JPH05152920A - スイツチング装置 - Google Patents

スイツチング装置

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JPH05152920A
JPH05152920A JP33802991A JP33802991A JPH05152920A JP H05152920 A JPH05152920 A JP H05152920A JP 33802991 A JP33802991 A JP 33802991A JP 33802991 A JP33802991 A JP 33802991A JP H05152920 A JPH05152920 A JP H05152920A
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JP
Japan
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output
switching transistor
signal
switching
switching device
Prior art date
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JP33802991A
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English (en)
Inventor
Misao Sugiyama
操 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 出力用の第1のスイッチングトランジスタT
1 の出力端子と接地との間のコンデンサC1 で出力信
号電圧の高低を保持し、この出力用の第1のスイッチン
グトランジスタTR1 の出力端子を第2のスイッチング
トランジスタTR2 の制御端子に接続し、第2のスイッ
チングトランジスタTR2 の出力端子を第1のスイッチ
ングトランジスタTR1 の入力端子に接続する帰還部1
3とを有することにより、出力信号電圧の高低を保持
し、上記出力用の第1のスチイングトランジスタTR1
のスレッシホールドレベル付近での動作を安定させる。 【効果】 少ない部品で安価かつ容易に回路動作にヒス
テリシスを持たせることができ、不要なオン・オフの繰
り返しをさけ、回路動作を安定させて使いやすさを向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された信号のレベ
ルに応じてオン/オフをするスイッチング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、地球上空の静止軌道上の放送衛
星を用いて、高品質の映像やPCMオーディオ信号を1
2GHz程度のSHF帯の電波により送信する衛星放送に
おいて、この衛星放送のテレビジョン電波は、略々12
GHzのキャリア信号を略々4.5MHzの帯域幅を有する映
像信号と、この映像信号より高域側に配され略々5.73M
Hzのサブキャリア信号が4相位相変調(QPSK)され
たオーディオPCM信号とから成る合成信号によりFM
変調して得られる。このようにして得られた衛星放送の
テレビジョン電波は、VHF、UHFのAM−FM方式
のテレビジョン電波よりもはるかに広い周波数帯域を占
有する。上記VHF、UHFのAM−FM方式のテレビ
ジョン電波の周波数帯域がチャンネル当たり6MHzなの
に対し、上記衛星放送のテレビジョン電波の周波数帯域
は、チャンネル当たり27MHzになってしまう。
【0003】上記のように周波数帯域が広い衛星放送の
テレビジョン電波の中から、受信しようとするチャンネ
ルのテレビジョン電波を選択及び増幅し中間周波信号に
変換する衛星放送用チューナ(以下BSチューナとい
う)においては、チューナユニットに入力される受信信
号の電圧を利用して受信レベルを算出し、算出された受
信レベル値を、接続あるいは一体形成されたテレビジョ
ン受像機において管面表示するようにしたものがある。
このとき、上記BSチューナに入力信号のレベルに応じ
てオン/オフをするスイッチング装置を適用することが
考えられる。上記スイッチング装置を図5に示す。
【0004】図5において、このスイッチング装置は、
入力端子41に接続される抵抗R1 と、この抵抗R1
ベースに接続されエミッタが接地されるnpn型の出力
用のスイッチングトランジスタTR1と、上記抵抗R1
と上記出力用のスイッチングトランジスタTR1 との間
に一端が接続され他端が接地される抵抗R2 と、上記出
力用のスイッチングトランジスタTR1 のコレクタと正
電源Bの間に挿入される抵抗R3 と、上記スイッチング
トランジスタTR1 からの出力を例えば図示しない制御
部等に導出する出力端子42とを備える。
【0005】図5の従来のスイッチング装置において
は、入力電圧vi に対して上記スイッチングトランジス
