JPH0515486A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH0515486A
JPH0515486A JP3175369A JP17536991A JPH0515486A JP H0515486 A JPH0515486 A JP H0515486A JP 3175369 A JP3175369 A JP 3175369A JP 17536991 A JP17536991 A JP 17536991A JP H0515486 A JPH0515486 A JP H0515486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
straight
state
bending portion
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3175369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3092980B2 (ja
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP03175369A priority Critical patent/JP3092980B2/ja
Publication of JPH0515486A publication Critical patent/JPH0515486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3092980B2 publication Critical patent/JP3092980B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】クラッチを用いることなく、被検体の粘膜に過
大な力を加えてしまう危険性がなく、ストレート復帰動
作を安全に行うこと。 【構成】ギア26または27の回転数を検知することに
より、湾曲部9の湾曲状態を検知するためのエンコーダ
28及びカウンタ29の組合せと、湾曲部9のストレー
ト状態への復帰を指示するストレートスイッチ30と、
ストレートスイッチ30が作動時に、エンコーダ28及
びカウンタ29が検知した湾曲部9の湾曲状態に基づい
て、この湾曲部9がストレートに変化する方向に、湾曲
駆動用のモータ25を所定時間作動させる制御回路24
とを備えている。ストレートスイッチ30を差動させる
と、制御回路24が、湾曲部9の湾曲状態に応じて、湾
曲駆動用のモータ25を所定時間作動させて、湾曲部9
がストレートに変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湾曲部を湾曲させる駆
動手段を有する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、体腔内臓器等を診断したり、検査したりす
ることのできる内視鏡(スコープ又はファイバスコー
プ)が広く用いられている。また、医療用のみならず工
業用においてもボイラ、機械、化学プラント等の管内、
あるいは機械内等の対象物を観察、検査したりするのに
用いられている。
【0003】更に、電荷結合素子(CCD)等の固体撮
像素子を撮像手段に用いた内視鏡も各種用いられてい
る。
【0004】近年、前記内視鏡の挿入部に設けられてい
る湾曲部を、例えば上下/左右に湾曲させる湾曲操作の
駆動手段にモータに用いた内視鏡が提案されている。
【0005】しかし、例えば医療用内視鏡の挿入部を、
大腸等にある湾曲角の大きい例えば脾湾曲部位を通過し
て挿入する場合、挿入部を押し込むだけでは挿入部先端
側が脾湾曲部位の体腔壁を押すばかりであり、挿入する
ことが困難である。さらに、挿入部先端側が体腔壁に押
し戻されてしまう場合もある。
【0006】前述した状況で挿入部を進めるためには、
湾曲部の湾曲角を湾曲状態からストレート状態にすると
同時に、挿入部を押し込む操作をする必要があり、操作
に熟練を要するという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような欠点を解決
する手段として、例えば本出願人は、特開昭63−25
2128号公報に示すように湾曲部に弾性を有する外皮
を用い、この外皮の弾性力を利用して湾曲部の湾曲角を
略ストレート状態にすることを提案している。
【0008】しかし、湾曲部を湾曲する駆動手段にモー
タを用いた内視鏡では、モータ及びギア列の摩擦のため
に、モータを停止させても、湾曲部が所定の方向に湾曲
した状態のままで固定されるようい作用する。このた
め、湾曲角を例えば、略ストレート状態となる所定の角
度にするためには、レバーを該湾曲部の湾曲方向と逆方
向に湾曲するように操作しなければならないという欠点
