JPH0515207B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515207B2 JPH0515207B2 JP62003832A JP383287A JPH0515207B2 JP H0515207 B2 JPH0515207 B2 JP H0515207B2 JP 62003832 A JP62003832 A JP 62003832A JP 383287 A JP383287 A JP 383287A JP H0515207 B2 JPH0515207 B2 JP H0515207B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- supports
- pipe
- measuring
- tube wall
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、放射線による厚さ測定装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
線源から放出される放射線としてのγ線が物体
を通過するときには、そのγ線の一部は物体の原
子に衝突し、後方に散乱する。このとき、物体の
厚さが大きいと散乱する確率も大きくなる。した
がつて、後方散乱γ線のエネルギとその数を測定
することにより、物体の厚さを測定することが可
能となる。従来、このような放射線測定に際して
は、鉛容器の中に収容された線源と、散乱してく
るγ線を検知するシンチレータなどの検出装置と
を別体に設け、これらを測定位置に搬入後、測定
状態に設置していた。
を通過するときには、そのγ線の一部は物体の原
子に衝突し、後方に散乱する。このとき、物体の
厚さが大きいと散乱する確率も大きくなる。した
がつて、後方散乱γ線のエネルギとその数を測定
することにより、物体の厚さを測定することが可
能となる。従来、このような放射線測定に際して
は、鉛容器の中に収容された線源と、散乱してく
るγ線を検知するシンチレータなどの検出装置と
を別体に設け、これらを測定位置に搬入後、測定
状態に設置していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、従来のように、線源と検出装置
とを個別に運搬して測定位置に設置するのであれ
ば、操作性が悪いばかりか、人の入れない小径管
の管壁厚さの測定を行なうことが出来ない問題が
あつた。
とを個別に運搬して測定位置に設置するのであれ
ば、操作性が悪いばかりか、人の入れない小径管
の管壁厚さの測定を行なうことが出来ない問題が
あつた。
本発明はこのような問題点を解決し、測定精度
が良く、しかも操作性にも優れ、人の入れない小
径管の管壁厚さの測定も行なえる放射線による厚
さ測定装置を提供することを目的とする。
が良く、しかも操作性にも優れ、人の入れない小
径管の管壁厚さの測定も行なえる放射線による厚
さ測定装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本発明は、管内を
移動可能な前後一対の支持体と、この両支持体に
設けられ、管半径方向に出退して支持体を管内面
に固定可能する固定装置と、両支持体間に設けら
れて管の周方向に回転可能な回転枠と、この回転
枠に設けられた位置調整装置に取付けられてこの
位置調整装置により管内面に押付けられる測定部
とを備えた構成としたものである。
移動可能な前後一対の支持体と、この両支持体に
設けられ、管半径方向に出退して支持体を管内面
に固定可能する固定装置と、両支持体間に設けら
れて管の周方向に回転可能な回転枠と、この回転
枠に設けられた位置調整装置に取付けられてこの
位置調整装置により管内面に押付けられる測定部
とを備えた構成としたものである。
作 用
上記構成において、装置全体を管体内の測定対
象位置に移動させて配置し、支持体を管内に固定
する。次に、回転枠を管の周方向に回転させて、
測定対象の管壁に対応させる。そして、測定部を
位置調整装置により管壁に当接させて測定位置に
保持し、この管壁の厚さを測定する。
象位置に移動させて配置し、支持体を管内に固定
する。次に、回転枠を管の周方向に回転させて、
測定対象の管壁に対応させる。そして、測定部を
位置調整装置により管壁に当接させて測定位置に
保持し、この管壁の厚さを測定する。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第１図〜第５図において、管体１の軸心方
向の前後に、一対の支持体２ａ，２ｂが配置され
ており、各支持体２ａ，２ｂには、脚部３が管体
１の周方向に沿つて複数設けられている。また、
各支持体２ａ，２ｂには、一対の固定用エアーシ
リンダ４と、この固定用エアーシリンダ４によつ
て管壁１ａにゴム板５を介して押圧される支持体
６とからなる固定装置７が設けられている。そし
て、両支持体２ａ，２ｂ間には回転枠８が配置さ
れており、回転枠８の両端に設けられた回転台座
９ａ，９ｂのそれぞれが、各支持体２ａ，２ｂに
クロスローラベアリング１０ａ，１０ｂを介して
回転自在に支持されることによつて、回転枠８が
管体１の周方向に回転自在になされている。そし
て、一方の回転台座９ａには、管体１の半径方向
に出退自在な位置調整用エアシリンダー１０と、
この位置調整用エアシリンダ１０に押圧されて管
壁１ａに当接する測定部１１と、この測定部１１
の鉛直方向に対する傾斜角度を検出可能な傾斜計
１２とが設けられている。そして、測定部１１
は、管壁１ａに対して放射線を放出可能な線源１
