JPH07213672A - ゴルフスイング分析用画像処理装置 - Google Patents
ゴルフスイング分析用画像処理装置Info
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- JPH07213672A JPH07213672A JP1143894A JP1143894A JPH07213672A JP H07213672 A JPH07213672 A JP H07213672A JP 1143894 A JP1143894 A JP 1143894A JP 1143894 A JP1143894 A JP 1143894A JP H07213672 A JPH07213672 A JP H07213672A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image signal
- signal
- time
- golf
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレーヤによるゴルフクラブの一連のスイン
グ動作についての所定コマ数分の画像信号を人手を介さ
ずに自動的に得ると共に、この場合にゴルフスイングの
分析に不可欠な画像信号を無駄なく確実に得ること。 【構成】 CCDカメラ1は、ゴルフボールを打撃する
プレーヤを含む領域を毎秒30コマずつ撮影する。光電
センサ4は、プレーヤがアドレス状態に入ったことを検
知してアドレス状態検知信号Saを発生する。インパク
トセンサ6は、ゴルフボールが打撃された瞬間を検知し
てトリガ信号Stを発生する。一次処理回路11は、C
CDカメラ1からの画像信号を、バッファメモリ11a
に対して順次更新記憶すると共に、トリガ信号Stの入
力時には、アドレス状態検知信号Saの出力時点から、
トリガ信号の入力後に1秒だけ経過した時点までの所定
期間内の画像信号を16コマ分だけ抽出して第2の伝送
バッファ15に転送する。
グ動作についての所定コマ数分の画像信号を人手を介さ
ずに自動的に得ると共に、この場合にゴルフスイングの
分析に不可欠な画像信号を無駄なく確実に得ること。 【構成】 CCDカメラ1は、ゴルフボールを打撃する
プレーヤを含む領域を毎秒30コマずつ撮影する。光電
センサ4は、プレーヤがアドレス状態に入ったことを検
知してアドレス状態検知信号Saを発生する。インパク
トセンサ6は、ゴルフボールが打撃された瞬間を検知し
てトリガ信号Stを発生する。一次処理回路11は、C
CDカメラ1からの画像信号を、バッファメモリ11a
に対して順次更新記憶すると共に、トリガ信号Stの入
力時には、アドレス状態検知信号Saの出力時点から、
トリガ信号の入力後に1秒だけ経過した時点までの所定
期間内の画像信号を16コマ分だけ抽出して第2の伝送
バッファ15に転送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフスイングのチェ
ックを行う場合に有益となるゴルフスイング分析用画像
処理装置に関する。
ックを行う場合に有益となるゴルフスイング分析用画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフプレーヤが自分のゴルフスイング
をチェックするに際しては、そのスイング状態をビデオ
カメラにより撮影し、その撮影結果をモニタしながら分
析することが一般的となっている。しかしながら、この
ような手段では、モニタに映し出される画面が動画像で
あるため、そのスイングチェックを十分に行うことが困
難になるという事情があった。このような事情に対処す
るためには、画像再生機器に備わっているストップモー
ション機能(画像一時停止機能)を利用することも考え
られるが、適宜なタイミング毎に画像を一時停止する操
作が面倒になるなどの問題点があった。
をチェックするに際しては、そのスイング状態をビデオ
カメラにより撮影し、その撮影結果をモニタしながら分
析することが一般的となっている。しかしながら、この
ような手段では、モニタに映し出される画面が動画像で
あるため、そのスイングチェックを十分に行うことが困
難になるという事情があった。このような事情に対処す
るためには、画像再生機器に備わっているストップモー
ション機能(画像一時停止機能)を利用することも考え
られるが、適宜なタイミング毎に画像を一時停止する操
作が面倒になるなどの問題点があった。
【0003】近年では、上記のような問題点を解決する
ために、撮像手段によって、ゴルフプレーヤがゴルフク
ラブをテークバックを開始した状態からバックスイング
及びダウンスイングを経てフォロースルーに至るまでの
一連のスイング動作を、所定タイミング毎に一定コマ数
(例えば16コマ)だけ比較的早いシャッタスピードに
より連続撮影し、その撮影結果を時系列的に並べた状態
でモニタ装置或いはプリンタに出力する構成としたゴル
フスイング分析用画像処理装置が具体化されており、こ
のような装置はゴルフ練習場或いはゴルフ用品販売店な
どに設置されて有償利用に供されている。
ために、撮像手段によって、ゴルフプレーヤがゴルフク
ラブをテークバックを開始した状態からバックスイング
及びダウンスイングを経てフォロースルーに至るまでの
一連のスイング動作を、所定タイミング毎に一定コマ数
(例えば16コマ)だけ比較的早いシャッタスピードに
より連続撮影し、その撮影結果を時系列的に並べた状態
でモニタ装置或いはプリンタに出力する構成としたゴル
フスイング分析用画像処理装置が具体化されており、こ
のような装置はゴルフ練習場或いはゴルフ用品販売店な
どに設置されて有償利用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置で
は、ゴルフプレーヤがテークバックを開始したタイミン
グから撮像手段の動作を開始させる必要があるが、その
開始操作をゴルフプレーヤ自身で行うことは不可能であ
るため、実際には、撮像手段の操作を行うオペレータが
必要となる。このため、装置の利用コストが高くつくと
いう問題点があり、この点が未解決の課題となってい
た。
は、ゴルフプレーヤがテークバックを開始したタイミン
グから撮像手段の動作を開始させる必要があるが、その
開始操作をゴルフプレーヤ自身で行うことは不可能であ
るため、実際には、撮像手段の操作を行うオペレータが
必要となる。このため、装置の利用コストが高くつくと
いう問題点があり、この点が未解決の課題となってい
た。
【0005】そこで、本件発明の出願人は、このような
問題点を解決したゴルフスイング分析用画像処理装置を
出願した(特願平6−3516号)。即ち、この装置
は、ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴル
フクラブにより打撃するプレーヤを含む領域を毎秒所定
コマ数ずつの割合で撮影すると共に各コマの画像信号を
順次出力する撮像手段と、上記撮像手段からの画像信号
を所定コマ数分に渡って記憶可能に設けられ、新たな画
像信号が入力される毎に最古の画像信号を消去しながら
当該新たな画像信号を順次記憶する画像記憶手段と、前
記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体がゴルフ
クラブにより打撃された瞬間を検知してトリガ信号を出
力する検知手段とを設け、上記トリガ信号の出力時点、
つまりゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の打
撃時点の前後の所定期間における画像信号を前記画像記
憶手段から抽出して出力する構成となっており、斯様な
構成によって、プレーヤによるゴルフクラブのテークバ
ックからフォロースルーに至るまでの一連のスイング動
作についての所定コマ数分の画像信号を人手を介さずに
自動的に得ることが可能になっている。
問題点を解決したゴルフスイング分析用画像処理装置を
出願した(特願平6−3516号)。即ち、この装置
は、ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴル
フクラブにより打撃するプレーヤを含む領域を毎秒所定
コマ数ずつの割合で撮影すると共に各コマの画像信号を
順次出力する撮像手段と、上記撮像手段からの画像信号
を所定コマ数分に渡って記憶可能に設けられ、新たな画
像信号が入力される毎に最古の画像信号を消去しながら
当該新たな画像信号を順次記憶する画像記憶手段と、前
記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体がゴルフ
クラブにより打撃された瞬間を検知してトリガ信号を出
力する検知手段とを設け、上記トリガ信号の出力時点、
つまりゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の打
撃時点の前後の所定期間における画像信号を前記画像記
憶手段から抽出して出力する構成となっており、斯様な
構成によって、プレーヤによるゴルフクラブのテークバ
ックからフォロースルーに至るまでの一連のスイング動
作についての所定コマ数分の画像信号を人手を介さずに
自動的に得ることが可能になっている。
【0006】しかしながら、この装置においては、以下
に述べるような課題が存在するものであった。つまり、
上記装置では、画像記憶手段から画像信号を抽出する場
合、トリガ信号の出力時点前の画像信号については、所
定時間分について無条件に抽出する構成となっている。
このため、上記のような抽出画像には、プレーヤが所謂
アドレス状態に入る前の無駄な画像信号が含まれる可能
性、或いは本来必要となる画像信号(例えばバックスイ
ング開始時の画像信号など)が含まれなくなる可能性が
増大する。このような状態となった場合には、抽出した
画像信号中に、本来必要とする画像信号が含まれなくな
って、ゴルフスイングの分析が不十分になるなどの問題
点を惹起する。
に述べるような課題が存在するものであった。つまり、
上記装置では、画像記憶手段から画像信号を抽出する場
合、トリガ信号の出力時点前の画像信号については、所
定時間分について無条件に抽出する構成となっている。
このため、上記のような抽出画像には、プレーヤが所謂
アドレス状態に入る前の無駄な画像信号が含まれる可能
性、或いは本来必要となる画像信号(例えばバックスイ
ング開始時の画像信号など)が含まれなくなる可能性が
増大する。このような状態となった場合には、抽出した
画像信号中に、本来必要とする画像信号が含まれなくな
って、ゴルフスイングの分析が不十分になるなどの問題
点を惹起する。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、プレーヤによるゴルフクラブのテー
クバックからフォロースルーに至るまでの一連のスイン
グ動作についての所定時間分の画像信号を人手を介さず
に自動的に得ることを可能にできて、その利用コストの
低減を実現できると共に、この場合にゴルフスイングの
分析に不可欠の画像信号を無駄なく確実に得ることがで
きて、ゴルフスイングの分析を十分に行い得るようにな
るなどの効果を奏するゴルフスイング分析用画像処理装
置を提供することにある。
あり、その目的は、プレーヤによるゴルフクラブのテー
クバックからフォロースルーに至るまでの一連のスイン
グ動作についての所定時間分の画像信号を人手を介さず
に自動的に得ることを可能にできて、その利用コストの
低減を実現できると共に、この場合にゴルフスイングの
分析に不可欠の画像信号を無駄なく確実に得ることがで
きて、ゴルフスイングの分析を十分に行い得るようにな
るなどの効果を奏するゴルフスイング分析用画像処理装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴルフスイ
ング分析用画像処理装置は、上記目的を達成するため
に、所定位置にセットされた状態のゴルフボール若しく
はゴルフボール類似物体をゴルフクラブにより打撃する
プレーヤを含む領域を毎秒所定コマ数ずつの割合で撮影
すると共に各コマの画像信号を順次出力する撮像手段
と、この撮像手段からの画像信号を所定コマ数分に渡っ
て記憶可能に設けられ、新たな画像信号が入力される毎
に最古の画像信号を消去しながら当該新たな画像信号を
記憶する画像記憶手段と、前記ゴルフボール若しくはゴ
ルフボール類似物体がゴルフクラブにより打撃された瞬
間を検知してトリガ信号を出力する検知手段と、前記ゴ
ルフボール若しくはゴルフボール類似物体の直前位置に
ゴルフクラブのヘッドが位置したことを検知してアドレ
ス状態検知信号を出力する補助検知手段と、この補助検
知手段からアドレス状態検知信号が出力された期間にお
いて前記画像信号記憶手段に記憶される画像信号を特定
するための特定用情報を記憶すると共に、前記検知手段
からトリガ信号が出力されたときに、前記画像記憶手段
に記憶された画像信号を、前記特定用情報により特定さ
れる画像信号の記憶時点若しくはその前後に余裕時間を
見た所定時点から上記トリガ信号の入力後に所定時間が
経過した時点までの所定時間分だけ取り出して出力する
信号処理手段と、この信号処理手段からの画像信号を再
生手段に与える出力手段とを備えた構成としたものであ
る(請求項1)。
ング分析用画像処理装置は、上記目的を達成するため
に、所定位置にセットされた状態のゴルフボール若しく
はゴルフボール類似物体をゴルフクラブにより打撃する
プレーヤを含む領域を毎秒所定コマ数ずつの割合で撮影
すると共に各コマの画像信号を順次出力する撮像手段
