JPH05144592A - X線高電圧装置 - Google Patents

X線高電圧装置

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JPH05144592A
JPH05144592A JP33152891A JP33152891A JPH05144592A JP H05144592 A JPH05144592 A JP H05144592A JP 33152891 A JP33152891 A JP 33152891A JP 33152891 A JP33152891 A JP 33152891A JP H05144592 A JPH05144592 A JP H05144592A
Authority
JP
Japan
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ray tube
ray
voltage
grounding
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP33152891A
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English (en)
Inventor
Makoto Konno
誠 金野
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用したいX線管球に対して汎用性に富むもの
を得る。 【構成】中性点接地用X線管球あるいはカソード接地用
X線管球のいずれかを装着できる装着手段と、前記中性
点接地用X線管球が装着された際に該管球に適する変圧
器を通して電圧が印加され前記カソード接地用X線管球
が装着された際に該管球に適する変圧器を通して電圧が
印加される切替手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線高電圧装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、通常使用されるいわゆる中性点
接地用X線管球におけるX線高電圧装置の一例を示す構
成図である。
【0003】同図において、交流電源1からそれぞれ管
電圧調整回路3およびX線管フィラメント加熱制御回路
5に電源が供給されるようになっている。X線管フィラ
メント加熱制御回路5からは高電圧発生装置6における
X線管フィラメント変圧器6cに電圧が供給され、その
昇圧電圧はスイッチ7b、7c、7dを介してX線管9
のフィラメントに印加されるようになっている。
【0004】一方、管電圧調整回路3からはX線開閉器
4a、4bを介して高電圧発生装置6における主変圧器
6aに電圧が供給されるようになっている。主変圧器6
aにおける昇圧電圧は接続点を有する二個のコイルのそ
れぞれの一端に発生しこれら各電圧は整流回路6に供給
されるようになっている。なお、前記各コイルの接続点
は主変圧器中性点端子6dを介して接地点2で接地され
ていることから、各コイルのそれぞれの一端に発生する
電圧はその一方が接地点に対して正電圧で他方が負電圧
となっている。
【0005】そして、前記整流回路6bを介した後もこ
の関係は変わらず、正電圧はスイッチ7aを介してX線
管球9の陽極に印加され、負電圧は前記スイッチ7cを
介して陰極に印加されるようになっている。なお、ここ
で、前記スイッチ7aないし7dは連動スイッチとなっ
ている。このように、接地点に対して正電圧が陽極に印
加され負電圧が陰極に印加されるように構成されている
X線管球は中性点用X線管球と称され、このようなX線
管球を駆動するX線高電圧装置もそれに適するように構
成されたものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たX線高電圧装置が用いられるX線撮影装置は通常にお
いて汎用性のある装置であるが、たとえば患者の乳房を
特に撮影するためにはいわゆるカソード接地用X線管球
のほうが好都合であることが知られている。けだし、そ
の管球の特性による構造の相違から患者の顔に干渉しな
いで乳房を簡単に撮影できるからである。
【0007】ところが、カソード接地用X線管球による
X線撮影はそのカソード接地用X線管球を備えたX線撮
影装置によって行わなければならず、該装置を交換して
撮影することに煩雑さを伴っていた。
【0008】それ故、本発明は、このような事情に基づ
いてなされたものであり、その目的とするところのもの
は、使用したいX線管球に対して汎用性に富むX線高電
圧装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、中性点接地用X線管
球あるいはカソード接地用X線管球のいずれかを装着で
きる装着手段と、前記中性点接地用X線管球が装着され
た際に該管球に適する変圧器を通して電圧が印加され前
記カソード接地用X線管球が装着された際に該管球に適
する変圧器を通して電圧が印加される切替手段とを備え
ることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このように構成したX線高電圧装置は、まず、
中性点接地用X線管球に適する変圧器とカソード接地用
X線管球に適する変圧器とが予め備えられたものとなっ
ている。カソード接地用X線管球に適する変圧器は、中
性点接地用X線管球に適する変圧器とは構成上異なって
おり、図4に示すように、カソードが接地されるように
なっている。
【0011】そして、たとえば中性点接地用X線管球が
装着されている状態から、要望に応じてカソード接地用
X線管球を取り替えて装着できるようになっている。ま
た、カソード接地用X線管球が装着されている状態から
中性点接地用X線管球を取り替えて装着できるようにも
なっている。また、切替手段が備えられており、管球の
取り替え装着に応じて該切替手段のの切替を行うことに
より、装着された管球に適する変圧器を通して電圧が印
加できるようになっている。
【0012】このようなことから、一の装置で、必要に
応じて中性点接地用X管球あるいはカソード接地用X線
管球を簡易かつ迅速に用いることができるようになる。
したがって、使用したいX線管球に対して汎用性に富む
X線高電圧装置を得ることができるようになる。
【0013】
【実施例】図1は本発明によるX線高電圧装置の一実施
例を示す回路図である。同図において、交流電源1から
それぞれ管電圧調整回路3およびX線管フィラメント加
熱制御回路5に電源が供給されるようになっている。X
線管フィラメント加熱制御回路5からは高電圧発生装置
6におけるX線管フィラメント変圧器6cに電圧が供給
され、その昇圧電圧はスイッチ7b、7c、7d、およ
び後述で詳述する切換手段20を介してX線管球9のフ
ィラメントに印加されるようになっている。
【0014】ここで、前記X線管フィラメント変圧器6
は中性点接地用X線管球に適する変圧器からなってい
る。前記X線管球9は、たとえば中性点接地用X線管球
からなり、この中性点接地用X線管球をコネクタ21か
ら取外しできるとともに、代わりにカソード接地用X線
管球を装着できるようになっている。さらに、前記X線
管フィラメント加熱制御回路5からは連動スイッチ14
aないし14cを介してX線管フィラメント変圧器13
に電圧が供給され、前記切替手段20を介してX線管球
9のフィラメントに印加されるようになっている。
【0015】ここで、前記X線管フィラメント変圧器1
3はカソード接地用X線管球に適する変圧器からなって
いる。そして、前記切替手段20は、その3個の連動可
動接点22a、22b、22cのそれぞれがコネクタ2
1を介してX線管球9のフィラメントに接続されてい
る。また、前記連動可動接点22a、22b、22cの
一方の側への切替で接触する固定接点23a、23b、
23cのそれぞれは前記X線管フラメント変圧器13の
二次巻線側に接続されている。さらに、前記連動可動接
点22a、22b、22cの他方の側への切替で接触す
る固定接点24a、24b、24cのそれぞれは前記X
線管フラメント変圧器6cの二次巻線側に接続されてい
る。
【0016】このようなことから、前記切替手段20に
おいて、その連動可動接点22a、22b、22cを一
方の側に切替れば、X線管フィラメント変圧器13を通
してX線管球9に電圧が印加されるようになり、また、
他方の側に切替れば、X線管フィラメント変圧器6cを
通してX線管球9に電圧が印加されるようになる。
【0017】一方、管電圧調整回路3からはX線開閉器
4a、4bを介して高電圧発生装置6における主変圧器
6aに電圧が供給されるようになっている。この主変圧
器6aはいわゆる単相2パルス用トランスとなってい
る。そして、主変圧器6aにおける昇圧電圧は接続点を
有する二個のコイルのそれぞれの一端に発生しこれら各
電圧は整流回路6に供給されるようになっている。
【0018】なお、前記各コイルの接続点は主変圧器中
性点端子6dを介して接地点2で接地されていることか
ら、各コイルのそれぞれの一端に発生する電圧はその一
方が接地点に対して正電圧で他方が負電圧となってい
る。そして、前記整流回路6bを介した後もこの関係は
変わらず、正電圧はスイッチ7aを介してX線管球9の
陽極に印加され、負電圧は前記スイッチ7cを介して陰
極に印加されるようになっている。なお、ここで、前記
スイッチ7aないし7dは連動スイッチとなっている。
【0019】上述した実施例によるX線高電圧装置によ
れば、中性点接地用X線管球に適するX線管フィラメン
ト変圧器6cとカソード接地用X線管球に適するX線管
フィラメント変圧器13とが予め備えられたものとなっ
ている。そして、図中のX線管球9において、たとえば
中性点接地用X線管球が装着されている状態から、要望
に応じてカソード接地用X線管球を取り替えて装着でき
るようになっている。また、カソード接地用X線管球が
装着されている状態から中性点接地用X線管球を取り替
えて装着できるようにもなっている。また、切替手段1
0が備えられており、X線管球の取り替え装着に応じて
該切替手段10の切替を行うことにより、装着されたX
線管球に適する変圧器を通して電圧が印加できるように
なっている。
【0020】このようなことから、一の装置で、必要に
応じて中性点接地用X管球あるいはカソード接地用X線
管球を簡易かつ迅速に用いることができるようになる。
したがって、使用したいX線管球に対して汎用性に富む
X線高電圧装置を得ることができるようになる。
【0021】図2は、本発明によるX線高電圧装置の他
の実施例を示す構成図である。図1と同符号のものは同
材料を示している。図1と異なる部分は、主変圧器6a
の部分であり、三相12パルス用トランスを用いたもの
となっている。このような場合であっても本発明を適用
できるものである。
【0022】上述した実施例では、中性点接地用X線管
球あるいはカソード接地用X線管球のいずれかを装着で
きる装着手段としてコネクタ21を用いたものである
が、必ずしもこのコネクタ21を用いることは本発明に
おいて必要構成要件ではない。管球の交換が頻繁に行わ
れず、長期年数に渡っての初めての交換もなされること
に鑑み、要は、各管球の交換作業ができる状態になって
おればよい。
【0023】また、上述した実施例では、中性点接地用
X線管球が装着された際に該管球に適する変圧器を通し
て電圧が印加され前記カソード接地用X線管球が装着さ
れた際に該管球に適する変圧器を通して電圧が印加され
る切替手段としてスイッチを用いたものである。しか
し、たとえば、中性点接地用X線管球あるいはカソード
接地用X線管球のいずれかを装着できる装着手段として
コネクタを用い、このコネクタに管球が装着された際
に、自動的に上記切換手段において該スイッチと同様の
動作がなされるようになっていてもよい。
【0024】さらに、上述した実施例では、X線管球は
一個備えられたものとして説明したものであるが、通常
はたとえば胃用のX線管球、および胸部用のX線管球と
いうように二個あるいは複数個それぞれ切換可能に並列
接続されて備えられたものとなっている。したがって、
このような装置において、本発明の適用はそのうちの一
個の管球であってもよいしさらには全部の管球であって
もよいことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によるX線高電圧装置によれば、使用したいX線
管球に対して汎用性に富むものが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるX線高電圧装置の一実施例を示
した回路図である。
【図2】 本発明によるX線高電圧装置の他の実施例を
示した回路図である。
【図3】 従来のX線高電圧装置の一例を示した回路図
で、中性点接地用X線管球用のX線高電圧装置の回路図
である。
【図4】 従来のX線高電圧装置の一例を示した概略回
路図で、カソード接地用X線管球用のX線高電圧装置の
概略回路図である。
【符号の説明】
9 X線管球 6c X線管フィラメント変圧器(中性点接地用X線管
球用) 13 X線管フィラメント変圧器(カソード接地用X線
管球用) 20 切替手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中性点接地用X線管球あるいはカソード接
    地用X線管球のいずれかを装着できる装着手段と、前記
    中性点接地用X線管球が装着された際に該管球に適する
    変圧器を通して電圧が印加され前記カソード接地用X線
    管球が装着された際に該管球に適する変圧器を通して電
    圧が印加される切替手段とを備えることを特徴とするX
    線高電圧装置。
JP33152891A 1991-11-21 1991-11-21 X線高電圧装置 Pending JPH05144592A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33152891A JPH05144592A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 X線高電圧装置

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JP33152891A JPH05144592A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 X線高電圧装置

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JPH05144592A true JPH05144592A (ja) 1993-06-11

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JP33152891A Pending JPH05144592A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 X線高電圧装置

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JP (1) JPH05144592A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024085364A1 (ko) * 2022-10-17 2024-04-25 주식회사 티인테크놀로지 엑스선 생성 장치 및 그 방법

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