JPH0515628A - ゴルフスイングのための映像装置 - Google Patents
ゴルフスイングのための映像装置Info
- Publication number
- JPH0515628A JPH0515628A JP19845691A JP19845691A JPH0515628A JP H0515628 A JPH0515628 A JP H0515628A JP 19845691 A JP19845691 A JP 19845691A JP 19845691 A JP19845691 A JP 19845691A JP H0515628 A JPH0515628 A JP H0515628A
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- Japan
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- recording
- swing
- video
- video information
- recorded
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオを利用してゴルフスイングを簡単にチ
ェックする。 【構成】 第1カメラ14は練習者の全身を撮影し、第
2カメラ15はゴルフボール近傍のクラブヘッドの動き
を撮影する。第1又は第2カメラ14,15で撮影した
映像情報は、一旦撮像データ記録メモリ34に記録さ
れ、その後、モニタ装置16に転送されて、スローモー
ション又は分解されて再生される。この映像情報の記録
は現在から過去に遡って所定時間分のデータが更新記録
されるようになっており、スタート指示により前記記録
が開始される。そして、ゴルフボールが打たれたことが
ボールセンサ37及びトリガ発生回路45により検出さ
れ、同検出に応答して所定時間だけ前記映像情報の記録
を続行させて、同時間後に前記記録は自動的に停止す
る。これにより、記録されている映像情報を再生する
と、ゴルフボールを打った瞬間を挟んで前後のスイング
が自動的に再生される。
ェックする。 【構成】 第1カメラ14は練習者の全身を撮影し、第
2カメラ15はゴルフボール近傍のクラブヘッドの動き
を撮影する。第1又は第2カメラ14,15で撮影した
映像情報は、一旦撮像データ記録メモリ34に記録さ
れ、その後、モニタ装置16に転送されて、スローモー
ション又は分解されて再生される。この映像情報の記録
は現在から過去に遡って所定時間分のデータが更新記録
されるようになっており、スタート指示により前記記録
が開始される。そして、ゴルフボールが打たれたことが
ボールセンサ37及びトリガ発生回路45により検出さ
れ、同検出に応答して所定時間だけ前記映像情報の記録
を続行させて、同時間後に前記記録は自動的に停止す
る。これにより、記録されている映像情報を再生する
と、ゴルフボールを打った瞬間を挟んで前後のスイング
が自動的に再生される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフスイングを撮影
すると共に再生して、同スイングをチェックできるよう
にしたゴルフスイングのための映像装置に関する。
すると共に再生して、同スイングをチェックできるよう
にしたゴルフスイングのための映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、練習者のゴルフスイングを他
人に撮影してもらい、その後に同撮影結果をスローモー
ション又は分解して再生し、スイングをチェックするよ
うなことはよく行われていた。
人に撮影してもらい、その後に同撮影結果をスローモー
ション又は分解して再生し、スイングをチェックするよ
うなことはよく行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法では、練習者の合図の基に、練習者とは別の撮影者
が撮影を開始しなければならないと共に、この撮影終了
後、映像情報を記録した記録媒体を巻戻して再生する必
要があり、この方法では、撮影者が必要であると共に、
前記撮影及び巻戻しはすべて人間の操作によるものであ
るので、非常に手間が掛かるものであった。本発明は上
記問題に対処するためになされたもので、その目的は、
前記撮影及び巻戻しの自動化を図ることにより、練習者
が単独で簡単にゴルフスイングのチェックをできるよう
にしたゴルフスイングのための映像装置を提供すること
にある。
方法では、練習者の合図の基に、練習者とは別の撮影者
が撮影を開始しなければならないと共に、この撮影終了
後、映像情報を記録した記録媒体を巻戻して再生する必
要があり、この方法では、撮影者が必要であると共に、
前記撮影及び巻戻しはすべて人間の操作によるものであ
るので、非常に手間が掛かるものであった。本発明は上
記問題に対処するためになされたもので、その目的は、
前記撮影及び巻戻しの自動化を図ることにより、練習者
が単独で簡単にゴルフスイングのチェックをできるよう
にしたゴルフスイングのための映像装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、高速
度カメラと、前記高速度カメラにより撮影した映像を表
す映像情報を記録する記録媒体と、前記記録媒体に記録
されている映像情報を入力して同映像情報により表され
た映像を画面上に再生するモニタ装置とを備え、ゴルフ
スイングを撮影すると共に同撮影結果を映像するゴルフ
スイングのための映像装置において、ゴルフクラブがス
イング中のほぼ最下点を通過したことを検出して同検出
時にトリガ信号を出力するスイング検出手段と、前記高
速度カメラにより撮影した映像情報を前記記録媒体に時
間経過に従って記録し続けると共に前記トリガ信号に応
答して同トリガ信号の入力から所定時間後に前記記録を
停止させる記録制御手段と、前記ゴルフクラブの最下点
通過タイミングの前後に渡り前記記録媒体に記録されて
いる映像情報を低速で前記モニタ装置に転送する再生制
御手段とを設けたことにある。
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、高速
度カメラと、前記高速度カメラにより撮影した映像を表
す映像情報を記録する記録媒体と、前記記録媒体に記録
されている映像情報を入力して同映像情報により表され
た映像を画面上に再生するモニタ装置とを備え、ゴルフ
スイングを撮影すると共に同撮影結果を映像するゴルフ
スイングのための映像装置において、ゴルフクラブがス
イング中のほぼ最下点を通過したことを検出して同検出
時にトリガ信号を出力するスイング検出手段と、前記高
速度カメラにより撮影した映像情報を前記記録媒体に時
間経過に従って記録し続けると共に前記トリガ信号に応
答して同トリガ信号の入力から所定時間後に前記記録を
停止させる記録制御手段と、前記ゴルフクラブの最下点
通過タイミングの前後に渡り前記記録媒体に記録されて
いる映像情報を低速で前記モニタ装置に転送する再生制
御手段とを設けたことにある。
【0005】また、上記請求項2に記載の発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に係る発明の再生制御手段を、
前記ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り
前記記録媒体に記録されている映像情報のうちで所定時
間毎の映像情報を前記モニタ装置に転送する再生制御手
段で置換したことにある。
の特徴は、前記請求項1に係る発明の再生制御手段を、
前記ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り
前記記録媒体に記録されている映像情報のうちで所定時
間毎の映像情報を前記モニタ装置に転送する再生制御手
段で置換したことにある。
【0006】
【作用】上記のように構成した前記請求項1に係る発明
においては、練習者がゴルフクラブをスイングすると、
スイング検出手段によってゴルフクラブがスイング中の
ほぼ最下点を通過したことが検出され、同通過時にスイ
ング検出手段からトリガ信号が出力される。一方、記録
制御手段は、高速度カメラにより撮影した映像情報を記
録媒体に時間経過に従って記録し続けると共に、前記ト
リガ信号に応答して同トリガ信号の入力から所定時間後
に前記記録を停止させるので、記録媒体には、ゴルフク
ラブの最下点通過タイミングを挟んだ前後のスイングが
時間経過に従って記録される。また、再生制御手段が、
ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り、記
録媒体に記録されている映像情報を低速でモニタ装置に
転送するので、モニタ装置には、ゴルフクラブが最下点
を通過した前後に渡るゴルフスイングがスローモーショ
ンで表示される。
においては、練習者がゴルフクラブをスイングすると、
スイング検出手段によってゴルフクラブがスイング中の
ほぼ最下点を通過したことが検出され、同通過時にスイ
ング検出手段からトリガ信号が出力される。一方、記録
制御手段は、高速度カメラにより撮影した映像情報を記
録媒体に時間経過に従って記録し続けると共に、前記ト
リガ信号に応答して同トリガ信号の入力から所定時間後
に前記記録を停止させるので、記録媒体には、ゴルフク
ラブの最下点通過タイミングを挟んだ前後のスイングが
時間経過に従って記録される。また、再生制御手段が、
ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り、記
