JPH05148036A - 高硬度焼結体 - Google Patents
高硬度焼結体Info
- Publication number
- JPH05148036A JPH05148036A JP3337805A JP33780591A JPH05148036A JP H05148036 A JPH05148036 A JP H05148036A JP 3337805 A JP3337805 A JP 3337805A JP 33780591 A JP33780591 A JP 33780591A JP H05148036 A JPH05148036 A JP H05148036A
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- Japan
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- component
- binder phase
- nitride
- boron nitride
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな負荷あるいは衝撃を受ける条件下にお
いても優れた切削性能を発揮することができ、耐欠損
性、耐チッピング性および耐摩耗性に優れた、高靭性で
高強度な焼結体を提供する。 【構成】 高圧相型窒化硼素を20〜80体積%含有す
ると共に、結合相の第一成分として周期律表4a,5
a,6a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物、Alの
硼化物、窒化物、あるいはこれらの混合物または相互固
溶体化合物を含有し、残部の結合相第二成分がAl2 O
3 およびSiO2 からなる高硬度焼結体であって、前記
結合相第一成分が全結合相中の10〜90体積%、第二
成分が90〜10体積%であり、かつSiO2 /(Si
O2 +Al2 O3 )が5〜60重量%であることを特徴
とする高硬度焼結体。
いても優れた切削性能を発揮することができ、耐欠損
性、耐チッピング性および耐摩耗性に優れた、高靭性で
高強度な焼結体を提供する。 【構成】 高圧相型窒化硼素を20〜80体積%含有す
ると共に、結合相の第一成分として周期律表4a,5
a,6a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物、Alの
硼化物、窒化物、あるいはこれらの混合物または相互固
溶体化合物を含有し、残部の結合相第二成分がAl2 O
3 およびSiO2 からなる高硬度焼結体であって、前記
結合相第一成分が全結合相中の10〜90体積%、第二
成分が90〜10体積%であり、かつSiO2 /(Si
O2 +Al2 O3 )が5〜60重量%であることを特徴
とする高硬度焼結体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた耐摩耗性および
靭性を有する高硬度焼結体に関するもので、この焼結体
は、高硬度鋼、Ni基またはCo基高合金等の切削工具
用素材として有用である。
靭性を有する高硬度焼結体に関するもので、この焼結体
は、高硬度鋼、Ni基またはCo基高合金等の切削工具
用素材として有用である。
【0002】
【従来の技術】上記の様な切削工具用素材としては、従
来より炭化タングステン(WC)基の超硬材料が使用さ
れてきた。しかし需要者の要求がますます厳しくなって
いる現在、上記WC基超硬材料では高度の要求を満たす
ことができなくなってきており、より優秀な工具材料の
開発が待たれている。こうした要望に沿う工具用材料と
して、立方晶窒化硼素に少量のAlと鉄族金属を含有さ
せた焼結体(例えば特開昭48−17503号公報)、
各種炭・窒・硼化物とAl、Si、鉄族金属を結合材と
して用いた立方晶窒化硼素焼結体(例えば特開昭56−
156738号公報)、セラミックスを結合剤として用
いた立方晶窒化硼素焼結体(例えば特公昭57−363
1号公報)等が提案されている。
来より炭化タングステン(WC)基の超硬材料が使用さ
れてきた。しかし需要者の要求がますます厳しくなって
いる現在、上記WC基超硬材料では高度の要求を満たす
ことができなくなってきており、より優秀な工具材料の
開発が待たれている。こうした要望に沿う工具用材料と
して、立方晶窒化硼素に少量のAlと鉄族金属を含有さ
せた焼結体(例えば特開昭48−17503号公報)、
各種炭・窒・硼化物とAl、Si、鉄族金属を結合材と
して用いた立方晶窒化硼素焼結体(例えば特開昭56−
156738号公報)、セラミックスを結合剤として用
いた立方晶窒化硼素焼結体(例えば特公昭57−363
1号公報)等が提案されている。
【0003】しかしながらこれらの素材により製作され
た切削工具が優れた切削性能を発揮するのは、微小切込
みの低速連続切削のような比較的負荷の小さい切削条件
の場合に限られ、切込みの大きい場合、あるいは断続切
削のように衝撃が繰り返し加えられる過酷な切削条件の
場合には必ずしも満足のいく性能が得られず、耐欠損性
や耐ピッチング性に劣るという問題があった。
た切削工具が優れた切削性能を発揮するのは、微小切込
みの低速連続切削のような比較的負荷の小さい切削条件
の場合に限られ、切込みの大きい場合、あるいは断続切
削のように衝撃が繰り返し加えられる過酷な切削条件の
