JPH05147085A - 射出成形における型内圧力制御方法およびその装置 - Google Patents

射出成形における型内圧力制御方法およびその装置

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JPH05147085A
JPH05147085A JP34392391A JP34392391A JPH05147085A JP H05147085 A JPH05147085 A JP H05147085A JP 34392391 A JP34392391 A JP 34392391A JP 34392391 A JP34392391 A JP 34392391A JP H05147085 A JPH05147085 A JP H05147085A
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JP
Japan
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pressure
mold
temperature
cavity
molten resin
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JP34392391A
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Kazutoshi Yakimoto
数利 焼本
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひけやボイドが発生せず、成形品の物性が一
定の厚肉成形品を成形する。 【構成】 射出装置1のノズル3には樹脂温度検出器4
のセンサ4aが、金型2には金型温度検出器5のセンサ
5aが、さらにキャビティ2aには樹脂圧力検出器6の
センサ6aがそれぞれ取付けられている。制御装置7
は、前記樹脂温度検出器4、金型温度検出器5および樹
脂圧力検出器6によりそれぞれ検出した溶融樹脂温度、
金型温度および樹脂圧力に基いて型内圧力目標値Pj*
を演算記憶し、該Pj* に基いて保圧工程時における加
熱シリンダ1aの先端部の溶融樹脂圧力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂の射出成
形において、金型温度や溶融樹脂温度が変動しても、常
に一定の品質の成形品を成形することができる射出成形
における型内圧力制御方法およびその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、肉厚の大きな厚肉成形品の射出成
形においては、キャビティ内に充填された溶融樹脂が冷
却固化するとき、成形品の表面部と中心部とでは収縮率
が大きく異なるため、成形品にひけやボイドが発生する
という問題があった。この問題を解決するため、冷却工
程に長時間をかけて徐冷する方法や充填工程後保圧を行
う方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、ひけやボイドの発生をある程度防止することが
できるが、成形サイクル毎に成形品の物性が金型温度や
溶融樹脂温度の変化に起因して、変動し、特に光学素子
の成形の場合は、成形サイクル毎に光学特性が変化して
しまうという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、厚肉成形品を成形する
場合において、ひけやボイドが発生せず、加えて成形品
の物性が一定の厚肉成形品を成形することができる射出
成形における型内圧力制御方法およびその装置を実現す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の射出成形における型内圧力制御方法は、金
型のキャビティへ加熱シリンダ内の溶融樹脂を射出注入
する充填工程につづき、前記溶融樹脂の冷却にともなう
収縮を補うために、前記キャビティへ前記加熱シリンダ
内の溶融樹脂を補充する保圧工程を行う射出成形方法に
おいて、前記キャビティ内をその壁面部から中心部に向
って等間隔に複数の断面位置に分割し、各断面位置にお
ける前記溶融樹脂が固化温度を迎える時の型内圧力が、
毎成形サイクルにおいてそれぞれ一定となるように前記
保圧工程中の前記加熱シリンダ内の溶融樹脂圧力を制御
することを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の射出成形における型内圧力
制御装置は、スクリュが進退自在および回転自在に配設
されて加熱シリンダを備え、加圧流体をサーボ弁を介し
て前記スクリュ進退用の流体圧シリンダに供給して、キ
ャビティ内へ射出注入する溶融樹脂圧力を制御するイン
ライン方式の射出成形機の制御装置において、前記キャ
ビティ内へ射出注入する溶融樹脂温度を検出する樹脂温
度検出器、金型温度を検出する金型温度検出器および前
記キャビティ内の樹脂圧力を検出する樹脂圧力検出器を
それぞれ備え、前記各検出器の検出値に基いて、前記キ
ャビティ内をその壁面部から中心部に向って等間隔に複
数の断面位置に分割し、各断面位置における前記溶融樹
