JPH05147496A - エアバツク制御装置 - Google Patents
エアバツク制御装置Info
- Publication number
- JPH05147496A JPH05147496A JP33988391A JP33988391A JPH05147496A JP H05147496 A JPH05147496 A JP H05147496A JP 33988391 A JP33988391 A JP 33988391A JP 33988391 A JP33988391 A JP 33988391A JP H05147496 A JPH05147496 A JP H05147496A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の衝突事故に際して、運転者等を保護す
るため、車両に衝突を感知して作動するエアバックが装
備されており、このエアバックの作動制御は加速度セン
サで一定以上の衝撃を感知したとき時から加速度値を積
分し、所定時間が経過するまでの間にその積分値一定値
以上となるとエアバックの点火起動を行うようにしてい
る。然し加速度センサには、主として歪抵抗が利用され
ているが、歪抵抗では、温度係数が小さくて温度特性が
優れているものは、逆に出力感度も小さく、センサとし
ては不適当である。 そこで本発明は、温度補償手段を
備えることによって、出力感度の良好なセンサを使用で
きる制御装置を提供する。 【構成】加速度センサの環境温度と対応する補償用デー
タを予めメモリしておき、前記演算対象の加速度変化値
に当該温度の補償用データを加算する温度補償機能を有
せしめた。
るため、車両に衝突を感知して作動するエアバックが装
備されており、このエアバックの作動制御は加速度セン
サで一定以上の衝撃を感知したとき時から加速度値を積
分し、所定時間が経過するまでの間にその積分値一定値
以上となるとエアバックの点火起動を行うようにしてい
る。然し加速度センサには、主として歪抵抗が利用され
ているが、歪抵抗では、温度係数が小さくて温度特性が
優れているものは、逆に出力感度も小さく、センサとし
ては不適当である。 そこで本発明は、温度補償手段を
備えることによって、出力感度の良好なセンサを使用で
きる制御装置を提供する。 【構成】加速度センサの環境温度と対応する補償用デー
タを予めメモリしておき、前記演算対象の加速度変化値
に当該温度の補償用データを加算する温度補償機能を有
せしめた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の衝突時の衝突状
態を判別して適切にエアバックが作動するようにするエ
アバック制御装置に関するものである。
態を判別して適切にエアバックが作動するようにするエ
アバック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突事故に際して、運転者や同乗
者を保護するため、一部の車両には衝突を感知して作動
するエアバックが装備されている。このエアバックの作
動制御は単に車両の受けた衝撃度のみを判別して作動せ
しめると、衝突事故でない場合も作動してしまう不都合
があり、又車両速度が速い時には早く作動させる必要が
ある。このためエアバックの作動制御装置には、車両の
速度や衝突状態によってエアバックを作動せしめるか否
かを判別する手段が備えられている。
者を保護するため、一部の車両には衝突を感知して作動
するエアバックが装備されている。このエアバックの作
動制御は単に車両の受けた衝撃度のみを判別して作動せ
しめると、衝突事故でない場合も作動してしまう不都合
があり、又車両速度が速い時には早く作動させる必要が
ある。このためエアバックの作動制御装置には、車両の
速度や衝突状態によってエアバックを作動せしめるか否
かを判別する手段が備えられている。
【0003】具体的には、車両衝突時の車両の加速度変
化は図3(イ)のグラフの様になり、加速度センサから
の検出信号が所定のしきい値G0 以上の時即ち或る一定
以上の衝撃を感知したとき時から加速度値を積分し、所
定時間T0 が経過するまでの間にその積分値ΔV1 (グ
ラフの斜線部分の面積)が一定値ΔV0 以上となるとエ
アバックの点火起動を行うようにしている。即ち図3
(ロ)のグラフのように轍走行や凹凸路走行のように車
両の加速度が変化しても、その値が前記の所定のしきい
値G0 以下であれば積分演算を開始しないので、非衝突
時のエアバック誤作動が防止され、又図3(ハ)のグラ
フの如く車両が道路の縁石を乗り越えた場合のように加
速度変化が急激でも、所定時間T0 の間の積分値ΔV1
が所定値ΔV0 より小さい時はエアバックの作動を不必
