JPH05148126A - 芳香剤及びカプセル封入したにおい中和剤を含むデオドラント/制汗剤製品 - Google Patents

芳香剤及びカプセル封入したにおい中和剤を含むデオドラント/制汗剤製品

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JPH05148126A
JPH05148126A JP4123852A JP12385292A JPH05148126A JP H05148126 A JPH05148126 A JP H05148126A JP 4123852 A JP4123852 A JP 4123852A JP 12385292 A JP12385292 A JP 12385292A JP H05148126 A JPH05148126 A JP H05148126A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヒトの体(特にヒトの腋の下)に使用する臭
い減少剤組成物を提供する。 【構成】 半透膜物質にカプセル封入された香りのない
臭い中和デオパーフューム混合物、カプセル封入してい
ない明確な芳香性を付与する芳香香料混合物、及び化粧
品として許容されるベヒクルを含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はヒトの腋の下に使用するための
臭い減少剤組成物に係る。
【0002】
【関連技術】制汗デオドラント組成物は一般に芳香剤を
含んでいる。芳香剤は組成物の芳香特性を改良するばか
りではなく、快いにおいを発することにより不快な体臭
を隠すこともできる。もちろん、においを隠すために使
用できる芳香剤の量には限度がある。過剰な芳香は使用
者に不快感を与えることがある。
【0003】この問題に対処する1つの方法は、におい
及び/または汗が出ると一時的に芳香剤、デオドラント
及び/または制汗剤活性物質を放出することであった。
活性成分をカプセル封入することがこの目的を達成する
1つの方法である。
【0004】カプセル封入技術の代表例は米国特許第
4,369,173号(Causland等)であり、ここで
は、消費者用制汗剤製品に使用するためにアルミニウム
クロロハイドレート及び他の制汗用の収斂性の塩を、加
水分解した炭水化物にカプセル封入している。
【0005】個々のミクロカプセルが多数ナプキンのセ
ルロース綿内に均一に分布している生理用ナプキンが米
国特許第3,691,271号(Charle等)明細書に報
告されている。塩素化した化合物、四級アンモニウム化
合物または他の静菌剤をミクロカプセルに封入し、この
ミクロカプセルが芳香を付されたアルコールベースに分
散しているデオドラントローションが記載されている。
【0006】米国特許第3,686,701号(Charle
等)明細書は、溶媒とそのにおいを隠すための香料を含
有する破裂しうるミクロカプセルを含むマニュキュアを
落とすための化粧品組成物を記載している。
【0007】同様の技術としては、多糖類のマトリック
ス内に包含された香料組成物が米国特許第3,971,
852号(Brenner 等)明細書、及びMiles 等、J. So
c. Cosmet. Chem., 22, 655-666(1971年9 月17日)の
論文「Encapsulated Perfumesin Aerosol Products 」
に述べられている。Miles 等の論文はエアゾールに処方
できる明らかに安定な噴霧乾燥したカプセル封入芳香剤
を開示している。ここでは、in vivo 及びin vitroの両
方の条件下で表面上に噴霧したときに、水分に当たると
徐々に芳香が放出されてくることが示されている。
【0008】欧州特許第437,703号(Suffis等)
明細書では、汗または他の体液と接触したときに活性成
分を徐放するカプセル壁物質を適切に選択することの重
要性を強調している。デキストリン、アラビアゴム及び
ポリペプチドがヘキサクロロフェンのような抗細菌化合
物をカプセル封入するのに適していることが示唆されい
てる。香料は多くのカプセルに含まれており、単独のカ
プセル封入デオドラントとしても有用であることも示さ
れている。
【0009】さらに高度な方法が米国特許第4,42
8,869号(Munteaunu 等)明細書に記載されてい
る。この特許の目的の1つは、使用前にはほぼ瞬間的に
芳香が知覚され、使用時には長時間にわたり、連続的
に、中断されることなく高度な芳香を一定な強さで放出
する効果を持つことを特徴とする香料含有コロンを提供
することである。この目的は、アルコール溶液中の封入
されていない芳香剤と、該アルコール溶液に懸濁されて
いるところの、分泌された汗と接触した結果加水分解さ
れることにより、または機械的に破壊されることにより
放出されうる封入香料油との組合せにより達成される。
関連技術が英国特許出願第87/19091号に報告さ
れており、この場合、デオドラント剤、制汗剤または抗
コリン作動活性物質と感受応答信号とを組み合わせてお
り、例えば皮膚の湿気には感受性があるが、製品担持用
ベヒクル中のアルコールからは抽出されないカプセルに
入れられた芳香剤またはデオドラント用香料が示されて
いる。
【0010】数年前に、混合することによりより優れた
デオドラント効果が得られる芳香剤が報告された。その
ため、これらの香料は「デオパーフューム(deoperfume
