JPH05156104A - 新規な含ハロゲン樹脂組成物 - Google Patents

新規な含ハロゲン樹脂組成物

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JPH05156104A
JPH05156104A JP34980191A JP34980191A JPH05156104A JP H05156104 A JPH05156104 A JP H05156104A JP 34980191 A JP34980191 A JP 34980191A JP 34980191 A JP34980191 A JP 34980191A JP H05156104 A JPH05156104 A JP H05156104A
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JP
Japan
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amino acid
metal salt
acid metal
composition
weight
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Pending
Application number
JP34980191A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akamine
博司 赤嶺
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Nissan Fine Organic Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nissan Fine Organic Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】(A)含ハロゲン樹脂100重量部、及び (B)反応系内に含N非金属安定剤、酸化防止剤及び紫
外線安定剤の群より選ばれる一種又は二種以上の化合物
の共存下に合成されたアミノ酸金属塩0.1〜20重量
部 [但し、金属は周期律表第I族、第II族、第III族
及び第IV族から選ばれた金属である。]を特徴とする
含ハロゲン樹脂組成物が提供される。 【効果】 この含ハロゲン樹脂組成物は、従来のものに
較べて、優れた熱安定性、耐候性の向上及び機械的強度
の発現性の向上を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含ハロゲン樹脂組成物
に関する。更に詳しくは、本発明は含ハロゲン樹脂への
分散性に優れ、熱安定性及び着色防止性にすぐれた含ハ
ロゲン樹脂用安定剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、含ハロゲン樹脂は、熱及び光の
作用によつて劣化を招きやすく、その結果として変色、
分解、機械的強度の低下などを引き起こし、成型品の商
品価値を低下させ、長時間の使用に耐えられない等の問
題を生じている。この為種々の安定剤が提案されてい
る。
【0003】特開昭54−55047号公報には、塩化
ビニル系樹脂にアミノ酸金属塩又はその誘導体を配合し
て熱安定性のすぐれた組成物とすることが開示されてい
る。アミノ酸金属塩又はその誘導体は熱安定性のみなら
ず、加工性の点でかなり優れていることが明らかとなつ
ている。該アミノ酸金属塩としては、カルシウム塩、亜
鉛塩などが用いられており、安定化時間が極めて長く、
かつ生理的毒性が比較的少ないなどの長所を有する。
【0004】しかしながら、本発明者等は、ここに開示
された技術内容を更に改善すべく鋭意努力し、グリシン
亜鉛及び/又はグルタミン酸亜鉛と、塩基性有機酸亜鉛
化合物を配合してなるハロゲン含有樹脂組成物をさきに
開発した。このことは、特開昭63−301248号公
報に明示された通りである。
【0005】また、グリシン亜鉛、あるいは塩基性グリ
シン亜鉛に関し、製造方法によるハロゲン含有樹脂に及
ぼす熱安定性効果が著るしく異なることは特開平01−
045450号公報に明示した通りである。
【0006】さらに、特開平1−87646号公報では
グリシン亜鉛の粒径による効果を明らかにし、また、特
開平1−292052号公報ではグリシン亜鉛およびグ
ルタミン酸亜鉛と、有機カルボン酸の塩基性亜鉛塩およ
びメラミンを配合してなる含ハロゲン樹脂組成物を提案
した。
【0007】
【発明が解決すべき問題点】一般に、アミノ酸金属塩
は、含ハロゲン樹脂に配合して成型加工する場合、その
