JPH0515687U - ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路 - Google Patents

ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路

Info

Publication number
JPH0515687U
JPH0515687U JP6051291U JP6051291U JPH0515687U JP H0515687 U JPH0515687 U JP H0515687U JP 6051291 U JP6051291 U JP 6051291U JP 6051291 U JP6051291 U JP 6051291U JP H0515687 U JPH0515687 U JP H0515687U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
voltage
transistor
power mosfet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6051291U
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6051291U priority Critical patent/JPH0515687U/ja
Publication of JPH0515687U publication Critical patent/JPH0515687U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ステップアップ型DC−DCコンバータの出
力過電圧保護回路が動作して出力が短絡した際に、メイ
ンスイッチのバイポーラトランジスタに流れるサージ電
流を遮断してこのバイポーラトランジスタの破壊を防
ぐ。 【構成】 入力電圧1とチョークコイル11との間にパ
ワーMOSFET2を設けると共に、出力電圧の変動を
検出してその検出出力によりMOSFET2を“オフ”
制御する抵抗33、34、トランジスタ3、コンパレー
タ6を含むドライバ回路を設ける。このドライバ回路に
より出力短絡時にトランジスタ3を“オフ”させること
でパワーMOSFET2を“オフ”させて、メインスイ
ッチのバイポーラトランジスタ4をそれに流れるサージ
電流から保護する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ステップアップ型DC−DCコンバータ回路に関し、特に、過電圧 異常時の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のステップアップ型DC−DCコンバータ回路として、図4に示 すものが知られている。図5にその動作原理を示す。
【0003】 まず制御部に電源電圧が供給されると、出力のバイポーラトランジスタ5が“ オン”し、メインスイッチのバイポーラトランジスタ4を“オン”させる。バイ ポーラトランジスタ4が“オン”すると、入力電圧1→ヒューズ40→チョーク コイル11→バイポーラトランジスタ4→入力電圧1の閉ループに電流が流れる (図5(a)参照)。
【0004】 次に制御回路の出力バイポーラトランジスタ5が“オフ”すると、メインスイ ッチのバイポーラトランジスタ4が“オフ”する。バイポーラトランジスタ4が “オフ”すると、“オン”時に蓄えられたエネルギーがチョークコイル11→整 流ダイオード12→平滑コンデンサ13→入力電圧1→ヒューズ40→チョーク コイル11の閉ループに回生され、負荷に電力が供給される(図5(b)参照) 。
【0005】 このように、バイポーラトランジスタ4が一定のデュティ比で“オン”、“オ フ”を繰り返し、出力に一定の電圧を供給する。
【0006】 また出力側の過電圧異常時には、定電圧ダイオード15以上の電圧に達すると 抵抗35、36に電流が流れ、SCR14を“オン”させ、出力を短絡し、過電 圧を抑制する(図5(c)参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の回路では、出力側に過電圧が発生したときに出力側 に接続された過電圧保護回路が働き、出力を短絡して過電圧を抑えるが、瞬時に サージ電流が入力電圧1→チョークコイル11→整流ダイオード12→SCR1 4→入力電圧1と入力電圧1→ヒユーズ40→チョークコイル11→バイポーラ トランジスタ24の閉ループに流れ、ヒューズの応答速度が数msと遅いために 、バイポーラトランジスタ4が破壊する欠点があった。
【0008】 本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、従って本考案の目的は 、従来の技術に内在する上記欠点を解消することを可能としたDC−DCコンバ ータの新規な保護回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るステップアップ型DC−DCコンバ ータの保護回路は、入力電圧1とチョークコイル11の間に接続されたパワーM OSFET2と、出力の過電圧保護回路が動作し、出力短絡の状態時にその電圧 を検出し、パワーMOSFET2を“オフ”させるコンパレータ6とから構成さ れるドライブ回路を備えて構成される。
【0010】
【実施例】
次に本考案をその好ましい各実施例について図面を参照して具体的に説明する 。
【0011】 図1は本考案による第1の実施例を示す回路構成図であり、図2(a)〜(c )は図1に示された回路の動作原理を示す図である。
【0012】 図1において、参照番号1は入力電圧、2はパワーMOSFET、3〜5はバ イポーラトランジスタ、6、7はコンパレータ、8はAND回路、9、10は演 算増幅器、11はチョークコイル、12は整流ダイオード、13は平滑コンデン サ、14はSCR、15は定電圧ダーイオード、16は負荷、17は遅延時間回 路、18は発振器、19〜36は抵抗、37〜39はコンデンサ、40はヒュー ズをそれぞれ示す。
【0013】 図1に示された第1の実施例の動作原理について図2に示す。
【0014】 図1、図2(a)〜(c)を参照するに、まず制御回路、過電流保護回路部に 電源電圧が供給されると、バイポーラトランジスタ3、5が“オン”し、過電流 保護回路部のパワーMOSFET2およびメインスイッチのバイポーラトランジ スタ4が“オン”し、入力電圧1→パワーMOSFET2→チョークコイル11 →バイポーラトランジスタ4→入力電圧1の閉ループに電流が流れる(図2(a )参照)。
【0015】 次に制御回路部の出力バイポーラトランジスタ5が“オフ”すると、メインス イッチのバイポーラトランジスタ4が“オフ”する。バイポーラトランジスタ4 が“オフ”すると、“オン”時に蓄えられたエネルギーがチョークコイル11→ 整流ダイオード12→平滑コンデンサ13→入力電圧1→パワーMOSFET2 →チョークコイル11の閉ループに回生され、負荷に電力が供給される(図2( b)参照)。このようにトランジスタ4の“オン”、“オフ”の繰り返しにより 、出力に一定の電圧を供給する。
【0016】 また出力側の過電圧異常時には定電圧ダイオード15以上の電圧に達すると、 抵抗35、36に電流が流れ、SCR14を“オン”させて出力を短絡させる。 それと同時に出力電圧の低下を抵抗33、34の分圧により検出し、コンパレー タ6を介してバイポーラトランジスタ3を“オフ”させることでパワーMOSF ET2を“オフ”させ(図2(c)参照)、出力短絡時にバイポーラトランジス タ4に流れるサージ電流から保護する。
【0017】 図3は本考案による第2の実施例を示す回路構成図である。
【0018】 図3を参照するに、この本考案による第2の実施例は、全体の回路構成及び動 作は図1に示した第1の実施例と同じであるが、バイポーラトランジスタ4の代 わりにパワーMOSFET41を用いているために“オン”時の損失、スイッチ ング損失が低減される効果がある。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ステップアップ型DC−DCコンバー タの保護回路において入力電圧とチョークコイルの間に接続されたパワーMOS FETと、出力電圧の変動を検出し、出力電圧短絡時に前記パワーMOSFET を“オフ”させるドライブ回路から構成される保護回路にしたので、過電圧保護 回路の動作した瞬間(出力短絡時)にバイポーラトランジスタに流れるサージ電 流を遮断できバイポーラトランジスタの破壊を保護できるという効果が得られる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による第1の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図2】図1に示された動作原理を説明するための図で
ある。
【図3】本考案による第2の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図4】従来におけるこの種の回路の回路図である。
【図5】図4に示した回路の動作原理を示す図である。
【符号の説明】
1…入力電圧 2…パワーMOSFET 3〜5…バイポーラトランジスタ 6、7…コンパレータ 8…AND回路 9、10…演算増幅器 11…チョークコイル 12…整流ダイオード 13…平滑コンデンサ 14…SCR 15…定電圧ダイオード 16…負荷 17…遅延時間回路 18…発振器 19〜36…抵抗 37〜39…コンデンサ 40…ヒューズ 41…パワーMOSFET