が残っていた。
【0009】さらに、前述したようなモータを用いた内
視鏡であって、前記湾曲スイッチにモーメンタリ・スイ
ッチを用いた場合、操作者は前記湾曲部の湾曲角度が容
易に認識できず、また、湾曲角度を表示する湾曲角度表
示手段を有していても、該湾曲角度表示手段に表示され
ている湾曲角から、例えば該湾曲部を略ストレート状態
にする湾曲方向を瞬時に判断しなければならない。従っ
て、熟練を要するという欠点がある。
【0010】これを解決するために特願平2−8617
8では、第2制御手段により第1の制御手段を起動制御
し、湾曲部を略ストレート状態にしている。しかしなが
ら、強制的にストレート状態にするために万一、湾曲部
が粘膜に接触している場合には、粘膜に過大な力を与え
てしまう可能性があり危険を伴うものであった。
【0011】これを解決する別の手段として、モータと
率引ワイヤの間にクラッチを介装する手段も考えられ
る。この場合、クラッチを切れば湾曲部外皮の弾性によ
りストレートに戻り、かつ弾性力はあまり大きくないの
で万一粘膜に接触している場合でも、湾曲部は粘膜に過
大な力をかけることなく停止する。しかし、クラッチの
小型化は難しく、操作部を大型化させてしまい内視鏡の
操作性を損なってしまう。 本発明は前記事情に鑑みて
なされたもので、クラッチを用いることなく、被検体の
被検部、例えば粘膜に過大な力を加える危険性がなく、
挿入部のストレート復帰を安全に行える内視鏡を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、挿入
部の先端側に、弾性部材からなる外皮で覆われた湾曲可
能な湾曲部と、該湾曲部を湾曲させるための湾曲機構
と、前記湾曲部を湾曲させるため前記湾曲機構を駆動す
る駆動手段と、前記湾曲部の湾曲動作を指示する湾曲操
作指示手段とを有する内視鏡であって、前記湾曲機構の
状態を検知することにより、前記湾曲部の湾曲状態を検
知する状態検知手段と、前記湾曲部のストレート状態へ
の復帰を指示するストレート指示手段と、前記ストレー
ト指示手段が作動時に、前記状態検知手段が検知した前
記湾曲部の湾曲状態に基づいて、該湾曲部がストレート
に変化する方向に、前記駆動手段を所定時間作動させる
制御手段とを備えている。
【0013】
【作用】この構成で、ストレート指示手段を作動させる
と、状態検知手段が湾曲部の湾曲状態を検知して、制御
手段に知らせる。制御手段が、検知された湾曲状態を基
に、湾曲部がストレートな状態に変化する方向に、駆動
手段を駆動して、湾曲部がストレート状態に戻るように
動いて停止する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の一実施例に係り、図1
は内視鏡装置の概略的な全体構成図、図2はストレート
復帰動作のフローチャート、図3は色フィルタの構成
図、図4は画像領域とノイズの関係を示す説明図、図5
はモータ駆動によるノイズ対策を説明するための波形図
である。
【0015】図1に示す内視鏡装置1は、被検部の観察
を行うためのもので、画像信号を出力する電子内視鏡2
と、この電子内視鏡2に照明光を供給すると共に、電子
内視鏡2から送出される画像信号を処理する光源・CC
U(カメラ・コントロ-ル・ユニット)装置3と、この光源・CCU装
置3が出力する映像信号により画像を表示するモニタ4
とから構成されている。
【0016】前記電子内視鏡2は、細長の挿入部5と、
この挿入部5の後端に連設された太径の操作部6と、操
作部6の側部から延設されたユニバールケーブル7とを
備えている。
【0017】前記電子内視鏡2の挿入部5は、先端側か
ら順に、硬性の先端部8、湾曲可能な湾曲部9、可撓性
を有する軟性部10を有している。また、前記操作部6
には、湾曲操作指示手段としての湾曲操作スイッチ11
及びストレート指示手段としてのストレートスイッチ3
0が設けられている。この湾曲操作スイッチ11を操作
することにより、湾曲部9が上下/左右方向に湾曲する
ようになっている。
【0018】前記先端部8は、対物光学系12、及び照
明光学系13を有している。照明光学系13の内側に
は、ファイババンドルよりなるライトガイド14が連設
されている。このライトガイド14は、挿入部5、操作
部6及びユニバーサルケーブル7内を挿通されて、前記
光源・CCU装置3に接続されている。そして、このラ
イトガイド14の入射端に、光源・CCU装置3内の図
示しない光源ランプから出射される照明光が入射し、照
明光学系13を介して出射されるようになっている。
【0019】また、対物光学系12の内側には、図示し
ないモータによって回転する後述のRGBフィルター4
0を設け、さらにRGBフィルター40の後方に被検体
を撮像して電気信号に変換するCCD等からなる固体撮
