JPH05152186A - 測定装置及び露光装置及び露光装置の位置決め方法 - Google Patents

測定装置及び露光装置及び露光装置の位置決め方法

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JPH05152186A
JPH05152186A JP4128334A JP12833492A JPH05152186A JP H05152186 A JPH05152186 A JP H05152186A JP 4128334 A JP4128334 A JP 4128334A JP 12833492 A JP12833492 A JP 12833492A JP H05152186 A JPH05152186 A JP H05152186A
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pattern
wafer
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Tetsushi Nose
哲志 野瀬
Mitsuaki Amamiya
光陽 雨宮
Kenji Saito
謙治 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検対象であるパターンの間隔を高精度に測
定する。 【構成】 基準となるパターンが設けられているマスク
とオートアライメント検出系を内蔵する筐体12に対
し、被検対象であるパターンを有するウエハ2を移動可
能とし、オートアライメント検出系の信号と移動量測長
器23を基にウエハ2のパターン間隔の測長を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子製造
用の露光装置によって作成されるパターンの間隔を高精
度に測定する測定装置及び露光装置及び露光装置の位置
決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子製造用の電子線、光
束、X線露光装置によって作成されるパターン間隔の測
定は、その露光装置とパターン作成時のプロセス等がも
たらす寸法歪みを高精度に評価する上で極めて重要であ
る。例えば、光ステッパ等では現在多く使用されている
ステッパのレチクルをウエハ上に縮小結像する光学系等
の投影系の歪、熱やウエハを移動するステージの不正確
さに伴う歪が、ウエハ上に焼き付られたパターンとして
現れる。現今のように、パターン線幅をサブミクロンと
する高い集積度を要求される状況にあっては、これらの
歪測定も更に1桁小さい0.01μm以下のオーダが求
められ、これに対応したパターン間の寸法測定手段が必
須となっている。
【0003】従来からパターン間の測長方法としては、
図21(a) に示すようなウエハU上のパターンPに光束
を細く絞って投光し、パターンPのエッジからの散乱光
を観察する方法などが行われている。即ち、被検物であ
るウエハU上の被測定パターンPに垂直方向に、集束さ
せたレーザー光Laを走査し、エッジで生ずる散乱光を一
対の検出器D1、D2で検出して、図21(b) に示すように
レーザー光Laの走査距離から線幅WやパターンP間の距
離を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のウエ
ハプロセスで問題となるレジストパターン等では、明確
なエッジを持ったパターンとは限らず、むしろ輪郭が不
鮮明なエッジの場合が多く、測定値と真値の間で0.1
〜0.2μmにも及ぶ誤差を生ずる場合があり、焼付光
学系の歪をパターン間の寸法によって評価するという目
的が十分に得られず、精度的に不十分な場合がまま生ず
ることがある。
【0005】本発明の目的は、上述の従来例の欠点に鑑
み、レジストパターン等においても常に高精度なパター
ン間測長が可能になる測長装置、及びそのような測長機
能を持つ露光装置、及びその測長を用いて露光装置の位
置決めを高精度に実施できる位置決め方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る測長装置は、複数のアライメントパタ
ーンを有する被検対象としての第1の物体と基準となる
アライメントパターンを有する第2の物体とに関して、
前記アライメントパターン同志の整合状態を光学的に検
出するアライメント検出手段と、前記第1の物体と第2
の物体とを相対的に移動する移動手段と、該移動手段の
移動量を測定する測長手段とを具備し、前記第1物体の
複数のアライメントパターンの内の少なくとも幾つかと
前記第2の物体のアライメントパターンとの前記アライ
メント検出手段による整合状態の検出と、前記測長手段
による測定とからパターン間測長を行うことを特徴とす
るものである。
【0007】上記特定発明に関連する本発明に係る露光
装置は、複数のアライメントパターンを有する被検対象
としての第1 物体と基準となるアライメントパターン
を有する第2の物体とに関して、前記アライメントパタ
ーン同志の整合状態を検出し、その結果に基づいて前記
第1物体と第2物体とを整合して露光を行う露光装置に
おいて、前記整合状態を検出するアライメント検出手段
と、前記第1の物体と第2の物体とを相対的に移動する
移動手段と、該移動手段の移動量を測定する測長手段と
を具備し、前記第1物体の複数のアライメントパターン
の内の少なくとも幾つかと前記第2の物体のアライメン
トパターンとの前記アライメント検出手段による整合状
態の検出と、前記測長手段の測定とからパターン間測長
を行うことを特徴とするものである。
【0008】また、上記特定発明に関連する本発明に係
る露光装置の位置決め方法は、複数のアライメントパタ
ーンを有する被検対象としての第1の物体と基準となる
アライメントパターンを有する第2の物体とに関して、
前記アライメントパターン同志の整合状態を検出し、そ
の結果に基づいて前記第1物体と第2物体とを整合して
