JPH0515491Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515491Y2
JPH0515491Y2 JP1986074213U JP7421386U JPH0515491Y2 JP H0515491 Y2 JPH0515491 Y2 JP H0515491Y2 JP 1986074213 U JP1986074213 U JP 1986074213U JP 7421386 U JP7421386 U JP 7421386U JP H0515491 Y2 JPH0515491 Y2 JP H0515491Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
discharge roller
rollers
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986074213U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62186846U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986074213U priority Critical patent/JPH0515491Y2/ja
Publication of JPS62186846U publication Critical patent/JPS62186846U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515491Y2 publication Critical patent/JPH0515491Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は、複写機の排紙ローラ等として用い
られ、用紙を搬送するための用紙搬送ローラに関
する。
〈従来技術とその欠点〉 複写機の上下排紙ローラのように一対のローラ
で用紙を搬送する場合には、この上下ローラ表面
を精度良く仕上げると、上下ローラ間で用紙滑り
が生じて搬送されず、用紙詰まりが生じてしまう
ことがある。そこで、通常、このような用紙搬送
ローラは表面に凹凸状の加工を施し、用紙とロー
ラとの間で用紙滑りが生じないようにしている。
この滑り防止のための加工の一つに下ローラ表面
に軸方向に沿つた突出部を形成したものがある。
第4図および第5図は従来の複写機の排紙ロー
ラの斜視図およびその断面形状を表した図であ
る。糸巻き状に形成された上排紙ローラ1はロー
ラ支持部材3により上下方向にのみ移動可能に支
持されている。この上排紙ローラ1はローラ支持
部材3に取り付けられた弾性部材4により下方に
付勢されている。上排紙ローラ1の中央部の円筒
形状部の下方には下排紙ローラ2が配置されてい
る。この下排紙ローラ2は駆動軸5により駆動さ
れる。下排紙ローラ2の表面には軸方向に沿つて
線状の突出部2aが形成されている。駆動軸5の
回転により上下排紙ローラ1,2は第5図中矢印
方向に回転するが、突出部2aにより上排紙ロー
ラ1は下排紙ローラ2により押し上げられこの時
に用紙aが前方に押し出され、用紙滑りを生じる
ことなく用紙を搬送することができる。
ところが、突出部2aによつて押し上げられた
上ローラが下方に移動するときに下排紙ローラ2
に当たつて不快音を発する欠点があつた。弾性部
材4により上排紙ローラ1が下方に付勢されてい
るために、上排紙ローラ1の下方への移動がさら
に急激なものとなり、不快音はさらに大きくなる
不都合があつた。また、この不快音を防止するた
めに弾性部材4の上排紙ローラ1への付勢力を小
さくすると上下排紙ローラ1,2間で用紙滑りが
生じてしまう不都合があつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、上記不都合に鑑み、上ロー
ラが下方へ移動する際に不快音を発することのな
い用紙搬送ローラを提供することにある。
〈考案の構成および効果〉 この考案は、上下ローラでなる用紙搬送ローラ
の上ローラを上下移動可能に支持し、下ローラの
回転方向に対して下ローラ表面に形成した突出部
の前方壁を急な傾斜にし、後方壁をなだらかな傾
斜にするとともに、突出部の後方壁とローラ表面
との接続部を段差のない連続面にしたことを特徴
とする。
上記のように構成したことによりこの考案によ
れば、上下ローラが回転して突出部の前方壁が上
下ローラの接触点に達すると上ローラが上方に移
動すると同時に上下ローラ間の用紙が突出部の前
方壁によつて前方に押し出されるため、用紙が上
下ローラ間で滑つてしまうことがない。さらに上
下ローラが回転すると、上ローラが突出部の後方
壁に沿つて下方に移動してゆくため、上ローラが
急激に下ローラ上に移動することがなく不快音を
発することがない。
〈実施例〉 第3図はこの考案の実施例である用紙搬送ロー
ラを適用した複写機の概略構成図である。複写機
本体1の略中央部には感光体ドラム12が配置さ
れている。感光体ドラム12の周囲には感光体ド
ラム12表面を帯電させる帯電チヤージヤ13、
感光体ドラム12表面に潜像を形成する光学系装
置14、感光体ドラム12表面上に形成された潜
像に現像剤を付着させる現像装置15、給紙部1
6から搬送されてきた用紙に感光体ドラム12表
面の現像剤を付着させる転写装置17、感光体ド
ラム12表面から用紙を剥離する剥離装置18、
感光体ドラム12表面に残留している現像剤を除
去するクリーニング装置19、が以上の順に配置
されている。このような装置により給紙部16か
ら搬送されてきた用紙は転写装置17で現像剤が
付着され、剥離装置18で感光体ドラム12表面
から剥離されてセクシヨンベルト20によつて定
着部21に搬送される。定着部21で用紙上に付
着した現像剤が定着され、上下排紙ローラ1,7
によつて複写機本体11外部の排紙トレイ22に
排紙される。前記上下排紙ローラ1,7が本考案
の用紙搬送ローラである。
第1図は上下排紙ローラ1,7の斜視図であ
り、第2図は上下排紙ローラの断面形状を表した
図である。図中前述した従来技術である排紙ロー
ラと同一の部分は同一番号で表す。
上排紙ローラ1は糸巻き形状に成形され、略中
央部に円周方向に沿つて凹部1aが形成されてい
る。この上排紙ローラ1の回転軸6はローラ支持
部材3によつて上下方向にのみ回転自在に支持し
されている。ローラ支持部材3は平板をコ字型に
成形した部材であり、支持腕31,32に上下方
向の孔部34,35を設けて上排紙ローラ1を上
下方向にのみ移動可能に支持している。ローラ支
持部材3の固定部33には弾性部材4が設けられ
ている。この弾性部材4は上排紙ローラの前記凹
部1aに上方から接しており、上排紙ローラ1を
下方に付勢している。上排紙ローラ1の中央部の
円筒状部分の下方には下排紙ローラ7が配置され
ている。下排紙ローラ7は駆動軸5により駆動系
に接続され、図中矢印方向に回転する。下排紙ロ
ーラ7の表面には軸に沿つて突出部71が形成さ
れている。突出部71は下排紙ローラの回転方向
に対して前方壁71aが急な傾斜になつており、
後方壁71bはなだらかな傾斜になつている。前
記ローラ支持部材3の固定部33は上排紙ローラ
1と下排紙ローラ7との接触面よりも上方に配置
されている。
上記のように構成したことにより本実施例によ
れば、用紙Aが第3図中定着部21から搬送され
て来ると駆動軸5が回転して下排紙ローラ7が図
中矢印方向に回転し、弾性部材4により下方に付
勢されて下排紙ローラ7に圧接されている上排紙
ローラ1もこれに従動して図中矢印方向に回転す
る。回転に従い、上排紙ローラ1と下排紙ローラ
7との接触部Bに突出部71の前方壁71aが達
すると上排紙ローラが急激に押し上げられる。こ
のとき用紙Aは前方壁71aにより引つ掛けられ
て前方に押し出される。このため、用紙Aが上下
排紙ローラ1,7間で滑つてしまうことなく排紙
される。突出部71の前方壁71aにより上方に
押し上げられた上排紙ローラ1は、なだらかな傾
斜の後方壁71bに沿つて弾性部材4により押し
下げられてゆく。このため、上排紙ローラが急激
に落下することがなく、不快音を発することもな
い。また、本実施例では、上排紙ローラ1を糸巻
き状に形成しているため、用紙Aが用紙搬送方向
に沿つて湾曲し、用紙Aにコシかついて排紙がス
ムースになる。
本実施例では複写機の排紙ローラにこの用紙搬
送ローラを適用したが、その他様々な用紙を搬送
するための用紙搬送用ローラとしても用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である排紙ローラの
斜視図、第2図はその断面形状を表した図、第3
図はこの排紙ローラを適用した複写機の概略構成
図、第4図および第5図は従来の複写機の排紙ロ
ーラを示した図である。 7……下排紙ローラ(下ローラ)、71……突
出部、71a……前方壁、71b……後方壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転可能な上下ローラのうち上ローラを上下移
    動可能に支持し、下ローラ表面に軸方向に沿つた
    突出部を形成した用紙搬送ローラにおいて、 下ローラの回転方向に対して前記突出部の前方
    壁を急な傾斜にし、後方壁をなだらかな傾斜にす
    るとともに、突出部の後方壁とローラ表面との接
    続部を段差のない連続面にしたことを特徴とする
    用紙搬送ローラ。
JP1986074213U 1986-05-16 1986-05-16 Expired - Lifetime JPH0515491Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074213U JPH0515491Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074213U JPH0515491Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62186846U JPS62186846U (ja) 1987-11-27
JPH0515491Y2 true JPH0515491Y2 (ja) 1993-04-23

Family

ID=30919223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986074213U Expired - Lifetime JPH0515491Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515491Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10194543A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Brother Ind Ltd シート体排出装置
JP6042147B2 (ja) * 2012-09-19 2016-12-14 株式会社東芝 紙葉類集積装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050651B2 (ja) * 1980-12-12 1985-11-09 株式会社日本バノツク商会 係止片取付装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51148953U (ja) * 1975-05-22 1976-11-29
JPS6050651U (ja) * 1983-09-16 1985-04-09 コニカ株式会社 排紙装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050651B2 (ja) * 1980-12-12 1985-11-09 株式会社日本バノツク商会 係止片取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62186846U (ja) 1987-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0919878B1 (en) Image forming apparatus with a sheet conveying apparatus
US4678178A (en) Sheet material conveying device
JPH0316837Y2 (ja)
JPH0515491Y2 (ja)
JPH0317741B2 (ja)
JPS628960A (ja) 波形除去・シ−ト搬送装置
JP2603238B2 (ja) 給紙装置
JPS5943572Y2 (ja) 電子複写機の剥離装置
JPH0446282Y2 (ja)
JPS5921406Y2 (ja) 情報像の転写装置
JP2949778B2 (ja) 電子写真印刷装置
JPH05196114A (ja) 駆動伝達機構
JPS6232061U (ja)
JPS62118254U (ja)
JP3370573B2 (ja) 画像形成装置
JPH0230504B2 (ja)
JPS5913735B2 (ja) 複写機等におけるバキウム搬送装置
JPH03249055A (ja) 像形成装置
JP3134747B2 (ja) 記録シート剥離装置
KR100541444B1 (ko) 화상형성장치
JPH06156764A (ja) 給紙装置
JPS6220841Y2 (ja)
JPH0546041Y2 (ja)
JPS6147424B2 (ja)
JPH01100579A (ja) 定着装置