と、この撮像手段からの画像信号を所定コマ数分に渡っ
て記憶可能に設けられ、新たな画像信号が入力される毎
に最古の画像信号を消去しながら当該新たな画像信号を
記憶する画像記憶手段と、前記ゴルフボール若しくはゴ
ルフボール類似物体がゴルフクラブにより打撃された瞬
間を検知してトリガ信号を出力する検知手段と、前記ゴ
ルフボール若しくはゴルフボール類似物体の直前位置に
ゴルフクラブのヘッドが位置したことを検知してアドレ
ス状態検知信号を出力する補助検知手段と、この補助検
知手段からアドレス状態検知信号が出力された期間にお
いて前記画像信号記憶手段に記憶される画像信号を特定
するための特定用情報を記憶すると共に、前記検知手段
からトリガ信号が出力されたときに、前記画像記憶手段
に記憶された画像信号を、前記特定用情報により特定さ
れる画像信号の記憶時点若しくはその前後に余裕時間を
見た所定時点から上記トリガ信号の入力後に所定時間が
経過した時点までの所定時間分だけ取り出して出力する
信号処理手段と、この信号処理手段からの画像信号を再
生手段に与える出力手段とを備えた構成としたものであ
る(請求項1)。
【0009】前記信号処理手段は、前記トリガ信号が入
力されたときに、その入力時点の画像信号を前記画像記
憶手段から基準画像信号として抽出し、この基準画像信
号から前記特定用情報により特定される画像信号の記憶
時点若しくはその前後に余裕時間を見た所定時点まで遡
った範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽出すると共に
その基準画像信号から所定時間だけ経過した範囲内の所
定コマ数分の画像信号を抽出する構成とすることもでき
る(請求項2)。
力されたときに、その入力時点の画像信号を前記画像記
憶手段から基準画像信号として抽出し、この基準画像信
号から前記特定用情報により特定される画像信号の記憶
時点若しくはその前後に余裕時間を見た所定時点まで遡
った範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽出すると共に
その基準画像信号から所定時間だけ経過した範囲内の所
定コマ数分の画像信号を抽出する構成とすることもでき
る(請求項2)。
【0010】この場合、上記信号処理手段は、前記画像
記憶手段から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイ
ミングが調節可能な構成となっていても良いものである
(請求項3)。
記憶手段から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイ
ミングが調節可能な構成となっていても良いものである
(請求項3)。
【0011】また、前記出力手段を、前記信号処理手段
から出力される連続的な画像信号を記憶する再生用記憶
手段を備え、この再生用記憶手段の記憶画像を前記再生
手段に連続的に与える構成とすることもできる。
から出力される連続的な画像信号を記憶する再生用記憶
手段を備え、この再生用記憶手段の記憶画像を前記再生
手段に連続的に与える構成とすることもできる。
【0012】
【作用】請求項1記載のゴルフスイング分析用画像処理
装置では、撮像手段によって、所定位置にセットされた
状態のゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴ
ルフクラブにより打撃するプレーヤを含む領域の画像が
毎秒所定コマ数ずつの割合で撮影されると共に、各コマ
の画像信号が順次出力されるものであり、このような画
像信号は、画像記憶手段において最新の一定期間に対応
したコマ数分が逐次更新記憶されることになる。プレー
ヤが打撃動作を行うのに先立って、ゴルフクラブのヘッ
ドを前記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の
直前に位置させる毎に、補助検知手段からアドレス状態
検知信号が出力される。すると、信号処理手段にあって
は、アドレス状態検知信号の出力期間中において前記画
像信号記憶手段に記憶される画像信号を特定するための
特定用情報を記憶するようになる。
装置では、撮像手段によって、所定位置にセットされた
状態のゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴ
ルフクラブにより打撃するプレーヤを含む領域の画像が
毎秒所定コマ数ずつの割合で撮影されると共に、各コマ
の画像信号が順次出力されるものであり、このような画
像信号は、画像記憶手段において最新の一定期間に対応
したコマ数分が逐次更新記憶されることになる。プレー
ヤが打撃動作を行うのに先立って、ゴルフクラブのヘッ
ドを前記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の
直前に位置させる毎に、補助検知手段からアドレス状態
検知信号が出力される。すると、信号処理手段にあって
は、アドレス状態検知信号の出力期間中において前記画
像信号記憶手段に記憶される画像信号を特定するための
特定用情報を記憶するようになる。
【0013】この後、プレーヤが、ゴルフボール若しく
はゴルフボール類似物体の直前にゴルフクラブのヘッド
を位置させたアドレス状態から、バックスイングを経て
打撃動作を行うと、その打撃の瞬間に検知手段がトリガ
信号を出力するようになり、そのトリガ信号は信号処理
手段に入力される。すると、信号処理手段にあっては、
前記画像記憶手段に記憶された画像信号を、前記特定用
情報により特定される画像信号の記憶時点若しくはその
前後に余裕時間を見た所定時点から上記トリガ信号の入
力後に所定時間が経過した時点までの所定時間分だけ取
り出して出力する。そして、出力手段は、このように出
力された画像信号を再生手段により再生させるようにな
る。
はゴルフボール類似物体の直前にゴルフクラブのヘッド
を位置させたアドレス状態から、バックスイングを経て
打撃動作を行うと、その打撃の瞬間に検知手段がトリガ
信号を出力するようになり、そのトリガ信号は信号処理
手段に入力される。すると、信号処理手段にあっては、
前記画像記憶手段に記憶された画像信号を、前記特定用
情報により特定される画像信号の記憶時点若しくはその
前後に余裕時間を見た所定時点から上記トリガ信号の入
力後に所定時間が経過した時点までの所定時間分だけ取
り出して出力する。そして、出力手段は、このように出
力された画像信号を再生手段により再生させるようにな
る。
【0014】この結果、上記のように再生される画像
は、プレーヤがアドレス状態に入った時点(若しくはそ
の前後の時点)からゴルフボール若しくはゴルフボール
類似物体が打撃された後に所定時間が経過した時点まで
の所定期間におけるプレーヤのスイング状態を時系列的
に示した信号となるものであって、プレーヤによるゴル
フクラブのテークバックからフォロースルーに至るまで
の一連のスイング動作についての所定コマ数分の画像信
号を人手を介さずに自動的に得ることが可能になり、そ
の画像信号による画像データに基づいたゴルフスイング
のチェックを効果的に行い得るようになる。この場合、
信号処理手段からは、プレーヤがアドレス状態に入った
時点(若しくはその前後の時点)からの画像信号が出力
されることになるから、再生手段による再生画像中に、
無駄な画像信号が含まれたり、或いは本来必要となる画
像信号(例えばバックスイング開始時の画像信号など)
が含まれなくなったりする虞がなくなる。従って、再生
画像中に、本来必要とする画像信号が含まれなくなっ
て、ゴルフスイングの分析が不十分になるという事態が
未然に防止される。
は、プレーヤがアドレス状態に入った時点(若しくはそ
の前後の時点)からゴルフボール若しくはゴルフボール
類似物体が打撃された後に所定時間が経過した時点まで
の所定期間におけるプレーヤのスイング状態を時系列的
に示した信号となるものであって、プレーヤによるゴル
フクラブのテークバックからフォロースルーに至るまで
の一連のスイング動作についての所定コマ数分の画像信
号を人手を介さずに自動的に得ることが可能になり、そ
の画像信号による画像データに基づいたゴルフスイング
のチェックを効果的に行い得るようになる。この場合、
信号処理手段からは、プレーヤがアドレス状態に入った
時点(若しくはその前後の時点)からの画像信号が出力
されることになるから、再生手段による再生画像中に、
無駄な画像信号が含まれたり、或いは本来必要となる画
像信号(例えばバックスイング開始時の画像信号など)
が含まれなくなったりする虞がなくなる。従って、再生
画像中に、本来必要とする画像信号が含まれなくなっ
て、ゴルフスイングの分析が不十分になるという事態が
未然に防止される。
【0015】請求項2記載のゴルフスイング分析用画像
処理装置では、前記トリガ信号が出力されたときには、
これを受けた信号処理手段が、その入力時点の画像信号
を前記画像記憶手段から基準画像信号として抽出し、こ
の基準画像信号から前記特定用情報により特定される画
像信号の記憶時点若しくはその前後に余裕時間を見た所
定時点まで遡った範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽
出すると共にその基準画像信号から所定時間だけ経過し
た範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽出するようにな
る。この結果、出力手段から発生順に並べられた状態で
出力される各コマの画像信号は、ゴルフボール若しくは
ゴルフボール類似物体が打撃された瞬間の画像に最も近
い上記基準画像信号を中心として前後に展開された状態
となるから、ゴルフスイングのチェックをより一層効果
的に行い得るようになる。
処理装置では、前記トリガ信号が出力されたときには、
これを受けた信号処理手段が、その入力時点の画像信号
を前記画像記憶手段から基準画像信号として抽出し、こ
の基準画像信号から前記特定用情報により特定される画
像信号の記憶時点若しくはその前後に余裕時間を見た所
定時点まで遡った範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽
出すると共にその基準画像信号から所定時間だけ経過し
た範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽出するようにな
る。この結果、出力手段から発生順に並べられた状態で
出力される各コマの画像信号は、ゴルフボール若しくは
ゴルフボール類似物体が打撃された瞬間の画像に最も近
い上記基準画像信号を中心として前後に展開された状態
となるから、ゴルフスイングのチェックをより一層効果
的に行い得るようになる。
【0016】請求項3記載のゴルフスイング分析用画像
処理装置では、信号処理手段において前記画像記憶手段
から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイミングが
調節可能に設けられているから、各コマの画像信号を、
プレーヤによるゴルフクラブのテークバックからフォロ
ースルーに至るまでの一連のスイング動作に対応した状
態に確実に設定できると共に、画像記憶手段に記憶され
た各コマの画像信号を無駄なく活用することが可能にな
る利点がある。
処理装置では、信号処理手段において前記画像記憶手段
から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイミングが
調節可能に設けられているから、各コマの画像信号を、
プレーヤによるゴルフクラブのテークバックからフォロ
ースルーに至るまでの一連のスイング動作に対応した状
態に確実に設定できると共に、画像記憶手段に記憶され
た各コマの画像信号を無駄なく活用することが可能にな
る利点がある。
【0017】請求項4記載のゴルフスイング分析用画像
処理装置では、前記信号処理手段から出力される連続的
な画像信号が出力手段内の再生用記憶手段に記憶され、
この再生用記憶手段の記憶画像が再生手段により連続的
な再生画像として再生されるようになるから、その再生
画像に基づいたゴルフスイングのチェックも合わせて行
い得るようになる。
処理装置では、前記信号処理手段から出力される連続的
な画像信号が出力手段内の再生用記憶手段に記憶され、
この再生用記憶手段の記憶画像が再生手段により連続的
な再生画像として再生されるようになるから、その再生
画像に基づいたゴルフスイングのチェックも合わせて行
い得るようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1にはゴルフスイング分析用画像
処理装置の電気的構成が機能ブロックの組み合わせによ
り示されている。この図1において、撮像手段としての
CCDカメラ1は、所定位置である例えば図9に示すよ
うなティー2にセットされた状態のゴルフボールQを打
撃するプレーヤを含む領域を、そのプレーヤの正面側方
向から撮影するように設けられたものであり、例えば毎
秒30コマずつ撮影した各コマの画像信号を順次出力す
る構成となっている。尚、上記CCDカメラ1による一
画像分のスキャニング時間(カメラでいうシャッタスピ
ードに相当)は、極力短い時間に設定される。また、こ
こではプレーヤを含む領域を正面側方向から撮影するよ
うにしたが、この他の方向(プレーヤの背面側方向、頭
上側方向、前方側方向、後方側方向など)から撮影する
各状態に任意に切換え得る構成としても良いものであ
る。尚、上記のような画像信号は、カラー及びモノクロ
