JPH05153543A - 静止画フアイルシステム - Google Patents

静止画フアイルシステム

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JPH05153543A
JPH05153543A JP3310995A JP31099591A JPH05153543A JP H05153543 A JPH05153543 A JP H05153543A JP 3310995 A JP3310995 A JP 3310995A JP 31099591 A JP31099591 A JP 31099591A JP H05153543 A JPH05153543 A JP H05153543A
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Application number
JP3310995A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Kimura
智博 木村
Akio Fukushima
章雄 福島
Toshihiko Maruyama
敏彦 丸山
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に記録された静止画データを効率よ
く編集して別の記録媒体に記録する。 【構成】 再生側では記録媒体の読出しデータが非圧縮
データ及び圧縮データのいずれであるかを示す再生形式
信号が出力端子からの読出しデータの出力前に出力さ
れ、記録側では再生形式信号に応じて供給されるデータ
が圧縮データであるか否かが判別され、その判別結果が
圧縮データの供給であるときには圧縮データのまま記録
媒体に駆動手段により記録され、判別結果が非圧縮デー
タの供給であるときには非圧縮データが圧縮手段によっ
て圧縮データに変換された後、記録媒体に駆動手段によ
り記録される。 【効果】 静止画圧縮データを一旦アナログ映像信号に
再生してから再び圧縮してディスク等の記録媒体に記録
することを防止することができ、ディジタル映像信号と
して非圧縮データと圧縮データとが混在していても圧縮
データとして記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、データ圧縮及び復元機能を有す
る静止画ファイルシステムに関する。
【0002】
【背景技術】静止画ファイルシステムとして静止画デー
タを任意にデータ圧縮してディスクにファイルとして記
録しておき、そのディスクから読み出したデータを静止
画データに復元することができるようにしたものがあ
る。例えば、図1に示すように静止画を示すアナログ映
像信号が受入れられ、A/D変換器1に供給されてディ
ジタル化される。ディジタル映像信号は静止画データと
してフレームメモリ2に一旦書き込まれる。その後、静
止画データはフレームメモリ2から読み出されて圧縮器
3によって圧縮される。この圧縮は例えば、JPEG
(Joint Photographic Experts Group)において規定さ
れた方式のものである。圧縮器3から出力された静止画
圧縮データはディスクドライブ4に供給され、ディスク
に書き込まれる。ディスクドライブ4の書き込み及び読
み出しは図示しないマイクロコンピュータによって指示
される。次に、ディスクに記録されたデータから静止画
を示すアナログ映像信号として再生する場合には、ディ
スクドライブ4がディスクから書き込まれた静止画圧縮
データを読み出すと、そのデータは復元器5に供給され
る。復元器5は圧縮器3の作用とは逆の伸張作用により
静止画圧縮データを静止画データに復元する。復元され
た静止画データはフレームメモリ2に書き込まれ、その
後、フレームメモリ2から読み出されてD/A変換器6
に供給される。D/A変換器6から再生アナログ映像信
号がCRTディスプレイ等の表示装置(図示せず)に出
力されるようになっている。
【0003】ディスクに記録された静止画データを編集
して別のディスクに記録する場合には、通常、2つの静
止画ファイルシステムが用いられ、一方の静止画ファイ
ルシステムにおいてディスクに記録されたデータをアナ
ログ映像信号に再生し、それを他方の静止画ファイルシ
ステムに転送して再び圧縮化した後、別のディスクに記
録することが行なわれている。
