JPH05156655A - 水中建造物 - Google Patents

水中建造物

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JPH05156655A
JPH05156655A JP3360416A JP36041691A JPH05156655A JP H05156655 A JPH05156655 A JP H05156655A JP 3360416 A JP3360416 A JP 3360416A JP 36041691 A JP36041691 A JP 36041691A JP H05156655 A JPH05156655 A JP H05156655A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水位変化の大きな場所であっても水中建造物
の比重に対応させて容易に所定水深位置に静止させるこ
とができ、しかも、重量物の収納もできる。 【構成】 水中建造物の構成を、建物本体を外周壁12
と内周壁16との間に間隙を有する二重構造とし、上記
間隙内に水を吸排水する上記建物本体を水没させるとと
もに、上記建物本体の上部に形成された出入口塔部分3
0のみを水面に突出させるように設置し、かつ、上記建
物本体を牽引体Sで引張して所要水深位置に静止する
ように構成されてなる水中建造物において、上記建物本
体を引張する牽引体の一端を建物本体に配設された巻取
手段50,51,53に止着し、該巻取手段を正逆回転
させることで、比重等の変動により浮沈する建物本体を
上記所要水深位置に静止させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水中に設置される水
中建造物に係り、特に、水中建造物の比重の増減に対応
して建物本体を所要水深位置に静止させることができる
水中建造物に関する。
【0002】
【従来技術】近年の生活圏の都市集中化の状況下では、
土地の入手自体が困難になってきており、内部に人が居
住しない倉庫や車庫等のような大規模建造物は、例え
ば、海底や水底などに設置する方が土地の効果的な利用
を図ることができることは周知の通りである。
【0003】しかしながら、従来の水中建造物施工法に
あっては、倉庫や車庫等のような大規模建造物を海底や
水底等に設置する場合には、陸地で該建造物を施工した
後、これを舶舶等で設置場所まで曳航し沈める、という
工法であるため、建造物の大きさが船舶等で運べる大き
さのものに限定され、また、波のないときにしか曳航で
きない場合には設営が長期化し、また、建造物を水底に
水平に設置しなければならないため、建造物を沈める作
業が非常に難しく、しかも、安定した堅固な基礎を構築
しなければならないため、工期が長期化し、建設コスト
も莫大となる、という問題を有していた。
【0004】また、従来では、水中建造物を建造する所
定の水域に、矢板等のセキ板を打設し、或は、積石して
該水域を区画した後、その内側の水を排出し、その後、
地上建造物を建造するように水中建造物を建造する工法
も周知である。
【0005】この工法によれば、水中建造物の大きさが
限定されない自由度があり、かつ、施工期間中水による
影響を受けることなく所望規模の水中建造物を建造し得
ることになる反面、上記のように所定の水域を区画し、
その内個の水を排出して地上と同じ状態に維持しようと
すると、水深の浅い場所に限定されると共に、施工期間
が長くなり、建設コストも莫大となる、という問題を有
していた。
【0006】そこで本発明者は、上記従来の課題を全て
解決する全く異る新規な工法によって、地上建造物を建
造する場合と同様の手順で、短期間に、かつ、コストも
大幅に低減することができ、設置後の安全性も充分確保
することができ、さらには、多目的の用途に使用するこ
とができる基礎工事を必要としない水中建造物を提供し
ている(特願平1−10004号)。
【0007】本発明者が先に提案した上記水中建造物
は、水海底に軟定着される基盤体と、該基盤体上に建立
される建物本体と、からなり、上記基盤体は、上記建物
本体の完成前には水面に浮上するように形成されている
と共に、上記建物本体は、外周壁と内周壁との間に間隙
を有する二重構造とし、上記間隙内に水を吸排水し或は
別途用意したウエイトで水没させ、上記建物本体の上部
に形成された出入口塔部分のみを水面に突出させること
を特徴とするものである。
【0008】
【従来技術の課題】しかしながら、本発明者が先に提案
した上記水中建造物にあっては、水位が増減したり、収
納物の重量によって水中建造物の比重が可変した場合、
この比重の可変に対応して上記水中建造物を所定水深位
置で静止させておくことが難しく、水位変化の大きな場
所には設置しにくいと共に、比重に変化をきたすような
重量物の収納ができない等の不具合を有していた。
【0009】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、本発明者が先
