JPH051422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051422Y2 JPH051422Y2 JP1986071495U JP7149586U JPH051422Y2 JP H051422 Y2 JPH051422 Y2 JP H051422Y2 JP 1986071495 U JP1986071495 U JP 1986071495U JP 7149586 U JP7149586 U JP 7149586U JP H051422 Y2 JPH051422 Y2 JP H051422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- knob
- cam
- shaft cylinder
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はマーキングペン、毛筆用ペン等の通常
の筆記具及びアイライナー等の化粧用具、より詳
細には、軸筒後端のノツク扞により弁機構を作動
させ軸筒内に収容のインキ、塗布液及び化粧液等
をペン体に供給するようにした筆記具であつて、
誤作動による内部液体の流出トラブルを解消する
安全機構付き筆記具に関するものである。
の筆記具及びアイライナー等の化粧用具、より詳
細には、軸筒後端のノツク扞により弁機構を作動
させ軸筒内に収容のインキ、塗布液及び化粧液等
をペン体に供給するようにした筆記具であつて、
誤作動による内部液体の流出トラブルを解消する
安全機構付き筆記具に関するものである。
従来の技術
従来よりこの種の筆記具に関し、実公昭48−
16943、実公昭57−55114、実開昭59−29284、実
開昭60−134672、実開昭61−20379号公報等の提
案がなされているが、何れにもノツク扞の誤作動
による液体の流出トラブルを解消する有効な提案
はなされていなかつた。
16943、実公昭57−55114、実開昭59−29284、実
開昭60−134672、実開昭61−20379号公報等の提
案がなされているが、何れにもノツク扞の誤作動
による液体の流出トラブルを解消する有効な提案
はなされていなかつた。
本考案が解決しようとする問題点
この種の筆記具が例えば化粧用のアイライナー
として女性のハンドバツクに入れられた場合、不
用意に外部からの力を受けて軸筒のノツク扞が押
された場合、軸筒内の化粧液が流出してハンドバ
ツク内部を汚したり、或いは工場から出荷され消
費者の手に渡る間の運搬時に力を受け、ペン先に
軸筒内の液体が過剰に押し出されて、周囲を汚染
するトラブルを発生させがちであるが、本考案
は、簡単な操作で作動して機能し、しかも筆記具
の外観性や携帯性を損なわない安全機構付き筆記
具を提供しようとするものである。
として女性のハンドバツクに入れられた場合、不
用意に外部からの力を受けて軸筒のノツク扞が押
された場合、軸筒内の化粧液が流出してハンドバ
ツク内部を汚したり、或いは工場から出荷され消
費者の手に渡る間の運搬時に力を受け、ペン先に
軸筒内の液体が過剰に押し出されて、周囲を汚染
するトラブルを発生させがちであるが、本考案
は、簡単な操作で作動して機能し、しかも筆記具
の外観性や携帯性を損なわない安全機構付き筆記
具を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
以下添付図面に示した実施例について本考案を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
１は内部にインキ、塗布液又は化粧液を収納す
るアルミニユウム、或いは合成樹脂からなる軸筒
であり、この軸筒１の先端部には例えばアクリ
ル、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維束や、
発泡ウレタン等からなる適宜の毛細管作用を有す
るペン体９を挿着した首部３を螺着し、その後部
には弁２１と一体に形成された作動子２２を有す
る弁部２が嵌着され、軸筒後端には前記作動子２
２側に、液漏れ防止用の伸縮自在な蛇腹状部材４
を覆せた、安全機構付きノツク部５が固着され
る。
るアルミニユウム、或いは合成樹脂からなる軸筒
であり、この軸筒１の先端部には例えばアクリ
ル、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維束や、
発泡ウレタン等からなる適宜の毛細管作用を有す
るペン体９を挿着した首部３を螺着し、その後部
には弁２１と一体に形成された作動子２２を有す
る弁部２が嵌着され、軸筒後端には前記作動子２
２側に、液漏れ防止用の伸縮自在な蛇腹状部材４
を覆せた、安全機構付きノツク部５が固着され
る。
該安全機構付きノツク部５は蛇腹状部材４側に
カム部５２を有し、軸方向のみに作動可能で回転
不能のノツク片５１、その後部にはカム部５４を
有したカム部材５３を備え、該カム部材５３はノ
ツク扞５５と一体に固着され、軸方向及び回転方
向ともに作動可能で有り、常に軸筒前方向に、弁
部バネ２３より弾発力が弱いバネ６により弾発さ
れる構成となつている。
カム部５２を有し、軸方向のみに作動可能で回転
不能のノツク片５１、その後部にはカム部５４を
有したカム部材５３を備え、該カム部材５３はノ
ツク扞５５と一体に固着され、軸方向及び回転方
向ともに作動可能で有り、常に軸筒前方向に、弁
部バネ２３より弾発力が弱いバネ６により弾発さ
れる構成となつている。
作 用
次に作動状態について説明する。
ノツク扞５５を軸後方向に引き、そのままの状
態で回転させ、ノツク片５１のカム部５２とカム
部材５３のカム部５４を当接させる事により、ノ
ツク扞５５と尾栓５６の間に空間７が形成され、
ノツク動作が可能な弁押圧可能位置となる。
態で回転させ、ノツク片５１のカム部５２とカム
部材５３のカム部５４を当接させる事により、ノ
ツク扞５５と尾栓５６の間に空間７が形成され、