s )」と呼ばれた。Hooper等の米国特許第4,288,
341;4,289,641;4,304,679;
4,322,308;及び4,579,677号明細
書、並びにHagemann等の米国特許第4,663,068
号明細書の開示を参照のこと。
【0011】より最近では、英国特許出願89/140
55.2(1989年6月19日)に基づく優先権を主
張した、同じく係属中の米国特許出願07/539,6
38が、ある種の芳香物質組成物は、それ自身の芳香が
低いかまたは感知できないほど(においの強さが低い)
であっても、使用の際にデオドラント効果を付与できる
ことを報告している。この特性は、デオドラント効果は
望ましいが、強い芳香は望ましくない場合に有利である
といわれている。
【0012】デオドラント業界の背景としては、多価ア
ルコール、石鹸、静菌剤及び芳香剤を含有して形成され
たデオドラントスティックを開示する種々の特許を挙げ
なければならない。例えば米国特許第4,759,92
4号(Luebbe等)、米国特許第4,617,185号
(DiPietro)及び米国特許第4,504,465号(Sa
mpson 等)、米国特許第4,226,889号(Yuhas
)及びカナダ特許第1,268,423号(McCall)
明細書を参照のこと。実際、米国特許第4,226,8
89号(Yuhas )明細書では、特定の天然物質例えば精
油、草花油、樹脂、ゴム、バルサム、豆類、苔類及び他
の植物からのエクストラクト並びに動物性混合物例えば
竜ぜん香及びムスクを含んでよいステアリン酸エステル
−水系をベースとする香料スティック製品を特にあげて
いる。これらのものは一般にいくつかの公知のカテゴリ
ー例えば花の香、スパイシーな香、木の香、カイパー
(chyper)または苔の香、東洋的な香、ハーブの香、レ
ザー−タバコの香及びアルデヒドの香のグループに入る
といわれていた。
【0013】上記のように多くの進展があったが、芳香
剤をうまく処理することによりデオドラント/制汗剤製
品の効果を改善するかなりの余地がある。
【0014】従って、本発明の目的は、過剰に濃厚な芳
香を生成することなく、長い使用時間にわたり、芳香剤
により体臭を中和する制汗及び/またはデオドラント製
品を提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、激しい発汗があると
作用を開始するが、乾燥状態になると再度カプセル封入
される制汗及び/またはデオドラント製品を提供するこ
とである。
【0016】本発明の別の目的は、不快なにおいをマス
クすることなく、また強烈な残香を残すことなく、この
不快なにおいを中和することができ、実質的に芳香性を
全く持たないにおい中和剤を放出できる制汗及び/また
はデオドラント製品を提供することである。
【0017】本発明のさらに別な目的は、製造業者が製
品使用中または封入芳香剤製造中に消失するトップノー
ト(topnotes)を補償するよう注意深く芳香剤を処方す
る必要がない、制汗及び/またはデオドラント製品を提
供することである。
【0018】本発明の上記の目的及びその他の目的は、
下記の発明の概要、発明の詳細な説明及び実施例を考慮
に入れるとさらに明白になろう。
【0019】
【発明の概要】本発明によれば、 (i)においの強さ指数が110未満であり、臭い減少
値テスト及びにおい減少値テストから選択した少なくと
も1つの防臭テストを満足させる、すなわち、各々の値
が少なくとも0.25である、半透過膜物質内にカプセ
ル封入した臭い中和剤混合物; (ii)組成物に明確な芳香性を付与する有効量のカプ
セル封入していない芳香香料混合物;及び (iii)芳香香料混合物及びカプセル封入した臭い中
和剤の担体として作用する有効量の化粧品として許容さ
れるベヒクルからなる、ヒトの体に使用するためのにお
い減少剤組成物が提供される。
【0020】本発明の別な面では、においの強さ指数が
110未満であり、臭い減少値テスト及びにおい減少値
テストから選択した少なくとも1つの防臭テストを満足
させる、すなわち、各々の値が少なくとも0.25であ
る、半透過膜物質内にカプセル封入した臭い中和剤混合
物の臭い減少剤組成物への使用が提供される。
【0021】ここで、組成物に、通常の芳香性のある香
料と、封入した、香りのないデオパーフュームとを混ぜ
ることにより、前記の目的に合う化粧品組成物が処方で
きることを発見した。芳香香料が感覚的効果を与えてい
る間に、カプセル封入した、香りのないデオパフューム
は長時間にわたりその臭い中和剤を徐放する。
【0022】本発明に関しては、「香りのないデオパー
フューム」という表現は、使用の際ににおいの強さが感
知不可能であると考えられる組成物と定義される。一
方、「香料」または「芳香剤」という用語は、においの
強さが十分強く、使用時に感知可能である組成物と定義
するものとする。
【0023】本発明の臭い中和剤は嗅覚ブロッカーとし
て作用すると考えられている。これらの化合物は鼻の受
容体と臭いとの反応を立体的に障害しうる。有利には、
中和剤混合物の少なくとも約25%、好ましくは少なく
とも約50%の成分が、20℃で0.05mm以下の蒸
気圧と、n−ブタノールより少なくとも50%、好まし
くは少なくとも75%、最適には少なくとも90%低い
においの強さを有しよう。一方、本発明のカプセル封入
していない香料混合物から快適な香りを与えるための芳
香が放出されよう。好都合には、カプセル封入していな
