JPH05144026A - フオーカス制御装置 - Google Patents

フオーカス制御装置

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JPH05144026A
JPH05144026A JP30300391A JP30300391A JPH05144026A JP H05144026 A JPH05144026 A JP H05144026A JP 30300391 A JP30300391 A JP 30300391A JP 30300391 A JP30300391 A JP 30300391A JP H05144026 A JPH05144026 A JP H05144026A
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JP
Japan
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objective lens
circuit
output
capacitance
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP30300391A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Mukai
敏治 向井
Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱振動等が大きい場合でもディスクに対物
レンズが衝突することを未然に防止するフォーカス制御
装置を提供することを目的とする。 【構成】 対物レンズ2に係合した第1の電極17dお
よび第2の電極17eによって対物レンズ2とディスク
1の間の距離を計測する帯域通過フィルタを構成し、第
1の発振回路16の出力を受ける。この帯域通過フィル
タの出力は第1の包絡線検波回路18において振幅が検
出され、第1の比較器19で所定の電圧と比較され、所
定のレベルを越えたとき第1のスイッチ20に切換信号
Ssを出力し、対物レンズ2を強制的にディスク1から
対物レンズ2を引き離す力を対物レンズ駆動回路11か
ら与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクのフォーカス
制御装置、特にフォーカス外れ時のフォーカス制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フォーカス制御装置は光ディスク
の記録再生装置に多用されている。以下に、従来のフォ
ーカス制御装置について説明する。
【0003】図4はこの従来のフォーカス制御装置のブ
ロック略図を示すものである。図4において、ディスク
1は同心円状もしくは螺旋状の情報トラックが記録され
ている。対物レンズ2はこの情報トラックに対してレー
ザ光を絞り込む働きをする。レーザダイオード3から照
射されたレーザ光はコリメータレンズ4において平行光
に変換され、ビームスプリッタ5を介して対物レンズ2
に入光し、ディスク1に光スポットを絞る。この光スポ
ットは、ディスク1によって反射され、対物レンズ2,
ビームスプリッタ5,シリンドリカルレンズ6を介して
4分割されたホトディテクタ7に入光する。
【0004】さて、対物レンズ2とディスク1との間の
距離をフォーカス誤差信号として検出する場合に於ける
誤差検出可能な範囲は、図5に示すような形を取る。こ
のため対物レンズ2とディスク1の間のフォーカス誤差
信号が略線形として発生する範囲(通常10μmP-P前後)
以内に入っている場合を除いて、誤差検出可能な範囲を
捜す動作が必要となる。
【0005】情報信号再生回路12は、図示の4分割の
ホトディテクタ7の総和を得て、再生情報信号Spbを出
力する。包絡線検波回路13はこの再生情報信号Spb
包絡線検波し検波信号Sdを得、比較器14に送る。比
較器14は、この検波信号Sdが所定のレベルを越えた
こと、即ち対物レンズ2が誤差検出可能な範囲に入った
ことを検出するとフォーカスロック信号Sflを出力す
る。
【0006】一方、ホトディテクタ7の出力は、フォー
カス誤差検出回路8に送られ、フォーカス誤差信号Sfe
を出力する。このフォーカス誤差信号Sfeは、位相補償
回路9で位相補償のフィルタリングを施され、スイッチ
10のB端子に送られる。このスイッチ10は、上記の
フォーカスロック信号Sflが出力されているときB端子
に接続され、それ以外の場合にはA端子側に接続され
る。フォーカスロック信号Sflが出力されず、即ち対物
レンズ2が誤差検出可能な範囲に入っていない場合、発
振回路15の出力は、スイッチ10のA端子を介して対
物レンズ駆動回路11に入力され、対物レンズ2を上下
動させて、誤差検出可能な範囲を捜す。フォーカスロッ
