JPH05156869A - 自動開閉装置 - Google Patents

自動開閉装置

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Publication number
JPH05156869A
JPH05156869A JP3324191A JP32419191A JPH05156869A JP H05156869 A JPH05156869 A JP H05156869A JP 3324191 A JP3324191 A JP 3324191A JP 32419191 A JP32419191 A JP 32419191A JP H05156869 A JPH05156869 A JP H05156869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing
speed
image
closing part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3324191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Niwa
孝 丹羽
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3324191A priority Critical patent/JPH05156869A/ja
Publication of JPH05156869A publication Critical patent/JPH05156869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像認識によって開閉動作時に所定の位置で
の開閉速度の変更停止を可能にする。 【構成】 画像入力手段3により撮像された画像中で開
閉部1を検出する動体検出手段4が設けられ、また、こ
の動体検出手段4の出力から開閉部1の位置及び速度を
検出する位置・速度検出手段5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッター、自動ドア
等の開閉装置の開閉部を画像で抽出し、抽出された開閉
部の速度を認識して開閉を制御する自動開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動開閉装置、例えば、
冷凍倉庫のシャッターのように冷気を逃がさないよう
に、荷物の出し入れによる開閉をなるべく短時間でおこ
なうために高速度で開閉を行なうようになっている。し
かしながらシャッター自体の慣性があるために高速度で
地面近傍まで降ろして停止動作に入ってもすぐには停止
せず、地面と激突する危険性がある。そのような事態を
避けるために地上から一定の高さに達したことを図8に
示すように左右のガイド13,14に設置した光電スイ
ッチ15等により検出し、その信号をモータ16に送っ
て減速運転に入り、ゆっくりと地面近傍で停止するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、出入りする物体が大型車両のような背の高
い物の時は開閉部との接触の危険性を避けるために早く
から減速運転に入らねばならず、大型車両用にセンサの
高さを調節する必要があった。一方そのように高くセン
サを調節してしまうと、人間等が出入りする時は早くか
ら減速運転に入ってしまうことからシャッターが降りる
のに時間がかかりすぎ冷気を逃がしてしまうという課題
があった。しかも出入りする物体の高さによってセンサ
を取り付ける位置を変えようとしても設置場所の制約か
らセンサの高さを簡単には変更できないという課題もあ
った。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、動体
を画像で検出する事によって、移動中の開閉部の位置と
速度を検出し、任意の高さで開閉部の動作速度を変化さ
せる手段を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、開閉部を撮像する画像入力手段と、前記画
像入力手段で撮像された画像中で開閉部を検出する動体
検出手段と、動体検出手段の出力から開閉部の位置及び
速度を検出する位置・速度検出手段と、位置・速度検出
手段の出力により開閉手段を制御する制御手段とを設け
たものである。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成によって、開閉手段近傍を
画像入力手段で画像入力し、画像入力した画像から、開
閉部を動体検出手段で検出し、その後開閉部の位置・速
度を位置・速度検出手段によって検出し、制御部からの
信号で任意の位置で開閉部の速度を変える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0008】図1において、1は開閉部、2は開閉部1
を開閉する開閉手段、3は開閉部1の近傍を撮像する画
像入力手段、4は画像入力手段3で撮像された画像中移
動する開閉部1を検出する動体検出手段、5は開閉部1
の位置・速度を検出する位置・速度検出手段、6は位置
・速度検出手段からの信号によって開閉手段2に制御信
号を送る制御手段である。
【0009】また、動体検出手段4は、背景画像を書き
込んでおく背景画像メモリ部8と、現在の画像をかき込
んでおく現画像メモリ部7と、現画像メモリ部7と背景
画像メモリ部8の差分演算を行う差分手段9と、差分手
段9で得られた画像をある設定された値により2値化す
る2値化手段10とから構成されている。図2は本発明
の自動開閉装置で開閉手段1はいわゆるシャッター11
で構成されている。開閉部1の上方には画像入力手段3
が配置されている。
【0010】また、図3,図4において12は開閉部1
の上方から下方に向けて設置した画像入力手段3で入力
された画像で、図3は開閉部1が完全に開けられた状態
であり、画像内に開閉部1は存在していない。この画像
が背景画像であり背景画像メモリ部8に書き込まれてい
る。図4は開閉部1が下がってきて画像内に開閉部1が
現われたことを示している。
【0011】図5は図3と図4で示す2つの画像から差
分手段9による差分と2値化手段10によって2値化さ
れた開閉部1が抽出されたことを示している。この画像
は動体検出手段4の出力画像であり位置・速度検出手段
5への入力となる。
【0012】図6は位置・速度検出手段5で位置及び・
速度を検出する手続きを示す概念図である。
【0013】図7は位置・速度検出実行の様子を示すフ
ローチャートである。以下図5及び図6により位置・速
度検出動作を説明する。説明を簡単化するために画素は
すべて1単位ごとに並んでいるものとし、図5において
左下を原点とし水平方向をX軸、垂直方向をY軸とす
る。
【0014】ステップ101において動体検出手段4か
ら開閉部1の画像を入力する。ステップ102で位置・
速度を検出する検出代表点を決める。まず検出スタート
点A0 を設定する。以後検出点はA1 、A2 、‥‥‥、
