JPH0515699Y2 - - Google Patents

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JPH0515699Y2
JPH0515699Y2 JP11033786U JP11033786U JPH0515699Y2 JP H0515699 Y2 JPH0515699 Y2 JP H0515699Y2 JP 11033786 U JP11033786 U JP 11033786U JP 11033786 U JP11033786 U JP 11033786U JP H0515699 Y2 JPH0515699 Y2 JP H0515699Y2
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terminal
coil
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plug terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用品の電源接続器、特に異常
振動によるリレーのチヤタリングの発生を防止で
きる上記電源接続器に関する。
〔従来技術とその問題点〕 第6図は従来から用いられている自動車用品、
例えばカーポツトの電気回路図であり、第7図は
その自動車用品の側面図ある。
自動車の車体側に取り付けられた車体固定具1
には電源接続用受端子2a,2b,2cが設けら
れる。そして、受端子2aにはメインリレー3の
接点3aを介して自動車電源装置からの電源Vが
与えられ、受端子2bはメインリレー3のコイル
3bの一端に接続され、そのコイル3bの他端に
は自動車の電源スイツチ4を介して自動車電源装
置からの電源Accが与えられ、また、受端子2c
は接地される。
自動車用品としての湯沸器5には、発熱体5a
と、湯温制御用の感熱素子5bと、過熱防止用の
感熱素子5cと、電源接続用プラグ素子6a,6
b,6cとが備えられる。そして、プラグ端子6
a,6b,6cは、受端子2a,2b,2cに挿
脱することができるようになつている。上記発熱
体5aの一端はプラグ端子6aに、また、その他
端は感熱素子5cを介してプラグ端子6cにそれ
ぞれ接続され、上記受端子2a,2c及びメイン
リレー3の接点3aと共に発熱体5aに電力を供
給するメイン回路を構成する。感熱素子5bの一
端はプラグ端子6bに、その他端は発熱体5aと
感熱素子5cとの接続点に接続され、上記受端子
6b及びメインリレー3のコイル3bと共に制御
回路を構成する。
このような構成を有する回路に於いて、プラグ
端子6a,6b,6cが受端子2a,2b,2c
に挿入され、且つ、電源スイツチ4がONされる
とメインリレー3のコイル3bに電流が流れ、こ
れにより接点3aがONされ、従つて発熱体5a
に電源Vによる電流が流れ、発熱体5aは発熱す
るのである。上記通電状態に於いて自動車の走行
が安定であると、湯沸器5に与えられる振動は少
ないので、プラグ端子6a,6b,6cは受端子
2a,2b,2cから離脱することはなく、安定
した通電が継続することができる。
ところが自動車が凹凸の激しい路面を走ると、
激しい振動が湯沸器5に与えられ、湯沸器5が車
体固定具1から浮き上がり、プラグ端子6a,6
b,6cと受端子2a,2b,2cとは離脱し、
これにより通電が一旦切れることになり、また、
次に起きる振動により再びプラグ端子6a,6
b,6cと受端子2a,2b,2cとは接続さ
れ、通電状態に戻る。
しかしながら、このような現象はリレー3のチ
ヤタリングを発生し、メインリレー3の寿命を縮
め、延いては自動車用品の部品の寿命をも縮める
ことになるのである。
〔考案の目的〕
本考案は上述の技術的課題を解決し、自動車用
品に用いられたリレーのチヤタリングの発生を防
止し、部品の寿命を縮めることのない、信頼性の
高い自動車用品の電源接続器を供給することを目
的とする。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は以下の
ような手段を採用している。即ち、自動車用品に
電力を供給するためのメイン回路及び上記電力供
給を制御するための制御回路に対応する自動車用
品側のプラグ端子と、それを受ける車体固定具側
の受端子を備え、制御回路に挿入されたメインリ
レーのコイルによつてメイン回路に挿入したメイ
ンリレーの接点を開閉するようにした自動車用品
の電源接続器に於いて、上記のプラグ端子より長
さの短い振動検知用のプラグ端子を自動車用品側
に、また、それに対応する受端子を車体固定具側
に新たに配設しておき、振動検知用リレーの第1
の接点を上記メインリレーのコイルの前段に接続
し、上記振動検知用リレーのコイルの一端を第2
の接点を介して上記振動検知用のプラグ端子に接
続し、上記コイルの他端を電源側に接続すること