【0004】しかしながら、圧縮方法としてデータの完
全復元が不可能なものが採用されており、一度の圧縮復
元では静止画映像の劣化が目に付くことはないにして
も、何度も圧縮復元を繰り返すと、静止画映像の劣化が
目に付くものがあるので、記録された静止画圧縮データ
を一旦アナログ映像信号に再生してから再び圧縮してデ
ィスク等の記録媒体に記録することはなるべく避けた
い。
【0005】また、ディジタル映像信号のまま記録しよ
うとすると、ディジタル映像信号として非圧縮データと
圧縮データとがあるので、記録媒体に記録された静止画
映像が圧縮データで記録されたものであるかをユーザが
編集前に予め確かめる必要があった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、記録媒体に記録された
静止画データを効率よく編集して別の記録媒体に記録す
ることができる静止画ファイルシステムを提供すること
である。
【0007】
【発明の構成】本発明の静止画ファイルシステムは、静
止画非圧縮データを圧縮して圧縮データを生成する圧縮
手段と、圧縮データから静止画非圧縮データを復元する
復元手段と、データ記録時に供給されるデータを記憶媒
体に記録しデータ再生時に記録媒体から記録データを読
み出す駆動手段と、記録すべきデータを受入れるための
入力端子と、読み出したデータを出力するための出力端
子とを備えた静止画ファイルシステムであって、データ
再生時に記録媒体の読出しデータが非圧縮データ及び圧
縮データのいずれであるかを示す再生形式信号を出力端
子からの読出しデータの出力前に出力する手段と、デー
タ記録時に再生形式信号に応じて供給されるデータが圧
縮データであるか否かを判別する判別手段と、判別手段
の判別結果が圧縮データの供給であるときには入力端子
を駆動手段の入力に接続し判別手段の判別結果が非圧縮
データの供給であるときには前記入力端子を圧縮手段に
接続し圧縮手段の出力を駆動手段の入力に接続するスイ
ッチ手段とを有することを特徴としている。
【0008】
【発明の作用】本発明の静止画ファイルシステムによれ
ば、再生側では記録媒体の読出しデータが非圧縮データ
及び圧縮データのいずれであるかを示す再生形式信号が
出力端子からの読出しデータの出力前に出力され、記録
側では再生形式信号に応じて供給されるデータが圧縮デ
ータであるか否かが判別され、その判別結果が圧縮デー
タの供給であるときには入力端子が駆動手段の入力に接
続されて圧縮データのまま記録媒体に駆動手段により記
録される。判別結果が非圧縮データの供給であるときに
は入力端子が圧縮手段に接続されると共に圧縮手段の出
力が駆動手段の入力に接続されて非圧縮データが圧縮手
段によって圧縮データに変換された後、記録媒体に駆動
手段により記録される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図2は本発明による静止画ファイルシス
テムを示している。この静止画ファイルシステムにおい
ては、アナログ入力端子AINとディジタル入力端子D
INとが設けられている。ディジタル入力端子DINに
はスイッチSW1が接続されている。スイッチSW1は
2つの固定接点A1,B1を備え、固定接点A1にディ
ジタル入力端子DINから入力された信号が供給され、
固定接点B1にはディスクドライブ12から読み出され
た信号が供給される。アナログ入力端子AINにはA/
D変換器11が接続され、A/D変換器11の出力には
スイッチSW2が接続されている。スイッチSW2は3
つの固定接点A2,B2,C2を備え、固定接点A2に
アナログ入力端子AINから入力されてディジタル化さ
れた信号が供給され、固定接点B2にはスイッチSW1
によって択一的に選択出力された信号が供給される。固
定接点C2には復元器13によって復元されたディジタ
ル映像信号が供給される。スイッチSW2の選択出力に
はフレームメモリ14が接続されている。フレームメモ
リ14のデータの書込み及び読出しは図示しない書込み
及び読出し回路によって制御される。フレームメモリ1
4の読み出し出力にはD/A変換器15、圧縮器16及
びスイッチSW3が接続されている。D/A変換器15
はフレームメモリ14から読み出されたディジタル映像
信号をアナログ信号に変換してアナログ出力端子AOU
Tに供給する。スイッチSW3は2つの固定接点A3,