AN 、AN+1 、‥‥‥、AL までガイド14の画像上の
位置に相当する直線a上にあるとする。AL では開閉部
1は地面についている。
【0015】ステップ103で位置・速度を計算するた
めの初期値を設定する。ここでXK、YK は現在の開閉
部画像入力から計算された検出代表点のX座標およびY
座標であり、XK-1 、YK-1 は前回の開閉部画像入力か
ら計算された検出代表点のX座標およびY座標である。
ここでA0X、A0Yはj=0 での検出点、すなわちA0 のX
座標およびY座標である。すなわちXK 、XK-1 をすべ
てA0 のX座標、YK、YK-1 をA0 のY座標とする。
【0016】つぎにステップ104で右側のいくつ目の
画素を調べにいくかを示すカウンタiを0にする。
【0017】つぎにステップ105でとなりの画素を調
べるためにX座標を+1する。つぎにステップ106で
その画素の値が1かどうかを調べ、1ならば検出代表点
を+1するために検出代表点を表わすカウンタjを+1
し、その後ステップ108でXK を代表点Aj のX座標
AjxにYK を代表点Aj のY座標AjYに置き換えてステ
ップ105へ戻る。
【0018】一方ステップ106でその画素の値が1で
なかったらその隣の画素を調べに行くためにステップ1
09でiを+1する。
【0019】次にステップ110ではiの値が10かど
うか、すなわちその画素の右側に一定数以上値が0であ
る画素が10個並んでいるかを調べ、その条件にあった
時はステップ111でその時点でのAj を検出代表点と
して確定し、YK −YK-1 で距離を、(YK −YK-1 )
/Δtで速度を計算する。ここでΔtは前回画像が入力
されてから今回画像が入力されるまでの時間であり通常
は一定時間である。
【0020】次にステップ112でXK をXK-1 に、Y
K をYK-1 に移した後、ステップ101に戻り順次この
ステップを繰り返す。
【0021】図6でt=Tにおける画像とt=T−Δt
における開閉部1の抽出画像が重ねて描いてあるが上記
フローチャートの手続きを実行することによりt=Tに
おいては検出代表点としてAN+3 が得られ、t=T−Δ
tにおいてはAN+1 が得られる。従ってt=Tにおける
開閉部1の端面の座標は(XN+3 ,YN+3 )、Δt間の
移動距離はYN+3 −YN+1 となり、速度は(YN+3 −Y
N+1 )/Δtで求められることになる。すなわち実際の
画像内での開閉部1の移動距離ΔYをΔHで近似したも
のになっている。しかしその誤差は実用上なんら問題と
ならない程度のものである。
【0022】上記構成によって画像のなかで開閉部1の
端面の位置と移動の速度が求めることができ、位置・速
度検出手段からの位置及び速度情報が制御手段6に送ら
れ、制御手段6は開閉手段2を介して開閉部1を制御す
ることによって所定の高さでの開閉部1の移動速度の変
更、停止等の制御が可能になる。
【0023】また開閉部1の下の障害物等によって開閉
部1が移動を妨げられたときも、画像情報から速度の異
常を検出できることから緊急停止が可能となり、無理に
開閉部1が移動してガイド等を破壊するという危険をも
避けることができる。
【0024】また開閉部のガイド内等、外部から見えな
い位置に異常が発生し、開閉部1が移動中に異常な制動
が加えられても画像情報から速度の異常を検出出来るこ
とから緊急停止が可能となり、無理に移動してガイド等
を破壊するという危険も避けることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動開閉装
置によれば、以下の効果が得られる。 (1)開閉部の任意の位置で開閉速度の変更が出来る。 (2)開閉部の異常をおこす要因が確認できなくても開
閉部の位置や速度異常を速やかに検出して停止させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動開閉装置の構成
を示すブロック図
【図2】同装置の外観斜視図
【図3】同装置の開閉部の存在しない場合の入力画像図
【図4】同装置の開閉部の存在する場合の入力画像図
【図5】同装置の差分画像図
【図6】同装置の位置・速度検出の概念を説明する図
【図7】同装置のフローチャート
【図8】従来の自動開閉装置の構成を示した外観斜視図
【符号の説明】
1 開閉部 2 開閉手段 3 画像入力手段 4 動体検出手段 5 位置・速度検出手段 6 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉部を開閉する開閉手段と、前記開閉手
    段の近傍を撮像する画像入力手段と、前記画像入力手段
    で撮像された画像中の動いている前記開閉部を検出する
    動体検出手段と、前記動体検出手段の出力から前記開閉
    部の位置と速度を検出する位置・速度検出手段と、前記
    位置・速度検出手段の出力で前記開閉部の開閉を制御す
    る制御手段とを有する自動開閉装置。
JP3324191A 1991-12-09 1991-12-09 自動開閉装置 Pending JPH05156869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324191A JPH05156869A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3324191A JPH05156869A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 自動開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH05156869A true JPH05156869A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18163090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3324191A Pending JPH05156869A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 自動開閉装置

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JP (1) JPH05156869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256674A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Aisin Seiki Co Ltd ドア開閉駆動装置
JP2012522919A (ja) * 2009-04-07 2012-09-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ シェーディング装置を制御するシステム及び方法

Cited By (2)

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