JPH05143831A - 現金入出金装置の操作ミス防止方法 - Google Patents

現金入出金装置の操作ミス防止方法

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JPH05143831A
JPH05143831A JP30447391A JP30447391A JPH05143831A JP H05143831 A JPH05143831 A JP H05143831A JP 30447391 A JP30447391 A JP 30447391A JP 30447391 A JP30447391 A JP 30447391A JP H05143831 A JPH05143831 A JP H05143831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
cash
sensor
output device
withdrawal
Prior art date
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Pending
Application number
JP30447391A
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English (en)
Inventor
Isao Kawai
功 川合
Kazuo Hiranuma
和雄 平沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Chubu Software Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサにより、現金抜取り条件をチェック
し、ブザー音あるいは文言表示によって、操作者の抜取
り誤りを防止する。 【構成】 現金入出金装置1を2台の制御装置の何れか
が占有して運用する場合、装置1のセンサ5a,5bに
より、紙幣抜取り時の操作者の手8a,8bの動きを感
知し、不正である場合は制御装置の表示部およびブザー
によって操作者に注意し、訂正を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現金入出金装置および
端末装置において、正当でない操作者の現金入出金操作
を防止する方法に関し、特にセンサを利用することによ
り、操作者の目視のみによらずに現金の受け渡しミスを
防止することが可能な現金入出金装置の操作ミス防止方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2人の操作者が1台の現金入出金
装置を共用する場合、操作者の運用上の注意で抜取りミ
スを防止していた。この場合、例えば両操作者の装置占
有状態を示すランプを装置に設置し、そのランプの点消
灯を目視しすることによって、何れが現金を抜き取るの
かを認識する方法が採用されていた。さらに、このよう
な装置に抜取り防止用のガイドや突起物を設けて操作ミ
スを防止することも行なわれている。なお、この種の装
置として関連するものには、例えば特開平1−1206
95号、特開昭60−49497号等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、占
有ランプが消灯中で、自分の側で扱うベき現金でないに
も拘らず、出金口から紙幣を抜き取った場合の対策につ
いては配慮がなされておらず、そのまま出金紙幣として
処理する恐れがある。このため、誤まって現金を利用者
に渡す恐れもある。また、ガイドや突起物を設けると、
装置が大型化して広い設置スペースを要し、コストも高
くなってしまう。本発明の目的は、このような問題点を
改善し、現金の受け渡しミスを防止するのに好適な現金
入出金装置の操作ミス防止方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の現金入出金装置の操作ミス防止方法は、2
人の操作者(制御装置)が1台の現金入出金装置を共用
し、その操作者の何れかが装置を占有して現金の受け渡
しを行う場合、その装置の入出金口近傍に配置したセン
サにより、操作者の手の動きを感知し、その結果と装置
が認識している占有状態との対応を比較チェックするこ
とによって、取引操作の正当性を判断することに特徴が
ある。
【0005】
【作用】本発明においては、操作者A,Bの間に現金入
出金装置を配置し、操作の有無を感知するセンサは、操
作者の入出金動作時の手の動きを感知する位置に配置す
る。これにより、例えば操作者Aが入出金状態で入出金
動作を行う時、センサが操作者Aを感知すると、何の動
作もせず、通常の入出金処理が行われる。しかし、操作
者Bを感知すると、ブザーを鳴らして表示部にメッセー
ジを表示する。さらに、操作者Aが入出金状態にあり、
操作者Bがセンサに感知された状態で現金が抜き取られ
た場合、つまり、ブザー音およびメッセージ表示による
警告を無視して、操作者Bが現金を抜き取った場合に
は、再度、ブザー音およびメッセージ表示によって抜取
り誤りを通知し、その取引を中断させる。従って、操作
者の目視のみによらず、紙幣抜取り誤りによる現金事故
を防止することができ、操作者の精神的負担を軽減させ
る。また、センサは既存の装置に容易に設置できるた
め、広い設置スペースを要したり、コスト高になること
はない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は、本発明の一実施例における現金入出金シス
テムの構成図、図3は本発明の一実施例におけるセンサ
配置図である。図2において、1は2人の操作者A,B