B3を備え、固定接点A3にはスイッチSW1の選択出
力から信号が供給され、固定接点B3にはフレームメモ
リ14から読み出されたディジタル映像信号が供給され
る。スイッチSW3の選択出力にはスイッチSW4が接
続されている。スイッチSW4は2つの固定接点A4,
B4を備え、固定接点A4にはスイッチSW3の選択出
力から信号が供給され、固定接点B4には圧縮器16に
よって圧縮されたディジタル映像信号が供給される。ス
イッチSW4の選択出力にはディジタル出力端子DOU
T及びディスクドライブ12が接続されている。ディス
クドライブ12は記録時に書換可能な光磁気ディスク等
のディスクにスイッチSW4の選択出力からの信号を書
き込み、再生時にディスクの記録データを読み出して復
元器13に供給する。
【0010】スイッチSW1ないしSW4の切換制御は
制御回路17によって制御される。制御回路17は、例
えば、マイクロコンピュータからなり、キーボード18
のキー操作に応じて後述する如く動作する。制御回路1
7には制御データの入出力端子I/Oが接続されてい
る。なお、図2において破線で囲んだ部分は一体に形成
されている。
【0011】圧縮器16は、JPEG規格に基づいてお
り、図3に示すようにDCT(Discrete Cosine Transf
orm )変換器21、量子化回路22、エントロピーエン
コーダ23及びメモリ24,25から構成される。DC
T変換器21は静止画データを8×8画素のブロックに
分割し、各ブロック毎に2次元DCT変換する。このD
CT変換により、8×8(64個)の画素データは8×
8のDCT係数に変換される。画像の左上のブロックの
1係数がDC成分を示し、残りのブロックがAC成分を
示す。量子化回路22は64個のDCT係数を量子化テ
ーブルを用いて係数位置毎に異なるステップサイズで線
形量子化する。量子化テーブルはメモリ24に予め書き
込まれている。量子化されたDCT係数はエントロピー
エンコーダ23に供給され、そこにおいてメモリ25に
予め記憶された符号テーブルに従ってハフマン符号化さ
れる。これが静止画圧縮データとなる。
【0012】復元器13は、図4に示すようにエントロ
ピーデコーダ31、逆量子化回路32、IDCT(Inve
rse Discrete CosineTransform )変換器33及びメモ
リ34,35から構成される。エントロピーデコーダ3
1は静止画圧縮データをメモリ34に予め記憶された復
号テーブルに従ってハフマン復号化する。復号されたデ
ータは量子化されたDCT係数であり、これが逆量子化
回路32によって逆量子化される。逆量子化はメモリ3
5に予め書き込まれた逆量子化テーブルを用いて行なわ
れる。逆量子化されたデータはIDCT変換器33に供
給されて静止画データに変換される。
【0013】なお、復元器13及び圧縮器16について
は「カラー静止画符号化国際標準方式の概説(その
1)」(大町、小野、映像電子学会誌第20巻,第1
号,1991年,第50頁〜第58頁)、特開昭63−
103583号公報等の刊行物に具体的に記載されてい
る。次に、静止画データのファイルフォーマットについ
て説明する。ファイル構成はボリューム部、圧縮パラメ
ータ部、ディスク対応テーブル部、ディレクトリ部及び
データ部からなる。ボリューム部はディスクの固定のセ
クタアドレスに1つ設けられ、ディスク全体に関する管
理情報を記録した部分である。ボリューム部には4バイ
トからなる管理フラグという領域があり、そのうちの1
バイト(8ビット)で圧縮された静止画データが1つで
も含まれているか否かを示すようになっている。また、
ボリューム部にはディレクトリ先頭セクタアドレス、デ
ィレクトリエリアサイズ、登録ディレクトリ数、データ
先頭セクタアドレス、データ部空き先頭セクタアドレス
及びデータ空きサイズを記録するデータ情報部が設けら
れている。
【0014】圧縮パラメータ部は1セクタサイズの大き
さを有し、ディスク毎に所定のセクタアドレスに設けら
れ、圧縮されたデータを再生する場合に必要なデフォル
ト圧縮パラメータを記録する。圧縮パラメータは上記の
逆量子化テーブル及びハフマン復号テーブルからなる。
ディスク対応テーブル部は再生制御情報が存在するディ
スクに設けられ、その再生制御に用いる画像記録ディス
ク及び音声記録ディスクを特定するものである。ディレ
クトリ部はデータ部の各ファイルの先頭セクタアドレス