い香料混合物は、20℃で少なくとも0.05mmの蒸
気圧と、中和剤混合物より高いにおいの強さを有しよ
う。
【0024】本発明の臭い中和剤混合物は次の規準の少
なくとも1つに合うであろう: (a)下記のにおいの強さテストでテストしたときのに
おいの強さ指数が約110未満、好ましくは約105未
満、最適には約100未満である、 (b)米国特許第4,663,068号明細書に記載さ
れたテスト手順に従ってテストしたときの臭い減少値
(Malodour Reduction Value)が少なくとも約0.2
5、好ましくは少なくとも約0.5である、または米国
特許第4,304,679号明細書に記載のテスト手順
に従ってテストしたときのにおい減少値(Odour Reduct
ion Value )が約0.25、好ましくは少なくとも約
0.5である。この2つの明細書は参考として本明細書
に含むものとする。
【0025】このような組成物に使用する香料物質は例
えば下記実施例にあるように適切に選択する。より一般
的には、デオドラント効果が得られるように、また、得
られる組成物のにおいの強さ指数が上記の通りであるよ
うに選択すれば、広範囲の香料物質を組成物に配合する
ことができる。
【0026】デオドラント効果を得るための物質選択に
ついての詳しい指示は例えば米国特許第4,663,0
68号及び米国特許第4,304,679号明細書に述
べられている。
【0027】この組成物のために選択した個々の成分自
体も各々のにおいの強さ指数が約110未満、好ましく
は約100未満またはそれより低いと好都合である。し
かし、例えば組成物全体から得られる穏やかな芳香性を
調節するために、少量のより強力な物質も使用してよ
い。
【0028】多くの特定実施態様では、組成物は少なく
とも30重量%、例えば少なくとも35重量%または少
なくとも40重量%のムスクを含むことができる。上記
の量または他の量のムスクが存在するときには、通常ガ
ラクソリド(TM)(IFF)(下記クラス3)及び/
またはトラセオリド(TM)(Quest)(下記クラ
ス4)のようなムスクから選択できる。
【0029】
【においの強さ指数法】強さの評価手法を使用して試料
の強さを採点する訓練を受けた好適な数、例えば約34
人の評価者のパネルが試料を評価する。この方法は各試
料の相対的な強さを種々の濃度のにおいの標準物質(こ
こでは、ジプロピレングリコールで希釈した酢酸ベンジ
ル)の強さに対する比で採点する相対評価法である。
【0030】未希釈またはジプロピレングリコールで希
釈した1.5g(±0.1g)の香料または1.5g
(±0.1g)酢酸ベンジルを、一組の、首の直径が1
9mmの7mlの白色ソーダS.N.B.スクリューネ
ックバイアルに入れる。試料に各々コードを付け、無作
為の順序で少なくとも2回パネリストに示す。2日間に
わたり、毎日、少なくとも16人のパネリストにより全
部で少なくとも64回(または統計的に有意となるのに
十分の回数)各試料を評価する。パネリストに試料の間
のどんな僅かな色の違いの影響も与えないことを確実に
するために有色照明を使用している、環境を調整した評
価室で評価を行う。
【0031】個々の評価を正規化し、平均して、各試料
について総合的な強さの評価値を得る。知覚された強さ
は、知覚された強さの比で示される総合的な強さの評価
値から求められ、任意の単位で表す。これは次のように
行う:各パネリストは各テスト芳香剤及び参考試料に加
えて対照試料(ジプロピレングリコール中の10%酢酸
ベンジル溶液)の強さを評価しなければならない。次
に、各パネリストについて、対照試料の強さの値(強さ
の評価値)を使用して、次のように他の全ての評価値を
正規化する:
【0032】
【数1】
【0033】1つの試料についての正規化した値を全パ
ネリストについて合わせ、パネル全体としての総合的な
値を得る(数学的平均)。
【0034】
【数2】
【0035】記号一覧 IK = 全パネルによる試料kのにおいの強さ指
数 (iK j = j番目のパネリストが報告した試料の
においの強さ(強さの評価値) (IN j = 一人のパネリストの正規化したデータ n = 試料数 J = パネリスト数 K = 試料番号 (ic j = j番目のパネリストが報告した対照の
においの強さ(強さの算定値)
【0036】
【臭い減少値テスト】各人が第I表に示すイソ吉草酸水
溶液のにおいのレベルを正確に評価でき、ヒト用の製品
とヒトの腋の下に使用した後の体臭の減少を検出できる
ことを基準にして、嗅覚評価のための女性評価者のチー
ムを選ぶ。
【0037】パネルは42名までの女性被験者からな
り、体臭が非常に弱くも強くもないまたは両方の腋の下
で不均一ではないものをスクリーニングした。食事に多
量のカレーやにんにく等を取るものは選ばない。新しい
パネリストはこのスクリーニングを行うために1週間対
照試料を使用する。全パネリストについて、制汗剤を使
用していないことを確認するための日常的スクリーニン
グを行い、また家庭で使用するためのデオドラントを含
まない固形石鹸(Lux )を支給する。パネリストにはテ
ストとテストの間や週末に使用するためのプラセボのデ
オドラントエアゾールも支給し、他の腋の下用製品の使
用は全て禁止する。パネリストは自分の好みの衣服を着
用する。
【0038】テストは1週間コース、すなわち月曜日か
ら金曜日まで行う。月曜日の午後に、技術者が香料を含
まない石鹸を使用して標準的な方法でパネリストを洗