露光を行う装置に関し、該露光装置を用いて前記第1物
体に前記複数のアライメントパターンを形成する形成工
程と、前記形成工程により形成された前記第1物体の複
数のアライメントパターンのうちの少なくとも幾つか
と、前記第2物体のアライメントパターンと同様のアラ
イメントパターンを有する基準物体のアライメントパタ
ーンとの整合状態の順次の検出を行う検出工程と、前記
検出工程時の前記第1物体と基準物体との相対移動量の
測定を行う測定工程と、前記検出工程と測定工程とから
パターン間測長を行うパターン測長工程と、該パターン
測長工程の結果に基づいて前記露光装置の位置決めを行
う位置決め工程とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上述の構成を有する測定装置及び露光装置及び
露光装置の位置決め方法は、被検対象であるアライメン
トパターンを有する第1の物体と基準となるパターンを
有する第2の物体とを相対的に移動しながらオートアラ
イメント検出手段によりずれ量を検出し、所定のずれ量
が得られる移動量を測定してパターン間隔を求める。
【0010】
【実施例】図1のエッジ散乱光の検出機能に相当する光
プローブとして、オートアライメント機能を利用する点
が上述の構成の第1の特長であるが、このようなオート
アライメントの検出機能を行う方法としては、次に挙げ
るような方法が知られている。
【0011】(1) 本出願人が既に出願済であるオートア
ライメント方式の回折光に集光作用を持たせたゾーンプ
レートパターンによりアライメンを行う方法。
【0012】(2) 特開昭63−38102号公報、同6
4−89323号公報に開示されているような、マスク
とウエハに直接格子を設け、それぞれの回折光によって
もたらされる特定の光の強度を検出してアライメントを
行う所謂2重回折格子法。
【0013】(3) Optional Engineering March/April 1
983 VOL.22 No.2 p.203〜に発表されているような、マ
スクとウエハ上にそれぞれゾーンプレートを設け、それ
ぞれからの回折光を検出してアライメントを行う方法。
【0014】(4) Joarnal of Vacume. Science and Tec
hnology16(6)Nov/Dec.1979 p.1954〜及び特開平1−1
08741号公報に記載されているような、マスク上に
シリドリカルレンズと同じ作用の回折光を発生するグレ
ーティングを設け、ウエハ上に点列格子パターンを設
け、マスク上とウエハ上のパターンの回折を介して得ら
れる光の強度を検出してアライメントを行う方法。
【0015】(5) 特開平1−101630号公報、同2
00620号公報、同191421号公報に開示されて
いるような、マスクとウエハ上に設けられたパターンを
画像として光学系で画像センサに結像し、画像処理によ
りずれを検出するアライメント方法。
【0016】これらのアライメント方法に共通している
ことは、次の通りである。 (イ) マスクとウエハという2つの位置合わせをする物体
上に、何れもパターンが設けられている。
【0017】(ロ) マスクとウエハが一致した状態を判定
する検出信号を得ており、その検出精度が0.01μm
或いはそれ以下の高精度であること。
【0018】(ハ) マスクとウエハ上のパターンは、例え
ば50μm×20μm以上或いは2μm×50μm以上
ある一定のパターンエリアの上に設けられており、これ
らのパターンエリアの平均的なパターンのでき具合によ
り、信号の値が決定されること。
【0019】(ニ) パターンのエッジのできが完全でな
く、少しだれていてもその影響は回折効率として信号の
絶対強度に効いていくるので、これのために精度の低下
を招き難い。従って、図1の方法に比べて、パターンの
位置、寸法測長にとってより高精度化を達成し易いこ
と。
【0020】以下に、本発明を図1〜図20に図示の実
施例に基づいて詳細に説明する。図1はマスク1とウエ
ハ2上に設け、回折光がレンズと同じ作用をするゾーン
プレートから成るパターンにより得られるスポットの間
隔により、マスク1とウエハ2の位置ずれ検出を行う検
出原理の説明図である。マスク1及びウエハ2には、第
1の信号光束B1を得るためのアライメントマーク1a、
2aがそれぞれ設けられ、更に第2の信号光束B2を得る
ためのアライメントマーク1b、2bがそれぞれ設けら
れている。各アライメントマーク1a、1b、2a、2
bは一次元又は二次元のレンズ作用を有する例えばフレ
ネルゾーンプレートやグレーティングレンズから成る物
理光学素子の機能を有している。アライメントマーク1
a、2a及び1b、2bに対向して第1及び第2の信号
光束B1、B2をそれぞれ検出するための第1及び第2の検
出部3、4が設けられており、これらの検出部3、4と
ウエハ2からの光学的な距離を説明の便宜上同じ値のL
とする。更に、マスク1とウエハ2との間隔をδ、アラ
イメントマーク1a、1bの焦点距離をそれぞれfa1 、
fa2 とし、マスク1とウエハ2の相対位置ずれ量をεと
し、そのときの検出部3、4における第1及び第2の信
号光束B1、B2の重心の合致状態からの変位量をそれぞれ
S1、S2とする。なお、マスク1に入射するアライメント
光束は便宜上平面波であるとする。また、便宜上光束B
1、B2はアライメントマークを透過回折するものとして
示している。
【0021】信号光束B1、B2の重心の変位量S1、S2は、
アライメントマーク1a及び1bの焦点位置F1、F2とア
ライメントマーク1a、1bの光軸中心を結ぶ直線と、
検出部3、4の受光面との交点として幾何学的に求めら
れる。従って、マスク1とウエハ2の相対位置ずれに対
して、各信号光束B1、B2の重心の変位量S1、S2を互いに
逆方向に得るためには、アライメントマーク1a、1b
の光学的な結像倍率の符号を互いに逆とすることにより
達成できる。また、定量的には、 S1=−{(L−fa1 +δ) /(fa1−δ)}・ ε S2=−{(L−fa2 +δ) /(fa2−δ)}・ ε と表すことができ、ずれ倍率として、β1 =S1/ε、β
2 =S2/εと定義できる。
【0022】従って、ずれ倍率を逆符号とするには、 ( L−fa1 +δ)(fa2 −δ)/{(L−fa2 +δ)(fa1 −δ)}<0 の条件を満足すればよい。このうち、実用的な構成条件
の1つとして、次の条件がある。 L≫|fa1 | fa1 /fa2 <0 |fa1 |>δ |fa2 |>δ
【0023】即ち、アライメントマーク1a、1bの焦
点距離fa1 、fa2 に対して、検出部3、4までの距離L
を大きく、かつマスク1、ウエハ2の間隔δを小さく
し、更にアライメントマーク1a、1bの何れか一方を
凸レンズ、他方を凹レンズとする構成である。
【0024】図1の図面上側にはアライメントマーク1
aにより入射光束を集光光束とし、その集光点F1に至る
前にアライメントマーク2aに光束を照射し、これを更
に第1の検出部3に結像させている。この場合のアライ
メントマーク2aの焦点距離fb1 は、次のレンズの式を
満たすように定められる。 1/(fa1 −δ)+1/L=−1/fb1
【0025】同様に、図1の図面下側にはアライメント
マーク1bにより入射光束を入射側の点であるF2から発
散する光束とし、これをアライメントマーク2bを介し
て、第2の検出部4に結像させる。ここで、アライメン
トマーク2bの焦点距離fb2は、次式を満足するように
定められる。 1/(fa2 −δ)+1/L=−1/fb2
【0026】以上の構成条件により、アライメントマー
ク1a、2aの集光像に対する結像倍率は、図1から明
らかに正の倍率であり、ウエハ2のずれ量εと検出部3
の光点変位量S1の方向は逆となり、先に定義したずれ倍
率β1 は負となる。同様に、アライメントマーク1bの
点像(虚像)に対するアライメントマーク2bの結像倍
率は負であり、ウエハ2のずれ量εと検出部4上の光点
変位量S2の方向は同方向で、ずれ倍率β2 は正となる。
従って、マスク1とウエハ2の相対ずれ量εに対して、
アライメントマーク1a、2aの系とマーク1b、2b
の系の信号光束ずれS1、S2は互いに逆方向となる。
【0027】図2は配置図であり、図1と同じ部材は同
じ符号で表し、マスク1とウエハ2のずれの量と検出部
3、4の出力信号の差、即ち信号光束B1、B2の検出部
3、4上の入射位置のオートアライメント方向であるx
方向の間隔の関係を模式的に示している。各アライメン
トマーク1a、1bと2a、2bは、それぞれマスク1
の面上とウエハ2の面上のスクライブライン1c、2c
上に設けられている。アライメントマーク1a、1b、
2a、2bは、図3に示すようにそれぞれ異なった値の
焦点距離を有するフレネルゾーンプレート又はグレーテ
イングレンズから成っている。これらのマーク1a〜2
bの寸法は、それぞれスクライブライン1c、2cの方
向(x方向)に50〜300μm、スクライブライン1
c、2cの幅方向(y方向)に20〜100μmが実用
的に適当な寸法である。
【0028】第1の信号光束B1、第2の信号光束B1は、
ピックアップ筐体内の光源から出射し、所定のビーム径
にコリメートされている。光源には半導体レーザー、H
e−Neレーザー、Arレーザー等のコヒーレント光束
を放射する光源や、発光ダイオード等の非コヒーレント
光束を放射する光源等が用いられ、第1、第2の信号光
束B1、B2をそれぞれ受光する検出部3、4は一次元CC
Dから構成されている。
【0029】本実施例では、信号光束B1、B2はそれぞれ
マスク1の面上のアライメントマーク1a、1bに所定
の角度で入射した後に透過回折し、更にウエハ2の面上
のアライメントマーク2a、2bで原理図とは異なり反
射回折し、更にマスク1を通過して検出部3、4の位置
3a、4aに入射している。そして、検出部3、4でこ
れらの面上に入射した信号光束B1、B2の重心位置を検出
し、この出力信号、例えば変位量の差S1−S2の値を用い
てマスク1とウエハ2のパターン1a、1b、2a、2
bについての位置ずれ検出を行っている。具体的には、
例えば式ε=(S1 −S2) /( β1 −β2)を用い、求めた
S1−S2の値からずれ量εを算出する方法を用いる。
【0030】なお、ずれ量εがOの場合の光束B1、B2の
重心位置つまり検出部3、4からの出力信号の同定は、
別途実焼評価等によって例えばマスク1とウエハ2間の
状態を確かめておき、これらのサンプルにおける信号、
値をずれ量ε=Oとして決定すればよい。例えば、2光
束の各検出部入射位置のX方向間隔を求め、このときの
間隔値をS1−S2=0の場合の基準間隔とし、実際の測定
時に得られる間隔の基準間隔からの変動量をS1−S2の値
とする。
【0031】図4はこの位置ずれ検出をプロキシミティ
型半導体製造装置に適用した本発明の第1実施例の装置
周辺部分の構成図を示し、ウエハ2はウエハステージ5
上に載置されている。マスク1の斜め上方にはピックア
ップ筐体6が配置され、筐体6内にはコリメータレンズ
(又はビーム径変換レンズ)7、投射光束折り曲げミラ
ー8を介して、第1、第2の信号光束B1、B2をマスク
1、ウエハ2に投光するための光源9が設けられ、更に
検出部3、4が内蔵されている。光源9からの光束はレ
ンズ7を通りミラー8で反射し、マスク1、ウエハ2を
経由し、今度はミラー8を透過して検出部3、4に至
る。検出部3、4の出力は位置ずれ信号処理部10に接
続され、処理部10の出力はウエハステージ駆動部11
を介してウエハステージ5を、位置ずれが0になるよう
に動かすようにされている。このようにして、マスク1
とウエハ2の位置合わせが行われる。そして、この位置
合わせされた状態で、焼付露光が行われることになる。
【0032】この場合においても、マスク1とウエハ2
の相対位置ずれ量の検出は、先に説明したようにして行
