JPH05152862A - 受光ｉｃ - Google Patents
受光ｉｃInfo
- Publication number
- JPH05152862A JPH05152862A JP34186391A JP34186391A JPH05152862A JP H05152862 A JPH05152862 A JP H05152862A JP 34186391 A JP34186391 A JP 34186391A JP 34186391 A JP34186391 A JP 34186391A JP H05152862 A JPH05152862 A JP H05152862A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- emitter
- base
- terminal
- photodiode
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォトダイオードのフォトカレントを増幅す
る出力トランジスタに流れる電流を一定化してフォトカ
レントが変化しても伝達遅延時間に変化が起きないよう
にする。 【構成】 ＶCC電源にフォトダイオードＰＤのカソード
と出力トランジスタＱ1のコレクタを接続し、フォトダ
イオードのアノードに出力トランジスタのベースと制御
トランジスタＱ2 のコレクタを接続し、出力端子Ｏutに
出力トランジスタのエミッタと制御トランジスタのベー
スと負荷抵抗ＲL の一端を接続し、ＧＮＤに制御トラン
ジスタのエミッタと負荷抵抗の他端とを接続する。
る出力トランジスタに流れる電流を一定化してフォトカ
レントが変化しても伝達遅延時間に変化が起きないよう
にする。 【構成】 ＶCC電源にフォトダイオードＰＤのカソード
と出力トランジスタＱ1のコレクタを接続し、フォトダ
イオードのアノードに出力トランジスタのベースと制御
トランジスタＱ2 のコレクタを接続し、出力端子Ｏutに
出力トランジスタのエミッタと制御トランジスタのベー
スと負荷抵抗ＲL の一端を接続し、ＧＮＤに制御トラン
ジスタのエミッタと負荷抵抗の他端とを接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトカプラやフォト
センサに用いられる、フォトダイオードとそのフォトカ
レントを増幅する回路とを１チップ化したフォトダイオ
ード内蔵受光ＩＣに関する。
センサに用いられる、フォトダイオードとそのフォトカ
レントを増幅する回路とを１チップ化したフォトダイオ
ード内蔵受光ＩＣに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、この種従来の受光ＩＣの回路図
である。同図に示されるように、従来の受光ＩＣは、Ｖ
CC電源−ＧＮＤ間に抵抗ＲL と出力トランジスタＱ1 と
の直列回路を接続し、カソードがＶCC電源に接続された
フォトダイオードＰＤのアノーゾを出力トランジスタＱ
1 のベースに接続したものである。
である。同図に示されるように、従来の受光ＩＣは、Ｖ
CC電源−ＧＮＤ間に抵抗ＲL と出力トランジスタＱ1 と
の直列回路を接続し、カソードがＶCC電源に接続された
フォトダイオードＰＤのアノーゾを出力トランジスタＱ
1 のベースに接続したものである。
【０００３】この受光ＩＣでは、フォトダイオードＰＤ
のフォトカレントを出力トランジスタＱ1 で増幅し、出
力端子Ｏｕｔから出力信号を得ている。
のフォトカレントを出力トランジスタＱ1 で増幅し、出
力端子Ｏｕｔから出力信号を得ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の受光Ｉ
Ｃでは、入力フォトカレントの大きさにより、出力トラ
ンジスタのベース電流が変化し、そのベースドライブ能
力が変化する。そのため、例えば、フォトカレントが小
さい場合には、スイッチング動作時において立ち上がり
時間が長くなるが立ち下がり時間については、立ち上が
り時間中に供給された電荷量が少ない為に、立ち下がり
時間は短くなる。
Ｃでは、入力フォトカレントの大きさにより、出力トラ
ンジスタのベース電流が変化し、そのベースドライブ能
力が変化する。そのため、例えば、フォトカレントが小
さい場合には、スイッチング動作時において立ち上がり
時間が長くなるが立ち下がり時間については、立ち上が
り時間中に供給された電荷量が少ない為に、立ち下がり
時間は短くなる。
【０００５】また逆に、フォトカレントが大きい場合に
は、立ち上がり時間が短くなるが、立ち下がり時間は長
くなる。
は、立ち上がり時間が短くなるが、立ち下がり時間は長
くなる。
【０００６】即ち、従来の受光ＩＣでは、入力フォトカ
レントにより立ち上がり、立ち下がり時間が大きく変化
し、この素子を用いた装置（フォトカプラ等）において
伝搬遅延の変動が大きいという欠点があった。
レントにより立ち上がり、立ち下がり時間が大きく変化
し、この素子を用いた装置（フォトカプラ等）において
伝搬遅延の変動が大きいという欠点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の受光ＩＣは、第
１の電極が第１の電源に接続されているフォトダイオー
ドと、コレクタが第１の電源に接続されベースが前記フ
ォトダイオードの第２の電極に接続されエミッタが出力
端子に接続された出力トランジスタと、一方の端子が出
力端子に接続され他方の端子が第２の電源に接続された
抵抗と、コレクタが前記フォトダイオードの第２の電極
に接続されベースおよびエミッタが前記抵抗に接続され
て前記出力トランジスタのエミッタ電流を一定に制御し
ている制御トランジスタと、を具備するものである。
１の電極が第１の電源に接続されているフォトダイオー
ドと、コレクタが第１の電源に接続されベースが前記フ
ォトダイオードの第２の電極に接続されエミッタが出力
端子に接続された出力トランジスタと、一方の端子が出
力端子に接続され他方の端子が第２の電源に接続された
抵抗と、コレクタが前記フォトダイオードの第２の電極
に接続されベースおよびエミッタが前記抵抗に接続され
て前記出力トランジスタのエミッタ電流を一定に制御し
ている制御トランジスタと、を具備するものである。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は、本発明の第１の実施例を示す回路
図である。本実施例では、出力トランジスタのコレクタ
がＶCCに直結され、抵抗ＲL がエミッタ側に接続されて
いる。そして、コレクタがフォトダイオードＰＤのアノ
ードと出力トランジスタＱ1 のベースとの接続点に接続
され、ベースが出力トランジスタＱ1 のエミッタと抵抗
ＲL の接続点である出力端子Ｏｕｔに接続され、エミッ
タがＧＮＤに接続された制御トランジスタＱ2 が追加さ
れている。
て説明する。図１は、本発明の第１の実施例を示す回路
図である。本実施例では、出力トランジスタのコレクタ
がＶCCに直結され、抵抗ＲL がエミッタ側に接続されて
いる。そして、コレクタがフォトダイオードＰＤのアノ
ードと出力トランジスタＱ1 のベースとの接続点に接続
され、ベースが出力トランジスタＱ1 のエミッタと抵抗
ＲL の接続点である出力端子Ｏｕｔに接続され、エミッ
タがＧＮＤに接続された制御トランジスタＱ2 が追加さ
れている。
【０００９】本実施例の回路では、フォトダイオードに
光が照射されフォトカレントが流れるとき出力トランジ
スタに流れる電流は定電流化されたものとなる。制御ト
ランジスタＱ2 のベース−エミッタ間電圧をＶBE2 とし
て出力トランジスタに流れる電流Ｉ1 は次式で与えらえ
るからである。 Ｉ1 ＝ＶBE2 ／ＲL よって、本実施例では、フォトダイオードＰＤのフォト
カレントが増・減しても立ち上がり、立ち下がり時間に
大きな差が生じることはなくなる。
光が照射されフォトカレントが流れるとき出力トランジ
スタに流れる電流は定電流化されたものとなる。制御ト
ランジスタＱ2 のベース−エミッタ間電圧をＶBE2 とし
て出力トランジスタに流れる電流Ｉ1 は次式で与えらえ
るからである。 Ｉ1 ＝ＶBE2 ／ＲL よって、本実施例では、フォトダイオードＰＤのフォト
カレントが増・減しても立ち上がり、立ち下がり時間に
大きな差が生じることはなくなる。
【００１０】従来の受光ＩＣをフォトカプラに組み込ん
だ場合、フォトカプラの入力電流ＩF を５ｍＡ〜２０ｍ
Ａに変化させた場合、伝搬遅延の変動は５０％であった
が、本実施例の受光ＩＣをフォトカプラに組み込んだ場
合には、同様の測定で伝搬遅延の変動を２０％以下に抑
えることができた。
だ場合、フォトカプラの入力電流ＩF を５ｍＡ〜２０ｍ
Ａに変化させた場合、伝搬遅延の変動は５０％であった
が、本実施例の受光ＩＣをフォトカプラに組み込んだ場
合には、同様の測定で伝搬遅延の変動を２０％以下に抑
えることができた。
【００１１】図２は、本発明の第２の実施例を示す回路
図である。本実施例では、出力トランジスタＱ10がダー
リントン構造となっており、この構成により大電流駆動
の場合でも伝搬遅延の変動を抑制することが可能とな
る。
図である。本実施例では、出力トランジスタＱ10がダー
リントン構造となっており、この構成により大電流駆動
の場合でも伝搬遅延の変動を抑制することが可能とな
る。
【００１２】図３は、本発明の第３の実施例を示す回路
図である。本実施例では、図１の実施例に対して半導体
の導電型を逆にしている外、負荷となる抵抗を抵抗ＲL1
とＲL2とに分け、制御トランジスタＱ2 のベース、エミ
ッタを抵抗ＲL2側に接続するという変更を加えている。
本実施例では、第１、第２の実施例と同様の効果を有す
る外、出力電圧を高くできるという利点がある。
図である。本実施例では、図１の実施例に対して半導体
の導電型を逆にしている外、負荷となる抵抗を抵抗ＲL1
とＲL2とに分け、制御トランジスタＱ2 のベース、エミ
ッタを抵抗ＲL2側に接続するという変更を加えている。
本実施例では、第１、第２の実施例と同様の効果を有す
る外、出力電圧を高くできるという利点がある。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フォト
