JPH05150751A - 液晶表示装置の映像出力回路 - Google Patents
液晶表示装置の映像出力回路Info
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- JPH05150751A JPH05150751A JP33765391A JP33765391A JPH05150751A JP H05150751 A JPH05150751 A JP H05150751A JP 33765391 A JP33765391 A JP 33765391A JP 33765391 A JP33765391 A JP 33765391A JP H05150751 A JPH05150751 A JP H05150751A
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- Japan
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- output
- circuit
- signal
- channels
- liquid crystal
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一画面を複数チャネルに分割して駆動する液晶
表示装置の、駆動回路間に生じるチャネル間の画像のバ
ラツキを抑制して、均質な画像表示を行わせる。 【構成】一画面を複数チャネルに分割して各チャネル毎
に特性の調整が可能な出力回路を設ける。各チャネルの
出力回路に基準信号を入力して、その出力を計測データ
とする。CPUにおいて各チャネルの計測データを予め
設定した基準データと比較し、対応する出力回路を補正
する信号を形成する。CPUはタイミング信号を供給す
る回路により、上記補正動作を映像信号の垂直帰線期間
内に各チャネルのレベル調整回路のレベル補正を実行し
て構成する。
表示装置の、駆動回路間に生じるチャネル間の画像のバ
ラツキを抑制して、均質な画像表示を行わせる。 【構成】一画面を複数チャネルに分割して各チャネル毎
に特性の調整が可能な出力回路を設ける。各チャネルの
出力回路に基準信号を入力して、その出力を計測データ
とする。CPUにおいて各チャネルの計測データを予め
設定した基準データと比較し、対応する出力回路を補正
する信号を形成する。CPUはタイミング信号を供給す
る回路により、上記補正動作を映像信号の垂直帰線期間
内に各チャネルのレベル調整回路のレベル補正を実行し
て構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示装置の映像出
力回路に関し、例えば水平方向の画素数が多いため水平
方向に複数チャネルに分割して駆動する液晶ディスプレ
イの映像出力回路に関する。
力回路に関し、例えば水平方向の画素数が多いため水平
方向に複数チャネルに分割して駆動する液晶ディスプレ
イの映像出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、水平方向に複数チャネルに分割
して駆動する例を示している。本例は水平方向に3分割
したものである。同図において、1は液晶パネル、2a
〜2cはチャネル1〜チャネル3(CH1〜CH3)の
ソースドライバ、3はソースライン、4はゲートドライ
バ、5はゲートラインである。ソースドライバ2a〜2
cには、それぞれチャネル1〜チャネル3の映像出力回
路(図5には図示せず)より出力される映像信号Sa〜
Scが供給される。
して駆動する例を示している。本例は水平方向に3分割
したものである。同図において、1は液晶パネル、2a
〜2cはチャネル1〜チャネル3(CH1〜CH3)の
ソースドライバ、3はソースライン、4はゲートドライ
バ、5はゲートラインである。ソースドライバ2a〜2
cには、それぞれチャネル1〜チャネル3の映像出力回
路(図5には図示せず)より出力される映像信号Sa〜
Scが供給される。
【0003】ところで、分割の数は液晶パネルの水平方
向の画素数と水平周波数及びソースドライバの動作周波
数によって決まる。例えば、液晶パネルの水平方向の画
素数が1000、水平周波数33.5kHzの場合、ブ
ランキング期間等の考慮を外して計算すると、ソースド
ライバの動作周波数は33.5MHzとなり非常な高速
化が必要となる。これに対して3分割すると、ソースド
ライバ2a〜2cの動作速度は10MHz強でよく、技
術的にも問題がなくなる。
向の画素数と水平周波数及びソースドライバの動作周波
数によって決まる。例えば、液晶パネルの水平方向の画
素数が1000、水平周波数33.5kHzの場合、ブ
ランキング期間等の考慮を外して計算すると、ソースド
ライバの動作周波数は33.5MHzとなり非常な高速
化が必要となる。これに対して3分割すると、ソースド
ライバ2a〜2cの動作速度は10MHz強でよく、技
術的にも問題がなくなる。
【0004】しかしながら、このような構成をとる場
合、映像出力回路は各チャネルのソースドライバ2a〜
2cごとに必要となる。このとき、各映像出力回路の特
性に差があり出力レベルが異なる場合、それは表示画像
の明暗の差となって画面に表れる。これを改善するた
め、従来図6に示されるような映像出力回路が提案され
ている。
合、映像出力回路は各チャネルのソースドライバ2a〜
2cごとに必要となる。このとき、各映像出力回路の特
性に差があり出力レベルが異なる場合、それは表示画像
の明暗の差となって画面に表れる。これを改善するた
め、従来図6に示されるような映像出力回路が提案され
ている。
【0005】同図において、6a〜6cは、それぞれソ
ースドライバ2a〜2c(図5に図示)に対応するチャ
ネル1〜チャネル3の映像出力回路で、映像信号処理回
路(図示せず)から出力された映像信号等に所望の増幅
を施す。この出力回路6a〜6cへの入力信号は、それ
ぞれ切換スイッチ7a〜7cでもって切り換えられる。
これら切換スイッチ7a〜7cの切り換えは、スイッチ
切換回路12によって制御される。このスイッチ切換回
路12には、タイミング基準信号として水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncが供給される。
ースドライバ2a〜2c(図5に図示)に対応するチャ
ネル1〜チャネル3の映像出力回路で、映像信号処理回
路(図示せず)から出力された映像信号等に所望の増幅
を施す。この出力回路6a〜6cへの入力信号は、それ
ぞれ切換スイッチ7a〜7cでもって切り換えられる。
これら切換スイッチ7a〜7cの切り換えは、スイッチ
切換回路12によって制御される。このスイッチ切換回
路12には、タイミング基準信号として水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncが供給される。
【0006】上記従来回路の場合、映像期間中は切換ス
イッチ7a〜7cはb側に接続される。これにより映像
信号Sa〜Scが出力回路6a〜6cを介してソースド
ライバ2a〜2cに供給され、液晶が駆動される。ま
た、垂直帰線期間になると切換スイッチ7a〜7cはa
側に接続され、各チャネル間の出力レベルを調整するた
めに予め設定された一定の基準信号が出力回路6a〜6
cに入力され、この出力回路6a〜6cによって所定の
増幅処理がなされた信号が出力される。
イッチ7a〜7cはb側に接続される。これにより映像
信号Sa〜Scが出力回路6a〜6cを介してソースド
ライバ2a〜2cに供給され、液晶が駆動される。ま
た、垂直帰線期間になると切換スイッチ7a〜7cはa
側に接続され、各チャネル間の出力レベルを調整するた
めに予め設定された一定の基準信号が出力回路6a〜6
cに入力され、この出力回路6a〜6cによって所定の
増幅処理がなされた信号が出力される。
【0007】また、出力回路6a〜6cの出力信号は、
それぞれ切換スイッチ8のa側、b側及びc側の固定端
子に供給される。この切換スイッチ8は、スイッチ切換
回路12によって、例えば1垂直期間毎に順次接続が切
り換えられる。この切換スイッチ8の出力信号は計測用
のA/Dコンバータ9でディジタルデータに変換された
後、CPU10に供給される。
それぞれ切換スイッチ8のa側、b側及びc側の固定端
子に供給される。この切換スイッチ8は、スイッチ切換
回路12によって、例えば1垂直期間毎に順次接続が切
り換えられる。この切換スイッチ8の出力信号は計測用
のA/Dコンバータ9でディジタルデータに変換された
後、CPU10に供給される。
【0008】このCPU10には、上述した垂直帰線期
間に、与えられた基準信号におけるA/Dコンバータ9
の出力が計測データとして読み込まれる。CPU10で
は、その計測データが適正かどうか判断される。即ち、
チャネル間の差をなくすために予め設定された基準デー
タと比較される。計測データが基準データと差がある場
合には、計測データが基準データに近付くようにCPU
10より補正データが出力され、これが補正用D/Aコ
ンバータ11a〜11cでアナログ信号に変換され、そ
れぞれ出力回路6a〜6cに出力レベルを制御する補正
信号として供給される。ここで、切換スイッチ8がa
側、b側及びc側に接続される場合、それぞれCPU1
0からの補正データは対応するD/Aコンバータ11a
〜11cに供給される。これにより出力回路6a〜6c
の出力レベルが基準値に近くなるように動作し、結果的
にチャネル1〜チャネル3の映像信号出力レベルに偏差
がなくなる。
間に、与えられた基準信号におけるA/Dコンバータ9
の出力が計測データとして読み込まれる。CPU10で
は、その計測データが適正かどうか判断される。即ち、
チャネル間の差をなくすために予め設定された基準デー
タと比較される。計測データが基準データと差がある場
合には、計測データが基準データに近付くようにCPU
10より補正データが出力され、これが補正用D/Aコ
ンバータ11a〜11cでアナログ信号に変換され、そ
れぞれ出力回路6a〜6cに出力レベルを制御する補正
信号として供給される。ここで、切換スイッチ8がa
側、b側及びc側に接続される場合、それぞれCPU1
0からの補正データは対応するD/Aコンバータ11a
〜11cに供給される。これにより出力回路6a〜6c
の出力レベルが基準値に近くなるように動作し、結果的
にチャネル1〜チャネル3の映像信号出力レベルに偏差
がなくなる。
【0009】実際には、A/Dコンバータ9から出力さ
れた計測データが予め設定された基準データに対して大
きければ、補正データは現在の補正データより1ビット
下げるようにCPU10から指令が出力される。逆に小
さければ補正データは現在のデータより1ビット上げる
ように指令が出される。
れた計測データが予め設定された基準データに対して大
きければ、補正データは現在の補正データより1ビット
下げるようにCPU10から指令が出力される。逆に小
さければ補正データは現在のデータより1ビット上げる
ように指令が出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回路構成に
よるチャネル間の出力補正では、1度の計測につき1ビ
ットの変化しか補正できないため、計測データが基準デ
ータに対して大きくずれている場合、基準データに達す
るまでに時間がかかる。仮に1垂直期間毎に1チャネル
の補正を行うとすると、1垂直期間は1/60秒である
から3チャネルでは1/20秒を要し、8ビットでは最
悪10秒近い時間がかかる。例えば電源起動直後のよう
に極めて不安定な期間においては画像が安定するまでに
相当に長い時間が必要になる。このことは液晶ディスプ
レイを観察している人をいらだたせることになり、表示
装置としては好ましくない。また、出力補正処理の実行
中に誤計測されたことを検知しても、計測プロセスがハ
ードによっているため、再計測を行うためには次の計測
期間を待たねばならず、非効率である。本発明は上記従
来装置の問題点に鑑みてなされたもので、画面全体の映
像のバラツキを効率的に抑え得る液晶表示装置の映像出
力回路を提供する。
よるチャネル間の出力補正では、1度の計測につき1ビ
ットの変化しか補正できないため、計測データが基準デ
ータに対して大きくずれている場合、基準データに達す
るまでに時間がかかる。仮に1垂直期間毎に1チャネル
の補正を行うとすると、1垂直期間は1/60秒である
から3チャネルでは1/20秒を要し、8ビットでは最
悪10秒近い時間がかかる。例えば電源起動直後のよう
に極めて不安定な期間においては画像が安定するまでに
相当に長い時間が必要になる。このことは液晶ディスプ
レイを観察している人をいらだたせることになり、表示
装置としては好ましくない。また、出力補正処理の実行
中に誤計測されたことを検知しても、計測プロセスがハ
ードによっているため、再計測を行うためには次の計測
期間を待たねばならず、非効率である。本発明は上記従
来装置の問題点に鑑みてなされたもので、画面全体の映
像のバラツキを効率的に抑え得る液晶表示装置の映像出
力回路を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、一画面を複数チャネルに分割して駆動
する液晶表示装置の映像出力回路において、各チャネル
毎に設けられた映像信号のレベルを調整する回路と、入
力された基準信号の各チャネルにおける上記レベル調整
回路の出力を予め設定した基準データと比較して対応す
るレベル調整回路に補正信号を与える制御回路と、該制
御回路にタイミング信号を供給する回路とを設け、上記
制御回路は、映像信号の垂直帰線期間内に各チャネルの
レベル調整回路のレベル補正を実行して構成する。
達成するために、一画面を複数チャネルに分割して駆動
する液晶表示装置の映像出力回路において、各チャネル
毎に設けられた映像信号のレベルを調整する回路と、入
力された基準信号の各チャネルにおける上記レベル調整
回路の出力を予め設定した基準データと比較して対応す
るレベル調整回路に補正信号を与える制御回路と、該制
御回路にタイミング信号を供給する回路とを設け、上記
制御回路は、映像信号の垂直帰線期間内に各チャネルの
レベル調整回路のレベル補正を実行して構成する。
【0012】
【作用】液晶画面を複数チャネルに分割して各チャネル
毎に駆動回路を設けて表示する場合、基準信号を入力し
て各チャネル間の出力特性を計測し、この計測データを
予め設定した基準データと比較することによって該当チ
ャネルの特性を補正する信号を形成し、この補正信号を
レベル調整回路に与えることによってチャネル間のバラ
ツキを抑える。
毎に駆動回路を設けて表示する場合、基準信号を入力し
て各チャネル間の出力特性を計測し、この計測データを
予め設定した基準データと比較することによって該当チ
ャネルの特性を補正する信号を形成し、この補正信号を
レベル調整回路に与えることによってチャネル間のバラ
ツキを抑える。
【0013】
【実施例】以下図を参照しながら本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。図1において前記図6と対応する
部分については同一符号を付し、説明の重複は避ける。
本実施例においては、割り込み制御回路13、基準デー
タを格納する第1メモリ14及び計測データ等を保持す
る第2メモリ15が設けられ、CPU10に接続されて
いる。上記割り込み制御回路13は、水平同期信号Hs
ync及び垂直同期信号Vsyncが入力されており、
垂直同期信号Vsyncによる垂直帰線期間に図2に示
す割り込み信号INTを形成してCPU10に供給す
る。CPU10は、この入力された割り込み信号INT
に基づいてタイミング信号を形成し、各チャネルの切換
スイッチ7a〜7cの接続関係或いは切換スイッチ8の
接続を制御する。上記第1メモリ14は設定した基準デ
ータを電源のオンオフに拘らず保持し、且つ基準データ
の変更を可能にするように不揮発性メモリが用いられ、
また上記第2メモリ15は計測データの書き込み読み出
しを可能にするメモリが用いられる。
いて詳細に説明する。図1において前記図6と対応する
部分については同一符号を付し、説明の重複は避ける。
本実施例においては、割り込み制御回路13、基準デー
タを格納する第1メモリ14及び計測データ等を保持す
る第2メモリ15が設けられ、CPU10に接続されて
いる。上記割り込み制御回路13は、水平同期信号Hs
ync及び垂直同期信号Vsyncが入力されており、
垂直同期信号Vsyncによる垂直帰線期間に図2に示
す割り込み信号INTを形成してCPU10に供給す
る。CPU10は、この入力された割り込み信号INT
に基づいてタイミング信号を形成し、各チャネルの切換
スイッチ7a〜7cの接続関係或いは切換スイッチ8の
接続を制御する。上記第1メモリ14は設定した基準デ
ータを電源のオンオフに拘らず保持し、且つ基準データ
の変更を可能にするように不揮発性メモリが用いられ、
また上記第2メモリ15は計測データの書き込み読み出
しを可能にするメモリが用いられる。
【0014】図4は本実施例の動作を説明するフローチ
ャートで、この図を用いて実施例を説明する。まず、液
晶ディスプレイとして映像を表示するための動作開始に
際し、図4(a)のステップST1、ST2で示す初期
設定がなされる。即ち、表示スタートの入力に従ってC
PU10は第1メモリ14から基準データを読み出し、
後述の比較動作によって補正信号を形成するための基準
データを設定する。
ャートで、この図を用いて実施例を説明する。まず、液
晶ディスプレイとして映像を表示するための動作開始に
際し、図4(a)のステップST1、ST2で示す初期
設定がなされる。即ち、表示スタートの入力に従ってC
PU10は第1メモリ14から基準データを読み出し、
後述の比較動作によって補正信号を形成するための基準
データを設定する。
【0015】機器本体に設けられた映像信号処理回路か
ら与えられる垂直同期信号Vsyncによって垂直帰線
期間に割り込み制御回路13で割り込み信号INTが形
成され、CPU10に入力される。この割り込み信号I
NTにより計測期間即ち垂直帰線期間の始まりがリアル
タイムで認識される。CPU10は上記割り込み信号I
NTを受け、ステップST3において出力回路6a〜6
cの入力側切換スイッチ7a〜7cを基準信号側aに接
続して、各チャネルの出力回路にまず基準信号を入力す
る。この状態で次に出力回路6a〜6cの出力側切換ス
イッチ8を接点aから順次b及びcに切り換えて、チャ
ネル毎に設けられた出力回路を経由した基準信号の出力
信号をステップST4〜6で各計測用A/Dコンバータ
9に入力する。出力回路6a〜6cを経由した基準信号
は、出力回路に設定された増幅処理が施された状態で出
力される。計測のためのデータが得られた後、切換スイ
ッチ7a〜7cはb側に接続され、映像信号の入力に備
える。
ら与えられる垂直同期信号Vsyncによって垂直帰線
期間に割り込み制御回路13で割り込み信号INTが形
成され、CPU10に入力される。この割り込み信号I
NTにより計測期間即ち垂直帰線期間の始まりがリアル
タイムで認識される。CPU10は上記割り込み信号I
NTを受け、ステップST3において出力回路6a〜6
cの入力側切換スイッチ7a〜7cを基準信号側aに接
続して、各チャネルの出力回路にまず基準信号を入力す
る。この状態で次に出力回路6a〜6cの出力側切換ス
イッチ8を接点aから順次b及びcに切り換えて、チャ
ネル毎に設けられた出力回路を経由した基準信号の出力
信号をステップST4〜6で各計測用A/Dコンバータ
9に入力する。出力回路6a〜6cを経由した基準信号
は、出力回路に設定された増幅処理が施された状態で出
力される。計測のためのデータが得られた後、切換スイ
ッチ7a〜7cはb側に接続され、映像信号の入力に備
える。
【0016】計測用A/Dコンバータ9では入力された
基準信号の各チャネルの出力レベルをディジタル信号に
変換してCPU10に出力する。CPU10では上記計
測データを必要に応じて第2メモリ15に格納すると共
に、計測データと第1メモリ14に予め設定された基準
データとの比較によって、上記出力回路のそれぞれの補
正信号を形成する。上記各チャネルの出力毎に基準デー
タとの比較が実行され、各チャネルの計測データを基準
データに近づけるべく補正量の計算がなされ(ST1
4)、補正データが各チャネル毎に形成され(ST1
5)、それぞれ該当する補正用D/Aコンバータ11a
〜11cに最適補正量が与えられる。
基準信号の各チャネルの出力レベルをディジタル信号に
変換してCPU10に出力する。CPU10では上記計
測データを必要に応じて第2メモリ15に格納すると共
に、計測データと第1メモリ14に予め設定された基準
データとの比較によって、上記出力回路のそれぞれの補
正信号を形成する。上記各チャネルの出力毎に基準デー
タとの比較が実行され、各チャネルの計測データを基準
データに近づけるべく補正量の計算がなされ(ST1
4)、補正データが各チャネル毎に形成され(ST1
5)、それぞれ該当する補正用D/Aコンバータ11a
〜11cに最適補正量が与えられる。
【0017】コンバータ11a〜11cでは入力された
補正用データをアナログ信号に変換し、補正信号として
該当する出力回路6a〜6cに与えられる。上記補正動
作は垂直帰線期間内に終了するタイミングで実行され
る。各出力回路6a〜6cでは、入力された補正信号に
基づいて出力信号レベルの調整が図られ、続いて入力さ
れる映像信号に対して、各チャネル毎での特性の差を低
減するべく各出力回路毎に特有の信号補正が実行され、
補正されたソースドライバ信号が出力される。
補正用データをアナログ信号に変換し、補正信号として
該当する出力回路6a〜6cに与えられる。上記補正動
作は垂直帰線期間内に終了するタイミングで実行され
る。各出力回路6a〜6cでは、入力された補正信号に
基づいて出力信号レベルの調整が図られ、続いて入力さ
れる映像信号に対して、各チャネル毎での特性の差を低
減するべく各出力回路毎に特有の信号補正が実行され、
補正されたソースドライバ信号が出力される。
【0018】上記出力回路の補正動作において、一過性
のノイズ等で誤計測がなされた場合は、比較結果に異常
な値が出現するためステップST13でこれを検出して
CPU10は誤計測と判断し、上記補正用D/Aコンバ
ータ11a〜11cへの信号は出力せず、再度スイッチ
8を順次切り換えて再計測を実行する。誤計測の検出は
上述のように比較結果に出現した異常値によって行う代
わりに、第2メモリ15にその時点までのいくつかの垂
直期間の測定履歴を記憶させ、計測結果毎に第2メモリ
の履歴と比較することにより、履歴からのズレに基づい
て検出することもできる。上述のように垂直帰線期間毎
に計測期間を設定して各チャネルの出力回路の特性を基
準信号に照らして補正することにより、チャネル間の偏
差が修正され均質な映像が液晶パネル面に表示される。
のノイズ等で誤計測がなされた場合は、比較結果に異常
な値が出現するためステップST13でこれを検出して
CPU10は誤計測と判断し、上記補正用D/Aコンバ
ータ11a〜11cへの信号は出力せず、再度スイッチ
8を順次切り換えて再計測を実行する。誤計測の検出は
上述のように比較結果に出現した異常値によって行う代
わりに、第2メモリ15にその時点までのいくつかの垂
直期間の測定履歴を記憶させ、計測結果毎に第2メモリ
の履歴と比較することにより、履歴からのズレに基づい
て検出することもできる。上述のように垂直帰線期間毎
に計測期間を設定して各チャネルの出力回路の特性を基
準信号に照らして補正することにより、チャネル間の偏
差が修正され均質な映像が液晶パネル面に表示される。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源起動
直後等、チャネル間で出力レベルの偏差が大きい場合で
も、その都度偏差に対応した補正を施すことができ、速
やかに安定した画像を液晶パネル面に表示させることが
でき、大型液晶表示装置においても優れた画像を表示さ
せることができる。またCPUの機能を有効に活用する
ことにより、効率的な信号補正処理ができ、経済性に優
れた回路で構成することができる。
直後等、チャネル間で出力レベルの偏差が大きい場合で
も、その都度偏差に対応した補正を施すことができ、速
やかに安定した画像を液晶パネル面に表示させることが
でき、大型液晶表示装置においても優れた画像を表示さ
せることができる。またCPUの機能を有効に活用する
ことにより、効率的な信号補正処理ができ、経済性に優
れた回路で構成することができる。
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】 同実施例の動作を説明するための割り込み信
号関係図。
号関係図。
【図3】 同実施例における補正レベルと計測出力レベ
ルの関係を示す図。
ルの関係を示す図。
【図4】 本発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図5】 水平方向を複数チャネルに分割して駆動する
液晶表示装置の模式図。
液晶表示装置の模式図。
【図6】 従来の複数チャネル駆動型液晶表示装置のブ
ロック図。
ロック図。
1 液晶パネル 2a〜2c ソースドライバ 6a〜6c 出力回路 7a〜7c 入力側切換スイッチ 8 出力側切換スイッチ 9 計測A/Dコンバータ 10 CPU 11a〜11c 補正用D/Aコンバータ 13 割り込み制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】一画面を複数チャネルに分割して駆動する
液晶表示装置の映像出力回路において、各チャネル毎に
設けられた映像信号のレベルを調整する回路と、該レベ
ル調整回路の各出力を基準データと比較して対応するレ
ベル調整回路に与える補正信号を形成する制御回路と、
制御回路にタイミング信号を供給する回路とを備え、上
記制御回路は、映像信号の垂直帰線期間内に各チャネル
のレベル調整回路のレベル補正を実行することを特徴と
する液晶表示装置の映像出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33765391A JPH05150751A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 液晶表示装置の映像出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33765391A JPH05150751A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 液晶表示装置の映像出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150751A true JPH05150751A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18310685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33765391A Pending JPH05150751A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 液晶表示装置の映像出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150751A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101520996A (zh) * | 2008-02-29 | 2009-09-02 | 精工爱普生株式会社 | 驱动电路、驱动方法、电光装置和电子设备 |
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JP2010122577A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Seiko Epson Corp | 映像出力装置および映像出力方法ならびにプロジェクタ |
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