JPH05151585A - トラツクジヤンプ制御回路 - Google Patents

トラツクジヤンプ制御回路

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JPH05151585A
JPH05151585A JP31494191A JP31494191A JPH05151585A JP H05151585 A JPH05151585 A JP H05151585A JP 31494191 A JP31494191 A JP 31494191A JP 31494191 A JP31494191 A JP 31494191A JP H05151585 A JPH05151585 A JP H05151585A
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signal
level
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mirr
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JP31494191A
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Kazunori Ebara
和徳 江原
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 未記録トラックの有無にかかわりなくトラッ
クジャンプを的確に検出し、目標トラックで確実に停止
する。 【構成】 設定値に対するピット再生信号のピ−クレベ
ルとボトムレベルとのレベル差の大小に応じたレベルの
ディジタル信号を発生する第1のピット再生信号検波部
1に加えて、ピット再生信号レベルが設定値以上の場合
にピット有と判別しピットの有・無に応じたレベルの切
替信号SWを発生する未記録・記録判別部4と、設定値
に対するピット再生信号レベルの大小に応じたレベルの
ディジタル信号を発生する第2のピット再生信号検波部
5と、切替信号SWがピット有のレベルで入力されると
第1のピット再生信号検波部1とブレ−キ信号発生部3
とを接続し、切替信号SWがピット無のレベルで入力さ
れると第2のピット再生信号検波部5とブレ−キ信号発
生部3とを接続する接続切替部6とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク
(以下、CDという)装置のトラックジャンプ制御回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のCD装置のトラックジャ
ンプ制御回路の構成例を示すブロック図である。図2に
おいて、1はピット再生信号(以下、RF信号という)
検波部で、エンベロープ検波回路11と、波形整形回路
12とから構成されている。2はTE信号検波部で、波
形整形回路21と、エッジ検出回路22とから構成され
ている。3はブレーキ信号発生部で、フリップフロップ
からなり、RF信号検波部1の出力ディジタル信号MI
RRをD入力、TE信号検波部2の出力をCK入力とす
る。
【0003】また、図3は、RF信号検波部1の回路例
を示しており、図中、111は反転用オペアンプ、11
2はピーク・ボトムホールド回路、113は差動増幅用
オペアンプ、121はピークホールド用オペアンプ、1
22はコンパレータ用オペアンプ、D1,D2,D3は
ダイオード、C1,C2,C3はコンデンサ、R1,R
2,R3は抵抗で、反転用オペアンプ111、ピーク・
ボトムホールド回路112、差動増幅用オペアンプ11
3、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2
によりエンベロープ検波回路11が構成され、ピークホ
ールド用オペアンプ121、コンパレータ用オペアンプ
122、ダイオードD3、コンデンサC3および抵抗R
1〜R3により波形整形回路12が構成されている。
【0004】次に、上記構成による動作を、ディスクの
内周側から外周側へトラックジャンプが行われた場合を
例に図4および図5を用いて説明する。
【0005】トラックジャンプの検出制御には、図示し
ない光ピックアップによりディスクから読み取られたR
F信号とトラッキングエラー(以下、TEという)信号
が用いられる。図4に示すように、レーザスッポトSP
がトラックを横切ったときのRF信号は、図5中RFI
で示すような波形、TE信号は同図中TEIで示すよう
な波形となり、これら信号がRF信号検波部1およびT
E信号検波部2にそれぞれ入力される。この場合、RF
I信号のボトムのエンベロープ波形が谷のとき、レーザ
スポットSPは図4中実線で示す円の位置にあり、山の
とき破線で示す円の位置にある。一方、TEI信号は、
RFI信号のボトムのエンベロープ信号の位相と90度
ずれた波形となる。
【0006】RF信号検波部1に入力したRFI信号
は、エンベロープ検波回路11にてエンベロープ部分が
検波され、RFE信号として波形整形回路12に出力さ
れる。波形整形回路12では、入力したRFE信号とあ
らかじめ設定した基準値との比較が行われて、矩形波の
ディジタル信号MIRRが生成され、このディジタル信
号MIRRはブレーキ信号発生部3のD入力に入力され
る。
【0007】一方、TE信号検波部2に入力したTEI
信号は、波形整形回路21においてあらかじめ設定した
基準値と比較され、その結果、矩形波のディジタル信号
TECが生成され、エッジ検出回路22に出力される。
エッジ検出回路22では、ディジタル信号TECのエッ
ジが検出され、CLK信号としてブレーキ信号発生部3
のCK入力に入力される。
【0008】ブレーキ信号発生部3では、CLK信号の
入力時におけるディジタル信号MIRRのレベルにより
ブレーキ信号BRKの出力制御が行われる。すなわち、
CLK信号が入力された時にディジタル信号MIRRの
入力がロ−レベルであればブレーキ信号BRKはローレ
ベルで出力され、CLK信号が入力された時にディジタ
ル信号MIRRがハイレベルで入力されていればハイレ
ベルで出力され、図示しない制御系に入力される。
【0009】制御系においては、波形整形回路21によ
るディジタル信号TECをカウントすることにより何本
トラックジャンプをしたかが判別され、目標トラック数
に達したならば、ブレーキ信号BRKに基づいてブレー
キが掛けられ、トラックジャンプが終了される。ブレー
キの極性は、ディジタル信号TECの波形の立ち下が
り、立ち上がりに対してRF信号検波部1によるディジ
タル信号MIRRがハイレベルかローレベルかで、外周
→内周ジャンプであるのか、内周→外周ジャンプである
のかが判別され、それに応じたブレーキ極性となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回路では、通常の再記録不可能なCDの場合は音楽
情報などがあらかじめ記録されておりディスク上にピッ
トが存在するため、図3のピーク・ボトムホ−ルド回路
112の2出力(ピ−クホ−ルドとボトムホ−ルド)に
差が生じ、ディジタル信号MIRRを発生することがで
きるが、近年開発が進められている書き替えが可能な追
記形のCD(CD−WO)などの未記録でピットが存在
しない、いわゆるブランクディスクから読み取られたR
F信号では、ピーク・ボトムホ−ルド回路112のピ−
クホ−ルドとボトムホ−ルドとの2出力は同じものとな
ってしまい、ディジタル信号MIRRが生成されない。
その結果、ブレ−キを掛けることができず、トラックジ
ャンプを目標トラックで終了させることができないとい
う欠点がある。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、再生専用のみならず書き替え可
能なディスクについてもトラックジャンプを的確に検出
し、目標トラックで確実に停止できるトラックジャンプ
制御回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、光ピックアップによりディスクから読
み取られたピット再生信号のピ−クレベルとボトムレベ
ルとのレベル差と所定の設定値とを比較し、設定値に対
するレベル差の大小に応じたレベルのディジタル信号を
発生する第1のピット再生信号検波部と、ディスクから
読み取られたトラッキングエラ−信号の立ち上がり・立
ち下がり時における前記ディジタル信号のレベルに応じ
たレベルのブレ−キ信号を発生するブレ−キ信号発生部
とを有し、前記ブレ−キ信号が所定レベルで、かつ、光
ピックアップが目標トラックに達したときにトラックジ
ャンプ動作を停止させるコンパクトディスク装置のトラ
ックジャンプ制御回路において、前記ピット再生信号の
レベルがあらかじめ設定した値以上の場合にはピット有
と判別し、ピットの有・無に応じたレベルの切替信号を
発生する未記録・記録判別部と、前記ピット再生信号の
レベルとあらかじめ設定した値とを比較し、設定値に対
する信号レベルの大小に応じたレベルのディジタル信号
を発生する第2のピット再生信号検波部と、前記切替信
号がピット有のレベルで入力されると前記第1のピット
再生信号検波部の出力と前記ブレ−キ信号発生部の入力
とを接続し、切替信号がピット無のレベルで入力される
と前記第2のピット再生信号検波部の出力と前記ブレ−
キ信号発生部の入力とを接続する接続切替部とを備え
た。
【0013】
【作用】本発明によれば、光ピックアップを通じてディ
スクから読み取られたピット再生信号は、未記録・記録
判別部、第1のピット再生信号検波部および第2のピッ
ト再生信号検波部に入力される。
【0014】未記録・記録判別部に入力したピット再生
信号は、そのレベルがあらかじめ設定された値と比較さ
れる。入力レベルが設定値以上の場合には、入力信号は
ピットが記録された既記録トラックから再生されたもの
と判別され、入力信号レベルが設定値より低い場合に
は、入力信号はピットが記録されていない未記録トラッ
クから再生されたものと判別され、判別結果、すなわ
ち、ピットの有・無に応じたレベルの切替信号が発生さ
れ、接続切替部に出力される。
【0015】接続切替部では、切替信号が所定レベル、
例えばハイレベルで入力されると、第1のピット再生信
号検波部の出力ディジタル信号がブレ−キ信号発生部に
入力されるように接続切り替えが行われ、切替信号がロ
−レベルで入力されると、第2のピット再生信号検波部
の出力ディジタル信号がブレ−キ信号発生部に入力され
るように接続切り替えが行われる。
【0016】一方、第1のピット再生信号検波部に入力
したピット再生信号は、そのピ−クレベルとボトムレベ
ルとのレベル差と所定の設定値とが比較され、記録トラ
ックに相当する部分であれば、ピ−クホ−ルドとボトム
ホ−ルドに差が生じるため設定値に対するレベル差の大
小に応じたレベルのディジタル信号が発生され、接続切
替部に出力される。このとき、接続切替部には、上記し
たようにハイレベルの切替信号が入力されているため、
ディジタル信号はブレ−キ信号発生部に入力される。
【0017】これに対して、第1のピット再生信号検波
部に入力したピット再生信号が未記録トラックに相当す
る部分であれば、ピ−クホ−ルドとボトムホ−ルドには
差が生ぜずディジタル信号は生成されない。しかしこの
とき、接続切替部には、上記したようにロ−レベルの切
替信号が入力されているため、第2のピット再生信号検
波部の出力がブレ−キ信号発生部の入力と接続されてい
る。
【0018】この場合、未記録トラックに相当するピッ
ト再生信号は、第2のピット再生信号検波部にも入力さ
れている。第2のピット再生信号検波部に入力したピッ
ト再生信号は、そのレベルがあらかじめ設定した値と比
較され、設定値に対する信号レベルの大小に応じたレベ
ルのディジタル信号が発生され、このディジタル信号は
接続切替部を介してブレ−キ信号発生部に入力される。
【0019】ブレーキ信号発生部では、ディスクから読
み取られたトラッキングエラ−信号の立ち上がり・立ち
下がり時におけるディジタル信号のレベルによりブレー
キ信号の出力制御が行われる。このブレ−キ信号が所定
レベル、例えばハイレベルで、トラックジャンプ数が目
標トラック数に達したならば、ブレーキが掛けられ、ト
ラックジャンプが終了される。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係るトラックジャンプ制御
回路の一実施例を示すブロック図、図6はその要部の回
路例を示す図であって、従来例を示す図2と同一構成部
分は同一符号をもって表す。すなわち、1は第1のRF
信号検波部、2はTE信号検波部、3はブレ−キ信号発
生部、4は未記録・記録判別部、5は第2のRF信号検
波部、6は接続切替部である。なお、図6に示す第1の
RF信号検波部1の回路は、コンデンサC3を接続切替
部6の一端子に接続したことを除き、図3の回路と同じ
ものである。
【0021】未記録・記録判別部4は、図示しない光ピ
ックアップによりディスクから読み取られたRFI信号
を入力とするバッファ41と、バッファ41の出力から
低い信号周波数成分を除去するハイパスフィルタ42
と、ハイパスフィルタ42の出力レベルを反転させる反
転アンプ43と、反転アンプ43の出力レベル(電圧)
があらかじめ設定した電圧Vth、例えば0.6V以上
(ピット有)の場合にピ−クとして検出するピ−ク検出
回路44と、ピ−ク検出回路44の出力レベルとあらか
じめ設定した基準値rf1とを比較し、入力レベルが基
準値rf1以上の場合にはハイレベルの切替信号SW
を、基準値rf1より低い場合にはロ−レベルの切替信
号SWを出力するコンパレ−タ45とから構成されてお
り、入力したRFI信号にピット信号が有るか否か、す
なわち読み取ったトラックがピットの有る既記録トラッ
クか、ピットのない未記録トラックかを判別し、この判
別結果に応じたレベルの切替信号SWを出力する。
【0022】また、図6に示すように、未記録・記録判
別部4の各構成要素のうち、バッファ41はオペアンプ
411により構成され、ハイパスフィルタ42はオペア
ンプ421とコンデンサC4,C5および抵抗R4,R
5により構成され、反転アンプ43はオペアンプ431
と抵抗R6,R7により構成されている。さらに、ピ−
ク検出回路44はダイオ−ドD4、抵抗R8およびコン
デンサC6により構成されるダイオ−ド検波によるもの
で、入力に約0.6V以上電圧があればダイオ−ドD4
に電流が流れピ−ク検出がなされる。また、コンパレ−
タ45はオペアンプ451と抵抗R9,R10およびR
11により構成されている。
【0023】第2のRF信号検波部5は、図示しない光
ピックアップによりディスクから読み取られたRFI信
号の低い信号周波数成分を除去するハイパスフィルタ5
1と、ハイパスフィルタ51の出力を増幅するアンプ5
2と、アンプ52の出力レベルとあらかじめ設定した基
準値rf2とを比較し、基準値rf2に対する入力レベ
ルの大小に応じたレベルのディジタル信号を発生するコ
ンパレ−タ53と、コンパレ−タ53の出力レベルを反
転させたディジタル信号mirrを出力する反転アンプ
54とから構成されており、入力したRFI信号にピッ
ト信号が有るか否かにかかわらず、入力信号を2値化し
てディジタル信号mirrを発生する。
【0024】また、図6に示すように、ハイパスフィル
タ51およびアンプ52は、オペアンプ521とコンデ
ンサC7並びに抵抗R12,13およびR14により構
成されている。また、コンパレ−タ53はオペアンプ5
31と抵抗R15およびR16とから構成され、反転ア
ンプ54はオペアンプ541と抵抗R17,R18およ
びR19により構成されている。
【0025】接続切替部6は、2入力端子、1出力端子
のスイッチ回路からなり、一方の入力端子6aはコンデ
ンサC3を介して接地され、他方の入力端子6bは第2
のRF信号検波部5の出力と接続されている。また、出
力端子6cは第1のRF信号検波部1のピ−クホ−ルド
用オペアンプ121の出力側に配置されたダイオ−ドD
3のカソ−ドとコンパレ−タ用オペアンプ122の(+)
入力との接続中点と接続されている。この接続切替部6
は、未記録・記録判別部4による切替信号SWがハイレ
ベルで入力されると出力端子6cを入力端子6aに接続
し、切替信号SWがロ−レベルで入力されると出力端子
6cを入力端子6bに接続する。
【0026】次に、上記構成による動作を、図7および
図8を用いて説明する。
【0027】図示しない光ピックアップを通じてディス
クから読み取られたRF信号は、図7に示すようなRF
I信号として未記録・記録判別部4、第1のRF信号検
波部1および第2のRF信号検波部5に入力される。
【0028】未記録・記録判別部4に入力したRFI信
号は、バッファ41を介してハイパスフィルタ42に入
力され、低周波成分が除去される。次に、ハイパスフィ
ルタ42の出力は反転アンプ43に入力されてレベルが
反転され、ピ−ク検出回路44に入力される。ピ−ク検
出回路44では、入力信号のレベル(電圧)が設定電圧
Vth以上の場合にピ−ク検出が行われる。従って、ピッ
トの無い未記録トラックから再生されたレベルの低いR
