JPH0515119Y2 - - Google Patents

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JPH0515119Y2
JPH0515119Y2 JP5083387U JP5083387U JPH0515119Y2 JP H0515119 Y2 JPH0515119 Y2 JP H0515119Y2 JP 5083387 U JP5083387 U JP 5083387U JP 5083387 U JP5083387 U JP 5083387U JP H0515119 Y2 JPH0515119 Y2 JP H0515119Y2
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JP
Japan
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ring
scale
distance
watch
case body
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JP5083387U
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JPS63157698U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は距離計付時計に係り、更に詳しくは地
図上の距離をなぞり距離を読みとる距離目盛付リ
ングを具備した時計に関するものである。
〔従来の技術〕 近年、自動車等の増加に伴いドライブを楽しむ
機会が多く、目的地までの概略の距離をを知りた
いことがある。
一方、道路地図も多数出版され、地図の縮尺
も、20万分の1、10万分の1、5万分の1等とま
ちまちである。
従来地図上の距離を測るのに、ペンシル型で一
方の先端に地図上をなぞる回転歯車があり、他端
に軸を配し、回転歯車と他端の軸の間に指標を付
したエンドレスのゴム帯を張り、回転歯車の回軸
でゴム帯が同時に動き、ゴム帯に付した指標の動
いた量をゴム帯を格納するペンシル型の透明ケー
スにマークした目盛りで読みとるものが最近見受
けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記ペンシル型のものは、地図上で概略の距離
を測定するのには一応目的を達成するが、常時時
計の様に携帯しているとは限らず、また、ペンシ
ル型の透明ケースにマークした目盛りは、例え
ば、10万分の1の地図で1Kmを1目盛としたとき
は、他の縮尺によつては換算しなければならず
少々面倒である。
本考案の目的は、上記問題を解消し、時計に地
図上の距離測定手段を付加したもので、時計体を
押える交換可能な距離目盛付リングを具備した距
離計付時計を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、時計のケース体、該ケース体は、上
面に時計体を挿嵌する凹部と、該凹部の外周内部
に断面L字状のリング状溝を形成するとともに、
ケース体の外周の一部に突出部を形成し、該突出
部に回転歯車支軸部を設け、前記ケース体に形成
したリング状溝に、断面J字状で外周に鋸歯を形
成した胴部と、該胴部の上面は前記ケース体に設
けたリング状溝を覆い内周斜面に目盛りを配し時
計計体上面を押える目盛リング部を有する弾性部
材よりなる距離目盛付リングを挿嵌し、前記ケー
ス体の外周の突出部に、前記距離目盛付リングの
胴部に形成した鋸歯と歯合する回転歯車の一部が
ケース体の突出部より露出するごとく軸支し、前
記時計体上面の前記距離目盛付リングの斜面目盛
部と接する位置に指標を配し、前記回転歯車が回
転することにより、前記距離目盛付リングが回転
し、時計体に配した指標とのずれ量を読みとるこ
とにより、地図上の距離を測定することを特徴と
するものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本考案の距離計付腕時計の外観を示す
平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図はケース体、第4図は距離目盛付リング、第5
図は時計体のそれぞれ斜視図である。
1は両端にバンド部2を連設したケース体で、
ケース体1の上面には時計モジユール(図示せ
ず)を内臓した時計体3を挿嵌する凹部1aを設
けてある。該凹部1aは時計体3の外径とはガタ
がなく時計体3の外周に設けた回り止め凸部3a
と合致する回り止め凹部1bが設けてある。
前記ケース体1の凹部1aの外周内部には断面
L字状のリング状の距離目盛付リング挿入溝1c
が形成されている。更に、ケース体1はバンド長
手方向にほぼ直交する一方の外周に突出部1dを
形成し、該突出部1dに回転歯車支軸部1eが設
けてある。
前記ケース体1の距離目盛付リング挿入溝1c
に、断面がJ字状で外周に鋸歯4aを形成した胴
部4bと、該胴部4bの上面は前記ケース体1に
設けた距離目盛付リング挿入溝1cを覆い内周斜
面に目盛4cを配し時計体3の上面を押える目盛
リング部4dを有する弾性部材よりなる距離目盛
付リング4を挿嵌する。距離目盛付リング4をケ
ース体1の距離目盛付リング挿入溝1cに挿嵌す
るには、距離目盛付リング4の胴部4bの先端の
係合部4eを開くようにして距離目盛付リング挿
入溝1cに合わせて押し込むと、距離目盛付リン
グ4は弾性部材のため距離目盛付リング4の係合
部4eとケース体1の距離目盛付リング挿入溝1
cの係合部1fとが一致した位置で閉じて完了す
る。距離目盛付リング4の挿嵌状態では、溝のス
キ間は目盛リング部4dにより覆われ上面よりは
見えない。
