15が温風吹
出口2に対して一体に形成してある場合について説明し
たが、アタッチメント9を実施例1あるいは実施例2に
示すように別体に構成してある場合においても適用でき
ることは言うまでもない。 (実施例4)図12乃至図15はさらに他の実施例であ
り、本実施例ではアタッチメント9の着脱状態から布団
乾燥用として使用されることを検知できるようにしたも
のである。このために、本実施例ではアタッチメント9
の着脱状態を検知するための検知手段を設け、この検知
手段の出力により上述の実施例と同様に温風暖房器の動
作モードの切換を行うようにしてある。
【0028】本実施例のアタッチメント9は、実施例1
で説明したように温風吹出口2に対して着脱自在であ
り、アタッチメント9の着脱状態を検知する検知手段と
してリミットスイッチ等のスイッチ18を用いてある。
上記スイッチ18は、図12に示すように、温風吹出口
2の周縁に形成された凹部12内にアクチュエータなど
の操作部18aを臨ませて配置し、そのスイッチ18の
対向する凹部12の内面にリブ19を形成してある。そ
して、アタッチメント9の上記リブ19に対向する後端
部に、図13に示すように、後方の開口端から前後方向
に走る2乗の溝を穿設して操作片9dを形成してある。
なお、アタッチメント9は一般的に合成樹脂で形成され
るので、材質の持つ可撓性で操作片9dは可撓性を持
つ。
【0029】図12がアタッチメント9を取り付けてい
ない状態であり、この際にはスイッチ18はオフの状態
になっている。そして、図15に示すようにアタッチメ
ント9を温風吹出口2に取り付けると、凹部12内に挿
入されたアタッチメント9の操作片9dがリブ19の上
に乗り上がり、操作片9dでスイッチの操作部18aが
押されてオンとなる。
【0030】このスイッチ18の出力で動作モードを切
り換える回路は図14に示すように形成すればよく、図
11の回路と動作的には何等変わりのないもので、ヒー
タ7bの通電を制御してモードの切換を行う。なお、上
述の場合と同じ方法を、図16に示すように、アタッチ
メント9が出没自在に温風吹出口2に取り付けられた場
合にも適用できる。なお、この場合にはスイッチ18の
切換状態が逆になるので、図16(a)のときに温風暖
房モードで温風暖房器を動作させ、同図(b)のときに
布団乾燥モードで動作させることになる。
【0031】このようにアタッチメント9の取付あるい
は突出を検知し、動作モードを布団乾燥モードに切り換
えるようにしても、自動的に温風暖房用及び布団乾燥用
の切換が行える。ところで、上述のようにリブ19と可
撓性を有する操作片9dとをアタッチメント9の取付状
態などを検知するために用いると次のような利点も得ら
れる。つまり、アタッチメント9及び温風吹出口2は温
風による加熱で熱膨張を起こし、寸法に安定しない。し
かし、リブ19で操作片9dを撓ませる構造とすると、
上記不安定な寸法のばらつきを、操作片9dの可撓性に
より吸収することができ、安定にアタッチメント9の装
着状態を検知することができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明では、温風吹出口に布団
乾燥袋を取り付ける取付部を一体に形成し、温風暖房用
及び布団乾燥用のいずれで使用するかを選択する使用モ
ード選択手段と、この使用モード選択手段の出力に応じ
て各使用モードに適した温度に温風温度を切り換えるモ
ード切換手段とを備えているので、温風暖房用及び布団
乾燥用のいずれで使用するかに応じて各使用モードに適
した温度に温風温度を切り換えることができ、このため
共通の温風吹出口から吹き出される温風で温風暖房と布
団乾燥とが行え、よって流路を切り換える手段が不要と
なり、構造が簡単となり、且つコストを安くすることが
できる。
【0033】また、請求項2に示すように、布団乾燥袋
を取り付ける取付具を上記温風吹出口に着脱自在とする
と、温風暖房時のように取付具が不要なときには、取付
具を外すことができ、取付具が邪魔になったり、あるい
は見栄えが悪くなったりすることを防止することができ
る。さらに、請求項3に示すように、布団乾燥袋を取り
付ける取付具を温風吹出口に出没自在に取り付けても、
取付具が不要なときに、取付具を没状態にして、取付具
が邪魔になったり、あるいは見栄えが悪くなったりする
ことを防止することができる。
【0034】さらにまた、請求項4に示すように、布団
乾燥袋を取付部あるいは取付具に取り付けたことを検知
する装着検知手段と、この装着検知手段の出力に応じて
上記温風発生手段の動作モードを布団乾燥モードに切り
換えるモード切換手段とを設けると、温風暖房用及び布
団乾燥用のいずれで使用するかの選択を不要とすること
ができ、つまりは自動的に温風暖房用及び布団乾燥用の
切換が行え、従って使用モードを誤って温風暖房モード
で布団乾燥を行ってしまうという誤使用を防止すること
ができる。
【0035】また、請求項5に示すように、上記取付具
の取付状態あるいは突出状態を検知する乾燥モード使用
検知手段と、この乾燥モード使用検知手段の出力に応じ
て上記温風発生手段の動作モードを布団乾燥モードに切
り換えるモード切換手段とを設けても、自動的に温風暖
房用及び布団乾燥用の切換が行える。請求項6に示すよ
うに、上記取付具あるいは取付部の断面形状を略楕円状
の円筒形に形成すると、布団乾燥袋の取付具あるいは取
付部への取付に密着状態で良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】同上のアタッチメントを使用する場合の説明図
である。
【図3】(a),(b)はアタッチメントを外した状態
と取り付けた状態とを示す断面図である。
【図4】布団乾燥袋を示す斜視図である。
【図5】(a),(b)は布団乾燥袋のアタッチメント
への取付方法を示す斜視図及び断面図である。
【図6】(a),(b)はアタッチメントの形状を略楕
円筒状とする理由の説明図である。
【図7】他の実施例の外観を示す斜視図である。
【図8】(a),(b)は温風暖房時と布団乾燥時とに
おけるアタッチメントの出没状態を示す断面図である。
【図9】さらに他の実施例の外観を示す斜視図である。
【図10】同上の断面図である。
【図11】使用モードの切換方法の一例を示す回路図で
ある。
【図12】さらに他の実施例の要部構造を示す断面図で
ある。
【図13】同上に用いられるアタッチメントの斜視図で
ある。
【図14】同上における使用モードの切換方法の一例を
示す回路図である。