タTR1 のベース電圧vb は、次式(1)のようにな
る。
【0006】
【数1】
【0007】上式で示されたベース電圧vb の値が上記
スイッチングトランジスタTR1 のベース・エミッタ電
圧vBEよりも大きいときに上記スイッチングトランジス
タTR1 がオンとなり、この出力用のスイッチングトラ
ンジスタTR1 からは“L”の信号が出力される。一
方、上記ベース電圧vb の値が上記スイッチングトラン
ジスタTR1 のベース・エミッタ電圧vBEよりも小さい
ときに上記スイッチングトランジスタTR1 がオフとな
り、この出力用のスイッチングトランジスタTR1から
は“H”の信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図5に
示したスイッチング装置では、任意のレベルを閾値とし
た場合、一つの入力信号波形が上昇時に閾値を越えれば
スイッチングトランジスタTR1 がオンとなり、また、
一つの入力信号波形がピークを過ぎ下降時に閾値を下回
ればスイッチングトランジスタTR1 がオフとなるた
め、例えば受信レベルの波形のピークが閾値を越え続け
ていたとしても、出力端子42からは“L”、“H”の
信号が繰り返し出力されることになる。したがって、図
5に示したスイッチング装置は、上述したような例えば
BSチューナに適用されるような受信レベルの弁別器等
には適さない。
【0009】また、入力信号レベルが上記スイッチング
トランジスタTR1が動作するかしないかの閾値となる
いわゆるスレッシホールドレベルにあるとき、上記入力
信号レベルの微小な変動によって、上記スイッチングト
ランジスタTR1 の動作がオン・オフを繰り返し不安定
となる。
【0010】そこで、本発明に係るスイッチング装置
は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、ス
イッチング素子のオン/オフによる出力信号電圧の高低
を保持し、回路動作に適切なヒステリシスを持たせるこ
とによって、不要なスイッチングトランジスタのオン/
オフの繰り返しをさけ、回路動作を安定させるスイッチ
ング装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスイッチン
グ装置は、入力信号のレベルに応じてオン/オフをする
スイッチング装置において、出力信号電圧の高低を保持
する保持部と、上記保持部からの保持出力が供給されて
上記スイッチング装置の回路動作にヒステリシスを持た
せる帰還部とを有することを特徴として上記課題を解決
する。
【0012】また、上記帰還部は、出力用の第1のスイ
ッチング素子の出力端子を第2のスイッチング素子の制
御端子に接続し、第2のスイッチング素子の出力端子を
第1のスイッチング素子の入力端子に接続する構成を持
つことを特徴として上記課題を解決する。
【0013】
【作用】本発明は、出力用の第1のスイッチングトラン
ジスタの出力端子と接地との間に挿入されるコンデンサ
で出力信号電圧の高低を保持し、上記出力用の第1のス
イッチングトランジスタの出力端子を第2のスイッチン
グトランジスタの制御端子に接続し、第2のスイッチン
グトランジスタの出力端子を抵抗を介して第1のスイッ
チングトランジスタの入力端子に接続する帰還部によっ
て、上記出力用の第1のスイッチングトランジスタのス
レッシホールドレベル付近での動作を安定させる。
【0014】
【実施例】以下に本発明に係るスイッチング装置の実施
例を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
るスイッチング装置の第1の実施例を衛星放送のテレビ
ジョン電波を受信する受信装置のBSチューナに適用し
た回路図である。
【0015】先ず、上記BSチューナの概略を図1を用
い説明する。図1において、略々12GHzのテレビジョ
ン電波をパラボラ・アンテナ等のSHF帯用受信アンテ
ナ21により受信し、第1周波数変換器としてのBSコ
ンバータ22にて略々1.0 〜1.3 GHzの第1中間周波数
信号に変換し、BSチューナとしての衛星放送受信回路
の入力端子1に供給している。入力端子1に供給された
第1中間周波数信号は、増幅器2を介して第2周波数変
換器の混合器3に送られ、局部発振器4からの発振出力
信号と混合される。この局部発振器4からの発振周波数
が、選局回路5からの選局回路制御信号に応じて変化す
ることにより、混合器3にて所望のチャンネルの信号が
所定の(例えば400 MHz帯の)第2中間周波数信号に変
換され、BPF(バンドパスフィルタ)6を介して取り
出される。このBPF6からの出力信号は、AGC(自
動利得調整)増幅回路7で増幅された後、FM検波器8
によりFM復調される。このFM検波器8によってFM
復調された信号は、出力端子9を介して図示しない4相
DPSK復調回路、PCM復調回路からなる音声信号処
理回路系に供給されてL、R音声信号が得られるととも
に、ディエンファシス回路、エネルギ拡散信号除去回
路、映像増幅回路等からなる映像信号処理回路系に供給
され、映像信号が取り出される。なお、上記L、R音声
信号及び映像信号は、上記BSチューナと一体あるいは
別体のテレビジョン受像機に供給され、音声及び映像と
して出力される。
【0016】上述したBSチューナのBPF6からの出
力信号の一部を端子10を介して受信し、受信した信号
の受信レベルに応じて出力信号電圧の高低を制御するス
イッチング装置11を以下に説明する。
【0017】図1に示した衛星放送のテレビ電波を選択
するBSチューナにおいて、上記スイッチング装置11
は、上記BPF6からの出力信号の一部が供給される入
力端子10と、この入力端子10に接続される抵抗R1
と、この抵抗R1 がベースに接続されエミッタが接地さ
れるnpn型の出力用の第1のスイッチングトランジス
タTR1 と、上記抵抗R1 と上記第1のスイッチングト
ランジスタTR1 との間に一端が接続され他端が接地さ
れる抵抗R2 と、上記第1のスイッチングトランジスタ
TR1 と電源Bとの間に挿入される抵抗R3 と、上記第
1のスイッチングトランジスタTR1 のコレクタと接地
との間に挿入されるコンデンサC1 と、上記出力用の第
1のスイッチングトランジスタTR1 のコレクタがベー
スに接続され、上記第1のスイッチングトランジスタT
1 のベースが抵抗R4 を介してコレクタに接続され、
エミッタが接地されるnpn型の第2のスイッチングト
ランジスタTR2 と、上記コンデンサC1 と上記第2の
スイッチングトランジスタTR2 のベースは接続された
上記第1のスイッチングトランジスタTR1 のコレクタ
からの出力信号を図示しない制御回路に導出する出力端
子12とを備えてなる。ここで、上記コンデンサC
1 は、上記出力用の第1のスイッチングトランジスタT
1 からの出力信号電圧の高低を保持する。また、上記
抵抗R4 と上記第2のスイッチングトランジスタTR2
よりなる破線部は、帰還部13である。
【0018】次に、本発明に係るスイッチング装置の第
1の実施例の動作を説明する。なお、ここでは入力信号
の波形のピークが閾値を越えている状態を説明する。先
ず、図1に示されたスイッチング装置11の回路上で仮
に抵抗R4 、第2のスイッチングトランジスタTR2
無い場合、上記BPF6から供給される帯域幅制限され
た信号の一部の入力電圧vi に対して上記出力用の第1
のスイッチングトランジスタTR1 のベース電圧v
b は、前述した式(1)になる。この式(1)のベース
電圧vb の値が上記出力用の第1のスイッチングトラン
ジスタTR1 のベース・エミッタ電圧vBEよりも大きい
とき上記出力用の第1のスイッチングトランジスタTR
1 がオンしており、コレクタの出力は“L”となってい
る。
【0019】上記第1のスイッチングトランジスタTR
1 の出力信号電圧が“L”となっていると、上記コンデ
ンサC1 は、この“L”を保持する。上記コンデンサC
1 で保持された“L”の信号出力電圧は、出力端子12
を介して例えば図示しないスイッチング手段に供給さ
れ、例えばLED等で形成されるパイロットランプ等を
点灯させ続ける。
【0020】一方、上述した式(1)のベース電圧vb
の値が上記出力用の第1のスイッチングトランジスタT
1 のベース・エミッタ電圧vBEよりも小さくなると上
記出力用の第1のスイッチングトランジスタTR1 はオ
フし、コレクタの信号出力電圧は“H”となる。
【0021】上記第1のスイッチングトランジスタTR
1 の信号出力電圧が“H”となっていると、出力端子1
2から例えば図示しないスイッチング手段に供給される
信号出力電圧は“H”となる。この“H”の信号出力電
圧は、例えば図示しないスイッチング手段に供給され、
例えばLED等で形成されるパイロットランプ等を消灯
させる。
【0022】次に、図1に示されたスイッチング装置1
1の回路上の抵抗R4 、第2のスイッチングトランジス
タTR2 で構成される帰還部13を加えた動作について
説明する。上記出力用の第1のスイッチングトランジス
タTR1 のベース電圧vb の値が上記出力用の第1のス
イッチングトランジスタTR1 のベース・エミッタ電圧
BEよりも大きいとき、上記出力用の第1のスイッチン
グトランジスタTR1 はオンしており、コレクタの出力
信号電圧は“L”となっている。この“L”の出力信号
電圧は、上記コンデンサC1 で保持されるとともに上記
第2のスイッチングトランジスタTR2 のベースに入力
される。この上記第2のスイッチングトランジスタTR
2 は、ベースに“L”が供給されるのであるからオフと
なり、抵抗R4 は遮断された状態となる。すなわち、上
述した帰還部13が無い状態と同じになる。
【0023】一方、上記出力用の第1のスイッチングト
ランジスタTR1 のベース電圧vb の値が上記出力用の
第1のスイッチングトランジスタTR1 のベース・エミ
ッタ電圧vBEよりも小さくなると、上記出力用の第1の
スイッチングトランジスタTR1 はオフになり、コレク