成型加工温度で、該金属塩が溶融あるいは溶解しないた
め十分な分散効果が得られず、よつて十分な熱安定性能
が出にくいという欠点があつた。本発明者等がさきに開
示した技術はその欠点を満足に改善するものであるが、
更にアミノ酸金属塩の効果を追求し、きわめてすぐれた
熱安定性の特徴を見出したものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、特定の化
合物の共存下に合成されたアミノ酸金属塩を用いた配合
が、通常の製法によるアミノ酸金属塩単独、あるいはア
ミノ酸金属塩と該特定化合物を併用した配合の示す安定
化効果からは予想し難いほど著しい改良効果を示すこと
を見出し、本発明を完成した。
【0009】斯くして、本発明によれば、 (1)(A)含ハロゲン樹脂100重量部、及び (B)反応系内に含N非金属安定剤、酸化防止剤及び紫
外線安定剤の群より選ばれる一種又は二種以上の化合物
の共存下に合成されたアミノ酸金属塩0.1〜20重量
部 [但し、金属は周期律表第I族、第II族、第III族
及び第IV族から選ばれた金属である。]から成る含ハ
ロゲン樹脂組成物; (2) アミノ酸金属塩を与えるアミノ酸がグリシンで
ある、上記(1)の組成物; (3) アミノ酸金属塩を与える金属が亜鉛である、上
記(1)の組成物; (4) アミノ酸金属塩が塩基性塩である、上記(1)
の組成物; (5) アミノ酸金属塩がグリシン亜鉛である、上記
(1)の組成物; (6) アミノ酸金属塩が塩基性グリシン亜鉛である、
上記(1)の組成物; (7) 含N非金属安定剤がメラミンである、上記
(1)の組成物;及び (8) 含N非金属安定剤がトリス−2−ハイドロキシ
イソシアヌレートである、上記(1)の組成物、 が提供される。
【0010】本発明の効果の理由は、反応系内に特定の
化合物を共存させることにより、アミノ酸と金属との反
応過程に影響を与え、得られたアミノ酸金属塩の結晶構
造に何等かの変化が生じたためと考えられる。例えば、
該アミノ酸金属塩の製造工程中、乾燥後嵩高くなり、微
粉砕処理を行なうと、更に嵩高くなり、粉体の嵩比重は
0.35〜0.4程度を示すようになる。これに対して、
反応系内で化合物の共存なしに合成を行ない、同条件で
粉砕したもの、あるいは粉砕時に化合物を共存させて同
条件で共粉砕を行なつたものは、嵩比重が0.5前後で
あり、本発明によるアミノ酸金属塩は、アミノ酸金属塩
自体の粉体諸特性の変化が実現されていると推定され
る。
【0011】以下の説明においては、本発明の特定の化
合物の共存下に合成されたアミノ酸金属塩をアミノ酸金
属塩(B)と表記する。また、各々の本発明のアミノ酸
金属塩も、その金属塩の名称の次に(B)をもつて表記
する[例:グリシン亜鉛(B)]。これに対して、特定
の化合物の共存なしに合成されたものは(B)を付けず
に表記する[例:アミノ酸金属塩、グリシン亜鉛な
ど]。
【0012】本発明において使用される含ハロゲン樹脂
(A)としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポ
リフツ化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン、臭素化ポリエチレン等のポリハロゲン化ビニル
類、あるいはポリオレフイン類をハロゲン化して得られ
る樹脂類、塩化ビニル−グルタン共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合
体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロ
ピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビ
ニル共重合体などのハロゲン化樹脂の共重合体、この他
ABS、MBS、EVA、ブタジエン、ウレタン、酢酸
ビニルなどとのポリマーブレンドのハロゲン含有樹脂等
が挙げられる。
【0013】本発明において使用されるアミノ酸金属塩
(B)は、反応系内に特定の化合物の共存下、アミノ酸
と金属の酸化物、水酸化物等の金属源を、水、アルコー
ル等の極性溶媒を介在させて反応することで得ることが
できる。
【0014】アミノ酸金属塩(B)としては、例えばア
ミノ酸のカルボキシル基1当量当り金属が0.8〜3当
量で含有される塩が好ましく用いられる。これらのう
ち、特に好ましくは、アミノ酸のカルボキシル基1当量
当り、金属がほぼ当量〜2当量で存在する等量塩または
塩基性塩である。
【0015】アミノ酸金属塩(B)のアミノ酸として
は、脂肪族アミノ酸、芳香族アミノ酸または複素環族ア