脂が固化温度を迎える時の型内圧力目標値を演算する演
算処理部と、前記型内圧力目標値を記憶してこれと前記
型内圧力検出器の検出値とを比較して両者が一致するよ
うに前記サーボ弁を制御する型内圧力制御部とからなる
制御装置を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】溶融熱可塑性樹脂が冷却固化する際、固化温度
を迎えるときの圧力が、収縮率や光学特性等に大きく影
響することが判明している。このことから、キャビティ
内に充填された溶融樹脂が冷却固化する際、該溶融樹脂
が固化温度を迎えるときの圧力を各成形サイクルにおい
て一定となるように制御すれば、収縮率や光学特性等を
一定にする、すなわち、各成形サイクルにおいて物性の
一定した成形品を成形することができるという知見を得
た。
【0008】本発明は上記知見に基づき、良品成形時に
おける溶融樹脂温度、金型温度を基準値として、予め厚
肉成形品の表面部から中心部にかけて、等間隔に複数の
断面位置を定め、各断面位置の樹脂温度が固化温度を迎
える時の型内圧力目標値を算出して記憶しておく。
【0009】そして前記毎成形サイクル毎に前記圧力目
標値に型内圧力が一致するように、保圧工程中キャビテ
ィ内に補充する溶融樹脂圧力を制御する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面に基いて説明す
る。
【0011】図1は、本発明の射出成形における型内圧
力制御装置の一実施例を示す説明図である。
【0012】射出装置1は、いわゆるインラインスクリ
ュ方式のものであって、先端部にノズル3を有する加熱
シリンダ1aと、該加熱シリンダ1a内に進退および回
転自在に配設されたスクリュ1bを備え、スクリュ1b
は加熱シリンダ1aの後端部に設けられた流体圧シリン
ダ1cの駆動力によって前進および後退し、モータ1e
の駆動力によって回転されるように構成されている。他
方、キャビティ2aを有する金型2は、図示しない型締
装置により型締および型開される。
【0013】ノズル3の適宜部位には樹脂温度を検出す
るための樹脂温度検出器4のセンサ4aが、金型2の適
宜部位には金型温度を検出するための金型温度検出器5
のセンサ5aが、さらにキャビティ2aの適宜部位の壁
面には樹脂圧力を検出するための樹脂圧力検出器6のセ
ンサ6aがそれぞれ取付けられている。
【0014】制御装置7は、前記樹脂温度検出器4、金
型温度検出器5および樹脂圧力検出器6のそれぞれの出
力信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器7
c,7d,7eと、各A/D変換器7c,7d,7eか
らの信号を受けて後述する演算処理を行う演算処理部7
aと、該演算処理部7aの出力信号および樹脂圧力検出
器6の出力信号とにより型内圧力を制御するための信号
を出力する型内圧力制御部7bとから構成されている。
そして型内圧力制御部7bの出力信号はサーボアンプ8
を介してサーボ弁9に送られ、加圧流体供給源10から
流体圧シリンダ1cに供給される加圧流体の圧力制御を
行うものである。
【0015】次に、図5、図6を合わせ参照して本発明
の射出成形における型内圧力制御方法について説明す
る。
【0016】先ず、図5に示すように後述する演算式に
より、キャビティ内において溶融樹脂が固化温度を迎え
る時の型内圧力目標値Pj* を求めておき、これを型内
圧力制御7bに記憶しておく(ステップS1〜S6)。
【0017】ついで、図6に示すように、公知の射出成
形方法と同様に溶融樹脂をキャビティ2aに充填したの
ち保圧冷却工程に移行する(ステップS11)。この保
圧冷却工程中において以下に説明するような型内圧力制
御を行う。
【0018】樹脂温度検出器4、金型温度検出器5およ
び樹脂圧力検出器6によりそれぞれ検出した溶融樹脂温
度、金型温度、および樹脂圧力は各増幅器4b〜6b、
各A/D変換器7c〜7eを介して各デジタル信号T
R ,TW およびPに変換され演算処理部7aに送られる
(ステップS12)。演算処理部7aは前記各デジタル
信号TR ,TW およびPに基いて、型内圧力目標値Pj
* を算出し、型内圧力制御部7bに出力する(ステップ
S13,S14,S15)。樹脂圧力検出器6により検
出した樹脂圧力は型内圧力制御部7bへも送られ、型内
圧力制御部7bにおいて、前記型内圧力目標値Pj*
比較され、前記樹脂圧力が前記型内圧力目標値Pj*
一致するように信号を出力しサーボ弁アンプ8を介して
サーボ弁9を制御する。その結果、加圧流体供給源10
から流体圧シリンダ1cへ供給される加圧流体の圧力が
制御されて、加熱シリンダ1aの先端部の溶融樹脂圧力
が制御されるので、型内圧力が前記型内圧力目標値Pj
* に調整されることになる。
【0019】ここで、型内圧力目標値Pj* は、次に説
明するような方法で算出する。
【0020】キャビティ2aに充填された溶融樹脂は、
保圧冷却工程において、第2図に示すように、金型壁面
2a−1,2a−2から熱をうばわれて、樹脂Aの表面
部から中心部にかけて徐々に温度が低下し、樹脂Aに固
有の固化温度Tg(流動停止温度、ガラス転移温度、結
晶化温度など)を経て金型温度TWに近い温度まで冷却
された後に金型2から取出される。これと共に、樹脂A
は収縮し、また、この収縮を補うためにゲート2bから
キャビティ2aに溶融樹脂が補給される。保圧冷却工程
におけるキャビティ2aの樹脂温度は、一次元無限平板
とみなせ、数1の(1)式の非定常熱伝導方程式で表さ
れる。
【0021】
【数1】 数1の(1)式の解は数2の(2)式となる。
【0022】
【数2】 数2の(2)式によればキャビティ2aの樹脂温度T
(t,x)は、時間tの経過にともなって、図3に示す
ように、溶融樹脂温度TR から金型温度TW に向って指
数関数的に減少していく。
【0023】例えば、良品成形時などの特定の成形サイ
クルを基準とし、該基準サイクルにおける金型温度、溶
融樹脂温度をTWS,TRSとし、時刻t,断面位置xにお
けるキャビティ2aの樹脂温度をTS (t,x)と表わ
す。また、前記キャビティ2aの樹脂温度TS (t,
x)が、固化温度Tgとなるときの時刻tgjを次の
(3)式で定義する。
【0024】 TS (tgj,xj)=Tg…………(3)式 ただし、jは、成形品断面位置の分割番号を示し、1か
らNまでの値を取る。Nは分割数を示す。
【0025】次に、金型温度がTW ′、溶融樹脂温度が
R ′のときのキャビティ2aの樹脂温度をT′(t,
x)で表わす。また、TW ′,TR ′において、T′
(t,x)が前記固化温度Tgを迎える時の時刻t′g
jを次式で定義する。
【0026】 T′(tgj′,xj)=Tg…………(4)式 断面位置xj,xkにおける温度差は、任意の時刻tに
おいて、金型温度TW、溶融樹脂温度TR の変化と
(5)式の関係にある。
【0027】 {T′(t,xk)−T′(t,xj)}/{TS (t,xk)−TS (t, xj)}=(T′R −T′W )/(TRS−TWS)…………(5)式 一般に、TR ′>TW ′,TRS>TWSであるから、
(5)式は正の符号となる。
【0028】したがって、TS (t,xk)>TS
(t,xj)ならばT′(t,xk)>T(t,xj)
となり、金型温度TW 、溶融樹脂温度TR が変化して
も、異なる断面位置におけるキャビティ2aの樹脂温度
T(t,x)の大小関係は変化しない。以上のことよ
り、キャビティ2aの樹脂温度T(t,x)の時間変化
および金型温度TW 、溶融樹脂温度TR の変化に起因す
るキャビティ2aの樹脂温度T(t,x)の変化は第3
図、第4図のように表わされる。
【0029】次に、断面位置xjにおいて、金型温度と
溶融樹脂温度がTWS,TRSのときにTS (tgj,x
j)=Tgとなり、TW ′,TR ′のときにT′(t′
gj,xj)=Tgになる場合、tgj′におけるTS
(tgj′,xj)は数3の(6)式で表わされる。
【0030】
【数3】 (6)式から、金型温度TW ′、溶融樹脂温度TR ′に
おいて、樹脂温度T′(t,x)がTgになる時刻tg
j′では、基準となる金型温度TWS、溶融樹脂温度TRS
における樹脂温度TS(t,x)は、断面位置xjに依
存せず、(6)式で示される一定の温度となる。従っ
て、金型温度がTWSからT′W に変化し、溶融樹脂温度
がTRSからTR ′に変化した場合に、断面位置xjのキ
ャビティ2aの樹脂温度T′(t,x)が固化温度Tg
を迎える時刻tgj′を求めるには、TWS,TRSにおけ
る樹脂温度TS(t,x)が、(6)式で計算される温
度を迎える時刻を求めればよいことになる。TS (t,
x)とT′(t,x)、および、tgjとtgj′との
関係を第4図に示す。
【0031】次に、金型温度TWS、溶融樹脂温度TRS
おけるキャビティ2aの樹脂圧力をPS (t),T
W ′、TR ′における樹脂圧力をP′(t)と表わす。
WS、TRSにおいて、断面位置xjの樹脂温度TS
(t,xj)が固化温度Tgを迎える時の圧力は、TS
(tgj,xj)=Tgから、PS (tgj)で表わさ
れる。また、TW ′、TR′のときに、キャビティ2a
の樹脂温度T′(t,x)が固化温度Tgを迎える時の
圧力は、T′(tgj′,xj)=Tgから、P′(t
gj′)で表わされる。TWSがTW ′に、TRSがTR
に変化したときでも、キャビティ2aの各断面位置xj
の樹脂温度T(t,x)が固化温度Tgを迎える時の圧
力が等しくなるには、数4の(7)式が成立する必要が
ある。
【0032】
【数4】 但し、数4の(7)式においてPj* は、金型温度
WS、溶融樹脂温度TRSの基準となる成形サイクルにお
いて、断面位置xjの温度が固化温度Tgを迎えるとき
の圧力Ps(tgj)を、目標値Pj* としてあらため
て定義することを示す。
【0033】以上のことから、金型温度TW 、溶融樹脂
温度TR が変化しても、溶融樹脂が固化温度Tgを迎え
る時の樹脂圧力が毎成形サイクル一定となるように制御
するためには、温度変化に応じて第4図に示すように圧
力波形を変化させることが必要となる。そうして、これ
らの圧力波形は、キャビテイ2aの樹脂温度TS (t,
x)を(2)式、(6)式で計算し、かつ、基準となる
成形サイクルのTWS,TRSにおける型内の樹脂圧力PS
(t)を計測し、(7)式を用いて算出することができ
る。
【0034】TWS,TRSにおいて、TS (tgj,x
j)=Tgとなる時刻tgj,断面位置xjにおける冷
却温度をCS (tgj,xj)(℃/sec)とおく。
そして、TW ′,TR ′において、T′(tgj′,x
j)=Tgとなる時刻tgj′におけるTS (tg
j′,xj)と、Tgとの差δTは(6)式を用いて、
数5の(8),(9)式で表わされる。
【0035】
【数5】 δΤは、断面位置xjに依存しないが、tgj,CS
(tgj,xj)は断面位置xj,時刻tgjに依存す
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0037】毎成形サイクルにおいて、キャビティ内を
壁面部から中心部にかけて当間隔に複数の断面位置に分
割された断面位置の溶融樹脂が固化温度を迎える時の型
内圧力を一定に制御するので、厚肉成形品の前記各断面
位置に相当する部分の物性が一定となり、毎成形サイク
ルにおいて成形される厚肉成形品の再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の型内圧力制御装置の一実施例を示す説
明図である。
【図2】本発明のキャビティ内における熱の流れを示す
説明図である。
【図3】キャビティ内の樹脂温度の時間的変化を示すグ
ラフである。
【図4】キャビティ内の複数の断面位置における時間的
変化とキャビティ内の樹脂圧力目標値の算出方法を説明
するグラフである。
【図5】基準となる成形サイクルにおいて、以後の成形
サイクルで必要となるデータを算出する手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】通常の成形サイクルでの型内圧力制御の工程を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 射出装置 1a 加熱シリンダ 1b スクリュ 1c 流体圧シリンダ 1d ピストン 1e モータ 2 金型 2a キャビティ 2b ゲート 3 ノズル 4 樹脂温度検出器 5 金型温度検出器 6 樹脂圧力検出器 7 制御装置 7a 演算処理部 7b 型内圧力制御部 7c,7d,7e A/D変換器 8 サーボ弁ポンプ 9 サーボ弁 10 加圧流体供給源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティへ加熱シリンダ内の溶
    融樹脂を射出注入する充填工程につづき、前記溶融樹脂
    の冷却にともなう収縮を補うために、前記キャビティへ
    前記加熱シリンダ内の溶融樹脂を補充する保圧工程を行
    う射出成形方法において、 前記キャビティ内をその壁面部から中心部に向って等間
    隔に複数の断面位置に分割し、各断面位置における前記
    溶融樹脂が固化温度を迎える時の型内圧力が、毎成形サ
    イクルにおいてそれぞれ一定となるように前記保圧工程
    中の前記加熱シリンダ内の溶融樹脂圧力を制御すること
    を特徴とする射出成形における型内圧力制御方法。
  2. 【請求項2】 スクリュが進退自在および回転自在に配
    設された加熱シリンダを備え、加圧流体をサーボ弁を介
    して前記スクリュ進退用の流体圧シリンダに供給して、
    キャビティ内へ射出注入する溶融樹脂圧力を制御するイ
    ンライン方式の射出成形機の制御装置において、 前記キャビティ内へ射出注入する溶融樹脂温度を検出す
    る樹脂温度検出器、金型温度を検出する金型温度検出器
    および前記キャビティ内の樹脂圧力を検出する樹脂圧力
    検出器をそれぞれ備え、前記各検出器の検出値に基い
    て、前記キャビティ内をその壁面部から中心部に向って
    等間隔に複数の断面位置に分割し、各断面位置における
    前記溶融樹脂が固化温度を迎える時の型内圧力目標値を
    演算する演算処理部と、前記型内圧力目標値を記憶して
    これと前記型内圧力検出器の検出値とを比較して両者が
    一致するように前記サーボ弁を制御する型内圧力制御部
    とからなる制御装置を有することを特徴とする射出成形
    における型内圧力制御装置。
JP34392391A 1991-12-02 1991-12-02 射出成形における型内圧力制御方法およびその装置 Pending JPH05147085A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018183994A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト 射出成形における射出成形部品質の再現方法及びその方法を行う射出成形ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018183994A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト 射出成形における射出成形部品質の再現方法及びその方法を行う射出成形ユニット
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