JPH0514506A - 電子交換システム - Google Patents

電子交換システム

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Publication number
JPH0514506A
JPH0514506A JP16282791A JP16282791A JPH0514506A JP H0514506 A JPH0514506 A JP H0514506A JP 16282791 A JP16282791 A JP 16282791A JP 16282791 A JP16282791 A JP 16282791A JP H0514506 A JPH0514506 A JP H0514506A
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JP
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time
calling
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designated time
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JP16282791A
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English (en)
Inventor
Kazuto Takeda
和人 武田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0514506A publication Critical patent/JPH0514506A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は呼出しのためのリンギングばかりでな
く、呼出し理由を確認できるようにした電子交換システ
ムを提供することを目的とする。 【構成】指定登録された時刻に当該登録に対応する内線
電話端末21a ,21nに対して呼出を行う指定時刻呼出機能
を有する電子交換システムにおいて、時刻を計時する計
時手段と、内線電話端末に対応する呼出時刻指定情報を
記憶する第1の記憶手段と、前記呼出時刻指定情報に対
応するメッセージ情報を記憶する第2の記憶手段と、前
記計時手段にて計時された時刻が、前記第1の記憶手段
に記憶された指定時刻情報と対応すると判断した時、該
指定時刻に対応する内線電話端末に対し、呼出し処理
と、該指定時刻情報に対応するメッセージの情報を前記
第2の記憶手段より読出して送出する処理を実行する指
定時刻呼出制御手段とを含む制御手段11とを具備して構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指定時刻呼出機能を有す
る交換機システムにおいて、指定時刻呼出登録時に登録
した呼出理由を指定時刻呼出時に、該電話機に通知でき
るようにした電子交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】構内交換用に使用される電子交換機は多
機能化が進み、様々なサ−ビスが可能となっている。そ
の中に指定時刻呼出機能と云うものがある。この機能は
内線電話機からの操作により呼出時刻を指定登録する
と、電子交換機は内蔵の時計機能を元に時刻をチェック
して、前記指定登録した時刻になったとき、該指定時刻
呼出を設定登録した電話機に対して、自動的に呼出しを
行い、ベルを鳴動させると云うもので、指定時刻に呼び
返しを行う機能である(電話機からの操作による指定時
刻になると該電話機を鳴動させ呼出しを行う機能を以
下、指定時刻呼出機能、そのための時刻を指定する操作
を指定時刻呼出登録と称する。)。
【0003】そして、この機能を重要な会議や連絡予定
時刻に合わせて時刻指定し、指定時刻呼出機能による呼
び返しにより時刻到来を知らせてもらうと云った用途に
利用する。
【0004】しかしながら、従来の指定時刻呼出機能に
よる呼び返しは、単にベルを鳴動させるだけであり、ベ
ル鳴動により受話器をとると、保留音(一般に電子メロ
ディを流すことが多い)が流れるので、着信とは違うこ
とが分かるが、呼び返しが何のために設定した指定時刻