ミノ酸等いずれでも良いが、好ましくは脂肪族アミノ酸
であり、例えば、グリシン、アラニン、バリン、グルタ
ミン等のモノアミノカルボン酸、グルタミン酸、アスパ
ラギン酸等のモノアミノジカルボン酸、リジン等のジア
ミノモノカルボン酸、セリン、トレオニン等のオキシア
ミノカルボン酸、システイン、メチオニン等の含イオウ
アミノ酸が挙げられる。
【0016】アミノ酸金属塩(B)の金属の種類として
は、周期律表第I、第II、第III及び第IV族から
選ばれる金属、例えば、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、アルミニウム、
錫等が挙げられる。このうち、好ましいのはマグネシウ
ム、カルシウム及び亜鉛であり、特に好ましいのは亜鉛
である。
【0017】アミノ酸金属塩(B)をグリシンを例にと
つて示すと、グリシンナトリウム、グリシンカリウム、
グリシンマグネシウム、グリシンカルシウム、グリシン
バリウム、グリシン亜鉛、グリシンアルミニウム等が挙
げられる。
【0018】アミノ酸金属塩(B)は塩基性塩でも良
く、また、アミノ酸を二種以上または金属を二種以上、
さらにはそれらの組合せで使用しても良い。例えば、グ
リシンとリジンにカルシウムと亜鉛の混合使用であつて
も良い。
【0019】アミノ酸金属塩(B)は、前記アミノ酸と
金属とから、その反応系内に、含N非金属安定剤、酸化
防止剤及び紫外線安定剤の群より選ばれる一種又は二種
以上の化合物を共存させて合成されたものであり、以下
にその好ましい共存量と種類について挙げる。なお共存
させる化合物の選択については、任意の群の一種でも良
いが、より好ましくは、含N非金属安定剤の一種と酸化
防止剤又は紫外線安定剤の群の一種の組合せの使用が良
い。
【0020】反応系内に共存させる含N非金属安定剤の
共存量は、アミノ酸金属塩の計算値による収量100重
量部に対して、20〜1重量部が好ましく、特に好まし
くは、15〜5重量部である。20重量部以上でもその
効果は認められるものの、含ハロゲン樹脂にアミノ酸金
属塩(B)および別添で該含N非金属安定剤を添加した
ときの効果と同様の効果を示すことになる。また1重量
部以下では改良効果が減じてしまう。
【0021】反応系内に共存させる酸化防止剤の共存量
は、アミノ酸金属塩の計算値による収量100重量部に
対して20〜0.01重量部が好ましく、特に好ましく
は、10〜0.1重量部である。20重量部以上でもそ
の効果は認められるものの、含ハロゲン樹脂にアミノ酸
金属塩(B)および別添で該酸化防止剤を添加したとき
の効果と同様の効果を示すことになる。また0.1重量
部以下では改良効果が減じてしまう。
【0022】反応系内に共存させる紫外線安定剤の共存
量は、アミノ酸金属塩の計算値による収量100重量部
に対して20〜0.01重量部が好ましく、特に好まし
くは、10〜0.1重量部である。20重量部以上でも
その効果は認められるものの、含ハロゲン樹脂にアミノ
酸金属塩(B)および別添で該紫外線安定剤を添加した
ときの効果と同様の効果を示すことになる。また0.1
重量部以下では改良効果が減じてしまう。
【0023】反応系に共存させる含N非金属安定剤とし
ては、尿素系、チオ尿素系、グアニジン系、アミン系、
アミノ酸系、チアゾール系、イミダゾール系、アミド又
はイミド系等の各誘導体を挙げることができる。
【0024】更に、尿素系誘導体としては、尿素の他に
N,N−ジステアリル尿素、N,N−ビス(カルボエトキ
シイソプロペニル)尿素などのモノ又はジアルキル尿
素、セミカルバジドなどのアミノ尿素、モノフエニル尿
素などのアリール尿素、p−フエネチル尿素などの置換
フエニル尿素、モノウレイド又はジウレイドなどのアシ
ル尿素などが挙げられる。
【0025】また、アシル尿素においては環状のものが
好ましく、これらにはパラバン酸、バルビツル酸、ジア
ルル酸、アロキサン、ウラシル、ヒダントイン、5−メ
チルヒダントイン等がある。
【0026】チオ尿素系誘導体としては、チオ尿素の他
にモノフエニルチオ尿素、N,N′−ビフエニルチオ尿
素、O−トリルチオ尿素、N,N′−ジ−O−トリルチ
オ尿素、ジフエニルビスチオ尿素、ジフエニル−p−フ
エニレンジチオ尿素、ジフエニル−m−フエニレンジチ
オ尿素、ジフエニルチオカルバゾンなどが挙げられ、グ
アニジン系誘導体としてはグアニジンの他にシアノグア
ニジン、O−トリルグアニジンなどが挙げられる。アミ
ン系誘導体としてはα−又はβ−ナフチルアミン、フエ
ニレン又はナフチレンジアミン、フエニルβ−ナフチル
アミン、アルドール−α−ナフチルアミンなどが挙げら