の何れでも良いが、この実施例ではカラー画像信号であ
ることを前提にする。
しながら説明する。図1にはゴルフスイング分析用画像
処理装置の電気的構成が機能ブロックの組み合わせによ
り示されている。この図1において、撮像手段としての
CCDカメラ1は、所定位置である例えば図9に示すよ
うなティー2にセットされた状態のゴルフボールQを打
撃するプレーヤを含む領域を、そのプレーヤの正面側方
向から撮影するように設けられたものであり、例えば毎
秒30コマずつ撮影した各コマの画像信号を順次出力す
る構成となっている。尚、上記CCDカメラ1による一
画像分のスキャニング時間(カメラでいうシャッタスピ
ードに相当)は、極力短い時間に設定される。また、こ
こではプレーヤを含む領域を正面側方向から撮影するよ
うにしたが、この他の方向(プレーヤの背面側方向、頭
上側方向、前方側方向、後方側方向など)から撮影する
各状態に任意に切換え得る構成としても良いものであ
る。尚、上記のような画像信号は、カラー及びモノクロ
の何れでも良いが、この実施例ではカラー画像信号であ
ることを前提にする。
【0019】上記ティー2は、図9に示すように、例え
ば人工芝マット3上に立設されたもので、そのマット3
におけるティー2の直前位置には透孔3aが形成されて
いると共に、その透孔3a内にはゴルフボールQの直前
位置にゴルフクラブのヘッドHが位置したことを検知す
るための補助検知手段としての光電センサ4が設けられ
ている。
ば人工芝マット3上に立設されたもので、そのマット3
におけるティー2の直前位置には透孔3aが形成されて
いると共に、その透孔3a内にはゴルフボールQの直前
位置にゴルフクラブのヘッドHが位置したことを検知す
るための補助検知手段としての光電センサ4が設けられ
ている。
【0020】図1に翻って、上記光電センサ4は、検知
状態となったときに波形整形部5を通じてアドレス状態
検知信号Saするように構成される。尚、補助検知手段
としては、上記のような光電センサ4に限らず、磁気セ
ンサ、近接センサなどのような他の手段を利用しても良
いものである。
状態となったときに波形整形部5を通じてアドレス状態
検知信号Saするように構成される。尚、補助検知手段
としては、上記のような光電センサ4に限らず、磁気セ
ンサ、近接センサなどのような他の手段を利用しても良
いものである。
【0021】検知手段としてのインパクトセンサ6は、
前記ゴルフボールがゴルフクラブにより打撃された瞬間
を検知すると共に、その検知時にトリガ出力部7を通じ
てトリガ信号Stを出力するためのものであり、例えば
打球音を検出するマイクロホン、ゴルフボールがティー
上からなくなった状態を光学的或いは機械的に検知する
手段、ゴルフクラブがティー上或いはティーの直前を通
過した状態を光学的或いは磁気的に検知する手段(前記
光電センサ4の利用も可能)などを利用することがで
き、また、これらの手段を組み合わせて実現しても良い
ものである。
前記ゴルフボールがゴルフクラブにより打撃された瞬間
を検知すると共に、その検知時にトリガ出力部7を通じ
てトリガ信号Stを出力するためのものであり、例えば
打球音を検出するマイクロホン、ゴルフボールがティー
上からなくなった状態を光学的或いは機械的に検知する
手段、ゴルフクラブがティー上或いはティーの直前を通
過した状態を光学的或いは磁気的に検知する手段(前記
光電センサ4の利用も可能)などを利用することがで
き、また、これらの手段を組み合わせて実現しても良い
ものである。
【0022】スピードセンサ8は、ヘッドスピード(ゴ
ルフクラブのスイング速度)を示す速度信号Svを出力
するもので、超音波などのドップラー効果を利用した手
段、或いは定点間のゴルフクラブの移動時間を光学的に
検出する手段などを利用して実現でき、また、前記CC
Dカメラ1による画像信号を利用して実現することもで
きる。尚、図示しないが、このようなスピードセンサ8
の他に、クラブヘッドがゴルフボールを打撃したときの
フェイス角度を検出する手段が設けられており、その検
出結果に基づいて打球の性質(スライス、フック或いは
ストレートのような球種)を判断するようになってい
る。
ルフクラブのスイング速度)を示す速度信号Svを出力
するもので、超音波などのドップラー効果を利用した手
段、或いは定点間のゴルフクラブの移動時間を光学的に
検出する手段などを利用して実現でき、また、前記CC
Dカメラ1による画像信号を利用して実現することもで
きる。尚、図示しないが、このようなスピードセンサ8
の他に、クラブヘッドがゴルフボールを打撃したときの
フェイス角度を検出する手段が設けられており、その検
出結果に基づいて打球の性質(スライス、フック或いは
ストレートのような球種)を判断するようになってい
る。
【0023】前記CCDカメラ1からの画像信号は、入
力処理部9を通じて一次処理装置10内の一次処理回路
11(本発明でいう信号処理手段に相当)に与えられる
と共に、出力制御装置12(本発明でいう出力手段に相
当)内のスイッチャ回路13に与えられる構成となって
いる。上記一次処理回路11は、1/30秒毎に与えら
れる前記画像信号を所定時間例えば4秒分(つまり12
0コマ分)に渡って記憶可能なバッファメモリ11a
(本発明でいう画像記憶手段に相当)を備えており、そ
のバッファメモリ11aに対して、新たな画像信号が入
力される毎に最古の画像信号を消去しながら当該新たな
画像信号を順次記憶するようになっている。
力処理部9を通じて一次処理装置10内の一次処理回路
11(本発明でいう信号処理手段に相当)に与えられる
と共に、出力制御装置12(本発明でいう出力手段に相
当)内のスイッチャ回路13に与えられる構成となって
いる。上記一次処理回路11は、1/30秒毎に与えら
れる前記画像信号を所定時間例えば4秒分(つまり12
0コマ分)に渡って記憶可能なバッファメモリ11a
(本発明でいう画像記憶手段に相当)を備えており、そ
のバッファメモリ11aに対して、新たな画像信号が入
力される毎に最古の画像信号を消去しながら当該新たな
画像信号を順次記憶するようになっている。
【0024】具体的には、バッファメモリ11aは、図
3に摸式的に示すように、前記120コマ分の画像信号
をそれぞれ記憶するための120個のメモリエリアm1
〜m120 を備えており、一次処理回路11は、新たな画
像信号が入力されたときにその画像信号をバッファメモ
リ11aの先頭メモリエリアm1 に記憶すると共に、そ
の入力前にメモリエリアm1 〜m119 に記憶されていた
画像信号をメモリエリアm2 〜m120 へ順繰りにシフト
し、メモリエリアm120 に記憶されていた最古の画像信
号を消去する。
3に摸式的に示すように、前記120コマ分の画像信号
をそれぞれ記憶するための120個のメモリエリアm1
〜m120 を備えており、一次処理回路11は、新たな画
像信号が入力されたときにその画像信号をバッファメモ
リ11aの先頭メモリエリアm1 に記憶すると共に、そ
の入力前にメモリエリアm1 〜m119 に記憶されていた
画像信号をメモリエリアm2 〜m120 へ順繰りにシフト
し、メモリエリアm120 に記憶されていた最古の画像信
号を消去する。
【0025】この場合、バッファメモリ11aには、各
メモリエリアm1 〜m120 に記憶される画像信号に付随
させてフラグ(本発明でいう特定用情報に相当)を記憶
することが可能な構成となっている。そして、一次処理
回路11は、前記波形整形部5からの出力を受けるよう
になっており、前記アドレス状態検知信号Saが与えら
れた期間においては、そのアドレス状態検知信号Saの
入力期間中にバッファメモリ11aに記憶させた画像信
号に付随させて上記フラグを記憶するようになってい
る。図3には、上記のように画像信号に付随させてフラ
グを記憶した一例を示しており、同図中においてフラグ
を「△」印にて表現している。尚、上記フラグは、これ
が付随する画像信号と共に順次シフトされていくもので
ある。
メモリエリアm1 〜m120 に記憶される画像信号に付随
させてフラグ(本発明でいう特定用情報に相当)を記憶
することが可能な構成となっている。そして、一次処理
回路11は、前記波形整形部5からの出力を受けるよう
になっており、前記アドレス状態検知信号Saが与えら
れた期間においては、そのアドレス状態検知信号Saの
入力期間中にバッファメモリ11aに記憶させた画像信
号に付随させて上記フラグを記憶するようになってい
る。図3には、上記のように画像信号に付随させてフラ
グを記憶した一例を示しており、同図中においてフラグ
を「△」印にて表現している。尚、上記フラグは、これ
が付随する画像信号と共に順次シフトされていくもので
ある。
【0026】さらに、一次処理回路11は、前記トリガ
出力部7からの出力も受けるようになっており、前記ト
リガ信号Stが入力されたときには、バッファメモリ1
1aに記憶された画像信号を第1の伝送バッファ14及
び第2の伝送バッファ15に対して以下のように転送す
る構成となっている。
出力部7からの出力も受けるようになっており、前記ト
リガ信号Stが入力されたときには、バッファメモリ1
1aに記憶された画像信号を第1の伝送バッファ14及
び第2の伝送バッファ15に対して以下のように転送す
る構成となっている。
【0027】即ち、第1の伝送バッファ14に対して
は、トリガ信号Stの入力に応じて、フラグが付随した
画像信号のうち最新のものに対応した時点(その前後に
余裕時間を見た時点でも可)から、上記トリガ信号の入
力後に所定時間(例えば1秒)が経過した時点までの所
定時間分の全コマの画像信号を転送する構成となってい
る。従って、第1の伝送バッファ14には、トリガ信号
Stの入力時点の前後における所定コマ数分の画像信号
の全てが記憶されることになり、特に、トリガ信号St
の入力前の画像信号は、プレーヤがアドレス状態に入っ
た時点(若しくはその前後の時点)の画像信号が最古の
ものとなる。尚、このような画像信号の転送動作を完了
するためには、トリガ信号Stの入力後に少なくとも1
秒間を要することになる。
は、トリガ信号Stの入力に応じて、フラグが付随した
画像信号のうち最新のものに対応した時点(その前後に
余裕時間を見た時点でも可)から、上記トリガ信号の入
力後に所定時間(例えば1秒)が経過した時点までの所
定時間分の全コマの画像信号を転送する構成となってい
る。従って、第1の伝送バッファ14には、トリガ信号
Stの入力時点の前後における所定コマ数分の画像信号
の全てが記憶されることになり、特に、トリガ信号St
の入力前の画像信号は、プレーヤがアドレス状態に入っ
た時点(若しくはその前後の時点)の画像信号が最古の
ものとなる。尚、このような画像信号の転送動作を完了
するためには、トリガ信号Stの入力後に少なくとも1
秒間を要することになる。
【0028】また、第2の伝送バッファ15に対して
は、トリガ信号Stの入力時点の画像信号を基準画像信
号として抽出すると共に、この基準画像信号から、フラ
グが付随した画像信号のうち最新のものに対応した時点
(その前後に余裕時間を見た時点でも可)まで遡った範
囲内の所定コマ数分(例えば10コマ分)の画像信号を
抽出すると共に、その基準画像信号から所定時間(例え
ば1秒)だけ経過した範囲内の所定コマ数分(例えば5
コマ分)の画像信号を抽出して転送する構成となってお
り、従って、第2の伝送バッファ15には、合計16コ
マ分の画像信号が記憶されることになる。尚、このよう
な画像信号の抽出及び転送動作を完了するためには、ト
リガ信号Stの入力後に最大で1秒間を要することにな
る。
は、トリガ信号Stの入力時点の画像信号を基準画像信
号として抽出すると共に、この基準画像信号から、フラ
グが付随した画像信号のうち最新のものに対応した時点
(その前後に余裕時間を見た時点でも可)まで遡った範
囲内の所定コマ数分(例えば10コマ分)の画像信号を
抽出すると共に、その基準画像信号から所定時間(例え
ば1秒)だけ経過した範囲内の所定コマ数分(例えば5
コマ分)の画像信号を抽出して転送する構成となってお
り、従って、第2の伝送バッファ15には、合計16コ
マ分の画像信号が記憶されることになる。尚、このよう
な画像信号の抽出及び転送動作を完了するためには、ト
リガ信号Stの入力後に最大で1秒間を要することにな
る。
【0029】上記のような一次処理回路11による16
コマ分の画像信号の抽出は、具体的には、例えば図4に
示すような状態で行われる。即ち、図4は、抽出対象と
なった画像信号を、これを記憶したバッファメモリ11
aのメモリエリア番号と共に摸式的に示している。
コマ分の画像信号の抽出は、具体的には、例えば図4に
示すような状態で行われる。即ち、図4は、抽出対象と
なった画像信号を、これを記憶したバッファメモリ11
aのメモリエリア番号と共に摸式的に示している。
【0030】図4の例では、トリガ信号Stの入力直前
におけるメモリエリアm1 の記憶画像信号を前記基準画
像信号(これをコマ番号「0」とする)として抽出する
と共に、この基準画像信号から例えば1/15秒ずつ3
回だけ遡ったメモリエリアm3 、m5 、m7 に記憶され
ている画像信号(コマ番号「−2」、「−4」、「−
6」)と、ここから1/10秒(基準画像信号からは3
/5秒)だけ遡ったメモリエリアm10に記憶されている
基準画像信号(コマ番号「−9」)とを抽出する。ま
た、フラグ(「△」を付して示す)が付随した画像信号
のうち最新のもの(この例ではメモリエリアm85に記憶
されている)を最古の画像信号(コマ番号「−84」)
