JPH05151678A - デイスクカートリツジドライブ - Google Patents

デイスクカートリツジドライブ

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JPH05151678A
JPH05151678A JP3340044A JP34004491A JPH05151678A JP H05151678 A JPH05151678 A JP H05151678A JP 3340044 A JP3340044 A JP 3340044A JP 34004491 A JP34004491 A JP 34004491A JP H05151678 A JPH05151678 A JP H05151678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
shutter
disk cartridge
drive
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP3340044A
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English (en)
Inventor
Kimiharu Koga
公治 古賀
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタを有するディスクカートリッジの挿
入・排出を短い移動距離で操作性よく行う。 【構成】 ディスクカートリッジキャリアとシャッタ開
閉機構を有し、シャッタ開閉機構は、一端がディスクカ
ートリッジドライブ筐体に回動自在に軸支され他端にシ
ャッタのシャッタ開閉スロットに係合するシャッタ開閉
用ピンが設けられた第1アームと、一端が第1アームに
回動自在に軸支され他端がカートリッジキャリアに回動
自在に軸支された第2アームとからなっている。ディス
クカートリッジをディスクカートリッジキャリアに載置
してディスクカートリッジドライブに押し込むと、ディ
スクカートリッジキャリアに回動自在に軸支された第2
アームが回動し、この第2アームの回動に伴い第1アー
ムが回動し、この第1アームに設けられたシャッタ開閉
用ピンによりシャッタが開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクあるいは
光ディスク等の記録媒体を収納したディスクカートリッ
ジを取り扱うディスクカートリッジドライブに関するも
のであり、特にディスクカートリッジドライブへのディ
スクカートリッジの挿入・排出時にディスクカートリッ
ジのシャッタを開閉する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの交換可能な外部記憶手段
として、一般的にはフレキシブル磁気ディスクが用いら
れている。この磁気ディスクとして現在ディスクの直径
が8インチの標準ディスク、5.25インチのミニディ
スク及び3.5インチのマイクロディスクが使用されて
いるが、3.5インチのマイクロディスクは他のディス
クと異なり、ディスクカートリッジに内蔵されているた
め安定した使用ができ、2EDと呼ばれるものに至って
は4MBという大容量のデータを記憶することが可能で
ある。
【0003】一方、光−電子技術の発展に伴い近年コン
パクトディスクあるいはビデオディスク等の光学ヘッド
により情報の書き込み・読み取りを行う、光ディスクが
広く普及している。そこで、最近コンピュータ用の交換
可能な外部記憶装置としてこれらの大容量の光ディスク
が注目されており次第に普及しつつある。この光ディス
クのうち直径12cmのもの及び8cmのコンパクトディス
クを用いたものはCD−ROMと呼ばれ、比較的小型で
ありながら直径12cmのもので約540MB、8cmのも
ので約150MBという大記憶容量を有している。
【0004】これらのCD−ROMのうち直径8cmのも
のは厚さが1.2mm、中央孔径が15mm、ディスクを把
持するためのクランピングエリアの径は26.0〜3
3.0mmと、各々規定されている。
【0005】この8cmCD−ROMは、非常に小型であ
るため収納及び携帯が容易である反面、携帯、取扱いあ
るいは交換時に損傷することがある。そのため、前に述
べた3.5インチのマイクロディスクと同様に、ABS
樹脂等で形成された剛体のカートリッジに収容されて用
いられることが多い。以下このカートリッジをコンパク
トディスクカートリッジと称する。
【0006】このコンパクトディスクカートリッジの形
状を図3(a),(b)に示す。この図に示すコンパク
トディスクカートリッジ1は長さが94mm、巾が90m
m、厚さが5.6mmという外形寸法を有しており、内部
に8cmCD−ROM2が収納され、この8cmCD−RO
Mを保護するための開閉可能なシャッタ3が表裏両面に
またがって取り付けられている。
【0007】また、誤挿入識別部4が設けられている
が、これは2辺が5mmである直角2等辺3角形の斜辺部
である。
【0008】同図(a)はディスクカートリッジ1の表
面を、同図(b)は裏面を示すもので、ディスクカート
リッジの表面には挿入方向を示す矢印5が設けられてい
る。同図(b)に示すディスクカートリッジの裏面には
ディスクカートリッジを把持してドライブに引き込むた
め等に利用する把持スロット6,6、位置決め孔7及び
整列孔8が設けられている。
【0009】また、シャッタ3の裏面側にはシャッタ開
閉スロット9が設けられており、シャッタ3はディスク
カートリッジに内蔵されたバネにより、0.7N〜1.
