JPH05150001A - 半導体デバイスの搬送装置 - Google Patents

半導体デバイスの搬送装置

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JPH05150001A
JPH05150001A JP11649391A JP11649391A JPH05150001A JP H05150001 A JPH05150001 A JP H05150001A JP 11649391 A JP11649391 A JP 11649391A JP 11649391 A JP11649391 A JP 11649391A JP H05150001 A JPH05150001 A JP H05150001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
temperature
holding
holding part
rubber heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP11649391A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetoshi Nagasaka
旨俊 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Yamanashi Ltd filed Critical Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Publication of JPH05150001A publication Critical patent/JPH05150001A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に較べて搬送中における被測定半導体デ
バイスの温度変化を抑制することができ、正確に温度設
定した状態で検査を実施することのできる半導体デバイ
スの搬送装置を提供する。 【構成】 保持部1には、円板状に構成された保持部本
体10が設けられており、この保持部本体10には、周
囲に形成されたねじ11によって吸着部12が着脱自在
に保持されている。吸着部12の下面には半導体デバイ
ス2を吸着保持する円形の吸着面13が形成されてい
る。保持部本体10の下面には円形の凹陥部15が形成
されており、ここに円板状に形成されたラバーヒータ1
6が配置されている。ラバーヒータ16には、温度セン
サ17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体デバイスの搬送
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、半導体デバイスの製造工程で
は、パッケージ済の完成品の半導体デバイスの電気的特
性の検査が行われているが、一般に、半導体デバイスの
パッケージは多種多用にわたるため、このような検査に
は、夫々のパッケージの種類に合せた専用検査装置(I
Cハンドラ)が用いられていた。ところが、近年半導体
デバイスは、多品種少量生産化される傾向にある。この
ため、半導体デバイスとの電気的コンタクトを得るため
の電気的接続部(コンタクタ)のユニット等を交換する
ことで、1 台で多くの形状の半導体デバイスの測定が可
能ないわゆるユニバーサルハンドラが開発されている。
【0004】このようなユニバーサルハンドラでは、例
えばトレー中等に配置され、待機位置に設けられた半導
体デバイスを、搬送装置により測定部に搬送し、この測
定部で半導体デバイスのリードにコンタクタを接触させ
て電気的な導通を得、テスタ等によって電気的特性を測
定するよう構成されている。
【0005】また、所定温度に設定(例えば50〜150 ℃
に加熱)して電気的特性の検査を行ういわゆる環境テス
トを行うユニバーサルハンドラでは、例えば待機位置に
設けたヒータ等により半導体デバイスを予め所定温度に
加熱しておき、この半導体デバイスを搬送装置によって
所定温度に設定した測定部に搬送し、電気的特性の検査
を行うよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の検査工程では、例えば待機位置で所定温度に加
熱した半導体デバイスを搬送装置により測定部に搬送す
る際に、常温空気との接触等によって半導体デバイスが
冷却され、正確に所定温度で検査を実施することができ
ないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べて搬送中における被測定半導
体デバイスの温度変化を抑制することができ、正確に温
度設定した状態で検査を実施することのできる半導体デ
バイスの搬送装置を提供しようとするものである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の半導
体デバイスの搬送装置は、保持部に半導体デバイスを保
持し、所定温度に設定された測定部に搬送する半導体デ
バイスの搬送装置において、前記保持部に、前記半導体
デバイスの温度を調節するための温度調節機構を設ける
とともに、該保持部の前記半導体デバイスとの接触部
を、前記半導体デバイスの種類に応じて交換可能に構成
したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明の半導体デバイスの搬送装置
では、半導体デバイスの保持部に、例えばヒータおよび
温度センサ等からなる温度調節機構が設けられており、
保持部に保持された半導体デバイスの温度を調節するこ
とができるよう構成されている。
【0011】また、ヒータ等の熱は、この保持部の半導
体デバイスとの接触部を介して半導体デバイスに伝わる
ため、この接触面積が半導体デバイスの大きさに較べて
小さいと、十分に温度調節することができないが、本発
明の半導体デバイスの搬送装置では、この接触部を、半
導体デバイスの種類に応じて交換することができるよう
構成されている。
【0012】したがって、例えば大きな半導体デバイス
の検査を実施する時は、接触面積の大きな接触部を用い
る等、接触部を半導体デバイスの種類に応じて交換する
ことによって、より正確な温度調節を行うことができ
る。このため、搬送中における半導体デバイスの温度変
化を抑制することができ、正確に温度設定した状態で検
査を実施することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の半導体デバイスの搬送装置の
一実施例を図面を参照して説明する。
【0014】図1および図2に示すように、保持部1
は、ほぼ円板状に形成されており、その下面に真空チャ
ックによって半導体デバイス2を吸着保持するよう構成
されている。この保持部1には、断熱性の高い材料例え
ばジルコニア等のセラミックスから円板状に構成された
保持部本体10が設けられており、この保持部本体10
には、周囲に形成されたねじ11によって吸着部12が
着脱自在に保持されている。
【0015】この吸着部12は、熱伝導性の良好な材質
例えばアルミニウム等から円筒容器状に形成されてお
り、その下面に半導体デバイス2を吸着保持する所定形
状例えば円形の吸着面13が形成されている。また、こ
の吸着面13のほぼ中央には、真空チャック用透孔14
が形成されている。
【0016】さらに、保持部本体10の下面には円形の
凹陥部15が形成されており、ここに加熱手段として円
板状に形成されたラバーヒータ16が配置されている。
このラバーヒータ16には、温度センサ17が一体的に
設けられており、温度センサ17およびラバーヒータ1
6は、ケーブル18を介して図示しない温度制御機構に
接続されている。そして、温度制御機構は、温度センサ
17の温度検知信号を参照してラバーヒータ16に供給
する電力を調節し、保持部1の温度を予め設定された所
定温度例えば50〜150 ℃に設定するよう構成されてい
る。
【0017】なお、上記保持部本体10およびラバーヒ
ータ16には、それぞれ真空チャック用透孔19、20
が形成されており、保持部本体10には温度センサ17
が配置されるとともにケーブル18を導出するための矩
形状透孔21が形成されている。
【0018】上記構成の保持部1は、図3に示すように
駆動機構(図示せず)に接続された搬送アーム3の先端
部に上下動機構4を介して固定されている。本実施例で
は、保持部1は、1 つの搬送アーム3に4 つ(同図には
2つのみ示す)設けられており、4 つの半導体デバイス
2を同時に吸着保持して搬送することができるよう構成
されている。また、これらの保持部1の周囲には、保持
部1およびこの保持部1に吸着保持された半導体デバイ
ス2の周囲を囲む如く、例えば透明な耐熱性樹脂等から
なるカバー5が設けられている。
【0019】上記構成の本実施例の半導体デバイスの搬
送装置は、例えば環境試験を実施するユニバーサルハン
ドラなどに配置される。そして、待機位置で所定温度に
加熱された半導体デバイス2を、ラバーヒータ16に通
電することにより所定温度に設定した保持部1で吸着保
持し、所定温度に設定された測定部に搬送する。そし
て、この測定部で半導体デバイス2のリードにコンタク
タを接触させて電気的な導通を得、テスタ等によって電
気的特性を測定する。
【0020】なお、半導体デバイス2の吸着保持時およ
び測定部等への載置時は、上下動機構4によって保持部
1がカバー5の下端部よりやや下方に位置するまで下降
し、搬送時は、図3に示したように保持部1(および半
導体デバイス2)がカバー5の内側に位置するよう保持
部1が上昇する。
【0021】また、図4に示すように、小さな半導体デ
バイス2aの測定を行う場合は、吸着部12を、吸着面
13aがより小さく構成された吸着部12aに交換し、
搬送を実施する。
【0022】以上説明したように、本実施例の半導体デ
バイスの搬送装置では、半導体デバイス2を保持する保
持部1にラバーヒータ16および温度センサ17が設け
られており、かつ、搬送する半導体デバイス2の大きさ
に応じて、吸着部12を交換することにより、半導体デ
バイス2と吸着部12との接触面積を大きくすることが
できるので、搬送中に半導体デバイス2が冷却されるこ
とを抑制して、正確に温度設定した状態で検査を実施す
ることができる。さらに、本実施例では、カバー5が設
けられているので、搬送にともなって、半導体デバイス
2に空気の流れが当たることを防止することができ、半
導体ウエハ2が冷却されることを防止することができ、
正確に温度設定した状態で検査を実施することができ
る。
【0023】なお、上記実施例では、吸着部12の吸着
面13を円形としたが、この吸着面13を例えば半導体
デバイス2と同様な矩形状とすれば、さらに接触面積を
増大させて、正確な温度制御を実施することができる。
但し、この場合、吸着部12に方向性が生じるため、半
導体デバイス2との位置合わせを行う必要がある。
【0024】また、吸着部12と保持部本体10との接
続機構としては、ねじ11でなくともあらゆる係止機構
を用いることができる。さらに、半導体デバイス2の種
類に応じて吸着部12を自動的に交換するよう構成する
こともできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体デ
バイスの搬送装置によれば、従来に較べて搬送中におけ
る被測定半導体デバイスの温度変化を抑制することがで
き、正確に温度設定した状態で検査を実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の保持部の構成を示す図であ
る。
【図2】図1の平面構成を示す図である。
【図3】図1の保持部を配置した搬送アームの構成を示
す図である。
【図4】図1の保持部の吸着部を交換した状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 保持部 2 半導体デバイス 10 保持部本体 11 ねじ 12 吸着部 13 吸着面 14 真空チャック用透孔 15 凹陥部 16 ラバーヒータ 17 温度センサ 18 ケーブル 19,20 真空チャック用透孔 21 矩形状透孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持部に半導体デバイスを保持し、所定
    温度に設定された測定部に搬送する半導体デバイスの搬
    送装置において、 前記保持部に、前記半導体デバイスの温度を調節するた
    めの温度調節機構を設けるとともに、該保持部の前記半
    導体デバイスとの接触部を、前記半導体デバイスの種類
    に応じて交換可能に構成したことを特徴とする半導体デ
    バイスの搬送装置。
JP11649391A 1991-05-22 1991-05-22 半導体デバイスの搬送装置 Pending JPH05150001A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072157A (en) * 1998-12-11 2000-06-06 Euv Llc Thermophoretic vacuum wand
JP2007057444A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Nidec-Read Corp 基板検査装置、及び基板検査装置の温度維持機構
JP2009246184A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Neturen Takuto Co Ltd バキュームハンド

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010109