JPH05155056A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH05155056A
JPH05155056A JP31829991A JP31829991A JPH05155056A JP H05155056 A JPH05155056 A JP H05155056A JP 31829991 A JP31829991 A JP 31829991A JP 31829991 A JP31829991 A JP 31829991A JP H05155056 A JPH05155056 A JP H05155056A
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Japan
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chip
bumps
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substrate
thermal head
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JP31829991A
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Akihiro Tanaka
晶裕 田中
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照久 佐古
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICチップを基板の導体に加圧により接合す
る際に加える力がICチップのバンプに均等に伝わり、
バンプと導体との電気的接合が良好であるサーマルヘッ
ドを提供することである。 【構成】 発熱抵抗体と、この発熱抵抗体を駆動するI
Cチップと、発熱抵抗体とICチップを連絡する導体と
を有する基板を備え、フェイスダウン方式によりICチ
ップのバンプを導体に圧接し、絶縁樹脂によりICチッ
プを基板に固定してなるサーマルヘッドにおいて、IC
チップ1は、出力側と入力側の全てのバンプ2〜5の分
布が均一になるようにバンプ2〜5をICチップ1の表
面1aに配置したものである。 【作用】 圧接時にICチップ1に加わる力Fがバンプ
2〜5に均等に伝わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンに押圧されて
使用されるサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】プラテンに押圧された状態で使用される
サーマルヘッドは、印字用として多用されている。一般
にサーマルヘッドは、印字走査方向に配した発熱抵抗体
と、発熱抵抗体を駆動するICチップと、両者を連絡す
る導体とが形成されたサーマルプリントヘッド基板を備
え、このヘッド基板がプラテンに押圧されるものであ
る。なお、ヘッド基板は、放熱を兼ねた支持板上に固着
されるのが通常である。
【0003】このようなサーマルヘッドでは、ICチッ
プのヘッド基板への取付にフェイスダウン方式が用いら
れる場合がある。フェイスダウン方式は、チップ表面に
ハンダ等からなる多数のバンプ(突起状の電極)を設
け、そのチップ表面を下にして基板の導体上にボンディ
ングするものであり、高密度実装に向いている。フェイ
スダウン方式によるボンディングは、ICチップのバン
プをハンダ製とし、このハンダバンプを基板の導体パッ
ドに半田付けするのが一般的である。しかし、熱や機械
的ストレスがICチップ又は基板に作用すると、ハンダ
が簡単に剥離してしまい、ICチップと導体との導通不
良が発生する可能性がある。又、半田付けするために、
導体パッドをこれ以上小さくすることは困難であり、こ
れが一層の高密度実装の妨げになる。
【0004】上記問題点を解決するために、図3に示す
ように、ICチップ32の出力側及び入力側のバンプ3
2a、32b、32cを金で作製し、この金バンプをヘ
ッド基板30の導体31に加圧により圧接・接続し、更
にICチップ32の周りに絶縁樹脂(一般的には紫外線
硬化型絶縁樹脂)33を塗布して硬化させ、硬化時にお
ける絶縁樹脂33の収縮力によってICチップ32をヘ
ッド基板30に固定・保持する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICチップ
32の表面に形成されたバンプは、図4に示すように配
列されている。出力側は外側のバンプ32aと内側のバ
ンプ32bとの2列で構成され、入力側はバンプ32c
の1列で構成される。各バンプ列において、バンプ32
a、32b、32cはそれぞれ一定間隔を置いて配置さ
れている。
【0006】図3に示すようなICチップ32の取付け
方では、バンプと導体との電気的接合を取るためにIC
チップ32をヘッド基板30に或る程度の力Fで加圧し
なければならない。ところが、図4に示したように、I
Cチップ32のバンプが出力側に多く、入力側に少ない
ため、バンプに均等に力Fが伝わり難い。このため、接
合の不十分なバンプや、接合できていないバンプがあ
り、電気的不具合となる可能性が高い。
【0007】例えば、図3に示す状態では、入力側のバ
ンプ32cに伝わる力は大きくなるため、バンプ32c
と導体31との接合は十分であるが、出力側のバンプ3
2a、32bに伝わる力は小さくなるため、バンプ32
bと導体31との接合が不十分であったり、バンプ32
aが導体31に接合していなかったりする。従って、本
発明の目的は、ICチップを基板の導体に加圧により接
合する際に加える力がICチップのバンプに均等に伝わ
り、バンプと導体との電気的接合が良好であるサーマル
ヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のサーマルヘッドは、発熱抵抗体と、この発
