JPH0514865Y2 - - Google Patents
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- JPH0514865Y2 JPH0514865Y2 JP2176288U JP2176288U JPH0514865Y2 JP H0514865 Y2 JPH0514865 Y2 JP H0514865Y2 JP 2176288 U JP2176288 U JP 2176288U JP 2176288 U JP2176288 U JP 2176288U JP H0514865 Y2 JPH0514865 Y2 JP H0514865Y2
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- JP
- Japan
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- ribbon
- guide member
- ribbon film
- film
- case
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Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はリボンフイルムが所定の走行経路を通
して走行自在に内装されているリボンカセツトに
関する。
して走行自在に内装されているリボンカセツトに
関する。
〔従来の技術〕
一般に、長尺のリボンフイルムをリールに巻回
し、これをケース内に走行自在に内装したリボン
カセツトは、種々の機器に利用されている。
し、これをケース内に走行自在に内装したリボン
カセツトは、種々の機器に利用されている。
第4図から第7図はこの種のリボンカセツトの
一例であり、熱転写プリンタに用いられているリ
ボンカセツトである。
一例であり、熱転写プリンタに用いられているリ
ボンカセツトである。
第4図は上ケース部材を除いたリボンカセツト
1の全体を示している。このリボンカセツト1は
共に略八角形状をした上下のケース部材を一体的
に組み合わせて1個のケース(図示せず)を形成
し、そのケース内にリボンフイルム3を内装して
いる。図示例では、一方の下ケース部材2内にリ
ボンフイルム3を内装するようにしている。この
リボンフイルム3は一端を供給リール4に固着し
てその供給リール4に巻回され、他端を巻取りリ
ール5に固着して巻取られるように形成されてお
り、更に両リール4,5の中間部を所定の走行経
路6を通して張設され、かつ、走行自在に形成さ
れている。この走行経路6はリボンフイルム3を
走行させながら熱転写を行なわせるために、リボ
ンカセツト1が装着される熱転写プリンタの機構
に応じて構成されている。すなわち、この走行経
路6はリボンフイルム3を内面側から支承し案内
する内側走行案内部材Aと、リボンフイルム3を
外面側から支承し案内する外側走行案内部材Bと
によつて形成されている。一方の内側走行案内部
材Aを供給リール4側から巻取りリール5側に向
けて順に説明すると、リボンフイルム3の走行を
滑らかにする回転自在なローラ7、リボンフイル
ム3の走行途中を支承し案内する弧状案内部材
8、リボンフイルム3をリボンカセツト1外へ露
出させながら支承し案内する略コ字形の凹入案内
部材9およびリボンフイルム3の巻取りリール5
への巻取りを円滑にする巻取り部案内部10であ
り、これらの内側走行案内部材Aはそれぞれ下ケ
ース部材2に取付けられている。これらの内側走
行案内部材Aに支承され案内されているリボンフ
イルム3に適度の展張力を付与するために、前記
外側走行案内部材Bとして3個の板ばね部材1
1,12,13が設けられている。これらの板ば
ね部材11,12,13は、それぞれの基端部1
1a,12a,13aを下ケース部材2に支持さ
れ且つそれぞれの中間部を下ケース部材2に設け
られた背面支持部材14,15,16によつてリ
ボンフイルム3の外面に向けて押圧されており、
その結果前記板ばね部材11,12,13はそれ
ぞれの先端部の内面に固着したフエルト17,1
8,19をもつてリボンフイルム3をそれぞれロ
ーラ7、弧状案内部材8および巻取り部案内部材
10に適度の力で弾圧している。また、上ケース
部材(図示せず)と下ケース部材2とは互いに係
合する突起と係合凹部(共に図示せず)とを係合
することにより一体的に形成されており、リボン
フイルム3を交換するものにおいてこれらを係脱
自在に形成して、上下のケース部材を組立て分解
