JPH05148192A - 非対称9−アミノスチリル−10−スチリルアントラセン誘導体ならびにその製造法 - Google Patents

非対称9−アミノスチリル−10−スチリルアントラセン誘導体ならびにその製造法

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JPH05148192A
JPH05148192A JP12382892A JP12382892A JPH05148192A JP H05148192 A JPH05148192 A JP H05148192A JP 12382892 A JP12382892 A JP 12382892A JP 12382892 A JP12382892 A JP 12382892A JP H05148192 A JPH05148192 A JP H05148192A
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照行 大沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機電界発光素子として有用な新規な化合物
を提供すること。 【構成】 下記一般式(I)で示される新規な化合物の
非対称9−アミノスチリル−10−スチリルアントラセ
ン誘導体及びその製造法。 【化1】 ただし、R1、R2:H、アルキル基、置換もしくは未置
換の炭素環式あるいは複素環式芳香環、 R3:置換もしくは炭素環式あるいは複素環式芳香環、 R4:H、シアノ基、アルキル基置換もしくは未置換の
炭素環式あるいは複素環式芳香族、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な化合物である非対
称9−アミノスチリル−10−スチリルアントラセン誘
導体ならびにその製造法に関し、有機電界発光素子とし
て有用な化合物を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−33184号公報には、有機
電界発光素子として、ジスチリルベンゼン誘導体が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は特に好ましい
高い輝度をもたらす有機電界発光素子として有用な新規
化合物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここに驚くべきことに非
対称9−アミノスチリル−10−スチリルアントラセン
誘導体が上気した望ましい特性を有し、したがって本発
明の新規化合物を用いることにより高輝度の有機電界発
光素子が達成されることを見出した。
【0005】上記本発明に係る新規化合物は下記一般式
(I)で表わされる。
【0006】
【化19】
【0007】(ただし、R1、R2は各々水素原子、アル
キル基、置換もしくは未置換の炭素環式芳香環、置換も
しくは未置換の複素環式芳香環、 R3は置換もしくは未置換の芳香環式芳香環置換もしく
は未置換の複素環式芳香環、 R4は水素原子、シアノ基、アルキル基、置換もしくは
未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の複素環
式芳香環をあらわす。)上記(I)式においてアミノ基
の置換位置は、オルト位、メタ位、パラ位のいずれでも
よいが、特にパラ位が好ましい。
【0008】R1、R2、R3およびR4の炭素環式芳香環
の例としては、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基
等を複素環式芳香環の例としては、次のような基が挙げ
られる。
【0009】ピリジル基、ピリミジン基、ピラジニル
基、トリアジニル基、フラニル基、ピロリル基、チオフ
ェニル基、キノリル基、クマリニル基、ベンゾフラニル
基、ベンズイミダゾリル基、ベンズオキサゾリル基、ジ
ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジベンゾチ
オフェニル基、インドリル基、カルバゾリル基、ピラゾ
リル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサ
ゾリル基、チオゾリル基、インダゾリル基、ベンゾチオ
ゾリル基、ピリダジニル基、シンノリル基、キナゾリル
基、ノキサリル基、上記炭素環式芳香環、複素環式芳香
環の置換基としては下記のようなものが挙げられる。
【0010】(1)ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、シアノ基、ニトロ基 (2)アルキル基;好ましくはC1〜C20とりわけC1
12の直鎖または分岐鎖のアルキル基であり、これらの
アルキル基は更に、水酸基、シアノ基、C1〜C12のア
ルコキシ基、フェニル基またはハロゲン原子、C1〜C
12のアルキル基若しくはC1〜C12のアルコキシ基で置
換されたフェニル基を含有しても良い。
【0011】(3)アルコキシ基(−OR5);R5
(2)で定義したアルキル基を表わす。 (4)アリールオキシ基;アリール基としてフェニル
基、ナフチル基が挙げられ、これらはC1〜C12のアル
コキシ基、C1〜C12のアルキル基またはハロゲン原子
を置換基として含有しても良い。
【0012】(5)アルキルチオ基(−SR5);R5
(2)で定義したアルキル基を表わす。
【0013】(6)
【0014】
【化20】
【0015】式中R6及びR7は各々独立に水素原子、
(2)で定義したアルキル基、アセチル基、ベンゾイル