呼出であったかは、本人が思い出さない限りわからな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、構内交換
用の電子交換機における指定時刻呼出機能は、内線電話
機より指定時刻呼出登録を行うと、これにより、電子交
換機では時刻管理を行って指定時刻になった段階で、そ
の登録を行った内線に対し、リンギングを行い、その内
線に対して指定時刻到来を知らせると云うものである。
【0006】しかしながら、この機能は単にベルを鳴動
させるだけであり、従って、リンギングにより受話器を
とると、保留音が聞こえるのでその内線電話機の使用者
は指定時刻呼出機能による呼び返しであることがわかる
が、何のために設定した指定時刻呼出であったかは、本
人が思い出さない限りわからない。従って、スケジュー
ルが混んでいるので、重要な要件に対して、時刻設定し
たはずのものが、多忙なるが故に、何のための設定であ
ったかがわからなくなると云ったことがある。そのた
め、指定時刻呼出機能はせっかくの有用な機能であるに
も拘らず、呼出し理由が確認できないだけに極めて不親
切で中途半端なものとなり、利用価値が半減する。特
に、時刻設定が内線毎に複数設定できるようにしてある
場合等では、多忙な利用者にとってむしろ混乱が大き
い。
【0007】そこで、この発明の目的とするところは、
呼出しのためのリンギングを行うのみならず、呼出し理
由を確認することができて、利用者への一層のサービス
向上を図ることができるようにした指定時刻呼出機能を
有する電子交換システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、指定登録
された時刻に当該登録に対応する内線電話端末に対して
呼出を行う指定時刻呼出機能を有する電子交換システム
において、時刻を計時する計時手段と、内線電話端末に
対応する呼出時刻指定情報を記憶する第1の記憶手段
と、前記呼出時刻指定情報に対応するメッセージ情報を
記憶する第2の記憶手段と、前記計時手段にて計時され
た時刻が、前記第1の記憶手段に記憶された指定時刻情
報と対応すると判断した時、該指定時刻に対応する内線
電話端末に対し、呼出し処理と、該指定時刻情報に対応
するメッセージの情報を前記第2の記憶手段より読出し
て送出する処理を実行する指定時刻呼出制御手段とを含
む制御手段とを具備して構成する。
【0009】
【作用】このような構成において、前記第1の記憶手段
には内線電話端末に対応する呼出時刻指定情報を記憶す
ることができ、前記第2の記憶手段には呼出時刻指定情
報に対応するメッセージ情報を記憶することができる。
内線電話端末に対応する呼出時刻指定情報を前記第1の
記憶手段に記憶させておくと、前記制御手段は前記計時
手段にて計時された時刻が、該記憶された指定時刻情報
と対応すると判断した時、該指定時刻に対応する内線電
話端末に対し、呼出し処理を行うとともに、該指定時刻
情報に対応するメッセージの情報を前記第2の記憶手段
より読出してその内線端末に送出する。
【0010】この結果、指定時刻呼出登録により内線電
話端末の呼出し時刻と呼出理由を登録すると、指定時刻
に該内線電話機に呼び返しを行うとともに利用者にその
呼出理由を通知することができる。
【0011】以上のように、本発明は内線電話端末呼出
時刻と呼出理由を登録すると、この登録した指定時刻に
なったとき、該内線電話機に呼び返しを行うとともに利
用者にその呼出理由を通知することができる。この呼出
理由通知は、例えば、文字表示部を有する電話機には文
字表示により、また、標準電話機には音声合成により音
声でメッセージを送って知らせると云ったことで行うこ
とができるようになり、これにより、指定時刻呼出機能
による呼出しを受けたときに、その呼出しが何のためで
あったのかが、合わせて通知できるようになるものであ
る。
【0012】従って、本発明によれば、指定時刻呼出機
能において、呼出しの指定時刻と共に呼出しの理由を登
録して、指定時刻呼出時に呼出理由を通知できるように
したことにより、呼出理由を確認できるようになり、単
なる指定時刻呼出でなく、その理由も知らせることがで
きて利用者にとって極めて親切で使い勝手の良い指定時
刻呼出機能を有する電子交換システムを提供できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。以下、LCD表示機能付多機能電話機