録媒体に記録されている映像情報を低速でモニタ装置に
転送するので、モニタ装置には、ゴルフクラブが最下点
を通過した前後に渡るゴルフスイングがスローモーショ
ンで表示される。
【0007】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においても、前記請求項1に係る発明と同様に撮
影及び映像情報の記録が行われ、同記録後には、再生制
御手段が、ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後
に渡り、記録媒体に記録されている映像情報のうちで所
定時間毎の映像情報をモニタ装置に転送するので、モニ
タ装置には、ゴルフクラブが最下点を通過した前後に渡
るゴルフスイングが分解されて表示される。
る発明においても、前記請求項1に係る発明と同様に撮
影及び映像情報の記録が行われ、同記録後には、再生制
御手段が、ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後
に渡り、記録媒体に記録されている映像情報のうちで所
定時間毎の映像情報をモニタ装置に転送するので、モニ
タ装置には、ゴルフクラブが最下点を通過した前後に渡
るゴルフスイングが分解されて表示される。
【0008】
【発明の効果】上記作用説明のように、前記請求項1又
は2に係る発明によれば、ゴルフスイングの撮影、巻戻
しなどが自動化されて、同スイングがスローモーション
又は分解されて表示されるので、練習者が単独で簡単に
自分のゴルフスイングをチェックできるようになる。
は2に係る発明によれば、ゴルフスイングの撮影、巻戻
しなどが自動化されて、同スイングがスローモーション
又は分解されて表示されるので、練習者が単独で簡単に
自分のゴルフスイングをチェックできるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明のゴルフスイングのための映像装
置をゴルフ練習場に設けた例を示している。
すると、図1は本発明のゴルフスイングのための映像装
置をゴルフ練習場に設けた例を示している。
【0010】このゴルフ練習場は一列に並べられた多数
の打席10−1,10−2・・・(ただし打席10−2
以降を図示)を有し、各打席10−1,10−2・・・
には、地下に埋設された自動ティーアップ装置11−
1,11−2・・・(図2に自動ティーアップ装置11
として代表的に示す)と、同ティーアップ装置11−
1,11−2・・・から上方に突出したティー12−
1,12−2・・・(図1にティー12−2のみを示す
と共に、図2にティー12として代表的に示す)とがそ
れぞれ設けられている。自動ティーアップ装置11−
1,11−2・・・はゴルフボール13−1,13−2
・・・(図1にゴルフボール13−2のみを示すと共
に、図2にゴルフボール13として代表的に示す)をテ
ィー12−1,12−2・・・上に順次自動供給するも
ので、ティー12−1,12−2・・・上にゴルフボー
ル13−1,13−2・・・がなくなると、ティー12
−1,12−2・・・を地下に下降させると共に同下降
状態にてティー12−1,12−2・・・上にゴルフボ
ール13−1,13−2・・・を供給した後、同ティー
12−1,12−2・・・をふたたび地上に上昇させる
ものである。
の打席10−1,10−2・・・(ただし打席10−2
以降を図示)を有し、各打席10−1,10−2・・・
には、地下に埋設された自動ティーアップ装置11−
1,11−2・・・(図2に自動ティーアップ装置11
として代表的に示す)と、同ティーアップ装置11−
1,11−2・・・から上方に突出したティー12−
1,12−2・・・(図1にティー12−2のみを示す
と共に、図2にティー12として代表的に示す)とがそ
れぞれ設けられている。自動ティーアップ装置11−
1,11−2・・・はゴルフボール13−1,13−2
・・・(図1にゴルフボール13−2のみを示すと共
に、図2にゴルフボール13として代表的に示す)をテ
ィー12−1,12−2・・・上に順次自動供給するも
ので、ティー12−1,12−2・・・上にゴルフボー
ル13−1,13−2・・・がなくなると、ティー12
−1,12−2・・・を地下に下降させると共に同下降
状態にてティー12−1,12−2・・・上にゴルフボ
ール13−1,13−2・・・を供給した後、同ティー
12−1,12−2・・・をふたたび地上に上昇させる
ものである。
【0011】これらの各打席10−1,10−2・・・
に対応して、練習場の天井には第1カメラ14−1,1
4−2・・・と、第2カメラ15−1,15−2・・・
(第2カメラ15−2以降を図示)と、モニタ装置16
−1,16−2・・・(モニタ装置16−3以降を図
示)とが設けられていると共に、練習場の柱にはコント
ロールボックス17−1,17−2・・・(コントロー
ルボックス17−3以降を図示)がそれぞれ設けられて
いる。
に対応して、練習場の天井には第1カメラ14−1,1
4−2・・・と、第2カメラ15−1,15−2・・・
(第2カメラ15−2以降を図示)と、モニタ装置16
−1,16−2・・・(モニタ装置16−3以降を図
示)とが設けられていると共に、練習場の柱にはコント
ロールボックス17−1,17−2・・・(コントロー
ルボックス17−3以降を図示)がそれぞれ設けられて
いる。
【0012】第1カメラ14−1,14−2・・・は高
速度カメラで構成されていて、スイングしている練習者
の全身をゴルフクラブを含めて撮影するもので、各カメ
ラ14−1,14−2・・・は対応した打席10−1,
10−2・・・からずらして配置されている。第2カメ
ラ15−1,15−2・・・も高速度カメラで構成され
ていて、ゴルフボール13−1,13−2・・・を打つ
際のクラブフェースの角度などを観察するもので、ゴル
フボール13−1,13−2・・・及びティー12−
1,12−2・・・近傍を撮影するものである。モニタ
装置16−1,16−2・・・はテレビ受像機(本実施
例では画素数縦256×横256)で構成され、各練習者が打
席10−1,10−2・・・から見易い位置にそれぞれ
配置されている。コントロールボックス17−1,17
−2・・・はプリント装置18−1,18−2・・・
(プリント装置18−3以降を図示)を備えると共に、
練習者が操作するための操作パネル20−1,20−2
・・・(操作パネル20−3以降を図示)と、前記各種
装置を制御する制御装置30−1,30−2・・・(制
御装置30−3以降を図示)とを備えている。
速度カメラで構成されていて、スイングしている練習者
の全身をゴルフクラブを含めて撮影するもので、各カメ
ラ14−1,14−2・・・は対応した打席10−1,
10−2・・・からずらして配置されている。第2カメ
ラ15−1,15−2・・・も高速度カメラで構成され
ていて、ゴルフボール13−1,13−2・・・を打つ
際のクラブフェースの角度などを観察するもので、ゴル
フボール13−1,13−2・・・及びティー12−
1,12−2・・・近傍を撮影するものである。モニタ
装置16−1,16−2・・・はテレビ受像機(本実施
例では画素数縦256×横256)で構成され、各練習者が打
席10−1,10−2・・・から見易い位置にそれぞれ
配置されている。コントロールボックス17−1,17
−2・・・はプリント装置18−1,18−2・・・
(プリント装置18−3以降を図示)を備えると共に、
練習者が操作するための操作パネル20−1,20−2
・・・(操作パネル20−3以降を図示)と、前記各種
装置を制御する制御装置30−1,30−2・・・(制
御装置30−3以降を図示)とを備えている。
【0013】次に、操作パネル20−1,20−2・・
・について、図3を用いて詳細に説明する。なお、図3
においては、各操作パネル20−1,20−2・・・を
代表して操作パネル20として示す。操作パネル20に
は、練習者に指示内容などを表示する液晶ディスプレイ
21、撮影の開始を指示するスタートスイッチ22、再
生の開始を指示する再生スイッチ23、プリントアウト
を指示するプリントスイッチ24、模範ビデオスイッチ
25、テンキースイッチ群26等が設けられると共に、
プリペイドカードの挿入口27が設けられている。な
お、プリペイドカードとはゴルフ練習場が発行する裏面
に磁気を塗布したカードで、使用前には予め決められた
金額が磁気記録されていて、このカードを購入した練習
者が練習する毎に前記金額からその料金が差引されて差
引金額が自動的に磁気記録されていくものである。
・について、図3を用いて詳細に説明する。なお、図3
においては、各操作パネル20−1,20−2・・・を
代表して操作パネル20として示す。操作パネル20に
は、練習者に指示内容などを表示する液晶ディスプレイ
21、撮影の開始を指示するスタートスイッチ22、再
生の開始を指示する再生スイッチ23、プリントアウト
を指示するプリントスイッチ24、模範ビデオスイッチ
25、テンキースイッチ群26等が設けられると共に、
プリペイドカードの挿入口27が設けられている。な
お、プリペイドカードとはゴルフ練習場が発行する裏面
に磁気を塗布したカードで、使用前には予め決められた
金額が磁気記録されていて、このカードを購入した練習
者が練習する毎に前記金額からその料金が差引されて差
引金額が自動的に磁気記録されていくものである。
【0014】制御装置30−1,30−2・・・につい
て、図4を用いて説明する。なお、この図4において
も、自動ティーアップ装置11−1,11−2・・・、
第1カメラ14−1,14−2・・・、第2カメラ15
−1,15−2・・・、モニタ装置16−1,16−2
・・・、プリント装置18−1,18−2・・・、操作
パネル20−1,20−2・・・、及び制御装置30−
1,30−2・・・は、一つのみ代表させて自動ティー
アップ装置11、第1カメラ14、第2カメラ15、モ
ニタ装置16、プリント装置18、操作パネル20及び
制御装置30として示してある。この制御装置30は、
第1及び第2撮像回路31,32、撮像信号出力回路3
3、撮像データ記録メモリ34、変換回路35、バッフ
ァメモリ36、ボールセンサ37、カードリーダ38、
並びに模範ビデオ装置39を備えると共に、これらの各
回路31〜39などを制御するマイクロコンピュータ4
0を備えている。
て、図4を用いて説明する。なお、この図4において
も、自動ティーアップ装置11−1,11−2・・・、
第1カメラ14−1,14−2・・・、第2カメラ15
−1,15−2・・・、モニタ装置16−1,16−2
・・・、プリント装置18−1,18−2・・・、操作
パネル20−1,20−2・・・、及び制御装置30−
1,30−2・・・は、一つのみ代表させて自動ティー
アップ装置11、第1カメラ14、第2カメラ15、モ
ニタ装置16、プリント装置18、操作パネル20及び
制御装置30として示してある。この制御装置30は、
第1及び第2撮像回路31,32、撮像信号出力回路3
3、撮像データ記録メモリ34、変換回路35、バッフ
ァメモリ36、ボールセンサ37、カードリーダ38、
並びに模範ビデオ装置39を備えると共に、これらの各
回路31〜39などを制御するマイクロコンピュータ4
0を備えている。
【0015】第1及び第2撮像回路31,32は、それ
ぞれマトリクス状に配設されて像映面を構成する多数の
半導体撮像素子(本実施例では縦256×横256)からな
り、各像映面には第1及び第2カメラ14,15内のレ
ンズ14a,15aにより像が結ばれるようになってい
ると共に、各撮像素子は撮像信号出力回路33により制
御されて各撮像素子に入力された明るさを表す撮映画像
アナログ信号をそれぞれ出力する。この場合、第1撮像
回路31においては、第1カメラ14により撮影された
練習者の全身像が全ての半導体撮像素子(本実施例では
縦256×横256)に結ばれて、例えば1秒当り186駒が
撮像される。また、第2撮像回路32においては、第2
カメラ15により撮影されたゴルフボール13及びティ
ー12近傍の像が一部の半導体撮像素子(本実施例では
縦64×横64)に結ばれて、例えば1秒当り2066駒が
撮像される。撮像信号出力回路33はマイクロコンピュ
ータ40により制御されて、第1又は第2撮像回路3
1,32からの各撮影画像アナログ信号を選択的に時分
割出力するものである。この撮像信号出力回路33の出
力端にはA/D変換器41が接続されており、同変換器
41は時分割入力した撮影画像アナログ信号をディジタ
ル形式の撮影画像データに変換して出力する。
ぞれマトリクス状に配設されて像映面を構成する多数の
半導体撮像素子(本実施例では縦256×横256)からな
り、各像映面には第1及び第2カメラ14,15内のレ
ンズ14a,15aにより像が結ばれるようになってい
ると共に、各撮像素子は撮像信号出力回路33により制
御されて各撮像素子に入力された明るさを表す撮映画像
アナログ信号をそれぞれ出力する。この場合、第1撮像
回路31においては、第1カメラ14により撮影された
練習者の全身像が全ての半導体撮像素子(本実施例では
縦256×横256)に結ばれて、例えば1秒当り186駒が
撮像される。また、第2撮像回路32においては、第2
カメラ15により撮影されたゴルフボール13及びティ
ー12近傍の像が一部の半導体撮像素子(本実施例では
縦64×横64)に結ばれて、例えば1秒当り2066駒が
撮像される。撮像信号出力回路33はマイクロコンピュ
ータ40により制御されて、第1又は第2撮像回路3
1,32からの各撮影画像アナログ信号を選択的に時分
割出力するものである。この撮像信号出力回路33の出
力端にはA/D変換器41が接続されており、同変換器
41は時分割入力した撮影画像アナログ信号をディジタ
ル形式の撮影画像データに変換して出力する。
【0016】撮像データ記録メモリ34は大容量の書き
込み可能なメモリで構成され、前記撮影画像データを記
録画像データとして記憶するものである。この撮像デー
タ記録メモリ34にはメモリ制御回路42が接続されて
おり、同回路42はマイクロコンピュータ40により制
御されて、撮像データ記録メモリ34のアドレスを指定
して同メモリ34への撮影画像データの書き込み、及び
同メモリ34からの記録画像データの読み出しを制御す
る。変換回路35は、マイクロコンピュータ40からの
変換比率に応じて、第1又は第2撮像回路31,32に
て入力されると共に撮像データ記録メモリ34に記憶さ
れている一画面当りの画素数を、モニタ装置16にて表
示される一画面当りの画素数に変換するものである。バ
ッファメモリ36は変換回路35にて変換された記録画
像データを記憶するものである。また、このバッファメ
モリ36にはメモリ制御回路43が接続されており、同
回路43はマイクロコンピュータ40により制御され
て、バッファメモリ36のアドレスを指定して同メモリ
36への記録画像データの書き込み、及び同メモリ36
から記録画像データを読み出してD/A変換器44へ転
送する。D/A変換器44は前記転送された記録画像デ
ータをアナログ信号に変換してモニタ装置16へ出力す
る。
込み可能なメモリで構成され、前記撮影画像データを記
録画像データとして記憶するものである。この撮像デー
タ記録メモリ34にはメモリ制御回路42が接続されて
おり、同回路42はマイクロコンピュータ40により制
御されて、撮像データ記録メモリ34のアドレスを指定
して同メモリ34への撮影画像データの書き込み、及び
同メモリ34からの記録画像データの読み出しを制御す
る。変換回路35は、マイクロコンピュータ40からの
変換比率に応じて、第1又は第2撮像回路31,32に
て入力されると共に撮像データ記録メモリ34に記憶さ
れている一画面当りの画素数を、モニタ装置16にて表
示される一画面当りの画素数に変換するものである。バ
ッファメモリ36は変換回路35にて変換された記録画
像データを記憶するものである。また、このバッファメ
モリ36にはメモリ制御回路43が接続されており、同
回路43はマイクロコンピュータ40により制御され
て、バッファメモリ36のアドレスを指定して同メモリ
36への記録画像データの書き込み、及び同メモリ36
から記録画像データを読み出してD/A変換器44へ転
送する。D/A変換器44は前記転送された記録画像デ
ータをアナログ信号に変換してモニタ装置16へ出力す
る。
【0017】ボールセンサ37は、図2に示すように、
自動ティーアップ装置11に固定されると共に超音波セ
ンサ、赤外線センサなどで構成されており、ティー11
上のゴルフボール13の有無を検出して同有無を表す検
出信号を出力する。このボールセンサ37にはトリガ発
生回路45が接続されていて、同回路45はティー12
上にゴルフボールがある状態から無くなった状態への変
化時にトリガ信号をマイクロコンピュータ40へ出力す
る。カードリーダ38はマイクロコンピュータ40によ
り制御されて、操作パネル20の挿入口27(図3参
照)に挿入されたプリペイドカードに記録されている記
録内容を読み取ると共に、同カードの記録内容を書き換
えるものである。模範ビデオ装置39はマイクロコンピ
ュータ40により制御され、模範的なゴルフスイングな
どを表す映像情報をモニタ装置16へ出力する。
自動ティーアップ装置11に固定されると共に超音波セ
ンサ、赤外線センサなどで構成されており、ティー11
上のゴルフボール13の有無を検出して同有無を表す検
出信号を出力する。このボールセンサ37にはトリガ発
生回路45が接続されていて、同回路45はティー12
上にゴルフボールがある状態から無くなった状態への変
化時にトリガ信号をマイクロコンピュータ40へ出力す
る。カードリーダ38はマイクロコンピュータ40によ
り制御されて、操作パネル20の挿入口27(図3参
照)に挿入されたプリペイドカードに記録されている記
録内容を読み取ると共に、同カードの記録内容を書き換
えるものである。模範ビデオ装置39はマイクロコンピ
ュータ40により制御され、模範的なゴルフスイングな
どを表す映像情報をモニタ装置16へ出力する。
【0018】マイクロコンピュータ40はCPU、RO
M、RAM、タイマ、I/Oなどから構成されており、
図5〜7のフローチャートに対応した「撮影プログラ
ム」を実行して各種回路を制御する。また、このマイク
ロコンピュータ40には、自動ティーアップ装置11、
モニタ装置16及びプリント装置18が接続されてお
り、各装置11,16,18は同コンピュータ40によ
り制御されるようになっている。
M、RAM、タイマ、I/Oなどから構成されており、
図5〜7のフローチャートに対応した「撮影プログラ
ム」を実行して各種回路を制御する。また、このマイク
ロコンピュータ40には、自動ティーアップ装置11、
モニタ装置16及びプリント装置18が接続されてお
り、各装置11,16,18は同コンピュータ40によ
り制御されるようになっている。
【0019】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、練習者が予め購入したプリペイドカ
