JPH0515075U - 位置情報入力装置 - Google Patents

位置情報入力装置

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JPH0515075U
JPH0515075U JP000373U JP37391U JPH0515075U JP H0515075 U JPH0515075 U JP H0515075U JP 000373 U JP000373 U JP 000373U JP 37391 U JP37391 U JP 37391U JP H0515075 U JPH0515075 U JP H0515075U
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伸昌 横沢
敏之 勅使川原
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両走行案内装置等に用いる、操作性が良い
小型の位置情報入力装置を提供すること。 【構成】 同じ方形状の複数のエリアに区分された紙葉
地図上に載置可能で、一のエリアに対応した窓を形成す
る透明パネル3を有し、このエリアよりやや大きい形状
の本体1となす。この本体1にエリアの位置情報を選択
するカ−ソルキ−7、他の入力用スイッチ8,9,10
及びエリアをさらに細かい細分割エリアに区分して検出
するマトリックスセンサ5を透明パネル3の外周部に設
ける。これにより、エリアの位置情報をスイッチによっ
て選択し、細分割エリアの位置情報は指等で指定するだ
けで、簡単に位置情報を入力することができる。 【効果】 車両内においても容易に扱うことができると
共に、収納場所に困ることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両走行案内装置等に目的地等の位置情報を入力する位置情報入力 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、現在地(出発地)及び目的地の位置情報を予め入力しておき、この情報 に基づき、車両走行時に走行経路を表示して目的地までの走行経路を案内する車 両走行案内装置が知られている。この車両走行案内装置に現在地或いは目的地の 位置情報を地図から入力できる移動体位置表示装置が特開平2−262007号 公報に開示されている。
【0003】 この移動体位置表示装置は、地図とほぼ同じ大きさを有し、地図の上に載せる ことができる透明板と、この透明板の外周部に固定された複数の発光手段と、発 光手段の発光位置を変化させるスイッチ手段と、登録地点を入力するときに操作 される登録スイッチ手段と、登録スイッチ手段が操作されたとき、前記発光手段 の発光位置を記憶する記憶手段とを備えている。
【0004】 前述の構成よりなる移動体位置表示装置によれば、地図の上に透明板を載せる と、透明板を通して地図を見ることができ、この状態でスイッチ手段を操作して 、地図上の入力対象位置と発光手段の発光位置を一致させた後に、登録スイッチ 手段を操作すれば、登録対象位置の情報が入力できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した移動体位置表示装置では、目的地等の位置情報を入力 する際、スイッチ手段によって発光手段の発光位置を移動させて目的地等の位置 に合わせなくてはならず、非常に操作が面倒で時間がかかり、誤入力の恐れがあ る。また、透明板を地図と同じ大きさに形成する必要があるので、装置が大型化 する。このため、車両内で使用する際に操作性が悪く、収納しづらいという問題 点があった。
【0006】 本考案の目的は上記の問題点に鑑み、車両走行案内装置等に用いるのに適した 、操作性が良い小型の位置情報入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、請求項1では、同じ方形状の複数のエ リアに区分され、各エリア毎に対応するエリア情報を有する紙葉地図上に載置し 、前記エリア内の指定地点の位置情報を上位装置に入力する位置情報入力装置で あって、前記一のエリアに対応した形状の窓を備え、前記一のエリアよりやや大 きい形状を有する平板状装置本体と、前記複数のエリアの中の一のエリアを選択 するエリア選択手段と、前記窓の平面内を複数の細分割エリアに区分し、指等に よって一の細分割エリアが指定されたことを検出する指定エリア検出手段と、前 記エリア毎に対応するエリア情報と前記細分割エリア毎に対応する細分割エリア 情報を記憶する情報記憶手段と、前記指定エリア検出手段の検出結果及び前記情 報記憶手段に記憶された情報に基づき、選択されたエリアのエリア情報及び指定 された細分割エリアの細分割エリア情報を前記上位装置に送出する情報送出手段 とを備えた位置情報入力装置を提案する。