タの出力信号電圧は“H”となる。この“H”の出力信
号電圧は、上記第2のスイッチングトランジスタTR2
のベースに入力される。この上記第2のスイッチングト
ランジスタTR2 は、ベースに“H”が供給されるので
あるからオンとなり、抵抗R4 は接地される。したがっ
て、上記出力用の第1のスイッチングトランジスタTR
1 のベース電圧は、次式(2)となる。
【0024】
【数2】 ここで、(2)式中のR2 //R4 は、(R2 4 )/
(R2 +R4 )を表す。
【0025】上記の式(2)中のR2 //R4 は、抵抗
2 よりも小さいため、出力用の第1のスイッチングト
ランジスタTR1 のベース電圧vb が該出力用の第1の
スイッチングトランジスタTR1 のベース・エミッタ電
圧vBEよりも大きくなるためには、入力端子11に供給
される入力電圧vi は、前述した式(1)の場合に比べ
て大きくなければならない。
【0026】すなわち、入力電圧vi が“大”で出力が
“L”の状態から該入力電圧vi が減少していくときの
スレッシホールドレベルviaと、上記入力電圧v
i “小”で出力が“H”の状態から上記入力電圧vi
増大していくときのスレッシホールドレベルvibとの間
には、図2に示すように差が生ずる。つまり、図2のA
のような入力レベル対出力の特性となる。
【0027】このように上記帰還部13となる抵抗R4
と第2のスイッチングトランジスタTR2 を付加するこ
とにより、例えば第1のスイッチングトランジスタTR
1 がオンになれば第2のスイッチングトランジスタTR
2 はオフになり、第1のスイッチングトランジスタTR
1 のバイアスレベルが上がっても該第1のスイッチング
トランジスタTR1 は、オフしにくくなる。また、例え
ば第1のスイッチングトランジスタTR1 がオフになれ
ば第2のスイッチングトランジスタTR2 はオンにな
り、第1のスイッチングトランジスタTR1 のバイアス
レベルがさがっても該第1のスイッチングトランジスタ
TR1は、オンしにくくなる。
【0028】したがって、本発明の第1の実施例である
上記スイッチング装置11は、上記保持部となるコンデ
ンサC1 と上記帰還部13により、上記出力用の第1の
スイッチングトランジスタTR1 の出力信号電圧の
“L”を保持し、スレッシホールドレベル付近での動作
を安定させる。
【0029】次に、本発明に係るスイッチング装置の第
2の実施例を図3を用いて説明する。図3において、本
発明に係るスイッチング装置の第2の実施例は、入力端
子31に接続される抵抗R11、この抵抗R11がベースに
接続され、コレクタが抵抗R13を介して接地され、エミ
ッタが電源Bに接続されるpnp型の出力用の第1のス
イッチングトランジスタTR11と、上記抵抗R11と上記
第1のスイッチングトランジスタTR11のベースとの間
に一端が接続され、他端が電源Bに接続される抵抗R12
と、上記第1のスイッチングトランジスタTR1 のコレ
クタと接地との間に挿入されるコンデンサC11と、上記
第1のスイッチングトランジスタTR1 のコレクタにベ
ースが接続され、エミッタが電源Bに接続され、コレク
タが抵抗R14を介して上記第1のスイッチングトランジ
スタTR1 のベースに接続されるpnp型の第2のスイ
ッチングトランジスタTR12とを備えてなる。
【0030】図3に示された本発明に係るスイッチング
装置の第2の実施例は、入力端子41に入力される入力
電圧がある値よりも低い時に上記出力用の第1のスイッ
チングトランジスタTR11がオンとなる回路動作を行
う。
【0031】上記入力端子41に入力される入力信号が
ある値よりも低いと、上記出力用の第1のスイッチング
トランジスタTR11がオンしており、“H”の信号がコ
ンデンサC11に保持される。この“H”の信号は、上記
第2のスイッチングトランジスタTR12のベースに供給
され、この第2のスイッチングトランジスタTR12は、
オフとなり抵抗R14と該第2のスイッチングトランジス
タTR12は、遮断される。一方、上記入力端子41に入
力される入力信号があるレベルよりも高いと、この出力
用の第1のスイッチングトランジスタTR11は、オフし
ており、出力が“L”となっている。この“L”の信号
は、上記第2のスイッチングトランジスタTR12のベー
スに供給され、この第2のスイッチングトランジスタT
12は、オンとなり、上記出力用の第1のスイッチング
トランジスタTR11のベースには“H”の信号が供給さ
れる。
【0032】すなわち、本発明に係るスイッチング装置
の第2の実施例は、上記保持部となるコンデンサC11
上記帰還部33により、上記出力用の第1のスイッチン
グトランジスタTR11の出力信号電圧の“H”を保持
し、スレッシホールドレベル付近での動作を安定させ
る。
【0033】なお、本発明に係るスイッチング装置は、
上記第1、第2の実施例にのみ限定されるものでないこ
とはいうまでもない。また、適用される範囲も上記例に
限定されるものではなく、例えばBSチューナ等からノ