ードを操作パネル20の挿入口27へ挿入すると、練習
者がティー12上のゴルフボール13を打つ毎に、自動
ティーアップ装置11はボールセンサ37によるゴルフ
ボール13の欠如の検出に応答してティー12を自動的
に下降させた後、新たなゴルフボール13をティー12
上に自動的に供給して、ティー12を自動的に上昇させ
る。これにより、練習者は、ゴルフボール13をティー
12上に載せる必要なく、次々にゴルフボール13を打
つことができる。なお、この場合、練習者がゴルフボー
ル13を打つ毎に、プリペイドカードの残金が書き換え
られる。
を説明する。まず、練習者が予め購入したプリペイドカ
ードを操作パネル20の挿入口27へ挿入すると、練習
者がティー12上のゴルフボール13を打つ毎に、自動
ティーアップ装置11はボールセンサ37によるゴルフ
ボール13の欠如の検出に応答してティー12を自動的
に下降させた後、新たなゴルフボール13をティー12
上に自動的に供給して、ティー12を自動的に上昇させ
る。これにより、練習者は、ゴルフボール13をティー
12上に載せる必要なく、次々にゴルフボール13を打
つことができる。なお、この場合、練習者がゴルフボー
ル13を打つ毎に、プリペイドカードの残金が書き換え
られる。
【0020】このような状態で、練習者が模範ビデオス
イッチ25を操作すると、模範ビデオ装置39はマイク
ロコンピュータ40により制御されて模範ビデオ情報を
モニタ装置16に供給し、モニタ装置16はこの模範ビ
デオ情報を画面上に再生する。この場合、模範ビデオ情
報は、例えばプロゴルファーのスイングフォームを撮影
したもので、練習者はモニタ装置16を見ることにより
模範的なスイングフォームを見て、同フォームを模倣す
ることができる。また、模範ビデオ装置39内に種々の
ビデオ情報を用意しておき、練習者が操作パネル20上
のテンキースイッチ群26などを用いて、種々のビデオ
情報を選択再生することができるようにしてもよい。
イッチ25を操作すると、模範ビデオ装置39はマイク
ロコンピュータ40により制御されて模範ビデオ情報を
モニタ装置16に供給し、モニタ装置16はこの模範ビ
デオ情報を画面上に再生する。この場合、模範ビデオ情
報は、例えばプロゴルファーのスイングフォームを撮影
したもので、練習者はモニタ装置16を見ることにより
模範的なスイングフォームを見て、同フォームを模倣す
ることができる。また、模範ビデオ装置39内に種々の
ビデオ情報を用意しておき、練習者が操作パネル20上
のテンキースイッチ群26などを用いて、種々のビデオ
情報を選択再生することができるようにしてもよい。
【0021】一方、スタートスイッチ22が操作される
と、マイクロコンピュータ40は図5のステップ100
にて「撮影プログラム」の実行を開始し、ステップ10
1にて模範ビデオ停止信号を模範ビデオ装置39へ出力
すると共に、モニタ装置16に第1又は第2カメラ1
4,15による撮影映像の表示制御信号を出力する。こ
れにより、模範ビデオ装置39は模範ビデオ情報の出力
を停止し、またモニタ装置16は模範ビデオ情報の再生
を停止して第1又は第2カメラ14,15による撮影映
像を表示するための準備をする。次に、ステップ102
にて、スイングの撮影のための料金を徴収するために、
カードリーダ38に料金カウント信号を出力する。カー
ドリーダ38は前記料金をプリペイドカードの残金から
差し引いて、同差し引いた金額を新たな残金としてプリ
ペイドカードへ書き込む。
と、マイクロコンピュータ40は図5のステップ100
にて「撮影プログラム」の実行を開始し、ステップ10
1にて模範ビデオ停止信号を模範ビデオ装置39へ出力
すると共に、モニタ装置16に第1又は第2カメラ1
4,15による撮影映像の表示制御信号を出力する。こ
れにより、模範ビデオ装置39は模範ビデオ情報の出力
を停止し、またモニタ装置16は模範ビデオ情報の再生
を停止して第1又は第2カメラ14,15による撮影映
像を表示するための準備をする。次に、ステップ102
にて、スイングの撮影のための料金を徴収するために、
カードリーダ38に料金カウント信号を出力する。カー
ドリーダ38は前記料金をプリペイドカードの残金から
差し引いて、同差し引いた金額を新たな残金としてプリ
ペイドカードへ書き込む。
【0022】前記ステップ102の処理後、ステップ1
03にて「練習者のゴルフスイングを第1カメラ14で
撮影するか第2カメラ15で撮影するかを選択して下さ
い」との表示を液晶ディスプレイ21で行うと共に、ス
テップ104にてテンキースイッチ群26によるカメラ
番号の入力があったか否かを判定し、同入力がなけれ
ば、ステップ104の処理を繰り返し実行し続ける。こ
の状態で、練習者がテンキースイッチ群26を操作すれ
ば、ステップ104における「YES」との判定の基
に、ステップ105にて同入力されたカメラ番号をカメ
ラフラグCFLGとして設定する。この場合、テンキースイ
ッチ群26により「1」が入力されればカメラフラグCF
LGは第1カメラ14を表す「1」に設定されると共に、
テンキースイッチ群26により「2」が入力されればカ
メラフラグCFLGは第2カメラ15を表す「2」に設定さ
れる。
03にて「練習者のゴルフスイングを第1カメラ14で
撮影するか第2カメラ15で撮影するかを選択して下さ
い」との表示を液晶ディスプレイ21で行うと共に、ス
テップ104にてテンキースイッチ群26によるカメラ
番号の入力があったか否かを判定し、同入力がなけれ
ば、ステップ104の処理を繰り返し実行し続ける。こ
の状態で、練習者がテンキースイッチ群26を操作すれ
ば、ステップ104における「YES」との判定の基
に、ステップ105にて同入力されたカメラ番号をカメ
ラフラグCFLGとして設定する。この場合、テンキースイ
ッチ群26により「1」が入力されればカメラフラグCF
LGは第1カメラ14を表す「1」に設定されると共に、
テンキースイッチ群26により「2」が入力されればカ
メラフラグCFLGは第2カメラ15を表す「2」に設定さ
れる。
【0023】このステップ105の処理後、ステップ1
06にて、前記設定されたカメラフラグCFLGに基づい
て、第1又は第2カメラ14,15のいずれかを選択す
るための選択信号を撮像信号出力回路33へ出力すると
共に、画素数の変換を制御するための制御信号を変換回
路35へ出力する。これにより、カメラフラグCFLGが
「1」であれば、以降、撮像信号出力回路33は、第1
撮像回路31を構成する縦256×横 256の各半導体撮像
素子からの撮影画像アナログ信号を毎秒186駒分ずつ
A/D変換器41へ選択出力すると共に、変換回路36
は、縦 256×横 256の画素数であって撮影画像データ又
は記録画像データを変換しないでそのまま出力するよう
になる。また、カメラフラグCFLGが「2」であれば、以
降、撮像信号出力回路33は、第2撮像回路32を構成
する縦 64×横 64の各半導体撮像素子からの撮影画像ア
ナログ信号を毎秒2066駒分ずつA/D変換器41へ
選択出力すると共に、変換回路36は、縦 64×横 64の
画素数であって撮影画像データ又は記録画像データを縦
128×横 128の画素数のデータに変換して出力するよう
になる。
06にて、前記設定されたカメラフラグCFLGに基づい
て、第1又は第2カメラ14,15のいずれかを選択す
るための選択信号を撮像信号出力回路33へ出力すると
共に、画素数の変換を制御するための制御信号を変換回
路35へ出力する。これにより、カメラフラグCFLGが
「1」であれば、以降、撮像信号出力回路33は、第1
撮像回路31を構成する縦256×横 256の各半導体撮像
素子からの撮影画像アナログ信号を毎秒186駒分ずつ
A/D変換器41へ選択出力すると共に、変換回路36
は、縦 256×横 256の画素数であって撮影画像データ又
は記録画像データを変換しないでそのまま出力するよう
になる。また、カメラフラグCFLGが「2」であれば、以
降、撮像信号出力回路33は、第2撮像回路32を構成
する縦 64×横 64の各半導体撮像素子からの撮影画像ア
ナログ信号を毎秒2066駒分ずつA/D変換器41へ
選択出力すると共に、変換回路36は、縦 64×横 64の
画素数であって撮影画像データ又は記録画像データを縦
128×横 128の画素数のデータに変換して出力するよう
になる。
【0024】次に、ステップ107にてトリガ発生回路
45からのトリガ信号が入力されたか否かを判定し、同
信号が入力されるまで、ステップ107における「N
O」との判定の基に、ステップ108の処理を実行し続
ける。このステップ108の処理においては、メモリ制
御42,43へカメラフラグCFLGに応じた制御信号を出
力して、撮影画像データの撮像データ記録メモリ34へ
の記録、記録画像データのバッファメモリ36への一時
記録、および同データのモニタ装置16への転送を制御
する。
45からのトリガ信号が入力されたか否かを判定し、同
信号が入力されるまで、ステップ107における「N
O」との判定の基に、ステップ108の処理を実行し続
ける。このステップ108の処理においては、メモリ制
御42,43へカメラフラグCFLGに応じた制御信号を出
力して、撮影画像データの撮像データ記録メモリ34へ
の記録、記録画像データのバッファメモリ36への一時
記録、および同データのモニタ装置16への転送を制御
する。
【0025】この場合、カメラフラグCFLGが「1」であ
れば、メモリ制御回路42は、過去2T1 秒分(本実施
例では8.5秒分)の撮影画像データが撮像データ記録