ク信号Sflが出力されると、フォーカス誤差検出回路
8,位相補償回路9,スイッチ10,対物レンズ駆動回
路11からなる焦点距離を一定に保つための一連のフォ
ーカス制御ループが構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、外乱振動などにより、フォーカス制御ル
ープが形成されている場合および誤差検出可能な範囲を
サーチする場合に、ディスク1と対物レンズ2が衝突し
てディスク1にダメージを与えるという問題点を有して
いた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、外乱振動が大きい場合でもディスク1に対物レンズ
2が衝突することを未然に防止するフォーカス制御装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のフォーカス制御装置は、ディスクにレーザ光
を照射し、そのディスクからの反射光を受ける対物レン
ズと、この対物レンズに係合し、上記ディスクと上記対
物レンズの間のギャップに応じて変化する静電容量を検
知する静電容量検知手段と、この静電容量に応じて出力
信号の振幅を変化させる容量振幅変換手段と、この容量
振幅変換手段の出力と所定の振幅レベルと比較する比較
手段と、この比較手段の出力に応じて所定の振幅レベル
を有する信号を出力する切換手段とこの切換手段の出力
に応じて上記対物レンズを駆動する駆動手段と、を備え
た構成を有している。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、対物レンズがデ
ィスクに近づきすぎると、静電容量検知手段の静電容量
が変化し、結果として容量振幅変換手段の出力信号の振
幅が変化する。これを、比較手段で所定の振幅レベルよ
りも大きくなったことを検出したとき、所定の電圧を駆
動手段に印加して対物レンズを強制的に下げることによ
り対物レンズとディスクの衝突を未然に防止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例におけるフォ
ーカス制御装置のブロック略図を示すものである。図1
において、ディスク1,対物レンズ2,レーザダイオー
ド3,コリメータレンズ4,ビームスプリッタ5,シリ
ンドリカルレンズ6,ホトディテクタ7,対物レンズ駆
動回路11,フォーカス誤差検出回路8,位相補償回路
9,情報信号再生回路12,第2の包絡線検波回路1
3,第2の比較器14,第2のスイッチ10および第2
の発振回路15は、第4図におけるディスク1,対物レ
ンズ2,レーザダイオード3,コリメータレンズ4,ビ
ームスプリッタ5,シリンドリカルレンズ6,ホトディ
テクタ7,対物レンズ駆動回路11,フォーカス誤差検
出回路8,位相補償回路9,情報信号再生回路12,包
絡線検波回路13,比較器14,スイッチ10および発
振回路15とそれぞれ同一であるので詳しい説明は省略
する。
【0013】対物レンズ2に係合した第1の電極17d
および第2の電極17eは、ディスク1の基盤材料の誘
電率に従った容量を有するコンデンサとして機能し、対
物レンズ2が、ディスク1に接近するにつれてエアギャ
ップが減少するので、その容量を増す。このような電極
の構造としては図2(a),(b),(c)に示すよう
な構造が考えられる。このように第1の電極17dおよ
び第2の電極17eは、静電容量検知手段として機能す
る。
【0014】この静電容量Cとコイル17bのインダク
タンスLと抵抗器17aの抵抗値Rによって、演算増幅
器17cは帯域通過フィルタを構成する。その伝達関数
G(s)は、 G(s)=sL/R/(1+s2LC) (1) となる。ここにsはラプラス演算子である。
【0015】この伝達関数G(s)の特性は、図3に示
すように静電容量Cが増加するに従って、即ちディスク
1と対物レンズ2が接近するに従って、周波数特性は図
3の20から21、22というふうに共振周波数が変化
する。
【0016】この帯域通過フィルタの中心周波数は結果
として対物レンズ2とディスク1の間の距離に依存して
変化する。このような帯域通過フィルタに対して第1の
発振回路16は、周波数f0なる正弦波を出力する。こ
のフィルタリングされた周波数は、第1の包絡線検波回
路18に送られ、振幅レベルを検出する。対物レンズ2
がディスク1に接触する一歩手前の周波数を伝達関数G
(s)の共振周波数として選べば、振幅レベルは急峻に
変化するので、容易に区別ができるようになる。 以上
の動作より、コイル17b,抵抗器17a,演算増幅器
17c,第1の発振回路16および第1の包絡線検波回
路18は、容量振幅変換手段を構成する。 第1の比較
器19は、比較手段を構成し、この振幅レベルが所定の
値を越えたこと、即ち、対物レンズ2がディスク1に異
常に接近したことを検出する。この時第1の比較器19