自在としている。そして、リボンフイルム3の走
行は巻取りリール5を第4図において反時計回り
に駆動することにより行なわれる。
1の全体を示している。このリボンカセツト1は
共に略八角形状をした上下のケース部材を一体的
に組み合わせて1個のケース(図示せず)を形成
し、そのケース内にリボンフイルム3を内装して
いる。図示例では、一方の下ケース部材2内にリ
ボンフイルム3を内装するようにしている。この
リボンフイルム3は一端を供給リール4に固着し
てその供給リール4に巻回され、他端を巻取りリ
ール5に固着して巻取られるように形成されてお
り、更に両リール4,5の中間部を所定の走行経
路6を通して張設され、かつ、走行自在に形成さ
れている。この走行経路6はリボンフイルム3を
走行させながら熱転写を行なわせるために、リボ
ンカセツト1が装着される熱転写プリンタの機構
に応じて構成されている。すなわち、この走行経
路6はリボンフイルム3を内面側から支承し案内
する内側走行案内部材Aと、リボンフイルム3を
外面側から支承し案内する外側走行案内部材Bと
によつて形成されている。一方の内側走行案内部
材Aを供給リール4側から巻取りリール5側に向
けて順に説明すると、リボンフイルム3の走行を
滑らかにする回転自在なローラ7、リボンフイル
ム3の走行途中を支承し案内する弧状案内部材
8、リボンフイルム3をリボンカセツト1外へ露
出させながら支承し案内する略コ字形の凹入案内
部材9およびリボンフイルム3の巻取りリール5
への巻取りを円滑にする巻取り部案内部10であ
り、これらの内側走行案内部材Aはそれぞれ下ケ
ース部材2に取付けられている。これらの内側走
行案内部材Aに支承され案内されているリボンフ
イルム3に適度の展張力を付与するために、前記
外側走行案内部材Bとして3個の板ばね部材1
1,12,13が設けられている。これらの板ば
ね部材11,12,13は、それぞれの基端部1
1a,12a,13aを下ケース部材2に支持さ
れ且つそれぞれの中間部を下ケース部材2に設け
られた背面支持部材14,15,16によつてリ
ボンフイルム3の外面に向けて押圧されており、
その結果前記板ばね部材11,12,13はそれ
ぞれの先端部の内面に固着したフエルト17,1
8,19をもつてリボンフイルム3をそれぞれロ
ーラ7、弧状案内部材8および巻取り部案内部材
10に適度の力で弾圧している。また、上ケース
部材(図示せず)と下ケース部材2とは互いに係
合する突起と係合凹部(共に図示せず)とを係合
することにより一体的に形成されており、リボン
フイルム3を交換するものにおいてこれらを係脱
自在に形成して、上下のケース部材を組立て分解
自在としている。そして、リボンフイルム3の走
行は巻取りリール5を第4図において反時計回り
に駆動することにより行なわれる。
ところが、前記従来のリボンカセツト1におい
てはリボンフイルム3の走行経路6への装着が困
難であり、リボンカセツト1の組立性が悪く、ま
たリボンフイルム3を交換可能としたリボンカセ
ツトにおいては交換性も悪いという不都合があつ
た。
てはリボンフイルム3の走行経路6への装着が困
難であり、リボンカセツト1の組立性が悪く、ま
たリボンフイルム3を交換可能としたリボンカセ
ツトにおいては交換性も悪いという不都合があつ
た。
なぜなら、組立時若しくはリボン交換時にリボ
ンフイルム3を走行経路6内へ正確に装着するた
めには、外側走行案内部材Bと内側走行案内部材
Aとが対になつている部分において、各板ばね部
材11,12,13をその弾力に抗して各ローラ
7、弧状案内部材8、巻取り部案内部材10から
離間させておき、両者間にリボンフイルム3を上
から挿入しなければならない。従つて、組立工数
が多く、組立時間が長くなり、またリボンフイル
ム3を組立時に傷付けてしまうというおそれがあ
つた。同様の不都合がリボン交換時にも発生し、
リボン交換が困難であり、熟練を要するものであ
つた。
ンフイルム3を走行経路6内へ正確に装着するた
めには、外側走行案内部材Bと内側走行案内部材
Aとが対になつている部分において、各板ばね部
材11,12,13をその弾力に抗して各ローラ
7、弧状案内部材8、巻取り部案内部材10から
離間させておき、両者間にリボンフイルム3を上
から挿入しなければならない。従つて、組立工数
が多く、組立時間が長くなり、またリボンフイル
ム3を組立時に傷付けてしまうというおそれがあ
つた。同様の不都合がリボン交換時にも発生し、
リボン交換が困難であり、熟練を要するものであ
つた。
一般に、熱転写用のリボンフイルム3は一回し