メモリ34内に時間経過にしたがって古いものから更新
されながら継続記憶されるように同メモリ34を制御す
る。したがって、同メモリ34には、第1カメラ14に
て撮影されると共に、第1撮像回路31、撮像信号出力
回路33及びA/D変換器41を介した練習者の全身に
係る撮影画像データが、図8の2点鎖線で示すように、
常に2T1 秒分記録画像データとして記録され続ける。
一方、カメラフラグCFLGが「2」であれば、メモリ制御
回路42は、過去2T2 秒分(本実施例では1.4秒
分)の撮影画像データが撮像データ記録メモリ34内に
時間経過にしたがって古いものから更新されながら継続
記憶されるように同メモリ34を制御する。したがっ
て、同メモリ34には、第2カメラ14にて撮影される
と共に、第2撮像回路32、撮像信号出力回路33及び
A/D変換器41を介したゴルフボール13及びティー
12近傍に係る撮影画像データが、図8の2点鎖線で示
すように、常に2T2 秒分記録画像データとして記録さ
れ続ける。
れば、メモリ制御回路42は、過去2T1 秒分(本実施
例では8.5秒分)の撮影画像データが撮像データ記録
メモリ34内に時間経過にしたがって古いものから更新
されながら継続記憶されるように同メモリ34を制御す
る。したがって、同メモリ34には、第1カメラ14に
て撮影されると共に、第1撮像回路31、撮像信号出力
回路33及びA/D変換器41を介した練習者の全身に
係る撮影画像データが、図8の2点鎖線で示すように、
常に2T1 秒分記録画像データとして記録され続ける。
一方、カメラフラグCFLGが「2」であれば、メモリ制御
回路42は、過去2T2 秒分(本実施例では1.4秒
分)の撮影画像データが撮像データ記録メモリ34内に
時間経過にしたがって古いものから更新されながら継続
記憶されるように同メモリ34を制御する。したがっ
て、同メモリ34には、第2カメラ14にて撮影される
と共に、第2撮像回路32、撮像信号出力回路33及び
A/D変換器41を介したゴルフボール13及びティー
12近傍に係る撮影画像データが、図8の2点鎖線で示
すように、常に2T2 秒分記録画像データとして記録さ
れ続ける。
【0026】また、前記ステップ108の処理により、
記録画像データのバッファメモリ36への一時記録、お
よび同データのモニタ装置16への転送も制御されるの
で、前記撮像データ記録メモリ34に記録された撮影画
像データと同じデータが、変換回路35、バッファメモ
リ36及びD/A変換器44を介してモニタ装置16へ
転送される。この場合、前述のように、カメラフラグCF
LGが「1」であれば、変換回路35は、毎秒186駒ず
つ供給される撮影画像データを変換しないでそのまま出
力するので、モニタ装置16は第1カメラ14で撮影し
たとおりの練習者の全身画像を画素数縦 256×横 256で
表示する。また、カメラフラグCFLGが「2」であれば、
変換回路35は、毎秒2066駒ずつ供給される縦 64
×横 64分の撮影画像データを縦 128×横 128の画素数
のデータに変換して出力するので、モニタ装置16は第
2カメラ15で撮影すると共に前記変換したゴルフボー
ル13及びティー12近傍画像を画素数縦 128×横 128
で表示する。
記録画像データのバッファメモリ36への一時記録、お
よび同データのモニタ装置16への転送も制御されるの
で、前記撮像データ記録メモリ34に記録された撮影画
像データと同じデータが、変換回路35、バッファメモ
リ36及びD/A変換器44を介してモニタ装置16へ
転送される。この場合、前述のように、カメラフラグCF
LGが「1」であれば、変換回路35は、毎秒186駒ず
つ供給される撮影画像データを変換しないでそのまま出
力するので、モニタ装置16は第1カメラ14で撮影し
たとおりの練習者の全身画像を画素数縦 256×横 256で
表示する。また、カメラフラグCFLGが「2」であれば、
変換回路35は、毎秒2066駒ずつ供給される縦 64
×横 64分の撮影画像データを縦 128×横 128の画素数
のデータに変換して出力するので、モニタ装置16は第
2カメラ15で撮影すると共に前記変換したゴルフボー
ル13及びティー12近傍画像を画素数縦 128×横 128
で表示する。
【0027】前記のようなステップ107〜108から
なる循環処理中、練習者がゴルフクラブを振ると共に最
下点を通過してゴルフボール13を打つと、前記ステッ
プ107にて「YES」と判定して、ステップ109に
てタイマを「0」からカウントさせ始める。すなわち、
ゴルフボールを打った時点で、ボールセンサ37からの
検出信号はティー12上にゴルフボール13が存在する
状態から無くなった状態を表す信号に変化するので、ト
リガ発生回路45はこの時点でトリガ信号を出力し、マ
イクロコンピュータ40がこのトリガ信号に応答するか
らである。
なる循環処理中、練習者がゴルフクラブを振ると共に最
下点を通過してゴルフボール13を打つと、前記ステッ
プ107にて「YES」と判定して、ステップ109に
てタイマを「0」からカウントさせ始める。すなわち、
ゴルフボールを打った時点で、ボールセンサ37からの
検出信号はティー12上にゴルフボール13が存在する
状態から無くなった状態を表す信号に変化するので、ト
リガ発生回路45はこの時点でトリガ信号を出力し、マ
イクロコンピュータ40がこのトリガ信号に応答するか
らである。
【0028】前記ステップ109の処理後、プログラム
は図6のステップ110に進められ、同ステップ110
にてカメラフラグCFLGが「1」であるか「2」であるか
を判定する。今、練習者が第1カメラ14(全身撮影)
を選択していて、カメラフラグCFLGが「1」であれば、
ステップ110における「YES」との判定の基に、ス
テップ111にて、タイマのカウント値により、前記ト
リガ信号の発生からT1 秒(本実施例では4.25秒)
が経過したか否かを判定する。この場合、前記トリガ信
号の発生からT1 秒が経過していなければ、前記ステッ
プ111における「NO」との判定の基に、前記ステッ
プ108と同様のステップ113の処理を含むステップ
110,111,113からなる循環処理を続行する。
これにより、前述と同様に、撮影画像データの撮像デー
タ記録メモリ34への記録、記録画像データのバッファ
メモリ36への一時記録、および同データのモニタ装置
16への転送が行われ続ける。このステップ110,1
11,113からなる循環処理中、T1 秒が経過する
と、ステップ111にて「YES」と判定し、プログラ
ムをステップ114へ進める。
は図6のステップ110に進められ、同ステップ110
にてカメラフラグCFLGが「1」であるか「2」であるか
を判定する。今、練習者が第1カメラ14(全身撮影)
を選択していて、カメラフラグCFLGが「1」であれば、
ステップ110における「YES」との判定の基に、ス
テップ111にて、タイマのカウント値により、前記ト
リガ信号の発生からT1 秒(本実施例では4.25秒)
が経過したか否かを判定する。この場合、前記トリガ信
号の発生からT1 秒が経過していなければ、前記ステッ
プ111における「NO」との判定の基に、前記ステッ
プ108と同様のステップ113の処理を含むステップ
110,111,113からなる循環処理を続行する。
これにより、前述と同様に、撮影画像データの撮像デー
タ記録メモリ34への記録、記録画像データのバッファ
メモリ36への一時記録、および同データのモニタ装置
16への転送が行われ続ける。このステップ110,1
11,113からなる循環処理中、T1 秒が経過する
と、ステップ111にて「YES」と判定し、プログラ
ムをステップ114へ進める。
【0029】一方、練習者が第2カメラ15(ティー1
2近傍)を選択していて、カメラフラグCFLGが「2」で
あれば、ステップ110における「NO」との判定の基
に、ステップ112にて、タイマのカウント値により、
前記トリガ信号の発生からT2 秒(本実施例では0.7
秒)が経過したか否かを判定する。この場合、前記トリ
ガ信号の発生からT2 秒が経過していなければ、前記ス
テップ112における「NO」との判定の基に、ステッ
プ110,112,113からなる循環処理を続行す
る。これにより、前述と同様に、撮影画像データの撮像
データ記録メモリ34への記録、記録画像データのバッ
ファメモリ36への一時記録、および同データのモニタ
装置16への転送が行われ続ける。このステップ11
0,112,113からなる循環処理中、T2 秒が経過
すると、ステップ112にて「YES」と判定し、プロ
グラムをステップ114へ進める。
2近傍)を選択していて、カメラフラグCFLGが「2」で
あれば、ステップ110における「NO」との判定の基
に、ステップ112にて、タイマのカウント値により、
前記トリガ信号の発生からT2 秒(本実施例では0.7
秒)が経過したか否かを判定する。この場合、前記トリ
ガ信号の発生からT2 秒が経過していなければ、前記ス
テップ112における「NO」との判定の基に、ステッ
プ110,112,113からなる循環処理を続行す
る。これにより、前述と同様に、撮影画像データの撮像
データ記録メモリ34への記録、記録画像データのバッ
ファメモリ36への一時記録、および同データのモニタ
装置16への転送が行われ続ける。このステップ11
0,112,113からなる循環処理中、T2 秒が経過
すると、ステップ112にて「YES」と判定し、プロ
グラムをステップ114へ進める。
【0030】ステップ114においては、マイクロコン
