JPH05157091A - 渦流送風機の軸受部冷却装置 - Google Patents
渦流送風機の軸受部冷却装置Info
- Publication number
- JPH05157091A JPH05157091A JP31824191A JP31824191A JPH05157091A JP H05157091 A JPH05157091 A JP H05157091A JP 31824191 A JP31824191 A JP 31824191A JP 31824191 A JP31824191 A JP 31824191A JP H05157091 A JPH05157091 A JP H05157091A
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- JP
- Japan
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- casing
- bearing
- bracket
- fan
- impeller
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】締め切り運転すると吐出空気が高温となる渦流
送風機において、駆動用モータの軸受部への熱伝達を防
止して連続締め切り運転できるようにする。 【構成】吐出空気が通る羽根車ケーシングとこれにフラ
ンジ取付けしたモータの軸受ブラケットとの間に遠心形
ファンを設け、このファンの作用で外気を送り込んで軸
受部をケーシングと断熱するとともに冷却する。
送風機において、駆動用モータの軸受部への熱伝達を防
止して連続締め切り運転できるようにする。 【構成】吐出空気が通る羽根車ケーシングとこれにフラ
ンジ取付けしたモータの軸受ブラケットとの間に遠心形
ファンを設け、このファンの作用で外気を送り込んで軸
受部をケーシングと断熱するとともに冷却する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は締め切り運転すると吐
出空気が高温となる渦流送風機において、連続締め切り
運転しても吐出空気から駆動用モータの軸受部への熱伝
達を防止することができるようにした軸受部冷却装置に
関する。
出空気が高温となる渦流送風機において、連続締め切り
運転しても吐出空気から駆動用モータの軸受部への熱伝
達を防止することができるようにした軸受部冷却装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】渦流送風機の従来例を図２にもとづいて
説明する。この図において、羽根車１を包囲するケーシ
ング２の一端面に羽根車１の駆動用モータ３がフランジ
取付けされ、このモータ３の羽根車側軸受ブラケットは
ケーシング２と共通に一体形成されている。前記ケーシ
ング２の外周部には環状の通風路４が形成され、羽根車
１の回転に伴う作用で空気が通風路４内を渦巻き状に流
れて高風圧を発生するようになっている。
説明する。この図において、羽根車１を包囲するケーシ
ング２の一端面に羽根車１の駆動用モータ３がフランジ
取付けされ、このモータ３の羽根車側軸受ブラケットは
ケーシング２と共通に一体形成されている。前記ケーシ
ング２の外周部には環状の通風路４が形成され、羽根車
１の回転に伴う作用で空気が通風路４内を渦巻き状に流
れて高風圧を発生するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記構造の送風機では
一般に高風圧を発生するとともに吐出空気が高温とな
り、特に締め切り運転すると顕著である。一方モータ３
のブラケットはケーシング２と共通に形成されているの
で、ブラケットの中心部にはめ込み支持した軸受５部へ
吐出空気から熱伝達して軸受５及びその潤滑剤の寿命を
低下させることがある。したがって締め切り運転には一
定の制約があり、連続締め切り運転することはできない
という欠点があった。
一般に高風圧を発生するとともに吐出空気が高温とな
り、特に締め切り運転すると顕著である。一方モータ３
のブラケットはケーシング２と共通に形成されているの
で、ブラケットの中心部にはめ込み支持した軸受５部へ
吐出空気から熱伝達して軸受５及びその潤滑剤の寿命を
低下させることがある。したがって締め切り運転には一
定の制約があり、連続締め切り運転することはできない
という欠点があった。
【０００４】この発明は前記の欠点を除去するために、
連続締め切り運転しても高温の吐出空気から駆動用モー
タの軸受部への熱伝達を防止することができるようにし
た渦流送風機の軸受部冷却装置を提供することを目的と
する。
連続締め切り運転しても高温の吐出空気から駆動用モー
タの軸受部への熱伝達を防止することができるようにし
た渦流送風機の軸受部冷却装置を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の目的を
達成するために、羽根車１１を包囲するケーシング１２
にフランジ取付けした駆動用モータ１３の軸受ブラケッ
ト１４をケーシング１２と別体で形成するとともに、回
転軸１５のブラケット１４とケーシング１２の中間位置
に遠心形ファン１６を取付け、このファン１６の作用で
外気を吸引する吸気路１４ａを前記ブラケット１４に半
径方向に貫通して設け、かつ排気路１７をブラケット１
４とケーシング１２の間に半径方向に設けるようにした
ものである。
達成するために、羽根車１１を包囲するケーシング１２
にフランジ取付けした駆動用モータ１３の軸受ブラケッ
ト１４をケーシング１２と別体で形成するとともに、回
転軸１５のブラケット１４とケーシング１２の中間位置
に遠心形ファン１６を取付け、このファン１６の作用で
外気を吸引する吸気路１４ａを前記ブラケット１４に半
径方向に貫通して設け、かつ排気路１７をブラケット１
４とケーシング１２の間に半径方向に設けるようにした
ものである。
【０００６】
【作用】前記ブラケット１４の中心部にはめ込み支持し
た軸受５部は外側へファン１６の作用で外気を送り込ん
で冷却するとともにケーシング１２と断熱して高温の吐
出空気からの熱伝達を防止できるので、連続締め切り運
転しても問題ないのみでなく軸受５部の温度を下げて軸
受５及びその潤滑剤の寿命を延ばすことができる。
た軸受５部は外側へファン１６の作用で外気を送り込ん
で冷却するとともにケーシング１２と断熱して高温の吐
出空気からの熱伝達を防止できるので、連続締め切り運
転しても問題ないのみでなく軸受５部の温度を下げて軸
受５及びその潤滑剤の寿命を延ばすことができる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示すもので、図２
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、羽根車１１を包囲するケーシング１２の一端面に羽
根車１１の駆動用モータ１３がフランジ取付けされ、こ
のモータ１３の羽根車側軸受ブラケット１４はケーシン
グ１２と別体で形成されている。前記モータ１３の回転
軸１５のブラケット１４とケーシング１２の中間位置に
は中心部から空気を吸引して半径方向に送風する遠心形
ファン１６が取付けられている。前記ブラケット１４に
はファン１６の作用で外気を吸引する吸気路１４ａが外