【図15】同上でアタッチメントを温風吹出口に取り付
けた状態を示す断面図である。
【図16】(a),(b)は夫々アタッチメントが出没
自在である場合のスイッチの切換状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 温風吹出口 5 翼車 6 モータ 7a,7b ヒータ 8,18 スイッチ 9 アタッチメント 9d 操作片 10 布団乾燥袋 15 取付部 16 フォトセンサ 17 制御回路 19 リブ SW スイッチ手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を加熱して、その加熱した空気を温
    風吹出口から吹き出させる温風発生手段を備える温風暖
    房器において、温風吹出口に布団乾燥袋を取り付ける取
    付部を一体に形成し、温風暖房用及び布団乾燥用のいず
    れで使用するかを選択する使用モード選択手段と、この
    使用モード選択手段の出力に応じて各使用モードに適し
    た温度に温風温度を切り換えるモード切換手段とを備え
    て成ることを特徴とする温風暖房器。
  2. 【請求項2】 布団乾燥袋を取り付ける取付具を上記温
    風吹出口に着脱自在として成ることを特徴とする請求項
    1記載の温風暖房器。
  3. 【請求項3】 布団乾燥袋を取り付ける取付具を温風吹
    出口に出没自在に取り付けて成ることを特徴とする請求
    項1記載の温風暖房器。
  4. 【請求項4】 布団乾燥袋を取付部あるいは取付具に取
    り付けたことを検知する取付検知手段と、この取付検知
    手段の出力に応じて上記温風発生手段の動作モードを布
    団乾燥モードに切り換えるモード切換手段とを備えて成
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の温風暖房器。
  5. 【請求項5】 上記取付具の取付状態あるいは突出状態
    を検知する乾燥モード使用検知手段と、この乾燥モード
    使用検知手段の出力に応じて上記温風発生手段の動作モ
    ードを布団乾燥モードに切り換えるモード切換手段とを
    備えて成ることを特徴とする請求項2及び請求項3のい
    ずれかに記載の温風暖房器。
  6. 【請求項6】 上記取付具あるいは取付部の断面形状を
    略楕円状の円筒形に形成して成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の温風暖房器。
JP3319186A 1991-12-03 1991-12-03 温風暖房器 Withdrawn JPH05157367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3319186A JPH05157367A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 温風暖房器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3319186A JPH05157367A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 温風暖房器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05157367A true JPH05157367A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18107377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3319186A Withdrawn JPH05157367A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 温風暖房器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05157367A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3202002U (ja) * 2015-10-27 2016-01-14 捷宝光電股▲ふん▼有限公司 風力乾燥装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3202002U (ja) * 2015-10-27 2016-01-14 捷宝光電股▲ふん▼有限公司 風力乾燥装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4046019B2 (ja) ヘアドライヤ
ITTO990617A1 (it) Dispositivo di controllo della ventola interna di un condizionatore d'aria.
JP4046020B2 (ja) ヘアドライヤ
WO2019208334A1 (ja) 乾燥装置
JPH10257992A (ja) 温風乾燥機
JP2000046343A (ja) 壁掛け型電子レンジ及びその制御方法
JPH05157367A (ja) 温風暖房器
KR101286731B1 (ko) 헤어드라이어
KR20210025194A (ko) 냉풍 및 온풍 송풍구가 별도로 형성된 헤어드라이어
KR850002139Y1 (ko) 송풍온도 조절이 용이한 두발건조기
JPH0759617A (ja) ヘアードライヤ
JP6742042B2 (ja) 乾燥装置
JPH10257994A (ja) 温風乾燥機
JPH0531004A (ja) ヘアードライヤ
JP2019217380A (ja) 乾燥装置
JPH08228820A (ja) ヘアードライヤ
JP2793873B2 (ja) ヘアドライヤー
KR200168819Y1 (ko) 식기건조기의 열 공급장치
JP4796706B2 (ja) 浴室暖房機
JPS609637Y2 (ja) 温風機
JP3925339B2 (ja) 換気システム
JPH0614647Y2 (ja) ヘア−ドライヤ
JP2020115079A (ja) 乾燥装置
JPS5921758Y2 (ja) 温風利用機器
JPS6030659Y2 (ja) 温風供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311