れ、更にはジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、ヘキサメチレンテトラミン、α−フエニルインド
ール、メラミン、メラミンイソシアネート、グアニジ
ン、等を挙げることができる。アミノ酸系誘導体として
はβ−エチルアミノクロトネート1,3−ブタンジオー
ルビス(アミノクロトネート)などのアミノクロトン酸
アルキル又はアリールエステル又はヒドラゾンなどが挙
げられる。チアゾール系誘導体としてはチアゾール、ジ
ベンゾチアゾールスルフイドなどが挙げられ、イミダゾ
ール系としてはイミダゾール、2−メルカプトベンズイ
ミダゾールなどが挙げられる。アミド系又はイミド系誘
導体としては、スクシンイミド、グルタルイミド、フタ
ルイミド、O−スルホベンズイミド、N−フエニル−β
−メルカプトプロピオンアミド、ニトリロトリ酢酸トリ
アルキルアミド又はアニリドなどが挙げられる。
【0027】また、本発明に係る含N非金属系安定剤に
は、上記化合物の他に、メチル−3−アミノフエニルス
ルホン、4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、S−
トリアジン系化合物、ピリミジン系化合物、プリン系化
合物、ホルムアルデヒド−フエノール−メチルアミン縮
合物、置換アミン−二塩基酸縮合物、エタノールアミン
−不飽和酸縮合物、メラミン−ホルマール縮合物、尿素
−ホルマール樹脂等も包含される。
【0028】反応系に共存させる酸化防止剤としては、
例えば2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール、ステ
アリル−(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)チオグリコレート、ステアリル−β−(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジ−第3ブチルフエニル)プロピオネー
ト、ジステアリル−3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンジルホスホネート、2,4,6−トリス
(3′,5′−ジ−第3ブチル−4′−ヒドロキシベン
ジルチオ)−1,3,5−トリアジン、ジステアリル(4
−ヒドロキシ−3−メチル−5−第3ブチル)ベンジル
マロネート、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6
−第3ブチルフエノール)、4,4′−メチレンビス
(2,6−ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−メチ
レンビス[6−(1−メチルシクロヘキシル)p−クレ
ゾール]、ビス[3,5−ビス(4−ヒドロキシ−3−
第3ブチルフエニル)ブチリツクアシド]グリコールエ
ステル、4,4′−ブチリデンビス(6−第3ブチル−
m−クレゾール)、2,2′−エチリデンビス(4,6−
ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−エチリデンビ
ス(4−第2ブチル−6−第3ブチルフエノール)、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
第3ブチルフエニル)ブタン、ビス[2−第3ブチル−
4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−第3ブチル−
5−メチルベンジル)フエニル]テレフタレート、1,
3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロキシ−4
−第3ブチル)ベンジルイソシアヌレート、1,3,5−
トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、テトラキス
[メチレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシフエニル)プロピオネート]メタン、1,3,5−
トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス[(3,5
−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ニルオキシエチル]イソシアヌレート、2−オクチルチ
オ−4,6−ジ(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチ
ル)フエノキシ−1,3,5−トリアジン、4,4′−チ