F信号部分ではピ−ク検出は行われず、ピットのある既
記録トラックから再生されたレベルの高いRF信号部分
に対してピ−ク検出が行われ、ピ−ク検出回路44の出
力は、コンパレ−タ45に入力される。コンパレ−タ4
5では、入力信号レベルと基準値rf1との比較が行わ
れ、入力レベルが基準値rf1より低い場合はロ−レベ
ルで、入力レベルが基準値rf1以上の場合はハイレベ
ルで切替信号SWが出力される。すなわち、未記録トラ
ックの場合はロ−レベルの切替信号SWが、記録トラッ
クの場合はハイレベルの切替信号SWが接続切替部6に
出力される。
【0029】接続切替部6では、切替信号SWがハイレ
ベルで入力されると入力端子6aと出力端子6cとが接
続され、第1のRF信号検波部1のダイオ−ドD3のカ
ソ−ドとコンパレ−タ用オペアンプ122の(+) 入力と
の接続中点にコンデンサC3が接続されるように切り替
えられる。これに対して、切替信号SWがロ−レベルで
入力されると入力端子6bと出力端子6cとが接続さ
れ、第2のRF信号検波部5のディジタル信号mirr
の出力部が、第1のRF信号検波部1のダイオ−ドD3
のカソ−ドとコンパレ−タ用オペアンプ122の(+) 入
力との接続中点に接続されるように切り替えられる。
【0030】一方、第1のRF信号検波部1に入力した
RFI信号は、エンベロープ検波回路11にてエンベロ
ープ部分が検波され、さらにその出力信号は波形整形回
路12に入力される。波形整形回路12では、入力信号
とあらかじめ設定した基準値との比較が行われるが、第
1の信号検波部1に入力したRFI信号が記録トラック
に相当する部分であれば、図3および図6に示すピ−ク
・ボトムホ−ルド回路112のピ−クホ−ルドとボトム
ホ−ルドの2出力に差が生じる。このとき、接続切替部
6には、上記したようにハイレベルの切替信号SWが入
力されているため、入力端子6aが出力端子6cと接続
され、コンパレ−タ用オペアンプ122の(+) 入力にコ
ンデンサC3が接続されており、コンパレ−タ用オペア
ンプ122によりディジタル信号MIRRが生成され
る。このディジタル信号MIRRは、ブレ−キ信号発生
部3のD入力に入力される。
【0031】これに対して、第1の信号検波部1に入力
したRFI信号が未記録トラックに相当する部分であれ
ば、図3および図6に示すピ−ク・ボトムホ−ルド回路
112のピ−クホ−ルドとボトムホ−ルドの2出力には
差が生ぜず、このままではコンパレ−タ用オペアンプ1
22によりディジタル信号MIRRは生成されない。し
かしこのとき、接続切替部6には、上記したようにロ−
レベルの切替信号SWが入力されており、入力端子6b
が出力端子6cと接続され、コンパレ−タ用オペアンプ
122の(+) 入力に第2のRF信号検波部5のディジタ
ル信号mirrの出力部が接続されている。
【0032】この場合、未記録トラックに相当するRF
I信号は、第2のRF信号検波部5にも入力されてい
る。図8に示すように、第2のRF信号検波部5に入力
したRFI信号は、ハイパスフィルタ51で低周波成分
が除去され、アンプ52にて増幅作用を受けた後、コン
パレ−タ53に入力される。コンパレ−タ53では、入
力信号レベルと基準値rf2との比較が行われ、基準値
rf2に対する信号レベルの大小に応じたレベルのディ
ジタル信号が発生される。このディジタル信号は、反転
アンプ54でレベルが反転されてディジタル信号mir
rとして接続切替部6に出力される。このとき、接続切
替部6には、上記したようにロ−レベルの切替信号SW
が入力されているため、入力端子6bが出力端子6cと
接続されており、ディジタル信号mirrは第1のRF
信号検波部1のコンパレ−タ用オペアンプ122の(+)
入力に入力される。これにより、コンパレ−タ用オペア
ンプ122においてディジテル信号mirrのレベルに
応じたディジタル信号MIRRが生成される。このディ
ジタル信号MIRRは、上記した既記録トラックの場合
と同様に、ブレ−キ信号発生部3のD入力に入力され
る。
【0033】また、TE信号検波部2には、ディスクか
ら読み取られたTEI信号(トラッキングエラ−信号)
が入力される。TE信号検波部2に入力したTEI信号
は、波形整形回路21においてあらかじめ設定した基準
値と比較され、その結果、ディジタル信号TECが生成