ノツク動作が可能な弁押圧可能位置となる。
この状態でノツク扞５５を押すことにより、カ
ム部材５３のカム部５４からノツク片５１、そし
て蛇腹状部材４を介して、作動子２２に力が伝わ
り弁２１を開口させ、内部液体８をペン体９へ供
給することが出来る。
ム部材５３のカム部５４からノツク片５１、そし
て蛇腹状部材４を介して、作動子２２に力が伝わ
り弁２１を開口させ、内部液体８をペン体９へ供
給することが出来る。
ノツク扞５５から手を離すと、蛇腹状部材４は
自身の弾力で元の位置に戻り、弁２１も弁部バネ
２３の弾力で復元し、液体の流出を停止させる。
自身の弾力で元の位置に戻り、弁２１も弁部バネ
２３の弾力で復元し、液体の流出を停止させる。
また携帯時には、ノツク扞５５を回転させ、尾
栓５６に密着する、弁押圧不可能位置とすること
により、ノツク扞５５に不用意な力が加わつても
弁２１は開く事がなく、軸筒内部の液体８の流出
を防止出来る。
栓５６に密着する、弁押圧不可能位置とすること
により、ノツク扞５５に不用意な力が加わつても
弁２１は開く事がなく、軸筒内部の液体８の流出
を防止出来る。
また第３図の如く、カム部５２，５４を曲面状
に形成することにより、ノツク扞５５を引き上げ
なくとも回転動作だけで弁押圧可能位置となる。
に形成することにより、ノツク扞５５を引き上げ
なくとも回転動作だけで弁押圧可能位置となる。
考案の効果
このように本考案筆記具は構成されているので
液体導出に対しては、従来の構造に比べ何ら劣る
ことは無いうえに、不使用時、例えば携帯時や運
搬時に不用意な力がノツク扞に加わつても、作動
子の前進によつて弁が開かれ、液体が押し出され
ることはない。
液体導出に対しては、従来の構造に比べ何ら劣る
ことは無いうえに、不使用時、例えば携帯時や運
搬時に不用意な力がノツク扞に加わつても、作動
子の前進によつて弁が開かれ、液体が押し出され
ることはない。
第１図は本考案筆記具の縦断面図、第２図は安
全機構付きノツク部の作動状態の縦断面図、第３
図は他の実施例を示す安全機構付きノツク部の縦
断面図である。 １……軸筒、２……弁部、２１……弁、２２…
…作動子、２３……弁部バネ、３……首部、４…
…蛇腹状部材、５……安全機構付きノツク部、５
１……ノツク片、５２……カム部、５３……カム
部材、５４……カム部、５５……ノツク扞、５６
……尾栓、６……バネ、７……空間、８……液
体、９……ペン体、１０……攪拌用部材。
全機構付きノツク部の作動状態の縦断面図、第３
図は他の実施例を示す安全機構付きノツク部の縦
断面図である。 １……軸筒、２……弁部、２１……弁、２２…
…作動子、２３……弁部バネ、３……首部、４…
…蛇腹状部材、５……安全機構付きノツク部、５
１……ノツク片、５２……カム部、５３……カム
部材、５４……カム部、５５……ノツク扞、５６
……尾栓、６……バネ、７……空間、８……液
体、９……ペン体、１０……攪拌用部材。
Claims (1)
- 軸筒１の前方に弁機構２を有し、後端のノツク
扞５５に連動する作動子２２により弁２１を開閉
し、軸筒内部の液体８をペン体９へ供給するタイ
プの筆記具であつて、ノツク機構の前端側に伸縮
自在な蛇腹状部材４を取付けた安全機構付きノツ
ク部５が軸筒１の後端部に固着されており、該安
全機構付きノツク部５は、蛇腹状部材４側に、カ
ム部５２を有し軸方向のみに作動するノツク片５
１、その後部には前記カム部５２と組合う形状の
カム部５４を有し、軸筒１後端より突出するノツ
ク扞５５と一体に固着され、回転方向及び軸方向
ともに作動が可能なカム部材５３、及びノツク扞
５５を軸筒前方向に常に弾発し、弁部バネ２３よ
り弾発力が弱いバネ６から構成されており、弁押
圧可能位置では、前記カム部５２と前記カム部５
４が当接されて軸筒１後端とノツク扞５５との間
に空間７が形成されてなり、一方弁押圧不可能位
置ではカム部５２とカム部５４が組合わされて軸
筒１後端にノツク扞５５が当接されてなり、前記
ノツク扞５５を回転させることにより、弁押圧可
能位置と、弁押圧不可能位置に操作可能な安全機
構付き筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986071495U JPH051422Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986071495U JPH051422Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62182782U JPS62182782U (ja) | 1987-11-19 |
| JPH051422Y2 true JPH051422Y2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=30914101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986071495U Expired - Lifetime JPH051422Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051422Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58192081U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-20 | ぺんてる株式会社 | 筆記具の空気調節装置 |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP1986071495U patent/JPH051422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62182782U (ja) | 1987-11-19 |
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