を例にとり、説明する。図1は本発明の一実施例に係わ
る電子交換機システムの概略図である。
【0014】図1において、10は通話路スイッチであ
り、内線と外線並びに内線相互間の交換動作を行うもの
である。11は中央制御部であり、通話路スイッチ10を含
めた交換機全体の制御の中枢を担うものである。中央制
御部11は制御プログラムを実行することで、これらの制
御を実施するものである。
【0015】また、12は記憶部であって、この記憶部12
はROMやRAM よりなり、制御プログラムの他、各種テー
ブルの保持やワーキングエリアに使用される。20a 〜20
n は通話路スイッチ10と内線電話機とを接続するための
インタフェ−スであるライン回路であり、21a 〜21n は
通話路スイッチ10に接続される内線電話機である。
【0016】内線電話機はそれぞれ対応するライン回路
20a 〜20nを介して通話路スイッチ10に接続される。内
線電話機としては標準電話機と多機能電話機がある。そ
して、多機能電話機の場合、図3に示すように、電話機
本体50にはダイヤルキー51の他、文字情報を表示するた
めのキャラクタ表示器であるLCD(液晶)表示器52
や、機能キー53を有している。
【0017】機能キー53は複数あり、各種機能が割付け
てあって、機能キー53は押されると、その押されたキー
に割付けられている機能を実行させることができる。内
線電話機としての標準電話機と多機能電話機からは、特
番によりもしくは機能キー53により指定時刻呼出登録が
できる機能を有する。13は各種トーンシグナルを発生す
る信号発生器、14は保守用ターミナル、15は音声データ
に基づき音声信号を合成して発生する音声合成回路であ
る。
【0018】本電子交換機システムにおいて、通話路ス
イッチ10は中央制御部11により制御され、時分割により
割り当てられたタイムスロットを使用して各局線と各内
線および内線相互の音声や文字等のデ−タの受け渡しを
行うことで、交換動作を行い、通話路を確保して通話を
可能ならしめる。中央制御部11はこのような交換制御及
び内線電話機からの指定時刻呼出登録制御、指定時刻呼
出実施制御や保守用ターミナル14との情報授受、記憶部
12に対するリードライト制御等、その他、各種制御を行
う機能を具備する。
【0019】また、中央制御部11には時計機能(タイマ
機能)が内蔵されており、この時計機能により時刻をチ
ェックし、記憶部12における後述のテーブル12a の情報
をもとに、指定時刻呼出登録機能により登録された時刻
に該当するものがあるときは、その時刻を登録した内線
の番号とその登録されたメッセージの文番号(呼出理由
番号)とから、どの内線に対してどの指定時刻呼出登録
メッセージを流すかを選択し、当該指定時刻呼出登録内
線に対し、呼びを行い、その内線電話機をリンギングさ
せ、当該内線が応答すると、前記選択した呼出理由番号
対応のメッセージ情報を送ると共に、そのメッセージ情
報を送り終わったならば、次にトーン音もしくは保留音
を送ると云った制御動作をする。
【0020】この機能はソフトウェアによって実現して
いる。呼出理由のメッセージ情報は、登録されている呼
出理由内容の番号に対応する呼出理由の文字メッセージ
データと、音声合成回路15を通して送られる該登録され
ている呼出理由内容の番号対応の呼出理由の音声メッセ
ージである。
【0021】31a ,〜31n は通話路スイッチ10に収容さ
れる局線(外線)とのインタフェ−スをとるトランク回
路であり、このトランク回路31a ,〜31n は局線に対す
る発信や着信に伴う直流の極性反転、終話等の検出を行
うことができる。
【0022】図2(a) は前記記憶部12に保持された指定
時刻呼出登録情報のテーブル12a である。この指定時刻
呼出登録情報テーブルは、登録された内線番号と、指定
した時刻と、内容の情報を保持している。図2(b) は前
記記憶部12に予め設定されている呼出理由内容の情報テ
ーブル12b であり、文番号である呼出理由番号とその文
番号の内容である呼出し理由内容が予め設定されてい
る。
【0023】指定時刻呼出登録情報のテーブル12a には
指定時刻呼出登録を行った内線端末の内線番号と、その
呼出しの指定時刻、呼出理由の各情報が登録できる。呼
出理由は理由毎に割り付けた番号(文番号)により指定
するようになっており、呼出理由内容の情報テーブル12
b に予め登録された内容の範囲から選択する。
【0024】図3ないし図7はLCD表示機能付多機能
電話機の表示部分の表示例を示した図であり、指定時刻
呼出登録時に、呼出理由内容の表示内容パターンを変え
ることができ、且つ、指定時刻呼出時には登録した呼出
理由内容を表示する様子を示している。次に上記構成の
本装置の作用を図8および図9のフロ−チャ−トを参照
して説明する。
【0025】内線電話機から特番をダイヤルするか、も
しくは機能キーを操作することにより、この情報を受け
た中央制御部11は指定時刻呼出登録を受け付ける状態に
なり(s1)、その後のキー操作に応じて中央制御部11は指
定時刻呼出登録を実施する。すなわち、ダイヤルキー等
を操作して指定時刻情報を入力すると、これを受けた中
央制御部11は入力された指定時刻情報が正常であるか、
否かをチェックする(s2,s3) 。正常でなければ登録せず
に終了する(s8)。
【0026】入力された指定時刻情報が正常ならば、次
に呼出し理由入力状態となる。中央制御部11は呼出理由
を音声メッセージあるいは設定用のメニュー内容を文字
情報により文番号情報と共に一覧形式で内線電話機に送
るので、内線電話機の使用者はこのメッセージ等に従
い、該当する呼出理由の文番号を内線電話機ダイヤルキ
ーより入力する(s4)。
【0027】中央制御部11は呼出理由入力(文番号入
力)を受けたか否かをチェックし(s5)、呼出理由入力を
受けたことを知るとその入力呼出理由は正常か否かをチ
ェックし(s6)、正常であれば指定時刻呼出登録用の機能
キーの操作待ちとなり、指定時刻呼出登録用の機能キー
の操作が行われると(s7)、終了操作と認定して指定時刻
呼出登録用の機能キーのランプの点灯を行い、既に入力
されている呼出理由の番号と指定時刻情報、並びに指定
時刻呼出登録を行った電話機の内線番号情報とを登録す
べく中央制御部11は記憶部12における指定時刻呼出登録
情報テーブル12aにこれらを書込み、登録終了の表示を
行うと共に、登録操作を終了する。
【0028】s5において、呼出理由入力が無いときは所
定時間だけ入力を待ち、その待ち時間経過しても呼出理
由入力が無いときは指定時刻呼出登録用の機能キーの操
作待ちとなり、指定時刻呼出登録用の機能キーの操作が
行われると終了操作と認定して指定時刻呼出登録用の機
能キーのランプの点灯を行い、既に入力されている指定
時刻情報のみを、指定時刻呼出登録を行った電話機の内
線番号情報と共に登録すべく中央制御部11は記憶部12に
おける指定時刻呼出登録情報テーブル12a にこれらを書
込み、電話機に対しては登録終了の表示(標準電話機の
場合は音声メッセージ出力)を行うと共に、登録操作を
終了する。このように、呼出理由を入力しないときは呼
出時刻登録のみを行い呼出理由は未登録として処理す
る。
【0029】このようにして、内線電話機から特番をダ
イヤルするか、もしくは機能キーを操作することによ
り、中央制御部11は指定時刻呼出登録登録モードとし、
指定時刻、呼出理由を登録できるようにすると共に、こ
の順に、前記内線電話機に対して、設定用のメニュー内
容を文字情報により一覧形式で送り(多機能電話機の場
合)、または、音声メッセージの形でアナウンスし(標
準電話機の場合)、内線電話機の使用者に、インプット
させるようにする。
【0030】この場合の文字情報は記憶部12に記憶させ
てあるメッセージ別の文字列情報を利用し、音声メッセ
ージの形でアナウンスする場合はメッセージ別に、対応
する音声デ−タを音声合成回路13に与えて音声に変換
し、出力させることによって、実現する。音声デ−タは
音声合成回路13に付属するメモリに格納するようにして
も良いし、記憶部12に記憶させて必要時に読出し、音声
合成回路13に与えるようにしても良い。
【0031】登録が終わると中央制御部11は時刻を監視
し、指定時刻呼出登録された時刻に達するとその時刻を
指定登録した内線の電話機に対して呼出し制御を行う。
この様子を図9のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0032】中央制御部11には時計機能が内蔵されてお
り、この時計機能により時刻をチェックし、記憶部12に
おけるテーブル12a の情報をもとに、指定時刻呼出登録
機能により登録された時刻に該当するものがあるときは
(s11) 、その時刻を登録した内線の番号とその登録され
たメッセージの文番号(呼出理由番号)とから、どの内
線に対してどの指定時刻呼出登録メッセージを流すかを
選択する(s12) 。
【0033】そして、当該指定時刻呼出登録内線に対
し、呼びを行い、その内線電話機をリンギングさせ(s1
3) 、当該内線が応答すると(s14)、前記選択した呼出理
由番号対応のメッセージ情報を送ると共に、そのメッセ
ージ情報を送り終わったならば、次にトーン音もしくは
保留音を送る(s15,s16) 。
【0034】呼出理由のメッセージ情報は、登録されて
いる呼出理由内容の番号に対応する呼出理由の文字メッ
セージデータと、音声合成回路15を通して送られる該登
録されている呼出理由内容の番号対応の呼出理由の音声
メッセージである。
【0035】これら文字メッセージと音声メッセージを
合わせて送っても良いが、内線が標準電話機の場合は音
声メッセージのみを、また、内線が多機能電話機の場合
は文字メッセージのみを送るようにしても構わない。も
ちろん、呼出理由番号が登録されていなければメッセー
ジ送出は行われない。また、文字メッセージや音声メッ
セージのデ−タ、あるいは呼出理由のメニュー内容等は
保守用ターミナル14により追加、削除、変更等の編集を
行うことができ、状況に応じて最適に設定して使用す
る。
【0036】回線が切断されると(s17) 、多機能電話機
に対する表示部の表示メッセージを消すべく、“メッセ
ージ消せ”のコマンドを送出し(s18) 、音声を断とし、
用済みとなった登録情報(内線番号、指定時刻、呼出理
由)を指定時刻呼出登録情報テーブル12a から削除して
指定時刻呼出機能を終了する(s19) 。
【0037】s14 において、呼出しに応答が無いときは
呼出しを行ってから1分経過したかをチェックし(s20)
、1分経過していなければs13 に戻り、1分経過した
ならば呼出無応答回数カウンタをインクリメントし(s2
1) 、呼出ししを中止すると共に1分間、待つ(s22) 。
【0038】1分間経過した段階で呼出無応答回数カウ
ンタの内容をチェックし、カウント値が3に達していな
ければs13 に戻り、再度呼出しを行う。s23 におけるチ
ェックの結果、カウント値が3に達していれば(すなわ
ち、3回目の呼出しを行っても無応答)であったときは
呼出無応答回数カウンタの内容をクリアし、この3回目
の呼出しを行っても無応答であった指定時刻呼出登録を
無効とすると共に、該用済みとなった登録情報(内線番
号、指定時刻、呼出理由)を指定時刻呼出登録情報テー
ブル12a から削除して指定時刻呼出機能を終了する(s1
9) 。
【0039】次に多機能電話機を使用した内線より、指
定時刻呼出機能を利用する場合の動作例を図8のフロ−
チャ−トを参照して具体的に説明する。この例では内線
番号“1000”番の内線から13時05分に始まる会議のため
の指定時刻呼出登録を行うケースを説明する。会議は13
時05分に始まるが、それより余裕をもって13時00分に呼
びが入るように設定するものとする。
【0040】まず、内線番号“1000”番のLCD表示機
能付多機能電話機から特番操作または機能キー53のうち
の“指定時刻呼出登録”指令に割り付けてあるキー53a
を操作し、指定時刻呼出登録を指令する(s1)。
【0041】この操作による入力により、中央制御部11
は当該“指定時刻呼出登録”指令に割り付けてあるキー
53a の内蔵ランプを点滅制御すべく指令すると共に指定
時刻登録メニューの情報を記憶部12より読出して内線番
号“1000”番の多機能電話機に送る。
【0042】これにより、当該多機能電話機のキー53a
は点滅し、表示部分には交換機側より送られて来た情報
に基づき、図4に示すように、“シテイジコク ヲ ト
ウロク シテクダサイ”と云ったようなメッセージを表
示して指定時刻を登録する表示になる。内線番号“100
0”番の使用者はこの表示を見て、指定する時刻“130
0”(13時00分)をダイヤルキー51より入力する(s2)。
【0043】これにより、図5に示すように呼出理由内
容が表示され、“ツギ”,“モドリ”の機能キー53b,53
c により表示内容パターンを変えることができる。内線
番号“1000”番の多機能電話機の使用者は、表示された
呼出理由内容を見て該当する呼出理由の番号“ 1”を入
力する。
【0044】このとき、入力操作をしなければ所定時間
経過した時点(タイムアウト)で、指定時刻のみ登録さ
れ、呼出理由は登録されない(s9)。そして、“指定時刻
呼出登録”指令に割り付けてある機能キー53a を押す
と、中央制御部11は該機能キー53a の内蔵ランプを点灯
すべく制御し、該機能キー53を点灯させて指定時刻呼出
が登録されたことを知らせると同時に、記憶部12の指定
時刻呼出登録情報テーブルより内線番号“1000”番の多
機能電話機に対しての登録した指定時刻情報を呼出し、
これを当該多機能電話機に与える。
【0045】これにより、該多機能電話機の表示部分に
は図6に示すように“シテイ ジコク ヨビダシ トウ
ロク シュウリョウ”の文字と指定時刻呼出登録内容を
表示し、指定時刻呼出登録を終了したことを表示する。
【0046】このようにして呼出時刻と呼出理由を登録
した結果、図2(a)の情報テーブルには内線番号“100
0”番と、その呼出時刻、および呼出理由内容の該当番
号(文番号)の情報が登録される。また、呼出時刻のみ
登録したときは内線番号“1000”番と、その呼出時刻の
情報が登録される。
【0047】そして、指定時刻になると、中央制御部11
はこの登録情報をもとに呼出制御を行うので、内線番号
“1000”番の電話機が鳴動され、当該電話機の受話器を
とると、中央制御部11は該内線番号“1000”番の多機能
電話機に対して、登録された文番号“1 ”の対応メッセ
ージ情報を呼出理由内容テーブル12b より読出して送る
ので、該内線番号“1000”番の多機能電話機の表示部分
には図7に示すように、登録した呼出理由内容が表示さ
れる。
【0048】呼出理由が未登録のときは呼出理由は表示
されない。使用者が応答することにより電話機の鳴動を
停止させ、電話機を切ることにより、呼出理由内容表示
は消えて動作は終了する。このようにして、呼出理由を
通知することができる。
【0049】なお、内線番号“1000”番の電話機に対し
て呼出しを行った結果、応答の無いときは、1分、ベル
を鳴らした時点で一旦呼出しを中止し、1分経過してか
ら再び“1000”番の電話機に対して呼出しを行い、これ
を3回行っても応答の無いときは当該登録された時刻に
対しての指定時刻呼出機能を終了させる。
【0050】このようにして、指定時刻呼出機能におい
て、呼出しの指定時刻と共に呼出しの理由を登録でき、
指定時刻呼出時に呼出理由を通知できるようにしたこと
により、呼出理由を確認できるようになり、単なる指定
時刻呼出でなく、その理由も知らせることができて利用
者にとって極めて親切で使い勝手の良い機能となる。
【0051】以上のように、本装置は予め設定されたメ
ッセージ情報をそのメッセージの固有符号情報と共に保
持してあり、内線電話端末からの所定の入力操作により
指定時刻呼出機能の登録モードになると、指定時刻入力
および前記登録された各種呼出理由のメッセージ情報を
そのメッセージ情報の固有符号と共に読出して、これを
音声または文字情報とし、前記所定の入力操作を行った
内線電話端末にデータ出力し、これにより、内線電話端
末よりメッセージ出力させ、当該内線電話端末の使用者
に知らしめる。そして、この情報に基づき、使用者は当
該内線電話端末からダイヤル入力操作等により、指定時
刻情報と前記メッセージの固有符号情報とを送出するこ
とで、これら情報を受けるとこれらを該内線電話端末対
応に登録し、その後、前記指定時刻呼出機能を実行し、
前記登録された指定時刻においてその指定時刻を登録し
た内線電話端末に対し、呼出しと登録された固有符号対
応のメッセージの情報を送出すると云ったものである。
【0052】この結果、指定時刻呼出登録時に呼出理由
を登録すると、指定時刻呼出時に該登録を行った内線電
話機に呼び返しを行うとともにその内線電話機の利用者
が応答すると、前記指定時刻呼出機能の登録モード時に
登録した呼出理由を通知することができるものである。
【0053】そのため、本装置は指定時刻呼出登録時に
呼出時刻と共に呼出理由を登録すると、この登録した指
定時刻になった段階で、その登録を行った電話機に対し
て呼び返しを行い、応答すると文字表示部を有する電話
機には呼出理由を文字表示し、標準電話機には音声合成
により音声でメッセージを送って知らせることができる
ようになり、これにより、指定時刻呼出機能による呼出
しを受けたときに、その呼出しを何のために設定したの
かが、合わせて通知できるようになるものである。
【0054】従って、指定時刻呼出機能において、指定
時刻に呼出しと共にその呼出しの理由を通知できるよう
にしたことにより、呼出理由を確認できるから、単なる
指定時刻呼出でなく、その理由も知ることができて利用
者にとって極めて親切で使い勝手の良い指定時刻呼出機
能となる。尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実施
例に限定することなくその要旨を変更しない範囲内で適
宜変形して実施し得るものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指定時刻呼出機能において、呼出しの指定時刻と共に呼
出しの理由を登録でき、指定時刻呼出時に呼出理由を通
知できるようにしたことにより、呼出理由を確認できる
ようになり、単なる指定時刻呼出でなく、その理由も知
らせることができて利用者にとって極めて親切で使い勝
手の良い指定時刻呼出機能を有する電子交換システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す交換機システムの概略
的な構成を示すブロック構成図。
【図2】本発明装置の記憶部における指定時刻呼出登録
情報テーブルと呼出理由内容情報テーブルの一例を示す
図。
【図3】多機能電話機本体の外観を示す図。
【図4】指定時刻呼出機能における多機能電話機での表
示例を示す図。
【図5】指定時刻呼出機能における多機能電話機での表
示例を示す図。
【図6】指定時刻呼出機能における多機能電話機での表
示例を示す図。
【図7】指定時刻呼出機能における多機能電話機での表
示例を示す図。
【図8】本装置の作用を説明するためのフロ−チャ−
ト。
【図9】本装置の作用を説明するためのフロ−チャ−
ト。
【符号の説明】
10…通話路スイッチ、11…中央制御部、12…記憶部、13
…信号発生器、14…保守用ターミナル、15…音声合成回
路、20a 〜20n …ライン回路、21a 〜21n …内線電話
機、31a ,〜31n …トランク回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 指定登録された時刻に当該登録に対応す
    る内線電話端末に対して呼出を行う指定時刻呼出機能を
    有する電子交換システムにおいて、 時刻を計時する計時手段と、 内線電話端末に対応する呼出時刻指定情報を記憶する第
    1の記憶手段と、 前記呼出時刻指定情報に対応するメッセージ情報を記憶
    する第2の記憶手段と、 前記計時手段にて計時された時刻が、前記第1の記憶手
    段に記憶された指定時刻情報と対応すると判断した時、
    該指定時刻に対応する内線電話端末に対し、呼出し処理
    と、該指定時刻情報に対応するメッセージの情報を前記
    第2の記憶手段より読出して送出する処理を実行する指
    定時刻呼出制御手段とを含む制御手段とを具備してなる
    電子交換システム。
JP16282791A 1991-07-03 1991-07-03 電子交換システム Pending JPH0514506A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9198189B2 (en) 2003-08-20 2015-11-24 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Wireless communication apparatus and wireless communication method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9198189B2 (en) 2003-08-20 2015-11-24 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Wireless communication apparatus and wireless communication method

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