像装置15を設けている。この固体撮像装置15には、
信号線16が接続され、信号線16は挿入部5、操作部
6、及びユニバーサルケーブル7内を挿通されて、光源
・CCU装置3に接続されている。そして、光源・CC
U装置3は、固体撮像装置15を駆動すると共に、固体
撮像装置15が出力する電気信号を信号処理して、映像
信号を出力するようになっている。前記モニタ4は、光
源・CCU装置3からの映像信号により画像を表示する
ようになっている。
【0020】前記湾曲部9は、略円筒状の多数の関節駒
20,20…を関節軸で回動自在に連結して構成された
湾曲管を有し、この湾曲管の外周は、弾性部材からなる
湾曲外皮21によって被覆されている。
【0021】前記挿入部5内には、湾曲操作用の例えば
二本のアングルワイヤ22(一本は不図示)が挿通さ
れ、各アングルワイヤ22の先端部は、先端部8にそれ
ぞれ固定されている。また、先端側より2番目の関節駒
20以降の関節駒の内周部には、所定の間隔で、図示し
ないワイヤ受けが設けられ、このワイヤ受け内に、アン
グルワイヤ22が挿通されている。各アングルワイヤ2
2の後端部は、二つのプーリ(一つは不図示)23にそ
れぞれ巻き付けられて折り返されて、その先端側は、再
び湾曲管を経て、先端部8へそれぞれ固定されている。
【0022】前記操作部6は、前記湾曲操作スイッチ1
1及びストレートスイッチ30を接続すると共に、湾曲
動作の制御を行う制御回路24と、制御手段としての制
御回路24によって駆動される駆動手段としての二つの
モータ(一つは不図示)25と、このモータ25の回転
軸にそれぞれ固定された二つのギア(一つは不図示)2
6と、各ギア26にそれぞれ噛合する二つのギア27
(一つは不図示)と、各ギア27を固定する二つの軸に
それぞれ固定された前記二つのプーリ23とを備えてい
る。また、操作部6は、ギア26,27の近傍に配置さ
れて、ギア26または27と同軸上に設けられて、その
回転数を計測する二つのエンコーダ28(一つは不図
示)と、各エンコーダ28がそれぞれ出力するパルス信
号をカウントして、制御回路24へカウント値を出力す
るカウンタ29(一つは不図示)とを備えている。エン
コーダ28及びカウンタ29が一対となって、状態検知
手段を構成する。
【0023】すなわち、エンコーダ28とカウンタ29
との組み合わせで、モータ25の回転角を検知してい
る。モータ25の回転角と湾曲部9の湾曲角との関係を
制御回路24に入力しておけばエンコーダ28及びカウ
ンタ29により、湾曲部9の湾曲角が検知できる。
【0024】前記二つのモータ25、ギア26,27、
プーリ23、及びアングルワイヤ22は、それぞれ一方
及び他方が上下/左右の湾曲動作に対応している。湾曲
部9の湾曲動作は、湾曲操作スイッチ11の操作量に応
じて、制御回路24がモータ25を駆動し、ギア26,
27、及びプーリ23を介して、アングルワイヤ22を
牽引弛緩し、上下/左右方向に湾曲が行われる。
【0025】湾曲部9の湾曲外皮21の持つ弾性力によ
る反力(元に戻る力)は、モータ25及びギア26,2
7の持つ摩擦力と、次の関係を有する。モータ25等が
静止した状態での摩擦力>湾曲部9の湾曲外皮21の反
力>モータ25等が動いている状態での摩擦力。
【0026】前記湾曲操作スイッチ11は、ジョイステ
ィック型のスイッチで2次元の操作ができ、4方向の湾
曲を指示できる。湾曲操作スイッチ11のステック11
aの傾れ角と湾曲部角とが一対一に対応するように、制
御回路24で制御を行う。最大湾曲角は、各方向で異な
る(例えば上方向210度、下方向90度、左右方向各
100度)が、この中で最も大きい角度(前記例の場合
は210度)に会わせて湾曲操作スイッチ11のステッ
ク11aのフルスケール(最大傾れ角)を設定する。つ
まり、湾曲操作スイッチ11のステッ11aをニュート
ラルから、例えば上方向の湾曲指示方向に倒していく
と、ステック11aを一杯まで曲げた時、湾曲部9に上
方向210度の湾曲がかかる。また、ステック11a
を、例えば、ニュートラルから下方向の湾曲指示方向に
倒していくと、ステック11aが途中まで倒れた所で、
下方の最大湾曲角である90度に湾曲部9が湾曲する。
ステック11aは、さらに倒れるが、制御回路24の働
きにより湾曲部9は動かない。このように湾曲操作スイ
ッチ11及び制御回路24を設定することにより、各方
向に対し同様の操作感で操作できる。例えば、ステック
11aを5度傾けた時、傾けた方向が上下左右どちらで
あっても湾曲部9は45度湾曲する。
【0027】尚、湾曲角の設定に従ってストッパーを設
けることにより、湾曲部が最大湾曲角になった後は、ス
テック11aがその操作方向には動かないようにしても
良い。この場合、操作力量の変化によって、操作者は既
に最大湾曲であることを知ることができる。