われる。マスク1とウエハ2がずれ量εに対して検出部
3、4上への入射位置の移動距離を100・ε〜500
・εといった高倍率に設定でき、例えばマスク1とウエ
ハ2の移動量に対する入射位置の移動倍率を500倍に
選択すれば、検出部3、4上で1μmの移動量を検出す
ると、マスク1とウエハ2のずれ量εでは1/500=
0.002μmの検出が可能となり、高精度のアライメ
ントずれの検出が達成できる。
【0033】図5は面間隔測定部を含む実施例の部分構
成図であり、図2、図4に示したものと同部材は同じ符
号を付してあるが、図5における筐体6及びその内部の
部材、つまり検出部3、4、光源9、レンズ7、ハーフ
ミラー8は、図5のアライメント用の筐体6及びその内
部部材と、機能、構成は同じの測長用の別設部材であ
る。
【0034】被検物であるウエハ2の上方には、アライ
メント光学系とマスク1とを一体にして、ウエハ2と相
対的に移動可能とするようにした筐体12が設けられて
いる。マスク1と同じマーク1a、1bを有する測長用
の筐体12内には、マスク1’とウエハ2の間隔を測定
するための面間隔測定器13が設けられており、この面
間隔測定器13はレンズ系14、CCDカメラ15、レ
ンズ駆動系16とレンズ駆動量を測定するための変位計
17から成っている。マスク1’のマーク1a、1bと
面間隔測定器13との関係は同一の筐体12内に固定さ
れているため、予め組立調整時に実測により求められて
いる。
【0035】図6はこの実施例の斜視図であり、ウエハ
2はウエハチャック18により吸着され、一軸方向にガ
イド19に沿って移動可能なウエハステージ5上に載置
されている。なお、y軸方向の移動機構は省略してある
が、y軸方向に動かす場合には、ステージ5の下に更に
y軸方向に可能なステージとy軸方向の移動距離を測定
する測長器を付設すればよい。移動測長を測定するため
にステージ5の上には反射ミラー20が取り付けられ、
このミラー20にはプリズム21を介して測長用の光源
22からの光束が投影され、その反射光はプリズム21
を介して干渉計である測長器23に入射し、その出力は
そのままx軸方向のステージ5の移動量として表示器2
4に表示される。
【0036】以下に、パターン測長の実施方法を説明す
る。ウエハ2上には或る間隔をおいて、アライメントマ
ーク2a、2bに相当するパターンが、W1、W2、W3、・
・・として焼付けられている。このパターンW1、W2、W
3、・・・を焼付けた露光装置の焼付け歪やプロセス上
の歪の量は、マスク1’を有する筐体12に対してステ
ージ5を動かして、マスク1’のパターンとウエハ2の
パターンW1、W2、W3、・・・同志を順次に合わせて、ア
ライメント信号がずれ量Oの信号を示す時のウエハステ
ージ5の移動量を順次に測長器23の出力として得こと
ができる。つまり、ウエハ2のパターンW1、W2、W3、・
・・の間隔長は、アライメントの検出誤差と測長器23
の検出誤差を合算した誤差(ただし共に高精度なので微
小)を持って計測されることになる。
【0037】ここで、アライメントマーク1a、1bに
相当するパターンを有するマスク1’は筐体12に設け
られ、ウエハ2上にはアライメントマーク2a、2bと
してパターンW1、W2、W3、・・・が設けられているとし
たが、この場合にはパターンの面内ずれの検出能力はあ
るが、マーク1a、1bとマーク2a、2bの面間隔検
出機能はないため、筐体12に面間隔測定器13が付加
されている。設定されたマスク1’のアライメントマー
ク1a、1bとウエハ2のアライメントマーク2a、2
bの間隔に対応して、マーク2a、2bにピントが合う
ようにレンズ系14が所定の位置に設けられており、マ
ーク2a、2bの画像が鮮明になるように、図6の図示
しない上下方向駆動系によりウエハチャック18全体を
上下動させればよい。なお、面間隔測定器13は筐体1
2の内部でなく外部に設けてもよい。
【0038】また、図5に示す面間隔測定器13を使用
せずに、本出願人が既に出願済の面間隔検出方法を用い
ることもでき、マークをアライメント用だけでなく面間
隔用にも設けて、図5に示すマスク1’上に設ければよ
い。この面間隔検出方法はマスク1’上のグレーティン
グに光束を入射させ、物理光学素子によって所定方向に
回折偏光した光束を、ウエハ2の表面で反射させた後に
検出部に導光し、検出部における光束の入射位置を検出
することによって、マスク1とウエハ2との間隔を求め
るものである。
【0039】なお、図6において、ウエハステージ5の
駆動系等は図示を省略しているが、実際は通常のウエハ
ステージと同様の構成になっているものを使用すればよ
い。また、前述したようにx軸方向だけでなくy軸方向
について測定する場合には、もう1組の筐体をy方向に
も検出可能なように図6に付加すればよいし、或いは図
1、図2の原理で示したグレーティングの回折光のレン
ズ作用が二次元パワーを持つように、或いはトーリック
的に回転非対称パワーのようなパターンを設定すれば、
1組の筐体でx、yの2軸のずれ検出機能を持たせるこ
とができる。更に、図6はウエハ2を移動し、その移動
を測長しているが、ウエハ2を固定し、筐体12をx、
y方向に移動させ、それに測長器を付設して測定しても
よい。
【0040】図6において、ウエハ2上のパターンW1、
W2、W3、・・・の間隔をオートアライメント信号と測長
器23の信号を用いて測定するという趣旨からすると、
図7に示すようにマスク1とウエハ2のずれとオートア
ライメント信号、つまり位置ずれ信号S1−S2との関係は
線型に近い1対1の対応が成立しているため、アライメ
ント信号が厳密にずれ量Oのときごとに、測長器23の
信号を必ずしもサンプリングしなければならないわけで
はなく、ずれ量Oの近傍であれば、或る特定のずれ状態
に対応してアライメント信号を決めておき、そのときの
オートアライメント信号が得られるごとに、測長器23
の信号をサンプリングすることによって、パターンW1、
W2、W3、・・・の間隔を求めてもよい。
【0041】このようにして測定することにより、先に
述べたようにアライメントの検出誤差は1〜2nm程度
であり、測長器23は例えばヒューレット・パッカード
社のレーザー干渉測長器などのように、〜0.01μm
程度の検出精度を持つことができるため、総合的には
0.01μmの程度(理論値)の精度でパターンW1、W
2、W3、・・・間の間隔を測定することができる。
【0042】2つの間隔のデータからウエハ2上のパタ
ーンの製造プロセスによる伸び、縮み、歪等の情報が得
られるので、この情報を基に、このウエハ2への次の焼
付工程の際に、図示しないウエハチャック内の温調装置
で焼付倍率制御を行ってもよい。即ち、ウエハ2への焼
付工程の直前に前回焼付されたパターンに関して前述の
間隔測定を行ってウエハ2上の各部の伸び、歪等の情報
を得て、焼付工程時にはこの情報に基づいて焼付すべき
各部所がマスク1上の焼き付けるパターンに対して適切
な大きさになっていない場合に、温調装置でこの部所が
適切な大きさに膨張又は収縮するように温度制御し、そ
の後にアライメント、焼付を行うようにすれば、より精
度の高い焼付が実施できる。
【0043】図8、図9は他の実施例を示し、ウエハ2
はステージ5x、5y上に載置され、その上方にそれぞ
れのアライメントパターン1a、1bが設けられている
複数のパターンを持つマスク1が配置され、筐体6は走
査用のステージ25x、25y上に固定されている。ス
テージ5x、5yの移動量は測長器23x、23yによ
って測定され、ステージ25x、25yの移動量は測長
器26x、26yによって測定されるようになってい
る。また、測長器23x、23y、26x、26yの出
力は表示器24に接続されている。更に、ステージ5
x、5y上のミラー20x、20y、ステージ25x、
25y上のミラー27x、27yは測長用の反射ミラー
である。また、マスク1とウエハ2との面間隔を測定す
る面間隔測定器13がステージ5y上に設けられてい
る。本実施例では、筐体6及び内部の部材は先の実施例
とは異なり、図4で示したようなアライメント用、及び
後述するようなパターン測長用に共用されるものであ
る。
【0044】先ず、マスク1上の測定パターンエリア内
の所定パターン位置に、レーザー光を投射するためにス
テージ25x、25yにより筐体6を移動し、マスク1
上の対象となるパターンのアライメントマーク付近の比
較的広い領域にレーザー光を投射する。その後に、アラ
イメントマーク2a、2bに相当するパターンが設けら
れたウエハ2をステージ5x、5yを駆動して移動す
る。マスクと筐体6とがそれ程高精度に位置合わせされ
なくても、広い領域にレーザー光を投射すると、マスク
1上アライメントマークにより透過回折され、ウエハ2
上に照射される光の状態は必ず一定である。ウエハ2の
パターンがマスク1の測定パターンの下に至ったとき
に、前述の測定原理に基づいてオートアライメント信号
0を出力する位置があるので、そのときのステージ5x
の位置を測長器23xの出力により読み取る。次に、筐
体6を更にマスク1上の隣のパターン上にレーザー光を
照射する位置に移し、次にウエハ2を移動して、このと
きオートアライメント信号出力が0となる時の測長器2
3xの出力を読み取り、測長器23xの出力の差がマス
ク1上のアライメントパターン間のx方向の間隔として
計測される。
【0045】以下、同様にしてy方向についてもマスク
1上のパターン間の測長を行うことができる。なお、上
述の説明ではオートアライメント信号が0の時の測長出
力を読み取るとしたが、必ずしもオートアライメント信
号が0である必要はなく、ずれ検出のストローク内であ
れば任意の信号を選んで特定し、この特定出力ごとのス
テージ5x、5yの位置に対する測長器23x、23y
の出力を読み取ることにより、パターン間の測長が実現
できる。
【0046】このように、本実施例においては被検物の
透過回折信号を利用しており、マスク1やレチクルの露
光装置上における露光光を照明している時のパターン間
隔の伸縮の計測が可能となる大きな利点を持っている。
特に、近年の高集積化に伴うマスクパターンの歪を極小
に抑える必要性が求められていることより、露光装置と
は別途に独立してマスク1のパターン間隔測長を行う必
要性はもとより、装置へ実装した時の例えば露光光の照
明熱によるパターン歪の定量的な評価が重要となってい
る。本発明の1つはこの要求に答える簡便な方向を提供
するものであり、上述の実施例とは別にウエハステージ
上にオートアライメントに用いるウエハパターンに相当
する部材を設けておくことにより、或いは上記実施例と
同様にウエハ2上の特定のオートアライメントパターン
を利用することによって、マスク1上のパターン間隔の
測長が高精度に実現可能になる。
【0047】例えば、マスク1上のパターンW1、W2の間
隔長が或る値になるように予め設定されている場合に、
マスク1上の歪が0であれば、パターン間隔はアライメ
ント光学系の誤差と測長器23x、23yの検出誤差の
和をもって計測される。前述したように、アライメント
の検出誤差は1〜2nm程度であり、測長器23x、2
3yは例えばヒューレット・パッカート社のレーザー干
渉測長器等のように、総合的には0.01μm程度の精
度でパターンW1、W2間の間隔を測定することができる。
【0048】なお、図8においてはマスク1への投射光
は斜め方向から入射しているが、垂直方向からであって
もよい。また、ウエハ2を移動しているが、ウエハ2は
固定し、マスク1を移動して移動量を測長するようにし
てもよい。この場合に、マスク1の移動量を測定するよ
うに光学系の配置を適宜変えることになる。
【0049】以上の装置では、アライメント方式(1) を
用いているが、先に述べた(2) 、(3) 、(5) のアライメ
ント方式を用いてもよく、何れにも共通していること
は、前述した(イ) 、(ロ) 、(ハ) 、(ニ) を備えている。ま
た、オートアライメント系はプロキシミティ方式だけで
なく、光ステッパで用いられている投影式のアライメン
ト系を採用することもできる。
【0050】図8、図9には、マスク1上のパターンと
ウエハ2上のパターンの間隔を面間隔測定器13によっ
て検出しているが、面間隔測定器13を使用せずに、本
出願人が既に出願済の間隔検出方法を用いることもで
き、パターンをアライメント用だけでなく、間隔検出用
にも設けて使用すればよい。この間隔検出方法はマスク
1上のグレーティングから成るパターンマークに光束を
入射し、この物理光学素子によって所定方向に回折偏向
した光を、ウエハ2の面で反射させた後に検出部に導光
し、検出部における光束の入射位置を検出することによ
り、マスク1とウエハ2との面間隔を求めている。
【0051】図10、図11により、具体的に間隔検出
方法について説明する。B3は例えばHe−Neレーザー
光源或いは半導体レーザー光源30からの光束であり、
マスク1とウエハ2は間隔dを隔てて対向して配置され
ている。また、マスク1に対向して焦点距離fsの集光レ
ンズ31、受光部32が配置されている。受光部32の
出力は信号処理回路33に接続され、受光部32の面上
に入射した光束の重心位置を求め、後述するようにマス
ク1とウエハ2との間隔dを演算し求めるようになって
いる。集光レンズ31、受光部32、そして必要に応じ
て信号処理回路33はプローブ34により一体とされ、
マスク1やウエハ2に対して相対的に移動可能となって
いる。
【0052】半導体レーザー光源30からの波長λ=8
30nmの光束B3を、マスク1の面上の第1のフレネル
ゾーンプレート(以下FZPと云う)1d上の点Aに垂
直に入射する。そして、第1のFZP1dからの角度θ
1 で回折する所定次数の回折光を、ウエハ2面上の点B
(C)で反射させる。このうち、反射光B4はウエハ2が
マスク1に近い位置P1に位置しているときの反射光であ
り、反射光B5はウエハ2が位置P1から距離dgだけ変位し
たときの位置P2における反射光である。次いで、ウエハ
2からの反射光をマスク1上の第2のFZP1e上の点
D(E)に入射させる。なお、第2のFZP1eは入射
光束の入射位置に応じて、出射回折光の射出角を変化さ
せる光学作用を有している。そして、第2のFZP1e
から角度θ2 で回折した所定次数の回折光B6、B7を集光
レンズ31を介して受光部32上に導光する。このとき
の受光部32上における入射光束B6、B7の重心位置を用
いて、マスク1とウエハ2との間隔dを演算する。
【0053】なお、マスク1面上に設けた第1、第2の
FZP1d、1eは、予め設定された既知のピッチで構
成されており、それらに入射した光束の例えば±1次の
所定次数の回折光の回折角度θ1 、θ2 は予め求められ
ている。
【0054】図12はマスク1面上の第1、第2のFZ
P1d、1eの機能及びマスク1とウエハ2との間隔と
の関係を示す説明図である。ここで、第1のFZP1d
に入射光を折り曲げる作用を持たせているが、この他に
収束又は発散作用を持たせるようにしてもよい。図12
(a) 、(b) 、(c) に示すように、第2のFZP1eは場
所によって回折方向が少しずつ変えられる構成になって
おり、例えば点G1はマスク1とウエハ2との間隔dが1
00μmの時の出射光束の重心透過点であり、マスク1
とウエハ2との間隔dが増すにつれ、出射光束の透過点
は(a) において右方に移動し、間隔dが200μmにな
った時は点G2を透過するように設定されている。
【0055】FZP1dのパターンは(a) において、上
下方向には収束、発散のパワーを持たせていないが、光
束の拡がりを調整するために持たせてもよい。また、左
右方向に対しては、図10に示すように出射角度5°方
向に距離fm=1000μmの位置に集光するような収束
パワーを持たせている。なお、図12において、マスク
1とウエハ2との間隔測定範囲を例えば100μm〜2
00μmとした場合には、これに対応させて領域を設定
すればよい。
【0056】また、図8、図9におけるアライメントマ
ーク1a、1b或いは2a、2bに代えて、オートアラ
イメントパターン及び面間隔検出用パターンを共に設定
することもでき、図13はこの場合のマスク1とウエハ
2の具体例を示している。図13に示すようにマスク1
に面間隔検出用パターンPをも設けることにより、図8
における面間隔測定器13を用いなくともウエハ2との
間隔が測定できる。
【0057】上述の説明では、(1) として挙げたアライ
メント方法の例について述べてきたが、前述のように他
の(2) 〜(5) の各アライメント方式についても全く同様
な構成で実現可能である。このことを、(4) のアライメ
ント方式を例にとって再び説明する。
【0058】図14はJournal of Vacume Science and
Technology 16(6) Nov/ Dec 1979 P1954〜に示されたマ
スク1とウエハ2のアライメント方法に関する説明図で
ある。レーザー光源40からの光束はレンズ41を通っ
た後にスキャナ42により細長いシートビームとされ、
レンズ43を介してマスク1とウエハ2に投射されるよ
うになっている。
【0059】マスク1上には、図15(a) に示すよう
な、シリドリカルレンズと同様の一次元方向のパワーの
みを持ったグレーティングパターン1fが設けられ、ウ
エハ2上に点列状のグレーティングパターン2fがy方
向に延在するように形成されている。
【0060】マスク1上のグレーティングパターン1f
によりシートビーム状に集光された光束は、マスク1と
ウエハ2のx方向のずれがないときには、パターン2f
によって回折されて再びレンズ43に戻り、レンズ41
を介して図14に示すようにフォトダイオード44に至
る。
【0061】もし、x軸方向にマスク1とウエハ2がず
れていれば、図16(a) 、(b) に示すようにマスク1上