に提案した水中建造物を、水位変化の大きな場所であっ
ても水中建造物の比重に対応させて容易に所定水深位置
に静止させることができ、しかも、重量物の収納も可能
な水中建造物を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明にあっては、水中建造物の構成を、建物
本体を外周壁と内周壁との間に間隙を有する二重構造と
し、上記間隙内に水を吸排水する上記建物本体を水没さ
せるとともに、上記建物本体の上部に形成された出入口
塔部分のみを水面に突出させるように設置し、かつ、上
記建物本体を牽引体で引張して所要水深位置に静止する
ように構成されてなる水中建造物を技術的前提とし、上
記建物本体を引張する牽引体の一端を建物本体に配設さ
れた巻取手段に止着し、該巻取手段を正逆回転させるこ
とで、比重等の変動により浮沈する建物本体を上記所要
水深位置に静止させるように構成したことを特徴とする
ものである。
【0011】また、この発明にあっては、比重等の変動
により浮沈する建物本体を上記所要水深位置に静止させ
るため、上記巻取手段を正逆回転させると共に、上記外
周壁と内周壁との間に間隙内に水を流入させ或は排水す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0012】さらに、この発明にあっては、牽引体の劣
化により該牽引体が破断して水中建造物の安定的な静止
状態が崩れるのを防止するため、上記牽引体を複数本で
構成し、これら複数本の牽引体を、2本を一組として用
い、該一組の牽引体のいずれか一方の牽引体を、前記建
物本体を引張する張力が作用しない状態で前記巻取手段
に止着することで、常にテンションが作用している他方
の牽引体が破断しても上記一方の牽引体で水中建造物を
所定水深位置に静止させることができるように構成した
ことを特徴とするものである。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この発
明を詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、この実施例に係る水中
建造物Hは、鉄骨材などで形成された基盤体4と、この
基盤体4の上面に建立される建物本体1と、該建物本体
1を引張し所定水深位置に静止させる複数本の牽引体S
,Sと、から構成されている。
【0015】基盤体4は、図2に及び図3に示すよう
に、タイヤチューブなどで構成された多数のフロート材
40と、このフロート材40の上面側に配設され該フロ
ート材40を連結する結束枠41と、この結束枠41の
上面側に一体的に連設された支持枠42と、から構成さ
れており、上記多数のフロート材40によって大きな浮
力が得られるように構成されている。
【0016】尚、上記多数のフロート材40は、前記し
たタイヤチューブに代えて、発泡スチロール等の大きな
浮力が得られるものを用いることができる。
【0017】また、上記基盤体4は、前述したように、
可能な限り大きい浮力を具有するように形成されるとし
ているが、この浮力は、具体的には、上記基盤体4のみ
を水面w上に浮かべることができるようにするのは勿論
のこと、該基盤体4の上面に建物本体1を建立するため
の資材の載置し、或は、建物本体1の所謂一階分を建立
しても水没しない程度に設定される。
【0018】このように構成された基盤体4は、水中建
造物設定位置まで船舶によって曳航し、或は、現場にお
いて構築する。設置位置においては、基盤体4が水面w
上に浮べられている間、水底上に載置されたアンカーU
またはUに連結され、水流によって流されないよう
に設置される。
【0019】建物本体1は、前記基盤体4の上面に建立
されるもので、図4乃至図6に示すように、外周壁12
及び内周壁16を有してなり、さらには、この実施例に
あっては、図1に示すように、基礎床10,各階床1
1,天井床13,天端床14及び出入口塔部分30を有
して構成されている。
【0020】即ち、前記基盤体4の上面には、先ず、上
記基礎床10が形成され、この後、上記基礎床10上
に、外周壁12が一階分だけ建立される。
【0021】これによって、縦断面凹状のプール状建造
物が基盤体4の上面に形成され、これ以降の施工作業、
即ち、外周壁12の内側での内周壁16の建立作業を、
風や水の影響を受けることなく行なうことができる。
【0022】このように外周壁12が形成された後、該
外周壁12の内側には、縦断面凹状の内周壁16が建立
され、かつ、該内周壁16の下端部には一階床11が同
時に形成され、さらに、この一階床11と下方の基礎床
10との間には、束柱15が立設される。
【0023】また、この一階床11と前記基礎床10と
の間及び外周壁12と内周壁16との間には、水が流入
される間隙Tが形成されている。
【0024】このようにして内周壁16が立設された
後、今度は二階床11が内周壁16の上端部に形成さ
れ、該二階床11の上面には内周壁16が延設され、か
つ、外周壁12の上端にさらに外周壁が延設される。