【0028】さらに、この湾曲操作スイッチ11内に
は、湾曲部9の湾曲角と対応した位置に湾曲操作スイッ
チ11のステック11aを倒すため、小型モータ11b
が設けられている。前記制御回路24は、エンコーダ2
8及びカウンタ29が検知した情報をもとに湾曲操作ス
イッチ11内の小型モータ11bを作動させる。これに
より、例えば電源0N時に、湾曲部9の湾曲状対と、ス
テック11aの倒れ角の相違から生じる事故を防止でき
る。尚、この小型モータ11bの動力は、小さいので操
作者が湾曲操作スイッチ11のステック11bを保持し
ている時には動かないようになっている。
【0029】図2を参照しストレート復帰動作について
説明する。操作者が湾曲操作スイッチ11から指を放し
ストレートスイッチ30をON状態にすると、図2のフ
ローチャートに従って湾曲部9をストレート状態にす
る。この制御は、制御回路24内で行われる。ステップ
(S)1で制御回路24は、ストレートスイッチ30の
ON/OFF状態を所定時間t1 (例えば10ms)毎にチ
ェックしている。ステップ2で、制御回路24ストレー
トスイッチがONであることを検知すると、その時の湾
曲部9の湾曲角をカウンタ29の出力から読み取りステ
ップ3ないし6で、湾曲部がどちらに湾曲しているかを
判断する。そして、制御回路24は、ステップ7ないし
10で判断した湾曲方向と逆側、つまりストレート状態
になる方向に湾曲部9が動くように、必要なモータ25
をt2時間(例えば300ms )駆動させる。そして、ステ
ップ11で、t3 時間(例えば3s)ホールドした後、ス
テップ1及び2のストレートスイッチ30のON/OF
F検知ループに戻る。
【0030】これらのフローに応じた湾曲部9の動きを
説明する。ストレートスイッチ30がOFFの時は、湾
曲操作スイッチ11の指示に従って湾曲部9の湾曲動作
が行なわれ、湾曲部9は指示された湾曲状態を保持して
いる。ストレートスイッチ30がONであることが検知
され、t2 時間モータ6が駆動されると、湾曲部9はス
トレート方向に動き始める。モータ25の駆動は、t2
時間で終了するが、慣性力と湾曲部9の湾曲外皮21の
弾性力により、湾曲部9は更にストレート側に湾曲す
る。この時、万一、粘膜等湾曲部9の動きを規制するも
のがある場合は、湾曲部9の慣性力と弾性力以上の力を
粘膜等に与えることなく停止する。
【0031】本実施例では、湾曲部9をストレート状態
にしたい時に操作するストレートスイッチ30を設けて
おり、このスイッチ30を作動させると、制御回路24
は、エンコーダ28及びカウンタ29により湾曲部9の
湾曲方向を検知し、検知した湾曲方向と逆方向に湾曲部
9を湾曲するように、所定時間必要なモータ25を駆動
させた後停止させる。停止した状態では、湾曲部9の湾
曲外皮21の弾性力よりもモータ25及びギア26,2
7の摩擦力(静摩擦)の方が大きいため湾曲部9は停止
したままである。そして、一担湾曲部9が動き出すと、
湾曲部9の湾曲外皮21の弾性力よりもモータ25及び
ギア26,27の摩擦力(動摩擦)の方が湾曲部9はス
トレート状態になる。
【0032】強制的にストレートにするわけではないの
で万一粘膜に接触した場合は、粘膜に過大な力を加える
ことなく湾曲部9は停止する。この様に、本実施例で
は、被検体の粘膜に過大な力を加えることなく、ストレ
ート復帰動作を行うことができる。
【0033】次のt3 時間内にストレートスイッチ30
をOFFにすれば、その後は通常の操作ができる。スト
レートスイッチ30をONのままにした場合は、更にも
う一度、ストレート状態復帰のためのt2 時間の駆動が
繰り返される。
【0034】尚、湾曲部9の湾曲状態を知る状態検知手
段としては、アングワイヤ22の張力をひずみゲージ等
で検知する手段や、湾曲部9の湾曲方向をひずみゲージ
等で直接検知する手段を用いてもよい。また、図示例で
は電子内視鏡を例に説明したが、本発明は光学式ファイ
バー内視鏡にも適用できる。
【0035】さて、電子内視鏡2は、光源・CCU装置
3が供給する照明光がライトガイド14を介して、内視
鏡先端部8から、観察物体へ照射する。観察物体からの
反射光は、内視鏡先端の固体撮像素子15で受光され、
電気信号として信号線16を介し、光源・CCU装置3
に送られて、モニタ4が観察物体の例えば、臓器粘膜表
面を写し出す。光源のCCU装置3からの照明光は、R
GBフィルター40を介して送られ、信号はいわゆる面
順次方式として処理されている。
【0036】RGBフィルタ40は、図3に示すよう
に、略4分割され、このうち3つは各々R,G,Bフィ
ルタであり、残りの1つは遮閉部40aとなっている。
そして、湾曲操作スイッチ11あるいはストレートスイ
ッチ30からの指示により、モータ25を駆動させる際
の駆動信号(例えばパルス)は、RGBフィルタ40の