によつて自己保持機能を持たせ、該コイルの初期
励磁を上記第2の接点に並列に接続された自己復
帰型スイツチで行い得るようにしたものである。
これにより、振動によつてプラグ端子と受端子
の不完全な嵌合状態が生じたとき、先ず、振動検
知用プラグ端子と受端子が外れて振動検知用リレ
ーをOFFにし、次いでメインリレーをOFFにし
てメイン回路への給電を阻止し、この状態で次の
振動が生じても、自己復帰型スイツチ及び振動検
知用リレーの第2の接点がOFFになつているの
で、振動検知用リレーが作動せず、メインリレー
もチヤタリングを起こすことがないのである。自
動車が安定走行に戻つたときには、自己復帰型ス
イツチを少しの間ONにしておけば通電状態は回
復するのである。
〔実施例〕
第1図は自動車用品が湯沸器である場合の電気
回路図の一例であり、第2図はその車載用湯沸器
の正面図である。
第1図及び第2図に於いて、第6図及び第7図
に示す構成要素に対応するものには同一の参照符
を付す。
第1図に於いて、車体固定具1には従来と同様
に、受端子2a,2b,2cが装着されている。
上記受端子2aにはメインリレー3の接点3aを
介して自動車電源装置からの電源Vが与えられ、
また、受端子2bはメインリレー3のコイル3b
の一端に接続される。そのコイル3bの他端には
振動検知用リレー7の第1の接点7a及び電源ス
イツチ4を介して自動車電源装置からの電源Acc
が与えられる。受端子2cは接地される。車体固
定具1には、更に、受端子2dが装着されてお
り、該受端子2dは、振動検知用リレーの第2の
接点7cとコイル7bを介して電源スイツチ4と
リレースイツチ7aとの接続点に接続され、ま
た、上記第2の接点7cと並列に自己復帰型スイ
ツチが接続されている。
自動車用品5には、従来と同様に、上記受端子
2a,2b,2cに対応してプラグ端子6a,6
b,6cが配設される。上記プラグ端子6aは発
熱体5aの一端に接続され、その発熱体5aの他
端は感熱素子5cを介してプラグ端子6cに接続
され、これによつて上記受端子2a,2cメイン
リレー3の接点3aと共に発熱体5aに電力を供
給するメイン回路を構成する。発熱体5aのアー
ス側(正確には感熱素子5c側)は更に感熱素子
5bを介してプラグ端子6bに接続され、上記受
端子2b、メインリレー3のコイル3bと共に制
御回路を構成している。自動車用品5には更にプ
ラグ端子6dが装着され、該プラグ端子6dは発
熱体5aのアース側に接続されている。
以下に具体的に説明するように、上記4つのプ
ラグ端子6a,6b,6c,6dのうち、プラグ
端子6dは最も短く、メイン回路を構成するプラ
グ端子6a,6cは最も長く、且つ、両者同じ長
さに設計され、また、制御回路を構成するプラグ
端子6bは、上記プラグ端子6a,6cと同じ
か、又はそれより僅かに短く、プラグ端子6dよ
り長く設計される。
そして湯沸器5と車体固定具1との着脱は、上
下方向の操作のみで行われる構造となつており、
前記プラグ端子6a〜6d、受端子2a〜2dの
位置関係は、第3図〜第5図に示すようになつて
いる。即ち、湯沸器5を軽く車体固定具1にセツ
トした状態は、第3図a,bに示すように、上記
メイン回路のプラグ端子6a,6cは、軽く受端
子2a,2c上に当接した状態となり、このとき
のプラグ端子6aと受端子2a、及びプラグ端子
6cと受端子2cは電気的にではなく機械的に接
触しているだけである。
更に、湯沸器5を下方に押し込むと、第4図
a,bに示すようになるが、プラグ端子6aと受
端子2a、プラグ端子6bと受端子2b、及びプ
ラグ端子6cと受端子2cは、まだ機械的に接続
されているだけである。
更に、湯沸器5を下方に押し込むと、第5図
a,bに示すようになるが、プラグ端子6aと受
端子2a、プラグ端子6bと受端子2b、及びプ
ラグ端子6cと受端子2c及びプラグ端子6dと
受端子2dとは機械的に接続され、更に後に詳し
く説明するように、電源スイツチ4及び自動復帰
型スイツチ8を作動させると、電気的にも接続さ
れた状態になり、この時の接続状態の端子6a,
6b,6d,6cの噛み合わせ寸法、e1,e2
e3,e1の関係は第5図bに示すようにe3<e2≦e1
となる。
上記の構成に於いて、湯沸器5を第5図に示す
ように車体固定具1に確実にセツトし、電源スイ
ツチ4をONした後、自動復帰型スイツチ8を短
時間ON操作すると振動検知用リレー7のコイル
7bは励磁される。これにより振動検知用リレー
7の第1、第2の接点7a,7cがONされ、振
動検知用リレー7は自己保持し、第1、第2の接
点7a,7bはONされたままとなる。また、第
1接点7aがONされた時、メインリレー3のコ
イル3bは励磁され、接点3aはONされる。従
つて発熱体5aには電源Vからの電力が供給さ
れ、発熱体5aは発熱し、湯沸器5内の水を加熱
する。その後は感熱素子5bのON/OFF作動に