場合には必ずしも満足のいく性能が得られず、耐欠損性
や耐ピッチング性に劣るという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に着
目してなされたものであって、その目的は、大きな負荷
あるいは衝撃を受ける条件下においても優れた切削性能
を発揮することができ、耐欠損性、耐チッピング性およ
び耐摩耗性に優れた、高靭性で高強度な焼結体を提供す
ることにある。
目してなされたものであって、その目的は、大きな負荷
あるいは衝撃を受ける条件下においても優れた切削性能
を発揮することができ、耐欠損性、耐チッピング性およ
び耐摩耗性に優れた、高靭性で高強度な焼結体を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、セラミッ
クスやサーメットを結合材とする高圧相型窒化硼素系焼
結体が耐欠損性や耐チッピング性に問題を残している原
因を研究してきた。その結果、上記諸欠点の原因は、結
合部を構成するセラミックスの靭性不足によるものであ
ることが明らかとなった。そこで結合部の靭性不足を改
善するためにさらに研究を進め本発明に至ったものであ
る。
クスやサーメットを結合材とする高圧相型窒化硼素系焼
結体が耐欠損性や耐チッピング性に問題を残している原
因を研究してきた。その結果、上記諸欠点の原因は、結
合部を構成するセラミックスの靭性不足によるものであ
ることが明らかとなった。そこで結合部の靭性不足を改
善するためにさらに研究を進め本発明に至ったものであ
る。
【0006】すなわち本発明の高硬度焼結体は、高圧相
型窒化硼素を20〜80体積%含有すると共に、結合相
の第一成分として周期律表4a,5a,6a族遷移金属
の炭化物、窒化物、硼化物、Alの硼化物、窒化物、あ
るいはこれらの混合物または相互固溶体化合物を含有
し、残部の結合相第二成分がAl2 O3 およびSiO2
からなり、前記結合相第一成分が全結合相中の10〜9
0体積%、第二成分が90〜10体積%であり、かつS
iO2 /(SiO2 +Al2 O3 )が5〜60重量%で
あるところに要旨を有するものである。
型窒化硼素を20〜80体積%含有すると共に、結合相
の第一成分として周期律表4a,5a,6a族遷移金属
の炭化物、窒化物、硼化物、Alの硼化物、窒化物、あ
るいはこれらの混合物または相互固溶体化合物を含有
し、残部の結合相第二成分がAl2 O3 およびSiO2
からなり、前記結合相第一成分が全結合相中の10〜9
0体積%、第二成分が90〜10体積%であり、かつS
iO2 /(SiO2 +Al2 O3 )が5〜60重量%で
あるところに要旨を有するものである。
【0007】この焼結体は、上記含有成分の混合粉末
を、粉末のままあるいは型押成形した後に高温・高圧下
で焼結することによって容易に製造することができる。
なお本発明において高圧相型窒化硼素とは、立方晶型窒
化硼素およびウルツ型窒化硼素を包含する。
を、粉末のままあるいは型押成形した後に高温・高圧下
で焼結することによって容易に製造することができる。
なお本発明において高圧相型窒化硼素とは、立方晶型窒
化硼素およびウルツ型窒化硼素を包含する。
【0008】
【作用】本発明の焼結体の結合相第一成分である周期律
表4a,5a,6a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化
物、Alの硼化物、窒化物、あるいはこれらの混合物ま
たは相互固溶体化合物(以下単に結合相第一成分と言
う)は、高温においても高硬度でありかつ温度上昇に伴
う硬度低下が少ないので、切削時の耐摩耗性を上げる効
果がある。この結合相第一成分としては、Ti,V,C
r,Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,Wの炭化物、窒化
物、硼化物と、AlB2 ,AlN等を例示することがで
きる。
表4a,5a,6a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化
物、Alの硼化物、窒化物、あるいはこれらの混合物ま
たは相互固溶体化合物(以下単に結合相第一成分と言
う)は、高温においても高硬度でありかつ温度上昇に伴
う硬度低下が少ないので、切削時の耐摩耗性を上げる効
果がある。この結合相第一成分としては、Ti,V,C
r,Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,Wの炭化物、窒化
物、硼化物と、AlB2 ,AlN等を例示することがで
きる。
【0009】また、結合相第二成分であるAl2 O3 と
SiO2 は焼結体の焼結性を向上させる効果を有するも
のである。従来、焼結性向上成分としてはAl2 O3 が
単独で用いられていたが、Al2 O3 は高融点のために
焼結性向上効果が小さく不充分であることから、種々検
討した結果、Al2 O3 に適当量のSiO2 を添加する
ことにより焼結性が向上することを見出した。これはA
l2 O3 とSiO2 が反応することにより焼結性の優れ
たムライト(3Al2 O3 ・2SiO2 )が生成するた
めであると考えられる。
SiO2 は焼結体の焼結性を向上させる効果を有するも
のである。従来、焼結性向上成分としてはAl2 O3 が
