JPH0515727U - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JPH0515727U
JPH0515727U JP6661491U JP6661491U JPH0515727U JP H0515727 U JPH0515727 U JP H0515727U JP 6661491 U JP6661491 U JP 6661491U JP 6661491 U JP6661491 U JP 6661491U JP H0515727 U JPH0515727 U JP H0515727U
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JP
Japan
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string
cord
receiving portion
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holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP6661491U
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English (en)
Inventor
一郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0515727U publication Critical patent/JPH0515727U/ja
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新品の巻紐の装着時に行う1回目の空打ち結
束を、紐先端部を手で持っておく必要のないようにして
安全性を向上させる。 【構成】 結節ビル17と紐ホルダ18の表側に配置さ
れる紐案内板23の表面側における紐受け部25近くの
位置に長孔27を明け、紐通し機構によって紐供給ニー
ドル21先端に送られてきた結束紐の紐先端部を、紐受
け部25の前縁25aを通してから挟持保持可能なバネ
板製の弾性紐係止爪26を前記長孔27に収まる状態で
備えさせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャリーバインダーやコンバインに備えられる茎稈の結束装置に係 り、詳しくは、結節ビルと紐ホルダの表側に配置した紐案内板に前後に長い紐通 し孔を形成し、この紐通し孔におけるニードル突入部位の後方箇所に、茎稈収集 時に結束紐を受止め支持する紐受け部を備え、集束茎稈に巻回された紐ホルダ側 の紐部分とニードル側の紐部分とを紐受け部の前縁に係止して両紐部分を紐受け 部の裏面側において結節ビルの作用領域に案内するように構成してある結束装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
結束装置では、新品の巻紐をセットしたときには紐先端を結節部まで予め送っ ておく必要があり、そのため従来では、例えば特開平3−43308号公報で示 されたもののように、巻紐から出された紐を人為操作することなくニードルの先 端部まで自動的に送ることができるようにした紐通し機構が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、結束装置を完全な作動状態とするには、紐先端を結節部の紐ホルダ で挟持するようにしなければならないが、前記紐通し機構を駆使しても紐はニー ドル部までしか自動送りできないので、ニードルから出た紐は人為操作によって 紐ホルダに挟持させることになる。ところが紐ホルダの手前に存在する紐案内板 によって手指操作による紐ホルダへの紐掛けが不可であるため、現実には作業者 が一方の手で紐受け部の前縁を通した状態の紐端を紐案内板近くに保持しながら 、他方の手で感知ドアを揺動操作しての空打ち結束で第1回目の結節作動を行わ せ、それによって2回目以後の結束が自動的に行えるべく紐ホルダが紐を挟持す る状態を現出させていた。 しかしながら、比較的高速で結節作動する結節部位近くで片手を保持しながら 空打ちさせる作業が安全上好ましくなく、改善の余地があった。また、安全に空 打ちするには紐受け部の前縁を通した状態の紐を長く延ばして機械の動きが及ば ないところで紐端を持っておくことが考えられるが、これでは操作し難いととも に紐の無駄長さが長くなって不経済となり、好ましいものではない。 本考案の目的は、紐の無駄なく、しかも安全に第1回目の空打ち結束が行える 結束装置を実現させる点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のために本考案は、冒頭に記載した結束装置において、紐案内 板の表面側における紐受け部近くの位置に、該紐受け部の前縁を通された状態の 紐端部を挟持保持可能な弾性紐係止爪を設けてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】
前記特徴構成によれば、紐受け部の前縁を通された状態の紐端部を紐受け部近 くの位置に配設された弾性紐係止爪によって挟持保持できるので、第1回目の空 打ち結束時に手で紐端を持っておく必要がなくなる。 また、弾性紐係止爪は紐受け部近くの位置にあるので、紐受け部の前縁を通さ れた状態の紐の出しろを可及的に短くすることが可能になる。
【0006】
【考案の効果】
従って、紐の無駄使いが少ない経済的な状態で、紐ホルダに紐を挟持させるべ く安全に第1回目の空打ち結束が行える結束装置を提供することができた。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の実施例をキャリーバインダーの結束装置に適用した場合につ いて、図面に基づいて説明する。 図5、図6にキャリーバインダーが示され、1は植立茎稈を刈取る刈取部、2 は刈取部1で刈り取った茎桿を結束する結束装置、3は結束された茎稈束を横倒 し姿勢で持ち上げて機体後部に備えられた荷台4に落下放出する持ち上げ搬送装 置である。 図7、図8に示すように、荷台4は後部下部の左右軸心P、及び右側下部の前 後軸心Xのいずれか一方の支点を選択してダンプ揺動する選択機構Aが設けてあ る。 すなわち、積載面4aの下側における右後の軸支部5を球面軸受け構造に構成 し、左後の軸支部6と右前の軸支部7とを上開放コ字状のブラケット8と揺動自 在な鉤状アーム9とによる組合わせ構造に構成してある。積載面4aの裏面には ブラケット8,8に係入可能な支点パイプ10,10が取付けられるとともに、 両揺動アーム9,9には戻しスプリング11と操作ワイヤ12が取付けてあり、 両操作ワイヤ12,12を操縦部14の切換レバー15に連動連結してある。 つまり、切換レバー15を後ダンプ位置Rに操作すると、右前の揺動アーム9 が倒れ、かつ、左後の揺動アーム9が起立し、左後の軸支部6と右後の軸支部5 とによる左右軸心Pを支点としてのダンプシリンダ16駆動による後方ダンプ状 態が現出され、切換レバー15を右ダンプ位置Sに操作すると、右前の揺動アー ム9が起立し、かつ、左後の揺動アーム9が倒れて、右前の軸支部7と右後の軸 支部5とによる前後軸心Xを支点としてのダンプシリンダ16駆動による側方ダ ンプ状態が現出されるのである。