を抽出すると共に、このコマ番号「−84」の画像信号
と前記コマ番号「−9」の画像信号との間に位置する画
像信号群から所定の演算で割り振った5個の画像信号を
抽出する。
におけるメモリエリアm1 の記憶画像信号を前記基準画
像信号(これをコマ番号「0」とする)として抽出する
と共に、この基準画像信号から例えば1/15秒ずつ3
回だけ遡ったメモリエリアm3 、m5 、m7 に記憶され
ている画像信号(コマ番号「−2」、「−4」、「−
6」)と、ここから1/10秒(基準画像信号からは3
/5秒)だけ遡ったメモリエリアm10に記憶されている
基準画像信号(コマ番号「−9」)とを抽出する。ま
た、フラグ(「△」を付して示す)が付随した画像信号
のうち最新のもの(この例ではメモリエリアm85に記憶
されている)を最古の画像信号(コマ番号「−84」)
を抽出すると共に、このコマ番号「−84」の画像信号
と前記コマ番号「−9」の画像信号との間に位置する画
像信号群から所定の演算で割り振った5個の画像信号を
抽出する。
【0031】この実施例では、上記演算を以下のように
行っている。つまり、まず、最古の画像信号のコマ番号
(上記の例では「−84」)とメモリエリアm10に記憶
されている基準画像信号のコマ番号「−9」との差を演
算すると共に、その演算結果「75」を「6」で除算し
た結果を四捨五入する。次いで、このようにして得た四
捨五入値「13」を最古の画像信号のコマ番号「−8
4」に順次加算することによって、コマ番号「−7
1」、「−58」、「−45」、「−32」、「−1
9」を算出すると共に、そのコマ番号に対応したメモリ
エリアm72、m59、m46、m33、m20に記憶されている
画像信号を抽出する。尚、上記のようして得た四捨五入
値「13」をメモリエリアm10に記憶されている基準画
像信号のコマ番号「−9」から順次減算することによっ
て5個分のコマ番号を算出する構成としても良い。
行っている。つまり、まず、最古の画像信号のコマ番号
(上記の例では「−84」)とメモリエリアm10に記憶
されている基準画像信号のコマ番号「−9」との差を演
算すると共に、その演算結果「75」を「6」で除算し
た結果を四捨五入する。次いで、このようにして得た四
捨五入値「13」を最古の画像信号のコマ番号「−8
4」に順次加算することによって、コマ番号「−7
1」、「−58」、「−45」、「−32」、「−1
9」を算出すると共に、そのコマ番号に対応したメモリ
エリアm72、m59、m46、m33、m20に記憶されている
画像信号を抽出する。尚、上記のようして得た四捨五入
値「13」をメモリエリアm10に記憶されている基準画
像信号のコマ番号「−9」から順次減算することによっ
て5個分のコマ番号を算出する構成としても良い。
【0032】また、一次処理回路11は、上記コマ番号
「0」の基準画像信号から例えば1/15秒ずつ3回だ
け経過した各タイミングの画像信号(コマ番号「2」、
「4」、「6」)と、ここから2/15秒だけ経過した
タイミングの基準画像信号(コマ番号「10」)と、こ
こからさらに2/3秒(基準画像信号からは1秒)経過
したタイミングの画像信号(コマ番号「30」)とを抽
出する。
「0」の基準画像信号から例えば1/15秒ずつ3回だ
け経過した各タイミングの画像信号(コマ番号「2」、
「4」、「6」)と、ここから2/15秒だけ経過した
タイミングの基準画像信号(コマ番号「10」)と、こ
こからさらに2/3秒(基準画像信号からは1秒)経過
したタイミングの画像信号(コマ番号「30」)とを抽
出する。
【0033】尚、一次処理回路11における上記のよう
な画像信号の抽出タイミングは、設定手段16を通じた
外部操作により調節可能な構成となっている。この場
合、上記設定手段16としては、各コマの画像信号の抽
出タイミングを任意に調節できる構成、或いはゴルフク
ラブのスイングスピードの大小(例えば男性、女性の区
別)などに応じて予め決められた抽出パターンの中から
選択する構成などを採用できる。
な画像信号の抽出タイミングは、設定手段16を通じた
外部操作により調節可能な構成となっている。この場
合、上記設定手段16としては、各コマの画像信号の抽
出タイミングを任意に調節できる構成、或いはゴルフク
ラブのスイングスピードの大小(例えば男性、女性の区
別)などに応じて予め決められた抽出パターンの中から
選択する構成などを採用できる。
【0034】一方、第1のモニタメモリ17(本発明で
いう再生用記憶手段に相当)は、前記第1の伝送バッフ
ァ14に対する所定コマ数分の画像信号の記憶が完了す
る毎に、その画像信号群を最大で例えば10群程度まで
累積記憶するものであり、このように記憶している画像
信号群を、前記出力制御装置12内のスイッチャ回路1
3に対して各群毎に選択的に出力可能な構成となってい
る。尚、このような画像信号群の出力時には、各コマの
画像信号が古いものから順に1/30秒の周期で出力さ
れるものである。また、第1のモニタメモリ17に記憶
する画像信号は、伝送バッファ14を使用せずにバッフ
ァメモリ11aから直接的に当該第1のモニタメモリ1
7へ転送する構成とすることも可能である。
いう再生用記憶手段に相当)は、前記第1の伝送バッフ
ァ14に対する所定コマ数分の画像信号の記憶が完了す
る毎に、その画像信号群を最大で例えば10群程度まで
累積記憶するものであり、このように記憶している画像
信号群を、前記出力制御装置12内のスイッチャ回路1
3に対して各群毎に選択的に出力可能な構成となってい
る。尚、このような画像信号群の出力時には、各コマの
画像信号が古いものから順に1/30秒の周期で出力さ
れるものである。また、第1のモニタメモリ17に記憶
する画像信号は、伝送バッファ14を使用せずにバッフ
ァメモリ11aから直接的に当該第1のモニタメモリ1
7へ転送する構成とすることも可能である。
【0035】第2のモニタメモリ18は、前記第2の伝
送バッファ15に対する16コマ分の画像信号の記憶が
完了する毎に、その画像信号群を最大で例えば10群程
度まで累積記憶するものであり、このように記憶してい
る画像信号群を、前記スイッチャ回路13に対して各群
毎に選択的に出力可能な構成となっている。尚、このよ
うな画像信号群の出力時には、各コマの画像信号が古い
ものから順に出力されるものである。また、第2のモニ
タメモリ18に記憶する16コマ分の画像信号は、伝送
バッファ15を使用せずにバッファメモリ11aから直
接的に第2のモニタメモリ18へ転送する構成とするこ
とも可能である。
送バッファ15に対する16コマ分の画像信号の記憶が
完了する毎に、その画像信号群を最大で例えば10群程
度まで累積記憶するものであり、このように記憶してい
る画像信号群を、前記スイッチャ回路13に対して各群
毎に選択的に出力可能な構成となっている。尚、このよ
うな画像信号群の出力時には、各コマの画像信号が古い
ものから順に出力されるものである。また、第2のモニ
タメモリ18に記憶する16コマ分の画像信号は、伝送
バッファ15を使用せずにバッファメモリ11aから直
接的に第2のモニタメモリ18へ転送する構成とするこ
とも可能である。
【0036】出力制御装置12において、スイッチャ回
路13は、CCDカメラ1からの画像信号、第1及び第
2のモニタメモリ17及び18からの画像信号のうちの
何れか一つ若しくは二つを選択してミキシング回路19
に与えるために設けられており、その選択動作は出力制
御部20からの指令により行われる。
路13は、CCDカメラ1からの画像信号、第1及び第
2のモニタメモリ17及び18からの画像信号のうちの
何れか一つ若しくは二つを選択してミキシング回路19
に与えるために設けられており、その選択動作は出力制
御部20からの指令により行われる。
【0037】上記ミキシング回路19は、スイッチャ回
路13からの画像信号に対して、出力制御部20から与
えられるスーパーインポーズ用画像信号とをミキシング
し、そのミキシング後の画像信号を出力回路21に与え
る。
路13からの画像信号に対して、出力制御部20から与
えられるスーパーインポーズ用画像信号とをミキシング
し、そのミキシング後の画像信号を出力回路21に与え
る。
【0038】この出力回路21は、ミキシング回路19
からの画像信号を、CRTカラーディスプレイ或いは液
晶カラーディスプレイなどより成る再生手段としてのカ
ラーモニタ22、同じく再生手段としてのモノクロプリ
ンタ23(カラープリンタでも可)及びビデオレコーダ
などより成る録画装置24に対し選択的に与えるための
もので、その選択動作は前記出力制御部20からの指令
により行われる。
からの画像信号を、CRTカラーディスプレイ或いは液
晶カラーディスプレイなどより成る再生手段としてのカ
ラーモニタ22、同じく再生手段としてのモノクロプリ
ンタ23(カラープリンタでも可)及びビデオレコーダ
などより成る録画装置24に対し選択的に与えるための
もので、その選択動作は前記出力制御部20からの指令
により行われる。
【0039】出力制御部20は、前記各モニタメモリ1
7、18に選択信号を与えることにより、それらモニタ
メモリ17、18からスイッチャ回路13へ出力される
画像信号群の選択を行う構成となっており、この出力制
御部20には、操作部25からの操作信号が与えられる
ようになっている。
7、18に選択信号を与えることにより、それらモニタ
メモリ17、18からスイッチャ回路13へ出力される
画像信号群の選択を行う構成となっており、この出力制
御部20には、操作部25からの操作信号が与えられる
ようになっている。
【0040】上記操作部25は、図2に示すように、使
用クラブの種類を入力するためのキースイッチ25a
群、「通常再生」用キースイッチ25b、「コマ撮り」
用キースイッチ25c、「プリント」用キースイッチ2
5d、「録画」用キースイッチ25e、マニュアルモー
ド選択用のマニュアルスイッチ25f、入力内容を初期
化するためのクリアスイッチ25g、例えば液晶ディス
プレイより成る表示パネル25hを備えた構成となって
いる。
用クラブの種類を入力するためのキースイッチ25a
群、「通常再生」用キースイッチ25b、「コマ撮り」
用キースイッチ25c、「プリント」用キースイッチ2
5d、「録画」用キースイッチ25e、マニュアルモー
ド選択用のマニュアルスイッチ25f、入力内容を初期
化するためのクリアスイッチ25g、例えば液晶ディス
プレイより成る表示パネル25hを備えた構成となって
いる。
【0041】この場合、キースイッチ25a群は、照光
型スイッチより成り、「ウッド」、「アイアン」、
「0」〜「9」、「SW」(サンドウェッジの略)、
「PW」(ピッチングウェッジの略)が施された各キー
スイッチ25aの操作状態によって使用するゴルフクラ
ブの種類を入力可能に構成されており、その入力データ
は前記スーパーインポーズ用画像信号の作成に供され
る。
型スイッチより成り、「ウッド」、「アイアン」、
「0」〜「9」、「SW」(サンドウェッジの略)、
「PW」(ピッチングウェッジの略)が施された各キー
スイッチ25aの操作状態によって使用するゴルフクラ
ブの種類を入力可能に構成されており、その入力データ
は前記スーパーインポーズ用画像信号の作成に供され
る。
【0042】「通常再生」用キースイッチ25b及び
「コマ撮り」用キースイッチ25cも照光型スイッチよ
り成るもので、再生画像の種類、具体的には、前記第1
のモニタメモリ17に記憶された画像信号に基づく連続
的な画像を再生する通常再生モードと、前記第2のモニ
タメモリ18に記憶された画像信号に基づくコマ撮りに
よる分解画像を再生するコマ撮り再生モードとの何れか
を指令するためのもので、何れか一方が排他的にオン可
能な構成となっている。
「コマ撮り」用キースイッチ25cも照光型スイッチよ
り成るもので、再生画像の種類、具体的には、前記第1
のモニタメモリ17に記憶された画像信号に基づく連続
的な画像を再生する通常再生モードと、前記第2のモニ
タメモリ18に記憶された画像信号に基づくコマ撮りに
よる分解画像を再生するコマ撮り再生モードとの何れか
を指令するためのもので、何れか一方が排他的にオン可
能な構成となっている。
【0043】「プリント」用キースイッチ25d及び
「録画」用キースイッチ25eも照光型スイッチより成
るもので、ぞれぞれコマ撮りによる分解画像のプリント
を指令するプリンモード及び再生画像の録画指令を行う
録画モードを選択するために設けられており、各々独立
してオン可能な構成となっている。
「録画」用キースイッチ25eも照光型スイッチより成
るもので、ぞれぞれコマ撮りによる分解画像のプリント
を指令するプリンモード及び再生画像の録画指令を行う
録画モードを選択するために設けられており、各々独立
してオン可能な構成となっている。
【0044】表示パネル25hは、ゴルフスイング分析
用画像処理装置の今現在の動作モードなどを表示するた
めに設けられたもので、例えば、「コマ撮りモニタ中、
〈只今のショット〉」、「コマ撮りプリント中〈第1回
目のショット〉」のような表示を行う。
用画像処理装置の今現在の動作モードなどを表示するた
めに設けられたもので、例えば、「コマ撮りモニタ中、
〈只今のショット〉」、「コマ撮りプリント中〈第1回
目のショット〉」のような表示を行う。
【0045】尚、図1には示さなかったが、上記のよう
なゴルフスイング分析用画像処理装置の電源は、例えば
一定額以上の貨幣の投入に応じて立ち上げられる構成と
することが、無人化を図る上で望ましい。
なゴルフスイング分析用画像処理装置の電源は、例えば