単独で用いられていたが、Al2 O3 は高融点のために
焼結性向上効果が小さく不充分であることから、種々検
討した結果、Al2 O3 に適当量のSiO2 を添加する
ことにより焼結性が向上することを見出した。これはA
l2 O3 とSiO2 が反応することにより焼結性の優れ
たムライト(3Al2 O3 ・2SiO2 )が生成するた
めであると考えられる。
【0010】このムライトの存在は、結合相第一成分の
焼結性を向上させるだけでなく、高圧相型窒化硼素の焼
結性も向上させ得る効果があることもわかった。これ
は、高圧相型窒化硼素表面に酸化物(B2 O3 と考えら
れる)が存在するが、この酸化物とムライトが反応し強
固な結合を形成するためであると考えられる。これらの
理由から本発明の焼結体全体の焼結性が向上するのであ
る。
焼結性を向上させるだけでなく、高圧相型窒化硼素の焼
結性も向上させ得る効果があることもわかった。これ
は、高圧相型窒化硼素表面に酸化物(B2 O3 と考えら
れる)が存在するが、この酸化物とムライトが反応し強
固な結合を形成するためであると考えられる。これらの
理由から本発明の焼結体全体の焼結性が向上するのであ
る。
【0011】次に上記成分の配合比率特定理由を説明す
る。まず高圧相型窒化硼素は20〜80体積%が好まし
い。20体積%未満である場合は、焼結体の耐摩耗性の
主体となる硬質成分量が不足することになって、満足の
いく耐摩耗性が得られなくなる。しかし高圧相型窒化硼
素の量が多過ぎると、結合相を構成する成分が不足気味
となって高圧相型窒化硼素の脱落が起こりやすく、やは
り充分な耐摩耗性を得ることができないので、80体積
%を上限とした。高圧相型窒化硼素のより好ましい含有
率は35〜60体積%の範囲である。
る。まず高圧相型窒化硼素は20〜80体積%が好まし
い。20体積%未満である場合は、焼結体の耐摩耗性の
主体となる硬質成分量が不足することになって、満足の
いく耐摩耗性が得られなくなる。しかし高圧相型窒化硼
素の量が多過ぎると、結合相を構成する成分が不足気味
となって高圧相型窒化硼素の脱落が起こりやすく、やは
り充分な耐摩耗性を得ることができないので、80体積
%を上限とした。高圧相型窒化硼素のより好ましい含有
率は35〜60体積%の範囲である。
【0012】残部結合相の各成分の役割は前述した通り
であるが、結合相第一成分が結合相中で10体積%より
少ない場合は耐摩耗性が低下し、90体積%を超えると
耐欠損性が低下するため、結合相第一成分は10〜90
体積%とした。
であるが、結合相第一成分が結合相中で10体積%より
少ない場合は耐摩耗性が低下し、90体積%を超えると
耐欠損性が低下するため、結合相第一成分は10〜90
体積%とした。
【0013】結合相中の第二成分は90〜10体積%が
好ましい。第二成分が90体積%を超えると耐摩耗性の
低下が起き、10体積%より少ないと焼結性の向上効果
が発現せず、焼結性の悪化と強度低下を引き起こす。結
合相第二成分のSiO2 成分の範囲は5重量%≦SiO
2 /(SiO2 +Al2 O3 )≦60重量%とした。S
iO2 が5重量%未満では、第二成分中のAl2 O3 が
多過ぎて高融点になるため焼結性の向上効果が小さくな
る。SiO2 が60重量%を超えると、SiO2 成分が
多過ぎるために耐摩耗性が悪化してしまう。本発明にお
いては前述の理由でSiO2 とAl2 O3 をムライトと
して添加することも好ましい。また、焼結工程中の立方
晶型窒化硼素の逆変換を防止するために、金属Al、S
i等を0.1〜10重量%程度配合してもよい。
好ましい。第二成分が90体積%を超えると耐摩耗性の
低下が起き、10体積%より少ないと焼結性の向上効果
が発現せず、焼結性の悪化と強度低下を引き起こす。結
合相第二成分のSiO2 成分の範囲は5重量%≦SiO
2 /(SiO2 +Al2 O3 )≦60重量%とした。S
iO2 が5重量%未満では、第二成分中のAl2 O3 が
多過ぎて高融点になるため焼結性の向上効果が小さくな
る。SiO2 が60重量%を超えると、SiO2 成分が
多過ぎるために耐摩耗性が悪化してしまう。本発明にお
いては前述の理由でSiO2 とAl2 O3 をムライトと
して添加することも好ましい。また、焼結工程中の立方
晶型窒化硼素の逆変換を防止するために、金属Al、S
i等を0.1〜10重量%程度配合してもよい。
【0014】本発明によって得られる高強度かつ高靭
性、高耐摩耗性の焼結体は、それぞれの成分の粉体を均
一に混合し、必要により型押成形してから高温・高圧下
で焼結することによって得ることができる。このときの
焼結条件は、原料粉末、特に高圧相型窒化硼素が熱変質
を起こすことなくこれらを焼結一体化し得る条件の中か
ら自由に選定できるが、一般的な条件として示すなら
ば、温度は1300〜1700℃、圧力は30〜70キ
ロバールで行なうのがよい。
性、高耐摩耗性の焼結体は、それぞれの成分の粉体を均
一に混合し、必要により型押成形してから高温・高圧下
で焼結することによって得ることができる。このときの
焼結条件は、原料粉末、特に高圧相型窒化硼素が熱変質
を起こすことなくこれらを焼結一体化し得る条件の中か
ら自由に選定できるが、一般的な条件として示すなら
ば、温度は1300〜1700℃、圧力は30〜70キ