熱抵抗体を駆動するICチップと、発熱抵抗体とICチ
ップを連絡する導体とを有する基板を備え、フェイスダ
ウン方式によりICチップのバンプを導体に圧接し、絶
縁樹脂によりICチップを基板に固定してなるサーマル
ヘッドにおいて、前記ICチップが、バンプをICチッ
プ表面に均一分布となるように配置したものであること
を特徴とする。
【0009】本発明のサーマルヘッドでは、出力側及び
入力側の全てのバンプがICチップの表面に均一に分布
しているため、ICチップに加えた力がバンプに均等に
伝わり、バンプと導体との不十分な接合や非接合による
電気的不具合の発生が極少になる。なお、バンプのIC
チップ表面での分布形態には、バンプを基板の導体に圧
接する時に加える力がバンプに均一に伝わる限り制限は
ない。しかし、加力が各バンプに効率良く均等に分散さ
れるには、ICチップの横断方向及び縦断方向における
隣接のバンプ同士の間隔がそれぞれほぼ等しいことが望
ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明のサーマルヘッドを実施例に基
づいて説明する。その一実施例に係るサーマルヘッドに
おけるサーマルプリントヘッド基板に実装するICチッ
プ表面の平面図を図1に示す。このICチップ1の表面
1aに設けられた直方体状で同一サイズのバンプは、出
力側が3列のバンプ2、3、4で、入力側が1列のバン
プ5で構成されてなる。ICチップ1の縦断方向の各列
に並ぶバンプ2〜5の数は全て同じ(本実施例では8
つ)で、横断方向においてバンプ2と3の位置、バンプ
3と4の位置、バンプ4と5の位置がずれるように、各
列のバンプ2〜5がそれぞれ等間隔(C1 、C2
3 、C4 )を置いて縦断方向に配列され、各列におけ
る間隔も等しい(C1 =C2 =C3 =C4 )。
【0011】この実施例では、ICチップ1の横断方向
における隣接のバンプ同士の間隔、即ちバンプ2とバン
プ3との間隔A1 、バンプ3とバンプ4との間隔A2
バンプ4とバンプ5との間隔A3 は、ほぼ等しい(A1
≒A2 ≒A3 )。又、縦列する隣接のバンプ同士の間
隔、即ちバンプ2、4とバンプ3、5との間隔Bも全て
同じである。
【0012】図2に、このような全てのバンプ2〜5の
分布が均一なICチップ1を、サーマルプリントヘッド
基板10の導体11に取付けた状態を示す。フェイスダ
ウン方式によるICチップ1のヘッド基板10への取付
け方は、前述したように、ICチップ1のバンプ2〜5
をヘッド基板10の導体11に加圧により圧接・接続
し、ICチップ1の周りに絶縁樹脂(例えば紫外線硬化
型絶縁樹脂)12を塗布して硬化させ、硬化時における
絶縁樹脂12の収縮力によってICチップ1をヘッド基
板10に固定・保持するものである。なお、この実施例
では、バンプ2〜5に対応してヘッド基板10の相対位
置に導体パッドが設けられている。
【0013】ここで、ICチップ1を加圧する時、その
力FがICチップ1の裏面に加えられると、バンプ2〜
5の分布が均一であるため、出力側と入力側に加わる力
に大小が生じることがなく、力Fが各バンプ2〜5に均
等に伝わり、各バンプ2〜5と導体11との接合が十分
且つ完全になる。このため、バンプと導体との接合が弱
かったり、バンプと導体との接合が不完全であったりす
るような電気的不具合は皆無になる。
【0014】
【発明の効果】本発明のサーマルヘッドは、以上説明し
たように、ICチップがバンプをICチップ表面に均一
分布となるように配置したものであるので、下記の如き
効果を奏する。 (1)加圧力がバンプに均等に伝わるため、バンプと基
板の導体との接続が確実になり、バンプと導体との非接
続や接続不良による電気的不具合が起こらない。 (2)ICチップの基板への固定は、ハンダを用いずに
絶縁樹脂の硬化時に生起する収縮力を用いて行うので、
基板の導体パッド及びICチップのバンプは共に小サイ
ズで済み、より一層の高密度実装に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドにおけるサーマルプリ
ントヘッド基板に実装するICチップの表面を示す平面
図である。
【図2】図1に示すICチップをヘッド基板に取付けた
状態を示す断面図である。
【図3】従来例のサーマルヘッドにおいて通常のICチ
ップをヘッド基板に取付けた状態を示す断面図である。
【図4】図3に示すICチップの表面を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ICチップ 1a ICチップの表面 2、3、4、5 バンプ 10 サーマルプリントヘッド基板 11 導体 12 紫外線硬化型絶縁樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱抵抗体と、この発熱抵抗体を駆動する
    ICチップと、発熱抵抗体とICチップを連絡する導体
    とを有する基板を備え、フェイスダウン方式によりIC
    チップのバンプを導体に圧接し、絶縁樹脂によりICチ
    ップを基板に固定してなるサーマルヘッドにおいて、 前記ICチップは、バンプの分布が均一になるようにバ
    ンプをICチップ表面に配置したものであることを特徴
    とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】前記ICチップの横断方向及び縦断方向に
    おける隣接のバンプ同士の間隔がそれぞれほぼ等しいこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012133178A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012133178A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ
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