ダイオードのフォトカレントを増幅する出力トランジス
タのエミッタ側に負荷抵抗を接続しこの負荷抵抗に制御
トランジスタのベース、エミッタを接続したものである
ので、本発明によれば、フォトダイオードによって生成
されるフォトカレントの変化に関係なく出力トランジス
タのエミッタ電流を一定化することができる。
ダイオードのフォトカレントを増幅する出力トランジス
タのエミッタ側に負荷抵抗を接続しこの負荷抵抗に制御
トランジスタのベース、エミッタを接続したものである
ので、本発明によれば、フォトダイオードによって生成
されるフォトカレントの変化に関係なく出力トランジス
タのエミッタ電流を一定化することができる。
【００１４】よって本発明によれば、フォトカレントの
多少に関係なく出力トランジスタの立ち上がり、立ち下
がり時間を一定化させることができ、本受光ＩＣを組み
込んだ応用機器の伝搬遅延時間の変動を抑制することが
できる。
多少に関係なく出力トランジスタの立ち上がり、立ち下
がり時間を一定化させることができ、本受光ＩＣを組み
込んだ応用機器の伝搬遅延時間の変動を抑制することが
できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す回路図。
【図２】本発明の第２の実施例を示す回路図。
【図３】本発明の第３の実施例を示す回路図。
【図４】従来例の回路図。
Claims (1)
- 【請求項１】 第１の電極が第１の電源に接続されてい
るフォトダイオードと、 コレクタが第１の電源に接続され、ベースが前記フォト
ダイオードの第２の電極に接続され、エミッタが出力端
子に接続されている出力トランジスタと、 一方の端子が出力端子に接続され、他方の端子が第２の
電源に接続されている抵抗と、 ベースおよびエミッタが前記抵抗に接続されて前記出力
トランジスタのエミッタ電流を一定に制御している制御
トランジスタと、 を具備する受光ＩＣ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34186391A JPH05152862A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 受光ｉｃ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34186391A JPH05152862A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 受光ｉｃ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05152862A true JPH05152862A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18349332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34186391A Pending JPH05152862A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 受光ｉｃ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05152862A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102132374A (zh) * | 2008-08-27 | 2011-07-20 | 惠普开发有限公司 | 用于超快低功率光电探测器的动态阻抗接收器电路 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP34186391A patent/JPH05152862A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102132374A (zh) * | 2008-08-27 | 2011-07-20 | 惠普开发有限公司 | 用于超快低功率光电探测器的动态阻抗接收器电路 |
| JP2012500560A (ja) * | 2008-08-27 | 2012-01-05 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル．ピー． | 超高速低電力光検出器のための動的インピーダンス受信回路 |
| US8492700B2 (en) | 2008-08-27 | 2013-07-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Dynamic impedance receiver circuit having a first and second impedances during charging and discharging phases respectively for ultrafast low-power photodetector |
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