JPH0515279U - ラツチングリレ―駆動回路 - Google Patents

ラツチングリレ―駆動回路

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JPH0515279U
JPH0515279U JP1242591U JP1242591U JPH0515279U JP H0515279 U JPH0515279 U JP H0515279U JP 1242591 U JP1242591 U JP 1242591U JP 1242591 U JP1242591 U JP 1242591U JP H0515279 U JPH0515279 U JP H0515279U
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JP
Japan
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coil
relay
reset
reset coil
capacitor
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Withdrawn
Application number
JP1242591U
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Inventor
義彦 立川
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラッチングリレ―の励磁電源の電源系統が停電
や緊急操作によってオフになった場合にはラッチングリ
レ―の接点の状態を確実にリセットできるラッチングリ
レ―の駆動回路を提供する。 【構成】セットコイルとリセットコイルと同時に開閉さ
れる複数のリレ―接点を有するラッチングリレ―と、こ
れらセットコイルおよびリセットコイルと並列に接続さ
れた励磁電源と、この励磁電源と並列に接続された第1
のコンデンサと、第2のコンデンサと抵抗の少なくとも
いずれかを具備し、前記リセットコイルと前記リレ―接
点の一つを直列に接続し、前記抵抗をリセットコイルと
直列に接続されたリレ―接点と並列に接続し、前記第2
のコンデンサをリセットコイルまたはリセットコイルと
リレ―接点との直列回路に並列に接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はラッチングリレ―駆動回路に関するものであり、詳しくは、リセット 動作の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のラッチングリレ―駆動回路の一例を示す回路図である。図におい て、1はラッチングリレ―であり、セットコイル2とリセットコイル3とリレ― 接点4,5を有している。6は励磁電源であり、例えばトランジスタを用いた半 導体スイッチ7,8を介してセットコイル2およびリセットコイル3に接続され ている。なお、リレ―接点は用途に応じて適宜増減される。
【0003】 このような構成において、半導体スイッチ7,8は例えばコンピュ―タから出 力される制御信号S,Sにより選択的に一定時間駆動される。半導体スイッ チ7がオンになることによりセットコイル2は励磁電源6で励磁されてリレ―接 点3,4はオン(オフ)のセット状態になり、半導体スイッチ8がオンになるこ とによりリセットコイル2は励磁電源6で励磁されてリレ―接点3,4はオフ( オン)のリセット状態になる。
【0004】 これらリレ―接点3,4のセット,リセット状態は励磁電流を遮断しても維持 されることからリレ―接点3,4の状態を切り換えたい場合にのみ励磁電流を流 せばよく、励磁電流が少なくて済むという利点がある。
【0005】 ところで、このようなラッチングリレ―の用途例として、図8に示すように、 ラッチングリレ―1の接点4を介して大電流リレ―9のコイル10に励磁電源1 1から励磁電流を供給し、負荷12に負荷電源13から大電力を供給することが 行われている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のこのような用途例において、ラッチングリレ―1の接点4,5 がオンになっている状態でラッチングリレ―1の励磁電源6の電源系統が停電や 緊急操作によってオフになると、ラッチングリレ―1の接点4のオンの状態はリ セットコイル3の励磁によってリセットされるまでの間保持されることになり、 大電流リレ―9のコイル10への励磁電源11からの励磁電流の供給状態は継続 されて、負荷12には負荷電源13から大電力が連続して供給され続ける状態に なる。 また、すべての電源系統が緊急にオフになって再びオンに復旧した場合、負荷 12に突然大きな電力が加えられることになり、極めて危険である。 本考案は、このような問題点に着目したものであり、その目的は、ラッチング リレ―の励磁電源の電源系統が停電や緊急操作によってオフになった場合にはラ ッチングリレ―の接点の状態を確実にリセットできるラッチングリレ―の駆動回 路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案は、 セットコイルとリセットコイルと同時に開閉される複数のリレ―接点を有する ラッチングリレ―と、これらセットコイルおよびリセットコイルと並列に接続さ れた励磁電源と、この励磁電源と並列に接続された第1のコンデンサと、第2の コンデンサと抵抗の少なくともいずれかを具備し、 前記リセットコイルと前記リレ―接点の一つを直列に接続し、前記抵抗をリセ ットコイルと直列に接続されたリレ―接点と並列に接続し、前記第2のコンデン サをリセットコイルまたはリセットコイルとリレ―接点との直列回路に並列に接 続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
励磁電源がオフになったとき、リセットコイルにはコンデンサから励磁電流が 加えられる。このとき、抵抗と並列に接続されているリレ―接点がオンになって いるとすると、コンデンサの出力電流はリレ―接点を通ってリセットコイルを流 れることになるが、リセットコイルはインダクタンスを持っているのである程度 の遅れ時間が発生することになり、その間のリセットコイルの励磁によってこの リレ―接点はオフになる。リレ―接点がオフになるとコンデンサの出力電流はリ セットコイルと直列接続された抵抗を流れる。 従って、リセットコイルと直列接続される抵抗の抵抗値を、リセットコイルの 励磁状態がラッチングリレ―をセット状態から安定したリセット状態に切り換え るのに充分な一定時間持続できる値に設定しておくことにより、励磁電源がオフ になったときにラッチングリレ―を確実にリセット状態にできる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す回路図であり、図7と共通する部分には同一符 号を付けている。図において、14は本考案で用いるラッチングリレ―であり、 リセットコイル3と直列接続された抵抗15を内蔵している。そして、リレ―接 点の一つ(本実施例で5)はこの抵抗15と並列に接続されている。16はコン デンサであり、励磁電源6と並列に接続されている。励磁電源6とコンデンサ1 6の間には励磁電源6からコンデンサ16に向かって順方向になるようにダイオ ―ド17が接続されている。
【0010】 図2は図1のリセットコイルの系統に着目した回路図であり、図3はその動作 を説明する波形図である。リレ―接点5がオンになっているセット状態で励磁電 源6がオフになると、図示しないコンピュ―タは励磁電源6のオフ状態を検出し て制御信号Sを出力し、半導体スイッチ8をオンにする。
【0011】 この結果、コンデンサ16に充電されている電荷がリセットコイル3に流れ、 リセットコイル3を励磁する。このリセットコイル3の励磁により、リレ―接点 5はオフになる。ここで、ダイオ―ド17はコンデンサ16側から励磁電源6へ の逆流を防止するように機能する。 リレ―接点5のオフ状態は励磁電流の所定値Ithの大きさが一定時間T保 持されることにより安定するが、リレ―接点5がオフになるとリセットコイル3 への励磁電流は抵抗15を通って流れるので、抵抗15の抵抗値をリセットコイ ル3のパラメ―タを考慮して適切な値に設定することによって安定状態を実現で きる。 そして、共通の励磁電源6およびコンデンサ16に接続されている複数のラッ チングリレ―の動作速度にバラツキがある場合、最も早くリレ―接点5がオフに なったものに流れる励磁電流は抵抗15により小さく制限され、残りのコンデン サ16の電荷は他の動作速度の遅いラッチングリレ―のリセット動作に寄与する ことになる。
【0012】 実験例によれば、リレ―接点5がオンになっているセット状態で励磁電源6が オフになることによりリセットコイル3に流れる励磁電流は、抵抗を設けない従 来の回路においては図3に破線で示すようにピ―クは数100mAで所定値I の大きさが保たれている時間t(<T)は数10μsであったが、本考案 の場合には図3に実線で示すようにピ―クは数10mAになって所定値Ithの 大きさが保たれている時間t(>T)は数10msになった。
【0013】 このように構成することにより、コンデンサの容量が等しい場合には従来より も多くのラッチングリレ―をリセット駆動でき、ラッチングリレ―の数が等しい 場合にはコンデンサの容量を小さくできて小形化が図れる。
【0014】 図4は本考案の他の実施例を示す要部回路図である。図4の回路では、抵抗1 5とリセットコイル3の直列回路と並列に、第2のコンデンサ18を接続してい る。このように構成することにより、リセットコイル3にはコンデンサ18から も励磁電流が供給されることになり、コンデンサ16の容量を図1よりも小さく できる。
【0015】 図5も本考案の他の実施例を示す要部回路図である。図5の回路では、リセッ トコイル3と並列に、第2のコンデンサ18を接続している。このように構成す ることによっても、図4と同様の効果が得られる。
【0016】 図6も本考案の他の実施例を示す要部回路図である。図6の回路では図5の回 路から抵抗15を除いている。このような構成によれば、リセットコイル3が励 磁されて接点5がオフになると、電流消費が零になるという効果が得られる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ラッチングリレ―の励磁電源の電源系 統が停電や緊急操作によってオフになった場合にはラッチングリレ―の接点の状 態を確実にリセットできるラッチングリレ―駆動回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路図である。
【図2】図1の要部の回路図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】本考案の他の実施例の要部の回路図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部の回路図である。
【図6】本考案の他の実施例の要部の回路図である。
【図7】従来のラッチングリレ―駆動回路の一例を示す
回路図である。
【図8】図7の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
2 セットコイル 3 リセットコイル 4,5 リレ―接点 6 励磁電源 14 ラッチングリレ― 15 抵抗 16,18 コンデンサ 17 ダイオ―ド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットコイルとリセットコイルと同時に
    開閉される複数のリレ―接点を有するラッチングリレ―
    と、これらセットコイルおよびリセットコイルと並列に
    接続された励磁電源と、この励磁電源と並列に接続され
    た第1のコンデンサと、第2のコンデンサと抵抗の少な
    くともいずれかを具備し、 前記リセットコイルと前記リレ―接点の一つを直列に接
    続し、前記抵抗をリセットコイルと直列に接続されたリ
    レ―接点と並列に接続し、前記第2のコンデンサをリセ
    ットコイルまたはリセットコイルとリレ―接点との直列
    回路に並列に接続したことを特徴とするラッチングリレ
    ―駆動回路。
JP1242591U 1991-03-07 1991-03-07 ラツチングリレ―駆動回路 Withdrawn JPH0515279U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016035474A1 (ja) * 2014-09-03 2016-03-10 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016035474A1 (ja) * 2014-09-03 2016-03-10 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ
JP2016054032A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ

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