を示す表である。
【0015】データ部は各ファイル毎にデータヘッダと
データ本体部とから構成される。データの種類によって
はデータ本体部内に本体ヘッダが設けられる。データヘ
ッダには次のファイルの先頭セクタアドレス、データの
種類、画像のサイズ等を記録するデータの種類によるエ
リア、本体ヘッダが存在する場合におけるその本体ヘッ
ダサイズ、本体部のサイズ等の情報が記録される。デー
タの種類としては圧縮データ、非圧縮データ、縮小デー
タ等がある。
【0016】なお、このファイルフォーマットはNHK
ハイビジョン静止画ディスクシステム技術基準に従って
いる。次に、上記した本発明による静止画ファイルシス
テムを再生側及び記録側に各々用いて静止画データを編
集する場合の制御回路17の制御動作について図5及び
図6のフロー図に従って説明する。図5が再生側の動作
を示し、図6が記録側の動作を示している。なお、再生
側の静止画ファイルシステムのアナログ出力端子AOU
T、ディジタル出力端子DOUT及び入出力端子I/O
が記録側の静止画ファイルシステムのアナログ入力端子
AIN、ディジタル入力端子DIN及び入出力端子I/
Oに各々接続される。
【0017】記録側において、制御回路17は、ユーザ
によりキーボード18にて編集するデータを示すファイ
ルナンバが指定されたか否かを判別する(ステップS2
1)。ファイルナンバが指定されると、ファイルナンバ
データを入出力端子I/Oから出力する(ステップS2
2)。再生側において、制御回路17は、ファイルナン
バデータを受信したか否かを判別する(ステップS
1)。ファイルナンバデータを受信すると、ディスクド
ライブ12に対し、受信ファイルナンバデータに対応す
るファイルのデータヘッダ部の読出しを指令する(ステ
ップS2)。ディスクドライブ12はデータヘッダ部読
出し指令に応じてディスクから指定ファイルナンバのデ
ータヘッダ部の情報を読み出して制御回路17に供給す
る。制御回路17は読み出したデータヘッダ部の情報か
ら記録されているデータが圧縮データであるか否かを判
別する(ステップS3)。非圧縮データである場合には
スイッチSW2を固定接点B2の選択状態、スイッチS
W3を固定接点B3の選択状態、スイッチSW4を固定
接点A4の選択状態に各々制御し(ステップS4)、非
圧縮データ再生を示す再生形式信号を入出力端子I/O
から出力する(ステップS5)。
【0018】圧縮データである場合には圧縮再生指定状
態であるか否かを判別する(ステップS6)。圧縮再生
するか否かは再生側キーボード18においてユーザがキ
ー操作により指定することができ、例えば、フラグによ
り圧縮再生指定状態か否かが示されている。非圧縮再生
指定状態ならば、スイッチSW2を固定接点C2の選択
状態、スイッチSW3を固定接点B3の選択状態、スイ
ッチSW4を固定接点A4の選択状態に各々制御し(ス
テップS7)、ステップS5に進む。一方、圧縮再生指
定状態ならば、スイッチSW2を固定接点C2の選択状
態、スイッチSW3を固定接点A3の選択状態、スイッ
チSW4を固定接点A4の選択状態に各々制御し(ステ
ップS8)、圧縮データ再生を示す再生形式信号を入出
力端子I/Oから出力する(ステップS9)。ステップ
S5又はS9の実行後、記録側から再生要求信号が入出
力端子I/Oに供給されたか否かを判別する(ステップ
S10)。再生要求信号が供給されたならば、データ再
生動作を開始する(ステップS11)。なお、再生側に
おいては制御回路17によってスイッチSW1は常に固
定接点B1の選択状態にされる。
【0019】記録側において、制御回路17は、ステッ
プS22の実行後、再生形式信号が供給されたか否かを
判別する(ステップS23)。再生形式信号が供給され
たならば、その再生形式信号の内容が圧縮データ再生で
あるか否かを判別する(ステップS24)。圧縮データ
再生の場合には圧縮記録指定状態であるか否かを判別す
る(ステップS25)。圧縮記録するか否かは記録側キ
ーボード18においてユーザがキー操作により指定する
ことができ、例えば、フラグにより圧縮記録指定状態か
否かが示されている。非圧縮記録指定状態ならば、圧縮
データを非圧縮データに変換して記録することになるの
で、スイッチSW2を固定接点C2の選択状態、スイッ
チSW3を固定接点B3の選択状態、スイッチSW4を
