JPH051435Y2 - - Google Patents

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JPH051435Y2
JPH051435Y2 JP1986017883U JP1788386U JPH051435Y2 JP H051435 Y2 JPH051435 Y2 JP H051435Y2 JP 1986017883 U JP1986017883 U JP 1986017883U JP 1788386 U JP1788386 U JP 1788386U JP H051435 Y2 JPH051435 Y2 JP H051435Y2
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JP
Japan
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magnet
clip
actuating body
fixed
leg rod
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JP1986017883U
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JPS62131891U (ja
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  • Clips For Writing Implements (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は繰出装置に連動して、筆記具の使用時
にはクリツプが軸筒内に没入、或いは軸筒外面に
密着状となつて使用の邪魔とならず、また不使用
時にはクリツプが突出してポケツト等に挟着可能
となるよう構成される筆記具のクリツプ出没装置
の改良に関する。
(従来技術の問題点) かかる構成の筆記具は特開昭57−38200等に開
示されているが、カム作用を利用するため構成が
複雑となり、また作動抵抗が大となる問題点を有
している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は図に示すように、軸筒1,101内
に、脚杆12,112に磁石11,111が取付
けられたクリツプ10,110が枢着されると共
に、繰出装置17,117に連動する作動体2
4,124が装着され、該作動体24,124に
はペン先の突出時に同期して脚杆12,112の
磁石11,111と対応する位置に吸引用磁石2
7,127が固定され、且つペン先の没入時に同
期して脚杆12,112の磁石11,111と対
応する位置に反発用磁石28,128が所定間隔
をおいて固定され、筆記具の使用時にはクリツプ
が軸筒内に没入、或いは軸筒表面に密着状となつ
て邪魔とならず、また不使用時にはクリツプが上
昇してポケツト等に挟着可能となるよう構成され
る。
(実施例) 第1図乃至第4図は第1の実施例である。
1は軸筒であり、先栓2を有する前軸3と、尾
栓4と側面に窓孔5を有する後軸6より構成され
る。
7はボールペンやサインペンに構成された筆記
体であり、先栓2の段部8に前端が係止されるス
プリング9により後方へ弾発されている。
10はクリツプであり、軸心側に磁石11が接
着等手段で装着された板状の脚杆12、および脚
杆12の後部に連設され枢軸13が貫通された取
付け部14よりなる。
クリツプ10は、窓孔5に遊嵌され、枢軸13
が後軸6内に固定された固定環15の軸受溝16
に枢着されており、枢軸13を支点として回動し
脚杆12の表面と後軸6の表面が面一状となつた
状態から軸筒1間と脚杆12間にポケツトを挟着
可能となる範囲で出没自在に取付けられている。
17は公知の繰出機構であり、前軸3の後部に
固定され、軸方向に摺動溝18が形成され後方に
突出する固定筒19、摺動溝18に遊嵌する係合
突起20を有し筆記体7の後端に当接して軸方向
に摺動自在な摺動部材21、および後軸6内に固
定され固定筒19の外周と回動自在であり前端部
に係合突起20を案内する案内斜面22を有する
筒状カム23よりなる。
24は固定筒19の後部に連設された筒状の作
動体であり、繰出装置17に連動して後軸6内の
周方向に回動自在に装着されている。
作動体24には周方向に所定間隔をおいて貫設
された孔25,26に吸引用磁石27、および反
発用磁石28が接着等の手段で固定されている。
この吸引用磁石27は繰出装置17が作動しペ
ン先7′が突出された時と同期して脚杆12の磁
石11と対応する位置にあり、対向する面がSと
NあるいはNとSの如く異極となり磁石11を介
して脚杆12を軸心方向へ吸引している。
また、反発用磁石26は繰出装置17が作動し
ペン先7′が没入された時と同期して脚杆12の
磁石11と対応する位置にあり、対向する面がS
とSあるいはNとNの如く同極となり磁石11を
介して脚杆12を非軸心方向へ反発させる。
第5図は第2の実施例であり、ペン先が軸筒1
01内に没入された状態の要部断面を示す。
本実施例における磁石111は脚杆112の後
方に装着されている。
また作動体124は公知のノツク式操出装置1
17〔図示省略〕のノツク杆を兼ねており繰出装
置117に連動して周方向に回動不可かつ軸方向
に摺動自在に装着されている。
作動体124にはペン先突出時に同期して磁石
111に対応する位置に貫設された凹孔125
に、磁石111との対向面が異極となる吸引用磁
石127が固定されている。