5N(71g〜153g)の力で閉じる方向に付勢され
ている。また、クランパ及び駆動用のスピンドルに固定
されたターンテーブルを挿入する必要があるため、この
シャッタ3の移動量は29mmと大きい。
【0010】一方、磁気ディスクを収容した3.5イン
チのマイクロディスクカートリッジはこれらの外形寸法
のうち長さ、巾及び傾斜部の大きさがディスクカートリ
ッジと同一であり厚さのみ3.3mmと相違している。
3.5インチマイクロディスクの場合は、ディスクの駆
動はディスクカートリッジ裏面に設けられた結合部によ
り行うこと及びシャッタ開口部から挿入されるのが小さ
な磁気ヘッドのみであるため、シャッタの移動量は1
3.2mmと小さい。
【0011】図4(a)にシャッタ3解放時の表面の状
態を、(b)にシャッタ3解放時の裏面の状態を示す
が、シャッタ3を解放したときにはクランパ及び駆動用
のスピンドルを挿入するためのアクセスウィンドウ1
0,10’が開かれている。
【0012】従来用いられているシャッタ開閉機構とし
て、図5に示すものがある。図5に示すこのシャッタ開
閉機構は、後部壁11と後部側壁12,13からなる後
部筐体に収納されたシャッタ開閉機構と、前部案内壁1
4,15から構成されており、後部筐体に収納されたシ
ャッタ開閉機構は、後部筐体の後部壁11に設けられた
回動支点16に一端が軸支された1本のシャッタ開閉ア
ーム17から構成されている。
【0013】シャッタ開閉用アーム17の軸支端の他端
にシャッタ開閉ピン18が設けられており、このピン1
8の非動作時における位置はディスクカートリッジ1が
ドライブに挿入されたときにシャッタ3の裏面に設けら
れたシャッタ開閉スロット9に係合する位置であり、動
作終了時の位置はシャッタ3が開放された位置であるよ
うにされている。
【0014】シャッタ開閉用アーム17の適当な位置に
ドライブ本体の係止点20に係止されたバネ19が取り
付けられており、このバネ19によりシャッタ開閉用ア
ーム17は前部案内壁14,15方向に付勢されてい
る。
【0015】このような構造のシャッタ開閉機構におい
て、前部案内壁14及び15に沿ってディスクカートリ
ッジ1が挿入されるとピン18がシャッタ3の裏面に設
けられたシャッタ開閉スロット9に係合し、ディスクカ
ートリッジ1が押し込まれるにしたがって挿入力の分力
によりバネ19に抗して回動し、シャッタ3が開かれ
る。
【0016】ディスクカートリッジ1をドライブ外へ排
出するときには、ディスクカートリッジ1が排出される
にしたがい、バネ19によって開閉アーム17が挿入時
とは逆の方向に回動してディスクカートリッジ1を押し
出すとともに、シャッタ3が閉じられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る従来のドライブにあっては、1本のシャッタ開閉アー
ム17を回動させシャッタ3を開閉している。したがっ
て、シャッタ開閉アーム17を長くすれば小さい力でデ
ィスクカートリッジを挿入してシャッタ3を開閉するこ
とができる。しかし、その場合にはシャッタ開閉アーム
17が長いためドライブ自体が大きくなってしまう。逆
に、シャッタ開閉アーム17を短くすればドライブ自体
を小さくすることができるが、ディスクカートリッジを
挿入してシャッタ3を開閉するのに要する力が大きくな
ってしまう。
【0018】図5に示すドライブによってコンパクトデ
ィスクカートリッジを取り扱う場合、シャッタ開閉スロ
ット9にシャッタ開閉用アーム17先端のピン18が係
合してからシャッタ3が完全に開くまでのコンパクトデ
ィスクカートリッジの移動距離は約40mm必要である。
【0019】本発明は、ディスクカートリッジドライブ
の操作性を改善することを目的とし、ディスクカートリ
ッジの挿入・排出を短い移動距離で且つ小さい力にて、
操作性よく行うことができるシャッタ開閉機構を有する
ディスクカートリッジドライブを得ることを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願においては、上記目
的を達成するためにシャッタ開閉機構にスコット・ラッ
セルの平行運動を応用したものであり、すなわち「シャ
ッタを有するディスクカートリッジを移送するディスク
カートリッジキャリアとシャッタを開閉するシャッタ開
閉機構を有するディスクカートリッジドライブであっ
て、シャッタ開閉機構は、一端がディスクカートリッジ
ドライブ筐体に回動自在に軸支され他端にシャッタのシ
ャッタ開閉スロットに係合するシャッタ開閉用ピンが設
けられた第1アームと、一端が第1アームに回動自在に
軸支され他端がカートリッジキャリアに回動自在に軸支
された第2アームとからなることを特徴とするディスク
カートリッジドライブ」であることを構成に欠くことが
できない事項とする発明を提供する。
【0021】
【作用】本願発明は上記構成により、第1アームと第2
アームとがスコット・ラッセル平行運動機構を構成して
おり、シャッタを有するディスクカートリッジをディス
クカートリッジキャリアに載置してディスクカートリッ
ジドライブに押し込むと、ディスクカートリッジキャリ
アに回動自在に軸支された第2アームと第1アームが回
動し、この第1アームに設けられたシャッタ開閉用ピン
によりシャッタが開閉される。
【0022】まず、スコットラッセルの平行運動につい
て説明する。図6はスコットラッセルの平行運動を示す
原理図である。図において、3点B,C,Dは一直線上
にある。AC:BC=BC:CDである。E,Fはすべ
り対偶で、この中心の描くスロッタの軸線は、点Aの中
心を通過する。点Dは近似直線を描く。特別な場合とし
て、点CがBDの中点であるときには、点Dは厳正直線
運動を行うこととなる。
【0023】
【実施例】以下、図面を用いて前記スコットラッセルの
平行運動を応用した本願発明の実施例を説明する。この
実施例においては特にコンパクトディスクカートリッジ
ドライブのシャッタ開閉機構について説明する。図1に
より本願発明に係るシャッタ開閉機構の1実施例及びそ
の動作を示す。(a)に示すのは挿入動作開始時あるい
は排出動作終了時の状態であり、(b)に示すのは挿入
動作終了時あるいは排出動作開始時の状態である。
【0024】このシャッタ開閉機構は、前記従来例と同
様に後部壁21と後部側壁22,23からなる後部筐体
に収納されており筐体の後部壁21に設けられた回動軸
26にシャッタ開閉用の第1アーム27の一端が軸支さ
れている。
【0025】シャッタ開閉用アーム27の軸支端の他端
にシャッタ開閉ピン28が設けられており、このシャッ
タ開閉ピン28の非動作時における位置はディスクカー
トリッジ1がディスクカートリッジドライブに挿入され
たときにシャッタ3の裏面側に設けられたシャッタ開閉
スロット9に係合する位置であり、動作終了時の位置は
シャッタ3が開放された位置であるようにされている。
【0026】第1アーム27の適当な位置に回動軸29
が設けられ、この回動軸29に第2アーム30の一端が
軸支されている。この第2アーム30はディスクカート
リッジキャリア32に設けられた回動軸31によって軸
支されている。
【0027】カートリッジキャリア32は、図示されな
い長孔にカートリッジキャリア32に設けられたピン5
7,58,60が係合することによって前部案内壁2
4,25と平行に動くようになっている。
【0028】第2アーム30の回動軸31に軸支端の付
近に第2アーム30を前部案内壁24,25方向に付勢
するように設けられたねじりコイルバネ33の一端が取
り付けられており、このねじりコイルバネ33の他端は
第3アーム34の一端に取り付けられている。また、こ
の第3アーム34の他端は、後部壁21に設けられた回
動軸35において軸支されている。なお、このねじりコ
イルバネ33の取付位置はディスクカートリッジキャリ
アを駆動することができる位置ならば、上記した位置で
ある必要はない。
【0029】このディスクカートリッジドライブにおい
て、ディスクカートリッジ1が、前部案内壁24,25
に沿って挿入されると第1アーム27の先端に設けられ
たシャッタ開閉ピン28がシャッタ3の裏面に設けられ
たシャッタ開閉スロットに係合する。また、前記のよう
に挿入されるとディスクカートリッジ1の前端がカート
リッジキャリア32の突起部59を押し、カートリッジ
キャリア32は、ディスクカートリッジ1と一緒に押し
込まれる。
【0030】第2アーム30は回動軸31によってカー
トリッジキャリア32に軸支され、回動軸29によって
第1アーム27に軸支されているから、カートリッジキ
ャリア32が後部軸21の方向に移動すると、第2アー
ム30はねじりコイルバネ33を圧縮する左回り方向に
回動し、さらに第1アーム27はシャッタ3を開く方向
に回動する。第2アーム30がねじりコイルバネ33を
圧縮する左回り方向に回動すると、第2アーム30に取
り付けられたねじりコイルバネ33はねじりコイルバネ
33の他端に取り付けられた第3アーム34部分を中心
として右回りに回動する。
【0031】ただし、第3アーム34には、長孔46が
設けられており、この長孔46にイジェクトレバー48
の操作側端の反対側端に設けられたピン47が係合して
いる。さらにイジェクトレバー48はねじりコイルバネ
49によって、ドライブ前端側に向かって付勢されてい
る。このため、第3アーム34はピン35を中心に左回
りの方向に付勢されるため、挿入動作の時には動かな
い。
【0032】挿入操作の初期の段階においては、ねじり
コイルバネ33は第2アーム30の回動にともなって圧
縮されるが、第2アーム30の回動量が定められた限界
量を越えると伸張するようになり、挿入操作の後期の段
階においては第2アーム30及びこの第2アーム30が
軸支されている第1アーム27はねじりコイルバネ33
の伸張動作により回動される。
【0033】また、第2アーム30は回動軸31によっ
てカートリッジキャリア32に軸支されているから、ね
じりコイルバネ33の伸張動作により、カートリッジキ
ャリア32をドライブ内に引き込むように動作し、図1
(b)に示す状態となる。
【0034】よって、ディスクカートリッジ1が押し込
まれるにしたがって第1アーム27は回動軸26を中心
としてシャッタ3を開く方向に回動する。このときの第
1アーム27の動きを図1(a)に1点鎖線によって示
す。
【0035】このシャッタ開閉機構の他にこのドライブ
には、ディスクカートリッジ把持機構が設けられてい
る。このディスクカートリッジ把持機構は、前部筐体の
側部壁24,25内を前後に摺動するカートリッジキャ
リア32と、カートリッジキャリア32の両端に設けら
れた軸36,37と、これらの軸36,37に各々嵌着
され一端がキャリア32に固定されたねじりコイルバネ
38,39と、このねじりコイルバネ38,39の他端
に取り付けられ各々外側が後部側壁22,23内を摺動
するディスクカートリッジ把持部材40,41から構成
されている。
【0036】このディスクカートリッジ把持部材40,
41の先端にはディスクカートリッジ1の把持スロット
6,6に係合するディスクカートリッジ把持部42,4
3が設けられており、後部側壁22,23の前部は外方
に拡開した傾斜部44,45を有している。
【0037】なお、この図に示す把持部材40,41は
その一端を膨出させて把持部42,43とし、ねじりコ
イルバネ38,39の一端に取付けているが、この他に
全体を板バネ部材で構成し、その一端を把持部に形成し
てもよい。
【0038】ここで前述したスコットラッセルの平行運
動を示す原理図と本願実施例におけるシャッタ開閉機構
とを比較する。点aが回動軸31に、点dがシャッタ開
閉ピン28に、点cが回動軸29に、点bが回動軸26
に各々対応する。
【0039】図1(a)の状態から、ディスクカートリ
ッジキャリア32がドライブ内に引き込まれると、ディ
スクカートリッジキャリア32の両端に設けられた軸3
6,37に各々嵌着されたねじりコイルバネ38,39
に取り付けられたディスクカートリッジ把持部材40,
41の外側が後部側壁22,23の外方に拡開した傾斜
部44,45内を摺動し、傾斜部が縮小するにしたがっ
て、先端が閉じるように動作する。
【0040】ディスクカートリッジ把持部材40,41
の先端が閉じると、ディスクカートリッジ把持部42,
43がディスクカートリッジ1の把持スロット6に係合
し、カートリッジキャリアとともに、ディスクカートリ
ッジがドライブ内に引き込まれ図1(b)に示す状態に
なる。
【0041】最後に、挿入されたディスクカートリッジ
を排出するイジェクト動作について説明する。図1
(b)に示す状態において、イジェクトレバー48を押
すと操作側端との反対側端に設けられたピン47が押し
込まれる。そうすると、ピン47が遊嵌されている長孔
46が設けられている第3アーム34が回動する。第3
アーム34が回動すると第3アーム34に取り付けられ
ているねじりコイルバネ33が回動するとともに圧縮さ
れる。この回動量が一定の限界を越えるとねじりコイル
バネ33は同図(a)に示す状態に戻るように反転動作
し、ディスクカートリッジ1が排出されるとともに、シ
ャッタ3が閉じる。このときの第3アーム34及び第1
アーム27の動きを各々同図(b)に1点鎖線によって
示す。
【0042】これらの説明及び図から明らかなように、
本願発明に係るドライブにおいては、短いシャッタ開閉
用アームを用いても小さい力でディスクカートリッジを
挿入してシャッタを開閉することができる。具体的には
図1に示すドライブの場合、シャッタ開閉スロット9に
シャッタ開閉用アーム27先端のピン28が係合してか
らシャッタ3が完全に開くまでのディスクカートリッジ
の移動距離は約30mmである。
【0043】図1に示した実施例はねじりコイルバネ3
3を用いて機械的にカートリッジキャリア及びディスク
カートリッジのドライブ内への引き込み・排出を行って
いるが、この引き込み動作を電気的に行うドライブを図
2に基づいて説明する。この図において、(a)に示す
のは挿入動作開始時あるいは排出動作終了時の状態であ
り、(b)に示すのは挿入動作終了時あるいは排出動作
開始時の状態である。
【0044】このドライブは、図1に示したドライブと
比較して図1に示したドライブが第2アーム30の軸支
端の他端にねじりコイルバネ33の一端が取り付けら
れ、このねじりコイルバネ33の他端が第3アーム34
の一端に取り付けられ、第3アーム3の他端は後部壁2
1に設けられた回動軸35において軸支されていること
により、機械的に動作するのに対し、第3アーム34’
は後部側壁23に設けられた回動軸35’において回動
自在に軸支され、一端に設けられた長孔50が第2アー
ム30’の一端が回動自在に軸支されたカートリッジキ
ャリア32の回動軸31に遊嵌され、他端に設けられた
歯車51がモータ52に結合され、電気的に駆動される
ように構成されている。
【0045】また、このドライブにはカートリッジキャ
リア検出用のスイッチ53,54が設けられている。ス
イッチ53はディスクカートリッジ1の挿入によりカー
トリッジキャリア32が移動すると、その側端部に設け
られた触子55が離れることにより、モータ52が起動
し、スイッチ54はカートリッジキャリア32が奥まで
取り込まれたときにその先端部に設けられた触子56が
接触することによりモータ52が停止する。
【0046】なお、上記実施例においては本発明を8cm
CD−ROMカートリッジドライブに適用するものにつ
いて説明したが、本発明は同様な機構を有するその他の
ドライブすなわち、3.5インチマイクロディスクドラ
イブ、光ディスクドライブ、CDプレーヤ、光ディスク
プレーヤ等に対しても適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明はシャッ
タ開閉機構にスコットラッセルの平行運動を応用するこ
とにより、ディスクカートリッジのドライブへの挿入排
出時に、短いカーリッジ引き込み量でシャッタの開閉を
行うことができる。また、その際に必要な力も小さくて
すむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジドライブの第1
実施例の構造図及び動作説明図
【図2】本発明のディスクカートリッジドライブの第2
実施例の構造図及び動作説明図
【図3】CD−ROMカートリッジの構造説明図
【図4】CD−ROMカートリッジのシャッタの動作説
明図
【図5】従来のディスクカートリッジドライブのシャッ
タ開閉機構の構造及び動作説明図
【図6】スコットラッセルの平行運動の原理を示す図
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 3 シャッタ 9 シャッタ開閉スロット 27 第1アーム 28 シャッタ開閉用ピン 30 第2アーム 32 ディスクカートリッジキャリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタを有するディスクカートリッジ
    を移送するディスクカートリッジキャリアとシャッタを
    開閉するシャッタ開閉機構を有するディスクカートリッ
    ジドライブであって、前記シャッタ開閉機構は、一端が
    ディスクカートリッジドライブ筐体に回動自在に軸支さ
    れ他端にシャッタのシャッタ開閉スロットに係合するシ
    ャッタ開閉用ピンが設けられた第1アームと、一端が第
    1アームに回動自在に軸支され他端が前記カートリッジ
    キャリアに回動自在に軸支された第2アームとからなる
    ことを特徴とするディスクカートリッジドライブ。
JP3340044A 1991-11-29 1991-11-29 デイスクカートリツジドライブ Pending JPH05151678A (ja)

Priority Applications (1)

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