のパターン1fで集束された回折光はウエハ2のパター
ン2fに正しく当たらず、パターン2fからの回折光は
僅かしか発生しないか或いは全く発生せず、フォトダイ
オード44に至る光量は少なくなる。
【0062】この関係を図16(b) 、(c) に示し、Δx
はマスク1とウエハ2のずれ量であり、例えばパターン
2fのパターン幅を1〜2μm程度にしておけば、(c)
の反射光を生じている信号のΔx方向の幅は1〜2μm
程度になり、このピーク値を判別すれば、0.01μm
オーダの検出が可能になる。従って、この場合に図8に
示した本発明の実施例において、マスク1上のパターン
としてパターン1fを、ウエハ2上のパターンとしてパ
ターン2fのような点列状のパターンを設定すればよ
い。
【0063】また、このときマスク1上のパターン1f
の焦点距離はマスク1とウエハ2の間隔dに設定されて
いるが、所定の設定面間隔からずれていれば、パターン
2fに入射する光量が減少し、同時にマスク1とウエハ
2の面間隔検出機能も併せ持つことになる。このため、
(4) のアライメント方式を本実施例とする場合も、図9
と同様の構成でよく、筐体6の光プローブの配置が図1
4の装置に変り、マスク1上のパターンが異なるもので
あればよい。また、これに応じてウエハ2上のパターン
を変更し、点列状のものを用いるとよい。
【0064】以上述べたように、アライメント光学系と
マスク相当パターン部材が一体として設けられているユ
ニットと、ウエハのような被検体とを相対的に移動させ
その移動量を測長する手段から構成することにより、パ
ターン間の測長を高精度に実現できる。
【0065】以上に示したパターンの測長結果を用い
て、SOR(シンクロトン放射光源)を線源とするX線
リソグラフィへの適用例を次に説明する。SORは近似
的に遠距離にある点光源と考えられ、図17によりSO
Rと本例を用いた露光装置の関係について説明する。
【0066】図17において、装置の上方にはSORの
点光源50が配置され、この点光源50から所謂露光X
線である放射X線Bxが照射されている。この図17で
は、図5の部材と同じものには同符号を付している。ウ
エハステージ5はX線ステッパ51内に設けられ、X線
ステッパ51は駆動機構52により駆動されるようにな
っている。なお、表示器24の出力はコントローラ5
3、駆動回路54を介して駆動機構52に接続されてい
る。コントローラ53は検出系が設けられた筐体12か
らの出力と、測長器23の出力に基づいて駆動回路54
に信号を出力する制御系であり、例えばコンピュータか
ら成っている。
【0067】実際に作業を開始する際には、マスク1の
パターンエリア中心と点光源50をアライメントする必
要がある。このとき、上述のパターン間の測長結果をど
のように用いるかについて、マスク1、ウエハ2を横か
ら見た図18と図19を用いて説明する。図18におい
て、マスク1のパターンエリア中心M(O)と点光源50を
結んだ線分は、パターンエリア中心の法線N上のマスク
面の法線Oと一致する。通常、この法線Oが図18に示
すようにパターンエリア中心法線Nと一致した状態が、
点光源50とマスク1の好ましいセッティング状態であ
るが、マスク1の設置が良好になされていないと、図1
9に示すように光源50がパターンエリア中心M(O)の法
線O上にない状態にセッティングされる場合がある。
【0068】現在、装置が図18と図19の状態の何れ
かの状態にあるかの判別、及びその補正は本発明に係る
パターン間の測長手段を用いて次のように行われる。即
ち、一旦、SOR光源50で等間隔のパターンM(-3) 、
M(-2) 、M(-1) 、M(0)、M(+1) 、M(+2) ・・・が設けら
れた所定のマスク1を、テスト用のウエハ2上に露光焼
付し、このウエハ2の各パターン間隔を本発明に係る測
長装置を用いて測定し、その値に基づいてパターンエリ
ア中心法線Nの法線Oと点光源50のずれΔを求め、光
源50に対しX線ステッパ51を駆動機構52を用い
て、ずれΔに応じた量だけ動かし、所定の配置である図
18の関係になるように設定する。
【0069】図19に示すように、等間隔で設けたマス
ク1上のパターンM(-3) 、M(-2) 、M(-1) 、M(0)、M(+
1) 、・・・が焼き付けられて形成されたウエハ2上の
各パターンW(-3) 、W(-2) 、W(-1) 、W(0)、W(+1) 、・
・・は不等間隔となる。ここで、図18に示した理想的
な位置関係では、ウエハ2の上の1回の露光による1シ
ョットの焼付領域のパターンエリアの中心W(0)に関し
て、図18に示した理想的な位置関係では不等間隔は対
称な分布に部分になるべきところが、図19に示すよう
に光源50とマスク1のパターンエリア中心M(0)の法線
Nの間にずれΔがあると、1ショットのパターンエリア
中心W(0)に関して非対称な不等間隔になる。この不等間
隔も点光源50から垂直にX線Bxが入射する位置を中心
に対称になっている。従って、ウエハ2上に焼付けられ
たパターンの不等間隔の分布の対称中心位置と、ウエハ
2の中心W(0)の位置の間隔がずれΔと見做せる。
【0070】この対称中心位置を測定値を基に求め、こ
の位置をパターンエリア中心W(0)のずれ量を検出し、こ
の値の分だけ図17に示すようにX線ステッパ51の位
置を駆動機構52により移動して、初期のセッティング
状態にするとよい。なお、マスク1上の或るパターンP
(N)と隣のパターンP(N+1)の間隔がaのとき、ウエハ2
上に焼付けられるパターンW(N)とW(N+1)の間隔bは、図
20においてマスク1と点光源50の距離をL、マスク
1とウエハ2の間隔をgとすると、 b=a・ ( L+g)/L となり、例えば、L=5m、g=100μm、a=1m
mとすると、b=1.00002mmとなって、b−a
=0.00002mm=0.02μmとなる。
【0071】具体的には、図17に示すように上に等間
隔のパターンW1、W2、W3、・・・を設けたマスク1を用
いて、SOR光源50により一旦ウエハ2上にパターン
W1、W2、W3、・・・を焼付け、このとき筐体12を退避
させておき、ウエハ2を現像した後にマスク1を除き、
このウエハ2を再びセットして、筐体12を所定の位置
に配置し、前述の測定系を用いてパターンW1、W2、W3、
・・・の間隔を計測して、この不等間隔のパターン測長
値に基づいて図19におけるずれΔを測定し、この値の
分だけX線ステッパ51を図18に相当する所望の関係
になるように、駆動機構52により移動すればよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る測長
装置及び露光装置及び露光装置の位置決め方法は、光プ
ローブとしてオートアライメント検出手段又はそれと同
等物を用いており、アライメントパターンを有する第
1、第2の物体を相対的に移動して、移動量を高精度に
読み取った値を基に、被検対象である第2の物体上のパ
ターンの高精度な測長を実現し、位置決めを行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートアライメント検出方法の検出原理の説明
図である。
【図2】配置図である。
【図3】アライメントパターンの平面図である。
【図4】オートアライメント検出方法の半導体露光装置
への適用例の説明図である。
【図5】実施例の構成図である。
【図6】斜視図である。
【図7】オートアライメントの特性図である。
【図8】他の実施例の構成図である。
【図9】斜視図である。
【図10】面間隔検出方法の検出原理の説明図である。
【図11】面間隔検出方法の説明図である。
【図12】面間隔検出方法の説明図である。
【図13】オートアライメント検出と面間隔検出の両機
能を備えたパターンの平面図である。
【図14】他のオートアライメント検出方法の構成図で
ある。
【図15】検出方法の説明図である。
【図16】検出方向の説明図である。
【図17】X線リングラフィへの適用例を説明するため
の装置の構成図である。
【図18】点光源とマスク、ウエハの配置の説明図であ
る。
【図19】点光源とマスク、ウエハの配置の説明図であ
る。
【図20】焼付パターンの間隔の説明図である。
【図21】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 マスク 1a、1b、1f、2a、2b、2f、 アライメント
マーク 1c、2c スクライプライン 2 ウエハ 3、4 検出部 5 ウエハステージ 6 ピックアップ筐体 12 筐体 13 面間隔測定器 23、26 測長器 24 表示器 31 集光レンズ 32 受光部 44 フォトダイオード 50 SOR点光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアライメントパターンを有する被
    検対象としての第1の物体と基準となるアライメントパ
    ターンを有する第2の物体とに関して、前記アライメン
    トパターン同志の整合状態を光学的に検出するアライメ
    ント検出手段と、前記第1の物体と第2の物体とを相対
    的に移動する移動手段と、該移動手段の移動量を測定す
    る測長手段とを具備し、前記第1物体の複数のアライメ
    ントパターンの内の少なくとも幾つかと前記第2の物体
    のアライメントパターンとの前記アライメント検出手段
    による整合状態の検出と、前記測長手段による測定とか
    らパターン間測長を行うことを特徴とする測長装置。
  2. 【請求項2】 複数のアライメントパターンを有する被
    検対象としての第1物体と基準となるアライメントパタ
    ーンを有する第2の物体とに関して、前記アライメント
    パターン同志の整合状態を検出し、その結果に基づいて
    前記第1物体と第2物体とを整合して露光を行う露光装
    置において、前記整合状態を検出するアライメント検出
    手段と、前記第1の物体と第2の物体とを相対的に移動
    する移動手段と、該移動手段の移動量を測定する測長手
    段とを具備し、前記第1物体の複数のアライメントパタ
    ーンの内の少なくとも幾つかと前記第2の物体のアライ
    メントパターンとの前記アライメント検出手段による整
    合状態の検出と、前記測長手段の測定とからパターン間
    測長を行うことを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 複数のアライメントパターンを有する被
    検対象としての第1の物体と基準となるアライメントパ
    ターンを有する第2の物体とに関して、前記アライメン
    トパターン同志の整合状態を検出し、その結果に基づい
    て前記第1物体と第2物体とを整合して露光を行う装置
    に関し、該露光装置を用いて前記第1物体に前記複数の
    アライメントパターンを形成する形成工程と、前記形成
    工程により形成された前記第1物体の複数のアライメン
    トパターンのうちの少なくとも幾つかと、前記第2物体
    のアライメントパターンと同様のアライメントパターン
    を有する基準物体のアライメントパターンとの整合状態
    の順次の検出を行う検出工程と、前記検出工程時の前記
    第1物体と基準物体との相対移動量の測定を行う測定工
    程と、前記検出工程と測定工程とからパターン間測長を
    行うパターン測長工程と、該パターン測長工程の結果に
    基づいて前記露光装置の位置決めを行う位置決め工程と
    を有することを特徴とする露光装置の位置決め方法。
JP4128334A 1991-05-01 1992-04-21 測定装置及び露光装置及び露光装置の位置決め方法 Pending JPH05152186A (ja)

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