【0008】 また、請求項2では、請求項1記載の位置情報入力装置において、情報送出指 示入力手段を設けると共に、前記情報送出手段は前記情報送出指示に基づいて、 前記選択されたエリアのエリア情報及び指定された細分割エリアの細分割エリア 情報を前記上位装置に送出する位置情報入力装置を提案する。
【0009】 また、請求項3では、請求項1又は2記載の位置情報入力装置において、前記 指定エリア検出手段によって検出された細分割エリアの位置をマトリックス表示 する表示手段を前記窓の外周部に設けた位置情報入力装置を提案する。
【0010】 さらに、請求項4では、請求項1、2又は3記載の位置情報入力装置において 、前記指定エリア検出手段は、前記窓の直交する二辺に配置された複数の発光素 子と、該二辺のそれぞれに対向する二辺に、前記発光素子のそれぞれに対応して 配置された複数の受光素子とを有する光学式マトリックススイッチを含む位置情 報入力装置を提案する。
【0011】
【作用】
本考案の請求項1によれば、エリア選択手段によって紙葉地図上の複数のエリ アの内の目的地等の入力対象位置を含む一のエリアが選択され、該エリアに窓が 重なるように前記紙葉地図上に装置本体が載置される。さらに、前記窓を重ねた エリア内は指定エリア検出手段によって複数の細分割エリアに区分され、このエ リア内の前記入力対象位置を指等によって触れる等して指定すると、前記入力対 象位置に対応する細分割エリアが検出される。また、各エリアと各細分割エリア のそれぞれに対応するエリア情報及び細分割エリア情報が情報記憶手段に記憶さ れている。さらに、情報送出手段によって、前記指定エリア検出手段の検出結果 及び情報記憶手段に記憶された情報に基づき、選択されたエリアのエリア情報及 び指定された細分割エリアの細分割エリア情報が前記上位装置に送出される。こ れにより目的地等の入力対象位置の位置情報が上位装置に入力される。
【0012】 また、請求項2によれば、情報送出指示入力手段によって情報送出指示が入力 されたときに、情報送出手段によって、前記選択されたエリアのエリア情報及び 指定された細分割エリアの細分割エリア情報が前記上位装置に送出される。
【0013】 また、請求項3によれば、表示手段により、前記指定エリア検出手段によって 検出された細分割エリアの位置がマトリックス表示される。
【0014】 さらに、請求項4によれば、前記指定エリア検出手段の構成要素として、前記 枠体の直交する二辺に配置された複数の発光素子と、該二辺のそれぞれに対向す る二辺に、前記発光素子のそれぞれに対応して配置された複数の受光素子とを有 する光学式マトリックススイッチが用いられる。これにより、前記窓の中に指等 を挿入すると前記発光素子から受光素子に向かって出射された光が遮断され、指 定された細分割エリアが検出される。
【0015】
【実施例】
本実施例では、例えば各都道府県に対応して設けられた紙葉地図、例えば地図 帳を使用して、この地図帳から現在地及び複数の目的地の位置情報を車両走行案 内装置本体(図示せず)に入力する場合を一例として以下に説明する。
【0016】 この地図帳は図1及び図2に示すように、経度及び緯度が格子状に分割され互 いに重畳しない大エリアERに区分され、頁番号Pが付与される。この大エリア 毎に地図帳の見開きに印刷され、さらに大エリアER内を経度方向及び緯度方向 に単位長さa、例えば10万分の1の縮尺の場合には5km毎に緯度線に沿って A,B,C…の座標を割当てると共に、経度線に沿って1,2,3…の座標を割 当てている。これにより、大エリアER内は(A−1),(B−1)等の座標で 表される小エリアに区分される。また、地図帳はA4サイズよりやや大きめのも ので、地図帳において大エリアERは縦35cm、横50cm、小エリアは縦横 それぞれ5cmの大きさに表されている。
【0017】 また、車両走行案内装置本体には、予め各地図帳名、各地図帳に表示された大 小のエリアの経緯度方向の分割長さ、後述する細分割エリアの経緯度方向の分割 長さ及び各大エリアERの頁番号Pと左上隅のエリア基準点Qの座標が記憶され ている。