オビス(6−第3ブチル−m−クレゾール)などのフエ
ノール類及び4,4′−ブチリデンビス(2−第3ブチ
ル−5−メチルフエノール)の炭酸オリゴエステル(例
えば重合度2,3,4,5,6,7,8,9,10など)などの
多価フエノール炭酸オリゴエステル類、4,4′−ジハ
イドロキシジフエニル−2,2−プロパン等のフエノー
ル系酸化防止剤および、ジラウリル−、ジミリスチル
−、ジステアリル−などのジアルキルチオジプロピオネ
ート及びブチル−、オクチル−、ラウリル−、ステアリ
ル−などのアルキルチオプロピオン酸の多価アルコール
(例えばグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール、トリスヒドロ
キシエチルイソシアヌレート)のエステル(例えばペン
タエリスリトールテトララウリルチオプロピオネー
ト)、4,4′ジハイドロキシジフエニルスルホン等の
硫黄系酸化防止剤が挙げられる。
【0029】反応系に共存させる紫外線安定剤として
は、例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノ
ン、2−ヒドロキシ−4−m−オクトキシベンゾフエノ
ン、2,2′−ジ−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
エノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン等のヒド
ロキシベンゾフエノン類、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフエニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メ
チルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ジ−t−アミルフエニル)ベンゾ
トリアゾール等のベンゾトリアゾール類、フエニルサリ
シレート、p−t−ブチルフエニルサリシレート、2,
4−ジ−t−ブチルフエニル−3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート類、
2,2′−チオビス(4−t−オクチルフエノール)N
i塩、[2,2′−チオビス(4−t−オクチルフエノ
ラート)]−n−ブチルアミンNi塩、(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ホスホン酸モノ
エチルエステルNi塩等のニツケル化合物類、置換アク
リロニトリル類及び2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジニルベンゾエート、ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、トリス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)ニ
トリロトリアセテート、テトラキス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)ブタンテトラカルボキ
シレート等のピペリジン系化合物類等があげられる。
【0030】アミノ酸金属塩(B)の合成に於ける、反
応器への各原料の仕込みの順序については、特に規定は
しないが、例えば水、アルコール等の極性溶媒によつて
反応が開始する前に、共存させる化合物を加えて均一に
分散させておくことが望ましい。例えば、使用する水の
量が少い場合、反応器中でアミノ酸、金属源および共存
化合物を予め粉体状態で混合し、そこに水を加えて反応
を開始する方法、非極性溶媒中に各原料を均一に分散さ
せておき、そこに水を加えて反応を開始する方法、更に
は使用する水の量が、アミノ酸を溶解するのに十分な量
であれば、その溶解液を撹拌下、共存化合物と金属源の
混合物を投入する方法等が挙げられる。また、反応中の
加温は行なつても良く、反応器中で加温し、同時に乾燥
を行なうことも可能である。乾燥の方法はいずれでも良
いが、乾燥を早める為、減圧乾燥を行なつても良い。
【0031】得られたアミノ酸金属塩(B)は、そのま
ま使用しても良いが、微細に粉砕された粉体例えば平均
粒径50μm以下、好ましくは10μm以下に粉砕して
使用しても良い。また粉砕処理を円滑にする為、各種脂
肪酸、金属石けん類等の潤滑剤を加えて処理を行うこと
も可能である。
【0032】また、アミノ酸金属塩(B)の実使用の形
態については、含ハロゲン樹脂に慣用の種々の配合物に
よつて、表面層を覆われていても良い。更には、ケイ酸