そして、磁石127の前部側にはペン先没入の
作動に必要な所定距離Lをおいて、即ちペン先突
出時に同期して磁石111と対応する位置に貫設
された凹孔126に磁石111との対向面が同極
となる反発用磁石128が固定されている。
尚、本考案に於いては第1の実施例における磁
石27,28を孔25,26に一本の棒磁石を貫
通固定せしめて構成してもよい。
また第2の実施例における磁石127,128
も凹孔125,126を一個の凹孔に連設し、該
凹孔に一本の棒磁石を嵌入固定せしめて構成して
もよい。
その他本考案に於いてはクリツプ10,110
の取付け部14,114の枢着構造も公知の構造
が採用でき各種の変形が可能である。
(作用) 次に本考案実施例の作用について説明する。
第1の実施例では前軸3と後軸6の相対的回動
により繰出装置17が作動しペン先7′が軸筒1
の前端より出没する。
このとき前記作動に連動して作動筒24も回動
するので、ペン先7′が軸筒1より突出係止され
るときは脚杆12の磁石11と吸引用磁石27が
対向し、両者の磁力により脚杆12が軸心方向へ
吸引され枢軸13を支点として回動して没入し、
窓孔5内に収納される。(第1図) 従つて、軸筒1とクリツプ10の外面が面一状
となりクリツプ10が筆記の邪魔とならない。
また、使用を終了しペン先7′を軸筒1内に没
入させるときは作動筒24が回動し脚杆12の磁
石11と反発用磁石28が対向し、両者の磁力に
より脚杆12が非軸心方向へ反発され脚杆12は
枢軸13を支点として一定範囲回動し窓孔5によ
り突出され、ポケツト等へ挟着可能となる。(第
4図) この状態より、ペン先7′を突出させ筆記具を
使用するときは、前記と逆の作用により第1図に
示す状態となる。
第2の実施例ではノツク杆を兼ねる作動筒12
4と軸筒101の相対的摺動により繰出装置11
7が作動しペン先が軸筒101の前端より出没す
る。
このとき前記作動に連動して作動筒124も摺
動するので、ペン先が軸筒101より突出係止さ
れるときは脚杆112の磁石111と吸引用磁石
127が対向し、両者の磁力により軸心方向へ吸
引され枢軸113を支点として回動し、脚杆11
2が軸筒101側に移動し、軸筒101表面に密
着状に係止される。
従つて、クリツプ110が筆記の邪魔となるこ
とはない。
また、使用を終了しペン先を軸筒101内に没
入係止させるときは作動筒124が摺動し脚杆1
12の磁石111と反発用磁石128が対向し、
両者の磁力により脚杆112が非軸心方向へ反発
され第1の実施例と同様に突出され、ポケツトへ
挟着可能となる。
(効果) 本考案は以上のように構成されるので、構成が
簡単であり、安価に製造し得る。
また磁力により作動するので作動抵抗が極めて
小であり円滑に作動し得ると共に故障の発生も皆
無とできる筆記具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の使用時を示す縦断面
図、第2図は第1図のa−a断面図、第3図は第
1図のb−b断面図、第4図は第1の実施例の不
使用時を示す要部断面図である。第5図は第2の
実施例の使用時を示す要部断面図である。 軸筒……1,101、窓孔……5,105、ク
リツプ……10,110、磁石……11,11
1、脚杆……12,112、取付け部……14,
114、繰出装置……17,117、作動筒……
24,124、吸引用磁石……27,127、反
発用磁石……28,128。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸筒内に、脚杆に磁石が装着されたクリツプ
    の取付け部が軸筒側面の窓孔を介して枢着され
    ると共に、繰出装置に連動する作動体が装着さ
    れており、前記作動体にはペン先の突出時に同
    期して脚杆と対応する位置に吸着用磁石が固定
    され、且つペン先没入時同期して脚杆と対応す
    る位置に反発用磁石が固定されているクリツプ
    出没装置。 (2) 作動体が周方向に回動自在に装着されると共
    に、作動体の周方向に所定距離をおいて吸着用
    磁石と反発用磁石が固定されている実用新案登
    録請求の範囲の第1項記載のクリツプ出没装
    置。 (3) 作動体が軸方向に摺動自在に装着されると共
    に、作動体の軸方向に所定距離をおいて吸着用
    磁石と反発用磁石が固定されている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のクリツプ出没装置。
JP1986017883U 1986-02-10 1986-02-10 Expired - Lifetime JPH051435Y2 (ja)

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JP1986017883U JPH051435Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JPS62131891U JPS62131891U (ja) 1987-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5997093U (ja) * 1982-12-22 1984-06-30 三菱鉛筆株式会社 筆記具に於けるクリツプの出没機構
JPS60142985U (ja) * 1984-03-02 1985-09-21 三菱鉛筆株式会社 回転式筆記具

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