か使用できないものがほとんどであり、全体が供
給リール4から繰り出されて巻取りリール5に巻
取られた使用後においては、新たなリボンフイル
ム3と交換するか、若しくはリボンカセツト1ご
と使い捨てにしなければならない。使い捨てにし
た場合には、更に熱転写プリンタのランニングコ
ストが高くなるという不都合もあつた。
か使用できないものがほとんどであり、全体が供
給リール4から繰り出されて巻取りリール5に巻
取られた使用後においては、新たなリボンフイル
ム3と交換するか、若しくはリボンカセツト1ご
と使い捨てにしなければならない。使い捨てにし
た場合には、更に熱転写プリンタのランニングコ
ストが高くなるという不都合もあつた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、ケース内へのリボンフイルムの装着を極めて
簡単かつ迅速に行なうことができ、その結果組立
ておよびリボンフイルムの交換を容易に行なうこ
とができるリボンカセツトを提供することを目的
とする。
り、ケース内へのリボンフイルムの装着を極めて
簡単かつ迅速に行なうことができ、その結果組立
ておよびリボンフイルムの交換を容易に行なうこ
とができるリボンカセツトを提供することを目的
とする。
本考案のリボンカセツトは、1対のケース部材
を組み合わせて形成されたケース内に、リボンフ
イルムを展張力を付与した状態で走行自在に案内
する走行案内部材が設けられているリボンカセツ
トにおいて、前記走行案内部材は、前記ケース部
材の一方に設けられて前記リボンフイルムを定位
置で走行自在に支承する支承側の走行案内部材
と、他方のケース部材に設けられて前記リボンフ
イルムを前記支承側の走行案内部材側へ押圧して
展張力を付与する押圧側の走行案内部材とによつ
て形成されており、前記押圧側の走行案内部材
は、前記リボンフイルムを押圧する押圧位置とリ
ボンフイルムから離間した離間位置との間を移動
自在にして設けられているとともに、前記離間位
置方向に向かう弾力を付与されており、更に前記
ケース部材が組み合わせられた時に前記支承側の
走行案内部材と係合して前記弾力に抗して前記押
圧位置まで移動せしめられるように形成されてい
ることを特徴とする。
を組み合わせて形成されたケース内に、リボンフ
イルムを展張力を付与した状態で走行自在に案内
する走行案内部材が設けられているリボンカセツ
トにおいて、前記走行案内部材は、前記ケース部
材の一方に設けられて前記リボンフイルムを定位
置で走行自在に支承する支承側の走行案内部材
と、他方のケース部材に設けられて前記リボンフ
イルムを前記支承側の走行案内部材側へ押圧して
展張力を付与する押圧側の走行案内部材とによつ
て形成されており、前記押圧側の走行案内部材
は、前記リボンフイルムを押圧する押圧位置とリ
ボンフイルムから離間した離間位置との間を移動
自在にして設けられているとともに、前記離間位
置方向に向かう弾力を付与されており、更に前記
ケース部材が組み合わせられた時に前記支承側の
走行案内部材と係合して前記弾力に抗して前記押
圧位置まで移動せしめられるように形成されてい
ることを特徴とする。
本考案のリボンカセツトによれば、支承側およ
び押圧側の走行案内部材がそれぞれ別のケース部
材に設けられており、一方のケース部材にリボン
フイルムを装着した後に、前記両ケース部材を組
み合わせて一体的なケース部材を形成することに
より、一方の支承側の走行案内部材によつて他方
の押圧側の走行案内部材が弾力に抗して解除位置
から押圧位置まで移動させられる。これにより、
リボンフイルムが支承側の走行案内部材側に押圧
させられて支承され、適度の展張力を付与された
状態で安定的に走行可能とされ、同リボンフイル
ムのケース内への装着が完了される。このように
本考案においては、ケース内へのリボンフイルム
の装着を極めて簡単かつ迅速に行なうことがで
き、その結果、組立ておよびリボンフイルムの交
換を容易に行なうことができるものである。
び押圧側の走行案内部材がそれぞれ別のケース部
材に設けられており、一方のケース部材にリボン
フイルムを装着した後に、前記両ケース部材を組
み合わせて一体的なケース部材を形成することに
より、一方の支承側の走行案内部材によつて他方
の押圧側の走行案内部材が弾力に抗して解除位置
から押圧位置まで移動させられる。これにより、
リボンフイルムが支承側の走行案内部材側に押圧
させられて支承され、適度の展張力を付与された
状態で安定的に走行可能とされ、同リボンフイル
ムのケース内への装着が完了される。このように
本考案においては、ケース内へのリボンフイルム
の装着を極めて簡単かつ迅速に行なうことがで
き、その結果、組立ておよびリボンフイルムの交
換を容易に行なうことができるものである。
以下、本考案のリボンカセツトを実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図から第3図は本考案のリボンカセツトの
一実施例の要部を示し、図中、従来と同一部分に
は同一符号を付してある。
一実施例の要部を示し、図中、従来と同一部分に
は同一符号を付してある。
本実施例は、従来のローラ7および板ばね部材
11からなる走行案内部材に相当する部分に適用
したものであり、第1図に示すように従来のリボ
ンカセツトと同様に下ケース部材21と上ケース
部材22とを組み合わせて一体的なケース20を
形成するようにされている。一方の下ケース部材
21には、リボンフイルム3を定位置で支承して
走行自在に案内する支承側の走行案内部材となる
ローラ40が、下ケース部材21に立設された支
軸41に回転自在に軸支されている。他方の上ケ
ース部材22には、リボンフイルム3をローラ4
0側に押圧して適度の展張力を付与する押圧側の
走行案内部材となる略L字形をした弾性部材製の
押圧体30が支軸31をもつて、第1図および第
2図に示すリボンフイルム3を押圧している押圧
位置と、第3図に示すリボンフイルム3から離間
している離間位置との間を移動自在にして枢着さ
れている。そして、この押圧体30は、コイル部
を支軸31に遊嵌させたばね32によつて、第3
図に示すように離間位置方向に向う弾力を付与さ
れている。また、押圧体30の一方の翼部30a
にはリボンフイルム3をローラ40に向けて押圧
するフエルト33が固着されている。押圧体30
の他方の翼部30bは、両ケース部材21,22
を組立てた時にローラ40を軸支する支軸41の
上端面に対峙して係合する位置に設けられてい
る。
11からなる走行案内部材に相当する部分に適用
したものであり、第1図に示すように従来のリボ
ンカセツトと同様に下ケース部材21と上ケース
部材22とを組み合わせて一体的なケース20を
形成するようにされている。一方の下ケース部材
21には、リボンフイルム3を定位置で支承して
走行自在に案内する支承側の走行案内部材となる
ローラ40が、下ケース部材21に立設された支
軸41に回転自在に軸支されている。他方の上ケ
ース部材22には、リボンフイルム3をローラ4
0側に押圧して適度の展張力を付与する押圧側の
走行案内部材となる略L字形をした弾性部材製の
押圧体30が支軸31をもつて、第1図および第
2図に示すリボンフイルム3を押圧している押圧
位置と、第3図に示すリボンフイルム3から離間
している離間位置との間を移動自在にして枢着さ
れている。そして、この押圧体30は、コイル部
を支軸31に遊嵌させたばね32によつて、第3
図に示すように離間位置方向に向う弾力を付与さ
れている。また、押圧体30の一方の翼部30a
にはリボンフイルム3をローラ40に向けて押圧
するフエルト33が固着されている。押圧体30
の他方の翼部30bは、両ケース部材21,22
を組立てた時にローラ40を軸支する支軸41の
上端面に対峙して係合する位置に設けられてい
る。
次に、本実施例のリボンカセツトの作用を説明
する。
する。
本実施例のリボンカセツトを組立てるには、先
ず、第3図に示すように、支承側の走行案内部材
となるローラ40の外側に沿うようにしてリボン
フイルム3を下ケース部材21内にセツトする。
次に、上ケース部材22を下ケース部材21に組
み合わせてケース20を組立てる。この組立て動
作により、前記ローラ40を軸支している支軸4
1の上端部が押圧体30の翼部30bに当接係合
され、更にその支軸41の押込みに伴つて押圧体
30がばね32の弾力に抗して第3図矢印に示す
ように離間位置から押圧位置に向けて移動させら
れる。そして、両ケース部材21,22が完全に
接合されると第1図および第2図に示すように、
押圧体30の翼部材30aに取付けられたフエル
ト33によつてリボンフイルム3がローラ40に
押圧される。これにより押圧体30とローラ40
との間に走行経路6が形成されることとなり、リ
ボンフイルム3は押圧体30の翼部30a自身の
弾力により適度の弾力をもつてローラ40へ押圧
され、適度な展張力をもつて走行自在にして支承
される。
ず、第3図に示すように、支承側の走行案内部材
となるローラ40の外側に沿うようにしてリボン
フイルム3を下ケース部材21内にセツトする。
次に、上ケース部材22を下ケース部材21に組
み合わせてケース20を組立てる。この組立て動
作により、前記ローラ40を軸支している支軸4
1の上端部が押圧体30の翼部30bに当接係合
され、更にその支軸41の押込みに伴つて押圧体
30がばね32の弾力に抗して第3図矢印に示す
ように離間位置から押圧位置に向けて移動させら
れる。そして、両ケース部材21,22が完全に
接合されると第1図および第2図に示すように、
押圧体30の翼部材30aに取付けられたフエル
ト33によつてリボンフイルム3がローラ40に
押圧される。これにより押圧体30とローラ40
との間に走行経路6が形成されることとなり、リ
ボンフイルム3は押圧体30の翼部30a自身の
弾力により適度の弾力をもつてローラ40へ押圧
され、適度な展張力をもつて走行自在にして支承
される。
このように本実施例によれば、両ケース部材2
1,22を組み合わせるだけで内部の走行案内部
材である押圧体30、ローラ40等を自動的に組
立てることができ、組立工数の削減や組立時間の
短縮化を図ることができる。
1,22を組み合わせるだけで内部の走行案内部
材である押圧体30、ローラ40等を自動的に組
立てることができ、組立工数の削減や組立時間の
短縮化を図ることができる。
一方、本実施例のリボンフイルムにおいて、使
用済みのリボンフイルム3を新たなリボンフイル
ム3と交換して用いる場合には、先ず下ケース部
材21と上ケース部材22とを分割する。
用済みのリボンフイルム3を新たなリボンフイル
ム3と交換して用いる場合には、先ず下ケース部
材21と上ケース部材22とを分割する。
すなわち、前記両ケース部材21および22を
分割すると、支軸41の上端部と押圧体30の翼
部30bとの当接係合が解除され、押圧体30が
ばね32の弾力によつて離間位置の方向(図面上
反時計方向)に回転され、前記走行経路6が開放
されて容易にリボンフイルム3を取り出すことが
できる。
分割すると、支軸41の上端部と押圧体30の翼
部30bとの当接係合が解除され、押圧体30が
ばね32の弾力によつて離間位置の方向(図面上
反時計方向)に回転され、前記走行経路6が開放
されて容易にリボンフイルム3を取り出すことが
できる。
その後、使用済みのリボンフイルム3を新たな
リボンフイルム3と交換し、前記と同様にして両
ケース部材21,22を組立てる。
リボンフイルム3と交換し、前記と同様にして両
ケース部材21,22を組立てる。
このように本実施例によれば、リボンフイルム
3の交換も極めて簡単かつ迅速に行なうことがで
き、ケース20を再利用することができ、リボン
カセツト全体を使い捨てにする必要がなくなり、
例えば熱転写プリンタに用いた場合にはその部品
費を低減させて、ランニングコストの低廉化を図
ることができる。
3の交換も極めて簡単かつ迅速に行なうことがで
き、ケース20を再利用することができ、リボン
カセツト全体を使い捨てにする必要がなくなり、
例えば熱転写プリンタに用いた場合にはその部品
費を低減させて、ランニングコストの低廉化を図
ることができる。
また、本考案のリボンカセツトは、リボンフイ
ルムを交換しないものであつても、その組立てが
容易であるため、組立て工程数の低減および組立
て時間の短縮化を図ることができるものである。
ルムを交換しないものであつても、その組立てが
容易であるため、組立て工程数の低減および組立
て時間の短縮化を図ることができるものである。
以上、本考案のリボンカセツトを図面に示す実
施例について説明したが、本考案のリボンカセツ
トはこれに限定されるものではなく、1対の走行
案内部材によつてリボンフイルムを相互間を通し
て所定の展張力を付与させて走行自在に案内する
部分に自由に適用することができるものであり、
前記実施例における押圧体30とローラ40とを
両ケース部材21,22へ前記実施例と逆にして
設けるようにしたり、支承側の走行案内部材を単
に突起状のものとしても良い。また、本考案のリ
ボンカセツトは、熱転写プリンタ用だけでなく、
あらゆる分野のリボンカセツトに適用することが
できる。なお、押圧体30は、ばね32を省略し
ても自重により、第3図の離間位置に安定するの
で、フエルト33に適度の弾性を持たせることに
より、前記ばね32を省くこともできる。
施例について説明したが、本考案のリボンカセツ
トはこれに限定されるものではなく、1対の走行
案内部材によつてリボンフイルムを相互間を通し
て所定の展張力を付与させて走行自在に案内する
部分に自由に適用することができるものであり、
前記実施例における押圧体30とローラ40とを
両ケース部材21,22へ前記実施例と逆にして
設けるようにしたり、支承側の走行案内部材を単
に突起状のものとしても良い。また、本考案のリ
ボンカセツトは、熱転写プリンタ用だけでなく、
あらゆる分野のリボンカセツトに適用することが
できる。なお、押圧体30は、ばね32を省略し
ても自重により、第3図の離間位置に安定するの
で、フエルト33に適度の弾性を持たせることに
より、前記ばね32を省くこともできる。
本考案のリボンカセツトはこのように構成され
作用するものであるから、ケース内へのリボンフ
イルムの装着を極めて簡単かつ迅速に行なうこと
ができ、その結果組立ておよびリボンフイルムの
交換を容易に行なうことができる等の効果を奏す
る。
作用するものであるから、ケース内へのリボンフ
イルムの装着を極めて簡単かつ迅速に行なうこと
ができ、その結果組立ておよびリボンフイルムの
交換を容易に行なうことができる等の効果を奏す
る。
第1図から第3図は本考案のリボンカセツトの
一実施例の要部を示し、第1図は組立て状態の側
面図、第2図は第1図の−線に沿つた断面
図、第3図は分解状態を示す側面図、第4図は従
来のリボンカセツトのケースを開いた状態を示す
平面図、第5図から第7図はそれぞれ第4図の
部、部および部の拡大図である。 3……リボンフイルム、6……走行経路、20
……ケース、21……下ケース部材、22……上
ケース部材、30……押圧体、30a,30b…
…翼部、32……ばね、33……フエルト、40
……ローラ。
一実施例の要部を示し、第1図は組立て状態の側
面図、第2図は第1図の−線に沿つた断面
図、第3図は分解状態を示す側面図、第4図は従
来のリボンカセツトのケースを開いた状態を示す
平面図、第5図から第7図はそれぞれ第4図の
部、部および部の拡大図である。 3……リボンフイルム、6……走行経路、20
……ケース、21……下ケース部材、22……上
ケース部材、30……押圧体、30a,30b…
…翼部、32……ばね、33……フエルト、40
……ローラ。
Claims (1)
- 1対のケース部材を組み合わせて形成されたケ
ース内に、リボンフイルムを展張力を付与した状
態で走行自在に案内する走行案内部材が設けられ
ているリボンカセツトにおいて、前記走行案内部
材は、前記ケース部材の一方に設けられて前記リ
ボンフイルムを定位置で走行自在に支承する支承
側の走行案内部材と、他方のケース部材に設けら
れて前記リボンフイルムを前記支承側の走行案内
部材側へ押圧して展張力を付与する押圧側の走行
案内部材とによつて形成されており、前記押圧側
の走行案内部材は、前記リボンフイルムを押圧す
る押圧位置とリボンフイルムから離間した離間位
置との間を移動自在にして設けられているととも
に、前記離間位置方向に向かう弾力を付与されて
おり、更に前記ケース部材が組み合わせられた時
に前記支承側の走行案内部材と係合して前記弾力
に抗して前記押圧位置まで移動せしめられるよう
に形成されていることを特徴とするリボンカセツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176288U JPH0514865Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176288U JPH0514865Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01127763U JPH01127763U (ja) | 1989-08-31 |
JPH0514865Y2 true JPH0514865Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=31239277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176288U Expired - Lifetime JPH0514865Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514865Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP2176288U patent/JPH0514865Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01127763U (ja) | 1989-08-31 |
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