又はケイ酸塩類の細孔中に埋め込んでマトリツクスを形
成させる方法、ハイドロタルサイト類化合物等の無機物
との固溶体を作り、マトリツクスを形成させる方法等で
用いられても良い。
【0033】
【発明の応用】本発明の組成物は、含ハロゲン樹脂
(A)100重量部に対し、アミノ酸金属塩(B)0.
1〜20重量部、好ましくは0.1〜5重量部の配合割
合を有する。0.1重量部以下では本発明の効果は得ら
れず、また20重量部以上では増量による効果が顕著で
なく、経済的にも意味が無くなる。
【0034】一般に含ハロゲン樹脂のカレンダー成型、
押出成型等の加熱成型を工業的に行う場合、あらかじめ
樹脂と安定剤等の如きその他の添加剤との予備混合物を
作成しておく。この予備混合物をコンパウンドと称す
る。代表的なコンパウンドの作成方法には、所謂ホツト
ブレンドとコールドブレンドがある。ホツトブレンドと
は、高速回転のミキサー例えばヘンシエルミキサーを使
用して粉体状の樹脂と粉体の添加剤や液状の可塑剤等と
を高速回転の摩擦熱を発生させながら均一混合物を得る
方法であり、温度が80℃〜120℃程度まで昇温し、
分散度の高い均一なコンパウンドが作成できる。コール
ドブレンドとは、低速回転のミキサー例えばリボンミキ
サー等を使用して均一混合物を得る方法であり、電力な
どのエネルギー的には有利であるが、配合物の分散度は
ホツトブレンドと比較してかなり低い。
【0035】アミノ酸金属塩は加工温度で溶融しないた
め、コンパウンド作成時の樹脂中への分散度合によつ
て、安定化効果への影響を受けやすい傾向をもつてい
る。本発明のアミノ酸金属塩(B)は、分散度の高いコ
ンパウンドの作成方法ではもとより、分散度の低いコン
パウンド作成方法に於ても、好適にその効果を得ること
ができる。
【0036】本発明の組成物は、上記成分の他にさら
に、通常含ハロゲン樹脂に配合される慣用種々の物質を
含有することができる。そのような物質としては、例え
ば有機酸金属塩、有機錫系安定剤、有機亜リン酸エステ
ル、酸化防止剤、β−ジケトン化合物、エポキシ化合
物、紫外線安定剤、帯電防止剤、界面活性剤、ハイドロ
タルサイト化合物、ポリオール化合物、およびそのエス
テル類、有機リン酸塩、金属酸化物、金属水酸化物、塩
基性無機酸塩、塩基性有機酸塩、過塩素酸塩、可塑剤、
顔料、蛍光剤、加工助剤、発泡剤、難燃剤カツプリング
剤、などを挙げることができる。
【0037】また、特開昭59−140,261号公
報、特開昭61−81,462号公報、特開昭61−8
3,245号公報に開示したハイドロタルサイト類と過
塩素酸の混合生成物、あるいは酸処理物を併用すること
もできる。
【0038】
【実施例】調製例1 卓上万能ミキサー(品川製作所製)にグリシン150
g、酸化亜鉛81.4g、含N非金属安定剤としてのメ
ラミン21.3gおよび酸化防止剤としての2,2′−メ
チレンビス−(4−メチル−6−第3ブチルフエノー
ル)10.6gを投入し、10分間混合撹拌を行なう。
次に、撹拌を続けながら、水25gを加え、グリシン亜
鉛(B)を生成せしめる。水の投入後30分程すると系
全体が混合開始時よりも白色を呈するので、その時点で
撹拌を止め、生成物を120℃で10時間乾燥後、微粉
砕処理を行なつた。
【0039】収量は243g(収率99%)であり、カ
ールフイツシヤー法による水分量測定値は0.5%であ
つた。
【0040】調製例2 ヘンシエルミキサーにグリシン750g、酸化亜鉛61
0g、含N非金属安定剤としてのトリス−2−ハイドロ
キシエチルイソシアヌレート63gおよび紫外線安定剤
としての2−ハイドロオキシ−4−メトキシベンゾフエ
ノン63gを投入し、2分間混合した。更に撹拌しなが
ら、エタノール150g及び水50gを投入し、高速回
転を行なつた。10分間回転後、得られた微黄色粉体を
120℃で10時間乾燥し、微粉砕処理を行なつた。
【0041】以下種々のアミノ酸金属塩(B)を種々の
化合物の共存下に合成し、試料とした。比較のため、別
述化合物を共存させないアミノ酸金属塩を合成し、同様
に試料とした。
【0042】第1表に、試料の内容及び共存させた化合
物の種類と量を示した。
【0043】アミノ酸金属塩については、その収量を1
00として、合成に使用したアミノ酸の量及び金属源の
量をそれぞれ示した。また、共存させた化合物の量は、
各アミノ酸金属塩100に対する量比で示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】実施例1 本発明による含ハロゲン樹脂組成物の効果を見るため、
下記に示す配合物を用いて、混練ロールにより厚さ0.