固定接点A4の選択状態に各々制御する(ステップS2
6)。一方、圧縮記録指定状態ならば、圧縮データをそ
のまま記録することになるので、スイッチSW2を固定
接点C2の選択状態、スイッチSW3を固定接点A3の
選択状態、スイッチSW4を固定接点A4の選択状態に
各々制御する(ステップS27)。
【0020】ステップS24において、非圧縮データ再
生の場合にはステップS25と同様に圧縮記録指定状態
であるか否かを判別する(ステップS28)。非圧縮記
録指定状態ならば、非圧縮データをそのまま記録するこ
とになるので、スイッチSW2を固定接点B2の選択状
態、スイッチSW3を固定接点B3の選択状態、スイッ
チSW4を固定接点A4の選択状態に各々制御する(ス
テップS29)。一方、圧縮記録指定状態ならば、非圧
縮データを圧縮データに変換して記録することになるの
で、スイッチSW2を固定接点B2の選択状態、スイッ
チSW4を固定接点B4の選択状態に各々制御する(ス
テップS30)。この非圧縮データを圧縮データに変換
して記録する場合にはスイッチSW3の選択状態は特定
されない。また、記録側においては制御回路17によっ
てスイッチSW1は常に固定接点A1の選択状態にされ
る。
【0021】ステップS26,S27,S29,S30
のうちのいずれかの実行後、再生要求信号を入出力端子
I/Oから出力し(ステップS31)、データ記録動作
を開始する(ステップS32)。すなわち、再生側にお
いて、制御回路17は再生要求信号が供給されたなら
ば、データ再生動作を開始して指定ファイルの読出しを
ディスクドライブ12に対し指令する。よって、ディス
クドライブ12から静止画の圧縮データ又は非圧縮デー
タが読み出される。圧縮データが読み出された場合に圧
縮再生指定状態ならば、その圧縮データはスイッチS1
の固定接点B1、スイッチS3の固定接点A3、スイッ
チS4の固定接点A4を介してディジタル出力端子DO
UTから記録側にそのまま送出される。非圧縮再生指定
状態ならば、圧縮データはスイッチS1の固定接点B1
を介して復元器13に供給され、そこで非圧縮データに
変換される。その非圧縮データはフレームメモリ14に
所定の書込みタイミングで書き込まれた後、所定の読出
しタイミングで読み出されてスイッチS3の固定接点B
3、スイッチS4の固定接点A4を介してディジタル出
力端子DOUTから記録側に送出される。非圧縮データ
が読み出された場合には、その非圧縮データはスイッチ
S1の固定接点B1、スイッチS2の固定接点B2を介
してフレームメモリ14に供給され、そのフレームメモ
リ14に所定の書込みタイミングで書き込まれた後、所
定の読出しタイミングで読み出されてスイッチS3の固
定接点B3、スイッチS4の固定接点A4を介してディ
ジタル出力端子DOUTから記録側に送出される。
【0022】記録側において、制御回路17は圧縮デー
タ又は非圧縮データがディジタル入力端子DINに送出
されて来た場合にはディスクドライブ12に対し書込み
を指令する。圧縮データが送出されて来た場合には圧縮
記録指定状態ならば、その圧縮データはスイッチS1の
固定接点A1、スイッチS3の固定接点A3、スイッチ
S4の固定接点A4を介してそのままディスクドライブ
12に供給され、ディスクに書き込まれる。非圧縮記録
指定状態ならば、送出されて来た圧縮データはスイッチ
S1の固定接点A1を介して復元器13に供給され、そ
こで非圧縮データに変換される。そして、その非圧縮デ
ータはフレームメモリ14に所定の書込みタイミングで
書き込まれた後、所定の読出しタイミングで読み出され
てスイッチS3の固定接点B3、スイッチS4の固定接
点A4を介してディスクドライブ12に供給され、ディ
スクに書き込まれる。
【0023】非圧縮データが送出されて来た場合には圧
縮記録指定状態ならば、その非圧縮データはスイッチS
1の固定接点A1、スイッチS2の固定接点B2を介し
てフレームメモリ14に所定の書込みタイミングで書き
込まれた後、所定の読出しタイミングで読み出されて圧
縮器16に供給される。圧縮器16で圧縮データに変換
された後、スイッチS4の固定接点B4を介してディス
クドライブ12に供給され、ディスクに書き込まれる。
非圧縮記録指定状態ならば、送出されて来た非圧縮デー
タはスイッチS1の固定接点A1、スイッチS2の固定
接点B2を介してフレームメモリ14に所定の書込みタ
イミングで書き込まれた後、所定の読出しタイミングで
読み出されてスイッチS3の固定接点B3、スイッチS
4の固定接点A4を介してディスクドライブ12に供給
され、ディスクに書き込まれる。
【0024】なお、記録側においては、圧縮データがス
イッチSW1からスイッチSW3,SW4を介してディ
スクドライブ12に供給される場合にも復元器13及び
フレームメモリ14は作動し、静止画非圧縮データが得
られており、その非圧縮データがD/A変換器15によ
ってアナログ映像信号に変換されて出力端子AOUTか
ら出力される。これによりCRTディスプレイ等の表示
装置において静止画を確認することができる。
【0025】再生側において、制御回路17は指定ファ
イルの静止画データを記録側に送出した後、ディスクド
ライブ12に対して圧縮パラメータをディスクから読み
出させ(ステップS12)、その読み出された圧縮パラ
メータを入出力端子I/Oから出力する(ステップS1
3)。この圧縮パラメータは上記したようにディスクの
圧縮パラメータ部に記録されており、逆量子化テーブル
及びハフマン復号テーブルからなる。
【0026】記録側において、制御回路17は圧縮パラ
メータが供給されると、それをディスクドライブ12に
供給してディスクの圧縮パラメータ部に記録させる(ス
テップS33)。なお、このステップS33はディスク
に圧縮データを記録しない場合には特に必要ないし、既
に圧縮パラメータが記録されている場合にも必要ない。
【0027】図7は本発明の他の実施例を示している。
図7に示した静止画ファイルシステムにおいて、図2に
示したシステムと同一部分は同一符号を用いて示してい
る。復元器13には圧縮パラメータ書換回路20が接続
されている。圧縮パラメータ書換回路20は図4に示し
た復元器13における各テーブルメモリ34,35の各
テーブルを制御回路17の指令に応じて書き換えるもの
である。すなわち、エントロピーデコーダ31及び逆量
子化回路32において用いられる逆量子化テーブル及び
ハフマン復号テーブルが圧縮パラメータ書換回路20に
よって書き換えられる。また、圧縮器16には圧縮パラ
メータ書換回路21が接続されている。圧縮パラメータ
書換回路21は図3に示した圧縮器16における各テー
ブルメモリ24,25の各テーブルを制御回路17の指
令に応じて書き換えるものである。制御回路17は外部
にメモリ22を有し、メモリ22には互いに異なる複数
の圧縮率に対応する量子化テーブル、ハフマン符号テー
ブル、逆量子化テーブル及びハフマン復号テーブルが各
々予め書き込まれている。
【0028】図8は図7のシステムの再生側における制
御回路17の制御動作を示しており、図5に示した動作
と同一動作のステップは同一符号を用いている。制御回
路17はステップS9の実行後にディスクドライブ12
に対して圧縮パラメータをディスクから読み出させ(ス
テップS14)、その読み出された圧縮パラメータを入
出力端子I/Oから出力する(ステップS15)。その
後、ステップS10に移行する。なお、この再生側には
図2に示した静止画ファイルシステムを用いることもで
きる。
【0029】図9は図7のシステムの記録側における制
御回路17の制御動作を示しており、図6に示した動作
と同一動作のステップは同一符号を用いている。制御回
路17はステップS24において、圧縮データ再生の場
合には再生側から供給された圧縮パラメータ、すなわち
逆量子化テーブル及びハフマン復号テーブルを読み取り
(ステップS34)、読み取ったた逆量子化テーブル及
びハフマン復号テーブルを書換回路20に供給して復元
器13のテーブル書換を指令する(ステップS35)。
そして、記録モードが圧縮記録指定状態であるか否かを
判別する(ステップS36)。非圧縮記録指定状態なら
ば、ステップS26,S31,S32に進む。よって、
再生側から送出されて来た圧縮データはスイッチS1の
固定接点A1を介して復元器13に供給され、そこでそ
の圧縮データの圧縮パラメータに従って非圧縮データに
変換される。そして、その非圧縮データはフレームメモ
リ14に所定の書込みタイミングで書き込まれた後、所
定の読出しタイミングで読み出されてスイッチS3の固
定接点B3、スイッチS4の固定接点A4を介してディ
スクドライブ12に供給され、ディスクに書き込まれ
る。
【0030】ステップS35において圧縮記録指定状態
ならば、キーボード18におけるユーザのキー操作によ
り設定された圧縮率を読み取り(ステップS37)、そ
の設定圧縮率に対応する逆量子化テーブル及びハフマン
復号テーブルをメモリ22から読み出す(ステップS3
8)。この各テーブルとステップ34で読み取った再生
側から供給された圧縮パラメータ、すなわち逆量子化テ
ーブル及びハフマン復号テーブルとを比較することによ
り再生側及び記録側の圧縮率が同一であるか否かを判別
する(ステップS39)。圧縮率が同一の場合には圧縮
データをそのまま記録して良いので、ステップ27に進
んでスイッチSW2を固定接点C2の選択状態、スイッ
チSW3を固定接点A3の選択状態、スイッチSW4を
固定接点A4の選択状態に各々制御する。よって、圧縮
データが送出されて来た場合に圧縮記録指定状態で、再
生側及び記録側の圧縮率が同一であるならば、その圧縮
データはスイッチS1の固定接点A1、スイッチS3の
固定接点A3、スイッチS4の固定接点A4を介してそ
のままディスクドライブ12に供給され、ディスクに書
き込まれる。
【0031】圧縮率が異なる場合にはステップS38で
読み出した量子化テーブル及びハフマン符号テーブルを
書換回路21に供給して圧縮器16のテーブル書換を指
令し(ステップS40)、ステップS30に進む。すな
わち、再生側及び記録側の圧縮率が同一でないならば、
送出されて来た圧縮データはスイッチS1の固定接点A
1を介して復元器13に供給され、そこで非圧縮データ
に一旦変換される。そして、その非圧縮データはフレー
ムメモリ14に所定の書込みタイミングで書き込まれた
後、所定の読出しタイミングで読み出されて圧縮器16
に供給される。圧縮器16で設定圧縮率の圧縮データに
変換された後、スイッチS4の固定接点B4を介してデ
ィスクドライブ12に供給され、ディスクに書き込まれ
る。
【0032】ステップS28において圧縮記録指定状態
ならば、非圧縮データを圧縮データに変換して記録する
ことになるので、キーボード18におけるユーザのキー
操作により設定された圧縮率を読み取り(ステップS4
1)、その設定圧縮率に対応する逆量子化テーブル及び
ハフマン復号テーブルをメモリ22から読み出す(ステ
ップS42)。ステップS40,S30に進む。よっ
て、非圧縮データが送出されて来た場合には圧縮記録指
定状態ならば、その非圧縮データはスイッチS1の固定
接点A1、スイッチS2の固定接点B2を介してフレー
ムメモリ14に所定の書込みタイミングで書き込まれた
後、所定の読出しタイミングで読み出されて圧縮器16
に供給される。圧縮器16で設定圧縮率の圧縮データに
変換された後、スイッチS4の固定接点B4を介してデ
ィスクドライブ12に供給され、ディスクに書き込まれ
る。
【0033】なお、上記した実施例においては、再生側
及び記録側の圧縮率が同一であるか否かの判別を各テー
ブルの比較によって行なっているが、各圧縮率に対応し
てテーブル番号が予め付けられているならば、再生側及
び記録側のテーブル番号を比較することにより再生側及
び記録側の圧縮率が同一であるか否かを判別しても良
い。
【0034】
【発明の効果】本発明の静止画ファイルシステムによれ
ば、再生側では記録媒体の読出しデータが非圧縮データ
及び圧縮データのいずれであるかを示す再生形式信号が
出力端子からの読出しデータの出力前に出力され、記録
側では再生形式信号に応じて供給されるデータが圧縮デ
ータであるか否かが判別され、その判別結果が圧縮デー
タの供給であるときには入力端子が駆動手段の入力に接
続されて圧縮データのまま記録媒体に駆動手段により記
録される。また、判別結果が非圧縮データの供給である
ときには入力端子が圧縮手段に接続されると共に圧縮手
段の出力が駆動手段の入力に接続されて非圧縮データが
圧縮手段によって圧縮データに変換された後、記録媒体
に駆動手段により記録される。よって、静止画圧縮デー
タを一旦アナログ映像信号に再生してから再び圧縮して
ディスク等の記録媒体に記録することを防止することが
でき、静止画映像の劣化を回避することができる。ま
た、記録媒体に記録された静止画映像が圧縮データで記
録されたものであるかをユーザが編集前に予め確める必
要がなく、ディジタル映像信号として非圧縮データと圧
縮データとが混在していても全てを圧縮データとして記
録することができ、記録媒体に記録された静止画データ
を効率よく編集して別の記録媒体に記録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の静止画ファイルシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のシステム中の圧縮器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図2のシステム中の復元器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】再生側システムの制御回路の動作を示すフロー
図である。
【図6】記録側システムの制御回路の動作を示すフロー
図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】再生側システムの制御回路の動作を示すフロー
図である。
【図9】記録側システムの制御回路の動作を示すフロー
図である。
【主要部分の符号の説明】
2,14 フレームメモリ 3,16 圧縮器 4,12 ディスクドライブ 5,13 復元器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画非圧縮データを圧縮して圧縮デー
    タを生成する圧縮手段と、圧縮データから静止画非圧縮
    データを復元する復元手段と、データ記録時に供給され
    るデータを記録媒体に記録しデータ再生時に記録媒体か
    ら記録データを読み出す駆動手段と、記録すべきデータ
    を受入れるための入力端子と、読み出したデータを出力
    するための出力端子とを備えた静止画ファイルシステム
    であって、データ再生時に記録媒体の読出しデータが非
    圧縮データ及び圧縮データのいずれであるかを示す再生
    形式信号を前記出力端子からの読出しデータの出力前に
    出力するデータ形式出力手段と、データ記録時に前記再
    生形式信号に応じて供給されるデータが圧縮データであ
    るか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段
    の判別結果が圧縮データの供給であるときには前記入力
    端子を前記駆動手段の入力に接続し前記第1判別手段の
    判別結果が非圧縮データの供給であるときには前記入力
    端子を前記圧縮手段に接続し前記圧縮手段の出力を前記
    駆動手段の入力に接続するスイッチ手段とを有すること
    を特徴とする静止画ファイルシステム。
  2. 【請求項2】 データ再生時に記録媒体の読出しデータ
    が圧縮データであるときにはその圧縮率を示す圧縮率信
    号を前記出力端子からの読出しデータの出力前に出力す
    る手段と、前記第1判別手段の判別結果が圧縮データの
    供給であるときに前記圧縮率信号に応じた圧縮率と前記
    圧縮手段による圧縮率とが同一であるか否かを判別する
    第2判別手段とを有し、前記第2判別手段の判別結果が
    同一の圧縮率でないときには前記スイッチ手段は前記入
    力端子を前記復元手段に接続し前記圧縮手段の出力を前
    記駆動手段の入力に接続し、前記復元手段は前記圧縮率
    信号に応じた圧縮率に対応する伸張率で前記入力端子に
    供給されるデータを復調して前記圧縮手段に供給するこ
    とを特徴とする請求項1記載の静止画ファイルシステ
    ム。
JP3310995A 1991-11-26 1991-11-26 静止画フアイルシステム Pending JPH05153543A (ja)

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JP3310995A JPH05153543A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 静止画フアイルシステム
US07/924,763 US5661821A (en) 1991-11-26 1992-08-04 Still image filing system

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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