前記ケース体1の外周の突出部1dに、前記距
離目盛付リング4の胴部4bに形成した鋸歯4a
と歯合する回転歯車5の一部がケース体1の突出
部1dより露出するように回転歯車支軸部1eで
軸支する。
また、前記時計体3の上面の前記距離目盛付リ
ング4の目盛4cと接する位置に指標3bを印刷
等により設ける。
距離目盛付リング4の目盛4cの1目盛を、例
えば、10万分の1の縮尺の地図上の1Kmに相当す
るように配し、目盛リング部4dの内周斜面に等
間隔に目盛つておく。回転歯車5がB方向する
と、距離目盛付リング4はC方向に回転する。
距離目盛付リング4は、時計体3を押え、時計
体3のとび出しを防ぐと同時に回転目盛板の機能
を有している。
以上の構成により、本実施例の距離計付時計の
使い方を説明する。まず距離目盛付リング4の目
盛4cの0を時計体3の指標3bに合わせる。次
に回転歯車5が左回りする様に地図上をなぞり、
指標3bと一致する距離目盛付リング4の目盛4
cを読みとる。例えば、距離目盛付リング4の目
盛4cの1目盛が、10万分の1の縮尺の地図上の
1Kmに相当する場合は第6図では15Kmとなる。縮
尺30万分の1の地図で目盛15の場合は3×15=45
Kmとなる。
第1図に示す距離目盛付リング4にマークした
縮尺4fは、10万分の1で、1目盛が1Kmに相当
するか、他に交換用の距離目盛付リング(例え
ば、20万分の1、5万分の1等)を用意しておけ
ば、地図の縮尺による目盛の読みの換算は不要と
なる。
時計体3はアナログ表示式に入れ替えてもよ
い。
本実施例による距離計付腕時計では、地図上の
曲りくねつた道路でも容易になぞることができ、
距離目盛付リング4の目盛4cで地図上の距離を
知ることができる。
本実施例では腕時計で説明したが、腕時計に限
らず、ペンダント式の時計でもよいことはいうま
でもない。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、常時携帯している腕時計又
はペンダント時計に、距離測定手段を付加し、回
転歯車で地図上の任意の地点をなぞることによ
り、時計体を押える距離目盛付リングが回転し、
時計体に配した指標とのずれ量を読み取ることに
より、ドライブ等の場合に目的地までの概略の距
離を自分で容易に知ることができる、地図の縮尺
に合わせた目盛を付けた距離目盛付リングを用意
して使用することにより、読みとつた目盛の換算
も不要であり、距離目盛付リングを地図の縮尺に
より色別にしておくとカラフルな外装の時計が得
られ、ドライブを一層楽しくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいづれも本考案の一実施例に係り、第1
図は距離計付腕時計の外観平面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図はケース体、第4図
は距離目盛付リング、第5図は時計体のそれぞれ
斜視図、第6図は使用状態を示す距離計付腕時計
の平面図である。 1……ケース体、1a……凹部、1c……距離
目盛付リング挿入溝、1d……突出部、3……時
計体、3b……指標、4……距離目盛付リング、
4a……鋸歯、4c……目盛、4d……目盛リン
グ、4f……縮尺、5……回転歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計のケース体、該ケース体は、上面に時計体
    を挿嵌する凹部と、該凹部の外周内部に断面L字
    状のリング状溝を形成するとともに、ケース体の
    外周の一部に突出部を形成し、該突出部に回転歯
    車支軸部を設け、前記ケース体に形成したリング
    状溝に、断面J字状で外周に鋸歯を形成した胴部
    と、該胴部の上面は前記ケース体に設けたリング
    状溝を覆い内周斜面に目盛りを配し時計体上面を
    押える目盛リング部を有する弾性部材よりなる距
    離目盛付リングを挿嵌し、前記ケース体の外周の
    突出部に、前記距離目盛付リングの胴部に形成し
    た鋸歯と歯合する回転歯車の一部がケース体の突
    出部より露出するごとく軸支し、前記時計体上面
    の前記距離目盛付リングの斜面目盛部と接する位
    置に指標を配し、前記回転歯車が回転することに
    より、前記距離目盛付リングが回転し、時計体に
    配した指標とのずれ量を読みとるにより地図上の
    距離を測定することを特徴とする距離計付時計。
JP5083387U 1987-04-03 1987-04-03 Expired - Lifetime JPH0515119Y2 (ja)

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JP5083387U JPH0515119Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JP5083387U JPH0515119Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63157698U JPS63157698U (ja) 1988-10-17
JPH0515119Y2 true JPH0515119Y2 (ja) 1993-04-21

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JP5083387U Expired - Lifetime JPH0515119Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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