ピュータ40が、メモリ制御回路42へ制御信号を出力
して、撮影画像データの撮像データ記録メモリ34への
書き込みを停止させる。これにより、カメラフラグCFLG
が「1」であれば、図8の破線で示すように、撮像デー
タ記録メモリ34には、ゴルフボール13を打った瞬間
のT1 秒前からT1 秒後までの合計2T1 秒間(本実施
例では8.5秒間)に渡るゴルフクラブを含む練習者の
全身を撮影した撮影画像データが保存される。また、カ
メラフラグCFLGが「2」であれば、図8の実線で示すよ
うに、撮像データ記録メモリ34には、ゴルフボール1
3を打った瞬間のT2 秒前からT2 秒後までの合計T2
秒間(本実施例では1.4秒間)に渡るゴルフボール1
3及びティー12近傍を撮影した撮影画像データが保存
される。
ピュータ40が、メモリ制御回路42へ制御信号を出力
して、撮影画像データの撮像データ記録メモリ34への
書き込みを停止させる。これにより、カメラフラグCFLG
が「1」であれば、図8の破線で示すように、撮像デー
タ記録メモリ34には、ゴルフボール13を打った瞬間
のT1 秒前からT1 秒後までの合計2T1 秒間(本実施
例では8.5秒間)に渡るゴルフクラブを含む練習者の
全身を撮影した撮影画像データが保存される。また、カ
メラフラグCFLGが「2」であれば、図8の実線で示すよ
うに、撮像データ記録メモリ34には、ゴルフボール1
3を打った瞬間のT2 秒前からT2 秒後までの合計T2
秒間(本実施例では1.4秒間)に渡るゴルフボール1
3及びティー12近傍を撮影した撮影画像データが保存
される。
【0031】次に、ステップ115にてモニタ装置16
に制御信号を出力して同装置16における映像を停止さ
せ、ステップ116にて操作パネル20の液晶ディスプ
レイ21上に、「練習者が再生スイッチ23を押圧す
る」旨指示表示させる。このステップ116の処理後、
ステップ117にて再生スイッチ23が押圧されたか否
かを判定し、同スイッチ23が押圧されなければ、前記
ステップ117における「NO」との判定の基に、ステ
ップ115〜117からなる循環処理を繰り返し実行し
続ける。この循環処理中、再生スイッチ23が押圧操作
されると、ステップ117にて「YES」と判定され、
プログラムをステップ118へ進める。
に制御信号を出力して同装置16における映像を停止さ
せ、ステップ116にて操作パネル20の液晶ディスプ
レイ21上に、「練習者が再生スイッチ23を押圧す
る」旨指示表示させる。このステップ116の処理後、
ステップ117にて再生スイッチ23が押圧されたか否
かを判定し、同スイッチ23が押圧されなければ、前記
ステップ117における「NO」との判定の基に、ステ
ップ115〜117からなる循環処理を繰り返し実行し
続ける。この循環処理中、再生スイッチ23が押圧操作
されると、ステップ117にて「YES」と判定され、
プログラムをステップ118へ進める。
【0032】ステップ118においては、メモリ制御回
路42,43及びモニタ装置16に制御信号を出力し
て、撮像データ記録メモリ34に記録されている記録画
像データのモニタ装置16への低速転送を制御する。こ
の場合、メモリ制御回路42は撮像データ記録メモリ3
4に対してゴルフボール13を打った瞬間からT1 秒前
の画像に対応したアドレスから指定し始めて、撮像デー
タ記録メモリ34に記録されている記録画像データが前
記アドレスに対応したものから順次低速で読み出され、
変換回路35、バッファメモリ36及びD/A変換器4
4を介してモニタ装置16へ転送され、モニタ装置16
は前記低速で転送された記録画像データをスローモーシ
ョンで再生表示する。したがって、カメラフラグCFLGが
「1」であれば、モニタ装置16に、ゴルフクラブを含
む練習者の全身像が、ゴルフボール13を打った瞬間の
T1 秒前からT1 秒後までの合計2T1 秒間に渡ってそ
のままスローモーションで再生される。また、この記録
画像データの転送時にも、変換回路35は前述した画素
数の変換動作を行うので、カメラフラグCFLGが「2」で
あれば、モニタ装置16に、ティー12近傍のゴルフク
ラブの動きが、ゴルフボール13を打った瞬間のT2 秒
前からT2 秒後までの合計2T2 秒間に渡って画素数縦
128×横 128のスローモーションで再生表示される。
路42,43及びモニタ装置16に制御信号を出力し
て、撮像データ記録メモリ34に記録されている記録画
像データのモニタ装置16への低速転送を制御する。こ
の場合、メモリ制御回路42は撮像データ記録メモリ3
4に対してゴルフボール13を打った瞬間からT1 秒前
の画像に対応したアドレスから指定し始めて、撮像デー
タ記録メモリ34に記録されている記録画像データが前
記アドレスに対応したものから順次低速で読み出され、
変換回路35、バッファメモリ36及びD/A変換器4
4を介してモニタ装置16へ転送され、モニタ装置16
は前記低速で転送された記録画像データをスローモーシ
ョンで再生表示する。したがって、カメラフラグCFLGが
「1」であれば、モニタ装置16に、ゴルフクラブを含
む練習者の全身像が、ゴルフボール13を打った瞬間の
T1 秒前からT1 秒後までの合計2T1 秒間に渡ってそ
のままスローモーションで再生される。また、この記録
画像データの転送時にも、変換回路35は前述した画素
数の変換動作を行うので、カメラフラグCFLGが「2」で
あれば、モニタ装置16に、ティー12近傍のゴルフク
ラブの動きが、ゴルフボール13を打った瞬間のT2 秒
前からT2 秒後までの合計2T2 秒間に渡って画素数縦
128×横 128のスローモーションで再生表示される。
【0033】このようなスロー再生が一通り終了する
と、ステップ119にて前記スロー再生がn回(本実施
例の場合、例えば3回)行われたか否かを判定し、前記
再生がn回終了していなければ、前記ステップ119に
おける「NO」との判定の基に、ステップ118,11
9の循環処理を繰り返し実行する。これにより、前記ス
ロー再生は自動的にn回まで行われる。なお、前記n回
を、練習者が種々選択できるようにしてもよい。このよ
うにして、n回の再生が終了すると、ステップ119に
て「YES」と判定し、プログラムは図7のステップ1
20の処理へ進められる。
と、ステップ119にて前記スロー再生がn回(本実施
例の場合、例えば3回)行われたか否かを判定し、前記
再生がn回終了していなければ、前記ステップ119に
おける「NO」との判定の基に、ステップ118,11
9の循環処理を繰り返し実行する。これにより、前記ス
ロー再生は自動的にn回まで行われる。なお、前記n回
を、練習者が種々選択できるようにしてもよい。このよ
うにして、n回の再生が終了すると、ステップ119に
て「YES」と判定し、プログラムは図7のステップ1
20の処理へ進められる。
【0034】ステップ120においては、変換回路3
5、メモリ制御回路42,43及びモニタ装置16に制
御信号を出力して、撮像データ記録メモリ34に記録さ
れている記録画像データのモニタ装置16への分解表示
(本実施例では16分解表示)を制御する。この場合、
撮像データ記録メモリ34に記録されている記録画像デ
ータのうちで時間的に略等間隔の16駒分の記録画像デ
ータがゴルフスイングの時間経過に従って読み出される
と共に、1駒分ずつの記録画像データが変換回路35に
て16分割表示用の所定の画素数に変換され、バッファ
メモリ36及びD/A変換器44を介してモニタ装置1
6へ転送される。そして、モニタ装置16が前記転送さ
れた16駒の記録画像データを、「16」に分割された
同モニタ装置16上の画面に同時に再生表示する。した
がって、カメラフラグCFLGが「1」であれば、ゴルフボ
ール13を打った瞬間のT1 秒前からT1 秒後までの合
計2T1 秒間に渡る練習者の動きが「16」に分割され
てモニタ装置16に同時に表示される。カメラフラグCF
LGが「2」であれば、ゴルフボール13を打った瞬間の
T2 秒前からT2 秒後までの合計2T2 秒間に渡るティ
ー12近傍のゴルフクラブのヘッドの動きが「16」に
分割されてモニタ装置16に同時に表示される。なお、
これらの16駒の同時表示においては、時間経過にした
がって順次1駒目から16駒目まで順次表示した後、1
6駒の同時表示状態を保つようにしても、初めから同時
に16駒の同時表示を行うようにしてもよい。
5、メモリ制御回路42,43及びモニタ装置16に制
御信号を出力して、撮像データ記録メモリ34に記録さ
れている記録画像データのモニタ装置16への分解表示
(本実施例では16分解表示)を制御する。この場合、
撮像データ記録メモリ34に記録されている記録画像デ
ータのうちで時間的に略等間隔の16駒分の記録画像デ
ータがゴルフスイングの時間経過に従って読み出される
と共に、1駒分ずつの記録画像データが変換回路35に
て16分割表示用の所定の画素数に変換され、バッファ
メモリ36及びD/A変換器44を介してモニタ装置1
6へ転送される。そして、モニタ装置16が前記転送さ
れた16駒の記録画像データを、「16」に分割された
同モニタ装置16上の画面に同時に再生表示する。した
がって、カメラフラグCFLGが「1」であれば、ゴルフボ
ール13を打った瞬間のT1 秒前からT1 秒後までの合
計2T1 秒間に渡る練習者の動きが「16」に分割され
てモニタ装置16に同時に表示される。カメラフラグCF
LGが「2」であれば、ゴルフボール13を打った瞬間の
T2 秒前からT2 秒後までの合計2T2 秒間に渡るティ
ー12近傍のゴルフクラブのヘッドの動きが「16」に
分割されてモニタ装置16に同時に表示される。なお、
これらの16駒の同時表示においては、時間経過にした
がって順次1駒目から16駒目まで順次表示した後、1
6駒の同時表示状態を保つようにしても、初めから同時
に16駒の同時表示を行うようにしてもよい。
【0035】次に、ステップ121にて、操作パネル2
0の液晶ディスプレイ21上に、「プリントが必要であ
ればプリントスイッチ23を押圧する」旨の指示表示を
させる。このステップ121の処理後、ステップ122
にてプリントスイッチ24が押圧されたか否かを判定
し、同スイッチ24が押圧されなければ、前記ステップ
122における「NO」との判定の基に、プログラムを
ステップ123へ進める。ステップ123においては、
前記したタイマを用いて前記液晶ディスプレイ21の表
示からT3 秒(本実施例では15秒)が経過したか否か
の判定処理を行う。この場合、前記時間T3 秒が経過し
なければ、ステップ123にて「NO」と判定し、プリ
ントスイッチ24が押圧されない限り、ステップ120
〜123からなる循環処理を繰り返し実行し続ける。
0の液晶ディスプレイ21上に、「プリントが必要であ
ればプリントスイッチ23を押圧する」旨の指示表示を
させる。このステップ121の処理後、ステップ122
にてプリントスイッチ24が押圧されたか否かを判定
し、同スイッチ24が押圧されなければ、前記ステップ
122における「NO」との判定の基に、プログラムを
ステップ123へ進める。ステップ123においては、
前記したタイマを用いて前記液晶ディスプレイ21の表
示からT3 秒(本実施例では15秒)が経過したか否か
の判定処理を行う。この場合、前記時間T3 秒が経過し
なければ、ステップ123にて「NO」と判定し、プリ
ントスイッチ24が押圧されない限り、ステップ120
〜123からなる循環処理を繰り返し実行し続ける。
【0036】この循環処理中、プリントスイッチ24が
押圧されると、ステップ122にて「YES」と判定
し、ステップ124にてプリントアウトのための料金を
徴収するために、カードリーダ38に料金カウント信号
を出力する。カードリーダ38は前記料金をプリペイド
カードの残金から差し引いて、同差し引いた金額を新た
な残金としてプリペイドカードへ書き込む。次に、ステ
ップ125にて、モニタ装置16における16分割の分
割画面上の画像をプリントするように制御信号をプリン
ト装置18へ出力する。プリント装置18は、前記制御
信号に応答し、バッファメモリ36からモニタ装置16
へ転送されると共に、同装置16にて表示に利用されて
いる記録画像データを入力して、モニタ装置16の画面
上に表示されている16駒の画像を1紙面上にプリント
アウトして出力する。
押圧されると、ステップ122にて「YES」と判定
し、ステップ124にてプリントアウトのための料金を
徴収するために、カードリーダ38に料金カウント信号
を出力する。カードリーダ38は前記料金をプリペイド
カードの残金から差し引いて、同差し引いた金額を新た
な残金としてプリペイドカードへ書き込む。次に、ステ
ップ125にて、モニタ装置16における16分割の分
割画面上の画像をプリントするように制御信号をプリン
ト装置18へ出力する。プリント装置18は、前記制御
信号に応答し、バッファメモリ36からモニタ装置16
へ転送されると共に、同装置16にて表示に利用されて
いる記録画像データを入力して、モニタ装置16の画面
上に表示されている16駒の画像を1紙面上にプリント
アウトして出力する。
【0037】これらのステップ124,125のプリン
トアウト処理後、ステップ126にて模範ビデオ再生信
号を模範ビデオ装置39へ出力して、ステップ127に
てこの「撮影プログラム」の実行を終了する。これによ
り、この「撮影プログラム」の実行前に、模範ビデオが
再生されていた場合には、模範ビデオ装置39が模範ビ
デオ情報のモニタ装置16へ出力して、同装置16が前
記模範ビデオ情報の再生を再開する。また、この「撮影
プログラム」の実行前に、模範ビデオが再生されていな
かった場合には、同ビデオは再生されない。
トアウト処理後、ステップ126にて模範ビデオ再生信
号を模範ビデオ装置39へ出力して、ステップ127に
てこの「撮影プログラム」の実行を終了する。これによ
り、この「撮影プログラム」の実行前に、模範ビデオが
再生されていた場合には、模範ビデオ装置39が模範ビ
デオ情報のモニタ装置16へ出力して、同装置16が前
記模範ビデオ情報の再生を再開する。また、この「撮影
プログラム」の実行前に、模範ビデオが再生されていな
かった場合には、同ビデオは再生されない。
【0038】一方、前記ステップ120〜123からな
る循環処理中、練習者がプリントアウトを必要としない
でプリントスイッチ24を押圧しない場合には、タイマ
が所定時間T3 をカウントするので、ステップ123に
て「YES」と判定して、ステップ124,125の処
理が実行しないで、プログラムを前記ステップ126,
127へ進めて、この「撮影プログラム」の実行を終了
する。これにより、この場合には、モニタ装置16の画
面上に表示されている16駒の画像はプリントアウトさ
れない。
る循環処理中、練習者がプリントアウトを必要としない
でプリントスイッチ24を押圧しない場合には、タイマ
が所定時間T3 をカウントするので、ステップ123に
て「YES」と判定して、ステップ124,125の処
理が実行しないで、プログラムを前記ステップ126,
127へ進めて、この「撮影プログラム」の実行を終了
する。これにより、この場合には、モニタ装置16の画
面上に表示されている16駒の画像はプリントアウトさ
れない。
【0039】以上のような本実施例の動作説明からも理
解できるとおり、本実施例によれば、練習者がゴルフボ
ール13を打つと、打った瞬間を挟んで前後のスイング
が自動的にスローモーション又は分解されてモニタ装置
16に自動的に表示されるので、練習者が単独で簡単に
自分のゴルフスイングのチェックできる。また、この場
合、練習者が第1カメラ14の撮影を選択すれば、練習
者の全身がゴルフクラブをも含めて表示され、練習者が
第2カメラ15の撮影を選択すれば、クラブヘッドの部
分が拡大されて表示されるので、前記チェックをより綿
密に行うことができる。さらに、分解された映像はプリ
ントアウトすることも可能であるので、練習者はゆっく
りと自分のスイングの欠点などを把握することもでき
る。
解できるとおり、本実施例によれば、練習者がゴルフボ
ール13を打つと、打った瞬間を挟んで前後のスイング
が自動的にスローモーション又は分解されてモニタ装置
16に自動的に表示されるので、練習者が単独で簡単に
自分のゴルフスイングのチェックできる。また、この場
合、練習者が第1カメラ14の撮影を選択すれば、練習
者の全身がゴルフクラブをも含めて表示され、練習者が
第2カメラ15の撮影を選択すれば、クラブヘッドの部
分が拡大されて表示されるので、前記チェックをより綿
密に行うことができる。さらに、分解された映像はプリ
ントアウトすることも可能であるので、練習者はゆっく
りと自分のスイングの欠点などを把握することもでき
る。
【0040】なお、上記実施例においては、ゴルフクラ
ブのスイングにおける最下点通過をゴルフボール13の
有無により検出するようにしたが、図9に示すように、
ティー12に圧電センサなどにより構成したティー12
の振動を検出する振動センサ51を固着しておき、ゴル
フボール13がヒットされる瞬間のティー12の振動に
より、前記最下点の通過を検出するようにしてもよい。
ブのスイングにおける最下点通過をゴルフボール13の
有無により検出するようにしたが、図9に示すように、
ティー12に圧電センサなどにより構成したティー12
の振動を検出する振動センサ51を固着しておき、ゴル
フボール13がヒットされる瞬間のティー12の振動に
より、前記最下点の通過を検出するようにしてもよい。
【0041】また、図10に示すように、テイー12上
のゴルフボール13の多少手前の地点を挟んで発信器5
2及び受信器53を対向させておき、クラブヘッド54
が発信器52からの超音波、赤外線などを遮るタイミン
グを検出することにより、前記最下点の通過を検出する
ようにしてもよい。これによれば、ゴルフボール13を
打たない素振り時にも、ゴルフクラブのスイングをモニ
タ装置16を用いてチェックすることができる。
のゴルフボール13の多少手前の地点を挟んで発信器5
2及び受信器53を対向させておき、クラブヘッド54
が発信器52からの超音波、赤外線などを遮るタイミン
グを検出することにより、前記最下点の通過を検出する
ようにしてもよい。これによれば、ゴルフボール13を
打たない素振り時にも、ゴルフクラブのスイングをモニ
タ装置16を用いてチェックすることができる。
【図1】 本発明に係るゴルフスイングのための映像装
置をゴルフ練習場に適用した例を示す斜視図である。
置をゴルフ練習場に適用した例を示す斜視図である。
【図2】 自動ティーアップ装置、ティー、ボールセン
サなどの組み付け状態を示す概略図である。
サなどの組み付け状態を示す概略図である。
【図3】 図1の操作パネルの拡大概略図である。
【図4】 図1の制御装置のブロック図である。
【図5】 図4のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図6】 図4のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図7】 図4のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
プログラムに対応したフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図8】 ゴルフスイングの撮影の時間を説明するため
の説明図である。
の説明図である。
【図9】 クラブヘッドの最下点通過タイミングを検出
するためのセンサの変形例を示す概略図である。
するためのセンサの変形例を示す概略図である。
【図10】 クラブヘッドの最下点通過タイミングを検
出するためのセンサの他の変形例を示す概略図である。
出するためのセンサの他の変形例を示す概略図である。
11…自動ティーアップ装置、12,12−2…ティ
ー、14,14−1〜4…第1カメラ、15,15−2
〜5…第2カメラ、16,16−3〜5…モニタ装置、
17−3〜6…コントロールボックス、18,18−3
…プリント装置、20,20−3…操作パネル、22…
スタートスイッチ、23…再生スイッチ、24…プリン
トスイッチ、30,30−3…制御装置、31…第1撮
像回路、32…第2撮像回路,34…撮像データ記録メ
モリ、35…変換回路、37…ボールセンサ、40…マ
イクロコンピュータ、51…振動センサ、52…発信
器、53…受信器。
ー、14,14−1〜4…第1カメラ、15,15−2
〜5…第2カメラ、16,16−3〜5…モニタ装置、
17−3〜6…コントロールボックス、18,18−3
…プリント装置、20,20−3…操作パネル、22…
スタートスイッチ、23…再生スイッチ、24…プリン
トスイッチ、30,30−3…制御装置、31…第1撮
像回路、32…第2撮像回路,34…撮像データ記録メ
モリ、35…変換回路、37…ボールセンサ、40…マ
イクロコンピュータ、51…振動センサ、52…発信
器、53…受信器。
Claims (2)
- 【請求項1】 高速度カメラと、前記高速度カメラによ
り撮影した映像を表す映像情報を記録する記録媒体と、
前記記録媒体に記録されている映像情報を入力して同映
像情報により表された映像を画面上に再生するモニタ装
置とを備え、ゴルフスイングを撮影すると共に同撮影結
果を映像するゴルフスイングのための映像装置におい
て、 ゴルフクラブがスイング中のほぼ最下点を通過したこと
を検出して同検出時にトリガ信号を出力するスイング検
出手段と、 前記高速度カメラにより撮影した映像情報を前記記録媒
体に時間経過に従って記録し続けると共に前記トリガ信
号に応答して同トリガ信号の入力から所定時間後に前記
記録を停止させる記録制御手段と、 前記ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り
前記記録媒体に記録されている映像情報を低速で前記モ
ニタ装置に転送する再生制御手段とを設けたことを特徴
とするゴルフスイングのための映像装置。 - 【請求項2】 高速度カメラと、前記高速度カメラによ
り撮影した映像を表す映像情報を記録する記録媒体と、
前記記録媒体に記録されている映像情報を入力して同映
像情報により表された映像を画面上に再生するモニタ装
置とを備え、ゴルフスイングを撮影すると共に同撮影結
果を映像するゴルフスイングのための映像装置におい
て、 ゴルフクラブがスイング中のほぼ最下点を通過したこと
を検出して同通過時にトリガ信号を出力するスイング検
出手段と、 前記高速度カメラにより撮影した映像情報を前記記録媒
体に時間経過に従って記録し続けると共に前記トリガ信
号に応答して同トリガ信号の入力から所定時間後に前記
記録を停止させる記録制御手段と、 前記ゴルフクラブの最下点通過タイミングの前後に渡り
前記記録媒体に記録されている映像情報のうちで所定時
間毎の映像情報を前記モニタ装置に転送する再生制御手
段とを設けたことを特徴とするゴルフスイングのための
映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19845691A JPH0515628A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ゴルフスイングのための映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19845691A JPH0515628A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ゴルフスイングのための映像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515628A true JPH0515628A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16391408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19845691A Pending JPH0515628A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ゴルフスイングのための映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515628A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034360A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Ntt Gp Eco Communication Inc | トレーニングシステムおよびトレーニングシステム用装置 |
KR20160112981A (ko) | 2015-03-19 | 2016-09-28 | 가시오게산키 가부시키가이샤 | 촬상 장치, 화상 재생 방법 및 프로그램 |
WO2017006860A1 (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-12 | 株式会社プロギア | 撮影装置、物体の挙動計測装置、撮影制御方法および物体の挙動計測方法 |
KR20210053962A (ko) | 2018-11-07 | 2021-05-12 | 피알쥐알 씨오., 엘티디. | 시타 데이터 취득 시스템 및 시타 데이터 취득 방법 |
KR20210058702A (ko) | 2019-11-14 | 2021-05-24 | 오츠카 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 광학 측정 장치의 리니어리티 보정 방법, 광학 측정 방법 및 광학 측정 장치 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19845691A patent/JPH0515628A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034360A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Ntt Gp Eco Communication Inc | トレーニングシステムおよびトレーニングシステム用装置 |
KR20160112981A (ko) | 2015-03-19 | 2016-09-28 | 가시오게산키 가부시키가이샤 | 촬상 장치, 화상 재생 방법 및 프로그램 |
US10027922B2 (en) | 2015-03-19 | 2018-07-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Imaging apparatus for displaying a specific scene while continuously photographing, image playback method, and non-transitory computer-readable storage medium |
WO2017006860A1 (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-12 | 株式会社プロギア | 撮影装置、物体の挙動計測装置、撮影制御方法および物体の挙動計測方法 |
KR20180014759A (ko) | 2015-07-07 | 2018-02-09 | 피알쥐알 씨오., 엘티디. | 촬영 장치, 물체의 거동 계측 장치, 촬영 제어 방법 및 물체의 거동 계측 방법 |
KR20200037453A (ko) | 2015-07-07 | 2020-04-08 | 피알쥐알 씨오., 엘티디. | 촬영 장치, 물체의 거동 계측 장치, 촬영 제어 방법 및 물체의 거동 계측 방법 |
KR20210053962A (ko) | 2018-11-07 | 2021-05-12 | 피알쥐알 씨오., 엘티디. | 시타 데이터 취득 시스템 및 시타 데이터 취득 방법 |
KR20210058702A (ko) | 2019-11-14 | 2021-05-24 | 오츠카 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 광학 측정 장치의 리니어리티 보정 방법, 광학 측정 방법 및 광학 측정 장치 |
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