より、メインリレー3を駆動制御し、発熱体5a
の通電制御を行い、これにより、湯沸器5内の湯
温は一定に保たれる。また、湯沸器5が何らかの
原因で加熱状態になると感熱素子5cが作動し、
発熱体5aの電流を遮断し、湯沸器5の安全を保
つ。
この状態に於いて、自動車の異状な振動により
湯沸器5が車体固定具1から浮き上がると、先ず
振動検知用プラグ端子6dが第4図bに示すよう
に受端子2dから離脱する。すると、電源Accか
ら電源スイツチ4、振動検知用リレー7のコイル
7b、第2の接点7c、受端子2dの経路を流れ
ていた電流が遮断され、振動検知用リレー7のコ
イル7bの励磁電流が遮断されるので第1、第2
の接点7a,7cがOFFされる。従つて、メイ
ンリレー3のコイル3bの励磁電流が遮断され、
これにより接点3aがOFFされて発熱体5aの
駆動は停止する。
前記振動が継続している場合、湯沸器5の重み
で再びプラグ端子6dと受端子2dとが接続され
ることがある。しかし、このような状態でプラグ
端子6dと受端子2dとが接続されても、自動復
帰型スイツチ8をONしない限り振動検知用リレ
ー7は作動しないので、メインリレー3の接点3
aは解放状態のままとなり、メイン回路には通電
されない。従つて振動によりプラグ端子6dと受
端子2dとが一旦離脱した後、プラグ端子6dと
受端子2dとが接触したり離れたりしても振動検
知用リレー7の第1、第2の接点7a,7c及び
メインリレー3の接点3aはON/OFF動作せ
ず、それらの各接点にはチヤタリング現像が発生
することがない。
湯沸器5への通電を再開する場合は、自動復帰
型スイツチ8を短時間だけONすればよい。その
後は前述したような動作により湯沸器5が駆動す
る。
尚、本実施例では自動車用品として車載用湯沸
器5を説明したが、それに限らずその他車載用の
電気機器であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、振動によつ
て振動検知用のプラグが対応する受端子から一旦
外れると、上記端子がその後の振動によつて接触
したり離れたりしても振動検知用リレーが作動し
ない構成となつているので、上記振動検知用リレ
ーはもとより、メインリレーもチヤタリングを起
こすことがなく、従つて自動車用品の部品の寿命
を縮めることがなく、信頼性の向上をも図ること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用品が湯沸器である本考案の一
実施例に係る電気回路、第2図は前記車載用湯沸
器を含む正面図、第3図aは前記車載用湯沸器の
要部側面図、第3図bは第3図aに示す状態に於
ける電源接続用端子の接続状態図、第4図aは前
記車載用湯沸器の要部側面図、第4図bは第4図
aに示す状態に於ける電源接続用端子の接続状態
図、第5図aは前記車載用湯沸器の要部側面図、
第5図bは第5図aに示す状態に於ける電源接続
用端子の接続状態図、第6図は従来の車載用湯沸
器の電気回路図、第7図は従来の車載用湯沸器を
含む側面図である。 図中、1……車体固定具、2a,2b,2c,
2d……車体固定具側の電源接続用端子(電源接
続手段)、3……通電制御用リレー(第1回路の
第1リレー)、5……湯沸器(自動車用品)、5a
……発熱体(負荷)、6a,6b,6c,6d…
…湯沸器側の電源接続用端子(電源接続手段)、
7……振動検知用リレー(第2回路の第2リレ
ー)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用品に電力を供給するためのメイン回路
    及び上記電力供給を制御するための制御回路に対
    応する自動車用品側のプラグ端子と、それを受け
    る車体固定具側の受端子を備え、制御回路に挿入
    されたメインリレーのコイルによつてメイン回路
    に挿入したメインリレーの接点を開閉するように
    した自動車用品の電源接続器に於いて、 上記のプラグ端子より長さの短い振動検知用の
    プラグ端子を自動車用品側に、又、それに対応す
    る受端子を車体固定具側に新たに配設しておき、
    振動検知用リレーの第1の接点を上記メインリレ
    ーのコイルの前段に接続し、上記振動検知用リレ
    ーのコイルの一端を第2の接点を介して上記振動
    検知用のプラグ端子に接続し、上記コイルの他端
    を電源側に接続することによつて自己保持機能を
    持たせ、該コイルの初期励磁を上記第2の接点に
    並列に接続された自己復帰型スイツチで行い得る
    ようにした自動車用品の電源接続器。
JP11033786U 1986-07-17 1986-07-17 Expired - Lifetime JPH0515699Y2 (ja)

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