要としてその点火起動を行わないようにしている(特開
平3−121951号)。
化は図3(イ)のグラフの様になり、加速度センサから
の検出信号が所定のしきい値G0 以上の時即ち或る一定
以上の衝撃を感知したとき時から加速度値を積分し、所
定時間T0 が経過するまでの間にその積分値ΔV1 (グ
ラフの斜線部分の面積)が一定値ΔV0 以上となるとエ
アバックの点火起動を行うようにしている。即ち図3
(ロ)のグラフのように轍走行や凹凸路走行のように車
両の加速度が変化しても、その値が前記の所定のしきい
値G0 以下であれば積分演算を開始しないので、非衝突
時のエアバック誤作動が防止され、又図3(ハ)のグラ
フの如く車両が道路の縁石を乗り越えた場合のように加
速度変化が急激でも、所定時間T0 の間の積分値ΔV1
が所定値ΔV0 より小さい時はエアバックの作動を不必
要としてその点火起動を行わないようにしている(特開
平3−121951号)。
【0004】また前記の制御装置の具体的回路設計は、
車種の強度に基づいて定められた積分値ΔV0 が与えら
れ、図3(イ)に示された加速度変化(衝突波形)が衝
突状態によって大きく変わるため設計モデルとしては、
図3(ニ)に示したハーフサイン波の振動出力をセンサ
に加え、しきい値G0 並びに積分時間T0 の値を決定し
て、回路が具体的に構築される。
車種の強度に基づいて定められた積分値ΔV0 が与えら
れ、図3(イ)に示された加速度変化(衝突波形)が衝
突状態によって大きく変わるため設計モデルとしては、
図3(ニ)に示したハーフサイン波の振動出力をセンサ
に加え、しきい値G0 並びに積分時間T0 の値を決定し
て、回路が具体的に構築される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで車両は酷暑激
寒時共に使用に供され、前記の制御装置に於いても当然
装置の正常作動を確保するため相応の環境温度変化対策
が必要である。特に温度変化が問題となるのは装置に使
用される加速度センサである。即ち加速度センサには、
主として歪抵抗が利用されており、車両の加速度変化が
抵抗値変化として取り出されるが、周知の通り抵抗値は
環境温度によって変化するためこの対策が必要である。
寒時共に使用に供され、前記の制御装置に於いても当然
装置の正常作動を確保するため相応の環境温度変化対策
が必要である。特に温度変化が問題となるのは装置に使
用される加速度センサである。即ち加速度センサには、
主として歪抵抗が利用されており、車両の加速度変化が
抵抗値変化として取り出されるが、周知の通り抵抗値は
環境温度によって変化するためこの対策が必要である。
【0006】従来装置の環境温度変化対策は、加速度セ
ンサの温度特性の改善にのみ依存していた。例えば歪抵
抗を薄膜若しくは拡散によって形成する場合、その作製
プロセス条件を種々変えて必要とする温度特性のものを
得たり、又は特に温度特性の優れたものを選別して使用
している。
ンサの温度特性の改善にのみ依存していた。例えば歪抵
抗を薄膜若しくは拡散によって形成する場合、その作製
プロセス条件を種々変えて必要とする温度特性のものを
得たり、又は特に温度特性の優れたものを選別して使用
している。
【0007】然し歪抵抗に於いて温度係数が小さくて温
度特性が優れているものは、逆に出力感度も小さく、セ
ンサとしては不適当である。更に多数部品から優れた部
品のみを選別使用すると、装置全体のコストアップにな
ってしまう。そこで本発明は、新規な温度補償手段を備
えることによって、出力感度の良好なセンサを使用でき
る制御装置を提案したものである。
度特性が優れているものは、逆に出力感度も小さく、セ
ンサとしては不適当である。更に多数部品から優れた部
品のみを選別使用すると、装置全体のコストアップにな
ってしまう。そこで本発明は、新規な温度補償手段を備
えることによって、出力感度の良好なセンサを使用でき
る制御装置を提案したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバック
の制御装置は、車両に装備した加速度センサからの検出
信号が所定のしきい値以上の時に演算開始信号を発する
比較部と、前記演算開始信号を受けた時から加速度変化
を積分演算し、所定値以上となるとエアバック点火信号
を発する演算部とを備えた制御装置に於いて、演算部
に、加速度センサの環境温度と対応する補償用データを
予めメモリしておき、前記演算対象の加速度変化値に当
該温度の補償用データを加算する温度補償機能を有せし
めたことを特徴とするものである。
の制御装置は、車両に装備した加速度センサからの検出
信号が所定のしきい値以上の時に演算開始信号を発する