一定額以上の貨幣の投入に応じて立ち上げられる構成と
することが、無人化を図る上で望ましい。
【0046】さて、出力制御部20は、上記のような操
作部25からの操作信号の他に、前記トリガ出力部7か
らのトリガ信号St、スピードセンサ8からの速度信号
Svを受けるようになっており、それらの入力信号及び
記憶部26との間のデータ転送並びに予め設定された制
御プログラムに基づいて以下のような制御を行うように
なっている。
作部25からの操作信号の他に、前記トリガ出力部7か
らのトリガ信号St、スピードセンサ8からの速度信号
Svを受けるようになっており、それらの入力信号及び
記憶部26との間のデータ転送並びに予め設定された制
御プログラムに基づいて以下のような制御を行うように
なっている。
【0047】即ち、図5及び図6には、出力制御部20
による制御内容の要部が示されており、以下これについ
て関連した作用と共に説明する。図5において、電源投
入に応じて制御プログラムの実行を開始したときには、
所定の初期化ステップA1を実行した後に、初期画像出
力ルーチンA2を実行する。このルーチンA2では、ス
イッチャ回路13に対し、CCDカメラ1からの画像信
号をミキシング回路19に与えるように指令すると共
に、出力回路21に対し、上記ミキシング回路19から
の画像信号をカラーモニタ22に与えるように指令す
る。これにより、カラーモニタ22には、CCDカメラ
1が撮影した映像がリアルタイムで映し出されるように
なる。
による制御内容の要部が示されており、以下これについ
て関連した作用と共に説明する。図5において、電源投
入に応じて制御プログラムの実行を開始したときには、
所定の初期化ステップA1を実行した後に、初期画像出
力ルーチンA2を実行する。このルーチンA2では、ス
イッチャ回路13に対し、CCDカメラ1からの画像信
号をミキシング回路19に与えるように指令すると共
に、出力回路21に対し、上記ミキシング回路19から
の画像信号をカラーモニタ22に与えるように指令す
る。これにより、カラーモニタ22には、CCDカメラ
1が撮影した映像がリアルタイムで映し出されるように
なる。
【0048】上記初期画像出力ルーチンA2の実行後に
は、操作部25からの操作信号によって示される操作内
容を記憶部26に対して更新記憶するための動作モード
設定ステップA3を実行する。具体的には、上記ステッ
プA3では、キースイッチ群25aにより入力された使
用ゴルフクラブの種類、「通常再生」用キースイッチ2
5b及び「コマ撮り」用キースイッチ25cにより入力
された再生画像の種類、「プリント」用キースイッチ2
5d及び「録画」用キースイッチ25eによるプリント
指令及び録画指令を記憶するようになっている。
は、操作部25からの操作信号によって示される操作内
容を記憶部26に対して更新記憶するための動作モード
設定ステップA3を実行する。具体的には、上記ステッ
プA3では、キースイッチ群25aにより入力された使
用ゴルフクラブの種類、「通常再生」用キースイッチ2
5b及び「コマ撮り」用キースイッチ25cにより入力
された再生画像の種類、「プリント」用キースイッチ2
5d及び「録画」用キースイッチ25eによるプリント
指令及び録画指令を記憶するようになっている。
【0049】この後には、操作部25のマニュアルスイ
ッチ25fがオン操作されたか否かを判断し(ステップ
A4)、オン操作された場合にはこれをマニュアルモー
ド選択状態と判断して図6に示した各ステップを実行す
るが、オン操作されていない場合にはこれをオートモー
ド選択状態と判断する。
ッチ25fがオン操作されたか否かを判断し(ステップ
A4)、オン操作された場合にはこれをマニュアルモー
ド選択状態と判断して図6に示した各ステップを実行す
るが、オン操作されていない場合にはこれをオートモー
ド選択状態と判断する。
【0050】オートモードが選択された状態では、クリ
アスイッチ25gがオン操作されたか否かを判断し(ス
テップA5)、オン操作された場合には、第1及び第2
のモニタメモリ17及び18をクリアするステップA
6、前記動作モード設定ステップA3にて記憶部26に
記憶した動作モードを初期化するステップA7を順次実
行してステップA2へ戻る。
アスイッチ25gがオン操作されたか否かを判断し(ス
テップA5)、オン操作された場合には、第1及び第2
のモニタメモリ17及び18をクリアするステップA
6、前記動作モード設定ステップA3にて記憶部26に
記憶した動作モードを初期化するステップA7を順次実
行してステップA2へ戻る。
【0051】クリアスイッチ25gがオン操作されてい
ない状態(ステップA5で「NO」)では、トリガ信号
Stの入力の有無を判断し(ステップA8)、入力され
ていない場合にはステップA3へ戻るが、入力された場
合、つまりティー2にセットされたゴルフボールQがゴ
ルフクラブにより打撃された場合にはスーパーインポー
ズ用画像信号を作成するステップA9を実行する。
ない状態(ステップA5で「NO」)では、トリガ信号
Stの入力の有無を判断し(ステップA8)、入力され
ていない場合にはステップA3へ戻るが、入力された場
合、つまりティー2にセットされたゴルフボールQがゴ
ルフクラブにより打撃された場合にはスーパーインポー
ズ用画像信号を作成するステップA9を実行する。
【0052】具体的には、このステップA9では、上記
トリガ信号Stの入力(つまりゴルフボールQの打撃)
が何回目かを示すデータ、前記ステップA3で記憶した
使用クラブの種類を示すデータ、速度信号Svに基づい
たヘッドスピードを示すデータ、図示しないフェイス角
度検出手段の検出結果に基づいて判断した球種(スライ
ス、フック或いはストレート)を示すデータを含むスー
パーインポーズ用画像信号を作成するものであり、引き
続くステップA10では、上記スーパーインポーズ用画
像信号をミキシング回路19へ出力する。
トリガ信号Stの入力(つまりゴルフボールQの打撃)
が何回目かを示すデータ、前記ステップA3で記憶した
使用クラブの種類を示すデータ、速度信号Svに基づい
たヘッドスピードを示すデータ、図示しないフェイス角
度検出手段の検出結果に基づいて判断した球種(スライ
ス、フック或いはストレート)を示すデータを含むスー
パーインポーズ用画像信号を作成するものであり、引き
続くステップA10では、上記スーパーインポーズ用画
像信号をミキシング回路19へ出力する。
【0053】上記ステップA10の実行後には、「通常
再生」用キースイッチ25bのオンに応じた通常再生モ
ード、及び「コマ撮り」用キースイッチ25cのオンに
応じたコマ撮り再生モードの何れが選択されているか否
かを判断する(ステップA11、A12)。
再生」用キースイッチ25bのオンに応じた通常再生モ
ード、及び「コマ撮り」用キースイッチ25cのオンに
応じたコマ撮り再生モードの何れが選択されているか否
かを判断する(ステップA11、A12)。
【0054】通常再生モードが選択されていた場合に
は、スイッチャ回路13に対して第1のモニタメモリ1
7に接続するように指令するステップA13、当該第1
のモニタメモリ17に対して最新の画像信号を出力する
ように指令すると共に、出力回路21に対してミキシン
グ回路19からの画像信号をカラーモニタ22に与える
ように指令するモニタ用連続画像出力ルーチンA14を
順次実行する。
は、スイッチャ回路13に対して第1のモニタメモリ1
7に接続するように指令するステップA13、当該第1
のモニタメモリ17に対して最新の画像信号を出力する
ように指令すると共に、出力回路21に対してミキシン
グ回路19からの画像信号をカラーモニタ22に与える
ように指令するモニタ用連続画像出力ルーチンA14を
順次実行する。
【0055】これにより、カラーモニタ22には、第1
のモニタメモリ17に記憶されているの画像信号、つま
りゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃された瞬間
の前後を含む画像信号の最新のものが連続画像として映
し出されると共に、前記ステップA9で作成されたスー
パーインポーズ用画像信号により示されるデータが映し
出されるものである。尚、図7には、この場合における
カラーモニタ22の表示例を概略的に示しており、同図
中のスーパーインポーズ画像における「5I」は、5番
アイアンの意味である。
のモニタメモリ17に記憶されているの画像信号、つま
りゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃された瞬間
の前後を含む画像信号の最新のものが連続画像として映
し出されると共に、前記ステップA9で作成されたスー
パーインポーズ用画像信号により示されるデータが映し
出されるものである。尚、図7には、この場合における
カラーモニタ22の表示例を概略的に示しており、同図
中のスーパーインポーズ画像における「5I」は、5番
アイアンの意味である。
【0056】コマ撮り再生モードが選択されていた場合
(ステップA12で「YES」)には、スイッチャ回路
13に対して第2のモニタメモリ18に接続するように
指令するステップA15、当該第2のモニタメモリ18
に対して最新の画像信号群を出力するように指令すると
共に、出力回路21に対してミキシング回路19からの
画像信号をカラーモニタ22に与えるように指令するモ
ニタ用コマ撮り画像出力ルーチンA16を順次実行す
る。
(ステップA12で「YES」)には、スイッチャ回路
13に対して第2のモニタメモリ18に接続するように
指令するステップA15、当該第2のモニタメモリ18
に対して最新の画像信号群を出力するように指令すると
共に、出力回路21に対してミキシング回路19からの
画像信号をカラーモニタ22に与えるように指令するモ
ニタ用コマ撮り画像出力ルーチンA16を順次実行す
る。
【0057】これにより、カラーモニタ22には、第2
のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画像
信号、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃
された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ撮り
画像信号群の最新のものが映し出されると共に、前記ス
テップA9で作成されたスーパーインポーズ用画像信号
により示されるデータが映し出されるものである。尚、
図8には、この場合におけるカラーモニタ22の表示例
を概略的に示しており、この例では各コマの画像信号を
一括して表示するようにしている。但し、1コマ分ずつ
の画像信号を順番に表示したり、或いは所定枚数ずつを
順番に表示する構成としても良いことは勿論である。
尚、図8中には、参考のために各画像信号に対し各々の
コマ番号を表示したが、このような表示は必要に応じて
行えば良いものである。
のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画像
信号、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃
された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ撮り
画像信号群の最新のものが映し出されると共に、前記ス
テップA9で作成されたスーパーインポーズ用画像信号
により示されるデータが映し出されるものである。尚、
図8には、この場合におけるカラーモニタ22の表示例
を概略的に示しており、この例では各コマの画像信号を
一括して表示するようにしている。但し、1コマ分ずつ
の画像信号を順番に表示したり、或いは所定枚数ずつを
順番に表示する構成としても良いことは勿論である。
尚、図8中には、参考のために各画像信号に対し各々の
コマ番号を表示したが、このような表示は必要に応じて
行えば良いものである。
【0058】上記のようなモニタ用連続画像出力ルーチ
ンA14及びモニタ用コマ撮り画像出力ルーチンA16
の何れかを実行した後には、「プリント」用キースイッ
チ25d及び「録画」用キースイッチ25eのオン状態
に基づいて、プリントモード及び録画モードの選択状態
を判断し(ステップA17、A18)、何れも選択され
ていない状態では、動作モード設定ステップA3へ戻
る。
ンA14及びモニタ用コマ撮り画像出力ルーチンA16
の何れかを実行した後には、「プリント」用キースイッ
チ25d及び「録画」用キースイッチ25eのオン状態
に基づいて、プリントモード及び録画モードの選択状態
を判断し(ステップA17、A18)、何れも選択され
ていない状態では、動作モード設定ステップA3へ戻
る。
【0059】プリントモードが選択されていた場合(ス
テップA17で「YES」)には、「コマ撮り」用キー
スイッチ25cのオンに応じたコマ撮り再生モードが選
択されているか否かを判断する(ステップA19)。
テップA17で「YES」)には、「コマ撮り」用キー
スイッチ25cのオンに応じたコマ撮り再生モードが選
択されているか否かを判断する(ステップA19)。
【0060】コマ撮り再生モードが選択されていた場
合、つまり前記ステップA15及びモニタ用コマ撮り画
像出力ルーチンA16が実行されていた場合には、出力
回路21に対して、ミキシング回路19からの画像信号
をモノクロプリンタ23に与えるように指令するプリン
ト用コマ撮り画像出力ルーチンA20を実行した後に前
記ステップA18へ移行する。
合、つまり前記ステップA15及びモニタ用コマ撮り画
像出力ルーチンA16が実行されていた場合には、出力
回路21に対して、ミキシング回路19からの画像信号
をモノクロプリンタ23に与えるように指令するプリン
ト用コマ撮り画像出力ルーチンA20を実行した後に前
記ステップA18へ移行する。
【0061】これにより、モノクロプリンタ23は、第
2のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画
像信号の最新のものを、前記ステップA9で作成された
スーパーインポーズ用画像信号により示されるデータと
共にプリントアウトするようになる。
2のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画
像信号の最新のものを、前記ステップA9で作成された
スーパーインポーズ用画像信号により示されるデータと
共にプリントアウトするようになる。
【0062】また、プリントモードの選択状態でコマ撮
り再生モードが選択されていなかった場合(ステップA
19で「NO」)には、スイッチャ回路13に対して第
2のモニタメモリ18に接続するように指令するステッ
プA21、当該第2のモニタメモリ18に対して最新の
画像信号群を出力するように指令するステップA22を
実行した後に、上記プリント用コマ撮り画像出力ルーチ
ンA20を実行するものであり、従って、この場合にも
モノクロプリンタ23において前述のようなプリントア
ウトが行われるようになる。
り再生モードが選択されていなかった場合(ステップA
19で「NO」)には、スイッチャ回路13に対して第
2のモニタメモリ18に接続するように指令するステッ
プA21、当該第2のモニタメモリ18に対して最新の
画像信号群を出力するように指令するステップA22を
実行した後に、上記プリント用コマ撮り画像出力ルーチ
ンA20を実行するものであり、従って、この場合にも
モノクロプリンタ23において前述のようなプリントア
ウトが行われるようになる。
【0063】録画モードが選択されていた場合(ステッ
プA18で「YES」)には、「通常再生」用キースイ
ッチ25bのオンに応じた通常再生モードが選択されて
いるか否かを判断する(ステップA23)。
プA18で「YES」)には、「通常再生」用キースイ
ッチ25bのオンに応じた通常再生モードが選択されて
いるか否かを判断する(ステップA23)。
【0064】通常再生モードが選択されていた場合、つ
まり前記ステップA13及びモニタ用連続画像出力ルー
チンA14が実行されていた場合には、出力回路21に
対して、ミキシング回路19からの画像信号を録画装置
24に与えるように指令する録画用画像出力ルーチンA
24を実行した後に動作モード設定ステップA3へ戻
る。
まり前記ステップA13及びモニタ用連続画像出力ルー
チンA14が実行されていた場合には、出力回路21に
対して、ミキシング回路19からの画像信号を録画装置
24に与えるように指令する録画用画像出力ルーチンA
24を実行した後に動作モード設定ステップA3へ戻
る。
【0065】これにより、録画装置24は、第1のモニ
タメモリ17に記憶されている画像信号の最新のもの
を、ステップA9で作成されたスーパーインポーズ用画
像信号により示されるデータと共に連続的な画像として
録画するようになる。
タメモリ17に記憶されている画像信号の最新のもの
を、ステップA9で作成されたスーパーインポーズ用画
像信号により示されるデータと共に連続的な画像として
録画するようになる。
【0066】また、録画モードの選択状態で通常再生モ
ードが選択されていなかった場合(ステップA23で
「NO」)には、スイッチャ回路13に対して第1のモ
ニタメモリ17に接続するように指令するステップA2
5、当該第1のモニタメモリ18に対して最新の画像信
号群を出力するように指令するステップA26を実行し
た後に、上記録画用画像出力ルーチンA24を実行する
ものであり、従って、この場合にも録画装置24におい
て前述のような録画が行われるようになる。
ードが選択されていなかった場合(ステップA23で
「NO」)には、スイッチャ回路13に対して第1のモ
ニタメモリ17に接続するように指令するステップA2
5、当該第1のモニタメモリ18に対して最新の画像信
号群を出力するように指令するステップA26を実行し
た後に、上記録画用画像出力ルーチンA24を実行する
ものであり、従って、この場合にも録画装置24におい
て前述のような録画が行われるようになる。
【0067】一方、図6には、前記ステップA4で「Y
ES」と判断した場合、つまりマニュアルモードが選択
された場合の制御内容が示されており、以下これについ
て説明する。即ち、ステップA4で「YES」と判断し
た場合には、「通常再生」用キースイッチ25b、「コ
マ撮り」用キースイッチ25c及び「プリント」用キー
スイッチ25dのオン状態を順次判断し(ステップA2
7〜A29)、各キースイッチ25b〜25dが何れも
オンされていない場合には、ステップA3へ戻る。
ES」と判断した場合、つまりマニュアルモードが選択
された場合の制御内容が示されており、以下これについ
て説明する。即ち、ステップA4で「YES」と判断し
た場合には、「通常再生」用キースイッチ25b、「コ
マ撮り」用キースイッチ25c及び「プリント」用キー
スイッチ25dのオン状態を順次判断し(ステップA2
7〜A29)、各キースイッチ25b〜25dが何れも
オンされていない場合には、ステップA3へ戻る。
【0068】「通常再生」用キースイッチ25bがオン
された場合には、第1のモニタメモリ17中に記憶され
ている画像信号群のうち何回目の打球動作に関連した画
像信号群を再生するのかを操作者(プレーヤ)に要求す
るために、表示パネル25hに対し、キースイッチ25
a群の数字キーを利用して打球動作のナンバー入力を促
すガイダンスを表示する(ステップA30)。このよう
なガイダンス表示は、キースイッチ25a群を通じた打
球動作のナンバー入力があるまで、若しくは一定時間
(5〜10秒程度)が経過するまでの期間継続するもの
であり(ステップA31、A32)。ナンバー入力がな
いまま一定時間が経過したときには、ステップA28へ
移行する。
された場合には、第1のモニタメモリ17中に記憶され
ている画像信号群のうち何回目の打球動作に関連した画
像信号群を再生するのかを操作者(プレーヤ)に要求す
るために、表示パネル25hに対し、キースイッチ25
a群の数字キーを利用して打球動作のナンバー入力を促
すガイダンスを表示する(ステップA30)。このよう
なガイダンス表示は、キースイッチ25a群を通じた打
球動作のナンバー入力があるまで、若しくは一定時間
(5〜10秒程度)が経過するまでの期間継続するもの
であり(ステップA31、A32)。ナンバー入力がな
いまま一定時間が経過したときには、ステップA28へ
移行する。
【0069】これに対して、前記一定時間が経過するま
での間にナンバー入力があった場合には、第1のモニタ
メモリ17中に上記のように入力されたナンバーに該当
した画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステッ
プA33)、データがない場合にはステップA28へ移
行する。尚、このような場合には、表示パネル25hに
対し、例えば「最初からやり直してください」というよ
うなガイダンスを表示するようにしても良い。
での間にナンバー入力があった場合には、第1のモニタ
メモリ17中に上記のように入力されたナンバーに該当
した画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステッ
プA33)、データがない場合にはステップA28へ移
行する。尚、このような場合には、表示パネル25hに
対し、例えば「最初からやり直してください」というよ
うなガイダンスを表示するようにしても良い。
【0070】上記ステップA33で「YES」と判断し
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA34)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第1のモニタメモリ17に
接続するように指令するステップA35、当該第1のモ
ニタメモリ17に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対してミキシング回路19からの画像信号をカラー
モニタ22に与えるように指令するモニタ用連続画像出
力ルーチンA36を順次実行した後にステップA29へ
移行する。
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA34)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第1のモニタメモリ17に
接続するように指令するステップA35、当該第1のモ
ニタメモリ17に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対してミキシング回路19からの画像信号をカラー
モニタ22に与えるように指令するモニタ用連続画像出
力ルーチンA36を順次実行した後にステップA29へ
移行する。
【0071】これにより、カラーモニタ22には、第1
のモニタメモリ17に記憶されている画像信号群、つま
りゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃された瞬間
の前後を含む画像信号群のうち入力されたナンバーに該
当したものが連続画像として映し出されると共に、その
画像に対応したスーパーインポーズ用画像信号に応じた
データが映し出されるものである。
のモニタメモリ17に記憶されている画像信号群、つま
りゴルフボールQがゴルフクラブにより打撃された瞬間
の前後を含む画像信号群のうち入力されたナンバーに該
当したものが連続画像として映し出されると共に、その
画像に対応したスーパーインポーズ用画像信号に応じた
データが映し出されるものである。
【0072】また、「コマ撮り」用キースイッチ25c
がオンされた場合(ステップA28で「YES」)に
は、第2のモニタメモリ18中に記憶されている画像信
号群のうち何回目の打球動作に関連した画像信号群を再
生するのかを操作者(プレーヤ)に要求するために、表
示パネル25hに対し、キースイッチ25a群の数字キ
ーを利用して打球動作のナンバー入力を促すガイダンス
を表示する(ステップA37)。このようなガイダンス
表示は、キースイッチ25a群を通じた打球動作のナン
バー入力があるまで、若しくは一定時間(5〜10秒程
度)が経過するまでの期間継続するものであり(ステッ
プA38、A39)。ナンバー入力がないまま一定時間
が経過したときには、ステップA29へ移行する。
がオンされた場合(ステップA28で「YES」)に
は、第2のモニタメモリ18中に記憶されている画像信
号群のうち何回目の打球動作に関連した画像信号群を再
生するのかを操作者(プレーヤ)に要求するために、表
示パネル25hに対し、キースイッチ25a群の数字キ
ーを利用して打球動作のナンバー入力を促すガイダンス
を表示する(ステップA37)。このようなガイダンス
表示は、キースイッチ25a群を通じた打球動作のナン
バー入力があるまで、若しくは一定時間(5〜10秒程
度)が経過するまでの期間継続するものであり(ステッ
プA38、A39)。ナンバー入力がないまま一定時間
が経過したときには、ステップA29へ移行する。
【0073】これに対して、一定時間が経過するまでの
間にナンバー入力があった場合には、第2のモニタメモ
リ18中に上記のように入力されたナンバーに該当した
画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステップA
40)、データがない場合にはステップA29へ移行す
る。尚、このような場合にも、表示パネル25hに対
し、例えば「最初からやり直してください」というよう
なガイダンスを表示するようにしても良い。
間にナンバー入力があった場合には、第2のモニタメモ
リ18中に上記のように入力されたナンバーに該当した
画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステップA
40)、データがない場合にはステップA29へ移行す
る。尚、このような場合にも、表示パネル25hに対
し、例えば「最初からやり直してください」というよう
なガイダンスを表示するようにしても良い。
【0074】上記ステップA40で「YES」と判断し
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA41)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第2のモニタメモリ18に
接続するように指令するステップA42、当該第2のモ
ニタメモリ18に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対してミキシング回路19からの画像信号をカラー
モニタ22に与えるように指令するモニタ用コマ撮り画
像出力ルーチンA43を順次実行した後にステップA2
9へ移行する。
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA41)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第2のモニタメモリ18に