【0025】以上の手順に従って、外周壁12の上端に
外周壁12が順次延設され、また、上記内周壁16の上
端には三階床11が連設され、以後、かかる作業が繰り
返されることにより、天井床13、天端床14及び出入
口塔部分30が次第に延設或は連設され、建物本体1が
完成される。尚、図中符号32は、例えば、ヘリポート
等に利用される発着台を、Kはクレーンを示している。
【0026】このようにして形成された建物本体1は、
上記出入口塔部分30に配設したポンプ装置Pによって
上記間隙T内に水を流入させることで水中に沈ませるこ
とができる。この場合、上記出入口塔部分30のみが水
面から上に突出するように、上記ポンプ装置Pを稼動さ
せて上記間隙T内に水を流入させ、或は、排水して建物
本体1の重量を増減させることで、該建物本体1を水底
上から離間した所定水深位置に安定的に静止させること
ができる。
【0027】この場合、水面w下において上記建物本体
1に作用する面圧aは、水面から突出する出入口塔部分
30に作用する面圧bより大きく(a>b)設定されて
いるので、該水中建造物Hを、嵐がきても常に安定した
状態で牽引静止させることができ、また、建物本体1は
水底Lから離間した位置で静止しているため、自身等の
影響を受けることがなく安全である。尚、上記建物本体
1に作用する面圧aとは、建物本体1の水面下の没して
いる外壁部分に作用する水圧や潮流圧力のことをいい、
また、上記出入口塔部分30に作用する面圧bとは、風
圧や波の圧力をいう。
【0028】勿論、上記外周壁12及び内周壁16は、
鉄筋コンクリート造あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造等
の耐水性に優れ、かつ、耐圧性にも優れる材料で形成
し、水中建造物Hの液密性を確保するように構成されて
いる。
【0029】従って、この実施例に係る上記建物本体1
にあっては、前記外周壁12,基礎床10,天端床14
及び出入口塔部分30によって水中建造物Hの外壁が形
成され、また、前記内周壁16,各階床11及び天井床
13によって水中建造物の内壁が形成され、その内部が
居住或は収納空間Rとされる。
【0030】以上のようにして形成された水中建造物の
居住或は収納空間Rは、例えば、倉庫や車庫または居住
用等として利用することができ、この場合には、上記出
入口塔部分30の内部31にエレベーターやリフト等を
配備することができる。
【0031】一方、上記建物本体1の所定水深位置にお
ける静止は、この実施例では、一端が水底Lに載置され
たアンカーUまたはUに連結された牽引体S,S
の巻き上げ或は巻き戻しによっても行われる。
【0032】この牽引体S,Sは、例えば、アンカ
ーロープやチェーン等の索条体で形成されており、その
一端は、上記したように水底上に載置されたアンカーU
またはUに連結され、かつ、他端は、上記建物本体
1の内部間隙Tの適所に配設されたモータ52に止着さ
れており、しかも、これら各牽引体S,Sの中途部
は、上記建物本体1の外部に回転自在に軸支されてなる
プーリ或はスプロケット50,51に懸架されている。
尚、図中符号53は、上記建物本体1の外周壁12に回
転自在に軸支されたプーリ或はスプロケットを示してお
り、該プーリ或はスプロケット53には、上記一方の牽
引体Sが懸架される。
【0033】また、図1からも明らかなように、この実
施例では、例えば、建物本体1の四隅を引張する上記各
牽引体S,Sを、2本を一組として用いており、こ
の一組の牽引体S,Sのいずれか一方の牽引体S
或はSに、前記建物本体1を引張する張力(テンショ
ン)が作用しないように前記モータ52に止着して、他
方の牽引体S或はSで建物本体1を引張するように
構成されており、常にテンションが作用している他方の
牽引体S或はSが破断しても上記一方の牽引体牽引
体S或はSで水中建造物1を所定水深位置に静止さ
せ、牽引体S或はSの劣化により該牽引体S或は
が破断しても、該建物本体1が水流に流されること
がないように配慮されている。
【0034】それ故、この実施例に係る水中建造物Hに
あっては、例えば、水位が上昇して建物本体1の出入口
塔部分30が水没した場合には、モータ52を作動させ
て牽引体S,Sを送り出し、かつ、間隙T内の水を
排水して建物本体の比重を軽くすることで、該建物本体
1は上昇し、出入口塔部分30を水面から上に突出させ
る。反対に、水位が下降して建物本体1が水面から突出
した場合には、モータ52を作動させて牽引体S,S
を巻き取り、かつ、ポンプ装置Pを作動させて間隙T
内に水を流入させて建物本体1の比重を重くすること
で、該建物本体1は下降し、上記出入口塔部分30のみ
が水面から上に突出するように調整する。勿論、このモ
ータ52の送り出し・巻き取り作業および上記ポンプ装
置Pの吸排水作業は、建物本体1の所定水面位置に設置
されたセンサ(図示せず)からの情報によって自動制御
されるように構成することもできる。
【0035】また、水位が変化せずに、例えば、建物本
体1内に収納される物等の重量が嵩み、建物本体1の比
重が大きくなって建物本体1の出入口塔部分30が水没
した場合には、上記間隙T内の水を排水して建物本体の
比重を軽くすることで、該建物本体1は上昇し、出入口
塔部分30を水面から上に突出させる。反対に、水位が
下降して建物本体1が水面から突出した場合には、モー
タ52を作動させて水を排水して建物本体の比重を重く
することで、該建物本体1は下降し、出入口塔部分30
のみが水面から上に突出するように調整する。
【0036】勿論、この発明にあっては、上記建物本体
1の浮沈距離や態様によって、モータ52による牽引体
,Sの送り出し・巻き取り作業とポンプ装置Pに
よる間隙Tへの水の吸排水を、同時或はいずれか一方で
対処するように構成することもできる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、水位の変化により、或は、収納される荷
物の重量によって水中建造物の比重が変化しても、これ
に対応させて建物本体を安定的に所定水深位置に静止さ
せることができ安全であると共に、牽引体を2本を一組
として用い、一方の牽引体にテンションをかけないで建
物本体を引張するように構成されているので、テンショ
ンが作用している他方の牽引体が経時使用等によって破
断したとしても、上記一方の牽引体で建物本体を引張で
きるので水流に流されることもなく安全である等、幾多
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る水中建造物を一部破
断して示す縦断面図である。
【図2】基盤体を一部破断状態で示す拡大正面図であ
る。
【図3】基盤体を一部破断状態で示す拡大平面図であ
る。
【図4】基盤体の上面に建物本体を順次建造する工程の
第1段階を示す拡大縦断面図である。
【図5】基盤体の上面に建物本体を順次建造する工程の
第2段階を示す拡大縦断面図である。
【図6】基盤体の上面に建物本体を順次建造する工程の
第3段階を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 建物本体 30 出入口塔部分 50,51,53 巻取手段 52 モータ H 水中建造物 P ポンプ装置 S,S 牽引体 T 間 隙 U,U アンカー w 水 面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体を外周壁と内周壁との間に間隙
    を有する二重構造とし、上記間隙内に水を吸排水する上
    記建物本体を水没させるとともに、上記建物本体の上部
    に形成された出入口塔部分のみを水面に突出させるよう
    に設置し、かつ、上記建物本体を牽引体で引張して所要
    水深位置に静止するように構成されてなる水中建造物に
    おいて、上記建物本体を引張する牽引体の一端を建物本
    体に配設された巻取手段に止着し、該巻取手段を正逆回
    転させることで、比重等の変動により浮沈する建物本体
    を上記所要水深位置に静止させるように構成したことを
    特徴とする水中建造物。
  2. 【請求項2】 建物本体を外周壁と内周壁との間に間隙
    を有する二重構造とし、上記間隙内に水を吸排水する上
    記建物本体を水没させるとともに、上記建物本体の上部
    に形成された出入口塔部分のみを水面に突出させるよう
    に設置し、かつ、上記建物本体を牽引体で引張して所要
    水深位置に静止するように構成されてなる水中建造物に
    おいて、上記建物本体を引張する牽引体の一端を建物本
    体に配設された巻取手段に止着し、該巻取手段を正逆回
    転させると共に、上記外周壁と内周壁との間に間隙内に
    水を流入させ或は排水することで、比重等の変動により
    浮沈する建物本体を上記所要水深位置に静止させるよう
    に構成したことを特徴とする水中建造物。
  3. 【請求項3】 前記牽引体を複数本で構成し、これら複
    数本の牽引体を、2本を一組として用い、該一組の牽引
    体のいずれか一方の牽引体は、前記建物本体を引張する
    張力が作用しない状態で前記巻取手段に止着されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか記
    載の水中建造物。
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CA002083646A CA2083646A1 (en) 1991-11-29 1992-11-24 Semisubmersible building
AU29658/92A AU662773B2 (en) 1991-11-29 1992-11-25 A semisubmersible building
TW081109523A TW205078B (ja) 1991-11-29 1992-11-27
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