JPH0514746A - フアクシミリ通信方式 - Google Patents

フアクシミリ通信方式

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JPH0514746A
JPH0514746A JP18318391A JP18318391A JPH0514746A JP H0514746 A JPH0514746 A JP H0514746A JP 18318391 A JP18318391 A JP 18318391A JP 18318391 A JP18318391 A JP 18318391A JP H0514746 A JPH0514746 A JP H0514746A
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JP
Japan
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circuit
line
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JP18318391A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kojima
一幸 小島
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Shintom Co Ltd
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Shintom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ通信において、簡単な方式で確
実な暗号通信を行う。 【構成】 画像情報と所定基準信号との排他的論理和演
算を行うことによって、この画像情報の暗号化を行うフ
ァクシミリ通信方式において、画像情報(発信元情報
を含む)の所定ライン目の主走査ラインの画像情報を基
準信号として使用することにより、基準信号を設定或い
は入力することなく、1回の通信毎に異なる暗号コード
を用いて暗号通信を行うことができる。複数の主走査
ラインによって構成される所定の画像領域について、各
副走査ライン毎に前記画像情報が「0」である画素の数
と「1」である画素の数とをそれぞれ計数し、画素数が
多い方の画像情報を当該副走査ラインに対応する前記2
値化された基準信号の値とすることにより、符号化時の
圧縮率を向上させ、画像情報の情報量を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信方式
に関し、より詳細には、排他的論理和演算を用いて暗号
化を行うファクシミリ通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排他的論理和演算を用いて暗号化
を行うファクシミリ通信方式としては、例えば、特開昭
60−250777号公報に開示されたものや、特開昭
62−236272号公報に開示されたものなどが知ら
れている。
【0003】特開昭60−250777号公報で開示さ
れたファクシミリ通信方式では、ユーザーの暗号に合せ
て開閉スイッチを開閉動作せしめることによって得られ
る暗号コードを用いて生成多項式を決定し、この生成多
項式をもって得られる疑似ランダムパルス列と原パルス
列(画像情報)との排他的論理和演算を行うことによ
り、原パルス列の暗号化を行なっている。
【0004】また、特開昭62−236272号公報で
開示されたファクシミリ通信方式では、符号化された8
ビット単位のデータと、送受信側で予め打ち合わせの上
定められて入力手段によって入力された暗号に対応づけ
られたランダム符号列の8ビット分の内容とを、排他的
論理和演算することにより、暗号化を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開昭60−250777号公報で開示されたファクシ
ミリ通信方式には、予め暗号コードを入力しなければな
らず、また、疑似ランダムパルス列を生成するための回
路が複雑であるという課題があった。
【0006】また、特開昭62−236272号公報で
開示されたファクシミリ通信方式では、暗号コードとし
てのランダムパルス列を入力手段によって入力しなけれ
ばならないため、手数がかかるという課題があった。特
に、暗号化を確実なものとして第三者の解読を防止する
ためには、暗号コードを頻繁に変更することが望ましい
が、かかるファクシミリ通信方式では変更の都度入力手
段によって入力しなければならないため、非常にめんど
うである。
【0007】さらに、これらのファクシミリ通信方式に
おいては、暗号化や暗号化された画像情報の復元のため
の処理時間が必要となるため、通信時間が全体として長
くなり、通信コストの増大の原因となっていた。
【0008】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みて試されたものであり、簡単な方式で確実な暗号通信
を行なうことができるファクシミリ通信方式を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるファ
クシミリ通信方式は、2値化された画像情報と所定の2
値化された基準信号との排他的論理和演算を行うことに
よって、この画像情報の暗号化を行なうファクシミリ通
信方式において、所定ライン目の主走査ラインの画像情
報を前記2値化された基準信号として使用することを特
徴とする。
【0010】かかる発明においては、前記所定ライン目
の主走査ラインの画像情報を発信元情報を含む主走査ラ
インとすることが望ましい。
【0011】さらに、かかる発明においては、暗号化を
行わないときに、前記基準信号として、「0」のみから
なる1主走査ライン分の信号を使用することが望まし
い。
【0012】第2の発明に係わるファクシミリ通信方式
は、2値化された画像情報と所定の2値化された基準信
号との排他的論理和演算を行うことによって、この画像
情報の暗号化を行なうファクシミリ通信方式において、
複数の主走査ラインによって構成される所定の画像領域
について各副走査ライン毎に前記画像情報が「0」であ
る画素の数と「1」である画素の数とをそれぞれ計数
し、画素数が多い方の画像情報を当該副走査ラインの各
画素に対応する前記2値化された基準信号の値とするこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明においては、所定ライン目の主走査
ラインの画像情報を基準信号として使用するので、基準
信号を設定或いは入力する必要がない。
【0014】ここで、この所定ライン目の主走査ライン
としては、発信元情報を含むラインを使用することによ
り、このラインを画像情報から抽出するための処理が不
要となる。
【0015】また、このラインとして或いはこのライン
に代えて「0」のみからなる1主走査ライン分の信号を
使用することにより、簡単に、暗号化を行わない画像情
報の通信を行うことができる。
【0016】第2の発明においては、排他的論理和演算
を行った後の画像情報の画素値(「1」または「0」)
として、「0」の数がなるべく多くなるように基準信号
を内容を決定することができるので、符号化時の画像情
報の圧縮率を大きくすることができ、したがって、画像
情報の情報量を少なくすることができるので、通信時間
を削減することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0018】(実施例1)以下、第1の発明の実施例に
ついて説明する。
【0019】図1は、本実施例に使用される送信側のフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0020】図1おいて、送信原稿は、読取装置2によ
って画素毎の「白」或いは「黒」に応じた電気信号(画
素情報)に変換された後、画像合成回路4に送られる。
【0021】一方、発信元情報生成回路6では、発信者
名、発信時、ページ等からなる発信元情報を画素情報と
して生成する。さらに、この発信元情報を画像合成回路
4に送るとともに、かかる発信元情報のうち1主走査ラ
イン目の画素情報(全白ライン以外のラインの1主走査
ライン目)を暗号化回路8に送る。
【0022】この画像合成回路4では、発信元情報生成
回路6から入力した発信元情報と読取装置2から入力し
た画素情報とを合成して画像情報を作成する。このとき
の画素構成の一例を、図5に概念的に示す。
【0023】さらに、暗号化回路8において、画像合成
回路4から入力した画像情報を用いて排他的論理和演算
を行うことにより、この画像情報の暗号化を行う。
【0024】この暗号化は、以下のようにして行う。
【0025】画像合成回路4から入力した画像情報の
うち、先頭の主走査ラインから1ライン目の発信元情報
を含む主走査ラインまでは、暗号化を行わずにそのまま
出力する。
【0026】或いは、基準信号として「0」を用いて排
他的論理和演算を行うこととしてもよい。この場合も、
暗号化を行わない場合(排他的論理和演算を行わない場
合)と同じ出力を得ることができる。
【0027】なお、先頭の主走査ラインから発信元情報
の開始ラインの直前までの主走査ラインの暗号化を行わ
ないこととしたのは、これらの各ラインは全白ラインで
あるため、暗号化の必要がないからであり、暗号化を行
ってもよいことはもちろんである。
【0028】また、1ライン目の発信元情報を含む主走
査ラインの暗号化を行わないこととしたのは、このライ
ンの画素情報は後述する受信側のファクシミリ装置にお
