JPH0514201Y2 - - Google Patents

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JPH0514201Y2
JPH0514201Y2 JP1986171490U JP17149086U JPH0514201Y2 JP H0514201 Y2 JPH0514201 Y2 JP H0514201Y2 JP 1986171490 U JP1986171490 U JP 1986171490U JP 17149086 U JP17149086 U JP 17149086U JP H0514201 Y2 JPH0514201 Y2 JP H0514201Y2
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JP
Japan
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liquid fuel
kerosene
detection sensor
temperature
gasoline
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JP1986171490U
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JPS6378218U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は液体燃料燃焼装置に関し、液体燃料の
種類とか燃料切れ等を検知する液体燃料検知セン
サーに関する。
〈従来技術…考案の背景〉 石油ストーブに代表される、燈油を主燃料とし
た燃料装置は、日本国内に於いて最もポピユラー
な暖房機器の一つであり、海外に於いても安価な
暖房機器として普及しつつある。ところでこの燃
焼装置は燈油を使用することを前提に安全性が保
証されているが、ガソリン等の誘爆点の低い燃料
を誤つて使用した場合には深刻な事故に発展する
危険性がある。この危険性が近年富に問題視され
るようになつてきた。そこで燈油燃焼装置への燃
料の供給時あるいは点火前に燃料の種類を識別し
警報を発することのできる装置が望まれている。
〈考案が解決しようとする問題点…目的〉 本考案は上記背景に基づいてなされたもので、
液体燃料燃焼装置に指定外の液体燃料が供給され
た場合に、警報を発したり燃焼装置の運転を停止
させたりするための安価なセンサーが無かつたの
で、安価な液体燃料検知センサーの提供を目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉 液体燃料面の上部に配設する2個の感温素子の
一方に液体燃料を吸い上げる部材を取着した液体
燃料検知センサー。
〈作用〉 液体燃料面の上部に配設した2個の感温素子の
うち、液体燃料を吸い上げる部材を取着した一方
の感温素子が蒸気圧と平衡にある液体燃料固有の
温度を示し、他方の感温素子が雰囲気温度を示
し、2個の感温素子の温度差は液体燃料の種類に
対応して固有の値であるので、2個の感温素子の
温度差を検知することによつて液体燃料の種類を
識別することが可能である。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本考案の液体燃料検知センサーを取付
けた燈油燃焼装置の要部断面図で、第2図は第1
図の検知センサー部拡大図であり、第3図は検知
センサーをガソリン混入警報装置に利用した場合
の電気回路の一例を示す基本電気回路図である。
図中の1はカートリツジ燃料タンク、2は燃焼
タンク3内の燈油(液体燃料)であり、燃焼芯4
にて消費された分だけ燃料タンク1より補充され
て常に一定油量になるようになつている。5は燃
焼タンク3の天井壁に取付けられた本考案の液体
燃料検知センサーであり、天井壁に穿設された取
付孔3aに臨ませて液面の上方数mmに位置するよ
うにに配設された略同特性の2個のサーミスタ
(感温素子)6,7と、一方のサーミスタ6に取
着された液体燃料吸い上げ布8と、基板9とから
なるものである。該検知センサー5は燃焼中、消
火中に拘らず他の熱源により2個のサーミスタ
6,7間に温度差が生じない位置に配設するのが
好しい。
この検知センサー5を燈油燃焼装置のガソリン
混入警報装置に利用する場合には、第3図に示す
如く、2個のサーミスタ6,7を抵抗R1,R2
介して定電圧電源(+Vcc)・アース間に並列に
接続し、接続点A,Bの電位差を差動増幅回路1
0で増幅して、増幅回路10の出力がガソリンが
混入されたときに生じる大出力であるならばトラ
ンジスタTrをONにして、警報用LED11を点灯
させたり警報ブザー(図示せず)を鳴動させるよ
うにする。尚、第3図の電気回路において、燈油
が供給されている場合には接続点A,Bの電位差
がOVもしくは若干AV<BVとなるように、ガソリ
ンが混入された場合にはガソリンの蒸発によりサ
ーミスタ6の温度が低下してAV>BVとなるよう
に抵抗R1,R2の値を設定すると、警報装置の誤
動作が生じにくくてよい。
本考案の液体燃料検知センサーは乾湿球湿度計
の原理を応用するものなので燃焼タンク3内の蒸
気圧が液体燃料の飽和蒸気圧に達したならば2個
のサーミスタの温度差が無くなつてセンサーの機
能を果さなくなる虞があるが、例えば燈油とまち
がえてガソリンが供給された場合にはその直後し
ばらくは燃焼タンク3内の蒸気圧がガソリンの飽
和蒸気圧に達しないので、使用者に警報を発した
り燃焼装置の運転を停止させることができる。
又、完全な灯油切れでない状態でガソリンが供
給された場合でもガソリンの比重(0.72)は燈油
の比重(0.79)に対して軽いので燈油の表面にガ
ソリンが浮き、ガソリンの検知に支障はない。
更に又、燃焼タンク3内の蒸気圧が燈油の飽和
蒸気圧に達しないように蒸気抜き等を設けた上、
液体燃料吸い上げ布8の先端を燃料切れ液面レベ
ルに位置させれば、燃料切れを検知するセンサー
としても利用できる。
本実施例においては本考案のセンサー5にて燈
油とガソリンの識別を行なつているが、サーミス
タ7で検知した雰囲気温度とサーミスタ6,7の
温度差を入力データとして、マイコン等により予
め記憶しているデータと照合すれば、各種液体燃
料の識別が可能である。
〈効果〉 本考案の液体燃料検知センサーは安価にして液
体燃料の識別に関する出力を得ることができ、例
えば燈油燃焼装置に使用者が誤つてガソリンを供
給した場合に深刻な事故に至るのを未然に防ぐべ
く警報を発する等、石油ストーブに代表される燈
油燃焼暖房機器への利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の液体燃料検知センサーを取付
けた燈油燃焼装置の要部断面図、第2図は第1図
の検知センサー部拡大図、第3図は本考案のセン
サーを警報装置に利用した基本電気回路図であ
る。 符号、2……燈油、5……液体燃料検知センサ
ー、6,7……感温素子、8……液体燃料を吸い
上げる部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 液体燃料面の上方に配設してある2個の感温
    素子の一方に液体燃料を吸い上げる部材を取着
    し液体燃料固有の温度を検知させ、 又他方の感温素子に雰囲気温度を検知させ、
    二つの検知された温度差を比較して液体燃料の
    種類を識別するための識別装置を設けたことを
    特徴とする液体燃料検知センサー。 2 上記2個の感温素子を燈油燃焼装置の燃焼タ
    ンク内の燈油面上方に配設し、検知した温度の
    温度差に基づいて、ガソリンの混入を検知する
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の液体燃料
    検知センサー。
JP1986171490U 1986-11-07 1986-11-07 Expired - Lifetime JPH0514201Y2 (ja)

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JPS6378218U JPS6378218U (ja) 1988-05-24
JPH0514201Y2 true JPH0514201Y2 (ja) 1993-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2747033B2 (ja) * 1989-06-26 1998-05-06 塩野義製薬株式会社 精密計量装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852289A (ja) * 1971-10-27 1973-07-23 Ipsen Ind Int Gmbh
JPS5024224U (ja) * 1973-06-28 1975-03-19

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JPS4852289A (ja) * 1971-10-27 1973-07-23 Ipsen Ind Int Gmbh
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