比較部と、前記演算開始信号を受けた時から加速度変化
を積分演算し、所定値以上となるとエアバック点火信号
を発する演算部とを備えた制御装置に於いて、演算部
に、加速度センサの環境温度と対応する補償用データを
予めメモリしておき、前記演算対象の加速度変化値に当
該温度の補償用データを加算する温度補償機能を有せし
めたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】車両の衝撃が或る一定以上となった時加速度セ
ンサからの検出信号が所定のしきい値以上となり、その
時から所定時間加速度値を積分し、積分値が一定値以上
となるとエアバックの点火起動を行う。更に前記積分に
際し、加速度値に、加速度センサの環境温度と対応する
補償用数値が加算され、積分値が温度変化の影響を受け
ずに演算処理されて、常にエアバックが所定状態時に作
動する。
ンサからの検出信号が所定のしきい値以上となり、その
時から所定時間加速度値を積分し、積分値が一定値以上
となるとエアバックの点火起動を行う。更に前記積分に
際し、加速度値に、加速度センサの環境温度と対応する
補償用数値が加算され、積分値が温度変化の影響を受け
ずに演算処理されて、常にエアバックが所定状態時に作
動する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図1及び図2に基づい
て説明する。本発明に係るエアバックの制御装置は、加
速度センサ部1、比較部2、演算部3、温度センサ部4
からなり加速度センサ部1は車両の適宜個所に設置し、
車両の受けた衝撃即ち加速度の変化を出力(アナログ
量)する加速度センサ11と、加速度センサ11の出力
のサンプルホールドを行い検出信号gを出力するセンサ
出力部12からなる。比較部2は前記のセンサ部からの
検出信号gと、予め定めた所定値(しきい値G0 )の入
力とする第一比較器からなり、検出信号gがしきい値G
0 以上の時に演算開始信号を発する。
て説明する。本発明に係るエアバックの制御装置は、加
速度センサ部1、比較部2、演算部3、温度センサ部4
からなり加速度センサ部1は車両の適宜個所に設置し、
車両の受けた衝撃即ち加速度の変化を出力(アナログ
量)する加速度センサ11と、加速度センサ11の出力
のサンプルホールドを行い検出信号gを出力するセンサ
出力部12からなる。比較部2は前記のセンサ部からの
検出信号gと、予め定めた所定値(しきい値G0 )の入
力とする第一比較器からなり、検出信号gがしきい値G
0 以上の時に演算開始信号を発する。
【0011】演算部3は変換部31、タイマー部32、
演算出力部33、温度補償出力部34からなり、変換部
31は前記検出信号gをA/D変換するA/D変換部3
11と、変換されたデジタル値と対応する積分加算用の
デジタル数値vを出力する第一ROM部312からな
る。またタイマー部32は演算開始信号の入力を受ける
と所定時間T0 をカウントするものであり、演算出力部
33はタイマー部32のカウント開始時から積分加算用
のデジタル数値vをラツチするラッチ部331と、温度
補償出力部34からの温度補償数値vtをラッチするラ
ッチ部332と、ラッチ部331からのラッチ数値vと
ラッチ部332からのラッチ数値vtを加算(減算)す
る加算器333と、加算数値を所定時毎加算して積分値
ΔV1 を算出する積分器334と、予め定めた積分値Δ
V0 をメモリした第二ROM部335と、積分器334
と第二ROM部335との出力値を比較し、積分値ΔV
1 が予め定めた積分値ΔV0 に達するとエアバック点火
信号を発する第二比較器336とで構成される。
演算出力部33、温度補償出力部34からなり、変換部
31は前記検出信号gをA/D変換するA/D変換部3
11と、変換されたデジタル値と対応する積分加算用の
デジタル数値vを出力する第一ROM部312からな
る。またタイマー部32は演算開始信号の入力を受ける
と所定時間T0 をカウントするものであり、演算出力部
33はタイマー部32のカウント開始時から積分加算用
のデジタル数値vをラツチするラッチ部331と、温度
補償出力部34からの温度補償数値vtをラッチするラ
ッチ部332と、ラッチ部331からのラッチ数値vと
ラッチ部332からのラッチ数値vtを加算(減算)す
る加算器333と、加算数値を所定時毎加算して積分値
ΔV1 を算出する積分器334と、予め定めた積分値Δ
V0 をメモリした第二ROM部335と、積分器334
と第二ROM部335との出力値を比較し、積分値ΔV
1 が予め定めた積分値ΔV0 に達するとエアバック点火
信号を発する第二比較器336とで構成される。
【0012】温度補償出力部34は温度センサ部4から
の温度信号(電圧信号)をA/D変換するA/D変換部
341と、加速度センサ11の温度特性に対応して予め
温度補償用データをメモリし、前記A/D変換部341
の出力値即ち環境温度と対応する温度補償用のデジタル
数値vtを出力する第三ROM部342からなる。また
温度センサ部4は、雰囲気温度を所定の電気信号に変換
し出力するもので、例えばサーミスタを用いて一定時間
毎通電し、サーミスタの抵抗値と対応する電圧信号を出
力するものである。
の温度信号(電圧信号)をA/D変換するA/D変換部
341と、加速度センサ11の温度特性に対応して予め
温度補償用データをメモリし、前記A/D変換部341
の出力値即ち環境温度と対応する温度補償用のデジタル
数値vtを出力する第三ROM部342からなる。また
温度センサ部4は、雰囲気温度を所定の電気信号に変換
し出力するもので、例えばサーミスタを用いて一定時間
毎通電し、サーミスタの抵抗値と対応する電圧信号を出
力するものである。
【0013】而して積分値ΔV0 を第二ROM部335
に書き込んでなる前記の制御回路装置に於いて、装置を
積載使用とする車種に対応して第一比較器2の基準電圧
(しきい値G0 )を調整して当該車両に装備するもので
ある。この制御装置の動作について説明すると、車両が
受ける衝撃を加速度センサ部1からの加速度変化の信号
(検出信号g)として出力し、第一比較器(比較部2)
で前記検出信号gが予め定めた所定値(しきい値G0 )
以上となると演算開始信号を発する。演算部3で演算開
始信号を受けると、タイマー部32が所定時間T0 のカ
ウントを開始し、同時に検出信号gと対応する積分加算
用のデジタル数値v(変換部31の出力)と当該時の環
境温度に対応した補償用デジタル数値vt(温度補償出
力部34の出力)の加算をし、更にこの加算値の積分を
積分器334で行い、積分値ΔV1 が予め定めた積分値
ΔV0 (メモリ値)に達するとエアバック点火信号が発
せられ、エアバックの膨張作動が開始する。
に書き込んでなる前記の制御回路装置に於いて、装置を
積載使用とする車種に対応して第一比較器2の基準電圧
(しきい値G0 )を調整して当該車両に装備するもので
ある。この制御装置の動作について説明すると、車両が
受ける衝撃を加速度センサ部1からの加速度変化の信号
(検出信号g)として出力し、第一比較器(比較部2)
で前記検出信号gが予め定めた所定値(しきい値G0 )
以上となると演算開始信号を発する。演算部3で演算開
始信号を受けると、タイマー部32が所定時間T0 のカ
ウントを開始し、同時に検出信号gと対応する積分加算
用のデジタル数値v(変換部31の出力)と当該時の環
境温度に対応した補償用デジタル数値vt(温度補償出
力部34の出力)の加算をし、更にこの加算値の積分を
積分器334で行い、積分値ΔV1 が予め定めた積分値
ΔV0 (メモリ値)に達するとエアバック点火信号が発
せられ、エアバックの膨張作動が開始する。
【0014】従って轍走行や凹凸路走行のように車両の
加速度が変化が小さい場合は検出信号gの値が所定のし
きい値G0 以下である時は積分演算を開始せず、また車
両が道路の縁石を乗り越えた場合のように加速度変化が
急激でも一時的で積分値が所定値ΔV0 より小さい時
は、エアバックを起動させないようにしている。
加速度が変化が小さい場合は検出信号gの値が所定のし
きい値G0 以下である時は積分演算を開始せず、また車
両が道路の縁石を乗り越えた場合のように加速度変化が
急激でも一時的で積分値が所定値ΔV0 より小さい時
は、エアバックを起動させないようにしている。
【0015】而も積分演算に加速度センサ11からの加
速度検出信号にのみ依存せず、加速度センサ11の温度
補償分も加味して積分演算処理するため、加速度センサ
の温度特性の劣性問題は解消される。
速度検出信号にのみ依存せず、加速度センサ11の温度
補償分も加味して積分演算処理するため、加速度センサ
の温度特性の劣性問題は解消される。
【0016】尚本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、所定の演算処理並びに温度補償機能を備える
ものであれば、例えば温度補償用の加算を積分処理前に
行わず、加速度センサからの信号と温度センサを各々単
独で積分処理し、各積分ちを加算してΔV1 を求めて良
い等、その具体的回路構成は任意に定めることができ
る。
ではなく、所定の演算処理並びに温度補償機能を備える
ものであれば、例えば温度補償用の加算を積分処理前に
行わず、加速度センサからの信号と温度センサを各々単
独で積分処理し、各積分ちを加算してΔV1 を求めて良