３と、この放射線が管壁１ａの原子に衝突して生
じる後方散乱線を検出する検出装置としてのシン
チレータ１４と、シンチレータ１４に内蔵された
シンチレーシヨン検出器からの光信号を電気信号
に変換する光電子増倍管１５と、この光電子増倍
管１５に接続されて光電子増倍管１５からの電気
信号を増幅して出力信号とする増幅器１６と、管
壁１ａに対して線源１３およびシンチレータ１４
を測定に要する所要間隔に保持する調節ネジ１７
とを有している。そして、他方の支持体２ｂに
は、回転軸１８が支持体を貫通して設けられてお
り、回転軸１８の一端は回転台座９ｂに固定さ
れ、他端はユニバーサルジヨント１９を介して、
操作軸２０に連結されている。操作軸２０は管体
１の外部に達する長さを有している。２１は装置
の制御用ケーブルである。
する。第１図〜第５図において、管体１の軸心方
向の前後に、一対の支持体２ａ，２ｂが配置され
ており、各支持体２ａ，２ｂには、脚部３が管体
１の周方向に沿つて複数設けられている。また、
各支持体２ａ，２ｂには、一対の固定用エアーシ
リンダ４と、この固定用エアーシリンダ４によつ
て管壁１ａにゴム板５を介して押圧される支持体
６とからなる固定装置７が設けられている。そし
て、両支持体２ａ，２ｂ間には回転枠８が配置さ
れており、回転枠８の両端に設けられた回転台座
９ａ，９ｂのそれぞれが、各支持体２ａ，２ｂに
クロスローラベアリング１０ａ，１０ｂを介して
回転自在に支持されることによつて、回転枠８が
管体１の周方向に回転自在になされている。そし
て、一方の回転台座９ａには、管体１の半径方向
に出退自在な位置調整用エアシリンダー１０と、
この位置調整用エアシリンダ１０に押圧されて管
壁１ａに当接する測定部１１と、この測定部１１
の鉛直方向に対する傾斜角度を検出可能な傾斜計
１２とが設けられている。そして、測定部１１
は、管壁１ａに対して放射線を放出可能な線源１
３と、この放射線が管壁１ａの原子に衝突して生
じる後方散乱線を検出する検出装置としてのシン
チレータ１４と、シンチレータ１４に内蔵された
シンチレーシヨン検出器からの光信号を電気信号
に変換する光電子増倍管１５と、この光電子増倍
管１５に接続されて光電子増倍管１５からの電気
信号を増幅して出力信号とする増幅器１６と、管
壁１ａに対して線源１３およびシンチレータ１４
を測定に要する所要間隔に保持する調節ネジ１７
とを有している。そして、他方の支持体２ｂに
は、回転軸１８が支持体を貫通して設けられてお
り、回転軸１８の一端は回転台座９ｂに固定さ
れ、他端はユニバーサルジヨント１９を介して、
操作軸２０に連結されている。操作軸２０は管体
１の外部に達する長さを有している。２１は装置
の制御用ケーブルである。
上記構成における作用について説明する。ま
ず、操作軸２０を押引きすることによつて装置全
体を管体１内の測定対象位置に移動させて配置す
る。次に、固定装置７の固定用エアーシリンダ４
を伸張させて、支持板６をゴム板５を介して管壁
１ａに押圧することによつて支持体２ａ，２ｂを
管体１に固定する。そして、操作軸２０によつて
回転枠８を管体１の周方向に回転させ、傾斜計１
２によつて測定部１１の傾斜角度を確認しなが
ら、測定部１１を測定対象の管壁１ａに対応させ
る。そして、測定部１１を位置調整用エアシリン
ダ１０の伸張によつて管体１の半径方向に突出さ
せ、調節ネジ１７を管壁１ａに当接させて測定位
置に保持する。次に、測定部１１の線源１３およ
びシンチレータ１４により管壁１ａの厚さを測定
する。したがつて、本実施例によれば、測定部１
１を管体１の周方向に回転させることによつて管
体１の全周にわたる測定に対応することが出来、
しかも、測定部１１を管体１の半径方向に突出さ
せて管壁１ａに調節ネジ１７を当接させて保持す
ることにより、測定に際して、常に測定部１１を
測定対象管壁に対して距離的に同一条件に設置す
ることが出来る。また、管体１内での移動、固定
が操作軸２０の押引き、および固定装置７により
容易に行なうことが出来、人が入れない小径管に
おいても測定を行なうことが出来る。
ず、操作軸２０を押引きすることによつて装置全
体を管体１内の測定対象位置に移動させて配置す
る。次に、固定装置７の固定用エアーシリンダ４
を伸張させて、支持板６をゴム板５を介して管壁
１ａに押圧することによつて支持体２ａ，２ｂを
管体１に固定する。そして、操作軸２０によつて
回転枠８を管体１の周方向に回転させ、傾斜計１
２によつて測定部１１の傾斜角度を確認しなが
ら、測定部１１を測定対象の管壁１ａに対応させ
る。そして、測定部１１を位置調整用エアシリン
ダ１０の伸張によつて管体１の半径方向に突出さ
せ、調節ネジ１７を管壁１ａに当接させて測定位
置に保持する。次に、測定部１１の線源１３およ
びシンチレータ１４により管壁１ａの厚さを測定
する。したがつて、本実施例によれば、測定部１
１を管体１の周方向に回転させることによつて管
体１の全周にわたる測定に対応することが出来、
しかも、測定部１１を管体１の半径方向に突出さ
せて管壁１ａに調節ネジ１７を当接させて保持す
ることにより、測定に際して、常に測定部１１を
測定対象管壁に対して距離的に同一条件に設置す
ることが出来る。また、管体１内での移動、固定
が操作軸２０の押引き、および固定装置７により
容易に行なうことが出来、人が入れない小径管に
おいても測定を行なうことが出来る。
発明の効果
以上述べたごとく、本発明によれば、管内での
移動、固定が容易であり、人の入れない小径管に
おいても測定することが出来る。しかも、管の全
長、全周にわたる任意位置を測定することが出来
る。
移動、固定が容易であり、人の入れない小径管に
おいても測定することが出来る。しかも、管の全
長、全周にわたる任意位置を測定することが出来
る。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第２図および第３図は第１図の要部拡大図、第４
図は第２図のａ−ａ矢視底面図、第５図は第２図
のｂ−ｂ矢視側面図である。 １……管体、２ａ，２ｂ……支持体、７……固
定装置、８……回転枠、９ａ，９ｂ……回転台
座、１０……位置調整用エアーシリンダ、１１…
…測定部、２０……操作軸。
第２図および第３図は第１図の要部拡大図、第４
図は第２図のａ−ａ矢視底面図、第５図は第２図
のｂ−ｂ矢視側面図である。 １……管体、２ａ，２ｂ……支持体、７……固
定装置、８……回転枠、９ａ，９ｂ……回転台
座、１０……位置調整用エアーシリンダ、１１…
…測定部、２０……操作軸。
Claims (1)
- １ 管内を移動可能な前後一対の支持体と、この
両支持体に設けられ、管半径方向に出退して支持
体を管内面に固定可能する固定装置と、両支持体
間に設けられて管の周方向に回転可能な回転枠
と、この回転枠に設けられた位置調整装置に取付
けられてこの位置調整装置により管内面に押付け
られる測定部とを備えたことを特徴とする放射線
による厚さ測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP383287A JPS63171305A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 放射線による厚さ測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP383287A JPS63171305A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 放射線による厚さ測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171305A JPS63171305A (ja) | 1988-07-15 |
| JPH0515207B2 true JPH0515207B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=11568169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP383287A Granted JPS63171305A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 放射線による厚さ測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63171305A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5582007A (en) * | 1978-12-15 | 1980-06-20 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Thickness measuring unit for plain bearing material using radiant ray |
| JPS58223006A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-24 | Nippon Atom Ind Group Co Ltd | 燃料被覆管の純ジルコニウムライナ厚さ測定法および装置 |
| JPS60196614A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-05 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 管肉厚測定装置 |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP383287A patent/JPS63171305A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5582007A (en) * | 1978-12-15 | 1980-06-20 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Thickness measuring unit for plain bearing material using radiant ray |
| JPS58223006A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-24 | Nippon Atom Ind Group Co Ltd | 燃料被覆管の純ジルコニウムライナ厚さ測定法および装置 |
| JPS60196614A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-05 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 管肉厚測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171305A (ja) | 1988-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |