JPH05145230A - ガラスセラミツク基板の配線パターン形成方法 - Google Patents

ガラスセラミツク基板の配線パターン形成方法

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JPH05145230A
JPH05145230A JP30750091A JP30750091A JPH05145230A JP H05145230 A JPH05145230 A JP H05145230A JP 30750091 A JP30750091 A JP 30750091A JP 30750091 A JP30750091 A JP 30750091A JP H05145230 A JPH05145230 A JP H05145230A
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JP
Japan
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wiring pattern
substrate
conductor
glass
mask
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30750091A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kobayashi
博光 小林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器の構成に広く使用されるガラス
セラミック基板の配線パターン形成方法に関し、ガラス
セラミック基板のビア導体と強固に接続した配線パター
ンの形成が容易に行えることを目的とする。 【構成】 表裏両面を平坦にした基板1のガラスセラミ
ック部をエッチングしてビア導体2を表面より突出させ
て薄膜下地導体13aを全面に被膜させ、当該薄膜下地導
体13aの上面に配線パターンと等しい寸法を露出させる
めっきマスク14を形成して表面めっき膜13bを形成した
後に該めっきマスク14を除去して、前記めっきマスク14
で覆った部分の上記薄膜下地導体13aをエッチング等で
除去することにより上記ビア導体2と接続した配線パタ
ーン13を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器の構成に
広く使用されるガラスセラミック基板の配線パターン形
成方法に関する。
【0002】最近、各種電算機等に装着されるプリント
板ユニットには高集積化された電子部品が高密度に実装
されるに伴って、この電子部品を実装する回路基板も層
間接続用のビア導体と微細な配線パターンをそれぞれ高
密度に形成したガラスセラミック多層基板(以下基板と
略称する)が使用されている。
【0003】しかるに、この基板に設けられて表裏を導
通するビア導体と表面に形成されるる配線パターンとの
接続部が設置環境の変化によりリング状に切断されて接
続不良を引き起こしているから、表裏導通のビア導体と
強固に接続した配線パターンを形成することができる新
しいガラスセラミック基板の配線パターン形成方法が要
求されている。
【0004】
【従来の技術】従来広く使用されているガラスセラミッ
ク基板の配線パターン形成方法は、図3の工程順側断面
図に示すように、(a) は、表裏を貫通した孔に導体を充
填してビア導体2を配したガラスセラミックよりなる基
板1の表裏両面を平面研磨により平坦にした状態。
【0005】(b) は、基板1の表面にスパッタ等で導体
金属,例えばCr/CuやTi/Cuを気相成長させて
約40000Åの厚みの薄膜導体3aを全面に被膜した状
態。(c) は、上記基板1の表面に形成される配線パター
ンと等しい寸法のエッチングマスク4を、印刷等により
上記薄膜導体3aを上面に形成した状態。
【0006】(d) は、上記エッチングマスク4で覆われ
ている部分を除きたの部分の薄膜導体3aをエッチングに
より除去した状態。(e) は、有機溶剤等により前記エッ
チングマスク4を溶融除去して配線パターンと等しい寸
法の薄膜導体3aを露出させた状態。
【0007】の工程でガラスセラミックよりなる基板1
の表裏を導通するビア導体2と接続するように配線パタ
ーン3が形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の配
線パターン形成方法で問題となるのは、図3の(b) 工程
で行われる薄膜導体3aを被膜する時において、基板1に
設けられたビア導体2は当該基板1の表面より引っ込ん
だ状態にあるので、スパッタによりこの様な部分に生成
された薄膜導体3aは図4(a) の拡大図に示すように段差
による遮蔽効果で他の部分より膜厚が薄くなる。
【0009】また、基板1のガラスセラミック部1aとビ
ア導体2は熱膨張率に差があり、一般にビア導体2の熱
膨張はガラスセラミックより大きいため、後に行われる
熱処理によるビア導体2はガラスセラミック部1a以上に
伸縮しようとするが、この時に発生する応力は一番弱い
部分であるビア導体2の外周部に集中するから、図4
(b) に示す如く基板1表面の薄膜導体3aがリング状に切
断されて配線パターン3との接続不良を引き起こすとい
う問題が生じている。
【0010】本発明は上記のような問題点に鑑み、ガラ
スセラミック基板のビア導体と強固に接続した配線パタ
ーンを形成することが容易に行える新しいガラスセラミ
ック基板の配線パターン形成方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに表裏両面を平坦にした基板1のガラスセラミック部
1aをエッチングしてビア導体2を表面より突出させて薄
膜下地導体13aを全面に被膜させ、当該薄膜下地導体13
aの上面に配線パターンと等しい寸法を露出させるめっ
きマスク14を形成して表面めっき膜13bを形成した後に
該めっきマスク14を除去して、前記めっきマスク14で覆
った部分の上記薄膜下地導体13aをエッチング等で除去
することにより上記ビア導体2と接続した配線パターン
13を形成する。
【0012】
【作用】本発明では、図1に示すようにリアクティブ−
イオン−エッチングによりガラスセラミック部1aの表面
をエッチングしてビア導体2を基板1の表面より微小高
さ突出させたビア導体2に、スパッタ等で薄膜下地導体
13aを被膜させて配線パターンと等しい寸法を露出させ
ためっきマスク14を形成し、このめっきマスク14より露
出した薄膜下地導体13aに表面めっき膜13bを形成して
いるから、図2に示すように基板1の表面より微小高さ
突出したビア導体2に薄膜下地導体13aと表面めっき膜
13bが形成されてそれぞれの膜厚が厚くなるので、それ
によりビア導体2との接続強化がはかれる配線パターン
13を形成することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下図1および図2について本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例によるガラスセラ
ミック基板の配線パターン形成方法を示す工程順側断面
図、図2は本実施例による配線パターンとビア導体の接
続部の拡大側断面図を示し、図中において、図3と同一
部材には同一記号が付している。
【0014】本発明のガラスセラミック基板の配線パタ
ーン形成方法は、図1の工程順側断面図に示すように
(a) は、表裏を貫通した孔に導体を充填してビア導体2
を配したガラスセラミックよりなる基板1の表裏両面を
平面研磨により平坦にした状態。
【0015】(b) は、上記基板1をCF4 またはCF4
+O2 のガス内に挿入し、リアクティブ−イオン−エッ
チングによりガラスセラミック部1aの表面をエッチング
することにより、上記ビア導体2を基板1の表面より微
小高さ例えば0.5μm突出させた状態。
【0016】(c) は、基板1の表面にスパッタ等で導体
金属,例えばCr/CuやTi/Cuを気相成長させ
て、例えば厚み10000Åの薄膜下地導体13aを基板
1の全面およびビア導体2の突出部に被膜させた状態。
【0017】(d) は、上記基板1の表面に被膜させた薄
膜下地導体13aの上面に有機レジストを例えば約10μ
mの厚みに塗布して、形成しようとする配線パターンと
等しい寸法の有機レジストを除去してめっきマスク14を
上記薄膜下地導体13aの上面に形成した状態。
【0018】(e) は、上記めっきマスク14より露出した
薄膜下地導体13aの上面にCu30000Å,Ni10
000Å,Au5000Åの厚みで順次めっきすること
により表面めっき膜13bを形成し、その後に前記めっき
マスク14を有機溶剤等により溶融除去した状態。
【0019】(f) は、前記めっきマスク14で覆った前記
薄膜下地導体13aをウエットエッチング等により除去し
た状態。の工程でガラスセラミックよりなる基板1の表
裏を導通するビア導体2と接続するように配線パターン
13を形成している。
【0020】その結果、図2に示すように基板1の表面
より微小高さ突出したビア導体2に薄膜下地導体13aと
表面めっき膜13bが形成されるから、ビア導体2の突出
部におけるエッジ効果によりその膜厚が厚くなってビア
導体2との接続強化がはかれる配線パターン13を形成す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、ガラスセラミック基板の表
面に形成した配線パターンとビア導体との接続部を強化
できる等の利点があり、著しい経済的及び、信頼性向上
の効果が期待できるガラスセラミック基板の配線パター
ン形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるガラスセラミック基
板の配線パターン形成方法を示す工程順側断面図であ
る。
【図2】 本実施例の配線パターンとビア導体の接続部
を示す拡大側断面図である。
【図3】 従来の配線パターン形成方法を示す工程順側
断面図である。
【図4】 問題点を説明するための側断面図である。
【符号の説明】
1は基板、1aはガラスセラミック部、2はビア導体、13
は配線パターン、13aは薄膜下地導体、13bは表面めっ
き膜、14はめっきマスク、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面を平坦にした基板(1) のガラ
    スセラミック部(1a)をエッチングしてビア導体(2) を表
    面より突出させて薄膜下地導体(13a) を全面に被膜し、
    当該薄膜下地導体(13a) の上面に配線パターンと等しい
    寸法を露出させるめっきマスク(14)を形成して表面めっ
    き膜(13b) を形成した後に当該めっきマスク(14)を除去
    して、当該めっきマスク(14)で覆った部分の該薄膜下地
    導体(13a) をエッチング等で除去することにより上記ビ
    ア導体(2) と接続した配線パターン(13)を形成してなる
    ことを特徴とするガラスセラミック基板の配線パターン
    形成方法。
JP30750091A 1991-11-22 1991-11-22 ガラスセラミツク基板の配線パターン形成方法 Withdrawn JPH05145230A (ja)

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Effective date: 19990204