【0018】 図3は本考案の位置情報入力装置の外観図である。図において、1は例えば1 0mm程度の厚さを有する箱形状の筐体からなる装置本体(以下、本体と称する )で、その上部には後述する地図帳の小エリアの形状に対応した正方形の貫通孔 2が形成され、この貫通孔2には透明パネル3が配設されている。
【0019】 透明パネル3は図4に示すように、例えば透明なアクリルからなり、所定の厚 さを有する3枚の透明板31〜33を積層して形成され、表側の透明板31の裏 面には図に向かって縦方向に、等間隔をあけて平行な6本のV溝31aが形成さ れている。また、中間層の透明板32の裏面には図に向かって横方向に等間隔を あけて平行な6本のV溝32aが形成されている。さらに、V溝31a,32a の表面は粗面加工が施されている。また、透明板31,32のそれぞれのV溝3 1a,32aと直交する一の側面に隣接して5個ずつのLED41,42が配置 され、LED41,42から出射された光が透明板31,32の内部を伝搬する と共に、これらのLED41,42からの発光が本体1に形成された貫通孔1a を介して本体1の外部に出射されるようになっている。ここでLED41は各V 溝31a間に1個ずつ、またLED42は各V溝32a間に1個ずつ配置されて いる。
【0020】 前述した透明パネル3のV溝31a,32aによって小エリアが25の細分割 エリアに区分される。
【0021】 一方、本体1の表面には貫通孔2の周囲に周知の光学式マトリックスセンサ5 が配設されている。このマトリックスセンサ5は、枠体51の直交する二辺51 a,51bのそれぞれに5個ずつのLED52が、V溝31a,32aの間に対 応して配置されると共に、これらに対向する二辺51c,51dには各LED5 2に対応してフォトダイオ−ド53が、LED52からの光を受光できるように 配置されている。
【0022】 本体1の下部には、液晶表示器6、カ−ソルキ−7、及びモ−メンタリスイッ チからなる現在地キ−8、目的地キ−9、入力キ−10が設けられている。
【0023】 カ−ソルキ−7は、モ−メンタリスイッチからなるRIGHT キ−71、LEFTキ− 72、UPキ−73、DOWNキ−74が組合わされたものである。
【0024】 図5は一実施例のブロック図である。図において、11はメモリで、ROM、 RAMからなり、ROMには予め後述する地図帳の名称、エリア情報、細分割エ リア情報が格納されている。12は制御部で、周知のCPU等からなり、前述し た各キ−7〜10のスイッチ状態を入力すると共に、これらのキ−によて情報の 入力が指示されたときに、複数のLEDドライバ13を介してマトリックスセン サ5の全てのLED52を点灯する。また、各フォトダイオ−ド53の出力を複 数のレシ−バ14及びレジスタ15を介して所定の周期で入力する。これにより 、マトリックスセンサ5は周知のタッチスイッチとなる。
【0025】 また、制御部12は情報入力状態にあるとき、複数のLEDドライバ16を介 して複数のLED41,42を点灯或いは点滅させると共に、表示制御部17を 介して液晶表示器6に情報を表示する。
【0026】 18はデ−タ送出部で、制御部12から出力されたパラレルデ−タによる位置 情報を所定のフォ−マットのシリアルデ−タに変換した後、ケ−ブル19及びコ ネクタ20を介して車両走行案内装置本体に出力する。
【0027】 次に、前述の構成よりなる位置情報入力装置の動作及び操作について図6乃至 図8に基づいて説明する。
【0028】 車両での外出または旅行等に車両走行案内装置を用いる場合には、予め車両走 行案内装置本体に現在地(出発地点)の位置情報及び目的地の位置情報を入力し ておく必要がある。この際、車両走行案内装置本体に本実施例の位置情報入力装 置本体1を接続する。現在地SPの位置情報を入力するときは、図6及び図7に 示すように現在地の都道府県の地図帳を選択し、現在地の表示されている頁を開 く。次に、地図帳の上に本体1を載置して、現在地SPが位置する小エリアに本 体1の透明パネル3を合わせる。このとき透明パネル3の下の地図は透明パネル 3を介して透けて見える。この後、現在地キ−8を1度押すと、図8に示す位置 情報入力画面が液晶表示器6に表示される。このとき入力対象項目は反転表示さ れる。さらに、LED41,42が全て点灯し、透明板31,32内を伝搬する 光がV溝31a,32aの面(粗面)で乱反射して、透明パネル3の表面にはV 溝31a,32aが光って見える。これにより小エリアを25に区分した細分割 エリアが表示される。
【0029】 位置情報入力画面における入力対象項目としては、地図帳名k1、見開き頁番号 の2桁目k2、見開き頁番号の1桁目k3、横軸座標k4、縦軸座標k5、細分割エリア k6が設けられている。
【0030】 入力対象項目を選択するにはRIGHT キ−71またはLEFTキ−72を押す。入力 対象項目の内容或いは数字を変更するときはUPキ−73またはdownキ−74を押 すと前候補又は次候補の内容或いは数字が表示される。各項目k1〜k5の表示内容 は予め制御部12のプログラムに設定されている。
【0031】 また、細分割エリアk6の項目には、例えば常に“#”の文字が表示され、UPキ −73及びdownキ−74によって変わることがない。細分割エリアk6の項目を選 択すると、前述した小エリアを25に区分した細分割エリアの情報を入力するこ とができる。細分割エリアの情報を入力するには、透明パネル3を介して見える 現在地を指等でかるく触れれば良い。これにより、マトリックスセンサ5によっ て触れた位置が検出され、これに対応する細分割エリア情報が選択される。細分 割エリア情報が選択されると、これに対応するLED41,42が縦横それぞれ 1個ずつ点滅し、選択された細分割エリアを視認できるようになっている。また 、誤った細分割エリアを選択した場合は、続けて正しい細分割エリアを選択する と、これに対応するLED41,42が点滅する。
【0032】 全ての項目k1〜k6を設定した後、入力キ−10を押すと現在地SPの位置情報 が車両走行案内装置本体に送出される。
【0033】 目的地の位置情報を入力するときは、前述したのと同様に目的地の都道府県の 地図帳を選択し、目的地の表示されている頁を開く。次に、地図帳の上に本体1 を載置して、目的地が位置する小エリアに本体1の透明パネル3を合わせ、目的 地キ−9を1度押す。この後の操作は前述と同様である。目的地が複数ある場合 にはこの操作を繰り返せば良い。
【0034】 また、本体1を使用しないときには、車両のダッシュボ−ドの中に本体1を収 納しておくことができる。
【0035】 次に、制御部12における制御の詳細を図9及び図10に示す制御フロ−チャ −トに基づいて説明する。
【0036】 制御部12は現在地キ−8がオンされたか否かを判定し(S1)、現在地キ− 8がオンされたときは、現在地の位置情報を入力するものとして変数Xを1に設 定した後(S2)、後述するS5の処理に移行する。また、現在地キ−8がオン されないときは、制御部12は目的地キ−9がオンされたか否かを判定し(S3 )、オンされないときは前記S1の処理に移行し、オンされときは目的地の位置 情報を入力するものとして変数Xを2に設定する(S4)。
【0037】 この後、制御部12は入力対象項目を表す変数Kを1に設定する(S5)と共 に、マトリックスセンサ5を駆動する(S6)。さらに、液晶表示器6に位置情 報入力画面を表示し(S7)、第K項を反転表示した後(S8)、RIGHT キ−7 1がオンされたか否かを判定する(S9)。この判定の結果、RIGHT キ−71が オンされないときは後述するS13の処理に移行し、オンされたときは変数Kに 1を加算する(S10)と共に、変数Kが7であるか否かを判定する(S11) 。この判定の結果、変数Kが7以外のときは前記S8の処理に移行し、変数Kが 7のときは変数Kを1に設定した後(S12)、前記S8の処理に移行する。
【0038】 前記S9の判定の結果、RIGHT キ−71がオンされないときは、制御部12は LEFTキ−72がオンされたか否かを判定する(S13)。
【0039】 この判定の結果、LEFTキ−72がオンされないときは後述するS17の処理に移 行し、オンされたときは変数Kから1を減算する(S14)と共に、変数Kが0 であるか否かを判定する(S15)。この判定の結果、変数Kが0以外のときは 前記S8の処理に移行し、変数Kが0のときは変数Kを6に設定した後(S16 )、前記S8の処理に移行する。
【0040】 前述したS9〜S16の処理によって、入力対象項目の選択が行われる。
【0041】 前記S13の判定の結果、LEFTキ−72がオンされないときは、制御部12は 変数Kが6であるか否かを判定し(S17)、変数Kが6以外のときは後述する S20の処理に移行し、6のときはマトリックスセンサ5を介して指定された細 分割エリアを検出する(S18)。次いで、検出した細分割エリアに対応するL ED41,42を点滅させ(S19)、前記S8の処理に移行する。
【0042】 前記S17の判定の結果、変数Kが6以外のときは、制御部12はUPキ−73 又はDOWNキ−74がオンされたか否かを判定する(S20)。この判定の結果、 UPキ−73又はDOWNキ−74がオンされたときは、液晶表示器6の反転表示され ている第K項の表示内容を前候補又は次候補に更新して表示した後(S21)、 前記S8の処理に移行する。また、UPキ−73及びDOWNキ−74がオンされない ときは、入力キ−10がオンされたか否かを判定する(S22)。この判定の結 果、入力キ−10がオンされないときは前記S8の処理に移行し、オンされたと きは液晶表示器6に表示された全ての項目の内容及び指定された細分割エリアに 対応する位置情報を車両走行案内装置本体に送出する(S23)。この後、制御 部12は、マトリックスセンサ5の駆動を停止し(S24)、さらに全ての表示 を消灯して(S25)、前記S8の処理に移行する。
【0043】 前述したように本実施例によれば、本体1は地図帳の小エリア程度の大きさで あれば良いので、車両内においても容易に扱うことができると共に、収納場所に 困ることもない。また、透明パネル3にかるく触れるという簡単な操作で、細分 割エリアを指定することができ、指定した細分割エリアをLED4の点滅によっ て視認できるので、誤入力の恐れがないと共に、機械的な劣化を低減でき、平均 故障時間を少なくすることができる。さらに、従来例に比べて、LED等の部品 点数を低減できるので、低コストにて供給することができる。
【0044】 尚、本実施例においては、光学式マトリックスセンサ5を用いて指定された細 分割エリアを検出するようにしたが、これに限定されることはない。透明シ−ト に形成された感圧センサを用いたマトリックススイッチにより細分割エリアを検 出するようにしても良い。
【0045】 また、本実施例では透明パネル3を介して小エリアを見るようにしたが、透明 パネル3を設けず、開口を介して小エリアを見るようにしてもほぼ同様の効果を 得ることができる。
【0046】 さらに、本実施例では車両走行案内装置本体に位置情報を入力する場合を例と して説明したが、他の上位装置にも同様にして位置情報を入力することができる ことは言うまでもないことである。
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の請求項1によれば、装置本体は紙葉地図の一のエ リアよりもやや大きい形状であれば良く、小型になるので、車両内においても容 易に扱うことができると共に、収納場所に困ることもない。さらに、前記エリア 内の細分割エリアを指等によって簡単に指定できるので、誤入力の恐れもない。 また、請求項2によれば、上記の効果に加えて、情報送出指示に基づいて、選 択されたエリアのエリア情報及び指定された細分割エリアの細分割エリア情報を が上位装置に送出されるため、エリア情報等を誤って選択或いは指定しても訂正 することができるので、位置情報の誤入力をさらに低減することができる。
【0048】 また、請求項3によれば、上記効果に加えて、指定エリア検出手段によって検 出された細分割エリアの位置が、表示手段によって窓の外周部にマトリックス表 示されるので、指定した細分割エリアを一目で視認することができる。
【0049】 さらに、請求項4によれば、上記効果に加えて、光学式マトリックススイッチ によって指定した細分割エリアが検出されるので、機械的な劣化を低減でき、平 均故障時間を少なくすることができる。
【提出日】平成3年5月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 図5は一実施例のブロック図である。図において、11はメモリで、ROM、 RAMからなり、ROMには予め後述する地図帳の名称、エリア情報、細分割エ リア情報が格納されている。12は制御部で、周知のCPU等からなり、前述し た各キ−7〜10のスイッチ状態を入力すると共に、これらのキ−によて情報 の入力が指示されたときに、複数のLEDドライバ13を介してマトリックスセ ンサ5の全てのLED52を点灯する。また、各フォトダイオ−ド53の出力を 複数のレシ−バ14及びレジスタ15を介して所定の周期で入力する。これによ り、マトリックスセンサ5は周知のタッチスイッチとなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の請求項1によれば、装置本体は紙葉地図の一のエ リアよりもやや大きい形状であれば良く、小型になるので、車両内においても容 易に扱うことができると共に、収納場所に困ることもない。さらに、前記エリア 内の細分割エリアを指等によって簡単に指定できるので、誤入力の恐れもない。 また、請求項2によれば、上記の効果に加えて、情報送出指示に基づいて、選 択されたエリアのエリア情報及び指定された細分割エリアの細分割エリア情報が 上位装置に送出されるため、エリア情報等を誤って選択或いは指定しても訂正す ることができるので、位置情報の誤入力をさらに低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に用いる地図帳の構成を
示す図
【図2】 本考案の一実施例に用いる地図帳の構成を
示す図
【図3】 本考案の一実施例を示す外観図
【図4】 一実施例における透明パネルの構成を示す
【図5】 一実施例のブロック図
【図6】 一実施例における操作を説明する図
【図7】 一実施例における操作を説明する図
【図8】 一実施例における表示例を示す図
【図9】 一実施例における制御フロ−チャ−ト
【図10】 一実施例における制御フロ−チャ−ト
【符号の説明】
1…本体、2…貫通孔、3…透明パネル、31〜33…
透明板、31a,32a…V溝、41,42…LED、
5…マトリックスセンサ、51…枠体、6…液晶表示
器、7…カ−ソルキ−、8…現在地キ−、9…目的地キ
−、10…入力キ−、11…メモリ、12…制御部、1
3,16…LEDドライバ、14…レシ−バ、15…レ
ジスタ、17…表示制御部、18…デ−タ送出部、19
…ケ−ブル、20…コネクタ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じ方形状の複数のエリアに区分され、
    各エリア毎に対応するエリア情報を有する紙葉地図上に
    載置し、前記エリア内の指定地点の位置情報を上位装置
    に入力する位置情報入力装置であって、 前記一のエリアに対応した形状の窓を備え、前記一のエ
    リアよりやや大きい形状を有する平板状装置本体と、 前記複数のエリアの中の一のエリアを選択するエリア選
    択手段と、 前記窓の平面内を複数の細分割エリアに区分し、指等に
    よって一の細分割エリアが指定されたことを検出する指
    定エリア検出手段と、 前記エリア毎に対応するエリア情報と前記細分割エリア
    毎に対応する細分割エリア情報を記憶する情報記憶手段
    と、 前記指定エリア検出手段の検出結果及び前記情報記憶手
    段に記憶された情報に基づき、選択されたエリアのエリ
    ア情報及び指定された細分割エリアの細分割エリア情報
    を前記上位装置に送出する情報送出手段とを備えた、 ことを特徴とする位置情報入力装置。
  2. 【請求項2】 情報送出指示入力手段を設けると共に、
    前記情報送出手段は前記前記情報送出指示に基づいて、
    前記選択されたエリアのエリア情報及び指定された細分
    割エリアの細分割エリア情報を前記上位装置に送出する
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報入力装置。
  3. 【請求項3】 前記指定エリア検出手段によって検出さ
    れた細分割エリアの位置をマトリックス表示する表示手
    段を前記窓の外周部に設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の位置情報入力装置。
  4. 【請求項4】 前記指定エリア検出手段は、前記窓の直
    交する二辺に配置された複数の発光素子と、該二辺のそ
    れぞれに対向する二辺に、前記発光素子のそれぞれに対
    応して配置された複数の受光素子とを有する光学式マト
    リックススイッチを含むことを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の位置情報入力装置。
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