接続するように指令するステップA42、当該第2のモ
ニタメモリ18に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対してミキシング回路19からの画像信号をカラー
モニタ22に与えるように指令するモニタ用コマ撮り画
像出力ルーチンA43を順次実行した後にステップA2
9へ移行する。
【0075】これにより、カラーモニタ22には、第2
のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画像
信号群、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより打
撃された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ撮
り画像信号群のうち入力されたナンバーに該当したもの
が映し出されると共に、その画像に対応したスーパーイ
ンポーズ用画像信号に応じたデータが映し出されるもの
である。
のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画像
信号群、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより打
撃された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ撮
り画像信号群のうち入力されたナンバーに該当したもの
が映し出されると共に、その画像に対応したスーパーイ
ンポーズ用画像信号に応じたデータが映し出されるもの
である。
【0076】さらに、「プリント」用キースイッチ25
dがオンされた場合(ステップA29で「YES」)に
は、第2のモニタメモリ18中に記憶されている画像信
号群のうち何回目の打球動作に関連した画像信号群をプ
リントアウトするのかを操作者(プレーヤ)に要求する
ために、表示パネル25hに対し、キースイッチ25a
群の数字キーを利用して打球動作のナンバー入力を促す
ガイダンスを表示する(ステップA44)。このような
ガイダンス表示は、キースイッチ25a群を通じた打球
動作のナンバー入力があるまで、若しくは一定時間(5
〜10秒程度)が経過するまでの期間継続するものであ
り(ステップA45、A46)。ナンバー入力がないま
ま一定時間が経過したときには、ステップA3へ戻る。
dがオンされた場合(ステップA29で「YES」)に
は、第2のモニタメモリ18中に記憶されている画像信
号群のうち何回目の打球動作に関連した画像信号群をプ
リントアウトするのかを操作者(プレーヤ)に要求する
ために、表示パネル25hに対し、キースイッチ25a
群の数字キーを利用して打球動作のナンバー入力を促す
ガイダンスを表示する(ステップA44)。このような
ガイダンス表示は、キースイッチ25a群を通じた打球
動作のナンバー入力があるまで、若しくは一定時間(5
〜10秒程度)が経過するまでの期間継続するものであ
り(ステップA45、A46)。ナンバー入力がないま
ま一定時間が経過したときには、ステップA3へ戻る。
【0077】これに対して、一定時間が経過するまでの
間にナンバー入力があった場合には、第2のモニタメモ
リ18中に上記のように入力されたナンバーに該当した
画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステップA
47)、データがない場合にはステップA3へ戻る。
尚、このような場合にも、表示パネル25hに対し、例
えば「最初からやり直してください」というようなガイ
ダンスを表示するようにしても良い。
間にナンバー入力があった場合には、第2のモニタメモ
リ18中に上記のように入力されたナンバーに該当した
画像信号群のデータがあるか否かを判断し(ステップA
47)、データがない場合にはステップA3へ戻る。
尚、このような場合にも、表示パネル25hに対し、例
えば「最初からやり直してください」というようなガイ
ダンスを表示するようにしても良い。
【0078】上記ステップA47で「YES」と判断し
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA48)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第2のモニタメモリ18に
接続するように指令するステップA49、当該第2のモ
ニタメモリ18に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対して、ミキシング回路19からの画像信号をモノ
クロプリンタ23に与えるように指令するプリント用コ
マ撮り画像出力ルーチンA50を実行した後にステップ
A3へ戻る。
た場合には、上記入力されたナンバーに該当した画像信
号群に関連したスーパーインポーズ用画像信号をミキシ
ング回路19へ出力する(ステップA48)。次いで、
スイッチャ回路13に対して第2のモニタメモリ18に
接続するように指令するステップA49、当該第2のモ
ニタメモリ18に対して上記入力ナンバーに該当した画
像信号群を出力するように指令すると共に、出力回路2
1に対して、ミキシング回路19からの画像信号をモノ
クロプリンタ23に与えるように指令するプリント用コ
マ撮り画像出力ルーチンA50を実行した後にステップ
A3へ戻る。
【0079】これにより、モノクロプリンタ23は、第
2のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画
像信号群、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより
打撃された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ
撮り画像信号群のうち入力されたナンバーに該当したも
のを、その画像信号に対応したスーパーインポーズ用画
像信号により示されるデータと共にプリントアウトする
ようになる。
2のモニタメモリ18に記憶されている16コマ分の画
像信号群、つまりゴルフボールQがゴルフクラブにより
打撃された瞬間及びその前後の所定タイミングでのコマ
撮り画像信号群のうち入力されたナンバーに該当したも
のを、その画像信号に対応したスーパーインポーズ用画
像信号により示されるデータと共にプリントアウトする
ようになる。
【0080】以上要するに、上記した実施例によるゴル
フスイング分析用画像処理装置によれば、CCDカメラ
1によって、ティー2にセットされた状態のゴルフボー
ルQがゴルフクラブにより打撃された場合に、そのプレ
ーヤを含む領域の毎秒30コマずつの撮影画像が打撃前
後の所定期間に渡って記憶されると共に、このような所
定期間に渡る多数コマの画像の中から、打撃の瞬間のコ
マ撮り画像、及びその瞬間から打撃前のアドレス状態に
入った時点(若しくはその前後の時点)まで遡った範囲
内の所定タイミングでの複数コマ(9コマ)のコマ撮り
画像、並びに上記瞬間から1秒経過した範囲内の所定タ
イミングでの複数コマ(5コマ)のコマ撮り画像を自動
的に抽出して、合計16コマの分割画像として再生、若
しくはプリントアウトできるものである。
フスイング分析用画像処理装置によれば、CCDカメラ
1によって、ティー2にセットされた状態のゴルフボー
ルQがゴルフクラブにより打撃された場合に、そのプレ
ーヤを含む領域の毎秒30コマずつの撮影画像が打撃前
後の所定期間に渡って記憶されると共に、このような所
定期間に渡る多数コマの画像の中から、打撃の瞬間のコ
マ撮り画像、及びその瞬間から打撃前のアドレス状態に
入った時点(若しくはその前後の時点)まで遡った範囲
内の所定タイミングでの複数コマ(9コマ)のコマ撮り
画像、並びに上記瞬間から1秒経過した範囲内の所定タ
イミングでの複数コマ(5コマ)のコマ撮り画像を自動
的に抽出して、合計16コマの分割画像として再生、若
しくはプリントアウトできるものである。
【0081】この結果、上記16コマの分割画像は、プ
レーヤがアドレス状態に入った時点(若しくはその前後
の時点)からゴルフボールQが打撃された後に所定時間
が経過した時点までの所定期間におけるプレーヤのスイ
ング状態を時系列的に表した状態となって、プレーヤに
よるゴルフクラブのテークバックからフォロースルーに
至るまでの一連のスイング動作についての16コマ分の
画像を示す再生映像若しくは印刷物を、人手を介さずに
自動的に得ることが可能になり、その再生映像若しくは
印刷物に基づいたゴルフスイングのチェックを効果的に
行い得るようになる。勿論、本実施例の装置によれば、
従来必要であったオペレータが不要であるから、利用コ
ストの低減を実現できるようになる。
レーヤがアドレス状態に入った時点(若しくはその前後
の時点)からゴルフボールQが打撃された後に所定時間
が経過した時点までの所定期間におけるプレーヤのスイ
ング状態を時系列的に表した状態となって、プレーヤに
よるゴルフクラブのテークバックからフォロースルーに
至るまでの一連のスイング動作についての16コマ分の
画像を示す再生映像若しくは印刷物を、人手を介さずに
自動的に得ることが可能になり、その再生映像若しくは
印刷物に基づいたゴルフスイングのチェックを効果的に
行い得るようになる。勿論、本実施例の装置によれば、
従来必要であったオペレータが不要であるから、利用コ
ストの低減を実現できるようになる。
【0082】この場合、プレーヤがアドレス状態に入っ
た時点(若しくはその前後の時点)からの16コマ分の
画像信号が出力されることになるから、カラーモニタ2
2或いはプリンタ23による再生画像(印刷画像も含む
概念である)中に、無駄な画像信号が含まれたり、或い
は本来必要となる画像信号(例えばバックスイング開始
時の画像信号など)が含まれなくなったりする虞がなく
なる。従って、じょうきのような再生画像中に、本来必
要とする画像信号が含まれなくなってゴルフスイングの
分析が不十分になるという事態が未然に防止される。
た時点(若しくはその前後の時点)からの16コマ分の
画像信号が出力されることになるから、カラーモニタ2
2或いはプリンタ23による再生画像(印刷画像も含む
概念である)中に、無駄な画像信号が含まれたり、或い
は本来必要となる画像信号(例えばバックスイング開始
時の画像信号など)が含まれなくなったりする虞がなく
なる。従って、じょうきのような再生画像中に、本来必
要とする画像信号が含まれなくなってゴルフスイングの
分析が不十分になるという事態が未然に防止される。
【0083】しかも、アドレス状態に入った状態からゴ
ルフボールQの打撃後に1秒が経過するまでの期間に渡
る画像を連続画像として再生できる構成となっているか
ら、その再生映像に基づいたゴルフスイングのチェック
を合わせて行い得るようになって、実用上において非常
に便利となる。
ルフボールQの打撃後に1秒が経過するまでの期間に渡
る画像を連続画像として再生できる構成となっているか
ら、その再生映像に基づいたゴルフスイングのチェック
を合わせて行い得るようになって、実用上において非常
に便利となる。
【0084】また、上記のような16コマの分割画像
は、ゴルフボールQが打撃された瞬間の画像に最も近い
基準画像信号を中心として前後に展開されるものである
から、ゴルフスイングのチェックをより一層効果的に行
い得るようになる。さらに、上述のような分割画像を得
るに当たって、所定期間に渡る多数コマの画像の中から
16コマの画像を抽出する各タイミングが、設定手段1
6を通じた外部操作により調節可能に設けられているか
ら、各コマの画像を、プレーヤによるゴルフクラブのテ
ークバックからフォロースルーに至るまでの一連のスイ
ング動作に対応した状態に確実に設定できるようになっ
て、スイングスピードが異なるプレーヤ(男性或いは女
性の区別など)が存在する場合でも、これに十分対処で
きるようになると共に、一旦記憶した多数コマの画像を
無駄なく活用することが可能になる利点がある。
は、ゴルフボールQが打撃された瞬間の画像に最も近い
基準画像信号を中心として前後に展開されるものである
から、ゴルフスイングのチェックをより一層効果的に行
い得るようになる。さらに、上述のような分割画像を得
るに当たって、所定期間に渡る多数コマの画像の中から
16コマの画像を抽出する各タイミングが、設定手段1
6を通じた外部操作により調節可能に設けられているか
ら、各コマの画像を、プレーヤによるゴルフクラブのテ
ークバックからフォロースルーに至るまでの一連のスイ
ング動作に対応した状態に確実に設定できるようになっ
て、スイングスピードが異なるプレーヤ(男性或いは女
性の区別など)が存在する場合でも、これに十分対処で
きるようになると共に、一旦記憶した多数コマの画像を
無駄なく活用することが可能になる利点がある。
【0085】尚、上記実施例では、ティー2上にセット
されたゴルフボールQを打撃する例を挙げたが、ゴルフ
ボール類似物体を打撃する構成としても良いものであ
る。
されたゴルフボールQを打撃する例を挙げたが、ゴルフ
ボール類似物体を打撃する構成としても良いものであ
る。
【0086】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、所定位置にセットされた状
態のゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴル
フクラブにより打撃するプレーヤを含む領域の画像を毎