う。この標準的な方法では、濡らしたタオルに15秒間
石鹸をつけ、このタオルで腋の下を30秒間洗い、次に
水ですすいだタオルで拭き、ペーパータオルで乾かす。
腋の下毎に別なタオルを使用する。
【0039】次に、A、B、C、D等の文字を各製品に
付け、これを評価者に知らせない無作為法によりテスト
製品を使用する。デオドラントスティックを腋の下に数
回塗って塗布する。スティックの残りから各スティック
の重量の減少を測定し、所望の用量を得るために必要な
塗布回数を算定する。各腋の下に別々の製品をつけ、テ
ストの週の間一定に維持する。
【0040】24時間後の火曜日の午後に各腋の下のに
おいの強さを評価する。評価者は使用した製品に関する
知識なしににおいを嗅ぎ、0−5の尺度でにおいの強さ
に対応する点をつける。各評価者には別の評価者の評価
は知らせない。
【0041】評価の前に、パネリストは腕を両脇に付け
て立つ。次に、腕を頭の上にまっすぐ上げて腋窩がよく
見えるように、また、評価者の鼻を皮膚に近づけられる
ようにする。次に、パネリストを上記のように洗い、再
度テスト製品をつける。
【0042】この評価、洗浄、再塗布の決まった手順を
水曜日と木曜日の午後に繰り返す。金曜日の午後には、
パネリストの評価を行うが、製品はもう塗布しない。要
望に応じて洗う。
【0043】各評価者について、4回の評価で得たスコ
アーを平均し、その週の各処理の平均のにおいのスコア
ーを得る。次に、これらの各評価者のスコアーを平均し
てチームの平均を出す。変動分析プログラムを使用する
コンピュータで結果を分析する。この場合、変動要素、
例えば被験者、日数、左右の違いを考慮する。また、9
5%の信頼度での最少の有意差も計算する。
【0044】 第I表 スコアー においのレベル イソ吉草酸水溶液濃度(ml/l) 0 におい無し 0 1 軽い 0.013 2 明白 0.053 3 中等度 0.22 4 強い 0.87 5 非常に強い 3.57 「処理した」(テスト)腋の下の平均スコアーを「未処
理」(対照)腋の下の平均スコアーから差し引くと、臭
い中和剤デオパーフューム混合物の臭い減少値が得られ
る。
【0045】パネリストの選択がテストの実施に十分な
ものであったかの規準として、対照での平均スコアーは
2.5−3.0でなければならない。
【0046】本発明はその最も広い意味では臭い減少値
0.25−3.0の臭い中和デオパーフュームを提供す
るが、好ましい臭い中和剤混合物は少なくとも0.3
0、好ましくは少なくとも0.50、最適には少なくと
も1.00の臭い減少値を示すものである。最小値が高
いほど、臭い減少値テストで評価者が記録した臭い中和
剤混合物のデオドラント効果が高い。また、臭い減少値
が少なくとも0.30であれば、訓練された評価者では
ない消費者の自己判定でも明らかに臭いの減少が判り、
臭い減少値がこれ以上になるとデオドラント効果がさら
にはっきりする。
【0047】
【臭い中和デオパーフューム混合物の成分の分類】臭い
中和剤混合物の成分は6つの化学的に定義したクラスに
分類されよう。しかし、この分類をより詳細に定義する
前に、先ずデオパーフューム成分を化学的なクラスに割
り当てる際に使用する用語の一部を明確にする必要があ
る。先ず、4つのカテゴリーの成分について述べること
から始める。4つのカテゴリーをそれぞれ、そのカテゴ
リーに入る成分の例と共に下記に示す。
【0048】(1)天然または合成の単一の化合物、例
えばイソオイゲノール:成分の大部分はこのカテゴリー
である。
【0049】(2)合成反応生成物(反応の産物)、異
性体混合物及び同族体混合物、例えばα−イソ−メチル
ヨノン。
【0050】(3)天然油及びエクストラクト、例えば
T字葉油。
【0051】(4)合成油:このカテゴリーには天然油
の厳密な意味でのアナローグではないが、ある天然油を
模倣または改良しようとして得られた物質、例えばBerg
amot AB 430 及びGeraniumu AB 76 を含む。
【0052】カテゴリー(3)及び(4)の成分は化学
的に特定されないことが多いが、市販されている。
【0053】ある物質が簡便性のために従来から混合物
として供給または使用されている場合、例えばフタル酸
ジエチルで希釈したp−t−アミルシクロヘキサノンを
使用する場合、本発明のために2つの成分が存在するこ
とになり、このケトン1部とフタル酸ジエチル9部の混
合物が5%使用される場合には、ケトン0.5%とフタ
ル酸ジエチル4.5%が使用されたと表される。
【0054】最も効果的な臭い中和混合物を処方すると
きに、次の条件を満足させる成分を使用すると好ましい
ことが発見された: (i)少なくとも5つの異なる成分が存在する; (ii)少なくとも4つの異なる(下記の)化学的なク
ラスが存在する; (iii)臭い中和剤混合物の少なくとも50重量%、
好ましくは少なくとも55重量%、最も好ましくは60
−100重量%が下記の分類に合う成分からなる; (iv)濃度が0.5重量%未満の成分は臭い中和剤混
合物の効果を与える成分とは考えない。
【0055】各々の成分は6つのクラスの1つに割り当
てられなければならない。
【0056】これらのクラスは次の通りである: クラス1−−フェノール物質; クラス2−−精油、エクストラクト、樹脂及び合成油
(「AB」と示す); クラス3−−アルデヒド及びケトン; クラス4−−窒素含有化合物; クラス5−−エステル; クラス6−−アルコール及びエーテル。
【0057】成分をクラスに分類するときには次の規則
に従う。成分が2つ以上のクラスに入るときには、その
成分は上記の順番で初めにある(番号が最も少ない)ク
ラスに入れる。例えば、アンスラニル酸メチルはエステ
ルとしてクラス5にも入れることができるが、窒素含有
化合物であるためクラス4に入れる。同様に、サリチル
酸エチルはフェノール特性があるためクラス5ではなく
クラス1に入れる。
【0058】下記の成分及び実施例の処方中に使用され
るデオパーフューム成分に使用する名称は、可能な限
り、Steffan Arctander の「Perfume and Flavor Chemi
cals (Aromoma Chemicals)」第I巻及び第II巻(19
69)及び同じ著者の「Perfume & Flavor Materials o
f Natural Origin」(1960)に使用のものである。
成分がArctander の記載していないものであるときに
は、化学名を示すか、化学名も判らないときには香料会
社の特別なコード名を示す。「AB」と表す合成油はQu
est International Limited から市販されている。
【0059】クラス1 − フェノール化合物 サリチル酸イソ−アミル カルバクロール T字葉油 サリチル酸エチル イソオイゲノール サリチル酸ヘキシル 赤タイム油(Thyme oil red ) クラス2 − 精油、エクストラクト、樹脂及び合成油
(「AB」と表す) Bergamot AB 430 Geranium AB 76 Rose AB 380 Rose AB 409 クラス3 − アルデヒド及びケトン 6−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチル
−テトラヒドロナフタレン p−t−アミルシクロヘキサノン 2−n−ヘプチルシクロペンタノン α−イソ−メチルヨノン β−メチルナフチルケトン クラス4 − 窒素含有化合物 イソーブチルキノリン アンスラニル酸メチル クラス5 − エステル 酢酸o−t−ブチルシクロヘキシル フタル酸ジエチル ノナンジオール−1,3−ジアセテート ノナノリド−1,4 酢酸i−ノニル 蟻酸i−ノニル フェニル酢酸フェニルエチル クラス6 − アルコール&エーテル 桂皮アルコール ジミルセトール(Dimyrcetol) 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,
7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ−a−2−ベン
ゾピラン ヒドロキシメチルイソプロピルシクロペンタン 3a−メチル−ドデカヒドロ−6,6,9a−トリメチ
ルナフト−2(2,1−b)フラン テトラヒドロムゴール 同様に、臭い中和剤デオパーフューム混合物には少なく
とも4つの異なるクラスの成分があるべきであることが
示された。しかし、5つ以上のクラスのものがあると、
さらに優れた無臭のデオパフュームが得られる。従っ
て、好ましくは5つまたは6つ全部のクラスのものを臭
い中和剤混合物に含むことができる。
【0060】多数の臭い中和剤混合物の製造、検査及び
テストから、上記の法則に従うと最良の結果が得られる
ことが判った。例えば、成分を最低濃度の50%より少
量しか含まない混合物では、上記の臭い減少値で表す十
分なデオドラント特性を有するデオパーフュームは得ら
れないと思われる。
【0061】デオドラント効果を得る以外の目的で、例
えば助剤として作用するために臭い中和剤混合物中にあ
る成分は、その成分のデオドラント効果以外の目的で必
要とされている分については、前記の指示からは除かれ
るというべきである。香料または香料を加えた製品中に
通常存在する助剤の量は慣用の物質では確立されてお
り、新しい物質についても容易に決定できるので、上記
の除外事項は容易に理解できる。
【0062】
【カプセル封入】多様な物質をカプセル母材として使用
できる。これらの物質には合成及び天然のポリマー物質
を含んでよい。合成ポリマー物質には、ポリエチレンワ
ックス、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリジン、ポリ
アミド、ポリエステル、並びにアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸及びそのエステ
ル及び塩からなる群から選択したモノマーから形成した
ホモ−及びコ−ポリマーが含まれうる。好適な天然物質
には多糖類、ゼラチン、アカシアゴム、アラビアゴム、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシアルキルセル
ロース、アルキルセルロース及び天然の蝋を含むことが
できる。
【0063】最も好ましいのは多糖類、特に粘度の低い
修飾澱粉及びデキストリンであり、これにはマルトデキ
ストリンが含まれる。
【0064】修飾澱粉の特に好適な例は、無水コハク酸
で処理したコーンスターチであるPurity Gum BE であ
る。好ましさの程度は幾分減るが、やはり好適なものに
Encapsul 855として知られているマルトデキストリンが
ある。この2つは両方ともNational Starchaned Chemic
al Company から市販されている。
【0065】カプセル用マリトックスはカプセル全量の
約10−約90重量%、好ましくは約30−約75重量
%、最適には約40−約65重量%を形成してよい。カ
プセルの約10−約90重量%、好ましくは約30−約
75重量%の臭い中和剤混合物をカプセルに含むであろ
う。
【0066】カプセルの平均粒径は通常約1−約150
μm、好ましくは約5−約50μmの範囲であろう。
【0067】種々の手法を使用してカプセルを形成する
ことができる。例えば、水分に感受性のあるカプセル
は、水、カプセル用マトリックス及び臭い中和剤デオパ
ーフューム混合物のエマルジョンを製造し、さらに、他
にカプセルに含むことが必要であってエマルジョンに溶
解または分散される物質を添加することにより形成でき
る。次に、エマルジョンを慣用法で噴霧乾燥させ、デオ
パーフューム混合物を含有するカプセルを形成する。
【0068】カプセル封入した本発明の臭い中和剤混合
物は通常約0.05−5重量%、好ましくは0.2−約
2重量%、最適には0.25−0.8重量%の量で組成
物に含まれる。
【0069】
【ベヒクル】カプセル及びカプセル封入していない芳香
香料を保持するための広範囲のベヒクルが本発明に好適
でありうる。ベヒクルは液体、固体またはエアゾールの
いずれかであってよい。ベヒクルの量は全組成物重量の
約30−約99.8重量%、好ましくは約80−約99
重量%、最適には約95−約99重量%の範囲でよい。
【0070】液体担体には親水性及び疎水性液体の両方
を含んでよい。可能な親水性液体には、水、C1 −C4
アルカノール、C2 −C4ポリヒドロキシアルカノール
及びそれらの混合物がある。親水性の物質の例にはエタ
ノール、イソプロパノール、エチレングリコール及びプ
ロピレングリコールがある。疎水性液体には、ブタン、
ペンタン、ヘキサン及び他の軽質炭化水素、ハロゲン含
有炭素化合物、エステル及びケトンを含みうる。例え
ば、酢酸エチル、アセトン及びメチルエチルケトンが本
発明の目的に適している。
【0071】本発明のベヒクルに適した固体の特定例に
は石鹸、及び石鹸、架橋結合したポリアクリレート(例
えば、Carbopol(R) )、脂肪酸例えばステアリン酸及び
ポリヒドロキシ化合物例えばポリエチレングリコール、
ジベンゾールソルビトール及び固体ワックスで形成した
固体の水性ゲルがある。
【0072】
【任意活性成分】本発明の組成物は多様な活性成分を含
んでよい。これらの成分には、静菌剤、収斂性の塩、抗
コリン作動薬、皮膚軟化剤及びサンスクリーン剤を含み
うる。これらの活性成分の量は、活性成分の種類に応じ
て、組成物の約0.1−約50重量%の範囲でよい。例
えば、デオドラント収斂性の塩及び抗コリン作動薬の量
は組成物の好ましくは約0.3−約5重量%、好ましく
は約0.5−約1重量%の範囲でよい。他方、皮膚軟化
剤は好ましくは組成物の約5−約30重量%の範囲でよ
い。
【0073】好適なデオドラントには、臭い中和剤以外
の化合物として、皮膚表面の微生物の量を減らしたりな
くしたりする機能を持つ化合物を含む。特定例は、2,
4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエ
ーテル(Irgasan DP300 またはTriclosan としても知ら
れている)、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化
セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ジ−イ
ソブチルフェノキシエトキシエチルジメチルベンジルア
ンモニウム、塩化N−アルキルピリジニウム、臭化N−
セチルピリジニウム、N−ラウロイルザルコシンナトリ
ウム、フェニルスルホン酸亜鉛、ファルネソール及び乳
酸エチルである。デオパーフューム以外のデオドラント
の前駆物質も使用できる。
【0074】制汗剤活性物質としても知られている収斂
性の塩は、皮膚表面の発汗を抑えたりなくしたり働きの
ある化合物である。このような活性物質の例には塩化ア
ルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミニウムクロロハ
イドレート;塩基性臭化アルミニウム、塩化ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム、ジルコニウムクロロハイドレ
ート及びこれらとアミノ酸例えばグリシンとの複合体並
びに上記の物質2つ以上からなる混合物を含んでいる。
アルミニウムジルコニウムクロロハイドレート複合体が
最も好ましく、特にグリシンとの複合体が好ましい。
【0075】抗コリン作動薬は、汗が皮膚表面に達する
前に発汗を抑えたり止めたりする作用のある物質であ
る。このような物質の例はスコポラミン誘導体、例えば
スコポラミン臭酸塩及びそのエステル例えばベンジルス
コポラミン臭酸塩である。
【0076】皮膚軟化剤には合成エステル例えばイソポ
ロピルミリステート、シリコーン油、鉱油及び植物油が
含まれ、これらは全て皮膚の潤滑性を増すという形で触
知し得る反応を示す。
【0077】以下の実施例は本発明の実施態様をさらに
詳しく説明しよう。本明細書では、特記しない限り、
部、パーセント及び比は全て全成分の重量に対するもの
である。
【0078】
【実施例1】Purity Gum BE (28部)、臭い中和剤デ
オパーフューム混合物(7部)及び水(65部)のエマ
ルジョンを形成して、カプセルを製造する。次に混合物
を振とうし、出口温度約200゜Fで約200c.f.
m.の空気を使用するドライヤーで噴霧乾燥させる。
【0079】使用した臭い中和剤デオパーフューム混合
物はにおいの強さ指数87であり、次の成分を含んでい
る: 成分 重量% シーダー油(Virginian ) 2.0 桂皮アルコール 2.0 フタル酸ジエチル 13.0 ガラクソリドDEP(フタル酸ジエチルとの50:50混合物) 5.0 フェニル酢酸ゲラニル 4.0 ガヤックウッド油(精留) 1.0 安息香酸リナリル 4.0 Moss Base AB 7004 (*) 6.0 フェニル酢酸フェニルエチル 3.0 Rose Base AB 7003 (*) 20.0 Traseolide(*) 40.0 100.0 (*)はQuest International から市販されている。
【0080】この処方のにおいの型は穏やかな花の香、
苔の香、バラ及びムスクである。
【0081】次に、得られたカプセルを次の処方の制汗
剤組成物にする: 制汗スティック 成分 重量% Dow 245 液(シリコーン) q.s. ステアリルアルコール 16 ヒマのワックス 3 タルク 5 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート 20 芳香香料(カプセル封入していない) 1 カプセル(上記) 1 カプセル封入していない芳香香料は下記の表に概説した
ような成分を有している: 芳香剤成分 重量% フェニルエチルアルコール 13.00 ジヒドロミルセノール 5.00 リナロール 8.00 ベルガモット油 5.00 ガラクソリドIPM 10.00 イソロンギホラノン(Isolongifolanone) 5.00 α−メチルヨノン Iso 5.00 リラール(環式脂肪族アルデヒド) 4.00 ヘキシル桂皮アルデヒド 6.00 (α−β−不飽和アルデヒド) 酢酸リナリル 3.00 酢酸シトロネリル 5.00 酢酸フェニルエチル 6.00 クエン酸アセチルトリブチル 25.00
【0082】
【実施例2】使用した臭い中和剤デオパーフュームはに
おいの強さ指数が85であり、次の成分を含んでいる: 成分 重量% ベンジルアルコール 8.0 サリチル酸ベンジル 7.5 シーダー油(Virginian ) 2.0 ガラクソリドDEP 20.0 グリサルバ(Grisalva) 1.0 (ジプロピレングリコール中10%溶液)(IFF) Hercolyn D(Hercules) 5.0 安息香酸イソブチル 3.0 桂皮酸イソブチル 2.0 桂皮酸リナリル 1.0 Moss Base AB 7004 (*) 5.0 Muguet Base AB 7001 (*) 20.0 Tonalid (7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチル −テトラヒドロナフタレン)(Polak′s Frutal Works) 5.0 Traseolide(*) 20.0 100.0 *はQuest International から市販されている。
【0083】この処方のにおいの型は穏やかな木の香、
苔の香、ミュゲ(muguet)及びムスクである。
【0084】上記の香りのないデオパーフュームを含む
カプセルは実施例1に従って製造する。次に、これらの
カプセルを下記のエアゾール型制汗剤製品に入れる: エアゾール型制汗剤 成分 重量% 無水エタノール 15 活性化したアルミニウムクロロハイドレート(収斂性の塩) 4 Bentone 38 1.5 カプセル(上記) 1 芳香香料(封入していない) 1 S−31炭化水素 77.5 封入していない芳香香料は下記の表に概説するような成
分を有している: 成分 重量% サリチル酸ベンジル 6.00 クマリン 4.00 フェニルエチルアルコール 10.00 Lilial(アリール置換したアルデヒド) 5.00 α−メチルヨノン Iso 3.00 酢酸パラ−t−ブチルシクロヘキシル 6.00 ジヒドロミルセノール 12.00 アセチルセドレン 6.00 グリコール酸アリルアミル 1.00 ガラクソリドIPM 5.00 バニリン 3.00 ヘキシル桂皮アルデヒド 5.00 パチュリ油 5.00 ベルガモット油 10.00 シトロネロール 10.00 カービトール 7.00
【0085】
【実施例3】使用した臭い中和剤香料はにおい指数72
であり、次の成分を含有している: 成分 重量% ベンジルアルコール 5.0 桂皮酸ベンジル 4.0 サリチル酸ベンジル 20.0 桂皮酸シンナミル 1.0 フタル酸ジエチル 5.0 ガラクソリドDEP 8.0 Jasmin AB 7002(*) 20.0 桂皮酸リナリル 5.0 Sandalone AC 802(*) 2.0 トラセオリド(*) 30.0 100.0 *はQuest International から市販されている。
【0086】この処方のにおいの型は穏やかな甘い香
り、花の香とムスクである。
【0087】上記の香りのないデオパーフュームを含有
するカプセルは実施例1に従って製造する。次に、これ
らのカプセルを下記のようなロールオン型ローションに
入れる: ロールオン型ローション 成分 重量% Dow 344 (シリコーン) q.s. Bentone 38 3.5 エタノール(190度) 2.0 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート 20.0 カプセル(上記) 1.0 芳香香料(封入していない) 1.0 封入していない芳香香料は下記の表に概説するような成
分を有している: 成分 重量% フェニルエチルアルコール 15.00 ジヒドロミルセロール 8.00 α−メチルヨノンIso 6.00 ベルガモット油 5.00 サリチル酸ベンジル 3.00 酢酸スチラリル 3.00 Hedione 5.00 ラビジン油アブリアリス(lavindin oil abrialis ) 10.00 リラール(環式脂肪族アルデヒド) 1.00 パチュリ油 8.00 レモン油 10.00 ガラクソリドDEP 16.00 リナロール 5.00 アセチルセドレン 5.00 前記の説明及び実施例は本発明の選択された実施態様を
説明している。それに基づいて、種々の変法が当業者に
は明らかであり、これらは全て本発明の趣旨及び範囲に
包含されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ケニス・ウイリアムズ アメリカ合衆国、ステイト・オブ・ニユ ー・ジヤージー、カウンテイ・オブ・バー ゲン、イングルウツド、ノース・ウツドラ ンド・ストリート・341 (72)発明者 マシユウ・クズニツツ アメリカ合衆国、ステイト・オブ・コネチ カツト、カウンテイ・オブ・ニユー・ヘイ ブン、ブランフオード、オースチン・ライ ヤー・レーン・144

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトの体に使用するための臭い減少剤組
    成物であって、 (i)においの強さ指数が110未満であり、臭い減少
    値テスト及びにおい減少値テストから選択した少なくと
    も1つの防臭テストを満足させる、すなわち、各々の値
    が少なくとも0.25である、半透過膜物質内にカプセ
    ル封入した臭い中和剤混合物; (ii)組成物に明確な芳香性を付与する有効量のカプ
    セル封入していない芳香香料混合物;及び (iii)芳香香料混合物及びカプセル封入した臭い中
    和剤の担体として作用する有効量の化粧品として許容さ
    れるベヒクルからなる組成物。
  2. 【請求項2】 臭い中和剤混合物の少なくとも25重量
    %の蒸気圧が20℃で0.05mm以下であり、におい
    の強さがn−ブタノールより少なくとも50%低い請求
    項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 カプセル封入していない芳香香料混合物
    の蒸気圧が20℃で少なくとも0.05mmであり、に
    おいの強さが臭い中和剤混合物のにおいの強さより高い
    請求項1および2のいずれかに記載の組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、静菌剤、収斂性の塩、抗コリン
    作動薬及び皮膚軟化剤からなる群から選択した活性成分
    を含有する請求項1から3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 臭い中和剤混合物が、 クラス1−−フェノール物質 クラス2−−精油、エクストラクト、樹脂及び合成油 クラス3−−アルデヒド及びケトン クラス4−−窒素含有化合物 クラス5−−エステル クラス6−−アルコール及びエーテル からなる6つのクラスの1つに入る成分を有するが、但
    し、臭い中和剤混合物成分が1つ以上のクラスに入るこ
    とができる場合には、その成分は上記の順番の初めにあ
    るクラスに入るものとし; (a)混合物が少なくとも5つの異なる成分を含有す
    る; (b)混合物が6つのクラスの少なくとも4つのクラス
    からの成分を含有する; (c)混合物の0.5重量%未満の濃度で混合物中に存
    在する成分は全て(a)及び(b)の要件から除外する
    ように成分を選択する請求項1から4のいずれかに記載
    の組成物。
  6. 【請求項6】 ベヒクルを石鹸、シリコーン、水、アル
    コール及びそれらの混合物からなる群から選択する請求
    項1から5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 臭い中和剤混合物の少なくとも約50重
    量%の蒸気圧が20℃で0.05mm以下であり、にお
    いの強さがn−ブタノールより少なくとも90%低い請
    求項1から6のいずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 においの強さ指数が110未満であり、
    臭い減少値テスト及びにおい減少値テストから選択した
    少なくとも1つの防臭テストを満足させる、すなわち、
    各々の値が少なくとも0.25である、半透過膜物質内
    にカプセル封入した臭い中和剤混合物の臭い減少剤組成
    物への使用。
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