JPH05148064A - モザイクタイルの製造方法 - Google Patents

モザイクタイルの製造方法

Info

Publication number
JPH05148064A
JPH05148064A JP35546991A JP35546991A JPH05148064A JP H05148064 A JPH05148064 A JP H05148064A JP 35546991 A JP35546991 A JP 35546991A JP 35546991 A JP35546991 A JP 35546991A JP H05148064 A JPH05148064 A JP H05148064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mosaic tile
base
ground
unit
mosaic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35546991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Naito
博昭 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP35546991A priority Critical patent/JPH05148064A/ja
Publication of JPH05148064A publication Critical patent/JPH05148064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】作業工数を飛躍的に低減できること。 【構成】成形されたモザイクタイル素地2の複数枚を準
備し、モザイクタイル素地2を、焼成温度で焼失する台
紙10上に貼着して素地ユニット8とし、素地ユニット
8のモザイクタイル素地表面2aへ施釉4し、素地ユニ
ット8を焼成用台25に載置して焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面積が50乃至1c
モザイタイルの製造方法の改良に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モザイクタイルの製造方法は、図
2の(A)乃至(D)に示す如く、プレス成型装置1で
モザイクタイル素地2の複数枚を成形し、これらモザイ
クタイル素地2を金網3の上に手作業で並べて施釉4
し、施釉済のモザイクタイル素地2を焼成用敷台5の各
凹部5aへ手作業で嵌め込み、焼成炉6で焼成してモザ
イクタイル(図示は省略)を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の製造方
法は、手作業により、モザイクタイル素地2を金網3の
上に並べると共に施釉済のモザイクタイル素地2を焼成
用敷台5の各凹部5aへ嵌め込むため、作業員による作
業工数が増大する問題点がある。殊に、モザイクタイル
素地2が1cm角と非常に小さい場合には、作業工数の
増大が著しい。本発明は、上記問題点を解決するため
に、作業工数を飛躍的に低減できるモザイクタイルの製
造方法の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が採用した解決手
段は、成形されたモザイクタイル素地の複数枚を準備
し、これらモザイクタイル素地を、焼成温度で焼失する
台紙上に貼着して素地ユニットとし、素地ユニットのモ
ザイクタイル素地表面へ施釉し、素地ユニットを焼成用
台に載置して焼成することである。
【0005】
【作用】モザイクタイル素地の複数枚を台紙で連結した
素地ユニットは、移動等の取扱が非常に簡単にできる。
そのため、施釉工程への移動及び焼成工程への移動は、
素地ユニット単位で行うことができるので、取扱が極め
て簡単である。素地ユニットを焼成すると台紙が焼失
し、焼成用台上には、分離したモザイクタイルが得られ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るモザイクタイルの製造方
法を図1の(A)乃至(D)に示す実施例に基づいて説
明する。図1の(A)はモザイクタイル素地を整列して
整列素地群を得る状態を示す平面図、(B)は同上の断
面図、(C)は台紙の上に整列素地群を載置して素地ユ
ニットを得る状態を示す側面図、(D)は素地ユニット
のモザイクタイル素地表面へ施釉している状態を示す側
面図、(E)は施釉した素地ユニットを焼成用台に載置
している状態を示す側面図である。
【0007】第1工程は、予め成形されたモザイクタイ
ル素地2の複数枚を準備することである。モザイクタイ
ル素地2の成形は、従来の場合と同様に、図2(A)に
示す如く、プレス成型装置1で坏土を加圧して行う。モ
ザイクタイル素地2は、加圧成形後に、素焼きしたもの
を用いることもある。
【0008】第2工程は、図1(C)に示す如く、モザ
イクタイル素地2の複数枚からなる整列素地群12を台
紙10で連結して素地ユニット8を得ることである。モ
ザイクタイル素地2の複数枚は、図1(A)及び(B)
に示す如く、 整列具9で整列されて整列素地群12と
なる。この整列具9は、底板9aの直交二辺部に棒9
b,9bを突設し、棒9b,9bにモザイクタイル素地
2の側面を当接させるようにしてある。なお、整列素地
群12は、隣接するタイル素地同志を当接させることな
く、図示は省略したが、隣接するタイル素地の間に適宜
の隙間を形成しておくこともある。
【0009】得られた整列素地群12は、図1(C)に
示す如く、貼着装置14で糊付けされた台紙10上に、
吸着式移載装置13で移載され、台紙10で連結された
素地ユニット8となる。台紙10は、後述する焼成で焼
失する素材で作られた紙,織布又は不織布等からなる。
台紙10に塗布される糊剤は、後述する焼成で焼失する
素材から作られた接着剤又は粘着剤からなる。なお、糊
付けは、台紙10にすることなく、整列素地群12の底
面にすることも可能である。
【0010】前記貼着装置14は、台紙10の巻出装置
15と、巻出した台紙10上に糊剤を塗布する塗布装置
16と、移載された整列素地群12を受ける搬送コンベ
ア17とからなる。前記吸着式移載装置13は、吸引箱
13aの開口した底部にスポンジ等からなる吸着具13
bを設けてあり、吸引箱13a内を負圧又は大気圧にす
ることで整列素地群12を着脱するようにしてある。
【0011】第3工程は、図1(D)に示す如く、素地
ユニット8のモザイクタイル素地表面2aへ施釉4する
ことである。素地ユニット8は、搬送用板19上に載置
され又は載置されることなく、施釉装置20コンベア2
1で搬送され。施釉装置20の施釉用スプレーノズル2
2は、搬送中の素地ユニット8のモザイクタイル素地表
面2aへ釉薬を噴射して施釉4する。施釉は、スプレー
掛けの外に、図示は省略したが、膜掛け又は筆塗り等の
方法で行うこともある。
【0012】第4工程は、図1(E)に示す如く、施釉
4された素地ユニット8を焼成用台25に載置して焼成
することである。素地ユニット8の適数枚を載置した焼
成用台25は、台車26(図2参照)上に積み重ねられ
て焼成炉内を通過する。素地ユニット8は、焼成される
と台紙10が焼失し、焼成用台25上で分離した状態の
複数枚のモザイクタイル(図示は省略)となる。得られ
たモザイクタイルは、次の工程へ搬出される。
【0013】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係るモザイク
タイルの製造方法は、小片のモザイクタイル素地を素地
ユニット単位で扱うことが可能となり、施釉工程への移
動及び焼成工程への移動が極めて簡単にできることにな
り、作業工数を飛躍的に低減する優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモザイクタイルの製造方法の実施
例を示すものであって、(A)はモザイクタイル素地を
整列して整列素地群を得る状態を示す平面図、(B)は
同上の断面図、(C)は台紙の上に整列素地群を載置し
て素地ユニットを得る状態を示す側面図、(D)は素地
ユニットのモザイクタイル素地表面へ施釉している状態
を示す側面図、(E)は施釉した素地ユニットを焼成用
台に載置している状態を示す側面図である。
【図2】従来のモザイクタイルの製造方法を示すもので
あって、(A)はモザイクタイル素地を得る状態を示す
断面正面図、(B)はモザイクタイル素地表面へ施釉し
ている状態を示す側面図、(C)は施釉した素地ユニッ
トを焼成用台に載置している状態を示す側面図、(D)
は焼成する状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2…モザイクタイル素地 4…施釉 8…素地ユニ
ット 10…台紙 12…整列素地群 25…焼成用台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形されたモザイクタイル素地の複数枚
    を準備し、これらモザイクタイル素地を、焼成温度で焼
    失する台紙上に貼着して素地ユニットとし、素地ユニッ
    トのモザイクタイル素地表面へ施釉し、素地ユニットを
    焼成台に載置して焼成することを特徴とするモザイクタ
    イルの製造方法。
JP35546991A 1991-11-26 1991-11-26 モザイクタイルの製造方法 Pending JPH05148064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35546991A JPH05148064A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 モザイクタイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35546991A JPH05148064A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 モザイクタイルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05148064A true JPH05148064A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18444131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35546991A Pending JPH05148064A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 モザイクタイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05148064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056563A (ja) * 2007-11-19 2008-03-13 Toho Titanium Co Ltd 複合酸化物の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056563A (ja) * 2007-11-19 2008-03-13 Toho Titanium Co Ltd 複合酸化物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05148064A (ja) モザイクタイルの製造方法
GB902812A (en) Film faced boards of mineral fibres and method of making same
US4657608A (en) Laminating apparatus and method
JPH01101200A (ja) 装飾板の製造法
JPS639650B2 (ja)
JPH0729770A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法及びその装置
JPH0238553B2 (ja) Mozaikuchososhokubannoseizohoho
JPH04339700A (ja) 陶磁器用金属箔転写シート
DK153531B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af teglprodukter og apparat til udoevelse af fremgangsmaaden
JP2002134356A (ja) セラミックシート積層体の切断方法
JPH05229875A (ja) セラミック基板の製造方法
JP2002187104A (ja) 突板の接続方法
JP4417982B2 (ja) 瓦に対する絵付け方法
JPH085152Y2 (ja) 素焼素地の移載装置
JPH0733277B2 (ja) 陶磁器の製造法
JPH0220301A (ja) 化粧板の製造方法
JPH06152135A (ja) セラミックス多層基板の製造方法
JPS63193805A (ja) タイル連結シ−ト貼着装置
JP3580015B2 (ja) 転写印刷による化粧板及びその製造方法
JPH053961B2 (ja)
JPH0586721B2 (ja)
JPH04247156A (ja) パネルへのタイル貼り付け装置
JPH06305859A (ja) 窯業系板状建材の化粧方法
JPH03153582A (ja) 化粧パネルの製造方法
JPS61168972A (ja) セラミツク素子用生シ−トの成形方法