秒所定コマ数ずつの割合で撮影した画像信号を順次出力
する撮像手段と、このような画像信号を最新の一定期間
に対応したコマ数分ずつ逐次更新記憶する画像記憶手段
と、ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の直前
位置にゴルフクラブがのヘッドが位置したことを検知し
てアドレス状態検知信号を出力する補助検知手段とを設
け、プレーヤがゴルフボール若しくはゴルフボール類似
物体をゴルフクラブにより打撃したときには、前記アド
レス状態検知信号及び画像記憶手段を利用して、プレー
ヤがアドレス状態に入った時点若しくはその前後に余裕
時間を見た所定時点から上記トリガ信号の入力後に所定
時間が経過した時点までの所定時間分だけ取り出して出
力する出力する構成としたから、プレーヤによるゴルフ
クラブのテークバックからフォロースルーに至るまでの
一連のスイング動作についての所定コマ数分の画像信号
を人手を介さずに自動的に得ることを可能にできて、そ
の利用コストの低減を実現できると共に、ゴルフスイン
グの分析に不可欠の画像信号を無駄なく確実に得ること
ができて、ゴルフスイングの分析を十分に行い得るよう
になるなどの有益な効果を奏するものである。
求項1記載の発明によれば、所定位置にセットされた状
態のゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体をゴル
フクラブにより打撃するプレーヤを含む領域の画像を毎
秒所定コマ数ずつの割合で撮影した画像信号を順次出力
する撮像手段と、このような画像信号を最新の一定期間
に対応したコマ数分ずつ逐次更新記憶する画像記憶手段
と、ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の直前
位置にゴルフクラブがのヘッドが位置したことを検知し
てアドレス状態検知信号を出力する補助検知手段とを設
け、プレーヤがゴルフボール若しくはゴルフボール類似
物体をゴルフクラブにより打撃したときには、前記アド
レス状態検知信号及び画像記憶手段を利用して、プレー
ヤがアドレス状態に入った時点若しくはその前後に余裕
時間を見た所定時点から上記トリガ信号の入力後に所定
時間が経過した時点までの所定時間分だけ取り出して出
力する出力する構成としたから、プレーヤによるゴルフ
クラブのテークバックからフォロースルーに至るまでの
一連のスイング動作についての所定コマ数分の画像信号
を人手を介さずに自動的に得ることを可能にできて、そ
の利用コストの低減を実現できると共に、ゴルフスイン
グの分析に不可欠の画像信号を無駄なく確実に得ること
ができて、ゴルフスイングの分析を十分に行い得るよう
になるなどの有益な効果を奏するものである。
【0087】また、請求項2記載の発明によれば、上記
のような画像信号の抽出を、ゴルフボール若しくはゴル
フボール類似物体が打撃された瞬間の画像に最も近い基
準画像信号を中心として行う構成としたから、ゴルフス
イングのチェックをより一層効果的に行い得るようにな
る。
のような画像信号の抽出を、ゴルフボール若しくはゴル
フボール類似物体が打撃された瞬間の画像に最も近い基
準画像信号を中心として行う構成としたから、ゴルフス
イングのチェックをより一層効果的に行い得るようにな
る。
【0088】請求項3記載の発明によれば、画像記憶手
段から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイミング
を外部操作により調節可能な構成としたから、各コマの
画像信号を、プレーヤによるゴルフクラブのテークバッ
クからフォロースルーに至るまでの一連のスイング動作
に対応した状態に確実に設定できると共に、画像記憶手
段に記憶された各コマの画像信号を無駄なく活用するで
きるようになる。
段から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイミング
を外部操作により調節可能な構成としたから、各コマの
画像信号を、プレーヤによるゴルフクラブのテークバッ
クからフォロースルーに至るまでの一連のスイング動作
に対応した状態に確実に設定できると共に、画像記憶手
段に記憶された各コマの画像信号を無駄なく活用するで
きるようになる。
【0089】さらに、請求項4記載の発明によれば、前
記信号処理手段から出力される連続的な画像信号が再生
手段により連続的な再生画像として再生されるようにな
るから、その再生画像に基づいたゴルフスイングのチェ
ックも合わせて行い得るようになる。
記信号処理手段から出力される連続的な画像信号が再生
手段により連続的な再生画像として再生されるようにな
るから、その再生画像に基づいたゴルフスイングのチェ
ックも合わせて行い得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
ック図
【図2】操作部の正面図
【図3】画像信号の記憶形態を説明するための摸式図
【図4】画像信号の抽出タイミングを説明するための摸
式図
式図
【図5】制御内容を示すフローチャートその1
【図6】制御内容を示すフローチャートその2
【図7】表示例を示す図その1
【図8】表示例を示す図その2
【図9】補助検知手段を構成する光電センサの配置状態
を説明するための図
を説明するための図
図面中、1はCCDカメラ(撮像手段)、4は光電セン
サ(補助検知手段)、6はインパクトセンサ(検知手
段)、8はスピードセンサ、10は一次処理装置、11
は一次処理回路(信号処理手段)、11aはバッファメ
モリ(画像記憶手段)、12は出力制御装置(出力手
段)、13はスイッチャ回路、16は設定手段、17は
第1のモニタメモリ(再生用記憶手段)、18は第2の
モニタメモリ、20は出力制御部、21は出力回路、2
2はカラーモニタ(再生手段)、23はモノクロプリン
タ(再生手段)、24は録画装置、25は操作部を示
す。
サ(補助検知手段)、6はインパクトセンサ(検知手
段)、8はスピードセンサ、10は一次処理装置、11
は一次処理回路(信号処理手段)、11aはバッファメ
モリ(画像記憶手段)、12は出力制御装置(出力手
段)、13はスイッチャ回路、16は設定手段、17は
第1のモニタメモリ(再生用記憶手段)、18は第2の
モニタメモリ、20は出力制御部、21は出力回路、2
2はカラーモニタ(再生手段)、23はモノクロプリン
タ(再生手段)、24は録画装置、25は操作部を示
す。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定位置にセットされた状態のゴルフボ
ール若しくはゴルフボール類似物体をゴルフクラブによ
り打撃するプレーヤを含む領域を毎秒所定コマ数ずつの
割合で撮影すると共に各コマの画像信号を順次出力する
撮像手段と、 この撮像手段からの画像信号を所定コマ数分に渡って記
憶可能に設けられ、新たな画像信号が入力される毎に最
古の画像信号を消去しながら当該新たな画像信号を記憶
する画像記憶手段と、 前記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体がゴル
フクラブにより打撃された瞬間を検知してトリガ信号を
出力する検知手段と、 前記ゴルフボール若しくはゴルフボール類似物体の直前
位置にゴルフクラブのヘッドが位置したことを検知して
アドレス状態検知信号を出力する補助検知手段と、 この補助検知手段からアドレス状態検知信号が出力され
た期間において前記画像信号記憶手段に記憶される画像
信号を特定するための特定用情報を記憶すると共に、前
記検知手段からトリガ信号が出力されたときに、前記画
像記憶手段に記憶された画像信号を、前記特定用情報に
より特定される画像信号の記憶時点若しくはその前後に
余裕時間を見た所定時点から上記トリガ信号の入力後に
所定時間が経過した時点までの所定時間分だけ取り出し
て出力する信号処理手段と、 この信号処理手段からの画像信号を再生手段に与える出
力手段とを備えたことを特徴とするゴルフスイング分析
用画像処理装置。 - 【請求項2】 前記信号処理手段は、前記トリガ信号が
入力されたときに、その入力時点の画像信号を前記画像
記憶手段から基準画像信号として抽出し、この基準画像
信号から前記特定用情報により特定される画像信号の記
憶時点若しくはその前後に余裕時間を見た所定時点まで
遡った範囲内の所定コマ数分の画像信号を抽出すると共
にその基準画像信号から所定時間だけ経過した範囲内の
所定コマ数分の画像信号を抽出する構成となっているこ
とを特徴とする請求項1記載のゴルフスイング分析用画
像処理装置。 - 【請求項3】 前記信号処理手段は、前記画像記憶手段
から所定コマ数分の画像信号を抽出する各タイミングが
調節可能に設けられていることを特徴とする請求項2記
載のゴルフスイング分析用画像処理装置。 - 【請求項4】 前記出力手段は、前記信号処理手段から
出力される連続的な画像信号を記憶する再生用記憶手段
を備え、この再生用記憶手段の記憶画像を前記再生手段
に連続的に与えるように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載のゴルフスイング分析用画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143894A JPH07213672A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ゴルフスイング分析用画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143894A JPH07213672A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ゴルフスイング分析用画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213672A true JPH07213672A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11778105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143894A Pending JPH07213672A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ゴルフスイング分析用画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07213672A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397551B1 (ko) * | 2001-04-04 | 2003-09-17 | 김상훈 | 골프 연습 시스템 |
WO2008126336A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Pioneer Corporation | 画像処理装置及び方法 |
JP2010512938A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | ゴダイス インコーポレイテッド | 固有打席および使用者認証を利用したゴルフレッスン装置およびサーバー |
WO2011013550A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 株式会社セガ | ゴルフ練習装置 |
JP2014131245A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Casio Comput Co Ltd | 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP1143894A patent/JPH07213672A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397551B1 (ko) * | 2001-04-04 | 2003-09-17 | 김상훈 | 골프 연습 시스템 |
JP2010512938A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | ゴダイス インコーポレイテッド | 固有打席および使用者認証を利用したゴルフレッスン装置およびサーバー |
WO2008126336A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Pioneer Corporation | 画像処理装置及び方法 |
WO2011013550A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 株式会社セガ | ゴルフ練習装置 |
JP2011024805A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Sega Corp | ゴルフ練習装置 |
JP2014131245A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Casio Comput Co Ltd | 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム |
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