い等、その具体的回路構成は任意に定めることができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように加速度センサから
の検出信号が所定のしきい値以上の時に演算開始信号を
発する比較部と、前記演算開始信号を受けた時から加速
度変化を積分演算し所定値以上となるとエアバック点火
信号を発する演算部とを備えた従来の制御装置に於い
て、特に加速度センサの温度補償機能を有せしめたもの
で、加速度センサに出力感度が優れた部品を採用でき、
此れに伴ってエアバックの作動制御をなす制御装置の性
能も向上させることができたものである。
の検出信号が所定のしきい値以上の時に演算開始信号を
発する比較部と、前記演算開始信号を受けた時から加速
度変化を積分演算し所定値以上となるとエアバック点火
信号を発する演算部とを備えた従来の制御装置に於い
て、特に加速度センサの温度補償機能を有せしめたもの
で、加速度センサに出力感度が優れた部品を採用でき、
此れに伴ってエアバックの作動制御をなす制御装置の性
能も向上させることができたものである。
【図1】本発明装置の実施例の簡便な回路構成図であ
る。
る。
【図2】同動作のフローチヤート図である。
【図3】車両衝突時の状態を説明するグラフ図である。
1 加速度センサ部 11 加速度センサ 12 センサ出力部 2 比較部(第一比較器) 3 演算部 31 変換部 311 A/D変換部 312 第一ROM部 32 タイマー部 33 演算出力部 331,332 ラッチ部 333 加算器 334 積分器 335 第二ROM部 336 第二比較器 34 温度補償出力部 341 A/D変換部 342 第三ROM部 4 温度センサ部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に装備した加速度センサからの検出
信号が所定のしきい値以上の時に演算開始信号を発する
比較部と、前記演算開始信号を受けた時から加速度変化
を積分演算し、所定値以上となるとエアバック点火信号
を発する演算部とを備えたエアバック制御装置に於い
て、演算部に、加速度センサの環境温度と対応する補償
用データを予めメモリしておき、前記演算対象の加速度
変化値に当該温度の補償用データを加算する温度補償機
能を有せしめたことを特徴とするエアバック制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33988391A JPH05147496A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | エアバツク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33988391A JPH05147496A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | エアバツク制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147496A true JPH05147496A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18331722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33988391A Pending JPH05147496A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | エアバツク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147496A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09311140A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Hino Motors Ltd | 加速度検出回路 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP33988391A patent/JPH05147496A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09311140A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Hino Motors Ltd | 加速度検出回路 |
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