イズのみを抽出し、ノイズレベルを弁別するような場合
にも用いられる。図4には、本発明の第1の実施例を地
上波テレビジョン放送の音声に用いられるNICAMデ
ィジル音声信号とFM音声信号の2系統の音声信号を受
信する音声回路系に適用するときの回路図を示す。
【0034】図4において、テレビジョン受像機の受信
アンテナ59で受信されたテレビ電波は、例えばチュー
ナ、映像中間周波増幅器及び音声中間周波増幅器等のフ
ロントエンド60によって アナログ音声信号であるF
M音声信号とディジタル音声信号であるNICAM音声
信号の2系統の音声信号とされ、上記NICAMステレ
オ放送の受信機能を持つ音声回路系に入力端子1を介し
て供給される。FM音声信号は、FM復調器52で復調
される。また、NICAM音声信号は、NICAMデコ
ーダ回路53でデコードされる。上記NICAMステレ
オ放送は、ディジタル音声放送なので上記NICAMデ
コーダ回路53は、パリティチェック機能を持ってお
り、エラーがあるとエラーパルスを本発明に係るスイッ
チング装置11の入力端子10に供給する。上記エラー
は、テレビ信号のレベル低下等により多くなり、このエ
ラーパルスも増加する。上記入力端子10に供給された
エラーパルスの入力電圧の大きさによって、このスイッ
チング装置11の出力端子12から“L”または“H”
の信号が制御回路55に出力される。この制御回路5
は、上記スイッチング装置11から出力された“L”ま
たは“H”によって、音声スイッチ56を制御する。こ
の音声スイッチ56は、アナログ音声信号であるFM音
声信号とディジタル音声信号であるNICAM音声信号
とを上記制御回路55の制御によって切り換え、増幅器
57に供給する。この増幅器57に供給されたFM音声
信号またはNICAM音声信号のうちの一がスピーカ5
8から音声として発音される。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るスイッチング装置は、出力
用の第1のスイッチングトランジスタの出力端子と接地
との間に挿入されるコンデンサと、上記出力用の第1の
スイッチングトランジスタの出力端子を第2のスイッチ
ングトランジスタの制御端子に接続し、第2のスッチン
グトランジスタの出力端子を抵抗を介して第1のスイッ
チングトランジスタの入力端子に接続する帰還部によっ
て、出力信号電圧の高低を保持し、上記出力用の第1の
スイッチングトランジスタのスレッシホールドレベル付
近での動作を安定させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング装置の第1の実施例
をBSチューナに適用した回路図である。
【図2】本発明に係るスイッチング装置の第1の実施例
の入力信号対出力信号特性を示す図である。
【図3】本発明に係るスイッチング装置の第2の実施例
を示す回路図である。
【図4】本発明に係るスイッチング装置の第1の実施例
の他の適用例を示す回路図である。
【図5】従来のスイッチング装置の回路図である。
【符号の説明】
2・・・・・増幅器 3・・・・・混合器 4・・・・・局部発振器 5・・・・・選局回路 6・・・・・バンドパスフィルタ 7・・・・・自動利得調整増幅回路 8・・・・・FM検波器 11・・・・スイッチング装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のレベルに応じてオン/オフを
    するスイッチング装置において、 出力信号電圧の高低を保持する保持部と、 上記保持部からの保持出力が供給されて上記スイッチン
    グ装置の回路動作にヒステリシスを持たせる帰還部とを
    有するスイッチング装置。
  2. 【請求項2】 上記帰還部は、出力用の第1のスイッチ
    ング素子の出力端子を第2のスイッチング素子の制御端
    子に接続し、第2のスイッチング素子の出力端子を第1
    のスイッチング素子の入力端子に接続する構成を持つこ
    とを特徴とする請求項1記載のスイッチング装置。
JP33802991A 1991-11-28 1991-11-28 スイツチング装置 Withdrawn JPH05152920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195741A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Panasonic Corp 音声多重放送受信装置、及びテレビ放送受信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195741A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Panasonic Corp 音声多重放送受信装置、及びテレビ放送受信システム

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