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチングトランジスタと、該スイッ
    チングトランジスタをオン/オフするための発振器と出
    力電圧の制御回路とを有し前記トランジスタに一定のデ
    ュティサイクルでオン/オフ信号を送る制御回路と、前
    記トランジスタによって高周波に変換された電力を再度
    直流にする整流・平滑部と、出力に発生する過電圧を保
    護する過電圧保護回路とを有し、入力電圧より高い電圧
    を作るステップアップ型DC−DCコンバータ回路にお
    いて、入力電圧とチョークコイルの間にヒューズの代わ
    りにパワーMOSFETを接続し、該パワーMOSFE
    Tのドライブ回路は出力の電圧変動に応じて制御可能な
    コンパレータから構成され、出力側の過電圧異常時に前
    記パワーMOSFETを“オフ”させ、サージ電流から
    前記スイッチングトランジスタを保護する回路を有する
    ことを特徴とするステップアップ型DC−DCコンバー
    タの保護回路。
JP6051291U 1991-07-31 1991-07-31 ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路 Pending JPH0515687U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6051291U JPH0515687U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6051291U JPH0515687U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515687U true JPH0515687U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13144444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6051291U Pending JPH0515687U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515687U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215359A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Toshiba Corp 冷蔵庫のdc電源装置
JP2008092639A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215359A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Toshiba Corp 冷蔵庫のdc電源装置
JP2008092639A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4706177A (en) DC-AC inverter with overload driving capability
JP2007014193A (ja) デュアルゲート双方向hemtをもつ効率的な突入電流制限回路
JPS6024664B2 (ja) スイツチング形電源回路
US20050017665A1 (en) Brushless DC motor having an AC power control device
US6650093B1 (en) Auxiliary boundary regulator that provides enhanced transient response
JPH0515687U (ja) ステツプアツプ型dc−dcコンバータの保護回路
JP3574599B2 (ja) 入力過電圧制限機能を備えた突入電流防止回路
JPH11146635A (ja) 直流電源装置
JPH06153382A (ja) スイッチング電源の保護回路
JP2553086Y2 (ja) ステップダウン型dc−dcコンバータ
JP3475643B2 (ja) 降圧チョッパ回路による過電圧防止方法
JPS5937667B2 (ja) 電圧変換装置
JPS6387173A (ja) 電源装置
JPH06276734A (ja) 過電流保護回路
JP3613037B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JPH0866023A (ja) 制御極付半導体素子を用いた整流回路
JP3113710B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2600224Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPS6125354Y2 (ja)
JPH04109864A (ja) スイッチング電源装置
JPH0686454A (ja) 電源装置
KR950009769Y1 (ko) 단일전원 회로용 전자식 대전류 스위치의 보호회로
SU1654956A1 (ru) Преобразователь посто нного напр жени
KR850001950Y1 (ko) 안정화 전원 회로
JPH0474929B2 (ja)