周部からブラケット１４の中心部にはめ込み支持した軸
受５の外側端面部付近まで半径方向に貫通して設けら
れ、ブラケット１４とケーシング１２の間にはファン１
６による排気を排出する排気路１７が半径方向に設けら
れている。
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、羽根車１１を包囲するケーシング１２の一端面に羽
根車１１の駆動用モータ１３がフランジ取付けされ、こ
のモータ１３の羽根車側軸受ブラケット１４はケーシン
グ１２と別体で形成されている。前記モータ１３の回転
軸１５のブラケット１４とケーシング１２の中間位置に
は中心部から空気を吸引して半径方向に送風する遠心形
ファン１６が取付けられている。前記ブラケット１４に
はファン１６の作用で外気を吸引する吸気路１４ａが外
周部からブラケット１４の中心部にはめ込み支持した軸
受５の外側端面部付近まで半径方向に貫通して設けら
れ、ブラケット１４とケーシング１２の間にはファン１
６による排気を排出する排気路１７が半径方向に設けら
れている。
【０００８】前記実施例によればブラケット１４をケー
シング１２と別体で形成し、かつ両者の間へファン１６
の作用で外気を送り込んで軸受５部を外側から冷却する
ようにしたので、軸受５部をケーシング１２と断熱して
高温の吐出空気からの熱伝達を防止し、これにより連続
締め切り運転しても問題ないのみでなく軸受５部の温度
を下げて軸受５及びその潤滑剤の寿命を延ばすことがで
きる。
シング１２と別体で形成し、かつ両者の間へファン１６
の作用で外気を送り込んで軸受５部を外側から冷却する
ようにしたので、軸受５部をケーシング１２と断熱して
高温の吐出空気からの熱伝達を防止し、これにより連続
締め切り運転しても問題ないのみでなく軸受５部の温度
を下げて軸受５及びその潤滑剤の寿命を延ばすことがで
きる。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば渦流送風機の軸受部冷
却装置において、高温の吐出空気が通るケーシングとこ
れにフランジ取付けした駆動用モータの軸受ブラケット
とを別体で形成し、かつ両者の間に設けた遠心形ファン
の作用で外気を送り込んで軸受部をケーシングと断熱す
るとともに冷却するようにしたので、連続締め切り運転
しても問題ないのみでなく軸受及び潤滑剤の寿命を延ば
すことができるという効果が得られる。
却装置において、高温の吐出空気が通るケーシングとこ
れにフランジ取付けした駆動用モータの軸受ブラケット
とを別体で形成し、かつ両者の間に設けた遠心形ファン
の作用で外気を送り込んで軸受部をケーシングと断熱す
るとともに冷却するようにしたので、連続締め切り運転
しても問題ないのみでなく軸受及び潤滑剤の寿命を延ば
すことができるという効果が得られる。
【図１】この発明の実施例の要部縦断面図
【図２】従来例の縦断面図
５ 軸受 １１ 羽根車 １２ ケーシング １３ モータ １４ ブラケット １４ａ 吸気路 １５ 回転軸 １６ ファン １７ 排気路
Claims (1)
- 【請求項１】羽根車を包囲するケーシングの一端面に前
記羽根車の駆動用モータをフランジ取付けしてなる渦流
送風機において、前記モータの軸受ブラケットをケーシ
ングと別体で形成するとともに、回転軸のブラケットと
ケーシングの中間位置に遠心形ファンを取付け、このフ
ァンの作用で外気を吸引する吸気路を前記ブラケットに
半径方向に貫通して設け、かつ排気路をブラケットとケ
ーシングの間に半径方向に設けたことを特徴とする渦流
送風機の軸受部冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31824191A JPH05157091A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 渦流送風機の軸受部冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31824191A JPH05157091A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 渦流送風機の軸受部冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157091A true JPH05157091A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18097006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31824191A Pending JPH05157091A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 渦流送風機の軸受部冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157091A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10196589A (ja) * | 1997-01-07 | 1998-07-31 | Hitachi Ltd | 渦流ブロワ |
| JPWO2004070209A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2006-05-25 | 株式会社キャップ | 高温ガス送風用ファン |
| JP2018204527A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 株式会社日立産機システム | 渦流ブロワ |
| JP2020056312A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社川本製作所 | モータ及びポンプ装置 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31824191A patent/JPH05157091A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10196589A (ja) * | 1997-01-07 | 1998-07-31 | Hitachi Ltd | 渦流ブロワ |
| JPWO2004070209A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2006-05-25 | 株式会社キャップ | 高温ガス送風用ファン |
| JP4602248B2 (ja) * | 2003-02-03 | 2010-12-22 | 株式会社キャップ | 高温ガス送風用ファン |
| JP2018204527A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 株式会社日立産機システム | 渦流ブロワ |
| JP2020056312A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社川本製作所 | モータ及びポンプ装置 |
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