が共用する現金入出金装置、2aは操作者Aの操作で現
金入出金装置1を占有する制御装置、2bは操作者Bの
操作で現金入出金装置1を占有する制御装置、3a,3
bはブザー、4a,4bはCRT等の表示部である。ま
た、現金入出金装置1には、図3に示すようにセンサが
配置されている。また、図3において、5aは操作者A
の手を感知するためのセンサ、5bは操作者Bの手を感
知するためのセンサ、6a,6bは装置の占有状態を示
すランプ、7は出金口の紙幣であり、8aは操作者Aの
手、8bは操作者Bの手を示す。本実施例では、両操作
者A,Bの間に現金入出金装置1を配置し、現金を出金
する際、操作者Aは現金入出金装置1の出金口の左側か
ら現金を扱い、操作者Bは右側から現金を扱うものとす
る。
【0007】次に、本実施例における出金操作時の動作
について述べる。図1は、本発明の一実施例における操
作ミス防止方法を示すフローチャートである。本実施例
では、制御装置2a,2bの何れかが現金入出金装置1
を占有している場合、センサ5a,5bの何れかが不正
を感知すると、直ちに警告としてブザー3a,3bを鳴
らし、表示部4a,4bにメッセージを表示する。さら
に、紙幣7が抜き取られた時に、占有状態にない制御装
置の側のセンサが感知すると、警告としてブザー3a,
3bを鳴らして、表示部4a,4bに抜取り誤りが発生
した旨のメッセージを表示し、取引を中断する。このセ
ンサ感知条件は図1に示される。これにより、例えば現
金入出金装置1の右側の操作者Bが出金処理で装置1を
占有する場合、占有を示すランプ6bが点灯する。この
時、センサ5bが操作者Bの手8bを感知しないか、あ
るいはセンサ5aが感知した場合は、センサ不正である
とする(101)。この場合、ブザー音の発生およびメ
ッセージ表示による警告を行う(102)。さらに、セ
ンサ不正の状態で、紙幣7が抜き取られた場合には(1
03)、抜取り誤りが発生したものと判断し、ブザー音
の発生および抜取り誤りがあった旨のメッセージ表示を
行ない(104)、取引を中断させる(105)。な
お、本実施例では出金処理について述べているが、入金
処理についても同様にセンサを用いる方法を適用するこ
とができる。また、本実施例で示したセンサ不正の判定
を装置の使用環境により厳しくチェックしたり、緩くチ
ェックしたりすることができる。すなわち、センサの精
度と処理装置側のロジックの組み合わせで判定の厳密さ
のレベルを任意に設定できるので、機械的な操作ミス防
止方法と比べ、より柔軟な対応が可能である。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、次に示す効果を得るこ
とができる。 (1)紙幣抜取り誤りによる現金事故を防止する。 (2)現金入出金装置が何れの操作者により占有されて
いるかを、占有ランプの目視だけでなく、ブザー音また
はディスプレイのメッセージ表示によって認識できるた
め、操作者の精神的負担を軽減する。 (3)センサの設置は、大幅な機構を伴うことなく、既
存の装置に比較的簡単に設置することできるため、広い
設置スペースおよび高いコストを必要としない。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における操作ミス防止方法を
示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例における現金入出金システム
の構成図である。
【図3】本発明の一実施例におけるセンサ配置図であ
る。
【符号の説明】
1 現金入出金装置 2a 制御装置 2b 制御装置 3a ブザー 3b ブザー 4a 表示部 4b 表示部 5a センサ 5b センサ 6a ランプ 6b ランプ 7 紙幣 8a 操作者Aの手 8b 操作者Bの手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2人の操作者が1台の現金入出金装置を
    共用し、該操作者の何れかが該装置を占有して現金の受
    け渡しを行う場合の操作ミス防止方法において、上記装
    置の入出金口近傍に操作者の手を感知する手段を配置
    し、該装置が認識している占有状態と操作者の手の動き
    によるセンス結果の対応を比較チェックすることによ
    り、取引操作の正当性を判断することを特徴とする現金
    入出力装置の操作ミス防止方法。
JP30447391A 1991-11-20 1991-11-20 現金入出金装置の操作ミス防止方法 Pending JPH05143831A (ja)

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JP (1) JPH05143831A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032504A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Laurel Precision Machines Co Ltd 硬貨処理機
JP2016167324A (ja) * 2016-06-24 2016-09-15 ローレル精機株式会社 硬貨処理機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032504A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Laurel Precision Machines Co Ltd 硬貨処理機
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