5mmの試験用シートを作成した。ギヤー老化試験機を
用いて、180℃に於ける試験用シートの熱着色性及び
熱安定性を調べた。
【0047】熱着色性の評価は、試験機からの取出し時
間(10分、30分及び50分)における着色度を次の
数値をもつて表わした。
【0048】 10 無色 9〜8 淡黄色 7〜6 黄色 5〜4 黄褐色 3〜2 赤褐色 1 黒色 熱安定性は、試験片が黒化するまでの時間(分)をもつ
て表わした。その結果を第2表に示す。
【0049】また、比較のため、別述合成した各アミノ
酸金属塩と共存させた化合物の併用配合を評価し、これ
を対照とした。併用配合における、各共存させた化合物
の添加量は、次のように算出した。試料No.1を例に
とると、含ハロゲン樹脂100重量部に対しての添加量
が1.5重量部の場合、試料No.1の全体量は、第1表
より、115となり、それぞれを内分して、グリシン亜
鉛が1.30重量部、メラミンが0.13重量部、2,
2′メチレンビス(4メチル−6−第3ブチルフエノー
ル)が0.07重量部、合計が1.50重量部となる。
【0050】同様な計算による、第1表の各試料に対応
する併用量を、第2表に示した。さらに、対照として別
述合成したアミノ酸金属塩の結果も示した。
【0051】 配 合 ポリ塩化ビニル樹脂(重合度1100) 100 重量部 重質炭酸カルシウム 10 〃 ステアリン酸カルシウム 0.3 〃 ステアリン酸亜鉛 0.5 〃 デヒドロ酢酸 0.05 〃 試料(第2表) (添加量第2表)
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】実施例2 本発明組成物の耐候性の評価のため、下記に示す配合物
を用いて混練ロールにより厚さ0.5mmの試験用シー
トを作成し、さらに、180℃でプレス成型を行なつ
て、厚さ1mmのシートに加工した。サンシヤインウエ
ザーメーターを用いて、1000時間における試験用シ
ートの着色度と表面状態を比較した。着色度は実施例1
と同様の数値をもつて表わした。また、対照となる試料
についても、実施例1、第2表−2に該当する実験番号
の組成を各所定量比で配合した。 配 合 塩化ビニル樹脂(Geon 103EP) 100 重量部 DOP 40 〃 重質炭酸カルシウム 10 〃 オクチル酸カルシウム 0.5 〃 ステアリン酸亜鉛 0.5 〃 ジフエニルデシルホスフアイト 0.2 〃 試料(第3表) (第3表)
【0056】
【表6】
【0057】実施例3 本発明組成物の機械的強度発現性の評価のため、下記に
示す配合物を用いて押出成型を行い、その断面型状が2
0mm×6mmの棒状成型物を採取した。成型物を切削
し、アイゾツト強度テストを行なつた。結果を第4表に
示した。尚、対照となる試料の配合量は、実施例1、第
2表−2に該当する実験番号の組成を各所定量比で配合
した。
【0058】配 合 塩化ビニル樹脂(Geon 103EP-8) 100 重量部 重質炭酸カルシウム 5.0 〃 メタブレン C-201(強化剤) 2.0 〃 メタブレン P-551(加工助剤) 0.5 〃 ステアリン酸カルシウム 0.7 〃 ステアリン酸亜鉛 0.3 〃 ハイワツクス 200P(滑剤) 0.4 〃 ロキシオール G-60(滑剤) 0.5 〃 試料(第4表) (第4表)
【0059】
【表7】
【0060】
【発明の効果】本発明の含ハロゲン樹脂組成物がすぐれ
た特性を有していることは、以上の各実施例より明らか
である。すなわち、優れた熱安定性(実施例1)、耐候
性の向上(実施例2)、機械的強度の発現性の向上(実
施例3)などである。これは、アミノ酸金属塩の合成時
に他の化合物を共存させることによつて、従来アミノ酸
金属塩が持つていた結晶性と非溶融に基因する難相溶性
などの諸特性に、きわめて大きな変化がもたらされた結
果と推定される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)含ハロゲン樹脂100重量部、及び (B)反応系内に含N非金属安定剤、酸化防止剤及び紫
    外線安定剤の群より選ばれる一種又は二種以上の化合物
    の共存下に合成されたアミノ酸金属塩0.1〜20重量
    部 [但し、金属は周期律表第I族、第II族、第III族
    及び第IV族から選ばれた金属である。]から成ること
    を特徴とする含ハロゲン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 アミノ酸金属塩を与えるアミノ酸がグリ
    シンである、請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 アミノ酸金属塩を与える金属が亜鉛であ
    る、請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】 アミノ酸金属塩が塩基性塩である、請求
    項1の組成物。
  5. 【請求項5】 アミノ酸金属塩がグリシン亜鉛である、
    請求項1の組成物。
  6. 【請求項6】 アミノ酸金属塩が塩基性グリシン亜鉛で
    ある、請求項1の組成物。
  7. 【請求項7】 含N非金属安定剤がメラミンである、請
    求項1の組成物。
  8. 【請求項8】 含N非金属安定剤がトリス−2−ハイド
    ロキシイソシアヌレートである、請求項1の組成物。
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