遮閉部40aが光源に対向している時に同期して出力さ
れる。従って、モータ25へ出力される駆動パルスが、
固体撮像の出力信号にノイズを発生させることがなく、
モニタ4もノイズのない画像を表示する。
【0037】ノイズ対策に関し図示例では、湾曲用のモ
ータ25を例に示したが、この他にも、内視鏡に用いら
れる鉗子起立用、オートフォーカス用、オートズーム
用、超音波観察用、処置用等全てのモータに対し同様の
構成が可能である。
【0038】また、ノイズの影響を防止する別の方法と
して、図5(a)ないし(c)に示すように、モータ駆
動パルスを固体撮像素子15の出力信号の水平又は垂直
同期信号に同期して発生させ、かつ駆動パルスの立上が
りエッジ及び立下がりエッジが垂直又は水平ブランキン
グ期間(ブランキング期間は、ブランキングパルスとそ
の前後のフロントポーチ及びバックポーチ部分からな
る)内にあるように制御してもよい。あるいは、モータ
25がパルスモータの場合、図5(d)に示すように、
前記スイッチがONの間、ブランキング期間毎に駆動パ
ルスを発生させてもよい。
【0039】また、固体撮像素子15の画素は、全てを
画像用に用いてはいない。このため、図4に示すように
画像として使うためにノイズをのせたくない領域(領域
A)と、ノイズがのっても画像に支障を与えない領域
(領域B)に分けることができる。従って、領域Bを転
送している時間に同期してモータ駆動パルスを発生させ
れば画像へのノイズの影響を防止できる。さらに、別の
方法として、転送のための同期クロックの周波数を2倍
にして、1フレームおきに映像信号とし、その間のフレ
ームの信号は、捨てるように処理をする。この捨てるフ
レームの信号を転送する時間に同期してモータの駆動パ
ルスを発生させれば、ノイズの影響を防止できる。
【0040】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、クラッ
チを用いることなく、被検体の被検部、例えば粘膜に過
大な力を加えてしまう危険性がなく、ストレート復帰動
作を安全に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は内視鏡装置の概略的な全体構成図。
【図2】図2はストレート復帰動作のフローチャート。
【図3】図3は色フィルタの構成図。
【図4】図4は画像領域とノイズの関係を示す説明図。
【図5】図5はモータ駆動によるノイズ対策を説明する
ための波形図。
【符号の説明】
2…電子内視鏡 5…挿入部 6…操作部 8…先端部 9…湾曲部 11…湾曲操作スイッチ 20…湾曲駒 21…湾曲外皮 22…アングルワイヤ 24…制御回路 25…モータ 26,27…ギア 28…エンコーダ 29…カウンタ 30…ストレートスイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】挿入部の先端側に、弾性部材からなる外皮
    で覆われた湾曲可能な湾曲部と、該湾曲部を湾曲させる
    ための湾曲機構と、前記湾曲部を湾曲させるため前記湾
    曲機構を駆動する駆動手段と、前記湾曲部の湾曲動作を
    指示する湾曲操作指示手段とを有する内視鏡において、 前記湾曲機構の状態を検知することにより、前記湾曲部
    の湾曲状態を検知する状態検知手段と、 前記湾曲部のストレート状態への復帰を指示するストレ
    ート指示手段と、 前記ストレート指示手段が作動時に、前記状態検知手段
    が検知した前記湾曲部の湾曲状態に基づいて、該湾曲部
    がストレートに変化する方向に、前記駆動手段を所定時
    間作動させる制御手段とを、 備えていることを特徴とする内視鏡。
JP03175369A 1991-07-16 1991-07-16 内視鏡 Expired - Fee Related JP3092980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03175369A JP3092980B2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03175369A JP3092980B2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0515486A true JPH0515486A (ja) 1993-01-26