いて暗号化された画像情報を復元する際の基準信号とし
て使用するからである。ここで、暗号化を行わずに送信
するのは、実質的にはこのラインのみであるため、第三
者の解読を防止する上では、特に問題とならない。
【0029】2ライン目の発信元情報を含む主走査ラ
イン以降については、当該主走査ラインのそれぞれにつ
いて、上述した1ライン目の発信元情報を含む主走査ラ
インの画素情報と排他的論理和演算を行うことにより、
暗号化を行う。
【0030】暗号化回路8で暗号化された画像情報は、
符号化回路10で符号化された後、モデム12で信号変
換され、通信回線を介して受信側のファクシミリ装置に
送信される。
【0031】次に、本実施例に使用される受信側のファ
クシミリ装置について、図2を用いて説明する。
【0032】図2において、通信回線を介して受信され
た画像情報は、モデム16でデジタル信号化された後
に、複号化回路18に入力されて複号化される。
【0033】複号化された画像情報は、暗号解読回路2
0に入力される。
【0034】この暗号解読回路20では、以下のように
して、複号化回路18から入力した画像情報とメモリ2
2から入力した基準信号との排他的論理和演算を行うこ
とにより、複号化回路18から入力した画像情報を
「白」画素と「黒」画素に対応した通常の画像情報に復
元する。
【0035】先頭の主走査ラインから発信元情報の開
始ラインまでの各主走査ラインについては暗号化されて
いないので、排他的論理和演算を行わずにそのまま出力
する。或いは、基準信号として「0」を用いて排他的論
理和演算を行うこととしてもよい。
【0036】なお、これらの画像情報のうち、1ライン
目の発信元情報を含む主走査ラインの情報は、後述する
基準信号抽出回路24で抽出されて、基準信号として、
メモリ22に記憶される。
【0037】2ライン目の発信元情報を含む主走査ラ
イン以降については、当該主走査ラインのそれぞれにつ
いて、メモリ22から入力した基準信号上述した(1ラ
イン目の発信元情報を含む主走査ラインの画素情報)と
の間で排他的論理和演算を行うことにより、暗号の復元
を行う。
【0038】基準信号抽出回路24では、上述したよう
に、1ライン目の発信元情報を含む主走査ラインの画素
情報を抽出して、メモリ22に記憶させる。一方、その
他の画像情報については、そのまま出力する。
【0039】ここで、1ライン目の発信元情報を含む主
走査ラインを抽出する方法としては、例えば、最初の全
白でない主走査ラインを抽出する方法や、先頭ラインか
らのライン数を計数して所定ライン目の主走査ラインを
抽出する方法などがある。
【0040】その後、暗号解読回路20から出力された
画像情報は、記録装置26へ送られ、記録紙に対する記
録が行われる。
【0041】このように、本実施例のファクシミリ通信
方式では、基準信号として、発信元情報の1ライン目の
画素情報を用いたので、基準情報をその都度際入力した
り或いは際決定したりすることなく、常に異なる基準情
報を用いて画像情報の暗号化を行うことができる。
【0042】また、本実施例のファクシミリ通信方式で
は、以上説明したような暗号通信を行わない場合には、
基準信号として全白ラインを使用することができる。基
準信号として全白ラインを用いて排他的論理和演算を行
う場合、暗号化を行わない場合(排他的論理和演算を行
わない場合)と同じ出力を得ることができる。したがっ
て、受信側のファクシミリ装置が暗号解読回路20およ
び基準信号抽出回路24を有している場合はそのままこ
れらの回路を用いて暗号化された画像情報の復元処理
(排他的論理和演算)を行えばよく、また、受信側のフ
ァクシミリ装置がこれらの回路を有していないときも、
複号化した画像情報をそのまま記録装置26で記録すれ
ばよい。すなわち、受信側のファクシミリ装置が暗号化
された画像情報の復元処理を行う機能を有するときと有
していないときとで、送信側のファクシミリ装置では基
準信号の内容を入れ換えるだけでよく、一方、受信側の
ファクシミリ装置では画像情報が暗号化されている場合
とされていない場合とで異なる処理を行う必要がないの
で、装置の構成を非常に簡単にすることができる。
【0043】なお、本実施例では、基準信号として発信
元情報の1ライン目の情報を使用したが、2ライン目以
降の任意のラインを使用してもよい。例えば、発信元情
報の2ライン目を基準情報として用い、この2ライン目
のみを暗号化せずに送ることとしてもよい。
【0044】さらに、基準信号として発信元情報のライ
ンを用いるのではなく、読取装置2で読み取った画像情
報から任意の1ラインを抜き取って使用してもよいこと
はもちろんである。
【0045】また、本実施例では、1種類の基準信号を
用いて1枚の送信原稿全体の暗号化を行うこととした
が、所定数の主走査ライン数ごとに異なる基準信号を使
用して暗号化を行うこととしてもよい。一方、これとは
逆に、複数の送信原稿の暗号化を、1種類の基準信号を
用いて行うこととしてもよい。
【0046】(実施例2)次に、第2の発明の実施例に
ついて説明する。
【0047】図3は、本実施例に使用される送信側のフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0048】図3おいて、送信原稿(図示せず)は、読
取り装置2によってデジタル信号(画像情報)に変換さ
れる。このとき、「黒」画素或いは「白」画素のいづれ
か一方を画像情報の「0」とし、他方を「1」とする。
【0049】このようにして生成された画像情報は、順
次、メモリ28に記憶される。
【0050】メモリ28に所定数の主走査ライン分の画
像情報を記憶されると、2値化規準信号決定回路30
は、図6に示したように、このメモリ28に記憶された
画像情報の最初の副走査ラインを読みだし、画像情報が
「0」である画素の数と「1」である画素の数とをそれ
ぞれ計数する。
【0051】ここで、この副走査ラインにおいて、
「0」の方が多い場合は、基準信号の1画素目の値を
「0」とする。一方、この副走査ラインにおいて、
「1」の方が多い場合は、基準信号の1画素目の値を
「1」とする。
【0052】以下、これと同様にして、2番目以降の各
副走査ラインについても、画像情報の「0」または
「1」の値の内の多い方を、そのまま基準信号の値とし
て採用する。
【0053】このようにして決定された基準信号は、暗
号化回路8に送られる。
【0054】暗号化回路8では、基準信号決定回路30
から入力した基準信号と、メモリ28から入力した画像
情報とを用いて、順次、排他的論理和演算を行い、演算
結果を出力する。
【0055】このとき、本実施例では、上述のように、
基準信号を構成する各値として、各副走査ラインについ
ての画像情報の「0」または「1」の値の内の多い方を
採用しているので、この暗号化回路8で排他的論理和演
算を行う際には、2個の入力値(すなわち、画像情報を
構成する画素データと、これに対応する基準信号のデー
タ)とが、同じ値となる頻度が非常に多い。したがっ
て、排他的論理和演算の結果が「0」となる頻度が非常
に多くなる。
【0056】暗号化回路8で暗号化された画像情報は、
次に、符号化回路10で符号化される。
【0057】ここで、上述のように、本実施例では、暗
号化回路8で排他的論理和演算を行った後の画像情報に
は、「0」が非常に多く含まれている。周知のように、
画像情報の符号化を行うときには、同じ値が連続して多
く含まれているほど、圧縮率が大きくなり、符号化後の
画像情報のデータ量が少なくなる。したがって、モデム
12を介して送信する際の、通信時間を短縮することが
できる。
【0058】なお、本実施例では、この送信の際に、画
像情報と併せて、基準信号も送信するものとする。
【0059】メモリ28に記憶された画像情報のすべて
について送信が終了すると、次回の処理分として、所定
数の主走査ライン分の画像情報をメモリ28へ入力し、
同様の処理を行なう。
【0060】次に、本実施例に使用される受信側のファ
クシミリ装置の構成について、図4を用いて説明する。
【0061】図4において、通信回線を介して受信され
た画像情報および基準信号は、モデム16でデジタル信
号化される。その後、基準信号は暗号解読回路20に送
られ、また、画像情報は複号化回路18で複号化された
後に暗号解読回路20に送られる。
【0062】この暗号解読回路20では、入力した画像
情報と基準信号との排他的論理和演算を行うことによ
り、複号化回路18から入力した画像情報を、「白」画
素と「黒」画素に対応した通常の画像情報に復元する。
【0063】その後、暗号解読回路20から出力された
画像情報は、記録装置26へ送られ、記録紙に対する記
録が行われる。
【0064】このように、本実施例のファクシミリ通信
方式では、所定数の主走査ラインごとに異なる基準信号
を生成して排他的論理和演算を行うこととしたので、暗
号を複雑化することができ、第三者に解読されるおそれ
を低減することができる。
【0065】さらに、このとき、基準信号を構成する各
値として各副走査ラインについての画像情報の「0」ま
たは「1」の値の内の多い方を採用しているので、符号
化時の圧縮率を大きくすることができ、したがって、符
号化後の画像情報のデータ量を少なくすることができ
る。これにより、本実施例では、通信時間を短縮するこ
とができるのである。
【0066】ここで、基準信号を変更する単位、すなわ
ち上述の「所定数」は、予め定めて双方のファクシミリ
装置に記憶させておくこととしてもよいし、画像情報を
送信する前に受信側のファクシミリ装置に送ることとし
てもよい。
【0067】また、本実施例では、所定数の主走査ライ
ンごとに異なる基準信号を使用して排他的論理和演算を
行うこととしたが、上述の実施例1で示したファクシミ
リ通信方式と同様に、1種類の基準信号を用いて1頁全
体或いは全頁の画像情報の暗号化を行う場合こととして
もよい。
【0068】さらに、本実施例では、所定数の主走査ラ
インの画像情報を用いて決定した基準信号を、この決定
に使用した画像情報についても排他的論理和演算のみに
使用することとしたが、かかる所定数の主走査ラインの
画像情報を用いて決定した基準信号を、他の領域の画像
情報の排他的論理和演算にも使用することとしてもよ
い。
【0069】例えば、1回目に所定数の主走査ラインの
画像情報を用いて決定した基準信号を、1頁全体或いは
全頁の画像情報の暗号化に使用してもよい。
【0070】なお、このとき、上述のようにファクシミ
リ装置では送信する画像情報の最初の数ラインについて
は全部「白」画素となることが多いことより、最初に
「黒」画素が現れた主走査ライン以降の所定数の主走査
ラインについて、以上説明したような暗号化を行うこと
とすることが望ましい。
【0071】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、簡単な方式で確実な暗号通信を行なうことができ
るファクシミリ通信方式を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に使用される送信側のファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例1に使用される受信側のファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例2に使用される送信側のファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】実施例2に使用される受信側のファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】実施例1に使用される送信側のファクシミリ装
置において生成する発信元情報を説明するための概念図
である。
【図6】実施例2に使用される送信側のファクシミリ装
置において基準信号を生成する方法を説明するための概
念図である。
【符号の説明】
2 読取装置 4 画像合成回路 6 発信元情報生成回路 8 暗号化回路 10 符号化回路 12 モデム 16 モデム 18 複号化回路 20 暗号解読回路 22 メモリ 24 基準信号抽出回路 26 記録装置
ST011401

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値化された画像情報と2値化された基
    準信号との排他的論理和演算を行うことによって、この
    画像情報の暗号化を行うファクシミリ通信方式におい
    て、 所定ライン目の主走査ラインの画像情報を前記2値化さ
    れた基準信号として使用することを特徴とするファクシ
    ミリ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記所定ライン目の主走査ラインの画像
    情報が、発信元情報を含む主走査ラインであることを特
    徴とする、請求項1記載のファクシミリ通信方式。
  3. 【請求項3】 暗号化を行わないときに、前記基準信号
    として、「0」のみからなる1主走査ライン分の信号を
    使用することを特徴とする、請求項1記載のファクシミ
    リ通信方式。
  4. 【請求項4】 2値化された画像情報と2値化された基
    準信号との排他的論理和演算を行うことによって、この
    画像情報の暗号化を行うファクシミリ通信方式におい
    て、 複数の主走査ラインによって構成される所定の画像領域
    について各副走査ライン毎に前記画像情報が「0」であ
    る画素の数と「1」である画素の数とをそれぞれ計数
    し、画素数が多い方の画像情報を当該副走査ラインの各
    画素に対応する前記2値化された基準信号の値とするこ
    とを特徴とするファクシミリ通信方式。
JP18318391A 1991-06-27 1991-06-27 フアクシミリ通信方式 Pending JPH0514746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116273A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116273A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム

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Effective date: 20010703