され、エッジ検出回路22に出力される。エッジ検出回
路22では、入力ディジタル信号のエッジが検出され、
CLK信号としてブレーキ信号発生部3のCK入力に入
力される。
【0034】ブレーキ信号発生部3では、CLK信号の
入力時におけるディジタル信号MIRRのレベルにより
ブレーキ信号BRKの出力制御が行われる。すなわち、
CLK信号が入力された時にディジタル信号MIRRの
入力がロ−レベルであればブレーキ信号BRKはローレ
ベルで出力され、CLK信号が入力された時にディジタ
ル信号MIRRがハイレベルで入力されていればハイレ
ベルで出力され、図示しない制御系に入力される。
【0035】制御系においては、波形整形回路21によ
るディジタル信号をカウントすることにより何本トラッ
クジャンプをしたかが判別され、目標トラック数に達し
たならば、ブレーキ信号BRKに基づいてブレーキが掛
けられ、トラックジャンプが終了される。ブレーキの極
性は、ディジタル信号TECの波形の立ち下がり、立ち
上がりに対してRF信号検波部1によるディジタル信号
MIRRがハイレベルかローレベルかで、外周→内周ジ
ャンプであるのか、内周→外周ジャンプであるのかが判
別され、それに応じたブレーキ極性となる。
【0036】以上説明したように、本実施例によれば、
未記録トラックの有無にかかわりなくトラックジャンプ
を的確に検出し、トラックジャンプを目標トラックで確
実に停止できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生専用のみならず追記形のCDなどの何も記録されて
いない、いわゆるブランクディスクについてもトラック
ジャンプを的確に検出し、光ピックアップを目標トラッ
クで確実に停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラックジャンプ制御回路の一実
施例を示すブロック図
【図2】従来のトラックジャンプ制御回路のブロック図
【図3】第1のRF信号検波部の回路図
【図4】従来回路の動作説明図
【図5】従来回路の動作説明図
【図6】本発明に係るトラックジャンプ制御回路の回路
例を示す図
【図7】本発明に係る未記録・記録判別部の各部波形図
【図8】本発明に係る第2のRF信号検波部の各部波形
【符号の説明】
1…第1のRF信号検波部、2…TE信号検波部、3…
ブレ−キ信号発生部、4…未記録・記録判別部、5…第
2のRF信号検波部、6…接続切替部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップによりディスクから読み
    取られたピット再生信号のピ−クレベルとボトムレベル
    とのレベル差と所定の設定値とを比較し、設定値に対す
    るレベル差の大小に応じたレベルのディジタル信号を発
    生する第1のピット再生信号検波部と、ディスクから読
    み取られたトラッキングエラ−信号の立ち上がり・立ち
    下がり時における前記ディジタル信号のレベルに応じた
    レベルのブレ−キ信号を発生するブレ−キ信号発生部と
    を有し、前記ブレ−キ信号が所定レベルで、かつ、光ピ
    ックアップが目標トラックに達したときにトラックジャ
    ンプ動作を停止させるコンパクトディスク装置のトラッ
    クジャンプ制御回路において、 前記ピット再生信号のレベルがあらかじめ設定した値以
    上の場合にはピット有と判別し、ピットの有・無に応じ
    たレベルの切替信号を発生する未記録・記録判別部と、 前記ピット再生信号のレベルとあらかじめ設定した値と
    を比較し、設定値に対する信号レベルの大小に応じたレ
    ベルのディジタル信号を発生する第2のピット再生信号
    検波部と、 前記切替信号がピット有のレベルで入力されると前記第
    1のピット再生信号検波部の出力と前記ブレ−キ信号発
    生部の入力とを接続し、切替信号がピット無のレベルで
    入力されると前記第2のピット再生信号検波部の出力と
    前記ブレ−キ信号発生部の入力とを接続する接続切替部
    とを備えたことを特徴とするトラックジャンプ制御回
    路。
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