JP3092980B2 JP3092980B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=15994893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03175369A Expired - Fee Related JP3092980B2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3092980B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6166136A (en) * 1995-09-29 2000-12-26 Japan Polyolefins Co., Ltd. Resin composition utilizing coated resin moldings and multilayer resin molding
US6551237B2 (en) * 2001-04-24 2003-04-22 Olympus Optical Co., Ltd. Centering mechanism for controlling the bending of an electrically bendable endoscope, and an endoscope system
US7041053B2 (en) 2002-09-06 2006-05-09 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope provided with a section for bending the endoscope
EP2220990A1 (en) * 2009-02-18 2010-08-25 Fujifilm Corporation Endoscope

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6166136A (en) * 1995-09-29 2000-12-26 Japan Polyolefins Co., Ltd. Resin composition utilizing coated resin moldings and multilayer resin molding
US6551237B2 (en) * 2001-04-24 2003-04-22 Olympus Optical Co., Ltd. Centering mechanism for controlling the bending of an electrically bendable endoscope, and an endoscope system
US7041053B2 (en) 2002-09-06 2006-05-09 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope provided with a section for bending the endoscope
EP2220990A1 (en) * 2009-02-18 2010-08-25 Fujifilm Corporation Endoscope

Also Published As

Publication number Publication date
JP3092980B2 (ja) 2000-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500096B2 (ja) 内視鏡及び内視鏡システム
EP2471436B1 (en) Endoscope apparatus
JPH10511297A (ja) 位置ディスプレイ付き電子式内視鏡
EP2092874A1 (en) Manipulator operation system
JPS6137927B2 (ja)
JP5942047B2 (ja) 内視鏡システム
JPH048341A (ja) 内視鏡用被検体内挿入装置
JPH0642644Y2 (ja) 内視鏡湾曲装置
JP3207904B2 (ja) 内視鏡装置
JP5841366B2 (ja) 医療装置
JP3092980B2 (ja) 内視鏡
JP3007699B2 (ja) 内視鏡装置
JP3321212B2 (ja) 内視鏡湾曲装置
JP2506369B2 (ja) 内視鏡装置
JP5541844B2 (ja) 内視鏡システム
JPH04210039A (ja) 内視鏡装置
JPS6347451B2 (ja)
JP2969531B2 (ja) 内視鏡装置
JP3069110B2 (ja) 内視鏡
JP2002248073A (ja) 内視鏡湾曲装置
JPH04295326A (ja) 内視鏡装置
JP3382977B2 (ja) 内視鏡装置
JP2000047121A (ja) 内視鏡装置
JP3007715B2 (ja) 内視鏡装置
JPH07246183A (ja) 電子内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000711

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees