JPH0514941A - 回線インタフエース保護回路 - Google Patents

回線インタフエース保護回路

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JPH0514941A
JPH0514941A JP3167179A JP16717991A JPH0514941A JP H0514941 A JPH0514941 A JP H0514941A JP 3167179 A JP3167179 A JP 3167179A JP 16717991 A JP16717991 A JP 16717991A JP H0514941 A JPH0514941 A JP H0514941A
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JP
Japan
Prior art keywords
surge current
circuit
line interface
terminal
changeover switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP3167179A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Nozawa
良寿 野澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路へのサージ電流の流れ込みを防止し、小型
化,IC化に適した回線インタフェース保護回路を提供
する。 【構成】TIP回線端子1から侵入したサージ電流はバ
リスタ110により吸収され、所定電圧にクランプされ
ると同時にサージ電流が抵抗21,切換スイッチ31,
抵抗23,ダイオード71側に流れようとすると、この
ときの電流値がサージ電流監視回路41で監視され、該
電流値が所定値以上だと切換スイッチ31をオープン端
子Cに接続し、TIP回線端子1及びRING回線端子
2より内側の回路にサージ電流が流れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル交換機等の回
線インタフェース回路をサージから保護する回線インタ
フェース保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線インタフェース保護回路とし
ては、図4に示すものが知られており、 図4におい
て、バリスタ11、12、13は回線インタフェース部
を外雷サージから保護する素子である。
【0003】また、33,34は切換スイッチで、それ
ぞれ回線インタフェース回路61と接続される端子A
と、高電圧回路51と接続される端子Bとを備えてい
る。
【0004】また、回線インタフェース回路61で7
1,72,73,74はダイオード、81,82は増幅
器である。
【0005】図4で、例えば電話回線のTIP回線端子
1から正のサージが侵入した場合、このサージはバリス
タ11の導通電圧よりも大きいのでバリスタ11は導通
状態になり、TIP回線端子1のGNDに対する電圧は
バリスタ11により所定電圧Vc1にクランプされる(押
さえられる)。このとき、例えば切換スイッチ33が端
子Aに接続されている(このとき、切換スイッチ34も
端子Aに接続されている)とすると、サージ電流I
c1が、切換スイッチ33,抵抗23,ダイオード71の
方向に流れることになるが、ダイオード71の順方向電
圧は前記電圧Vc1に比べて非常に小さく、切換スイッチ
33のON抵抗も抵抗23に比べて非常に小さいので、
抵抗23の抵抗をR1 とすると、 Ic1=Vc1/R1 …式 となる。ところで、バリスタ11は、切換スイッチ33
が端子Bと接続され(この場合、切換スイッチ34も端
子Bと接続される)、高電圧回路51からリンガー,メ
ッセージウェイティング等の高電圧が印加された場合に
導通することがないように、この高電圧より十分高いV
c1を設定する必要があるので、前記式から分かるよう
にサージ電流Ic1は非常に大きな値になってしまう。
【0006】このため、切換スイッチ33,抵抗23は
非常に大きな電力容量のものが必要となり、ダイオード
71も大容量のものを選択しなければならなくなる。
【0007】このことは、コスト高になり、実装上の不
利益をもたらすだけでなく、切換スイッチ33をIC化
するような場合にはサージ電流Ic1に耐える構成にしな
ければならないので、実際上困難である。
【0008】上記のような不具合は、TIP回線端子1
に負のサージが侵入した場合や、RING回線端子2に
正や負のサージが侵入した場合も同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の回
線インタフェース保護回路では、TIP回線端子1やR
ING回線端子2でのサージ吸収を高電圧クランプ型の
バリスタ11,12,13で行っていたので、内部回路
に大きなサージ電流が流れてしまい、小型化、IC化に
適した回線インタフェース保護回路の実現が困難になる
という不具合があった。
【0010】本発明は、上記の如き従来の課題に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、内部回路へ
のサージ電流の流れ込みを防止し、小型化、IC化に適
した回線インタフェース保護回路を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】回線端子を回線インタフ
ェース回路側または高電圧回路側に切換え接続する切換
スイッチを有する回線インタフェース保護回路におい
て、前記切換スイッチの前段に接続されたサージ電流検
出用抵抗と、前記回線端子が回線インタフェース回路側
に切換スイッチにより切換え接続されている際に、前記
サージ電流検出用抵抗に流れる電流値を監視し所定以上
の電流値になった場合に前記切換スイッチを解放状態に
するサージ電流監視回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の回線インタフェース保護回路では、前
記回線端子が回線インタフェース回路側に切換スイッチ
により切換え接続されている際に、サージ電流監視回路
は、前記サージ電流検出用抵抗に流れる電流値を監視し
所定以上の電流値になった場合に前記切換スイッチを解
放状態にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基いて説明する。
【0014】図1は本発明の回線インタフェース保護回
路の一実施例を示す回路図である。図1で構成を説明す
ると、1は電話回線のTIP回線端子、2は電話回線の
RING回線端子、110,120,130はバリスタ
である。また、21,22はサージ電流検出用抵抗で、
抵抗21,22の両端にはサージ電流監視回路41,4
2が設けられている。
【0015】また、31,32は切換スイッチで、それ
ぞれ回線インタフェース回路61と接続される端子A
と、高電圧回路51と接続される端子Bと、切換スイッ
チ31,32を解放状態(非接続)にするオープン端子
Cを備えている。また、回線インタフェース回路61で
71,72,73,74はダイオード、81,82は増
幅器である。
【0016】次にこの回線インタフェース保護回路の動
作を説明する。
【0017】図1で、例えばTIP回線端子1に正のサ
ージが侵入した場合、このサージ電圧はバリスタ110
により所定電圧Vc1にクランプされ、抵抗21にはサー
ジ電流Ic1が流れる(前記式参照)。この抵抗21に
流れる電流Ic1はサージ電流監視回路41で監視されて
おり、抵抗21に所定値以上の電流が流れた場合、サー
ジ電流監視回路41は切換スイッチ31をオープン端子
Cに接続し、切換スイッチ31を解放状態(非接続)に
してTIP回線端子1及びRING回線端子2から侵入
したサージ電流を回線インタフェース回路61側に流れ
込ませないようにしている。
【0018】図2は前記サージ電流監視回路41の詳細
を示すものであるが、サージ電流監視回路41は、オペ
アンプ46、バッファ43、コンパレータ44およびO
R回路45より構成され、抵抗21に流れる電流はオペ
アンプ42によって電流、電圧変換され、バッファ43
を介してコンパレータ44に入力される。ここでコンパ
レータ44に基準電圧以上の電圧が入力された場合、す
なわち、抵抗21に所定値以上の電流が流れた場合は、
OR回路45の出力によって切換スイッチ31をオープ
ン端子Cに接続するようにしている。
【0019】なお、端子47は強制的に切換スイッチ3
1をオープン端子Cに接続する入力端子である。
【0020】また、サージ電流監視回路42も同様の構
成を有し、同様の働きをする。
【0021】図3(a),(b)は、それぞれTIP回
線端子1及びRING回線端子2より内側の回路、つま
り、インタフェース回路61等に加わる電圧および電流
を示している。
【0022】図3(a),(b)で、Vc1,Ic1は従来
例における電圧および電流レベル、Vc2,Ic2は本実施
例におけるサージ電圧およびサージ電流レベルを示して
いるが、図3(a),(b)に示す如く、本実施例で
は、内側の回路に加わる電流は、抵抗21に所定値以上
の電流((図3(b)でtp時のIpを示す))が流れ
た場合、サージ電流監視回路41は切換スイッチ31を
オープン端子Cに接続し、切換スイッチ31を解放状態
(非接続)にしてTIP回線端子1及びRING回線端
子2から侵入したサージ電流を回線インタフェース回路
61側に流れ込ませない(図3(b)でtl時のIc2
示す)ようにしているため、従来例に比して大幅に低減
されていることが分る。
【0023】本実施例では、上述のようになされている
ため、切換スイッチ31,32、抵抗23,24、ダイ
オード71〜74を従来に比して大容量なものにする必
要がない。
【0024】このため、内側の回路へのサージ電流の流
れ込みを容易に防止でき、かつ小型化,IC化に適した
回線インタフェース保護回路を得ることができる。
【0025】なお、以上の説明では、TIP回線端子1
に正のサージ電流が侵入した場合について説明したが、
TIP回線端子1に負のサージ電流が侵入した場合やR
ING回線端子2に正や負のサージ電流が侵入した場合
も同様の効果を有することは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、サー
ジ電流検出用抵抗に流れる電流値がサージ電流監視回路
で監視され、サージ電流検出用抵抗に所定値以上の電流
が流れた場合には次段に設けられた切換スイッチをオー
プン端子に接続して解放とするようにしているので、サ
ージ電流が内側の回路に流入することを防止することが
でき、更に、小型化,IC化に適した回線インタフェー
ス保護回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線インタフェース保護回路の一実施
例の回路図。
【図2】図1に係るサージ電流監視回路の詳細回路図。
【図3】図1に係るサージ電圧値、サージ電流値を示す
図。
【図4】従来の回線インタフェース保護回路の回路図。
【符号の説明】
1 TIP回線端子 2 RING回線端子 110,120,130 バリスタ 21,22 抵抗(サージ電流検出用抵抗) 23,24 抵抗 31,32 切換スイッチ 41,42 サージ電流監視回路 51 高電圧回路 61 回線インタフェース回路 C オープン端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回線端子を回線インタフェース回路側ま
    たは高電圧回路側に切換え接続する切換スイッチを有す
    る回線インタフェース保護回路において、前記切換スイ
    ッチの前段に接続されたサージ電流検出用抵抗と、 前記回線端子が回線インタフェース回路側に切換スイッ
    チにより切換え接続されている際に、前記サージ電流検
    出用抵抗に流れる電流値を監視し所定以上の電流値にな
    った場合に前記切換スイッチを解放状態にするサージ電
    流監視回路と、を備えたことを特徴とする回線インタフ
    ェース保護回路。
JP3167179A 1991-07-08 1991-07-08 回線インタフエース保護回路 Pending JPH0514941A (ja)

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JP3167179A JPH0514941A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 回線インタフエース保護回路

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JPH0514941A true JPH0514941A (ja) 1993-01-22

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JP3167179A Pending JPH0514941A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 回線インタフエース保護回路

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