【0008】 次に、結束装置2について説明する。図1乃至図4に示すように、結束装置2 は、結節ビル17と紐ホルダ18とで成る結節部19、結束用の紐20を茎稈に 巻き付ける紐供給ニードル21、結束された茎稈束を放出するための感知ドア2 2等で構成され、機体に搭載された巻紐Hから繰出される紐20で刈取茎稈を結 束するとともに、感知ドア22の回動によって茎稈束を機外へ放出する。 結節ビル17と紐ホルダ18の表側に配置した紐案内板23に前後に長い紐通 し孔24を形成し、この紐通し孔24におけるニードル突入部位の後方箇所に、 茎稈収集時に結束紐20を受止め支持する紐受け部25をボルト止めし、集束茎 稈に巻回された紐ホルダ側の紐部分20aとニードル側の紐部分20bとを紐受 け部25の前縁25aに係止して両紐部分20a,20bを紐受け部25の裏面 側において結節ビル17の作用領域に案内するように構成してある。 そして、紐案内板23の表面側における紐受け部25近くの位置、詳しくは、 紐通し孔24の結束物放出方向下手側で、かつ、上側となる位置の紐案内板23 に、紐受け部25の前縁25aを通された状態の紐端部20cを挟持保持可能な バネ板材で成る弾性紐係止爪26を設けてある。 つまり、茎稈束放出の妨げとならないように、紐案内板23の裏面側にスクリ ュー止めした平面視略Z型の係止爪26を、挿通孔27内における表面側位置に 延出してある。 作用を説明すれば、図示しない紐通し機構によって巻紐Hから繰出され、紐供 給ニードル21の先端部まで達した紐20の先端部20cを人為操作で紐受け部 25の前縁25aを通し、それから該先端部20cを係止爪26の弾性力によっ て紐案内板23の表面23aとの間に挟持保持させるのである。この状態で感知 ドア22を人為的に回動させるとともに紐供給ニードル21の駆動による結節作 動が生じての空打ち結束が行われて紐ホルダ18に紐が挟持され、以後の結束作 動が自動的に行われるための準備が完了する。 図3に示すように、挿通孔27は指が入る位に長くしてあり、紐の係止作業を 容易なものとしてある。係止爪26の先端部分が紐案内板23の表面よりも突出 した状態に設定し、かつ、挿通孔27の長さを短くしたものでも良い。 また、係止爪26を紐案内板23の表面に取付けるとか、係止爪26をバネ棒 で構成する等各種の変形例が可能である。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐案内板付近の構造を示す平面図
【図2】紐案内板の構造を示す部分図
【図3】係止爪の取付構造を示す断面図
【図4】結束装置の側面図
【図5】キャリーバインダーの側面図
【図6】キャリーバインダーの平面図
【図7】荷台のダンプ構造を示す斜視図
【図8】選択機構の構造を示す機構図
【符号の説明】
17 結節ビル 18 紐ホルダ 23 紐案内板 24 紐通し孔 25 紐受け部 26 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結節ビル(17)と紐ホルダ(18)の
    表側に配置した紐案内板(23)に前後に長い紐通し孔
    (24)を形成し、この紐通し孔(24)におけるニー
    ドル突入部位の後方箇所に、茎稈収集時に結束紐を受止
    め支持する紐受け部(25)を備え、集束茎稈に巻回さ
    れた紐ホルダ側の紐部分とニードル側の紐部分とを前記
    紐受け部(25)の前縁に係止して両紐部分を前記紐受
    け部(25)の裏面側において前記結節ビル(17)の
    作用領域に案内するように構成してある結束装置であっ
    て、前記紐案内板(23)の表面側における前記紐受け
    部(25)近くの位置に、該紐受け部(25)の前縁を
    通された状態の紐端部を挟持保持可能な弾性紐係止爪
    (26)を設けてある結束装置。
JP6661491U 1991-08-22 1991-08-22 結束装置 Pending JPH0515727U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6661491U JPH0515727U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 結束装置

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JP6661491U JPH0515727U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 結束装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515727U true JPH0515727U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13320958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6661491U Pending JPH0515727U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 結束装置

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JP (1) JPH0515727U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113370586A (zh) * 2021-07-13 2021-09-10 袁少伟 一种纸袋绳带打结机

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