基等のアシル基またはアリール基を表わし、アリール基
としては例えばフェニル基、ビフェニル基またはナフチ
ル基が挙げられ、これらはC1〜C12のアルコキシ基、
1〜C12のアルキル基またはハロゲン原子を置換基と
して含有しても良い。またピペリジル基、モルホリル基
のように、R6とR7が窒素原子と共同で環を形成しても
良い。またユロリジル基のようにアリール基上の炭素原
子と共同で環を形成しても良い。
【0016】(7)アルコキシカルボニル基(−COO
8);R8は(2)で定義したアルキル基または(4)
で定義したアリール基を表わす。) (8)アシル基(−COR8)、またはカルバモイル基
【0017】
【化21】
【0018】式中、R6、R7及びR8は上記で定義した
意味を表わす。但しR6及びR7においてアリール基上の
炭素原子と共同で環を形成する場合を除く。
【0019】(9)メチレンジオキシ基またはメチレン
ジチオ基等のアルキルレンジオキシ基またはアルキレン
ジチオ基 式(I)の本発明による非対称9−アミノスチリル−1
0−スチリルアントラセン誘導体(R:H)は、例えば
下記の新規方法によって製造することができる。
【0020】すなわち、式
【0021】
【化22】
【0022】の9−アミノスチリルアントラセンをホル
ミル化する工程(A)は、例えばVilseier法あ
るいはジクロロメチルエーテルを用いる方法{第4版実
験化学講座21巻110頁丸善(株)}により容易に、
【0023】
【化23】
【0024】のアルデヒドを生成させ、このアルデヒド
をさらに式、
【0025】
【化24】
【0026】の化合物を反応させてなる工程(B)によ
り式(1)の化合物を得ることができる。また別の新規
方法としては式
【0027】
【化25】
【0028】の化合物と式 R3−CHO (VI) のアルデヒドとを反応させる工程(B−1)とついで式
【0029】
【化26】
【0030】のアルデヒドとを反応させる工程(B−
2)とからなる式(I)の化合物の製造法であり、また
この方法は式(VI)のアルデヒドと、式(VII)のアル
デヒドを反応させる工程の順序を逆に行っても、また式
(VI)のアルデヒドと、式(VII)のアルデヒドを同時
に反応させる工程(B−5)を行なっても式(I)の化
合物を製造することができる。
【0031】{上記式(II)、(III)、(IV)、
(V)、(VI)、(VII)において、R1及びR2は各々
水素原子、アルキル基、置換もしくは未置換の炭素環式
芳香環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環、R3
置換または未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置
換の複素環式芳香環、Xは、
【0032】
【化27】
【0033】をあらわす。} 式(II)の化合物のホルミル化反応{工程(A)}は、
例えばVilsmeier法ではN,N−ジメチルホル
ムアミドとオキシ塩化リンを作用させ、Vilsmei
er錯体を生成させ、これを式(II)の化合物に反応さ
せたのち、加水分解しアルデヒドを得るものである。他
の試薬としてはN−メチルホルムアニリド、N−ホルミ
ルモルホリンなどと塩化チオニル、塩化オキサリルなど
の組合せが用いられる。溶媒としては式(II)の化合物
を部分的または完全に溶解させるものならすべて使用で
きるが、試薬としても使えるN,N−ジメチルホルムア
ミドが最も適している。反応は室温から約100℃の温
度が適している。
【0034】水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ性水溶液で加水分解したのち再結晶により目的と
する式(IV)の化合物を得ることができる。
【0035】式(IV)の化合物と式(III)の化合物と
の反応{工程(B)}は、アルカリ性縮合剤の存在下で
行われる。このような縮合剤としては、アルカリ金属、
またはアルカリ土類金属の水酸化物、水素化物アルコキ
シド、およびアミドが挙げられる。特に有用なものはナ
トリウムメチラート、ナトリウムエチラート、t−ブト
キサイドカリウム、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリ
ウムである。縮合剤の使用量は大きく変化させることが
できるが、等モル〜1.2倍モルが最も適している。
【0036】溶媒としては式(IV)の化合物を部分的ま
たは完全に溶解するものならすべて使用できるが、特に
非プロトン性極性溶媒、例えば、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドおよびジメチ
ルスルホキシドが適している。
【0037】反応温度は0〜100℃、特に0〜50℃
が適している。
【0038】また式(V)の化合物と化合物(VI)ある
いは化合物(VII)を反応させる工程(B−1)、(B
−3)と、ついで化合物(VII)あるいは化合物(VI)
を反応させる工程(B−2)、(B−4)、又、式
(V)の化合物を、化合物(VI)と、化合物(VII)を
同時に反応させる工程(B−5)の各々は前記のアルカ
リ性縮合剤の存在下で行われる。縮合剤の使用量は大き
く変化させることができるが、特に(B−1)、(B−
3)の各々の工程においては等モル以下が適している。
またこの工程で得られる中間体を単離したのちに、次の
反応させる工程を行うこともできるが、単離することな
く、次の反応させる工程を実施するのが好ましい。
【0039】溶媒としては式(V)の化合物を部分的ま
たは完全に溶解するものはすべて使用できる。このよう
な溶媒としてはシクロヘキサン、トルエン、クロルベン
ゼン、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、
N−メチルピロリドン、アセトニトリル、ジメチルスル
ホキシド、イソプロパノール等が適している。
【0040】反応温度は0〜100℃、特に0〜50℃
が適している。
【0041】本発明の方法で出発物質として使用され
る。式(II)、(III)、(V)、(VI)、(VII)の化
合物は公知であるか、あるいは公知方法に準じて容易に
製造することができる。
【0042】本発明による式(1)の非対称9−アミノ
スチリル−10−スチリルアントラセン誘導体は、有機
電界発光素子の構成成分として、特に優れており、例え
ば真空蒸着法、溶液塗布法等により薄膜化し、陽極及び
陰極で挾持することにより、素子を得ることができる。
【0043】本発明による式(1)の非対称9−アミノ
スチリル−10スチリル誘導体の具体例を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】
【実施例】以下の実施例により本発明の化合物の製造法
を、さらに詳細に説明する。
【0050】実施例1(化合物(IV)R1=R2=C
25、P−置換体の合成) N,N−ジメチルホルムアミド62.1gに3〜8℃の
温度で、約1時間を要し、オキシ塩化リン65.2gを
滴下し、Vilsmeier錯体を生成させた。これに
9−(p−ジエチルアミノスチリル)アントラセン(化
合物(II)R1=R2=C25、P−置換体)29.9g
を加えた。約5℃で1時間半、室温で10時間、さらに
約45℃で3時間反応させた。放冷後約400mlの氷
水へ、反応液を投じ、水酸化ナトリウム水溶液でアルカ
リ性とし、生成している赤褐色沈殿を濾取した。水洗後
乾燥し、ジオキサン−エタノール混合溶媒で、再結晶を
2回行い赤色柱状晶22.81g(収率70.7%)を
得た。
【0051】 融点:180.0〜181.0℃ 赤外線吸収スペクトル(kBr錠剤法) 1670cm-1;ホルミル基に帰属 元素分析値(計算値は化合物(IV)、下記式C2725
Oとして)
【0052】
【表6】
【0053】以上の結果より下記式の化合物(IV)が得
られたことを確認した。
【0054】
【化28】
【0055】実施例2 実施例1で製造した化合物(IV)3.79g、下記式で
表わされるホスホネート3.28gを
【0056】
【化29】
【0057】N,N−ジメチルホルムアミド70mlに
溶解した。
【0058】これに7〜8℃の温度でナトリウムメチラ
ートのメタノール溶液(28wt%)2.31gを約1
0分間を要して滴下した。反応生成物が徐々に析出して
きた。さらに室温で3時間反応させた後に、約400m
lの水へ反応液を投じた。生成した赤色沈殿を濾取し、
水洗後乾燥し、粗生成物を得た。
【0059】活性炭を用いトルエンから再結晶を2回行
い赤色結晶3.52g(収率70.6%)を得た。
【0060】 融点:277.5〜8.5℃ 赤外線吸収スペクトル(kBr錠剤法) 1340cm ̄1:ニトロ基に帰属 元素分析値{計算値は化合物No.11(C3430
22)として}
【0061】
【表7】
【0062】以上の結果より化合物No.11(下記式)
が得られたことを確認した。
【0063】
【化30】
【0064】実施例3〜6 ホスホネート及び再結晶溶媒を下記表4に示したものに
変えた以外は、実施例2と全く同様に操作して目的の化
合物を得た。
【0065】
【表8】
【0066】
【表9】
【0067】実施例7 N,N−ジメチルホルムアミド16ml、エタノール2
ml、t−ブトキシサイトカリウム1.35grを、約
5℃で混合撹拌下、9,10−ビス(ジエトキシホスフ
ィニルメチル)アントラセン[化合物(V),
【0068】
【化31】
【0069】を加え、さらにN,N−ジメチルホルムア
ミド8mlとエタノール1mlの混合溶媒に溶解したイ
ソニコチンアルデヒド[化合物(VI),
【0070】
【化32】
【0071】およびp−ジフェニルアミノベンズアルデ
ヒド[化合物(VII),
【0072】
【化33】
【0073】P−置換体]とを、約20分間を要して滴
下した。反応生成物が徐々に析出してきた。
【0074】さらに室温で4時間30分反応させた後
に、約400mlの水へ反応液を投じた。生成した黄橙
色析出物を濾取し、水洗後乾燥し、粗生成物を得た。ク
ロロベンゼンで再結晶し、再結晶母液について濃縮後、
クロロホルムに再溶解し、シリカゲルカラム(展開溶
液;クロロホルム)にかけて精製し、さらにトルエンで
再結晶を2回行ない、黄色微結晶0.19gr(収率
7.0%)を得た。
【0075】 融点>300℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法) 970cm-1 δ-CH=CH-(トランス)に帰属 元素分析値[計算値は化合物No.53(C41302
として]
【0076】
【表10】
【0077】以上の結果により化合物No.53(下記
式)が得られたことを確認した。
【0078】
【化34】
【0079】
【発明の効果】有機電界発光素子として有用な新規な化
合物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 255/58 6917−4H C07D 213/38 G03G 5/06 313 8305−2H (72)発明者 左近 洋太 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2は各々水素原子、アルキル基、置換も
    しくは未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の
    複素環式芳香環、 R3は置換もしくは未置換の炭素環式芳香環、置換もし
    くは未置換の複素環式芳香環、 R4は水素原子、シアノ基、アルキル基、置換もしくは
    未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の複素環
    式芳香環をあらわす。)で表わされる非対称9−アミノ
    スチリル−10−スチリルアントラセン誘導体。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II) 【化2】 (式中、R1、R2は各々水素原子、アルキル基、置換も
    しくは未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の
    複素環式芳香環をあらわす。)のアミノスチリルアント
    ラセン誘導体をホルミル化して下記一般式(III)の化
    合物を得、 【化3】 (R1、R2は上記と同じ) この式(III)の化合物と下記一般式(IV) 【化4】 (ただし、R3は置換もしくは未置換の炭素環式芳香
    環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環、R4は水素
    原子、シアノ基、アルキル基、置換もしくは未置換の炭
    素環式芳香環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環、
    Xは 【化5】 をあらわす。)とを反応させて下記一般式(I) 【化6】 (ただし、R1、R2、R3、R4は上記に同じ)の化合物
    を製造することを特徴とする非対称9−アミノスチリル
    −10−スチリルアントラセン誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 下記一般式(V) 【化7】 (ただし、Xは 【化8】 をあらわす)の化合物と一般式(VI) R3−CHO
    (VI) (ただし、R3は置換もしくは未置換の炭素環式芳香
    環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環)の化合物と
    を反応させる工程と、次いで一般式(VII) 【化9】 (式中、R1、R2は各々水素原子、アルキル基、置換も
    しくは未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の
    複素環式芳香環をあらわす。)のアルデヒドと反応させ
    る工程とより、下記一般式(I) 【化10】 (ただし、R1、R2、R3は上記に同じ)の化合物を製
    造することを特徴とする非対称9−アミノスチリル−1
    0−スチリルアントラセン誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】 下記一般式(V) 【化11】 (ただし、Xは 【化12】 をあらわす)の化合物と、下記一般式(VII) 【化13】 (式中、R1、R2は各々水素原子、アルキル基、置換も
    しくは未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の
    複素環式芳香環をあらわす。のアルデヒドと反応させる
    工程と、ついで 一般式(VI) R3−CHO (VI) (ただし、R3は置換もしくは未置換の炭素環式芳香
    環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環)の化合物と
    を反応させる工程とより、下記一般式(I) 【化14】 (ただし、R1、R2、R3は上記に同じ)の化合物を製
    造することを特徴とする非対称9−アミノスチリル−1
    0−スチリルアントラセン誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】 下記一般式(V) 【化15】 (ただし、Xは 【化16】 をあらわす)の化合物と一般式(VI) R3−CHO
    (VI) (ただし、R3は置換もしくは未置換の炭素環式芳香
    環、置換もしくは未置換の複素環式芳香環)の化合物と
    一般式(VII) 【化17】 (式中、R1、R2は各々水素原子、アルキル基、置換も
    しくは未置換の炭素環式芳香環、置換もしくは未置換の
    複素環式芳香環をあらわす。)のアルデヒドと反応させ
    る工程より、下記一般式(I) 【化18】 (ただし、R1、R2、R3は上記に同じ)の化合物を製
    造することを特徴とする非対称9−アミノスチリル−1
    0−スチリルアントラセン誘導体の製造法。
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US20160079536A1 (en) * 2013-03-27 2016-03-17 Osram Oled Gmbh Radiation-Emitting Organic-Electronic Device and Method for Producing a Radiation-Emitting Organic-Electronic Device

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