は、切換手段を構成する第1のスイッチ20に対して切
換信号Ssを送り、第1のスイッチ20は負の電圧−V
を駆動手段を構成する対物レンズ駆動回路11に印加
し、対物レンズ2をディスク1から引き離すような力を
加えて、対物レンズ2をディスク1から引き離す。その
のち、切換信号Ssが解除されると、再び第1のスイッ
チ20はC端子側に接続され、対物レンズ2とディスク
1の距離が離れた時、第2の発振回路15からの発振信
号を第2のスイッチ10のA端子から供給され、この発
振信号は第1のスイッチ20を介して対物レンズ駆動回
路11によって対物レンズ2を駆動して、外乱振動が収
まっている場合にはフォーカス誤差信号Sfeが検出可
能な範囲に追い込まれる。外乱振動によって対物レンズ
2がディスク1に異常接近する場合には、再び電圧−V
が印加され、対物レンズ2はディスク1から引き離され
る。この動作は、フォーカス誤差信号Sfeが検出可能
な範囲に入り、かつ外乱振動が無くなるまで繰り返され
る。
【0017】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズ2にディスク1との間の相対位置を検出する第1の電
極17d,第2の電極17e,コイル17b,演算増幅
器17c,抵抗器17a,第1の発振回路16,第1の
包絡線検波回路18,第1の比較器19および第1のス
イッチ20を設けることにより、外乱振動などによって
フォーカス制御ループが外れたり、フォーカス誤差検出
可能な範囲をサーチしているときに外乱振動が対物レン
ズにかかってもディスク1に対物レンズ2が衝突するこ
とを未然に防止することができる。
【0018】なお、以上の説明では、コイル17b,演
算増幅器17c,第1の発振回路16および第1の包絡
線検波回路19によって帯域通過フィルタのカットオフ
周波数が変化することを利用して容量振幅変換手段とし
て機能させていたが、第1の電極17dおよび第2の電
極17eによる静電容量検知手段を用いて発振器(例え
ばRC発振器)を構成し、その出力を周波数電圧変換し
て求めてもよい。
【0019】その他、本発明は種々変形実施可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は静電容量検知手
段、容量振幅変換手段および切換手段を設けることによ
り、ディスクに対物レンズが衝突することを未然に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフォーカス制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における電極の構造を示す平面図
【図3】同実施例における帯域通過フィルタの周波数特
性を示す特性図
【図4】従来例におけるフォーカス制御装置の構成を示
すブロック図
【図5】従来例におけるフォーカス誤差信号の誤差検出
可能な範囲を示す特性図
【符号の説明】
1 ディスク 2 対物レンズ 3 半導体レーザ 4 コリメータレンズ 5 ビームスプリッタ 6 シリンドリカルレンズ 7 ホトディテクタ 11 対物レンズ駆動回路 15 第2の発振回路 16 第1の発振回路 17a 抵抗器 17b コイル 17c 演算増幅器 17d 第1の電極 17e 第2の電極 18 第1の包絡線検波回路 19 第1の比較器 20 第1のスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにレーザ光を照射し、そのディ
    スクからの反射光を受ける対物レンズと、 この対物レンズに係合し、上記ディスクと上記対物レン
    ズの間のギャップに応じて変化する静電容量を検知する
    静電容量検知手段と、 この静電容量に応じて出力信号の振幅を変化させる容量
    振幅変換手段と、 この容量振幅変換手段の出力と所定の振幅レベルと比較
    する比較手段と、 この比較手段の出力に応じて所定の振幅レベルを有する
    信号を出力する切換手段と、 この切換手段の出力に応じて上記対物レンズを駆動する
    駆動手段と、を備えたフォーカス制御装置。
JP30300391A 1991-11-19 1991-11-19 フオーカス制御装置 Pending JPH05144026A (ja)

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JP30300391A JPH05144026A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 フオーカス制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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