ロバールで行なうのがよい。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。実施例1〜8および比較例1〜4 平均粒径3μmの立方晶型窒化硼素粉末と、表1に示し
た配合組成および配合量の平均粒径1μmの各種結合相
成分の微粉末を、エチルアルコールを混合液として振動
ミルで混合した。得られた混合粉末を乾燥し、型押成形
した後真空炉において10-5Torrの真空炉で1000℃
×1時間保持して脱ガスし、次いでベルト型超高圧高温
発生装置により60キロバール×1500℃×15分の
条件で焼結して焼結体を得た。得られた焼結体から切削
チップを作製し、被削材として溝付き円柱状のSKD1
1(HRC62)を用いて、外周を長手方向に断続切削試
験し、切削チップの逃げ面摩耗が0.2mmになるまでの
時間を測定し、結果を表1に併記した。ただし切削条件
は、切削速度:100m/min 、切込み: 0.2mm、送り:
0.10mm/rev である。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。実施例1〜8および比較例1〜4 平均粒径3μmの立方晶型窒化硼素粉末と、表1に示し
た配合組成および配合量の平均粒径1μmの各種結合相
成分の微粉末を、エチルアルコールを混合液として振動
ミルで混合した。得られた混合粉末を乾燥し、型押成形
した後真空炉において10-5Torrの真空炉で1000℃
×1時間保持して脱ガスし、次いでベルト型超高圧高温
発生装置により60キロバール×1500℃×15分の
条件で焼結して焼結体を得た。得られた焼結体から切削
チップを作製し、被削材として溝付き円柱状のSKD1
1(HRC62)を用いて、外周を長手方向に断続切削試
験し、切削チップの逃げ面摩耗が0.2mmになるまでの
時間を測定し、結果を表1に併記した。ただし切削条件
は、切削速度:100m/min 、切込み: 0.2mm、送り:
0.10mm/rev である。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、高
圧相型窒化硼素の結合相として、前記した特定の第一成
分と第二成分を使用することにより、大きな負荷あるい
は衝撃を受ける条件下においても優れた切削性能を発揮
することができ、耐欠損性、耐チッピング性および耐摩
耗性に優れた、高靭性で高強度な焼結体を得ることがで
き、切削工具の寿命を著しく延長し得ることができた。
圧相型窒化硼素の結合相として、前記した特定の第一成
分と第二成分を使用することにより、大きな負荷あるい
は衝撃を受ける条件下においても優れた切削性能を発揮
することができ、耐欠損性、耐チッピング性および耐摩
耗性に優れた、高靭性で高強度な焼結体を得ることがで
き、切削工具の寿命を著しく延長し得ることができた。
Claims (2)
- 【請求項1】 高圧相型窒化硼素を20〜80体積%含
有すると共に、結合相の第一成分として周期律表4a,
5a,6a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物、Al
の硼化物、窒化物、あるいはこれらの混合物または相互
固溶体化合物を含有し、残部の結合相第二成分がAl2
O3 およびSiO2 からなる高硬度焼結体であって、前
記結合相第一成分が全結合相中の10〜90体積%、第
二成分が90〜10体積%であり、かつSiO2 /(S
iO2 +Al2 O3 )が5〜60重量%であることを特
徴とする高硬度焼結体。 - 【請求項2】 前記結合相第二成分がムライト(3Al
2 O3・2SiO2)である請求項1記載の高硬度焼結
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337805A JPH05148036A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 高硬度焼結体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337805A JPH05148036A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 高硬度焼結体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148036A true JPH05148036A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18312137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3337805A Withdrawn JPH05148036A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 高硬度焼結体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05148036A (ja) |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP3337805A patent/JPH05148036A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |